JPS60169435A - 1−アセチルナフタリンの製造法 - Google Patents
1−アセチルナフタリンの製造法Info
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- JPS60169435A JPS60169435A JP59025139A JP2513984A JPS60169435A JP S60169435 A JPS60169435 A JP S60169435A JP 59025139 A JP59025139 A JP 59025139A JP 2513984 A JP2513984 A JP 2513984A JP S60169435 A JPS60169435 A JP S60169435A
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はナフタリンをアセチル化して、1−アセチルナ
フタリンを製造する方法に関するものである。
フタリンを製造する方法に関するものである。
1−アセチルナフタリンは、光学分割剤として多用され
るα−(1−ナフチル)エチルアミンの前駆体などとし
て重要なケミカルであり、2−アセチルナフタリンを含
有しない高純度の1−アセチルナフタリンを生成する経
済的な製造法の開発が望まれている。
るα−(1−ナフチル)エチルアミンの前駆体などとし
て重要なケミカルであり、2−アセチルナフタリンを含
有しない高純度の1−アセチルナフタリンを生成する経
済的な製造法の開発が望まれている。
これまでにナフタリンをアセチル化して、1−置換体を
主生成物として得る方法としては、次のような方法が知
られている。
主生成物として得る方法としては、次のような方法が知
られている。
(1) ナフタリンをエチレンジクロライドに溶解した
溶液に、等モルの塩化アセチルと塩化アルミニウムとを
エチレンジクロライドに溶解した溶液を35℃で添加し
てアセチル化反応を行ない、反応生成液を稀塩酸で処理
する(J、 Chem、 Soc、。
溶液に、等モルの塩化アセチルと塩化アルミニウムとを
エチレンジクロライドに溶解した溶液を35℃で添加し
てアセチル化反応を行ない、反応生成液を稀塩酸で処理
する(J、 Chem、 Soc、。
99 (1949) )。
(2+ 等モルの塩化アセチルと塩化アルミニウムとを
エチレンジクロライドに溶解した溶液に、ナフタリンを
エチレンジクロライドに溶解した溶液を30℃で添加し
てアセチル化反応を行ない、反応生成液を稀塩酸で処理
する(Chem、 Abstr、。
エチレンジクロライドに溶解した溶液に、ナフタリンを
エチレンジクロライドに溶解した溶液を30℃で添加し
てアセチル化反応を行ない、反応生成液を稀塩酸で処理
する(Chem、 Abstr、。
石−、3286d (1953) )。
これらの方法では、アセチルナフタリンへの転化率88
〜93%、1−置換体選択率98%が達成されると記載
されているが、いずれの方法も1−置換体の選択率の算
出は生成物をピクリン酸塩に誘導してその融点から推定
する方式によっており、信頼性は高くない。
〜93%、1−置換体選択率98%が達成されると記載
されているが、いずれの方法も1−置換体の選択率の算
出は生成物をピクリン酸塩に誘導してその融点から推定
する方式によっており、信頼性は高くない。
ちなみに発明者らが(1)法、(2)法を追試し、ガス
クロマトグラフィーによって1−置換体選択率を正確に
め直したところ、(1)法、(2)法とも1−置換体選
択率は92%程度に過ぎなかった。
クロマトグラフィーによって1−置換体選択率を正確に
め直したところ、(1)法、(2)法とも1−置換体選
択率は92%程度に過ぎなかった。
しかるに1−アセチルナフタリンを光学分割剤の前駆体
として使用する場合には97%程度以上の純度を有する
ことが要請され、この場合に1−アセチルナフタリンか
ら2−置換体を蒸留などによって除去するのは極めて困
難であるので、ナフタリンのアセチル化で確実に97%
程度す、上の1−置換体選択率を達成することが必要で
ある。
として使用する場合には97%程度以上の純度を有する
ことが要請され、この場合に1−アセチルナフタリンか
ら2−置換体を蒸留などによって除去するのは極めて困
難であるので、ナフタリンのアセチル化で確実に97%
程度す、上の1−置換体選択率を達成することが必要で
ある。
そこで本発明者らは、ナフタリンのアセチル化において
97%以上の1−置換体選択率を達成する方法について
鋭意検討し、塩化アルミニウムと塩化アセチルの量比、
反応物の混合方法、反応温度、反応生成物を稀塩酸で処
理する際の温度などの条件が特定された場合に限ってこ
の目的が達成されることを見い出し、本発明に到達した
。
97%以上の1−置換体選択率を達成する方法について
鋭意検討し、塩化アルミニウムと塩化アセチルの量比、
反応物の混合方法、反応温度、反応生成物を稀塩酸で処
理する際の温度などの条件が特定された場合に限ってこ
の目的が達成されることを見い出し、本発明に到達した
。
すなわち本発明は、塩素化炭化水素溶媒中で塩化アルミ
ニウム触媒を用い塩化アセチルによりナフタリンをアセ
チル化して1−アセチルナフタリンを製造する方法にお
いて、塩化アセチル、塩化アセチルに対して1.0〜1
.2モル倍の塩化アルミニウムおよび塩素化炭化水素溶
媒からなる10℃以下のアセチル化反応液に、塩化アセ
チルとほぼ等モルのナフタリンを塩素化炭化水素溶媒に
溶解した溶液を前記アセチル化反応液との混合液の温度
が10℃以下に保たれるように冷却しっつ徐々に添加会
混合してアセチル化反応を行ない、ついで反応生成液を
10℃以下で稀塩酸と接触させることによりアセチル化
反応で生成したアセチルナフタリン−塩化アルミニウム
錯体を分解してアセチルナフタリンを遊離させることを
特徴とする1−アセチルナフタリンの製造法である。
ニウム触媒を用い塩化アセチルによりナフタリンをアセ
チル化して1−アセチルナフタリンを製造する方法にお
いて、塩化アセチル、塩化アセチルに対して1.0〜1
.2モル倍の塩化アルミニウムおよび塩素化炭化水素溶
媒からなる10℃以下のアセチル化反応液に、塩化アセ
チルとほぼ等モルのナフタリンを塩素化炭化水素溶媒に
溶解した溶液を前記アセチル化反応液との混合液の温度
が10℃以下に保たれるように冷却しっつ徐々に添加会
混合してアセチル化反応を行ない、ついで反応生成液を
10℃以下で稀塩酸と接触させることによりアセチル化
反応で生成したアセチルナフタリン−塩化アルミニウム
錯体を分解してアセチルナフタリンを遊離させることを
特徴とする1−アセチルナフタリンの製造法である。
以下、本発明方法を具体的に説明する。
本発明で溶媒に用いる塩素化炭化水素類としては二塩化
エタン類、三塩化エタン類、四塩化エタン類、二塩化メ
タンなどの底縁飽和脂肪族炭化水素の塩素化物を使用す
ることができるが、塩化アセチル−塩化アルミニウム錯
体の溶解力が高いエチレンジクロライドが特に好ましい
溶媒である。
エタン類、三塩化エタン類、四塩化エタン類、二塩化メ
タンなどの底縁飽和脂肪族炭化水素の塩素化物を使用す
ることができるが、塩化アセチル−塩化アルミニウム錯
体の溶解力が高いエチレンジクロライドが特に好ましい
溶媒である。
塩素化炭化水素溶媒の使用量は、塩化アルミニウムと塩
化アセチルとを溶解するための溶媒として塩化アルミニ
ウムに対して2.5〜5重量倍程度使用し、さらにナフ
タリンを溶解するための溶媒としてナフタリンに対して
2.5〜5重量倍程度使用することが好ましい。
化アセチルとを溶解するための溶媒として塩化アルミニ
ウムに対して2.5〜5重量倍程度使用し、さらにナフ
タリンを溶解するための溶媒としてナフタリンに対して
2.5〜5重量倍程度使用することが好ましい。
アセチル化剤としては塩化アセチルをナフタリ゛ンに対
してほぼ等モル倍使用する。そして触媒として無水塩化
アルミニウムを塩化アセチルに対しテ1.0〜1.2モ
ル倍使用する。塩化アルミニウムの使用量が1.0モル
倍以下ではアセチルナフタリンの収率および1−置換体
選択率がともに低下する。一方塩化アルミニウムの使用
量が1.2モル倍以上になると、高沸点の副生物が増加
傾向になるとともにアセチル化反応後に錯体分解のため
に行なう稀塩酸処理での稀塩酸の所要量と除熱量がいた
ずらに増加し、触媒費も高くなるので、好ましくない。
してほぼ等モル倍使用する。そして触媒として無水塩化
アルミニウムを塩化アセチルに対しテ1.0〜1.2モ
ル倍使用する。塩化アルミニウムの使用量が1.0モル
倍以下ではアセチルナフタリンの収率および1−置換体
選択率がともに低下する。一方塩化アルミニウムの使用
量が1.2モル倍以上になると、高沸点の副生物が増加
傾向になるとともにアセチル化反応後に錯体分解のため
に行なう稀塩酸処理での稀塩酸の所要量と除熱量がいた
ずらに増加し、触媒費も高くなるので、好ましくない。
本発明においては、前記した量の塩化アルミニウムと塩
化アセチルとを塩素化炭化水素溶媒に溶解し、10℃以
下、好ましくは0〜5℃に保ってアセチル化反応液を調
製する。一方ナフタリンを前記の塩素化炭化水素溶媒に
溶解した溶液を調製し、前記のアセチル化反応液に0.
5〜2時間程度かけてゆっくり添加・混合してナフタリ
ンのアセチル化反応を行なうが、この場合にアセチル化
反応混合液を冷却して反応温度が10℃以下、好ましく
は0〜5℃の範囲に保たれるようにする。反応温度が1
0℃以上になると1−アセチルナフタリンの選択率が低
下するので好ましくない。なお反応温度が0℃以下の極
端に低い温度になると、反応液が高粘性のスラリ状態と
なり、攪拌が困難になることがある。
化アセチルとを塩素化炭化水素溶媒に溶解し、10℃以
下、好ましくは0〜5℃に保ってアセチル化反応液を調
製する。一方ナフタリンを前記の塩素化炭化水素溶媒に
溶解した溶液を調製し、前記のアセチル化反応液に0.
5〜2時間程度かけてゆっくり添加・混合してナフタリ
ンのアセチル化反応を行なうが、この場合にアセチル化
反応混合液を冷却して反応温度が10℃以下、好ましく
は0〜5℃の範囲に保たれるようにする。反応温度が1
0℃以上になると1−アセチルナフタリンの選択率が低
下するので好ましくない。なお反応温度が0℃以下の極
端に低い温度になると、反応液が高粘性のスラリ状態と
なり、攪拌が困難になることがある。
アセチル化反応の速度は速いので、ナフタリンの添加が
終了しtこ時点でアセチルナフタリンへの変換はほぼ完
了しているが、添加終了後さらに数分から1時間程度攪
拌を続けて、アセチル化反応を完結させることも、本発
明の好ましい実施態様である。
終了しtこ時点でアセチルナフタリンへの変換はほぼ完
了しているが、添加終了後さらに数分から1時間程度攪
拌を続けて、アセチル化反応を完結させることも、本発
明の好ましい実施態様である。
なおナフタリンを塩素化炭化水素溶媒に溶解した溶液に
、塩化アルミニウムと塩化アセチルとを塩素化炭化水素
溶媒に溶解した溶液を添加するようにすると、1−アセ
チルナフタリンの選択率が低下傾向になるので好ましく
ない。
、塩化アルミニウムと塩化アセチルとを塩素化炭化水素
溶媒に溶解した溶液を添加するようにすると、1−アセ
チルナフタリンの選択率が低下傾向になるので好ましく
ない。
アセチル化反応を終えた反応生成液中では、アセチルナ
フタリンが塩化アルミニウムと錯体を形成しているので
、次に反応生成液を10℃・以下で稀塩酸と接触させて
錯体を分解し、アセチルナフタリンを遊離させる。稀塩
酸は濃度3〜10%程度のものを、塩化アルミニウムに
対して5〜25重量倍程度使用するのがよい。この場合
に反応生成液と稀塩酸との混合液の温度が10℃を越え
ないようにする仁とが必要であり、冷却した稀塩酸に徐
々に反応生成液を加えるようにする。錯体の分解が終わ
る前に混合液の温度が10℃以上に上昇すると、1−ア
セチルナフタリンの選択率が低下傾向になる。
フタリンが塩化アルミニウムと錯体を形成しているので
、次に反応生成液を10℃・以下で稀塩酸と接触させて
錯体を分解し、アセチルナフタリンを遊離させる。稀塩
酸は濃度3〜10%程度のものを、塩化アルミニウムに
対して5〜25重量倍程度使用するのがよい。この場合
に反応生成液と稀塩酸との混合液の温度が10℃を越え
ないようにする仁とが必要であり、冷却した稀塩酸に徐
々に反応生成液を加えるようにする。錯体の分解が終わ
る前に混合液の温度が10℃以上に上昇すると、1−ア
セチルナフタリンの選択率が低下傾向になる。
錯体の分解を終えた混合液は分液して油層を採取し、よ
く水洗した後、蒸留してまず塩素化炭化水素溶媒を回収
し、次いで残留物を減圧蒸留して1−アセチルナフタリ
ンを単離する。
く水洗した後、蒸留してまず塩素化炭化水素溶媒を回収
し、次いで残留物を減圧蒸留して1−アセチルナフタリ
ンを単離する。
かくして取得した1−アセチルナフタリンの純度は97
%以上であり、2−アセチルナフタリンの混入量は3%
以下に過ぎない。
%以上であり、2−アセチルナフタリンの混入量は3%
以下に過ぎない。
以上詳述した本発明方法により、ナフタリンのアセチル
化によって高純度の1−アセチルナフタリンを経済的に
製造することが可能になった。
化によって高純度の1−アセチルナフタリンを経済的に
製造することが可能になった。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例1
攪拌器、温度計、ガス排出口および滴下ロートをそなえ
た2 00 ml四ツロフラスコに、塩化アルミニウム
1814g(0138モル)と塩化アセチル10.5
y (0,134モル)およびエチレンクロライド50
wlを入れて混合・溶解したのち、0℃まで冷却し、
アセチル化反応液を調製した。
た2 00 ml四ツロフラスコに、塩化アルミニウム
1814g(0138モル)と塩化アセチル10.5
y (0,134モル)およびエチレンクロライド50
wlを入れて混合・溶解したのち、0℃まで冷却し、
アセチル化反応液を調製した。
一方、ナフタリン16N(0,125モル)をエチレン
クロライド50 mlに溶解した溶液を前記アセチル化
反応液に1時間かけて添加・混合した。
クロライド50 mlに溶解した溶液を前記アセチル化
反応液に1時間かけて添加・混合した。
この際、反応混合液の温度が0〜5℃に保たれるように
冷却した。
冷却した。
添加が終了したのち、さらに30分間攪拌を続けてから
、反応生成液を6%塩酸水溶液300fに徐々に加えた
。この際、混合液の温度が0〜10℃に保たれるように
した。
、反応生成液を6%塩酸水溶液300fに徐々に加えた
。この際、混合液の温度が0〜10℃に保たれるように
した。
下層の油層を採取し、よく水洗したのち、ガスクロマト
グラフによる組成分析を行なったところ、1−アセチル
ナフタリン19.4 fと2−アセチルナフタリン0.
6yが含まれていた(アセチルナフタリン反応収率94
.1%、1−アセチルナフタリン選択率97.1%)。
グラフによる組成分析を行なったところ、1−アセチル
ナフタリン19.4 fと2−アセチルナフタリン0.
6yが含まれていた(アセチルナフタリン反応収率94
.1%、1−アセチルナフタリン選択率97.1%)。
エバポレーターでエチレンクロライドを回収し、次いで
残留物を減圧蒸留して、1−アセチルナフタリン17.
5g(純度97.7%)を得た。
残留物を減圧蒸留して、1−アセチルナフタリン17.
5g(純度97.7%)を得た。
比較例1
実施例1において、アセチル化反応液にナフタリンを添
加・混合する場合の温度を25〜30℃に高めたところ
、得られた油層中には1−アセチルナフタリン18.9
9と2−アセチルナフタリン1.69が含まれ、1−ア
セチルナフタリン選択率が92.1%に低下した。
加・混合する場合の温度を25〜30℃に高めたところ
、得られた油層中には1−アセチルナフタリン18.9
9と2−アセチルナフタリン1.69が含まれ、1−ア
セチルナフタリン選択率が92.1%に低下した。
比較例2
実施例1において、反応生成液を6%塩酸水溶液に加え
るときの混合液の温度を15〜25℃に高めたところ、
得られた油層中には、1−アセチルナフタリン19.2
9と2−アセチルナフタリン1.6fが含まれ、1−ア
セチルナ−フタリン選択率が92,3%に低下しすこ。
るときの混合液の温度を15〜25℃に高めたところ、
得られた油層中には、1−アセチルナフタリン19.2
9と2−アセチルナフタリン1.6fが含まれ、1−ア
セチルナ−フタリン選択率が92,3%に低下しすこ。
比較例3
実施例1において、塩化アルミニウムの使用量を17.
5 F’ (0,131モル)に減らして同様に反応し
たところ、得られた油層中には1−アセチルナフタリン
18.3 yと2−アセチルナフタリン1.Ofが含ま
れ、アセチルナフタリン収率は90.8%に低下し、1
−アセチルナフタリン選択率は94.8%に低下しtこ
。
5 F’ (0,131モル)に減らして同様に反応し
たところ、得られた油層中には1−アセチルナフタリン
18.3 yと2−アセチルナフタリン1.Ofが含ま
れ、アセチルナフタリン収率は90.8%に低下し、1
−アセチルナフタリン選択率は94.8%に低下しtこ
。
比較例4
実施例1において、ナフタリンをエチレンクロライドに
溶解した溶液に、塩化アルミニウムと塩化アセチルとを
エチレンクロライドに溶解した溶液を添加するようにし
て反応したところ、油層中には1−アセチルナフタリン
14.8 gと2−アセチルナフタリン4.1Fが含ま
れ、アセチルナフタリン反応収率は88.9%、1−ア
セチルナフタリン選択率は78.3%に低下した。
溶解した溶液に、塩化アルミニウムと塩化アセチルとを
エチレンクロライドに溶解した溶液を添加するようにし
て反応したところ、油層中には1−アセチルナフタリン
14.8 gと2−アセチルナフタリン4.1Fが含ま
れ、アセチルナフタリン反応収率は88.9%、1−ア
セチルナフタリン選択率は78.3%に低下した。
特許出願人 東 し 株 式 会 社
Claims (1)
- 塩素化炭化水素溶媒中で塩化アルミニウム触媒を用い塩
化アセチルによりナフタリンをアセチル化して1−アセ
チルナフタリンを製造する方法において、塩化アセチル
、塩化アセチルに対して1.0〜1.2モル倍の塩化ア
ルミニウムおよび塩素化炭化水素溶媒からなる10℃以
下のアセチル化反応液に、塩化アセチルとほぼ等モルの
ナフタリンを塩素化炭化水素溶媒に溶解した溶液を前記
アセチル化反応液との混合液の温度が10℃以下に保た
れるように冷却しつつ徐々に添加・混合してアセチル化
反応を行ない、ついで反応生成液を10℃以下で稀塩酸
と接触させることによりアセチル化反応で生成したアセ
チルナフタリン−塩化アルミニウム錯体を分解してアセ
チルナフタリンを遊離させることを特徴とするl−アセ
チルナフタリンの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59025139A JPS60169435A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 1−アセチルナフタリンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59025139A JPS60169435A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 1−アセチルナフタリンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60169435A true JPS60169435A (ja) | 1985-09-02 |
JPH0447654B2 JPH0447654B2 (ja) | 1992-08-04 |
Family
ID=12157640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59025139A Granted JPS60169435A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 1−アセチルナフタリンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60169435A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6191151A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-09 | レイケム・コーポレイシヨン | 芳香族カルボニル化合物の製法 |
US4868338A (en) * | 1987-03-13 | 1989-09-19 | Blaschim S.P.A. | Method for acylating a naphthalene compound |
-
1984
- 1984-02-15 JP JP59025139A patent/JPS60169435A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6191151A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-09 | レイケム・コーポレイシヨン | 芳香族カルボニル化合物の製法 |
US4868338A (en) * | 1987-03-13 | 1989-09-19 | Blaschim S.P.A. | Method for acylating a naphthalene compound |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0447654B2 (ja) | 1992-08-04 |
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