JPS60179339A

JPS60179339A - トランスミツシヨンの遠隔操作系統

Info

Publication number: JPS60179339A
Application number: JP3656584A
Authority: JP
Inventors: Nobuo Akezora; 明空　信夫
Original assignee: Hino Motors Ltd; Hino Jidosha Kogyo KK
Current assignee: Hino Motors Ltd
Priority date: 1984-02-28
Filing date: 1984-02-28
Publication date: 1985-09-13
Anticipated expiration: 2010-12-06
Also published as: JPH07113412B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、動力源に内燃機関を使用する車両のトラン
スミッションの遠隔操作系統に関する。

従来、この種の遠隔操作系統は、運転席側に配置される
操作装置と、トランスミッション側に配置される被操作
装置と、それら操作装置および被操作装置を互いに連結
する一対のブツシュ・ゾル・ケーブルとよシ構成され、
それら操作装置および被操作装置に備えられるビームが
シフト・シャフトおよびセレクト・シャフトを構成する
フック型継手に支持され、そのブツシュ・ゾル・ケーブ
ルに接続されるか、若しくは、被操作装置におけるビー
ムがトランスミッションのセレクト・アンド・シフト・
シャフトに固定されたロツｒに支持され、そのブツシュ
・プル・ケーブルに接続されるので、操作量および操作
力の伝達効率が低く、そのグツシュ・プル・ケーブルに
おけるアウタ・ケーブルとインナ・ケーブルとの間にし
ぶシを生じ、そのしふりを伴なって、そのブツシュ・ゾ
ル・ケーブルが摺動、屈曲され、損傷や破損され易すく
なシ、長期の使用が困難であった。また、後者の場合に
は、さらに、反力ロットが必要であった。

この発明の目的は、操作量および操作力の伝達効率を向
上し、ブツシュ・ゾル・ケーブルにおけるアウタ・ケー
ブルとインチ・ケーブルとの間のしぶりを緩和し、その
グツシュ・ゾル・ケーブルの損傷、破損を防止し、長期
の使用を可能にするトランスミッションの遠隔操作系統
の提供にある。

それらを課題として、この発明のトランスミッションの
遠隔操作系統は、操作装置と、被操作装置と、それら操
作装置およ、び被操作装置を互いに連結する一対のブツ
シュ・ゾル・ケーブルとを含むものにして、先ず、その
被操作装置が、そのトランスミッション側の支持部に配
置されるシフト・シャフトと、そのシフト・シャフトに
一端を揺動可能に支持させる一対の揺動リンク・レバー
と、その揺動リンク・レバーの他端間に配置され、その
シフト・シャフトに関して揺動する揺動シャフトと、そ
のシフト・シャフトに片寄らされた状態で、その揺動シ
ャフトに回転可能に支持されるセレクト・シャフトと、
そのセレクト・シャフトに揺動可能に支持され、かつ、
そのセレクト・シャフトの両側において、そのブツシュ
・プル・ケーブルに連結されるクロス・コンドロールド
・ビームと、その揺動リンク・レバーに関連して、その
クロス−コンドロールド會ビームヲソのトランスミッシ
ョンのセレクト・アンド・シフト・シャフトに連結する
セレクト・アンド・シフト・リンク・レバーとを少なく
とも含む構成として、その位置的に固定されたシフト・
シャフトに関して、そのセレクト・シャフトおよびクロ
ス・コントロール・ビームをそのブツシュ・ゾル・ケー
ブルのインナ・ケーブルの往復摺動する方向に実質的に
往復移動さ・せるものであシ、また、その操作装置がギ
ヤ・セレクト・アンド・シフト・レバー側の支持部に配
置されるシフト・シャフトと、そのシフト・シャフトに
一端を揺動可能に支持させる一対の揺動リンク・レバー
と、その揺動リンク・レバーの他端間に配置され、その
シフト・シャフトに関して揺動する揺動シャフトと、そ
のシフト・シャフトに片寄らされた状態で、その揺動シ
ャフトに回転可能に支持されるセレクト・シャフトと、
そのセレクト・シャフトに揺動可能に支持され、かつ、
そのセレクト・シャフトの両側において、そのブツシュ
・フ０ル・ケーブルに連結されるクロス・コントロール
ービームト、ソのクロス−コントロール・ビームに連結
されるギヤ・セレクト・アンド・シフト・レバーとを少
なくとも含む構成にして、その位置的に固定されたシフ
ト・シャフトに関して、そのセレクト・シャフトおよび
クロス・コントロール・ビームヲソのブツシュ優りル拳
ケーブルのインナ・ケーブルの往復摺動する方向に実質
的に往復移動させるものである。

以下、この発明に係るトランスミッションの遠隔操作系
統の望ましい具体例について、図面を参照して説明する
。

第１および２図は、大型のティルト・キャブ型トランク
に適するようになされたこの発明のトランスミッション
の遠隔操作系統の具体例１０を示している。

その遠隔操作系統１０は、キャブのフロアに配置された
操作装置１１と、トランスミッション６０に配置された
被操作装置１２と、それら操作装置１１および被操作装
置１２を互いに連結する一対のブツシュ・プル・ケーブ
ル１３．１４とを含んでいる。そのトランスミッション
６０は、また、前進５段、後退１段の同期噛合い型に構
成され、また、そのトランスミッション６０のために、
この遠隔操作系統ｌＯにおけるギヤ・セレクト・アンド
・シフト・レバー２９は、第２図に示すヌビード・ダー
ト・ｉＲターンにおいて、第１速（１）−後退（川のセ
レクト・ポジョン（１）、第２速（２）　”　第３　速
（３）のセレクト・ポジョン（■）、および第４速（４
）−第５速（５）のセレクト・ポジション（至）をとり
、また、それらセレクト・ボッジョン（］）　、　（Ｉ
Ｉ）　、および＠）から第１速（１）−後退（Ｒ）、第
２速（２）−第３速（３）、および第４速（４）−第５
速（５）にシフトされる。

その操作装置１１は、ギヤ・セレクト・アンド・シフト
・レバー側の支持部、すなわち、運転席附近のキャブ・
フロアに取り付けられたセレクト・７７ド・シフト・レ
バー・ハウジング２０に配置され、そのハウジング２０
にねじ止めされたシフト・シャフト軸受２１に回転可能
に支持されたシフト・シャフト２２と、一対の揺動゛リ
ンク・レバー２３．２３と、揺動シャフト２４と、一対
のガイド・リンク２５．２５と、セレクト・シャフト２
６と、クロス−コントロール・ビーム２７と、そのクロ
ス−コントロール・ビーム２７を７’ツシユ・プル・ケ
ーブル１３．１４に連結する一対の伝達コンド２８．２
８と、そのクロス・コントロール・ビーム２７のアーム
３１に連結されたギヤ・セレクト・アンド・シフト・レ
バー２９とヲ含んで構成されている。

その一対の揺動リンク・レバー２３．２３は、一端をそ
のシフト・シャフト２２に回転可能に連結し、そのシフ
ト・シャフト２２のまわりに揺動され、また、他端間に
揺動シャフト２４を配置し、その位置的に固定されたシ
フト・シャフト２２に関して、換言するならば、そのよ
うに固定的に位置決めされたシフト・シャフト２２に、
対して、その揺動シャフト２４をそのブツシュ・ゾル・
ケーブル１３．１４のイン力・ケーブル５３．５３の往
復摺動する方向に実質的に往復移動させる。

その一対のガイド・リンク２５．２５は、ボスを形成す
るブロック３０に一端をねし止めして、互いに連結し、
そのブロック３０に形成された軸受デアをその揺動シャ
フト２４に嵌め合わせ、その揺動シャフト２４を介して
その揺動リンク・レバー２３．２３に連結されている。

従って、そのガイド・リンク２５．２５は、その揺動リ
ンク・レバー２３．２３の揺動に伴なわれて往復移動さ
れる揺動シャフト２４によって、そのブツシュ・プル・
ケーブル１３．１４のインチ・ケーブル５３．５３の往
復摺動する方向に実質的に往復動される。

また、その結果、そのガ′イド・リンク２５．２５はそ
の揺動リンク・レバー２３．２３に協働されて、そのブ
ツシュ・ゾル・ケーブル１３．１４におけるアウタ・ケ
ーブル５２．５２とインチ・ケーブル５３．５３との間
のしふりを回避し、１だ、ギヤ・セレクト・アンド・シ
フト・レバー２９の操作力および操作量の伝達効率を向
上させる。

そのセレクト・シャフト２６は、そのシフト・シャフト
２２に直交する方向において、そのガイド・リンク２５
．２５の他端間に配置されている。

そのように、そのガイド・リンク２５．２５の他端間に
配置される結果、そのセレクト・シャフト２６は、その
シフト・シャフト２２に片寄された状態で、その揺動シ
ャフト２４に回転可能に支持され、そのガイド・リンク
２５．２５によって、その固定的に位置決めされたシフ
ト・シャフト２２に関してそのダッシュ・ゾル・ケーブ
ル１３．１４のインチ・ケーブル５３．５３の往復摺動
する方向に実質的に往復移動される。

そのクロス・コントロール・ビーム２７は、そのセレク
ト・シャフト２６に揺動可能に支持され、中央において
、アーム３１を前方に伸長させている。４た、’Ｃのク
ロス・コントロール・ビーム２７は、そのセレクト・シ
ャフト２６の両側で、両端に伝達ロッド２８，２８をゾ
ール・ジヨイント３２．３２を介して連結し、その伝達
ロッド２８゜２８を介してブツシュ・プル・ケーブル１
３．１４を連結している。

そのように構成され、ブツシュ・プル・ケーブル１３．
１４に連結されるクロス・コントロール・ビーム２７は
、そのシフト・シャフト２２に関して実質的に往復移動
し、また、そのセレクト・シャフト２６のまわりに揺動
し、そのブツシュ・ゾル・ケーブル１３．１４に同時的
ブツシュ・プル・動作および差動的ブツシュ・プル動作
を可能にする。

サラニ、ソのクロス・コントロール・ビーム２７は、そ
のアーム３１にギヤ・セレクト・アンド・シフト・レバ
ー２９を、Ｎ−ル・ジヨイント３３を介して連結してい
る。

その伝達ロッド２８．２８は、一端をそのクロス・コン
トロール・ビーム２７の両端に、ｔ’−ル・ジョイン）
３２．３２を介して連結し、また、そのブツシュ・ゾル
・ケーブル１３．１４のインナ・ケーブル５３．５３の
一端に他端をボール・ジョイン）３４．３４を介して連
結し、そのクロス・コントロール・ビーム２７の動キヲ
ソのグツシュ・プル・ケーブル１３．１４のイン力・ケ
ーブル５３．５３の往復摺動する方向にさらに補正し、
その揺動リンク・レバー２３．２３およびガイド・リン
ク２５．２５がブツシュ・ゾル・ケーブル１３．１４の
しぶシの回避やギヤ・セレクト・アンド・シフト・レバ
ー２９の操作力および操作ｉの伝達効率を向上するに、
加えて、そのブツシュ・プル・ケーブル１３．１４にお
けるアウタ・ケーブル５２．５２とインチ・夢−プル５
３．５３との間のしふりをさらに回避し、ギヤ・シフト
・アンド・セレクト・レバー２９の操作力および操作量
の伝達効率をさらに向上させる。

そのギヤ・セレクト・アンド・シフト・レバー２９は、
通常のギヤ・チェンジ・レバーであって、ハウジング２
０に配置された軸受３６にボール部分３５を嵌め合わせ
、その軸受３６、すなわち、そのハウジング２０に対し
て、ピボット運動可能に保持されている。勿論、そのギ
ヤ・セレクト・アンド・シフト・レバー２９は、そのハ
ウジング２０、すなわち、キャブ・フロア上に伸長され
た上端にノブ３７を備え、また、そのキャブ・フロア下
に伸長された下端にアーム３１をボール・ジョイーント
３３を介して連結している。

その結果はギヤ・セレクト・アンド・シフト・レバー２
９のシフトおよびセレクト動作がクロス・コントロール
・ビーム２７に伝達される。

また、被操作装置１２は、トランスミッション６０側の
支持部、すなわち、そのトランスミッション６０のギヤ
・ケース６１に配置され、そのギヤ・ケース６１の側面
にねじ止めされたブラケット３８に固定されたシフト・
シャフト軸受３９に回転可能に支持されたシフト・シャ
フト４０と、一対の揺動リンク・レバー４１．４１と、
揺動シャフト４２と、一対のガイドリンク４３．４３と
、セレクト・シャフト４４と、クロス・コンドロールド
・ビーム４５と、セレクト・アンド・シフト・リンク・
レバー４６とを含んで構成されている。

その一対の揺動リンク・レバー４１．４１は、一端をそ
のシフト・シャフト４０に回転可能に連結し、そのシフ
ト・シャツ）４０のまわりに揺動され、また、他端間に
揺動シャフト４２を配置し、その位置的に固定されたシ
フト・シャフト４０に関して、換言するならば、そのよ
うに固定的に位置決めされたシフト・シャフト４０に対
して、その揺動シャフト４２をそのブツシュ・ゾル・ケ
ーブル１３．１４のインチ・ケーブル５３．５３の往復
摺動する方向に実質的に往復移動させる。

その一対のガイド・リンク４３．４３は、ボスを形成す
る柱状ブロック４７に一端をねじ止めして、互いに連結
し、そのブロック４７に形成された軸受ボアをその揺動
シャフト４２に嵌め合わせ、その揺動シャフト４２を介
して、その揺動リンク・レバー４１．４１に連結されて
いる。

従って、そのガイド・リンク４８．４３は、その揺動リ
ンク・レバー４１．４１の揺動に伴なわれて往復移動さ
れる揺動シャフト４２によって、そのブツシュ・プル・
ケーブル１３．１４のインナ・ケーブル５３．５３の往
復摺動する方向に実質的に往復動される。

また、その結果、前述の操作装置１１の場合と同様に、
そのガイド・リンク４３，４：ｌｔ、ソノ揺動リンク・
レバー４１．４１に協働されて、そのブツシュ・ゾル・
ケーブル１３．１４におけるアウタ・ケーブル、６２．
５２とイン力・ケーブル５３．５８との間のしぶシを回
避し、また、ギヤ・セレクト・アンド・シフト・レバー
２９からの操作力および操作量の伝達効率を向上させる
。

そのセレクト・シャフト４４は、そのシフト・シャフト
４０に直交する方向において、そのガイド・リンク４８
．４３の他端間に配置されている。

そのように、そのガイド・リンク４３．４３の他端間に
配置される結果、そのセレクト・シャフト４４は、その
シフト・シャフト４０に片寄された状態で、その揺動シ
ャフト４２に回転可能に支持され、前述の操作装置１１
の場合と同様に、そのがイド・リンク４３．４３によっ
て、その固定的に位置決めされたシフト・シャフト４０
に関して、そのブツシュ・ゾル・ケーブル１３．１４の
インナ・ケーブル５３．５３の往復摺動する方向に実質
的に往復移動される。

そのクロス・コンドロールド・ビーム４５は、軸受ボア
を形成したデス４８を中央に備え、その軸受ｙｆアをそ
のセレクト・シャフト４４に嵌め合わせ、そのセレクト
・シャフト４４に揺動可能に支持されている。

ｔ７’ｖ、ソのクロス・コンドロールド・ビーム４５は
、ビーム方向に直交する方向において、そのボス４８か
らアーム４９を伸長させている。

そのように構成されたクロス・コンドロールド・ビーム
４５は、そのセレクト・シャフト４４の両側で、両端に
そのブツシュ・ゾル・ケーブル１３゜１４をビール・ジ
ョイン）５０．５０を介して連結し、そのシフト・シャ
フト４０に関して実質的に往復移動し、また、そのセレ
クト・シャフト４４のまわりに揺動し、そのブツシュ・
ゾル・ケーブル１３．１４に同時的ブツシュ・プル動作
および差動的ブツシュ・フ０ル動作を可能にす・る。勿
論、そのクロス・コンドロールド・ビーム４５の両端は
、そのブツシュ・プル・ケーブル１３．１４の他端、す
なわち、インナ・ケーブル５３．５３の他端にビール・
ジョインｌ−５０、５０を介して連結される。

そのセレクト・アンド・シフト・リンク・レバー４６１
ｄ、一端ヲーｔツクロス・コンドロールド・ビーム４５
のアーム４９にポール・ジヨイント５１を介して連結し
、また、そのギヤ・ケース６１上のギヤ・シフト・ハウ
ジング６２にねじ止めされタギヤ・シフ）・レバー・ハ
ウジング６３に配置されたセレクト・アンド・シフト・
シャフト６４に他端を固定して、そのギヤ・セレクト・
１．７″ンド・シフト・レバー２９からの操作力および
操作量を伴すっタフロス・コンドロールド３・ビーム４
５の動きをセレクト・アンド・シフト・・シャフト６４
に伝達する。

このセレクト・アンド・シフト・リンク・レバー４６は
、平行リンクを構成するように、その揺動リンク・レバ
ー４１に関連づけられている。

そのように、そのセレクト・アンド・シフト・リンク・
レバー４６がその揺動リンク・レバー４１に関連づけら
れるのが最も望ましいのであるが、平行リンクを近似的
に構成するように、その揺動リンク・レバー４１に関連
づけられるとしても、そのセレクト・アンド・シフト・
リンク・レバー４６は、揺動リンク・レバー４１に協働
して、それらセレクト・シャフト４４およびクロス・コ
ンドロールド・ビーム４５をそのブツシュ・ゾル・ケー
ブル１３．１４のインナ・ケーブル５３　、５３の往復
摺動する方向に実質的に往復動させ、その結果、そのブ
ツシュ・プル・ケーブルｉｓ　、　１４におけるアウタ
・ケーブル５２．５２とインチ・ケーブル５３．５３と
の間のしふりを回避し、加えて、セレクト・アンド・シ
フト・レバー２９からの操作力および操作量の伝達効率
を向上させる。

勿論、そのセレクト・アンド・シフト・リンク・レバー
４６の他端を固定したセレクト・アンド・シフト・シャ
フト６４は、セレクト・アンド・シフト・レバー６５を
備えるもので、ギヤ・シフト・ハウジング６２に配置さ
れたギヤ・シフト・シャフトのギヤ・シフト・、フォー
クをそのセレクト・アンド・シフト・レノぐ−６５を介
して操作する。

その一対のフ０ツシュ・プル・ケーブル１３．１４は通
常のように、アウタ・ケーブル５２．５２およびインチ
・ケーブル５３．５３より構成され、そのインチ・ケー
ブル５３．５３の一端を伝達コンド２８．２８にゼニル
・ジヨイント３４　、３４を介して連結し、また、その
イン力・ケーブル５　ｇ　、　５　ａｏ他端ヲクロス・
コンドロールド・ビーム４５に畿−ル・ジヨイント５０
．５０を介して連結し、キャブのティルト・センタ７０
を経てその操作装置１１からその被操作装置１．２に伸
長され、途中においては、ハウジング２０．キャブ・フ
ロア、シャシ・フレーム、ブラケット３８などにクリラ
グ７１，７２．７３．７４で止められて、その操作装置
１１の動きをその被操作装置１２に伝達可能にする。

次に、上述のように構成されたトランスミッションの遠
隔操作系統１０の動作を説明するに、今、第１速から第
２速にギヤ・チェンジするのであるならば、そのギヤ・
セレクト・アンド・シフト・レバー２９のノブ３７に表
示されたもので第２図に示すスピード・ゲート・／？タ
ーンにおいて、そのギヤ・セレクト・アント”・シフト
・レバー２９が第１速のシフト・ポジション（１）にあ
るので、先ず、シフトを解き、中立位置、すなわち、後
退（Ｒ）および第１速（１）のセレクト・ポジション（
１）にそのギヤ・セレクト・アンド・シフト・レバー２
９を戻す。

次いで、第１図において、下端を左方に移動するように
１そのギヤ・セレクト・アンド・シフト・レバー２９を
操作し、そのギヤ・セレクト・アンド・シフト・レバー
２９をセレクト・Ｉジション（１）からセレクト・ボッ
ジョン（■）にセレクトするならば、そのギヤ・セレク
ト・アンド・シフト・レバー２９が第２速（２）および
第３速（３）のセレクト・ポジション（ＩＩ）をとるに
伴なって、そのクロス・コントロール・ビーム２７は、
Ａ矢視方向において、そのセレクト・シャフト２６のま
わりに反時言１方向に回転され、その結果、そのブツシ
ュ・プル・ケーブルｘａｉＩｔのクロス・コントロール
・ビーム２７によって引かれ、また、そのフ０ツシュ・
フ０ル・ケ−７”ル１４１ｄソのクロス・コントロール
・ビーム２７によって押され、それらブツシュ・フ０ル
ケーブル１３．１４は差動的ブツシュ・プル動作をする
。その際、そのセレクト・シャフト２６は、そのシフト
・シャフト２２のまわりの回転を生じない。

他方、その被操作装置１２においては、それらブツシュ
・ゾル・ケーブル１３．１４の差動的ブツシュ−７’ル
動作Ｋ　伴なって、クロス量コントロールｒ・ビーム４
６がＤ矢視方向において、反時計方向に回転され、また
、そのクロス・コンドロールド・ビーム４５のアーム４
９がＤ矢視方向において、反時側方向に回転されるので
、そのセレクト・アンド・シフト・シャフト６４はセレ
クト・アンド・シフト・リンク・レバー４６を介して、
そのアーム４９によって、第１図上、右方に押される。

従って、セレクト・アンド・シフト・レバー６５は、第
１速−後退のセレクト・アンド・シフト・シャフト（ギ
ヤ・シフト・シャフト）に固定されたギヤ・シフト・フ
ォークのシフト・ヘッドから外れ、第２速−第３速のセ
レクト・アンド・シフト・シャフト（ギヤ・シフト・シ
ャフト）に固定されたギヤ・シフト・フォークのシフト
・ヘッドに噛み合う。

引キ続いて、第２図に示すセレクト・ポジション（■）
において、第２速のシフト・ボッジョン（２）をとるよ
うに、そのギヤ・セレクト・アンド・シフト・レバー２
９をシフトする。

そのように、そのギヤ・セレクト・アンド・シフト・レ
バー２９がシフトされるならば、一対の揺動リンク・レ
バー２３は、Ｂ矢視方向において、シフト・シャフト２
２のまわりに反時計方向に回転サレ、クロス・コンドロ
ールド・ビーム２７は、揺動シャフト２４、ガイド・リ
ンク２５、セレクト・シャフト２６と共に後方に押され
、一対の７０ツシユ・プル・ケーブルｉａ　、１４は同
時的に引かれる。その際、セレクト・シャフト２６は、
そのシフト・シャフト２２のまわりに回転を生じない。

他方、被操作装置１２においては、クロス・コンドロー
ルド・ビーム４５がそのブツシュ・フ０ル・ケーブル１
３．１４によって、第１図において、下方に引かれるの
で、揺動リンク・レバー４１゜４１がＣ矢視方向におい
て、シフト・シャフト４０のまわりに反時計方向に回転
され、そのような揺動リンク・レバー４１．４１の揺動
に伴なわれて、そのクロス・コンドロールド・ビーム４
５　ハＴＦＡ　動シャフト４２、ガイド・リンク４３、
セレクト・シャフト４４と共に下方に移動され、セレク
ト・アンド・シフト・リンク・レバー４６は、その揺動
リンク・レバー４１と平行リンクを構成しながら、Ｅ矢
視方向において、反時計方向に回転される。

従って、セレクト・アンド・シフト・レバー６５は、第
２図における第２速のシフト・ポジション（２）に相当
するシフト位置に、第２速−第３速のセレクト・アンド
・シフト・シャフト（ギヤ・シフト・シャフト）のギヤ
・シフト・フォークをシフトし、ギヤ・チェンジする。

′ そのような遠隔操作手順によって、第１速から第２速に
ギヤ・チェンジが遂行される。また、第３．４．５速お
よび後退へのギヤ・チェンジおよびその逆のギヤ・チェ
ンジは、前述と同様にして遂行されるので、それらの遠
隔操作については、説明を省く。

第３図は、第１および２図に示された遠隔操作系統ｌＯ
の被操作装置１２のために変形されたセレクト・アンド
・シフト・リンク・レバー８０を示している。

そのセレクト・アンド・シフト・リンク・レパ−８０Ｕ
Ｌ字状に折シ曲げられ、一端に？−ル・ジヨイント５１
を備え、そのボール・ジヨイント５１を介して、クロス
・コンドロールド拳ビーム４５のアーム４９に連結し、
また、他端をセレクト・アンド・シフト・シャフト６４
に固定するものである。

そのようにＬ字状セレクト・アンド・シフト・リンク・
レバー８０は直線状セレクト・アンド・シフト・リンク
・レバー８０に比して、組み付けを容易にする。

如上のこの発明によれば、被操作装置がトランスミッシ
ョン側の支持部に配置されるシフト・シャフトと、その
シフ・ト・シャフトに一端を揺動可能に支持させる一対
の揺動リンク・レバーと、その揺動リンク・レバーの他
端間に配置され、そのシフト・シャフトに関して揺動す
る揺動シャフトと、そのシフト・シャフトに片寄らされ
た状態で、その揺動シャフトに回転可能に支持されるセ
レクト・シャフトと、そのセレクト・シャフトに揺動可
能に支持され、かつ、そのセレクト・シャフトの両側に
おいて、一対のブツシュ・プル・ケーブルに連結される
クロス・コンドロールド・ビームと、その揺動リンク・
レバーに関連して、そのクロス・コンドロールド・ビー
ムヲソのトランスミッションのセレン１−・アンド・シ
フト・シャフトに連結するセレクト・アンド・シフト・
リンク・レバーとを少々くとも含んで構成され、また、
操作装置がギヤ・セレクト・アンド・シフト・レバー側
の支持部に配置されるシフト・シャフトと、そのシフト
・シャフトに一端を揺動可能に支持させる一対の揺動リ
ンク・レバーと、その揺動リンク・レバーの他端間に配
置され、そのシフト・シャフトに関して揺動する揺動シ
ャフトと、そのシフト・シャフトに片寄された状態で、
その揺動シャフトに回転可能に支持されるセレクト・シ
ャフトと、そのセレクト・シャフトに揺動可能に支持さ
れ、かつ、そのセレクト・シャフトの両側において、そ
のブツシュ・プル・ケーブルに連結されるクロス・コン
トロール彎ビームト、ソのクロス拳コントロール・ビー
ムに連結されるギヤ・セレクト・アンド・シフト・レバ
ーとを少なくとも含んで構成されるので、そのセレクト
・シャフトおよびそのセレクト・シャフトに揺動可能に
支持されるクロス−コンドロールド−ビームおよびクロ
ス・コントロール・ビームが、位置的に固定されたシフ
ト・シャフトに関して、そのブツシュ・プル・ケーブル
の往復摺動する方向に実質的に往復移動され、ギヤ・セ
レクト・アンド・シフト・レノ々−からの操作量および
操作力の伝達効率が向上され、グツシュ・プル・ケーブ
ルにおけるアウタ・ケーブルとインナ・ケーブルとの間
のしふりが回避され、そのブツシュ・プル・ケーブルの
損傷、破損が防止され、長期にわたって円滑に使用する
ことが可能になシ、寿命が長くなり、安全性が向上され
る。

先のように、図面を参照しながら説明されたこの発明の
具体例からして、その発明に属する技術の分野における
通常の知識を有する者にとって、種々の設計的修正や変
更は容易に行われることでｓｂ、さらには、その発明の
構成が、その発明と本質的に同一の課題を充足し、その
発明と同一の効果を達成するところのその発明と本質的
に同一の態様に容易に置き換えられるでしよう。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ティルト・キャブ型トラックに適スるように
なされたこの発明のトランスミッションの遠隔操作系統
の斜視図、第２図は、スピード・ダート・ノ？ターンを
示す図、および第３図は、第１図に示す遠隔操作系統に
使用するために変形されたセレクト・アンド・シフト・
リンク・レバーの組立状態を示す斜視図である。１０・・遠隔操作系統、１１・・操作装置、１２・・・
被操作装置、１３．１４・・ダッシュ・プル・ケーブル
、６０・・・トランスミッション、７０・・・ティルト
・センタ。も２　図（２）　（２）　（Ａ）（ｊン　＜３＞　（５）真３　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）操作装置と、被操作装置と、それら操作装置およ
び被操作装置を互いに連結する一対のブツシュ・プル・
ケーブルとを備えてトランスミッションを遠隔操作する
ものにおいて、その被操作装置が、そのトランスミッション側の支持部
に配置されるシフト・シャフトと、そのシフト・シャフ
トに一端を揺動可能に支持させる一対の揺動リンク・レ
バーと、その揺動リンク・レバーの他端間に配置され、
そのシフト・シャフトに関して揺動する揺動シャフトと
、そのシフト・シャフトに片寄らされた状態で、その揺
動シャフトに回転可能に支持されるセレクト・シャフト
と、そのセレクト・シャフトに揺動可能に支持され、か
つ、そのセレクト・シャフトの両側において、そのブツ
シュ・ゾル・ケーブルに連結されるクロス・コンドロー
ルド・ビームと、その揺動リンク・レバーニ関連して、
そのクロス・コンドロールド・ビームヲソのトランスミ
ッションのセレクト・アンド・シフト・シャフトに連結
するセレクト・アンド・シフト・リンク・レバーとを少
なくとも含むことを特徴とするトランスミッションの遠隔操作系統。
（２）操作装置と、被操作装置と、それら操作装置およ
び被操作装置を互いに連結する一対のブツシュ・プル・
ケーブルとを備えてトランスミッションを遠隔操作する
ものにおいて、その操作装置がギヤ中セレクト・アンド・シフト・レバ
ー側の支持部に配置されるシフト・シャフトと、そのシ
フト・シャフトに一端を揺動可能に支持させる一対の揺
動リンク・レバーと、その揺動リンク・レバーの他端間
に配置され、そのシフト・シャフトに関して揺動する揺
動シャフトと、そのシフト・シャフトに片寄らされた状
態で、その揺動シャフトに回転可能に支持されるセレク
ト・シャフトと、そのセレクト・シャフトに揺動可能に
支持され、かつ、そのセレクト・シャフトの両側におい
て、そのブツシュ・プル・ケーブルに連結されるクロス
・コントロール・ビームと、そのクロス・コントロール
・ビームに連結されるギヤ・セレクト・アンド・シフト
・レバーとを少なくとも含むことを特徴とするトランスミッションの遠隔操作系統。
（３）操作装置と、被操作装置と、それら操作装置およ
び被操作装置を互いに連結する一対のブツシュ・プル・
ケーブルとを備えてトランスミッションを遠隔操作する
ものにおいて、その操作装置が、ギヤ・セレクト・アンド・シフト・レ
バー側の支持部に配置されるシフト・シャフトと、その
シフト・シャフトに一端を揺動可能に支持させる一対の
揺動リンク・レバーと、その揺動リンク・レバーの他端
間に配置され、そのシフト・シャフトに関して揺動する
揺動シャフトと、そのシフト・シャフトに片寄らされた
状態で、その揺動シャフトに回転可能に支持されるセレ
クト・シャフトと、そのセレクト・シャフトに揺動可能
に支持され、かつ、そのセレクト・シャフトの両側にお
いて、そのブツシュ・ゾル・ケーブルの一端に連結され
るクロス・コントロール・ビームト、そのクロクーコン
トロール時ビームに連結されるギヤ・セレクト・アンド
・シフト・レバーとを少なくとも含み、そして、その被操作装置が、そのトランスミッション側の支持部
に配置されるシフト・シャフトと、そのシフト・シャフ
トに一端を揺動可能に支持させる一対の揺動リンク・レ
バーと、その揺動リンク・レバーの他端間に配置され、
そのシフト・シャフトに関して揺動する揺動シャフトと
、そのシフト・シャフトに片寄らされた状態で、その揺
動シャフトに回転可能に支持されるセレクト・シャフト
と、そのセレクト・シャフトに揺動可能に支持され、か
つ、そのセレクト・シャフトの両側において、そのブツ
シュ・ゾル・ケーブルの他端に連結されるクロス・コン
ドロールド・ビームと、その揺動リンク・レバーに関連
してそのクロス・コンドロールド・ビームをそのトラン
スミッションのセレクト・アンド・シフト・シャフトに
連結するセレクト・アンド・シフト・リンク・レバーと
を少なくとも含むことを特徴とするトランスミッションの遠隔操作系統。