JPS6234692B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6234692B2
JPS6234692B2 JP21948582A JP21948582A JPS6234692B2 JP S6234692 B2 JPS6234692 B2 JP S6234692B2 JP 21948582 A JP21948582 A JP 21948582A JP 21948582 A JP21948582 A JP 21948582A JP S6234692 B2 JPS6234692 B2 JP S6234692B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass plate
support
hanging
arm
hanging tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21948582A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59111935A (ja
Inventor
Kaoru Sakurai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP21948582A priority Critical patent/JPS59111935A/ja
Publication of JPS59111935A publication Critical patent/JPS59111935A/ja
Publication of JPS6234692B2 publication Critical patent/JPS6234692B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/063Transporting devices for sheet glass
    • B65G49/066Transporting devices for sheet glass being suspended; Suspending devices, e.g. clamps, supporting tongs

Landscapes

  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガラス板を自動的に吊下げ支持する自
動吊込装置に関する。
一般にガラス板を曲げ成形する場合には、吊下
具によつてガラス板上端部を保持した状態で加熱
炉内に搬入し、ガラス板を軟化点近くまで加熱し
た後プレス成形している。そして、この場合ガラ
ス板を位置決めし、ガラス板上端部の所定箇所に
焼付防止及び滑り防止のためのペースト状物質を
塗布し、次いでガラス板上端部の複数箇所を複数
の吊下具によつて保持するわけであるが、保持す
るにあたつて吊下具がガラス板表面に焼付け防止
及び滑り止め等の目的で塗布したペースト状物質
の部分を確実に保持しなければならず、また全て
の吊下具がガラス板上端部に沿つて整列していな
ければならない。そして、斯る吊下具を所定位置
に自動的に整列せしめるには機構が極めて複雑化
し且つ装置も大型化する。
このため従来にあつては専ら人手に頼つている
のが現状であり、したがつて非効率的であつた。
本発明は上述の如き従来の不利を改善すべく成
したものであつて、ガラス板の位置決めからガラ
ス板上端部を吊下具によつて保持するまでを全て
自動的に行なうことで極めて効率的となつたガラ
ス板の自動吊込装置を提供することを目的とす
る。
上記目的を達成するため、本発明は吊込装置に
組込んだ支持部を備えたフレームでガラス板を略
垂直に位置決めし、このガラス板をガラス板の着
脱機構と支持機構を備えた台車でペースト状物質
の塗布装置まで搬送し、また該台車によつてペー
スト状物質が塗布されたガラス板を吊下具の下方
まで搬送し、一方上記吊下具は揺動自在な支持板
に支承せしめることでガラス板上端部形状に略々
倣つた形状に整列せしめ、この吊下具をクランプ
を備えた開閉機構で開閉せしめるとともに、爪を
備えた調整機構で上記吊下具の位置及び姿勢を微
調整するようにしたことをその要旨としている。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
第1図は本発明装置の全体側面図、第2図は同
正面図、第3図は台車要部の拡大側面図、第4図
は塗布装置の縦断側面図、第5図はトーナメント
状に配列される支持板の正面図、第8図は吊下具
の整列機構の破断側面図、第9図は同平面図、第
10図は第8図10−10線断面図、第11図は
第8図11−11線断面図である。
自動吊込装置1の基台2の一端には第2図に示
す如き矩形のフレーム3が垂設されており、該フ
レーム3の内側には同じく矩形のインナーフレー
ム4が上端の2点を前後(第1図中左右)に揺動
自在に枢着a,aされており、又該インナーフレ
ーム4の下端は基台2の下面側に固定されたエア
シリンダユニツト5のピストンロツド5aの先部
に連結されている。そして、このインナーフレー
ム4の内側の上下左右には支持ローラ6…を備え
て成る支持部7U,7U,7B,7B,7L,7
Rが夫々設けられている。これら支持部のうち7
U,7U,7Rは所定の位置に設定された後は不
動でいわばストツパとして機能し、残りの支持部
7B,7B,7Lは移動自在である。
一方、基台2上にはガラス板を支持して運搬す
べき台車8が前後(第1図中左右方向)に移動自
在に載置されており、該台車8はモータ9aにて
駆動せしめられる。
そして、台車8には上方の着脱機構9と下方の
支持機構10とからなるガラス板の位置決め機構
が設けられている。
また、前記フレーム3の後方には支柱11を立
設し、この支柱11の上部にガイドフレーム12
を設け、このガイドフレーム12に複数のガイド
バー13…を第1図中紙面垂直方向に移動可能に
立設している。そして、各ガイドバー13にはガ
イドブツシユ14,14を介して摺動部材15を
ガイドバー13に沿つて上下動可能に取付け、こ
の摺動部材15の後方(第1図中左方)にはアー
ム16を介してカムボツクス17を配設し、摺動
部材15の前方にはアーム18を介して塗布装置
19を配設している。即ち、カムボツクス17及
び塗布装置19は第1図中紙面垂直方向に複数
個、具体的にはガイドバー13の本数と同数配設
されている。そして、上記カムボツクス17から
後方に向つて吊下げ具60を整列させるための位
置決め機構20を突設せしめている。
更に、吊下具60の後方には、パルスモータに
より所定角度だけ上下に揺動するレバー104
と、この揺動レバー104先部に取付けられた回
転自在な位置決め部材105とを備えた制御機構
110を配設している。
次に前記した各部材の詳細を述べる。先ず前記
台車8に設けられた位置決め機構の構成を第3図
に基づいて説明すると、同図中21は枠構造を成
す基台であり、この基台21の中央にはシリンダ
ユニツト22が立設されている。このシリンダユ
ニツト22のシリンダ22aから上方へ延びるピ
ストンロツド22bは支持アーム23を摺動自在
に貫通しており、これの上端は支持アーム23の
上方へこれと平行に位置する支持アーム24に固
定されている。尚ピストンロツド22bの中間部
にはストツパ22cが一体に形成されている。
又基台21にはガイドブツシユ25,25内に
上下摺動自在に嵌合するロツド部材26,26が
支持されており、各ロツド部材26はガイドブツ
シユ27を介して支持アーム23を摺動自在に貫
通し、これの上端は支持アーム24に固定されて
おり、これの下端には前記ガイドブツシユ25の
下面に当接すべきストツパ部材26aが固定され
ている。
ところで、前記下方に位置する支持アーム23
の端部には一対のアーム部材28,28がその中
間部を開閉自在に枢着されており、これらアーム
部材28,28は枢着点回りに回動自在に支持さ
れている。そしてアーム部材28,28の下端に
は内方に相対向する如く把持部28a,28aが
設けられ、又これらアーム部材28,28の上端
部にはこれら両アーム部材28,28で下方に先
細りのテーパ状係合溝28bが形成されている。
又アーム部材28,28はこれらの間に縮装され
たスプリング29にて開方向に弾発されている。
又支持アーム23の上方に位置するもう一方の
支持アーム24の端部にはこれと直角に楔状爪体
30が固定されている。
他方、支持機構10において、架台31にはブ
ラケツト32を介してエアシリンダユニツト33
が垂直に固設され、該ユニツト33のシリンダ3
3aより上方へ延出するピストンロツド33bの
上端にはガラス板の下端縁を支持すべき支持片3
4を備えて成る支持具35が固定されている。そ
して、この支持具35の側方には架台31に固設
された電磁石Mの端面を摺動する吸着板36が固
定されている。
また、架台31の側方には支持台37を配設
し、この支持台37にパルスモータ38を固定
し、このモータ38の軸にカム39を嵌着し、モ
ータ38を駆動することで台車8全体が昇降動す
るようにしている。このようにすることで台車8
に保持されたガラス板Wが吊下具60と同期して
下動し、ガラス板Wが吊下具60によつて保持さ
れるようにしている。
次に前記塗布装置19の構成を第4図に基づい
て説明するに、同図中40は枠構造を成す基台で
あり、該基台40の上下にはガイドバー41,4
1が架設されている。又基台40にはプツシユロ
ツド42がガイド部材43にて上下摺動自在に支
持されており、該プツシユロツド42の上端には
カムフオロア44が回転自在に支承されている。
一方、基台40の上方には図示の如く回転軸4
5が軸受46,46にて回転自在に支承されてお
り、該回転軸45の一端は不図示のモータに連結
されており、他端にはカム板47が一体に回転す
べく固着されている。そして、前記プツシユロツ
ド42はスプリング48にて常に上方へ付勢され
ており、これによりプツシユロツド42の上端に
固設した前記カムフオロア44はカム板47の下
方より当接している。
ところで、前記基台40の上下に架設されたガ
イドバー41,41間にはガイドブツシユ49…
を介して摺動部材50,50が水平方向に摺動自
在に架設されており、両部材50,50の上部に
は内方へ向かうブラケツト51,51が突設され
ている。そして、これら両ブラケツト51,51
と前記プツシユロツド42の下端とは側面V形を
成すリンク部材52,52にて枢着連結されてい
る。
又上記摺動部材50,50の内方には支持部材
53,53がボルト54,54及び前記ブラケツ
ト51,51にて図中左右方向に摺動自在に支持
されており、これら支持部材53,53はボルト
54,54の外周に縮装されたスプリング55,
55にて内方に弾発付勢されている。そして、両
支持部材53,53の下端には炭酸マグネシウム
等を分散したペースト状物質をその先部より流出
する塗布用チツプ56,56が固定支持されてい
る。尚これらチツプ56,56は管57,57を
介して不図示のペースト状物質供給装置に連結さ
れている。
また、前記カムボツクス17の後方(第1図中
左方)には第5図乃至第7図に示す如き吊下具の
配列機構を設けている。
即ち、第5図中左右方向(第1図中紙面垂直方
向)にフツクバー101を移動自在に架設し、こ
のフツクバー101に一対の支持板102,10
2を揺動自在に吊下げ支持している。これら支持
板102,102は何ら規制を行なわない場合に
は互いに近接する端部102a,102aが互い
に離反する端部102b,102bよりも上位と
なるようにバランスされ、且つ端部102a,1
02a間をワイヤ106でつなぎ支持板102,
102の傾斜角度を規制している。
そして、各支持板102の両端部102a,1
02bには更に支持板103…を揺動自在に吊下
げ支持し、これら支持板103…をワイヤ107
…でつなぐことで各支持板102,103…が図
示の如くトーナメント状に配列されるようにして
いる。そして、下段に位置する各支持板103…
の両端には前記吊下具60…を吊下げ支持してい
る。而してこの状態で各吊下具60…の下端を結
び線L′はガラス板の上端縁形状を示す曲線Lとは
異なる折線となる。
一方、第1図に示す如く吊下具60…の後方に
は吊下具の姿勢を制御する制御機構110を配設
し、この制御機構110にはパルスモータにて所
定角度だけ上下に揺動するレバー104…を設け
ている。各レバー104の先部には第7図に示す
位置決め部材105が回転自在に支承されてお
り、この位置決め部材105は中央に向つて先細
の円錐テーパ面105a,105aを有し、中央
にはリング状溝105bを形成する鼓状をなして
いる。
以上において、位置決め部材105…を支持板
102の端部102a上方位置、及び外側の支持
板103の外側端部上方位置のそれぞれ臨ませ、
レバー104を所定角度だけ下方に揺動せしめ、
支持板102,103を所定角度だけ揺動せし
め、第6図に示すように各吊下具60…の下端部
を結ぶ線L′とガラス板上端縁形状を示す曲線Lと
を一致せしめる。換言すれば、各吊下具60…の
下端部が曲線L上に位置するようにする。
そして、斯る位置決めに際し、支持板102,
103が前後方向つまり第5図中紙面垂直方向に
ずれていても、位置決め部材105の周面にはテ
ーパ面105aが形成されているので、このテー
パ面105aに案内されて常に支持板102,1
03は溝105b内に入り込み全ての支持板10
2,103は同一平面上に配列せしめられる。
尚、図示例では支持板102,102の互いの
近接する端部102a,102aが離反する端部
102b,102bよりも整列前にあつては上位
になるようにしたが、端部102a,102aの
方が下位になるようにバランスしてもよく、更に
位置決め部材105が当接する支持板102,1
03の箇所も図示例に限らず任意であり、要は最
終的に全ての吊下具60…の下端部がガラス板の
上端縁形状を示す曲線L上に位置するようなもの
であれば良い。
一方、前記カムボツクス17内には第8図乃至
第11図に示す如き吊下具60…の整列機構が内
蔵されている。このカムボツクス17は前記した
如く、左右方向つまり第1図の紙面垂直方向に複
数個配設され、それぞれのカムボツクス17内に
は回転軸61が上下の軸受62,62を介して回
動自在に、且つ垂直に支承されており、該回転軸
61の上端部はカムボツクス17を貫通して上方
へ突出し、モータ63の出力軸63aにカツプリ
ング64にて連結されており、又下端部にはウオ
ームギア65が嵌着されている。
又カムボツクス17内には前記回転軸61に直
交すべくもう一方の回転軸66が回動自在に支承
されており、該回転軸66には前記回転軸61の
下部に嵌着したウオームギア65と噛合するウオ
ームホイール67を嵌着し、回転軸66が回転軸
61と一体的に回転するようにしている。そし
て、回転軸66には形状の異なる複数のカム66
a…を想像線で示すように嵌着している。
ところで、カムボツクス17の後方外部には上
方から吊下具60…の支持機構68、開閉機構6
9、位置決め調整機構70が夫々設けられ、これ
らの機構により前記位置決め機構20を構成して
いる。
上記支持機構68は図示の如く水平に突設され
るロツド71と、該ロツド71の上方に、且つこ
れと平行に摺動自在に設けられた第1のブツシユ
ロツド72とから構成され、該プツシユロツド7
2の一端には略L字状の第1のクランプアーム7
3の一端が枢着され、このクランプアーム73の
中間部は図示の如く前記ロツド71の一端に枢着
されている。又、プツシユロツド72の他端には
下方に開口する凹溝74aを備えて成るロツドエ
ンド74が固定され、該ロツドエンド74の凹溝
74aにはその下端がカムボツクス17の下端に
揺動自在に枢着されたリンクアーム75の上端が
ローラ76を介して係合している。そして、この
リンクアーム75は不図示のカムフオロアを介し
てスプリング77にて前記した複数のカム66a
…のうちの1つのカムに当接係合せしめられてい
る。
又前記開閉機構69において、78はスプリン
グ79にて下方に付勢されるとともに、上下摺動
自在に構成されるスライダであり、該スライダ7
8には第2のプツシユロツド80が摺動自在に挿
通しており、このプツシユロツド80の一端には
第10図に示す如く楔状の爪体81が固着され、
他端にはその下端がカムボツクス17の下端に揺
動自在に枢着されたリンクアーム82の上端がロ
ーラ83を介して当接係合している。尚プツシユ
ロツド80はスプリング84にて第8図中右方へ
付勢されており、又リンクアーム82は不図示の
カムフオロアを介して前記した複数のカム66a
…のうちの1つのカムに当接係合している。
ところで、前記プツシユロツド80の前方には
第10図に示す如く一対の第2のクランプ85,
85が開閉自在に枢着されており、両クランプ8
5,85はスプリング86にて開方向に付勢され
ている。
又一方、前記スライダ78の側面には長穴の係
合溝78aが形成され、該係合溝78aにはその
一端がカムボツクス17の上方側部に揺動自在に
枢着された揺動アーム87の他端がローラピン8
8を介して係合している。そして、この揺動アー
ム87の中間部はその下端が前記複数のカム66
a…の1つに当接係合して成るプツシユロツド8
9の上端が枢着されている。
更に前記位置決め調整機構70において90は
スプリング91,91にて下方に付勢され、且つ
上下摺動自在に構成されたスライダであり、該ス
ライダ90の側面には長穴の係合溝90aが形成
され、該係合溝90aにはその一端がカムボツク
ス17の側部に揺動自在に枢着された揺動アーム
92の他端がローラピン93を介して係合してい
る。そして、揺動アーム92の中間部はカムフオ
ロア94を介してカム66a…の1つに係合して
いる。
又前記スライダ90にはプツシユロツド95が
摺動自在に挿通しており、該プツシユロツド95
はスプリング96にて第5図中右方へ付勢され、
これの一端には楔状の位置決め爪97が設けられ
ており、他端にはその下端がカムボツクス17の
下端に枢着されたリンクアーム98の上端がロー
ラ99を介して係合しており、リンクアーム98
の中間部はカムフオロア100を介してカム66
a…の1つに係合している。
次に以上説明した吊込装置1によるガラス板の
吊込作業について述べる。
まずシリンダユニツト5を駆動してインナーフ
レーム4を上端枢着部a,aを中心に反時計方向
へ少しく回動させて傾斜させる。
次にガラス板Wをインナーフレーム4の下部に
設けられた支持部7B,7B上に載置し、その後
可動支持部7B,7B,7Lを駆動せしめれば、
ガラス板Wはストツパとしての不動支持部7U,
7U,7Rに当接するまで移動せしめられ、これ
ら不動支持部にガラスWの端縁が当接した時点で
ガラス板Wは全支持部7U,7U,7B,7B,
7L,7Rによつて所定の位置に精度よく固定セ
ツトされる。
斯くしてガラス板Wをインナーフレーム4に固
定セツトした後、再びシリンダユニツト5を駆動
してインナーフレーム4の姿勢を垂直に戻すと、
ガラス板Wも垂直にセツトされる。
その後、台車8を前進せしめてガラス板Wの後
方に近接せしめ、ガラス板Wをインナーフレーム
4に支持せしめたままの状態で台車8に設けた着
脱機構9を駆動してガラス板Wの上端縁をつか
み、支持機構10にてガラス板Wの下端縁を支持
してガラス板Wを台車8側でも支持する。即ちガ
ラス板Wの上方にはアーム部材28,28が開い
た状態で待機しており、この状態からシリンダユ
ニツト22を駆動してこれのピストンロツド22
bを下動せしめれば、まずアーム部材28,29
がその把持部28a,28aがガラス板Wの上端
部の両側に位置するまで下降する。そして更にピ
ストンロツド22bを下動せしめれば、今度は爪
体30が下動して係合溝28bに係合し、アーム
部材28,28を閉じさせ、これによりこれらア
ーム部材28,28の把持部28a,28aは図
示の如くガラス板Wの両面に当接密着し、ガラス
板Wの上端部を支持する。
他方、エアシリンダユニツト33を駆動して支
持具35を上動せしめ、これに設けた支持片34
がガラス板Wの下端縁に当接した後、電磁石Mを
働らかせて吸着板36を吸着固定すれば、ガラス
板Wの下端縁は支持具35に支持される。
然る後、インナーフレーム4側に設けた支持部
7U,7U,7B,7B,7L,7R全ての支持
を解除すれば、ガラス板Wはインナーフレーム4
から台車8にそのままの状態を保持して受け渡さ
れる。
斯くして台車8に受け渡されたガラス板Wをそ
のまま上方に持ち上げ、上方へ待機する塗布装置
19にてこれの両面の所定箇所にペースト状物質
を塗布し、その後ガラス板W全体を元の位置まで
下げる。
ところで、上記ペースト状物質の塗布の次の如
くして成される。即ち、第4図において回転軸4
5を駆動してカム板47を回動せしめ、これに当
接するカムフオロア44を介してプツシユロツド
42を下動せしめれば、リンク部材52,52は
更にシヤープなV形に変形し、この変形により摺
動部50,50及び支持部材53,53は内方へ
移動し、支持部材53,53に支持されるチツプ
56と56とはガラス板Wの両面の所定箇所に当
接し、チツプ56,56から流出するペースト状
物質が当接箇所に付着する。その後、カム板47
を駆動してプツシユロツド42を上動せしめれ
ば、チツプ56,56はガラス板Wから離間し、
該ガラス板Wの両面にはペースト状物質が確実に
塗布される。
この塗布作業以前に前記制御機構110が働ら
いてこれのレバー104…は所定角度回動し、こ
れによりレバー104…の先部に設けた位置決め
部材105…は第6図に示す如く支持部材10
2,102,103,103の所定箇所を下方へ
押圧し、吊下具60…をガラス板Wの上端縁形状
に倣つて配列せしめる。
又位置決め部材105…にて支持板102,1
02,103,103を押圧すると同時に、支持
板102,102,103,103は位置決め部
材105のテーパ部105a,105aに沿つて
滑り、自ずと中央に設けた溝105bに係合し、
この結果全吊下具60…は同一平面上に位置す
る。
そして、上記塗布作業と併行して吊下具の整列
が行なわれる。吊下具60の形状は第12図に示
すように、一対の上部アーム60a,60aと一
対の下部アーム60b,60bとからなり、上部
アーム60a,60aの上端部は互いに枢着60
cされ、上部アーム60a,60aの下端部には
下部アーム60b,60bの上端部が枢着され、
これら下部アーム60b,60bは中間部におい
て交叉枢着60dされ、更にそれぞれの下部アー
ム60b,60bの下端部には内方に向つてガラ
ス板W上端部を把持するチツプ60e,60eを
取付けている。而して、吊下具60は枢着点60
dよりも上部において略矩形状のパンタグラフ機
構を構成し、吊下具60が全体が縮んだ場合にチ
ツプ60e,60e間の距離が大きくなつて開状
態となり、また吊下具60全体が伸びた場合にチ
ツプ60e,60e間の距離が小さくなつて閉状
態となる。そしてこの閉状態におけるチツプ60
e,60e間の距離を規制すべく、下部アーム6
0bの一方に他方の下部アーム60bと当接する
ストツパ60fを取付けている。
上記の如き形状をした吊下具60の整列は以下
の如くして行なわれる。
先ず、第8図に示す如く第1のプツシユロツド
72を左方へ移動させ、クランプアーム73にて
吊下具60の上端の枢着点60cよりも若干上方
位置を支持することで、吊下具60の位置を固定
する。
次に開閉機構69の第2のプツシユロツド80
を第8図中左方へ移動せしめ、第8図中鎖線で示
す開状態から実線で示す如く第2のクランプ8
5,85を閉じさせ、これにより吊下具60の下
部アーム60b,60bを挾み、その後プツシユ
ロツド89にて揺動アーム87を押し上げ、スラ
イダ78を上動せしめる。これにより吊下具60
は上端が固定されたまま下部アーム60b,60
bのみが上動するため、第12図に示す如く吊下
具60は開き、下部アーム60b,60bの下端
に設けられたチツプ60e,60eは更に開く。
このとき各機器の製作誤差等に起因して吊下具6
0は第13図に示す如く鉛直線Nに対してその中
心線N′が少しく傾斜し、又チツプ60e,60
e間の間隙も所定値に対して誤差を生ずる。
そこで、次にカムを駆動して揺動アーム92及
びリンクアーム98を介してプツシユロツド95
を第8図中左方へ前進せしめると同時に上動せし
め、第11図に示す如くプツシユロツド95の先
部に設けた位置決め爪97を吊下具60の両チツ
プ60e,60e間に挿入係合せしめ、位置決め
爪97の係合を解除すれば、吊下具60の姿勢は
第15図に示す如く垂直に保持され、又これのチ
ツプ60e,60e間の間隙Sも所定値に設定さ
れる。
斯くして微調整された吊下具60の間に第16
図に示す如く、ガラス板Wの上端部を介在せし
め、その後ガラス板Wと吊下具60とを前記した
台車8のカム39を介して同期して下動せしめれ
ば、ガラス板Wは第17図に示すように吊下具6
0によつて吊下げ保持される。
斯くしてガラス板Wは第18図に示す如く全吊
下具60…に均一に吊下支持され、一連の吊下作
業が自動的に終了し、作業者は単調な吊下作業か
ら解放されるとともに、作業能率も飛躍的に向上
する。
以上の説明で明らかな如く本発明によれば、ガ
ラス板自動吊込装置をガラス板を位置決めセツト
する機構と、セツト後のガラス板を受け渡され、
これを所定位置に搬送する搬送機構と、吊下げ前
ガラス板の両面所定位置にペースト状物質を塗布
する塗布装置と、吊下具の姿勢を制御する制御機
構と、姿勢制御後の吊下具の姿勢及び位置を微調
整する調整機構と、複数の吊下具を配列支持する
吊下機構とで構成したため、ガラス板の位置決め
セツトから吊下具によつて保持するまでを全て自
動的に、且つ精度良く行なうことができ、作業能
率が飛躍的に向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第
1図は自動吊込装置の全体側面図、第2図は同正
面図、第3図は台車要部の拡大側面図、第4図は
塗布装置の縦断側面図、第5図及び第6図はトー
ナメント状に配列される支持板の正面図、第7図
は位置決め部材の斜視図、第8図は吊下具の整列
機構の破断側面図、第9図は同平面図、第10図
は第8図10−10線断面図、第11図は第8図
11−11線断面図、第12乃至第17図は吊下
具の整列手順を示す吊下具の側面図、第18図は
ガラス板を吊下げた状態でのトーナメント状に配
列された支持板の正面図である。 尚図面中1は自動吊込装置、8は台車、17は
カムボツクス、19は塗布装置、60は吊下具、
68は支持機構、69は開閉機構、70は位置決
め調整機構、Wはガラス板である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガラス板を加熱炉等に搬入すべく、ガラス板
    の上端部を複数の吊下具のチツプ間で保持するよ
    うにした自動吊込装置において、この吊込装置
    は、ガラス板を略垂直にセツトするための支持部
    を備えたフレームと、ガラス板上端部の所定箇所
    に焼付防止或いは滑り止め等の目的でペースト状
    物質を塗布する塗布装置と、上記複数の吊下具を
    ガラス板上端部形状に略々倣つて整列せしめるた
    め該吊下具を吊下げ支持する揺動自在な支持板を
    備えた配列機構と、上記吊下具のチツプを開閉す
    るためのクランプを備えた開閉機構と、上記吊下
    具の姿勢及び位置を微調整すべくチツプ間に下方
    から挿入される爪を備えた調整機構と、上記セツ
    トされたガラス板を受取つて上記塗布装置に搬送
    するとともに、ペースト状物質が塗布されたガラ
    ス板を吊下具の下方に搬送するガラス板の着脱機
    構と支持機構を備えた台車とからなるガラス板の
    自動吊込装置。
JP21948582A 1982-12-15 1982-12-15 ガラス板の自動吊込装置 Granted JPS59111935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21948582A JPS59111935A (ja) 1982-12-15 1982-12-15 ガラス板の自動吊込装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21948582A JPS59111935A (ja) 1982-12-15 1982-12-15 ガラス板の自動吊込装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59111935A JPS59111935A (ja) 1984-06-28
JPS6234692B2 true JPS6234692B2 (ja) 1987-07-28

Family

ID=16736175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21948582A Granted JPS59111935A (ja) 1982-12-15 1982-12-15 ガラス板の自動吊込装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59111935A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5370776B2 (ja) * 2010-03-15 2013-12-18 日本電気硝子株式会社 ガラス基板搬送装置及びガラス基板搬送方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59111935A (ja) 1984-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07121495B2 (ja) 物品ハンドリング装置
CN112958379A (zh) 涂胶装置
JPH0656248A (ja) 部材の移載方法およびその装置
JPS63266099A (ja) 板状部品を浴中で化学処理するための装置中に支持構造体を供給する方法および装置
JPS6234692B2 (ja)
JPS6226421Y2 (ja)
JPS6017622B2 (ja) 工作物を受取り箇所から型鍛造プレス及びそれに類似したものの工具室における引渡し箇所に插入する装置
JPS6223781Y2 (ja)
JPS6232138B2 (ja)
JPS6234693B2 (ja)
JPS6226420Y2 (ja)
JPS6226422Y2 (ja)
JPH03503381A (ja) 曲げ装置
JPS6241181B2 (ja)
JP3016053B2 (ja) ボルト供給装置
JPS6328851B2 (ja)
JP2631743B2 (ja) 車体組付装置
JPH11333535A (ja) ヘミング装置へのワーク投入方法及び装置
JP2514856Y2 (ja) ハンガー開閉装置
CN113877826B (zh) 重心翻转式智能物流分拣装置及其使用方法
CN215035221U (zh) 铰链偏心臂自动组装机
JP2636045B2 (ja) ショックアブソーバの搬入出装置
JPS5852051Y2 (ja) トランスフア装置
CN107973076B (zh) 箱体自动倾倒立放机构
JPS62865Y2 (ja)