JPS6017000A - 5−フルオロウリジン−5′−二リン酸グルコ−スの新規合成法 - Google Patents

5−フルオロウリジン−5′−二リン酸グルコ−スの新規合成法

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JPS6017000A
JPS6017000A JP12421483A JP12421483A JPS6017000A JP S6017000 A JPS6017000 A JP S6017000A JP 12421483 A JP12421483 A JP 12421483A JP 12421483 A JP12421483 A JP 12421483A JP S6017000 A JPS6017000 A JP S6017000A
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fluorouridine
phosphate
glucose
phosphoric acid
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Morio Ikehara
池原 森男
Juichi Fukui
福井 寿一
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Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、S−フルオロウリジン−5′−二リン酸グル
コース(以下、「flIUDPG」と略すことがある。
)の新規合成法に関する。
従来、f’ UDPGの合成法としては、S−フルオロ
ウリジン−yl E jJン酸トクルコースーl−リン
酸とをウリジン−5′−二リン酸グルコースピロホスホ
リラーゼの存在下反応させる方i/Eが知られているが
、該合成法では、一度に少量しか得られず、収率も低い
。また、原料であるS−フルオロウリジンータ′−三リ
ン酸の合成が困難であるという欠点がある。
発明に到達した。
すなわち1本発明の要旨は、S−フルオロウリジン−5
′−リン酸(以−ド、r r’trup Jと略すこと
があφ。)とグルコース−/−リン酸とを環状第二級ア
ミンまたは芳香族アミンの存在下反応させることKより
、fIIUDPGを合成する方法に存する。
以下、本発明?更に詳細に説明する。
(III) (H) 上記反応式中、Rは1モルホリノ基、イミタ゛ゾジル基
等の環状第二級アミン残基またはアニシジル基等の芳香
族アミン残基な示すが、特にモルホリノ基が好ましい。
上記反応式で示されろように、本発明方法によれば、一
般式(11)で示されるS−フルオロウリジン−5′−
リン酸アミデート(以下、「f5UMP5Cデート」と
略すことがある0)の中間体を経てf′UDPGが合成
される。つまり、f’UMP(1)に直接グルコース−
/−リン酸を反応させると、f5UDPG(I)以外に
f’ U M p(1)の二量体も生成するが、f’U
MP(i)を環状第二級アミンまたは芳香族アミンと反
応させてまずf’UMPアミデー) (It)とし、次
いでグルコース−l−リン酸を反応させると1選択的に
f5UDPGを合成することができる。
f’UMPアミデー1−C11)は、 f”UMP (
1)をt−ブタノール等のアルコール中カルボニルジイ
ミダゾール、カルボジイミド類(たとえはジシクロへキ
シルカルボジイミド)等の縮合剤の存在下、環状第二級
アミンまたは芳香族アミンと還流上反応させることによ
り得られる。塊状第二級アミンまたは芳香族アミンは、
通常。
f’UMP (1) 1モルに対して7〜5モル使用さ
れ、反応時間は30分〜10時間である。
こうして得られるf’UMPアミデー) (If)は。
単離することなくそのまま次のグルコース−/−リン酸
との反応に供される。
f′5UMPアミデート(11)とグルコース−/−リ
ン酸の反応はピリジン、DMSO,DMF等の有機溶媒
中で行なわれるか、特にピリジンが好ましい。
ピリジンを使用する場合には、ピリジンに溶 3− 解fるように、グルコース−/−リン酸な第三級アミン
の塩VC変えるのが好ましい。
反応温度は、1O−50Cがよく、反応時間は、l〜!
日間である。
一& だ、グルコース−/−リン酸の量は。
f5UMP (1) 1モルに対し、7〜gモルから選
ばれる。
得られた1jJf’UDPGは、カラムクロマトグラフ
イー等により精製される。
一方、原料であるf5UMP(i)は、たとえば、次の
反応式に従って合成することができる。
(IV) ・(III) つ捷り、上記式(1v)で示されるS−フルオロウリジ
ン(以下、r f’U Jと略すことかある。)ケオギ
シ塩化リンの存在下、トリメテルホスフ 4− 、r−−トtたはトリエチルホスフェートでリン酸化す
る。反応は、通常、氷冷rで行われ、反応時間を゛よ、
/ −211時間である。
このようにして得られるrlltJnpG(J)は、公
知ノ抗癌剤であるフトラフール、S−フルオロウラシル
等の類縁体であり、制癌剤としての用途が期待される。
以下、参考例および実施例てて、不発明を更に詳細に説
明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の
実施例により何ら限定を受けるものではない。
参考例 〈S−フルオロウリジン−j′−リン酸(f’UMP)
の合成〉 トリエチルホスフェート10m1とオキシ塩化すンユS
ゴの溶液を水冷下で約75分攪拌したのち、乾燥した粉
末状3−フルオロウリジン2 & 、2..2nlf/
 (/ mmol−)を加え、攪拌下、0Cにて8時間
反応させた。反応終了恢、反応液を氷水中にあけ、活性
炭カラムにより脱塩する。
得られた粗生成物’17 DOW6X / X t (
ギ酸塩型、ダウケミカル社製)のカラムクロマトグラフ
ィにかけ、O−+aSMギIV1アンモニウムの直線濃
度勾配で溶出する。S−フルオロウリジン−5′IJン
酸の分画を集め、活性炭カラムで脱塩後、DOWIIX
 !; 0 (H”jJ 、ダウケミカル社製)のカラ
ムクロマトグラフィーな通して遊離酸とし、減圧乾固す
ると、コ00 nt9の5−フルオロウリジン−5′−
リン酸がイqられた。
実施例 !−フルオロー5′−リン酸31Iココ〜(/mmol
e )を!rO%L−ブタノール水溶液20 meおよ
びモルボリン0. J 4’ tnl (41mmol
e )に溶解し、還流しながら、シンクロへギシルカル
ボジイミド(DCC)llr、24’lll19(4t
mmole )のt−ブタノール浴液/kml’に1時
間にわたって滴下した。更に一時曲、還流を続けた。p
H7,3の原紙電気泳動(0,0!rM TgAIl 
)で、原料であるS−フルオロウリジン−5′−リン酸
の約−分の7だけ移i!IIするS−フルオロウリジン
−5′−リン酸モルホリゾートのスポットのみを与える
ようになったところで反応を終了した。
反応終了後、冷却、濾過、洗浄し、t−ブタノールを減
圧留去する。加水分解によりDCCを除去後、濾過、@
縮乾固し、ピリジン共沸、乾燥すると、ターフルオロウ
リジン−3′−リン酸モルホリゾートが得られた。
一方、グルコース−7−リン酸l1mmoleをDow
ex !r O(ピリジン型、ダウケミカル社製)のカ
ラムクロマトグラフィーに通し、溶出液をSO係ビピリ
ジン水溶液洗浄、濃縮後、 ト+J−n−プテルアミン
ダmmoleを加え、ピリジン共沸な行った。得られた
グルコース−/−リン酸のトリーn−ブチルアンモニウ
ム塩をピリジンに溶解し、先に得られた5−フルオロウ
リジン−5′−リン酸モルホリゾートを加え、一度ピリ
ジンを減圧留去後、ピリジン!艷に溶解し、30Cで約
3日間反応させた。反応終了の確認は、pH25のp紙
電気泳動(0,03M T E A B 、 Rmθ”
UMP)−o、 g g )により行った。
= 7 = 反応終了イ&、ピリジンな減圧留去後、水を加え、塩酸
酸性とした後、活性炭カラムを通し、水酸化アンモニウ
ム・エタノールで溶出する。
得られた粗生成物5DE、g2(炭酸水素塩型)のカラ
ムクロマトグラフィーにかけ、0→alSM TEAB
の直?fM濃度勾配で溶出する。S−フルオロウリジン
−51−二リン酸グルコースの分iI!IIヲ集め、減
圧濃縮する。残渣をトリエチルアミン臭がなくなる1で
メタノールで共沸し、メタノールに溶解する。得られた
メタノール溶液をヨウ化ナトリウムのアセトン溶液中に
滴下し、遠心分離後、沈殿物をアセトンでt回洗浄し、
乾燥すると、S−フルオロウリジン−5′−二リン酸グ
ルコースの結晶が、3A’1m9得られた(収率sg%
)。得られたS−フルオロウリジン−5′−二リン酸グ
ルコースの物性値は以下の通りであった。
濾紙電気泳動u+4’nMp−t’u):lダII(0
02Mモルホリニウムアセテート、pH,?J)、・0
1g(0,0!;M TKAB、pH’25)−日 − 原紙クロマトグラフイー Rf: I:n−プロパツール:濃アンモニア水:水=3!; 
: 10 : 3.!r (V/V)II:n−ブタノ
ール:酢酸:水− 3: 、2 : 3 (V/V) UVスペクトル λmax (nm) :コxg(a2
o) 、 26q(lNHCt) 。
ユ69(0/N Na0H) ほか1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. +1) !;−フルオロウリジンー5′−リン酸とグル
    コース−/−リン酸とを環状第二級アミンまたは芳香族
    アミンの存在下反応させることを特徴とする5−フルオ
    ロウリジン−j′−二リン酸グルコースの新規合成法
JP12421483A 1983-07-08 1983-07-08 5−フルオロウリジン−5′−二リン酸グルコ−スの新規合成法 Granted JPS6017000A (ja)

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JP12421483A JPS6017000A (ja) 1983-07-08 1983-07-08 5−フルオロウリジン−5′−二リン酸グルコ−スの新規合成法

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JPS6017000A true JPS6017000A (ja) 1985-01-28
JPH0463079B2 JPH0463079B2 (ja) 1992-10-08

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