JPS60169929A

JPS60169929A - アクセス制御方式

Info

Publication number: JPS60169929A
Application number: JP2568484A
Authority: JP
Inventors: Yoshiaki Yamashita; 山下　芳明
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1984-02-14
Filing date: 1984-02-14
Publication date: 1985-09-03
Also published as: JPH0438003B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明はハードセクタ方式の磁気ディスク装置の制御装
置に係わり、さらに詳しくは、そのような磁気ディスク
制御装置における物理的に連続したセクタのアクセス制
御方式に関する。

〔発明の背景〕

第１図はハードセクタ方式の磁気ディスク装置のセクタ
フォーマットである。この図において。

■はセクタ固有のアドレス情報を記録するアドレス情報
領域、２は通常データを記録するためのデータ領域、３
．４．５はギャップである。各ギャップは、アドレス情
報領域ｌまたはデータ領域２の読み書きを行う人めに必
要なセンスアップの駆動・切り替え時間に相当する長さ
が最低必要である。

この種の磁気ディスク装置は、小規模なデータ処理装置
においては、フロッピーディスク駆動装置の代わりとし
て使用されることがあり、その制御プログラムは、フロ
ッピーディスク駆動装置のプログラムと同一の場合があ
る。つまり、一つのセクタを読み書きする場合、まず目
的とするセクタへの位置付けを指令するシークコマンド
を発行し、制御情報としてアドレス情報（シリンダアド
レス、ヘッドアドレス、セクタアドレス）を転送する。

磁気ディスク制御装置は、この指令を受けると、転送さ
れたアドレス情報に基づくトラックの位置決めを磁気デ
ィスク装置に実行させ、その動作終了を制御プログラム
に知らせる。そうすると制御プログラムは、目的のセク
タからデータを読み出す場合はリードコマンド、目的の
セクタへデータを書き込む場合はライトコマンドを発行
する。ディスク制御装置は、リードコマンドまたはライ
トコマンドを受けると、シークコマンドによって内部の
アドレスレジスタに転送されたセクタアドレスと、各セ
クタのアドレス情報領域から読み出されたセクタアドレ
スとを比較し、セクタアドレスの一致する目的のセクタ
を探索し、そのセクタのデータ領域に対するデータの読
み出しまたは書き込みを実行する。

このように、一つのセクタをアクセスするには、通常シ
ークコマンドとリードまたはライトコマンドを必要とす
る。

これとは別に、同じトラック上の連続したセクタをアク
セスする場合、最初にシークコマンドを発行して先頭の
セクタを指定して置き、その後は。

アクセスすべきセクタの個数だけリードコマンドあるい
はライトコマンドを連続的に発行することもできる。こ
の場合、従来の磁気ディスク制御装置においては、リー
ドまたはライトコマンドを受けないと、アドレスレジス
タの更新およびアドレス情報領域の読み出しを実行しな
いため、二つ目以降のセクタのアクセスを行うには、セ
クタ間のギャップ５の中でリードまたはライトコマンド
を発行しなければならない。しかし、ギャップ５はそれ
ほど長くないため、物理的に連続したセクタをアクセス
することは、制御プログラムにとってかなりの負担とな
る。このため、従来は連続したセクタをアクセスすると
言っても、物理的には一つ以上層れたセクタを飛び飛び
にアクセスする所謂インタレース方式を採用せざるを得
なかった。

その結果、一つのトラック上の全セクタを読み書きする
には、最低２回転以上の時間を要するという欠点があっ
た。

（発明の目的〕本発明の目的は、制御プログラムの負担を増加させたり
、磁気ディスク制御装置の複雑化を招くことなく、また
磁気ディスク装置の構成を変更することなく、物理的に
連続したセクタのアクセスを可能とするアクセス制御方
式を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、一つのセクタのリードコマンドまたはライト
コマンドを実行後は、次のコマンドを受領する前に、物
理的に次のセクタの探索を開始するようにしたものであ
る。即ち、本発明によるアクセス制御方式は、セクタ同
期の取れた後は、コマンドを受けなくても、アドレスレ
ジスタの値をセクタパルスまたはインデックスパルスを
契機として更新しながら、物理的に連続する各セクタの
アドレス情報領域の読み出しを磁気ディスク装置に指令
し、す°−ドされるアドレス情報をアドレスレジスタの
内容と比較することを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例について詳細に説明する６第２図は本発明による磁気ディスク制御装置の概略ブロ
ック図である。この図において、２１は制御プログラム
により発行されるシークコマンド、リードコマンド、ラ
イトコマンド等のコマンドを保持するためのコマンドレ
ジネタ、２２はシークコマンドに付されて転送されるア
ドレス情報を保持するためのアドレスレジスタである。

２３は磁気ディスク装置からのセクタパルスまたはイン
デックスパルスを契機としてアドレスレジスタ２２内の
アドレス情報を更新するアドレス更新回路である。２５
は磁気ディスク装置に書き込むためのデータまたは磁気
ディスク装置から読み出されたデータを一次的に保持す
るデータレジスタ、２４はア）き込みデータまたは読み
出しデータの直並列変換を行うための直並列変換器であ
る。２６はアドレスレジスタ２２内のアドレス情報と各
セクタのアドレス情報領域から読み出されたアドレス情
報とを比較する比較器である６２７は制御回路であり、
コマンドレジスタ２１の内容や比較器２６の比較結果信
号に従って磁気ディスク装置に対し読み出しあるいは書
き込みを指示したりする。こ第１．以外に、シークコマ
ンドを実行するための回路等が存在するが１本発明と直
接係わりがないため省略しである。

次に動作を説明する。制御プログラムからシークコマン
ドが発行され、それはコマンドレジスタ２１に保持され
るとともに、転送されてくるアドレス情報がアドレスレ
ジスタ２２に保持される。

磁気ディスク制御装置は、このシークコマンドを実行す
るが、これは従来と同様であるので詳細は説明しない。

その後の動作は第３図のフローチャートを参照して説明
するが、説明中の（）内の数字はフローチャートのステ
ップ番号を示す。

磁気ディスク制御装置は、シークコマンドを実行すると
１次のコマンド受領を待つ（３１）。次のコマンドがコ
マンドレジスタ２１に保持されると、制御回路２７はそ
のコマンドを解読し、リードコマンドまたはライトコマ
ンドであるか調べる（３２）。リードコマンドまたはラ
イトコマンドの場合、制御回路２７は磁気ディスク装置
からのインデックスパルスまたはセクタパルスの入力を
待つ（３３）。インデックスパルスまたはセクタパルス
が入力されると、制御回路２７は磁気ディスク装置に対
して読み出しくアドレス情報領域の読み出し）を指示す
る（３４）。

これにより、読み出されたアドレス情報は直並列変換器
２４によって並列データに変換され、比ＩＦ７器２６に
よってアドレスレジスタ２２内のアドレス情報と比較さ
れる（３５）。この比較が一致しない場合、制御回路２
７は磁気ディスク装置に対する読み出し指示を解除し、
次のセクタパルスまたはインデックスパルスの入力を待
つ。

このようにして目的のセクタのアドレス情報が読み込ま
れると、比較器２６の些較が一致し、比較一致信号が制
御回路２７に入力される。比較一致信号が入力されると
、制御回路２７はコマンドレジスタ２１内のコマンドが
リードコマンドであるか調べ（３６）、リードコマンド
であれば読み出し指示を解除せず、そのセクタのデータ
領域の読み出しを行わせ、そのデータを直並列変換器２
４によって並列データに変換し、データレジスタ２５を
介して上位装置へ転送させ（３７）、コマンド終了を上
位装置へ報告する（３９）。またライトコマンドの場合
は、磁気ディスク装置に対する読み出し指示を解除し、
書き込みを指示したのち、上位装置からデータレジスタ
２５に転送されているデータを直並列変換器２４によっ
て直列データに変換して磁気ディスク装置へ転送し、そ
のセクタのデータ領域に書き込ませる（３８）。

このようにして最初の一つのセクタの処理が終了すると
、制御回路２７はセクタの同期が取れたことを示す内部
のセクタ同期フリップフロップをｒｒ　ｌ　Ｌｌにセッ
トし、引き続き次のセクタのアクセス動作を開始する。

つまり、制御プログラムからコマンドを受けなくとも、
制御回路２７はインデックスパルスまたはセクタパルス
の入力を待ち（４１，４２）、セクタパルスを検出する
と、アドレス更新回路２３を作動させ、アドレスレジス
タ２２のセクタアドレス部分に１を加え（４３）、イン
デックスパルスを検出すると、アドレス更新回路２３に
よりアドレスレジスタ２２のセクタアドレス部分を０に
させ、かつヘッドアドレス部分に１を加えさせる（４４
）。なお、この更新によりヘッドアドレスが最終ヘッド
アドレスを越えてしまった場合は、アクセス動作を打ち
切り、次のコマンド受領時に異常を報告するが、これは
第３図には示されていない。

セクタパルスまたはインデックスパルスを契機としたア
ドレスレジスタ２２の更新を終了すると。

コマンドを受けなくても、磁気ディスク装置に対し読み
出しを指示し１次のセクタのアドレス情報を読み出させ
る（４５）。読み出されたアドレス情報は、比較器２６
によりアドレスレジスタ２２の内容と比較される。制御
回路２７はその比較結果を調べ（／１６）、一致した場
合は次のコマンドが発行されたか判定しく４７）、コマ
ンドが発行されていれば、そのコマンドがリードコマン
ドまたはライ１〜コマンドであるか判定する（４８）。

リードコマンドまたはライトコマンドであれば、ステッ
プ３６以降の動作を行う。

ステップ４６でアドレスが一致しない場合、およびステ
ップ４８でリードコマンドでもライ；・コマンドでもな
いと判定された場合は、制御回路２７はセクタ同期フリ
ップフロップをＩＩ　ＯＩＩにリセットし、リード／ラ
イト動作を打ち切る。

このように一旦セクタ同期がとれると、コマンドを受け
なくてもアドレスレジスタの更新、次のセクタのアドレ
ス情報の読み出し、そのアドレス情報とアドレスレジス
タの内容との比較を行い。

目的のセクタを探索した後に、コマンド受領の判定を行
うため、制御プログラムが一つのセクタのリードまたは
ライトを行った後、次のコマンドを発行するまでの待ち
時間がギャップ３とアドレス情報領域１の分だけ延長さ
れるとことになる。従って、制御プログラムの負担を増
加させることなく、物理的に連続したセクタを順次アク
セスすることが可能となる。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、コマンドの発行を待たずに
次のセクタの探索を自動的に行うため、物理的に連続し
たセクタのアクセスを容易に行うことができ、１１−ラ
ック上の全セクタのアクセスを一回転の時間で行うこと
ができるという効果を達成できる。また、アドレスレジ
スタの更新機能等は基本的に従来から存在するものであ
るから、磁気ディスク制御装置のハードウェア構成の複
雑化を招かず、磁気ディスク装置の構成も従来と同様で
よいという効果も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はハードセクタ方式の磁気ディスク装置のセクタ
フォーマット図、第２図は本発明による磁気ディスク制
御装置の概略ブロック図、第３図は制御回路のフロー図
である。ｌ・・・アドレス情報領域、２・・・データ領域。３．４．５・・・ギャップ、２１・・・コマンドレジス
タ、２２・・・アドレスレジスタ、２３・・・アドレス
更新回路、２４・・・直並列変換器、２５・・・データ
レジスタ、　２６・・・比較器、第１図に瓜翫グ）ヌク装面第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ハードセクタ方式の磁気ディスク装置の制御装置
において、セクタ同期のとれた後は、コマンドを受けな
くても、アドレスレジスタの値をセクタパルスまたはイ
ンディクラスパルスを契機として更新しながら、物理的
に連続する各セクタのアドレス領域の読み出しを磁気デ
ィスク装置に指令し、読み出されたアドレス情報をアド
レスレジスタの内容と比較することを特徴とするアクセ
ス制御方式。