JPS6016979A - ポリグリシジルアミン誘導体の製造方法 - Google Patents
ポリグリシジルアミン誘導体の製造方法Info
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- JPS6016979A JPS6016979A JP12531383A JP12531383A JPS6016979A JP S6016979 A JPS6016979 A JP S6016979A JP 12531383 A JP12531383 A JP 12531383A JP 12531383 A JP12531383 A JP 12531383A JP S6016979 A JPS6016979 A JP S6016979A
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- aniline
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D303/00—Compounds containing three-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
- C07D303/02—Compounds containing oxirane rings
- C07D303/36—Compounds containing oxirane rings with hydrocarbon radicals, substituted by nitrogen atoms
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Epoxy Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリグリシジルアミン類−の製造方法に関す
るものである。
るものである。
多官能性アミン類のクリシジル化合物は近年炭素繊卸”
のプリプレグ用として注目されている。
のプリプレグ用として注目されている。
その中でもアニリンとホルムアルデヒドから製造される
4、4′−ジアミノジフェニルメタンヲ出発原Jail
とし、エピクロルヒドリンでグリシジル化することによ
り得られるテトラグリシジル−4,4′−ジアミノジフ
ェニルメタンは、炭素繊維のプリプレグ用エポキシ樹脂
としてすぐれた性質を有している。しかし、このエポキ
シ樹脂は4.41−ジアミノジフェニルメタンを原料と
しているだめ原料コストが高くなる欠点がある。
4、4′−ジアミノジフェニルメタンヲ出発原Jail
とし、エピクロルヒドリンでグリシジル化することによ
り得られるテトラグリシジル−4,4′−ジアミノジフ
ェニルメタンは、炭素繊維のプリプレグ用エポキシ樹脂
としてすぐれた性質を有している。しかし、このエポキ
シ樹脂は4.41−ジアミノジフェニルメタンを原料と
しているだめ原料コストが高くなる欠点がある。
本発明は、安価な原木1であるアニリン又はアニリン誘
導体を用い、エピハロヒドリンの付加物ヲつくジハロヒ
ドリンアミンとした後、ホルムアルデヒドないし他のア
ルデヒド類と縮合させて得られる生成物をアルカリで脱
ヘロゲン化水素反応を行ないポリグリシジルアミンとす
るものである。アニリン及びホルムアルデヒドを用いた
場合はテトラグリシジル−4,4′−ジアミノジフエニ
ルメタンが容易に、かつ安価に製造できる。
導体を用い、エピハロヒドリンの付加物ヲつくジハロヒ
ドリンアミンとした後、ホルムアルデヒドないし他のア
ルデヒド類と縮合させて得られる生成物をアルカリで脱
ヘロゲン化水素反応を行ないポリグリシジルアミンとす
るものである。アニリン及びホルムアルデヒドを用いた
場合はテトラグリシジル−4,4′−ジアミノジフエニ
ルメタンが容易に、かつ安価に製造できる。
本発明の特徴は、アニリン又はアニリン誘導体(以下、
これらをアニリン類という)とエピハロヒドリンの付加
反応を行なった後、アルデヒド類との縮合反応を行なう
点にあり、とつすることによってアニリン類のオ)v
l・位への縮合反応を抑えることができ選択性よくパラ
位への縮合反応を行なうことができる。またアニリン以
外の置換アニリン類を使用することによって種々の構造
を有するポリグリシジルアミン類を容易に製造すること
ができるのも本発明の特徴である。このようにして得ら
れるポリグリシジルアミン誘導体は一般に知られている
ポリアミン、酸無水物、ポリフェノール等の硬化剤によ
って硬化させることができ、高い耐熱性を有する硬化物
を与える。本発明の製造方法を以下に詳述する。
これらをアニリン類という)とエピハロヒドリンの付加
反応を行なった後、アルデヒド類との縮合反応を行なう
点にあり、とつすることによってアニリン類のオ)v
l・位への縮合反応を抑えることができ選択性よくパラ
位への縮合反応を行なうことができる。またアニリン以
外の置換アニリン類を使用することによって種々の構造
を有するポリグリシジルアミン類を容易に製造すること
ができるのも本発明の特徴である。このようにして得ら
れるポリグリシジルアミン誘導体は一般に知られている
ポリアミン、酸無水物、ポリフェノール等の硬化剤によ
って硬化させることができ、高い耐熱性を有する硬化物
を与える。本発明の製造方法を以下に詳述する。
先ず第一段階の反応として、アニリン類とエビハロヒド
リンの(=J加反応を行なわせる。アニリン類としては
アニリンの他、〇−トルイジン、2.6−キシリジン等
のアルキル化アニリン;〇−クロルアニリン、0−ブロ
ムアニリン、216−ジクロルアニリン、2,6−ジブ
ロムアニリン等のハロゲン化アニリンが使用でキル。エ
ビハロヒドリンとしてはエピクロルヒドリン、エピブロ
ムヒドリン、エビヨードヒドリンが使用できる。エビハ
ロヒドリンは化学量論的に必要な量以上、好ましくは化
学量論的に必要な量の1.1〜1.3倍量を用いる。
リンの(=J加反応を行なわせる。アニリン類としては
アニリンの他、〇−トルイジン、2.6−キシリジン等
のアルキル化アニリン;〇−クロルアニリン、0−ブロ
ムアニリン、216−ジクロルアニリン、2,6−ジブ
ロムアニリン等のハロゲン化アニリンが使用でキル。エ
ビハロヒドリンとしてはエピクロルヒドリン、エピブロ
ムヒドリン、エビヨードヒドリンが使用できる。エビハ
ロヒドリンは化学量論的に必要な量以上、好ましくは化
学量論的に必要な量の1.1〜1.3倍量を用いる。
付加反応は無触媒でも行なうととができるが、触媒量の
水を加えて行なうことが望ましい。加 5− えろ水の量は、アニリン類に対し01〜10モル爪、好
ましくは05〜2.0モル量である。反応は50〜11
0 ’Cの任意の温度、好ましくは60〜80℃の温度
でイ1なうことができる。付加反応の反応時間は反応温
度により異なるが、たとえば80′cでは4時間で完結
する。
水を加えて行なうことが望ましい。加 5− えろ水の量は、アニリン類に対し01〜10モル爪、好
ましくは05〜2.0モル量である。反応は50〜11
0 ’Cの任意の温度、好ましくは60〜80℃の温度
でイ1なうことができる。付加反応の反応時間は反応温
度により異なるが、たとえば80′cでは4時間で完結
する。
第二段階の反応では、」二記第一段階で得られた付加生
成物とアルデヒド類との縮合反応を行なう。アルデヒド
類としてはホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロ
ピオンアルデヒド等の脂肪族アルデヒド;ベンズアルデ
ヒド、4−メーチルベンズアルデヒド等の芳香族アルデ
ヒドが使用できる。反応させるアルデヒド類の量は、使
用するアニリン類に対し1/2モル以上を使用すること
ができる。アルデヒド類を172モル反応させることに
より定量的にアニリン類2分子とアルデヒド類1分子の
パラ位の縮合物が得られる。
成物とアルデヒド類との縮合反応を行なう。アルデヒド
類としてはホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロ
ピオンアルデヒド等の脂肪族アルデヒド;ベンズアルデ
ヒド、4−メーチルベンズアルデヒド等の芳香族アルデ
ヒドが使用できる。反応させるアルデヒド類の量は、使
用するアニリン類に対し1/2モル以上を使用すること
ができる。アルデヒド類を172モル反応させることに
より定量的にアニリン類2分子とアルデヒド類1分子の
パラ位の縮合物が得られる。
縮合反応の触媒としては塩酸、リン酸等の無機酸;ギ酸
、シュウ酸、酢酸等の有機酸が使用6− できる。触媒としての酸の使用量は、アニリン類に対し
て0.5〜15倍モル当量、好ましくは08〜12倍モ
ル当月である。縮合反応は70〜100 ’Cで2〜5
時間行なうことにより完結する。
、シュウ酸、酢酸等の有機酸が使用6− できる。触媒としての酸の使用量は、アニリン類に対し
て0.5〜15倍モル当量、好ましくは08〜12倍モ
ル当月である。縮合反応は70〜100 ’Cで2〜5
時間行なうことにより完結する。
第三段階では、第二段階で得られた反応生成物をアルカ
リと反応させることにより、使用した酸を中和すると同
時にハロヒドリンの脱ノ゛・ロゲン化水素反応を行なう
。アルカリとしては苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸ソーダ
、炭酸カリ等が使用できる。アルカリは固体のまま、も
しくは任意の濃度の水溶液として用いることができる。
リと反応させることにより、使用した酸を中和すると同
時にハロヒドリンの脱ノ゛・ロゲン化水素反応を行なう
。アルカリとしては苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸ソーダ
、炭酸カリ等が使用できる。アルカリは固体のまま、も
しくは任意の濃度の水溶液として用いることができる。
アルカリの使用量は、第二段階で使用した酸のモル量と
、ハロヒドリンの脱ハロゲン化水素反応に必要な化学量
論量の1〜1.5倍モル量の和に相当する量を使用する
。反応は50〜60℃で1〜2時間行なうことにより完
結する。
、ハロヒドリンの脱ハロゲン化水素反応に必要な化学量
論量の1〜1.5倍モル量の和に相当する量を使用する
。反応は50〜60℃で1〜2時間行なうことにより完
結する。
第三段階の脱ハロゲン化水素反応において、反応を促進
させるだめ相聞移動触媒を用いることができる。相聞移
動触媒としては一般に知られているもの、例えばテトラ
ブチルアンモニウムブロマイド、トリオクチルメチルア
ンモニウムクロライド、ベンジルトリエチルアンモニウ
ムクロライドなどの第4級アンモニウム塩;テトラフェ
ニルホヌホニウムクロライド、トリフェニルメチルホヌ
ホニウノ・クロライドなどの第4級アンモニウム塩;第
4級アルソニウム塩などが使用できる。相関移動触媒は
、アニリン類に対し0.01〜50モル%の任意の量が
使用しうるが、好1しくは01〜5モル%を使用する。
させるだめ相聞移動触媒を用いることができる。相聞移
動触媒としては一般に知られているもの、例えばテトラ
ブチルアンモニウムブロマイド、トリオクチルメチルア
ンモニウムクロライド、ベンジルトリエチルアンモニウ
ムクロライドなどの第4級アンモニウム塩;テトラフェ
ニルホヌホニウムクロライド、トリフェニルメチルホヌ
ホニウノ・クロライドなどの第4級アンモニウム塩;第
4級アルソニウム塩などが使用できる。相関移動触媒は
、アニリン類に対し0.01〜50モル%の任意の量が
使用しうるが、好1しくは01〜5モル%を使用する。
相間移動触媒を用いる利点は脱ハロゲン化水素反応がよ
り低温、短時間で行なえる点にあシ、?tM度のポリグ
リシジルアミン類が得られる。
り低温、短時間で行なえる点にあシ、?tM度のポリグ
リシジルアミン類が得られる。
第三段階の反応終了後、生成物を水洗し、未反応エピク
ロルヒドリンを留去することによシ高純度のポリグリシ
ジルアミン類が得られる。
ロルヒドリンを留去することによシ高純度のポリグリシ
ジルアミン類が得られる。
出発原料としてアニリン及びホルムアルデヒドを用いた
場合、生成物はほとんど純粋なN。
場合、生成物はほとんど純粋なN。
N、 N’、 N’−テトラグリシジル−4,4′−ジ
アミノジフェニルメタンである。
アミノジフェニルメタンである。
このように本発明の方法によれば、安価なアニリン類を
出発原料としてワンボッ1−の反応で高収率、かつ高純
度のポリグリシジルアミン類を製造することができる。
出発原料としてワンボッ1−の反応で高収率、かつ高純
度のポリグリシジルアミン類を製造することができる。
従来の方法では、アニリンとホルムアルデヒドを縮合さ
せる際、アニリンのオルト位にもホルムアルデヒドが反
応するため1−リアミン以」二のポリアミンが副生ずる
。しかしながら本発明の方法によれば、使用したアニリ
ンに対して95%以上の収率でN。
せる際、アニリンのオルト位にもホルムアルデヒドが反
応するため1−リアミン以」二のポリアミンが副生ずる
。しかしながら本発明の方法によれば、使用したアニリ
ンに対して95%以上の収率でN。
N、 N’、 N’−テトラクリシジルー4.4′−ジ
アミノジフェニルメタンが得られるので有利である。
アミノジフェニルメタンが得られるので有利である。
本発明で製造されるポリグリシジルアミン類は4.4′
−ジアミノジフェニルメタン及ヒソの誘導体を出発原料
にして得られるポリグリシジルアミン類と実質的に同一
である。
−ジアミノジフェニルメタン及ヒソの誘導体を出発原料
にして得られるポリグリシジルアミン類と実質的に同一
である。
次に本発明を具体的な実施例により説明するが、本発明
はこれら実施例のみに限定されるものではない。
はこれら実施例のみに限定されるものではない。
実施例1
アニリン18.6 fl (0,2モル)、エビクロル
9− ヒドリン40.7 (/ (0,44モル)及び水3.
6g(0,2モル)の混合物を80℃で5時間攪拌して
反応させた。この反応生成物を50′Cに冷却し、濃塩
酸(38%)25.01を徐々に加え均一な溶液とした
。この溶液を70′Cに保ち、ホルマリン水溶液(37
%)8.11f(0,1モル)を10分間かけて攪拌し
ながら滴下し、そのあと80℃で4時間攪拌を続けた。
9− ヒドリン40.7 (/ (0,44モル)及び水3.
6g(0,2モル)の混合物を80℃で5時間攪拌して
反応させた。この反応生成物を50′Cに冷却し、濃塩
酸(38%)25.01を徐々に加え均一な溶液とした
。この溶液を70′Cに保ち、ホルマリン水溶液(37
%)8.11f(0,1モル)を10分間かけて攪拌し
ながら滴下し、そのあと80℃で4時間攪拌を続けた。
この溶液を50℃に冷却し、ベンジルトリエチルアンモ
ニウムクロライド1.131 (o、oosモル)を加
えたのち5N苛性ソ一ダ水溶液144m1co72モル
)を30分かけて攪拌しながら添加し、その温度で更に
2時間攪拌した。室温に冷却すると水層と有機層に分離
するので水層を除いて有機層を300簿tの水で3回洗
浄し、エバポレーターで未反応エピクロルヒドリンを留
去すると4o3g(収率95%)の粘性淡褐色液体が得
られた。このものの工Rスペクトル及びIHNMRスペ
クトル(図1,2)は参考例で得られたもの(図3.4
)に一致した。塩酸−ピリ10− ジン法で測定したエポキシ当量は123であった(計算
値106)。
ニウムクロライド1.131 (o、oosモル)を加
えたのち5N苛性ソ一ダ水溶液144m1co72モル
)を30分かけて攪拌しながら添加し、その温度で更に
2時間攪拌した。室温に冷却すると水層と有機層に分離
するので水層を除いて有機層を300簿tの水で3回洗
浄し、エバポレーターで未反応エピクロルヒドリンを留
去すると4o3g(収率95%)の粘性淡褐色液体が得
られた。このものの工Rスペクトル及びIHNMRスペ
クトル(図1,2)は参考例で得られたもの(図3.4
)に一致した。塩酸−ピリ10− ジン法で測定したエポキシ当量は123であった(計算
値106)。
実施例2
アニリン186g(02モル)、エピクロルヒドリン4
0.7 fl (0,44モル)及び水5.6 g(0
,2moコ)の混合物を80′Cで5時間攪拌して反応
させた。この反応生成物を60′Cに冷却し、濃塩酸(
!18%) 26.58 g (0,277モル)をゆ
つく沙加え均一な溶液とした。この溶液を70′cに保
ちホルマリン水溶液(37%) 8.1 i f (0
,1モル)を10分間かけて攪拌上添加し、そのおと9
0〜95′cで4時間攪拌を続けた。
0.7 fl (0,44モル)及び水5.6 g(0
,2moコ)の混合物を80′Cで5時間攪拌して反応
させた。この反応生成物を60′Cに冷却し、濃塩酸(
!18%) 26.58 g (0,277モル)をゆ
つく沙加え均一な溶液とした。この溶液を70′cに保
ちホルマリン水溶液(37%) 8.1 i f (0
,1モル)を10分間かけて攪拌上添加し、そのおと9
0〜95′cで4時間攪拌を続けた。
この反応溶液を60′cに冷却し、5N苛性ソ一ダ水溶
液56m1(0,2Bモル)を攪拌下加えると粘性有機
物が遊離するので水層をデカンテーションで除いた。こ
の粘性物を50″Cに保チ、5N苛性ソ一ダ水溶液12
oml(0,6モル)とベンジルトリエチルアンモニウ
ムクロライド2.27g(10ミリモル)の混合物を攪
拌下20分間で添加し、そのちと60〜65′cで1時
間攪拌1〜だ。室温に冷却すると水層と有機層に分離す
るので水層を除き有機層を3o0ytttの水で3回洗
浄し3刷HgIDF]℃で未反応エピクロルヒドリンを
留去すると41.55.f(収率98乙%)の粘性褐色
液体が得られた。このもののエポキシ当量は127であ
り、赤外吸収スペクトルは実施例1のものに一致した。
液56m1(0,2Bモル)を攪拌下加えると粘性有機
物が遊離するので水層をデカンテーションで除いた。こ
の粘性物を50″Cに保チ、5N苛性ソ一ダ水溶液12
oml(0,6モル)とベンジルトリエチルアンモニウ
ムクロライド2.27g(10ミリモル)の混合物を攪
拌下20分間で添加し、そのちと60〜65′cで1時
間攪拌1〜だ。室温に冷却すると水層と有機層に分離す
るので水層を除き有機層を3o0ytttの水で3回洗
浄し3刷HgIDF]℃で未反応エピクロルヒドリンを
留去すると41.55.f(収率98乙%)の粘性褐色
液体が得られた。このもののエポキシ当量は127であ
り、赤外吸収スペクトルは実施例1のものに一致した。
実施例3
実施例1及び2と同様の条件でアニリンとエピクロルヒ
ドリンの付加反応を行なって得られた反応生成物に濃塩
酸(38%)26.58g(0,277モル)を加え、
プロピオンアルデヒド5.81g (0,1モル)を7
0〜75℃で滴下した。そのちと80〜85℃で4時間
攪拌した。
ドリンの付加反応を行なって得られた反応生成物に濃塩
酸(38%)26.58g(0,277モル)を加え、
プロピオンアルデヒド5.81g (0,1モル)を7
0〜75℃で滴下した。そのちと80〜85℃で4時間
攪拌した。
この反応混合物を60′cに冷却し、4N苛性ソーダ水
溶液693zl(0,277モル)を加え攪拌したのち
、水層をデカンテーションで除いた。
溶液693zl(0,277モル)を加え攪拌したのち
、水層をデカンテーションで除いた。
ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド2.27g(
10ミリモル)を加え60″Cで40%苛性ソーダ水溶
液50 // (0,5モル)を攪拌上添加し、そのの
ち60′cで45分間激しく攪拌した。
10ミリモル)を加え60″Cで40%苛性ソーダ水溶
液50 // (0,5モル)を攪拌上添加し、そのの
ち60′cで45分間激しく攪拌した。
室温に冷却し、200πlの水を加え析出した塩化ナト
リウムを溶解し水層を除き、300πtの水でろ回洗浄
したのち’5m+nH1100℃で未反応エピクロルヒ
ドリンを留去すると44.oq9c収率98%)の淡褐
色液体が得られた。
リウムを溶解し水層を除き、300πtの水でろ回洗浄
したのち’5m+nH1100℃で未反応エピクロルヒ
ドリンを留去すると44.oq9c収率98%)の淡褐
色液体が得られた。
塩酸−ピリジン法で測定したエポキシ当量は132 で
あった。赤外吸収スペクトル及び1HNMRスペクトル
から主成分は3,3−ビス(N、N−ジグリシジルーp
−アミノフェニル)プロノぐンであることを確認した。
あった。赤外吸収スペクトル及び1HNMRスペクトル
から主成分は3,3−ビス(N、N−ジグリシジルーp
−アミノフェニル)プロノぐンであることを確認した。
参考例
p、p’−ジアミノジフェニルメタン1.981(10
ミリモル)、エピクロルヒドリン11.11(120ミ
リモアL/)、水036gの混合物を80℃で90分間
攪拌して反応させたのち、50′Cに冷却し、ベンジル
1−リエチルアンモニウムクロリド026gと5N苛性
ソーダ水溶液121!!t(60ミリモJL/ )を加
え、その温度で1時間攪拌した。反応混合物を静置して
水層を除き、水13− 洗したのち未反応エピクロルヒドリンを留去すると4.
13Fの淡褐色液体が得られた。このものの赤外吸収ス
ペクトル及び1HNMRスペクトルを図3及び図4に示
す。塩酸−ピリジン法で測定したエポキシ当量は121
であった。
ミリモル)、エピクロルヒドリン11.11(120ミ
リモアL/)、水036gの混合物を80℃で90分間
攪拌して反応させたのち、50′Cに冷却し、ベンジル
1−リエチルアンモニウムクロリド026gと5N苛性
ソーダ水溶液121!!t(60ミリモJL/ )を加
え、その温度で1時間攪拌した。反応混合物を静置して
水層を除き、水13− 洗したのち未反応エピクロルヒドリンを留去すると4.
13Fの淡褐色液体が得られた。このものの赤外吸収ス
ペクトル及び1HNMRスペクトルを図3及び図4に示
す。塩酸−ピリジン法で測定したエポキシ当量は121
であった。
図1及び図3は、それぞれ実施例1及び参考例で得られ
た樹脂の赤外吸収スペクトルであり、図2及び図4は、
それぞれ実施例1及参考例で得られた樹脂の”HNMR
ヌベクトル(80MH2゜TMS基準)である。 特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 代理人弁理士浅野真− 14−
た樹脂の赤外吸収スペクトルであり、図2及び図4は、
それぞれ実施例1及参考例で得られた樹脂の”HNMR
ヌベクトル(80MH2゜TMS基準)である。 特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 代理人弁理士浅野真− 14−
Claims (7)
- (1) アニリン誘導体とエピハロヒドリンを反応させ
伺加俸としだ後、アルデヒド化合物と縮合させて得られ
た生成物をアルカリで処理して閉環させエボギシ基を生
成せしめることを特徴とするポリグリシジルアミン誘導
体の製造方法。 - (2)アニリン誘導体が、一般式 (式中、R1は炭素数1〜12の炭化水素基又はハロゲ
ン原子を示し、各R1は必ずしも同一でなくともよい。 mは0〜4の整数を示す。) で表わされる化合物又はこれらの2種以」二の混合物で
ある特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 - (3) アルデヒド化合物が、一般式 %式% (式中、R2は水素、炭素数1〜20の脂肪族又は芳香
族基を示す) で表わされる化合物又はこれらの2種以上の混合物であ
る特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 - (4)一般式 R”−(!HOで表わされるアルデヒド
るアルデヒド化合物の1種又は2種以」二の混合物であ
る特許請求の範囲第6項記載の製造方法。 - (5)アニリン誘導体がアニリンであり、アルデヒド化
合物がホルムアルデヒドであり、得られるポリグリシジ
ルアミン誘導体がN、 N、 N’ 。 N′−テトラグリシジル−PII)′−ジアミノジフェ
ニルメタンである特許請求の範囲第1項記載の製造方法
。 - (6) アルカリで処理して閉環させる際、相聞移動触
媒を用いる特許請求の範囲第1項記載の製j告方法。 - (7) A’r間移動触媒が第4級アンモニウム塩、第
4 級71クスホニウム塩又は第4級ア)V ソ:、1
7 A塩である特許請求の範囲第6項記載の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12531383A JPS6016979A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | ポリグリシジルアミン誘導体の製造方法 |
EP84107924A EP0131281B1 (en) | 1983-07-08 | 1984-07-06 | Process for preparing polyglycidylamine derivatives |
DE8484107924T DE3485103D1 (de) | 1983-07-08 | 1984-07-06 | Verfahren zur herstellung von polyglycidylamin-derivaten. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12531383A JPS6016979A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | ポリグリシジルアミン誘導体の製造方法 |
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