JPS6017622B2 - 工作物を受取り箇所から型鍛造プレス及びそれに類似したものの工具室における引渡し箇所に插入する装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発賜は工作物を受取り箇所、有利には加熱装置におけ
る受取り箇所から機械的に作業する供給菱贋を用いて型
鍛造プレス及びそれに類似したものの工具室における引
渡し箇所に挿入する装置に関する。

プレス室内で自動的に工作物を搬送するいわゆる自動昇
降ビームを型鍛造プレスに設けることは公３和である。

この場合には達成可能なスト。−ク数は特別な袋贋によ
って高めることができた。このような形式の自動型鍛造
プレスを運転させるときの重要なポイントは工作物を型
鍛造プレスの工具室に自動的に斑給することである。従
来は準備位置からプレス室へ工作物を搬送することは、
相応の引渡し装鷹に結合されたチェーンコンベヤを用い
て行なわれていた。さらにかなり長い距離を一定の速度
で橋渡しする供給装置も公知である。この場合には搬送
距離は固定されたストツパによって制限される。しかし
ながらこのような形式の装置の作業は連続的ではない。
又、プレスの工具室における工作物の引渡しも静かに行
なわらない。又、周期が短い場合、特に工作物を約１．
５秒周期で搬送しなければならない高速運転される機械
の場合には確実な機能性を得ることができない。従来の
供給装置の別の欠点はこの装置の一部が工作物の搬送面
よりも下に取付けられなければならないということであ
る。これによって汚染の増大と相応の摩擦とに基づく付
加的な困難が生じる。さらに鍛造部品の種類に応じて素
材は機にするか又は縦にするかして工具室に引渡さなけ
ればならない。このためには構造的及び機能的に異なっ
た供Ｖ給装置が必要とされるが、この結果として自動型
鍛造プレスの多目的な使用が限られてしまつｏ自動型鍛
造プレスを運転する場合の特に重要なポイントは、加熱
装置から型鍛造プレスの工具室における相応の引渡し箇
所に加熱された工作物を周期的にかつ確実に供Ｖ給する
ことである。

加熱袋鷹から出た加熱された工作物には通常はプレスの
外で規定された位置が与えられる。この場合には工作物
は周期的にかつ確実に搬送しなければならないので、こ
の位置を自動型鍛造プレスのできるだけ近くに与えるこ
とが有利である。しかしながらこのことは構造上の理由
から不可能であることが多い。なぜならば型鍛造プレス
に対して加熱装置を配鷹する場合には工作物の取出しス
ペースとそれに対する接近可能性とが考慮されなければ
ならないからである。本発明の課題は型鍛造プレスに工
作物を供ｖ給する装置を改良して、終端ストツパに対す
る機械的な衝撃なしで受取り箇所から引渡し箇所に搬送
する工作物に確実でかつ正確な運動を保証する供給装置
を提供することにある。

本発明の特徴は供Ｖ給装置がクランク駆動装贋によって
駆動される四辺形リンクから成っており、この四辺形リ
ンクの１つのりンク辺が定位層に配置されており、定位
層のりンク辺に可動に支承されたりンク辺の自由端部に
工作物を掴むチャックが四辺形リンクの一辺として枢着
されていることである。供給装置を前述の如く構成する
ことによって終端ストッパに対する機械的な衝撃なしで
工作物を受取り箇所からプレス室における引渡し箇所に
スムーズに周期的にかつ正確に搬送することができるよ
うになった。

本発明の供給装置は連続的な速度経過曲線が与えられて
旋回運動させられ「工作物を受取りかつ引渡す終端位置
においてはチャックが最大速度を超えて速度０に連続的
にもたらされる。この運動曲線は滑らかに経過するので
正確な運動経過を伴なつた短かい周期時間が確実に保た
れるようになる。さらに本発明の装置によっては受取り
箇所と引渡し箇所との間の比較的大きな距離がカバーさ
れるようになる。

受取り箇所と引渡し箇所との間の距離は１．５のから２
仇までの間で選ぶことができる。特許請求の範囲第１項
に記載した本発明の供給装置は、昇降ビーム形自動型鍛
造プレスに用いることができるだけでなく、もちろん手
動の型鍛造プレスの自動供給装置としても用いることが
できる。この結果、第１の鍛造作業工程への工作物の正
確な挿入はもはや作業員に任せずに済むようになるとい
う利点が得られる。これは第１の鍛造作業工程において
鍛造型における素材の分配が決定するために極めて重要
なことである。加熱された工作物が第１の鍛造作業工程
において正確にかつ均一に引渡されることによって不良
品の割合し、を減少させることができた。本発明の１実
施例の特徴によれば四辺形リンクの可動なりンク辺であ
る一方のレバーが他方のレバーよりも長くなっておりか
つチャックの前方部分に係合している。

これによって加熱装置と型鍛造プレスとの間の大きな空
間がカバーされるようになる一方、チャックが曲線に沿
って運動を行い、これに基づいて工作物が多かれ少なか
れ斜め上方から工具室における引渡し箇所に供給され得
るようになる。駆動装置であるクランク駆動菱贋は押し
棒を介して四辺形リンクの長い方のレバーに回動可能に
結合されているのが有利である。

さらにこの長い方のレバーは駆動を容易にしかつ所望さ
れた曲線を達成するためにアングルレバーとして礎成す
ることもできる。本発明の供給装置は工作物の搬送面の
上方に配置することができる。

この場合には定位贋のりンク辺であるケーシングはほぼ
鉛直に延びる。その上このケーシングは高さ方向に調節
可能に取付けることができる。工作物を型鍛造プレスの
工具室に横又は縦に置くことができるようにするために
は、本発明の１実施例の特徴によれば、チャックがその
機軸線を中心にして回動可能に構成されている。

この回動は油圧又は空気力で作業する駆動袋贋を用いて
与えられると有利である。この場合にはその制御は供給
装置の運動に関連して行なわれる。縦藤線を横に向けて
工作物をプレス室に供給することは、細長い鍛造品を鍛
造する場合に必要である。型鍛造プレスにおいて、例え
ば円形鍛造品を鍛造する場合には工作物を垂直に置くこ
とが必要である。次に本発明の１実施例を図面について
詳細に説明する。供艶給装置１はケーシング２を有し、
このケーシング２には四辺形リンク３が旋回可館に支承
されている。この四辺形リンク３のリンク辺である一方
のレバー４は符号５で、他方のレバー６は符号７で示さ
れた箇所でケーシング２内に旋回可能に支承されている
。レバー４と６の自由端部には旋回中心点９，１０でチ
ャック８が四辺形リンクの一辺として機着されている。
ケーシング２は型鍛造プレス１３の機械フレーム１２に
固定されておりかつ四辺形リンクの定位層のりンク辺を
形成している。このケーシング２はピン１４，１５と長
孔１６，１７を用いて機械フレーム１２に高さ方向に調
節可能に配置されている。四辺形リンク３の可動なりン
ク辺であるレバー４，６及びチャック８はクランク駆動
袋直１８によって運動させられる。このクランク駆動装
置１８は回動するクランクアーム１９を有しており、こ
のクランクアーム１９はモータ２０‘こよって駆動させ
られる。この場合にはこのクランクアーム１９の自由端
部は押し棒２１を介して符号２２で示された箇所でレバ
ー４に枢着されている。クランク駆動装置１８は液圧又
は空気力で作業する旋回駆動菱贋であると有利である。
しかしながらこの代わりに電気的な駆動装置が用いられ
てもよい。レバー４はチャック８の前方部分に旋回可能
に孫合しておりかつ四辺形リンク３の可動なりンク辺で
あるもう一方のレバー６よりも長くなっていると有利で
ある。

これによってチャック８の旋回運動範囲を大きくするこ
とができる。この長い方のレバー４はアングルレバーと
して構成されていると有利である。これによってチャッ
ク８に大きな運動自由度を与えた場合にもクランク駆動
装置１８と長い方のレバー４とを構造上申分なく協働さ
せることができる。供鎌倉装置１は工作物２４の搬送面
の上方に位置しており、四辺形リンク３の定位暦のりン
ク辺であるケーシング２はほぼ鉛直に配置されている。
第１図には供給袋壇１の構成部分の位檀が、型鍛造プレ
ス１３の工具室２６における引渡し箇所２５において工
作物２４が引渡されている状態で示されている。

クランク駆動装置１８若しくは旋回駆動袋鷹が１８ぴ回
動させられると、四辺形リンク３のリンク辺は第２図に
示された位置まで運動させられる。この場合にはチャッ
ク８は例えば加熱装置２８によって加熱された工作物２
４が待機している受取り箇所２７に位置している。この
加熱装置２８からは適当な止め装置を備えた供給トラフ
２９が引渡しステーション３０に延びている。この引渡
しステーション３０‘こは受取り箇所２７を位置決めす
る可動なストッパ３１が設けられていてもよい。チャッ
ク８に掴まれた工作物２４の中心点２４ａは受取り箇所
２７から引渡し箇所２５へかつその反対に運動する場合
に第１図において一」点鎖線で示した曲線を描く（搬送
面３３）。

四辺形リンク３のリンク部村の寸法を相応に規定するこ
とによって、加熱された工作物２４は加熱袋魔２８にお
ける受取り箇所２７から周期的にかつ正確に型鍛造プレ
スのプレス室２６における引渡し箇所２５に搬送される
。本発明の供給装置１においてはしバー４の旋回範囲に
別の機械的なストッパは必要とされない。クランク駆動
装置は往復運動に際してそれぞれ１８０ｏの回動を行な
う。この場合にクランク駆動装置１８の押し綾２１に生
じるサインカーブ状の速度経過曲線によってレバー」ひ
いてはチャック８の速度は引渡し箇所２５と受取り箇所
２７である終端位贋においてそれぞれ値０になる。この
位置において工作物２４は申分なく受取られ若しくは引
渡される。供給袋鷹１の構成部分の運動は受取り箇所２
７において速度０でゆるやかに開始され、連続的に最大
速度を経て、再び引渡し箇所２５においてゆるやかに止
められるように行なわれる。チャック８はチャック部材
３５と３６とを有しており、これらチャック部材３６と
３６とは軸３７に旋回可能に支承されておりかつアーム
３９と４０とによって操作される。

これらアーム３９，４０はピストン隆４１に結合されて
いる。このピストン榛４１のピストン４２がシリンダ４
３内で液圧又は空気力で往復連動させられることによっ
て、工作物は掴まれたり又は離されたりする。第５図か
ら明らかなように工作物２４は有利には４ｙの角度で受
取り箇所２７で受取られるようになっている。型鍛造プ
レス１３の工具室２６に縦鞠線を機に向けて工作物２４
を引渡すためには、工臭室２６に達する間に工作物２４
をチャック８の縦軸線を中心にして９び回動させる必要
がある。このためには液圧又は空気力で作業する駆動装
置４４が設けられている。この駆動菱鷹４４は保持部材
４５に固定されておりかつ紫承部４８と４９とに支承さ
れたケーシング４６を軸４４ａを用いて所定の角度だけ
回動させる。これによって、ケーシング４６に回動不能
に結合された、チャック部材３５，３６を保持している
別のケーシング４７も同様に回敷させられる。チャック
部材３５，３６の開閉とは無関係にこれらのチャック部
村３５，３６はその機軸線を中心にして９び回動させら
れ優る。チャック８が回敷可能であることによって加熱
菱直２８からの受取り箇所２７に準備された工作物２４
は引渡し箇所２５において縦軸線を機に向けるか又は垂
直に向けてプレスの工具室２６に鷹くことができるよう
になる。クランク駆動菱贋１８の制御、チャック部材３
５，３６の開閉運動及び縦軸線を中心としたチャック部
材３５，３６の回動は別々の回路装置によって供給菱直
１の位贋と連動とに関連して相互に同調されるようにな
っている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による供給装置を、工作物が型鍛造プレ
スの工具室に引渡される状態で示した概略的正面図、第
２図は第１図に示された供甥舎装置を、受取り箇所で工
作物をチャックで掴んだ状態で示した図、第３図はクラ
ンク駆動装置を示す部分的側面図、第４図はチャックを
、チャック部材を回転させかつ閉じさせる袋贋と共に概
略的に示した図、第５図は工作物のための加熱装置と型
鍛造プレスとの間に配直された本発明の供繋費装置を予
隣略的に示した図である。 １・・・供給菱魔、２，４６，４７・・・ケーシング、
３・・・四辺形リンク、４，６…レバー、８・・・チャ
ック、９，１０…旋回中心点、１２…機械フレーム、１
３…型鍛造プレス、１４，１５・・・ピン、１６，１７
・・・長孔、１８・・・クランク駆動装置、１９…クラ
ンクアーム、２０…モータ、２１…押し樺、２４・・・
工作物、２４ａ・・・中心点、２５・・・引渡し箇所、
２６・・・工具室、２７・・・受取り笹門井、２８・・
・加熱装置、２９・・・供総合トラフ、３０・・・引渡
しステーション、３１・・・ストッバ、３３・・・搬送
面、３５，３６・・・チャック部材、３７・・・軸、３
９，４０…アーム、４１…ピストン綾、４２…ピストン
、４３・・・シリンダ、４４・・・駆動菱魔、４４ａ・
・・軸、４５・・・保持部材、４８，４９・・・支承部
。 ＦＩＧ．３ＦＩＧ．ｌ ＦＩＧ．２ ＦＩＧ．５ ＦＩＧ・ム

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 工作物を受取り箇所から型鍛造プレス及びそれに類
   似したものの工具室における引渡し箇所に挿入する装置
   であつて、供給装置１がクランク駆動装置１８によつて
   駆動される四辺形リンク３から成つており、この四辺形
   リンク３の１つのリンク辺が定位置に配置されており、
   定位置のリンク辺に可動に支承されたリンク辺の自由端
   部にチヤツク８が四辺形リンクの一辺として枢着されて
   おり、この可動なリンク辺を成すレバーの内の一方のレ
   バー４が他方のレバー６よりも長くなつておりかつチヤ
   ツク８の前方部分に係合していることを特徴とする、工
   作物を受取り箇所から型鍛造プレス及びそれに類似した
   ものの工具室における引渡し箇所に挿入する装置。 ２ チヤツク８がその縦軸線を中心にして回動可能に構
   成されている、特許請求の範囲第１項記載の装置。 ３ 定位置のリンク辺であるケーシング２がほぼ鉛直に
   延びておりかつ機械フレーム１２において高さ方向に調
   節可能である、特許請求の範囲第１項又は第２項記載の
   装置。 ４ 供給装置１が工作物の搬送面３３の上方に配置され
   ている、特許請求の範囲第１項から第３項までのいずれ
   か１つの項に記載の装置。 ５ 長い方のレバー４がアングルレバーとして構成され
   ている、特許請求の範囲１第１項から第４項までのいず
   れか１つの項に記載の装置。 ６ クランク駆動装置１８が押し棒２１を介して長い方
   のレバー４に回動可能に結合されている、特許請求の範
   囲第１項から第５項までのいずれか１つの項に記載の装
   置。