JPS60167901A - フイット性に優れたストッキング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特定のポリエステルエラストマーの加工糸か
ら編成されたフィツト性にすぐれたパンティストッキン
グまたはストッキング（以下両者全総称してストッキン
グという）に関するものである。更に詳しくは該ストッ
キングの染色堅牢度の改良に関するものである。

従来よりストッキングを構成する重合体として、ナイロ
ン−６、ナイロン−６６、ポリテトラメチレンテレフタ
レート等のいわゆる非弾性糸の仮撚加工糸、あるいはポ
リウレタン等の弾性糸が広く使用されている。しかしな
がら非弾性糸の仮撚加工糸から編成されたストッキング
は、満足なフィツト性は得られず、また、非弾性糸と弾
性糸との組合せで構成されるストッキングは、コスト高
になったり地厚になったりする等の点でそれぞれ欠点金
持っている。

かかる欠点を解消し、安価でフィツト性に優れたストッ
キング金得るために鋭意検討を重ねた結果、本発明者ら
は、特定のポリエステルΦポリエーテルブロック共重合
体より成る加工糸で編成されたストッキングが有用であ
ることを見い出したが、その後、更に検討？重ねた結果
、該共重合体から成るストッキングは、染色堅牢度、特
に濃染色物の洗濯堅牢度が実用上十分満足できることが
判明した。

本発明の目的は、以上述べたように特定のポリエステル
ポリエステルプ目ツク共重合体の弾性糸を使ったストッ
キングの染色堅牢層、特に洗濯堅牢度全弾性糸の優れた
物理的性質全損なうことなく改良することにある。

かかる目的に対して鋭意研究を重ねた結果、ポリエステ
ル・エステルブロック共重体は一般に染料に対する染着
基を有しないために分散染料で染色され、そのために該
基質と染料の結合力は弱く、また該弾性糸は、分子構造
がルーズなために染料がマイグレーシヨンしやすく、結
果として染色堅牢度が悪くなることがわかった。

この改ＪＬのためには、ポリエステル・エステルブロッ
ク共重合体に、染着基を導入しイオン性染料で染色する
ことが有効であり、更には、酸性可染改質よシも塩基性
可染に改質する方が、該重合体の物理的特性および製造
条件の面から秀れている事がわかった。

すなわち本発明は、パンティストッキングまたはストッ
キングの少なくともレッグ部がハードセグメントとして
ポリテトラメチレンテレフタレート単位又はポリエチレ
ンテレフタレート単位ヲ６０モルチ以上含有するポリエ
ステル単位５０〜９０重量％、ソフトセグメントとして
分子量３５０〜４０００のポリεカプロラクトン単位ｆ
ｆ１６０モル襲以上含有するポリツクトン単位１０〜５
０重量％から成り、更に、スルホン酸金属塩化合物を重
合体全酸成分に対し０，５〜２．０モルチ含有する融点
が１６０℃以上のポリエステル・エステルブロック共重
合体から成る弾性糸の仮撚加工糸金主たる編成糸として
編成されていること全特徴とするフィツト性に優れたパ
ンティストッキング又はストッキングである。

以下、本発明の詳細な説明する。

本発明の重要な特徴の一つなよ該ストッキングを構成す
る編成糸に特定のポリエステル・エステル　、ブロック
共重合体全使用することである。該ブロック共重合体と
しては、ポリテトラメチレンテレフタレート単位もしく
はポリエチレンテレフタレート単位ｖｉｌ−６０モルチ
以上、好ましくは８０モルチ以上含有するポリエステル
単位全ハードセグメントとし、分子量３５０〜４０００
のポリεカプロラクトン単位音６０モルチ以上好ましく
は８０モルチ以上含有するポリラクトン全ソフトセグメ
ントとす名ブロック共重合体である。ポリエステル単位
としては、ポリテトラメチレンテレフタレート単位もし
くはポリエチレンテレフタレート単位のほか、４０モル
チまでの割合でポリメチレンテレフタレート単位、ボリ
プ・ロピレンテレフタレート単位、ポリエチレンイソフ
タレート単位などの１種才たけ２種以上が共重合されて
いてもよい。また、エステル単位としてはポリ−ε−カ
プロラクトン単位の他、４０モルチまでの割合でエナン
トラクトン単位、カブリロラクトン単位等の１種ま′　
ｌ＼ たけ２種以上が共重合されていてもよい。茸−ドセグメ
ントとしての上記芳香族ポリエステルとソ７トセグメン
！・としての上記ポリラクトンとの共重合比率（重量比
）は５０〜９０対１０〜５０重量％とすることが必要で
ある。その理由は、ハードセグメントが５０重量−未満
では、融点が低下し、仮撚加工性に間へ生したり、スト
ッキングの強力が低下するなど工程、品質面から問題と
なる。ソフトセグメントが、１０重量％未満では、得ら
れるストッキングの伸長回復性が悪くなり、十分なフィ
ツト性が得られなくなる。また、該ポリラクトンの数平
均分子量は、繊維の融点金高める点、及び、特に最終的
に得られるストッキングの伸縮性葡得る点から３５０〜
４０００が好適であり、さらに好ましくは３５０〜２０
００がよい。

本発明に用いられ４ポリエステル・エステルブロック共
重合体特性で更に必要な要件は該共重合体の融点が１６
０℃以上であることである。その理由は、融点が１６０
℃未満の重合体は概して分子量が小さくて強度が不十分
であり、ヌ）　７キングとしての耐久性が乏しくなるか
らである。好ましくは１９０℃以上である。ここで、融
点とは、Ｐｅｒｋｉｎ　Ｅｌｒｎｅｒ製Ｄｉｆｆｅｒｅ
ｎｔｉａｌ　Ｓｃａｎｎｉｎｇ　Ｃａｌｏｒｉｍｅｔｅ
ｒ（Ｄ　Ｓ　Ｃ−Ｉ　Ｂ型）によって昇温速度１０℃／
分の条件で１ｌｉｌｌ定した吸熱ピーク温度金もって表
わした値である。

また、本発明の重要なもう一つの特徴は、上記し７ｃポ
リエステル・エステルブロック共重合体に、スルボン酸
金属塩化合物音重合体全酸成分に対し１０．５〜２．０
モル多含有させることである。

本発明において、スルホン酸金属塩化合物の含有量ケ、
ポリエステル・ポリエーテルブロック共重合体中全酸成
分に対し、０．５〜２．０モルチとした理由は、０．５
モルチ未満では、染着基が不足して濃色の染色物が得ら
れなく、また、２．０モルチより多いと該弾性体の物理
的性質が低下するためである。ここで、スルホン酸金属
塩化合物の金属の具体例としては、ナトリウム、カリウ
ム、リチウム、カルシウム、バリウム、鉛ランタンなど
があり、これら全単独で使用しても、２柵以上混合して
使用してもよい。上記スルホン酸金属塩化合物全ポリエ
ステル・エステルブロック共重合体に添加する方法は、
５−金属スルホイソフタル酸またはそのエステル形成誘
導体として当該ポリエステルの合成が完了する」ソ前の
任意の段階で添加し、該ブロック共重合体に共重合させ
る方法が最も好ましいが、場合によりポリマーと共重合
しない形式で重縮合時に添加したり、重合体チップに混
合するなどいずれでもよい。

尚本発明のバトンキングに用いられるポリエステル・エ
ステルブロック共重合体には必要に応じて耐熱剤、抗酸
化剤、耐光剤、つや消し剤（Ｔｉｅ、　）等を添加して
もよい。

以上本発明のストッキングの編成糸であるポリエステル
・エステルブロック共重合体について詳述］７たが、本
発明の目的とするフィツト性に優れたストッキング？得
るためには、該重合体を溶融紡糸した後、同時又に逐次
、延伸仮撚を施す必要がある。ここで延伸仮撚条件は、
通常のナイロンと同機種々の範囲から選択できるが、製
品となるストッキングの特性から以下のようにするのが
望ましい。

（］）　フィツト性の他に透明性、編目美しさ全強調し
ノζストッキングの場合は、トルクタイプ加工糸とする
。すなわち、全襟度が５〜６０デニール、フィラメント
数（Ｌ−１〜３本／Ｙａｒｎで仮撚加工することｖＣよ
り加工さｔじヒ糸には捲縮がないトルクのみ有り゛るト
ルクタイプ加工糸となり、それ故透明性、ねＪｉｌｌ：
１美１〜さにずぐれたス）ノギングが製造可能となる。

ここでトルクタイプ加工糸のトルクレベル’、；Ｊ、通
常のナイロン６と同様３００〜１００ＯＴ／Ｍとするの
が、編目美しさの点から好ましい。

（２）　フィツト性の他にフリーザイズ性？強調したス
トッキングの場合（はウーリイタイプ加工糸とする０す
なわち、全襟度が５〜６０グニール、フィラメント数に
４〜１５本／Ｙａｒｎで仮撚加工することによジ加工さ
れた糸には捲縮とトルク金１するウーリイ加工糸とな）
、それ故フィツト性の他に伸長回復性フリーサイズ性に
すぐれたストッキングが製造可能となる。ここで捲縮の
程度を表わす（ｒｐ縮復元率に、２０チ以上好ましくｉ
１′４０％以上とするのが望ましい。

伸縮復元率は、カセ取りした試料に（，２／１０００ｒ
／ｄ　＋２　／　１　ｏ　ｙ／ｄ　）の荷重をかけて水
中に入ノ土、２分後の長さを測り１１とシ２、次に２／
１０り７／ｄの荷重全敗り除き２／１０００　ｒ／ｄの
荷重下での長さ全測りｔｌとした時の（ｔｔ　−１ｔ　
）／ｊｉｘ１００（％）をいう。

以上記載したような特定のポリエステル・エステルブロ
ック共重合体の仮撚加工糸によって、ストッキング全編
成するが、編成方法１へ裏丸編であってもフルファソシ
ゴン編であってもよい。また、本発明のストッキング（
σ少なくともレッグ部は前記した特定のポリエステル・
エステルブロック共重合体の仮撚加工糸で編成されるが
、その他の部分、即ち、パンツ部、アンクル部、ヒール
部、ソール部、トウ部に前記した仮撚加工糸のみで編成
されてもよいし、部分により他の糸で編成してもよい。

例えば、パンティ部は一般に使用さｆｌ、ているナイロ
ンやポリエステル（特に、ポリエチレンテレフタレート
やポリテトラメ千レンテレフタレ−ト）の仮撚加工糸や
、該仮撚加工糸と綿との交編であってもよい。しかし、
同浴染色時の色合せを容易にするため、レッグ部と同一
ポリマー集材からなる３０〜４０デニール、約１０フイ
ラメントの仮撚加工糸を用いることが好ましい。レッグ
部は、たるみ？発生する原図の部分であるので、核部を
伸長率？大きくすることが必要である。

以上述べたような、特定のポリエステルψエステルブロ
ック共ｊＩｆ合体の仮撚加工糸を主たる編成糸として通
常のストッキング製造工程（編立、プレセクト、縫製、
染色）７・イナルセット）全行なう。この際、イオン性
染料で染色されることが好ましい。得られたストッキン
グは少なくともレッグ部上部における伸長率がたてよこ
両方向ともに８０％以上となり、経緯二方向に伸縮性１
＝する０以上記載したように本発明の特徴は、特定の重
合体全溶融紡糸し、通常の延伸・仮撚加工を施こした弾
性糸をストッキング編成糸として供給することにあり、
該部で編成されたストッキングは、従来のストッキング
では得られなかった優れたフィツト性金有し、しかも、
低コストで製造できる。

また、染色堅牢度、特に濃染色物の洗濯堅牢度が良好と
なる。

以下、実施例および比較例により本発明のストッキング
全説明するが、本発明はもとより下記実施例によシ制約
を受けるものではない。

以下に示す実施例１〜４および比較例１〜４において、
ＤＳＮモル昆、解編糸強度（ｆ／ｄ　）　、染着量およ
び洗濯堅牢度は次のようにしてめた０但し、ＤＳＮ：３
．５ジ（カルボメトキシ）ベンゼンスルホン酸ナトリ ラム ＤＭＴ　：テレフタル酸ジメチルエス テル 解編糸強度ニストッキング製品から構成糸を解編し、テ
ンシロン型引張試験機で 測定した糸強力。

引張速度２０画／分、試長２０国、 初荷重１／２０ｆ／ｄ 染　着　量：染着率×染料濃度（％ｏｗｆ　）ここで染
着率は日立１５０−２０形分 元光度計によル残浴比色法によっ てめた。

洗たく堅牢ｆ　：　ＪＩＳ　Ｌ−０８４４Ａ−２法によ
る。

伸　長　率：経方向及び緯方向の掴み幅５ｃＩｎ当Ｊ５
００ｆの荷重下におけるもの をいう。

伸長回復率ニストッキングの膝部分について、インスト
ロン引張試験機で、縫方 向および緯方向のつかみ幅６α、 試料長５α、引張速度２０　ｃｍ／ｍ、チャート速［２
０ｃｒｎ／Ｗ″）条件テ５０ｏｆの定荷重をかけ、応力
緩和 １分、歪回復３分で伸長−回復− 再伸長を行ない、次式により算出 する。

（ａ−ｂ）／ａｘ１００（％） ａ　：　５００り定荷重伸長時のチャート上の長さくｃ
ｒｎ） ｂ：再伸長時の立上シまでのチャ 一部上の長さくｑｎ） 実施例１ テレフタル酸ジメチルエステル（以下、ＤＭＴという）
と、３．５ジ（カルボメトキシ）ベンゼンスルホン酸ナ
トリウム（以下、ＤＳＮという）を酸成分とし、（ＤＳ
Ｎモル数／（ＤＳＮ＋ＤＭＴ）モル数）ｘｌｏｏ　であ
られされるＤＳＮモル比が０．８４％となるように調合
し、それに全酸成分に対し１．５倍等量の１．４ブタン
ジオール、酸化防止剤（アイオノックス３３０、シェル
化学社製）０．１５重量％、触媒（テトラプトキシチ６
タネート）０．０５重量％とともにオートクレーブに仕
込み、攪拌下に加熱して１４０〜２３０℃まで昇温しで
エステル交換反応全行ない、生成したメタノールは系外
に留去した。その後、減圧しつつ、２５０℃まで昇温し
で重合全行ない、ポリテトラメチレンテレフタレート系
共重合体？得た０該ボ°リテトラメチレンテレフタレ、
−ト系共重合体７０に９に□ε−カプロラクトン３０ｋ
ｆ？反応容器に取Ｊ’　％　Ｎｚ　バージ後、２５０℃
で攪拌しながら２時間溶融反応させた後、真空下で未反
応ε−カプロラクトンを除去し、融点２０７．５℃のポ
リエステル中エステルブｏツク共重合体金得た。該ポリ
エステル響ポリエステルブロソク共重合体をスクリュ一
式押出機によシ紡糸温度２５０℃、ノズル孔径０．４ｍ
、紡糸速度１０００ｍ／分で溶融紡糸し、９０デニール
／１フイラメントの未延伸糸全巻取った。該未延伸糸’
ｃ　、８００　ｍ　７分の速度で延伸仮撚を行ない、Ｓ
および２方向についてトルク数５００回／ｍで２０デニ
ール／１フイラメントのトルクタイプの加工糸を得た。

該トルクタイプの加工糸を４０ゲ一ジ編機にＳ方向燃、
２方向撚父互にかけてストッキングを編成し、縫製し、
次いで以下に示す染。

色条性で染色全行ない、熱セラ）ｋ施こし、ストッキン
グを得た。

染色条件 染料：　Ａｉｚｅｎ　Ｃａｔｈｉｌｏｎ　Ｂｌａｃｋ　
Ｃ−Ｄ−ＢＬＨ５％ｏｗｆ助剤：酢酸（１０チ）　２α
し′を 酢酸ソーダ（１０％）　２ｃｒＪｔ 芒硝　３　ｒ／を 温度Ｘ時間：９８℃Ｘ６０分 浴比：　１：５０ 実施例２ ＤＳＮモル比が１．２７％となるように調合する以外ｉ
ｒ、実施例１′と同様にしてストッキング會得た０実施
例３ ＤＳＮモル比が１．４５％となるように調合する以外は
実施例１と同様にしてストッキングを得た。

比較例Ｉ Ｄ５Ｎモル比が０チとなるように調合し、下記に示す染
色条件で染色する以外は実施例１と同様にしてストッキ
ングを得た。

染色条件 染料：　Ｆｏｒｏｎ　Ｂｌａｃｋ　５−ＣＴＬ　５％ｏ
ｗｆ分散剤：　５ａｎｄｏｚｏｌ　ＫＢ　２％ｏｗｆ温
度Ｘ時間：９８℃×６０分 浴比：　１：５０ 比較例２ ＤＳＮモル比が０．３０％となるよりに調合する以外は
実施例１と同様にしてストッキング全得た。

比較例３ ＤＳＮモル比が２．３０％となるように調合する以外に
実施例１と同様にしてストッキングを得友。

以上に記載した実施例１〜３および比較例１〜３の解編
糸強度、染着量、および洗濯堅牢度を第１表に示す。

第　１　表 第１表に示すように、比較例１のストッキングは、染色
に対する染着基？有さないため、分散染料で染色したが
、該ストッキングは洗濯堅牢度は変退色が３〜４級およ
び汚染が１〜２級とそれぞれ悪く、実用上問題があった
。また、比較例２のストッキングは洗濯堅牢度は良好で
あったが染着量が低く、濃色の黒色染色が出来なかった
。また比較例３は、比較例２と同様に洗濯堅牢度は良好
であったが解編糸強度が低く、ストッキングの耐久性に
劣シ、実用に耐えなかった。

これに比べて、実施例１〜３のストッキングは、洗濯堅
牢度、染着性が良好であり几。解編糸強度は比較例１．
２に比べてやや低いレベルにあるが、実施例１〜３のレ
ベルでも実用上何ら差し支えなく、すぐれた耐久性を維
持した０また、伸長性、伸長回復性も比較例１と遜色な
く、フィツト性にすぐれたものであった。

実施ｆ１４ 実施例２で重合したポリエステル・ポリエステルブロッ
ク共重合体を用い、スクリュ一式押出機によシ紡糸温度
２５０℃、ノズル孔径０．３５ｍ、ノズル孔数５ホール
、紡糸速度１０００ｍ／分で溶融紡糸し、６０デニール
１５フイラメントの未延伸糸全巻き取った。該未延伸糸
に８０（１＋Ｉ／分の速度で延伸仮撚を行ない、伸縮復
元率４５％、トルク数８００回／ｍ、２０デニール１５
フィラメントのウーリイ加工糸？得た。該ウーリイ加工
糸ヲ４０ゲージ編機にＳ方向、Ｚ方向（トルク方向）交
互に編成されるようにかけてストッキングを編成し、縫
製し、次いで実施例１に示す染色条件で染色を行がい、
熱セット音節こし、ストッキングを得た。

比較例４ 比較例１で得られたポリエステル番ポリエーテルブロッ
ク共重合体を用い、実施例４に示す条件で、融溶紡糸、
延伸仮撚全行ない、ウーリイ加工糸全得た。実施例４と
同様にしてストッキングを編成し、縫製し、次いで比較
例１に示す染色条件で染色を行ない、熱セットを施こし
、ストッキングを得た。

以上に記載した実施例４および比較例４の解編糸強度、
染着量および洗濯堅牢度を第２表に示す０第　２　表 第２表に示すように、比較例４のストッキングは、洗濯
堅牢度の変退色が３〜４級、汚染が１〜２級で実用上問
題があった。これに対し、実施例４のストッキングは、
比較例４に比べて著しく洗濯堅牢度が改善され、変退色
が５級、汚染が４〜５級で良好であった。また、解編糸
強度が比較例４に比べてやや低いレベルにあるが、実施
例４のレベルでも実用上何ら差し支えなく、すぐれ几耐
久性乞維持するものであった〇 比較例５ ２０デニール／１フイラメントのナイロン、６トルクヤ
ーンによシ編成されたトルクタイプパンティストッキン
グの市販品。

比較例６ １５デニール１５フイラメンナのナイロン６ウーリイ加
工糸によシ編成された市販品のウーリイタイプパンティ
ストッキング。

実施例２、実施例４、比較例５および比較例６について
、伸長回復率および伸長率を測定した結果全第３表に示
す。

第　３　表 第３表かられかるように、本発明による実施例２および
実施例４のストッキングは、市販品の比較例５および比
較例６に比べて伸長率が著しく大きく、経緯両方向共に
伸縮性に富み、透明性に優れ、線面の美しいストッキン
グ？得た。該ストッキングはフィツト性にすぐれ、【７
わ、たるみが生じず、感触、手触りもソフトで柔らかく
、透明感にすぐれたものであった。

特許出願人 東洋紡績株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パンティストッキングまたはストッキングの少なくとも
   レッグ部がハードセグメントとしてポリテトラメチレン
   テレフタレート単位又はポリエチレンテレフタレート単
   位を６０モルチ以上含有するポリエステル単位５０〜９
   ０重量係、ソフトセグメントとして分子量３５０へ４０
   ００のポリεカプロラクトン単位を６０モルチ以上含有
   するポリラクトン単位１０〜−重量係から成り、更にス
   ルホン酸金属塩化合物全重合体全酸成分に対し０．５〜
   ２．０モルチ含有する融点が１６０℃以上のポリエステ
   ル・エステルブロック共重合体から成る弾性糸の仮撚加
   工糸？主たる編成糸として編成されていること全特徴と
   するフィツト性に優れたパンティストッキング又はスト
   ッキング。