JPS5835136A - 6−ブロムチモ−ルの製法 - Google Patents
6−ブロムチモ−ルの製法Info
- Publication number
- JPS5835136A JPS5835136A JP13397581A JP13397581A JPS5835136A JP S5835136 A JPS5835136 A JP S5835136A JP 13397581 A JP13397581 A JP 13397581A JP 13397581 A JP13397581 A JP 13397581A JP S5835136 A JPS5835136 A JP S5835136A
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- JP
- Japan
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- thymol
- bromine
- tetrahydrofuran
- reaction
- bromothymol
- Prior art date
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は下記式(1)を有する6−ブロムチモールの製
法に関する。
法に関する。
本発明は、チモールを出発m科として6−ブロムチモー
ルを製造する場合に、チモールを、デトラヒ゛ドロ7ラ
ンの存在下において、臭素によって臭素化することを特
徴とするものである。
ルを製造する場合に、チモールを、デトラヒ゛ドロ7ラ
ンの存在下において、臭素によって臭素化することを特
徴とするものである。
6−ブロムチモールは、そのまま駆虫剤として周込られ
る外に、下記式(2) を有する、循環器系の薬剤として用いられるチモキナン
ンを合成するための原料としても有用な化合物である。
る外に、下記式(2) を有する、循環器系の薬剤として用いられるチモキナン
ンを合成するための原料としても有用な化合物である。
一般に活性な芳香核を臭素化するためKFi、通常、溶
媒として、水、酢酸などの他、クロロホルム、四塩化炭
素のような塩素化炭化水素、ベンヤンのような不活性な
芳香族炭化水素が、被反応物の性質、反応条件などKよ
って選択して用いられ、この浴液に、臭素を作用せしめ
て臭素化するのであるが、従来からの方法では選択的に
臭素化することは回部であり、チモールに臭素を作用さ
せて6−ブロムチモールを得る、従来から知られている
いくつかの方法のうち、酢酸中で当菫の臭素を用いる方
法(Planosr+ Ga55@tta Chimi
oa Italiam−23N e 76 、’ Cr
oss at al、 * J、Am、Pharm。
媒として、水、酢酸などの他、クロロホルム、四塩化炭
素のような塩素化炭化水素、ベンヤンのような不活性な
芳香族炭化水素が、被反応物の性質、反応条件などKよ
って選択して用いられ、この浴液に、臭素を作用せしめ
て臭素化するのであるが、従来からの方法では選択的に
臭素化することは回部であり、チモールに臭素を作用さ
せて6−ブロムチモールを得る、従来から知られている
いくつかの方法のうち、酢酸中で当菫の臭素を用いる方
法(Planosr+ Ga55@tta Chimi
oa Italiam−23N e 76 、’ Cr
oss at al、 * J、Am、Pharm。
ム5ioc、44.637(1955))では、選択的
なモツプロム化反応でなく、ジブロム化合物をも生成す
るため、両者の分離操作を必要とし、収率も低い。この
方法において、2当菫の美巣をチモールに作用させると
、2,6−ジブロムチモールを生成する( Joit
@t al、、 B@r、、56 e 122)。
なモツプロム化反応でなく、ジブロム化合物をも生成す
るため、両者の分離操作を必要とし、収率も低い。この
方法において、2当菫の美巣をチモールに作用させると
、2,6−ジブロムチモールを生成する( Joit
@t al、、 B@r、、56 e 122)。
Buzasら(Bull、 SOa、Chim、 Fr
anc@a 1959 r839)の方法では、あらか
じめ、ジオキサンと臭素とからゾオキサンジプロマイド
を生成せしめ、これにチモールのジオキサン溶液を添加
して、プ關ム化反応を行なう方法であるが、この場合4
h過剰の臭素中にチモールを添加する方法であるので、
ジブロム化合物の副生は免れ得す、したがって目的の6
−ブロムチモールの収率が低い。
anc@a 1959 r839)の方法では、あらか
じめ、ジオキサンと臭素とからゾオキサンジプロマイド
を生成せしめ、これにチモールのジオキサン溶液を添加
して、プ關ム化反応を行なう方法であるが、この場合4
h過剰の臭素中にチモールを添加する方法であるので、
ジブロム化合物の副生は免れ得す、したがって目的の6
−ブロムチモールの収率が低い。
本発明者らは、以上に述べた6−ブロムチモールを得る
方法において、反応操作の動便化、目的物の収皐の向上
を検討した結果、テトラヒドロ7ランの共存下でチモー
ルに臭素を作用させることによりて、6−20ムチ七−
ルを得ることに成功した。すなわち臭素と反応しない、
水に不溶の溶媒、例えば、ベンゼン、りaロホルムま九
は二塩化エチレンなどにチモールを溶解させ、この溶液
にテトラヒドロ7ランを1〜10倍モル量を加える。
方法において、反応操作の動便化、目的物の収皐の向上
を検討した結果、テトラヒドロ7ランの共存下でチモー
ルに臭素を作用させることによりて、6−20ムチ七−
ルを得ることに成功した。すなわち臭素と反応しない、
水に不溶の溶媒、例えば、ベンゼン、りaロホルムま九
は二塩化エチレンなどにチモールを溶解させ、この溶液
にテトラヒドロ7ランを1〜10倍モル量を加える。
ブロム化が進行するにつれて生成する臭化水素を反応系
内で捕捉するためと、反応後の洗浄工程の効率化をはか
るために、添加すべきテトラヒドロフランの量は、チモ
ールに対して、3〜5倍モル蓋が好ましい。この混合物
に一5〜lO℃の温度で、臭素を単独で、あるいは、チ
モールtssするのに用い良問−の溶媒に溶かした臭素
溶液t−簡下すると、ブロム化は短時間で終了する0反
応液を単に水洗するのみで、副生じた臭化水素IIi除
去できるが、反応液の水洗後、更に**水素ナトリウム
などの弱アルカリ性の水溶液で洗浄するのが好ましい、
減圧下で溶媒を留去すると、冷vk同化する高純度の6
−ブロムチモールが高収率で得られる。ここに得られた
6−ブロムチモールは、この箇筐次の反応に使用しうる
ような純度であるが、必景に応じて減圧蒸留またはヘキ
サンから再結晶して精製することもできる。沸点114
−116C/1.5箇Hぎ、融点54へ55℃であった
。ここで特筆すべきことは、臭素はジオキサン中では不
溶の付加体を形成するに反し、テトラヒドロフラン中で
は生成し九付加体は、溶媒に可溶である。
内で捕捉するためと、反応後の洗浄工程の効率化をはか
るために、添加すべきテトラヒドロフランの量は、チモ
ールに対して、3〜5倍モル蓋が好ましい。この混合物
に一5〜lO℃の温度で、臭素を単独で、あるいは、チ
モールtssするのに用い良問−の溶媒に溶かした臭素
溶液t−簡下すると、ブロム化は短時間で終了する0反
応液を単に水洗するのみで、副生じた臭化水素IIi除
去できるが、反応液の水洗後、更に**水素ナトリウム
などの弱アルカリ性の水溶液で洗浄するのが好ましい、
減圧下で溶媒を留去すると、冷vk同化する高純度の6
−ブロムチモールが高収率で得られる。ここに得られた
6−ブロムチモールは、この箇筐次の反応に使用しうる
ような純度であるが、必景に応じて減圧蒸留またはヘキ
サンから再結晶して精製することもできる。沸点114
−116C/1.5箇Hぎ、融点54へ55℃であった
。ここで特筆すべきことは、臭素はジオキサン中では不
溶の付加体を形成するに反し、テトラヒドロフラン中で
は生成し九付加体は、溶媒に可溶である。
従って、本反応においては、所俊のテトラヒドロ7ラン
t−iらかじめ、チモールと共存させるコトなく、滴下
すべき臭素中に加えても、同様の結果が得られる。
t−iらかじめ、チモールと共存させるコトなく、滴下
すべき臭素中に加えても、同様の結果が得られる。
以上述べたように本発明は、従来の方法に比べて、安全
に、かつ簡便に反応操作を実施することができるのみな
らず、極めて選択的なブロム化を行なうことができ、目
的とする6−ブロムチモールの収車も高いなど、工業的
な製法としてすぐれてhる。
に、かつ簡便に反応操作を実施することができるのみな
らず、極めて選択的なブロム化を行なうことができ、目
的とする6−ブロムチモールの収車も高いなど、工業的
な製法としてすぐれてhる。
以下に本発明の実施例を示す。
冥施例
チモール47 F (0,313モル)t−二塩化エチ
レン200−中に#lかし、これに乾燥したテトラヒト
6ノラン9α3PC1,252モル)を加え、このlI
[K、かきまぜながらSCK>hて、Am50*(0,
313モル)を二塩化エチレン50mK#Iかした#@
を調下し、滴下を終了した後、さらに30分間かきまぜ
をつづけ、この反応液を水200−で2回洗浄し、有機
態を硫酸マグネシウムによって乾燥し良後、威圧下て二
塩化エチレンを浦去し、微黄色の1[体(この液体は冷
却すると−化する)を得、この液体を減圧蒸留し、沸点
1145b P(収JI94.111)を得’lt* co液体は冷
却によりて−化し、ヘキナンtmいて再結晶すると、融
点54155℃の無色の針状晶を得喪。
レン200−中に#lかし、これに乾燥したテトラヒト
6ノラン9α3PC1,252モル)を加え、このlI
[K、かきまぜながらSCK>hて、Am50*(0,
313モル)を二塩化エチレン50mK#Iかした#@
を調下し、滴下を終了した後、さらに30分間かきまぜ
をつづけ、この反応液を水200−で2回洗浄し、有機
態を硫酸マグネシウムによって乾燥し良後、威圧下て二
塩化エチレンを浦去し、微黄色の1[体(この液体は冷
却すると−化する)を得、この液体を減圧蒸留し、沸点
1145b P(収JI94.111)を得’lt* co液体は冷
却によりて−化し、ヘキナンtmいて再結晶すると、融
点54155℃の無色の針状晶を得喪。
上記本楯−O方法によりて得た6−10ムチモールと、
文献(J、jun、Phara+、 All@@、 4
4 * 637(1955))K記載の方法に従うて合
成し九6−10ムチモールをalm し、またその赤外
吸収スペクトルを比軟することによりて、両、tが同一
の6−fロムチモールであることをm緒した。
文献(J、jun、Phara+、 All@@、 4
4 * 637(1955))K記載の方法に従うて合
成し九6−10ムチモールをalm し、またその赤外
吸収スペクトルを比軟することによりて、両、tが同一
の6−fロムチモールであることをm緒した。
Claims (1)
- チモールをテトラヒドロフランの存在下において、臭素
によって臭素化することを特徴とする下記式(1)1i
−有する6−ブロムチモールの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13397581A JPS5835136A (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 6−ブロムチモ−ルの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13397581A JPS5835136A (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 6−ブロムチモ−ルの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5835136A true JPS5835136A (ja) | 1983-03-01 |
JPH026340B2 JPH026340B2 (ja) | 1990-02-08 |
Family
ID=15117444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13397581A Granted JPS5835136A (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 6−ブロムチモ−ルの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835136A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06288141A (ja) * | 1993-04-05 | 1994-10-11 | Nippon Doaachietsuku Seizo Kk | ピボットヒンジ |
WO2018046584A1 (en) | 2016-09-08 | 2018-03-15 | Università Degli Studi di Roma "Tor Vergata" | Sustainable process for the preparation of highly pure 4-bromothymol and its application as antimicrobial agent |
-
1981
- 1981-08-28 JP JP13397581A patent/JPS5835136A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06288141A (ja) * | 1993-04-05 | 1994-10-11 | Nippon Doaachietsuku Seizo Kk | ピボットヒンジ |
WO2018046584A1 (en) | 2016-09-08 | 2018-03-15 | Università Degli Studi di Roma "Tor Vergata" | Sustainable process for the preparation of highly pure 4-bromothymol and its application as antimicrobial agent |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH026340B2 (ja) | 1990-02-08 |
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