JPS6016719B2 - 点火機関用高圧コ−ド - Google Patents

点火機関用高圧コ−ド

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JPS6016719B2
JPS6016719B2 JP9357278A JP9357278A JPS6016719B2 JP S6016719 B2 JPS6016719 B2 JP S6016719B2 JP 9357278 A JP9357278 A JP 9357278A JP 9357278 A JP9357278 A JP 9357278A JP S6016719 B2 JPS6016719 B2 JP S6016719B2
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JP
Japan
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voltage cord
connecting fitting
boot
high voltage
ignition engine
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Expired
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JP9357278A
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幸嗣 福森
雅純 曽禰
耕治 原田
弘允 長江
勉 郡山
正実 志田
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Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/008,088 priority patent/US4274695A/en
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は火花点火機関用高圧コードに係り、特に放射雑
音の発生を少なくした点火機関用高圧コード‘こ関する
ものである。
従釆、最も一般的に使用されている高圧コードの一例を
第1図に示す。
点火電源より供給される高圧コード本体1は、高圧電流
を流す導電芯laと、この導電芯laの周囲を包む柔軟
な絶縁性の材料(例えばクロロプレンゴム)よりなる絶
縁部村lbとから構成されている。
この高圧コードーの端部には、絶縁材料よりなるブーツ
2の上部を接着剤3により固定している。また、導軍芯
laの下端部lcを折曲して接続金具4の略中間部分に
電気的に接続している。この接続金具4は、高圧コード
1の絶縁部材lbの外周部分にかしめることによって固
定されている。したがって、接続金具4と絶縁部材lb
の接続部分の長さはかなり長いものとなっている。この
接続金具4とスパークプラグ7の端子部6との間を機械
的および電気的に密着接続するために、緊締金具8を設
けている。なお、図示例では、接続金具4の4個所にか
しめ部4cを形成している。また、ブーツ2の下端部は
、スバークプラグ7の絶縁体に密着してはまり込むよう
な内径を有する鉄合部2aを形成している。そこで、ス
パークプラグ7のギャップでの放電により誘起された雑
音電流は、高圧コード本体1を流れて、その一部は高圧
コード本体1より雑音電波として放射されると共に、他
の一部分は点火コイルを経て高圧発生器の一次側へ流れ
る。
そこで、点火雑音を軽減するためには、前述した雑音電
流を減衰させる必要があり、第1図に示す従来の高圧コ
ードでは、高圧コード本体1の導電芯laとして、ガラ
ス糸にカーボンを含浸させた抵抗紐を使用していた。そ
のほか、導電芯には抵抗巻線電線も広く使用されていた
。理論解析によれば、抵抗値を有する導電芯を使用した
場合、高圧コード本体1の中を流れる雑音電流値は、ス
パークプラグ側が最も大きく、点火コイル側に遠ざかる
につれて急速に減衰する。
従って、スパークプラグ7側に設けた接続金具4から放
射される雑音電波の強度は、その他の高圧コード本体1
から放射される雑音電波よりも箸るしく強い。そのため
、接続金具4の長さLを短か〈すると放射雑音を減少さ
せることができる。
従来の高圧コード‘こおいて長さLの代表的な値は約3
8側であり、多くの40〜3仇舷の間で広く採用されて
いた。上記接続金具4は、通常厚さ約0.5脚の鋼板を
打抜き、これを両端が開放した円筒形に丸めて一端側よ
り高圧コード本体1を挿入し、その後長さLにわたって
高圧コード本体1にかしめて一体化し、続いてゴム製の
ブーツ2の中に、上記接続金具4をかしめた高圧コード
本体1を圧入していた。この際、ゴムブーッ2の内径は
、かしめ後の接続金具4の外径とほぼ等しいかそれより
やや4・さな寸法に設定しているため、圧入する必要が
ある。これは、接続金具4をゴムブーツ2によってその
外周側より圧迫し、高圧コード本体1と接続金具4なら
びに導電芯laと接続金具4の機械的、電気的な一体化
をより確実にすると同時に、スパークプラグ7の端子部
6に高圧コードを脱看する際、ゴムブーツ2と高圧コー
ド本体1とがずれて動くのを防止るためである。なお、
このような不具合を防ぐために接着剤3を併用している
。このような構成から、全長−が長いほど、ゴムフーッ
2と接続金具4ならびに高圧コード本体1と接続金具4
との間の固着力が増大する。したがって、上述したよう
な位置ずれなどの不具合を防止できるほか、接続金具4
をかしめた高圧コード本体1をゴムブーツ2内に圧入す
る作業が容易になる。このように、接続金具4の全長L
、とくにかしめ部4cの全長L2を十分に長くすること
によって、生産能率を上げ、上述したずれ等の取扱い上
の問題を避けることができ、従来より全長Lの長いもの
が使用されていた。一方、接続金具4の寸法L3は、通
常4〜5肋程度とられているが「 これも低雑音化のさ
めには短かし、方がよく、2側程度で十分である。本発
明の目的は、上述した従来技術の欠点をなくし、雑音防
止効果の高い点火機関用高圧コードを提供することにあ
る。
本発明は、接続金具とブーツとの間の結合を十分に強く
維持すると共に高圧コードとブーツとの間のずれを防止
したうえで、さらに接続金具の鞠芯方向の長さを減少し
、雑音電波の放射を小さくしたものである。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第2図は本発明の一実施例における点火機関用高圧コー
ドの縦断面図であって、高圧コード本体1の導電芯la
は例えばガラス糸にカーボンを含浸させた抵抗紐を使用
し、この導電芯laに耐熱性と柔軟性を有する絶縁部材
lb(たとえばクロロプレンゴム)で被覆している。
そして、硬質の絶縁材料より作成したブーツ2の内孔に
、上記高圧コード本体1を挿入し、高圧コード本体1と
ブーツ2の接触部には少なくとも部分的に接着剤3を充
填して固定している。導電芯laの端部は絶縁部材lb
より露出させ、例えばばね鋼板より成形した接続金具4
の上端部で折曲ごせて端部lcを形成するとともに、導
電性の接着剤5によって固着し、同時に電気的に導通を
保持させる。前述したように、接続金具4は雑音電波の
放射を少なくするために、軸芯方向の長さLをできるだ
け小さくする必要がある。このように、接続金具4の全
長Lを小さくするためには、スパークプラグ7の端子部
6に高圧コード本体1を着脱する際に発生する10〜6
帆の押込力または引抜力に対して、接続金具4をブーツ
2の内部に安定して固定できる手段を考慮する必要があ
る。つまり、接続金具4の全長を短か〈したがために、
接続金具4の固定力が弱くなると、接続金具4がブーツ
2から抜け出したり、接続金具4のずれにより導電芯l
aの端部lcとの接続が不完全となり、抵抗値が変化す
る危険性があるためである。そこで、接続金具4には、
その外周側に突き出る突出部4aを形成し、さらにスパ
…クプラグ7の端子部6の形状にあわせた引込部4bを
形成する。
一方、ブーツ2の内周側には、上記突出部4aを喰い込
ませる係合部2bを形成しておく。上記突出部4aは、
爪状のものに形成し、接続金具4がブーツ2内の所定位
置まで押し込まれたときに、上記爪状の突出部4aが、
やや内径を広くして形成した係合部2b内で開くように
する。このようにして接続金具4の突出部4aと、ブー
ツ2の係合部2bとを係止させることによって、スパー
クプラグ7に高圧コードを脱看する際に生ずる押し込力
または引抜力に耐えるものとすることができる。なお、
接続金具亀とブーツ2との接触部には必要に応じて接着
剤を塗布し、両者の固着力をさらに高めるようにしてお
く。上記ブーツ2の素材としては、硬質でしかも耐熱性
のある絶縁材料、たとえばベークライト、フェノール樹
脂、アルミナの如き磁器などを使用することが望ましく
、あるいは硬度の高いクロロプレンゴム等も使用できる
なお、ブーツ2が軟かすぎると、スパークプラグ7の端
子部6から高圧コ−ドを脱看する際、ブーツ2に頻繁に
加えられる曲げ力によって導電芯laの織部lcと接続
金具4とか相対的に動き、この部分における電気的な接
続状態が悪化し、長期的な使用の後に高圧コードの抵抗
値が増大する原因となるので好ましくない。また、スパ
ークプラグ7の外周側に「フ−ッ2の鉄合部2aが密着
するように、隊合部2aの内径を定めてもよいが、第2
図に示すように、蕨合部2aとスパークプラグ7の間に
、スパークプラグ絶縁体と密着する耐熱性と柔軟性のあ
るゴムリング9を介在させてもよい。このように、接続
金具4の軸芯方向の長さLをできるだけ短かくして、雑
音電波の放射を少なくしているが、この目的を確実に達
成するためには前記長さLを25脚以下(最も代表的に
は約11側)にしておくのが望ましい。
第3図は本発明の他の実施例を示し、第2図A部のみを
示している。
すなわち、接続金具4の上端部につば状の突出部4aを
設け、この突出部4aをブーツ2の内周部に形成した係
合部2bに喰込ませるようにしたものである。
このようにしても、突出部4aが係合部2b内に喰込ん
でいるため、引抜力等の外力が加わったときでも接続金
具4をブーツ2内に安全かつ確実に固定しておくことが
できる。第4図は本発明による高圧コードを使用した際
の雑音防止効果を示したもので、防止効果は30〜10
0仙伍zの間の23点の測定周波数における雑音電界強
度の平均値として示しており、雑音防止効果(DB)A
−Bで示している。このとき、 Aは第1図に示す高圧コード‘こおいて全長Lが斑肋の
場合の雑音電界強度(dB)を示し、Bは、第2図に示
す高圧コードにおいて全長Lが11肋の場合の雑音電界
強度(dB)を示している。
また、第4図aは標準プラグとの組合わせの場合を示し
、第4図bは抵抗入りプラグとの組合わせの場合を示し
ている。
図から明らかなように、本発明品は従来品に対して約め
B程度の雑音防止効果を有していることがわかる。
また、本発明の高圧コードでは、30〜100風位zの
広い周波数にわたってほぼ一様の雑音防止効果(雑音低
減効果)を有することが実験により明らかであった。以
上詳述したように、本発明によれば、導電性接続金具の
軸芯方向の長さを25柳以下に減少したから雑音防止効
果を向上でき、しかも導電芯を導電性接続金具に固定す
ると共に導電性接続金具に設けた突出部をブーツの内側
に設けた係合部に係合しているため強固な結合を得られ
るという非常にすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の点火機関用高圧コードの縦断面図、第2
図は本発明の一実施例における点火機関用高圧コードの
縦断面図、第3図は本発明の他の実施例における第2図
A部断面図、第4図は実験結果を示すグラフである。 1・・・高圧コード本体、la・・・導電芯、lb・・
・絶縁部材、lc・・・端部、2・・・フーッ、2b・
・・係合部、4…接続金具、4a・・・突出部、6・・
・端子部、7…スパークプラグ。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 導電芯の周囲を絶縁部材で被覆した高圧コード本体
    と、前記導電芯と電気的に接続すると共にスパークプラ
    グの端子部を着脱可能にした導電性接続金具と、前記高
    圧コード本体および導電性接続金具の各々少なくとも一
    部を被覆する絶縁性のブーツとをそなえた点火機関用高
    圧コードにおいて、前記導電性接続金具は軸芯方向の長
    さが25mm以下でしかも前記導電芯が固定される上端
    面とこの上端面付近から外側に向つて突出する突出部と
    を有し、更に前記絶縁性のブーツの向周側は前記突出部
    を喰込ませて前記導電性接続金具を前記ブーツに係合さ
    せる係合部を有していることを特徴とする点火機関用高
    圧コード。 2 絶縁性のブーツに、ベークライト、フエノール樹脂
    、アルミナ等の磁器などの硬質絶縁材料を使用した特許
    請求の範囲第1項記載の点火機関用高圧コード。 3 導電性接続金具の軸芯方向の長さをスパークプラグ
    の端子部の軸芯方向の長さに略等しくした特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の点火機関用高圧コード。
JP9357278A 1978-02-03 1978-08-02 点火機関用高圧コ−ド Expired JPS6016719B2 (ja)

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JP9357278A JPS6016719B2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02 点火機関用高圧コ−ド
GB7903184A GB2013989B (en) 1978-02-03 1979-01-30 Device for electrically connecting spark plug to high-voltage cable
CA320,481A CA1105582A (en) 1978-02-03 1979-01-30 Device for electrically connecting spark plug to high- voltage cable
US06/008,088 US4274695A (en) 1978-02-03 1979-01-31 Device for electrically connecting spark plug to high-voltage cable
FR7902676A FR2416573A1 (fr) 1978-02-03 1979-02-01 Dispositif de raccordement electrique d'une bougie d'allumage et d'un cable a haute tension
DE2904007A DE2904007C2 (de) 1978-02-03 1979-02-02 Gerader Zündkerzenstecker
SE7900934A SE445001B (sv) 1978-02-03 1979-02-02 Anordning vid anslutningsdon for losbar anslutning till ett tendstift

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JP9357278A JPS6016719B2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02 点火機関用高圧コ−ド

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JPS5521811A JPS5521811A (en) 1980-02-16
JPS6016719B2 true JPS6016719B2 (ja) 1985-04-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62288391A (ja) * 1986-06-04 1987-12-15 Seiko Kakoki Kk ポンプの軸受装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH035090Y2 (ja) * 1986-09-04 1991-02-08
JP5873468B2 (ja) * 2013-09-11 2016-03-01 日本特殊陶業株式会社 プラグ接続具

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JPS5521811A (en) 1980-02-16

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