JP2716578B2 - 変速機構の変速操作部 - Google Patents

変速機構の変速操作部

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/04Ratio selector apparatus
    • F16H59/042Ratio selector apparatus comprising a final actuating mechanism

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は変速機構の変速操作部に関し、更に詳しく
は、二方向の操作が可能なシフトレバーの一方の操作に
てシフト操作部材を移動させることにより、該シフト操
作部材が係合するシフト操作片の選択を行い、前記シフ
トレバーの他方の操作にて前記選択が行われたシフト操
作片をシフトさせて変速操作を行うように構成されてい
る変速機構の変速操作部に関する。
〔従来の技術〕
かかる変速機構の変速操作部としては、実開昭57−10
9930号公報に示されているように、シフトレバーにより
操作されるシフト部材を球軸受で支持して、前後・左右
の二方向へ操作するように構成したものが知られている
が、高価な球軸受を採用するものであるが故に、コスト
面での不利がある。そこで従来では、このような不利を
避けるために、支軸の軸芯方向への平行往復動操作及び
その軸芯まわりの回動操作の二方向の操作が可能な、支
軸付きシフトレバーを備え、該シフトレバーの往復動操
作によってシフト操作片の選択を行い、前記シフトレバ
ーの回動操作によって前記選択が行われたシフト操作片
をシフトさせて変速操作を行うように構成していた(実
開昭61−108629号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる従来の変速機構の変速操作部においては、球軸
受の使用をなくして、コスト面での低減化を図り得る点
では有利なものであるが、前記シフトレバーの二方向の
操作のうちの一方の操作が、支軸の軸芯方向への平行往
復動操作であるため、該支軸が平行往復動するときに該
支軸がその軸受部に対して拗れるように往復動すること
があり、その拗れに起因して前後変速操作部の操作が円
滑に行えないことがあるという問題点があった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、
上述した如き問題を、解消し得る手段を提供することを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る変速機構の変速操作部の特徴構成は、前
記シフトレバーと前記シフト操作部材とを、ミッション
ケースに回動のみ自在に支承された支軸の一端部と他端
部に、この支軸の軸芯に対して直交する方向の互いに平
行又は略平行な軸芯まわり揺動自在に枢支し、 前記シフトレバーと前記シフト操作部材とを、前記支
軸に対して一体揺動させるように連係するリンクが設け
られている点にあり、その作用・効果は次の通りであ
る。
〔作 用〕
かかる本発明の変速操作部においては、前記シフトレ
バーと前記シフト操作部材とが、前記支軸にその軸芯方
向に間隔を隔てた前記両軸芯まわりに回動自在に枢支さ
れ、且つ、前記支軸に対して前記リンクを介して前記支
軸に対して一体揺動するようになっているため、前記シ
フトレバーは二方向への揺動が可能なようになってい
る。
そこで、前記シフトレバーを前記二方向のうちの一方
向へ揺動させてこれに前記シフト操作部材を従動させる
ことにより、該シフト操作部材が係合するシフト操作片
の選択を行うことができる。
しかも、前記シフトレバーはその基端部が前記軸芯ま
わりに回転自在な支軸に支持されているため、該シフト
レバーを前記支軸の回動に伴って前記両方向のうちの他
方向へ揺動させ、これに前記シフト操作部材を従動させ
ることにより、前記選択が行われたシフト操作片をシフ
トさせ、もって前記変速機構の変速操作を行うことがで
きる。
〔発明の効果〕
かかる変速操作においては、シフト部材の二方向操作
を行わせる構造として、球軸受の使用を避けることによ
り低コスト化を図りながら、従来のような支軸の軸芯方
向への平行往復動操作が含まれていないため、従来の変
速操作部の操作時において生じ得る、支軸がその軸受部
に対して拗れるような状態が回避される。従って、その
拗れに起因して前記変速操作部の操作が円滑に行えない
という従来の問題が解消されるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は本発明の変速機構を備えた農用トラクタを示
している。この農用トラクタは、機体前部から後部にわ
たって、エンジン(1)、クラッチハウジング(2)、
中間伝動ケース(3)、及びミッションケース(4)を
この順に連結配置したモノボデイ型に構成されている。
そして、前記ミッションケース(4)の上方に運転席が
(5)が、またミッションケース(4)の後部に作業装
置昇降用の油圧リフトアーム(6)及び作業装置駆動用
のPTO軸(7)が夫々備えられている。
前記クラッチハウジング(2)内は、第2図に示すよ
うに、軸受前壁(2a)を介して前後に仕切られていて、
前半のクラッチ室(A)に乾式単板の主クラッチ(8)
が装備されると共に、後半の変速室(B)に走行系変速
機構(9)とPTO系変速機構(10)とが左右に並列した
状態で配備されている(第2図は展開図であるため、上
下に並列した状態で図示されている)。
前記クラッチハウジング(2)の左右略中央の上部寄
りに前記主クラッチ(8)に接続された主軸(15)が設
けられ、これにギヤ連動されたカウンター軸(16)が主
軸(15)の下方に設けられている。そして、該カウンタ
ー軸(16)の左右両脇には走行系変速軸(17)とPTO系
変速軸(18)とが配備されている。
次に、前記PTO系変速機構(10)に構造について第2
図を用いて説明する(前記走行系変速機構(9)の構造
も略同様なので、その説明は省略する)。
先ず、前記カウンター軸(16)には、後方から前方に
かけて前記第1ギヤ(G1)、第2ギヤ(G2)、第3ギヤ
(G3)、第4ギヤ(G4)が一体形成されており、これら
のギヤ(G1),(G2),(G3),(G4)は、前記カウン
ター軸(16)と一体回転するようになっている。一方、
前記PTO系変速軸(18)には、前記第1ギヤ(G1)、第
2ギヤ(G2)、第3ギヤ(G3)、第4ギヤ(G4)に対応
して、第1速ギヤ(G10)、第2速ギヤとしての第1シ
フトギヤ(G11)、第3速ギヤ(G12)と第4速ギヤ(G
13)とを一体化した第2シフトギヤ(G14)が夫々設け
られている。そして、前記第2速ギヤとしての第1シフ
トギヤ(G11)の後方シフトで第1速が、前方シフトで
第2速が得られると共に、第2シフトギヤ(G14)の後
方シフトで第3速が、前方シフトで第4速が得られるよ
うになっている。
また、前記クラッチハウジング(2)内において、前
記カウンター軸(16)及び前記PTO系変速軸(18)と平
行に配置された逆転軸(19)には、前記第2速ギヤとし
ての第1シフトギヤ(G11)と常時噛合する第3シフト
ギヤ(G15)が設けられており、該第3シフトギヤ
(G15)を後方へシフトしてこれを前記カウンター軸(1
6)の第2ギヤ(G2)とも噛合させることにより、逆転
速度も可能なようになっている。
前記PTO変速機構(10)の変速操作は、第1図に示す
ように、シフトレバー(43)の二種の揺動操作(前後の
揺動操作及び左右の揺動操作)のうちの一方の揺動操作
(左右の揺動操作)によってシフト操作部材(51)を従
動(左右へ揺動)させ、該シフト操作部材(51)の揺動
によって該シフト操作部材(51)が係合するシフト操作
片(シフトフォーク)(33),(35),(37)の選択を
行い、前記シフトレバー(43)の他方の揺動操作(前後
の揺動操作)によって前記選択が行われたシフト操作片
(33,35,又は37)を前後にシフトさせることにより行わ
れるようになっている。
即ち、前記PTO系変速機構(10)の第1シフトギヤ(G
1)に係合する第1シフト操作片(33)の支軸(34)、
第2シフトギヤ(G14)に係合する第2シフト操作片(3
5)の支軸(36)、及び逆転用第3シフトギヤ(G15)に
係合する第3シフト操作片(37)の支軸(38)とはいず
れも軸受前壁(2a)と軸受後壁(25)とにわたって前後
スライド自在に支承され、各シフト操作片(33),(3
5),(37)の基部には、前記シフト操作部材(51)が
択一係入できるようになっている。そして、前記択一係
入が行われた前記シフト操作部材(51)の前後動によ
り、前記変速操作が行われるようになっている。
その変速操作部の構造を前後方向からみた状態を示す
第1図において、(52)は前記シフトレバー(43)の基
端部(43a)に対応する位置に配置される支軸を示して
いる。該支軸(52)は、軸受体(61)にて支承されてお
り、軸芯(52a)まわりを正逆両方向へ回転できるよう
になっている。
前記支軸(52)の一端部には、その部分に対応する位
置に配置されるシフトレバー(43)の基端部(43a)が
枢支され、該シフトレバー(43)は左右方向の軸芯(43
A)まわりを揺動することができるようになっている。
また、前記支軸(52)における、前記シフトレバー(4
3)の枢支部から軸芯(52a)方向に所定間隔を隔てた部
分には、前記シフト操作部材(51)のシフト操作片(3
3),(35),(37)に対する操作端部(51b)から外れ
た部分(51a)が枢支され、該シフト操作部材(51)は
左右方向の軸芯(51A)まわりを揺動することができる
ようになっている。なお、前記両軸芯(43A),(51A)
の相互の位置関係は、平行又は略平行の関係となるよう
に設定されている。
前記シフトレバー(43)と前記シフト操作部材(51)
とは、前記支軸(52)に対して一体揺動することができ
るように、両者間に両者を連係するリンク(53)が設置
されている。なお、該リンク(53)の設置位置は、前記
支軸(52)に対して前記シフトレバー(43)の手元側で
ある。
なお、前記シフトレバー(43)の具体的な構造は、第
2図に示すように、雌ネジが設けられた基端部(43b)
に対して雄ネジが設けられた本体部(43c)を、両ネジ
の螺合によって連結し、両者(43b),(43c)をロック
ナット(43d)にて固定する構造となっている。前記シ
フトレバー(43)がかかる構造となっている場合は、そ
の組立作業が容易となる。
〔別実施例〕
前記シフトレバー(43)と前記シフト操作部材(51)
とを前記支軸(52)に対して一体揺動させるべく両者を
連係するリンク(53)の設置位置は、前記支軸(52)に
対して前記シフトレバー(43)の操作端側、即ち、前記
シフト操作片(33),(35),(37)側とすることもで
きる。要するに、前記シフトレバー(43)と前記シフト
操作部材(51)とを前記支軸(52)に対して一体揺動す
る構造が、前記リンク(53)を用いて完成すればよい。
なお、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にす
るために符号を記すが、この記入によって本発明は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る変速機構の変速操作部を農用トラ
クタに適用した実施例の要部を示す一部切欠き後面図、
第2図は前記農用トラクタの伝動構造を示す展開断面
図、第3図は前記農用トラクタの全体側面図である。 (33),(35),(37)……シフト操作片、(43)……
シフトレバー、(43A)……軸芯、(43a)……基端部、
(51)……シフト操作部材、(51A)……軸芯、(51a)
……操作端部から外れた部分、(51b)……操作端部、
(52)……支軸、(52a)……軸芯、(53)……リン
ク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二方向の操作が可能なシフトレバー(43)
    の一方の操作にてシフト操作部材(51)を移動させるこ
    とにより、該シフト操作部材(51)が係合するシフト操
    作片(33),(35),(37)の選択を行い、前記シフト
    レバー(43)の他方の操作にて前記選択が行われたシフ
    ト操作片(33,35,又は37)をシフトさせて変速操作を行
    うように構成されている変速機構の変速操作部であっ
    て、 前記シフトレバー(43)と前記シフト操作部材(51)と
    を、ミッションケース(2)に回動のみ自在に支承され
    た支軸(52)の一端部と他端部に、この支軸(52)の軸
    芯(52a)に対して直交する方向の互いに平行又は略平
    行な軸芯(43A),(51A)まわり揺動自在に枢支し、 前記シフトレバー(43)と前記シフト操作部材(51)と
    を、前記支軸(52)に対して一体揺動させるように連係
    するリンク(53)が設けられている変速機構の変速操作
    部。
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