JPH019348Y2 - - Google Patents

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JPH019348Y2
JPH019348Y2 JP1983121224U JP12122483U JPH019348Y2 JP H019348 Y2 JPH019348 Y2 JP H019348Y2 JP 1983121224 U JP1983121224 U JP 1983121224U JP 12122483 U JP12122483 U JP 12122483U JP H019348 Y2 JPH019348 Y2 JP H019348Y2
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JP
Japan
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plug
pin
sleeve
cord
conductor
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JP1983121224U
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JPS6029379U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気機器等の回路接続のためにジヤ
ツクに挿入接続されるピンプラグに係り、特にプ
ラグピンを包囲する筒状のプラグスリーブを樹脂
製スリーブとしたピンプラグに関する。
従来のピンプラグは、例えば、先端部に軸方向
のスリツトを有する筒状の金属製プラグスリーブ
と、このプラグスリーブの先端部から突出するよ
うに該プラグスリーブの略中心軸に絶縁部材を介
して固定される導電性プラグピンと、前記プラグ
スリーブの外周に包設される樹脂製キヤツプとよ
り構成される。以上の構成において、プラグスリ
ーブはそれに設けたスリツトにより半径方向の広
がりや収縮が自在となり、ジヤツク側導電部との
良好な接触状態を得ることができる。
しかしながら、この種のピンプラグにあつて
は、その構成部品が多いため、組立工数が増えて
製造費が高くなると共に、コードとの接続作業に
手数を要する等の欠点があつた。
本考案は上記欠点を除去するためになされたも
ので、構成部品が少なくコードとの接続等が容易
なピンプラグを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本考案では、先端
部にジヤツク挿入用の内方凹部を有しかつ軸方向
のスリツトを有する柱状の樹脂製プラグスリーブ
と、このプラグスリーブの先端部から突出するよ
うに該プラグスリーブの略中心軸に包埋される導
電性プラグピンとを具え、コード端末部から露出
するコード導体が前記ジヤツク挿入用内方凹部の
内周面上に固定され、かつ前記プラグピンに接続
されて該コード端末部が前記スリーブ内に包埋さ
れるように構成する。
以下、添付図面を参照しつつ本考案の実施例を
説明する。
第1図はこの実施例に係るピンプラグの外観
図、第2図は第1図の左側面図、及び第3図は第
1図の縦断面図である。図において、1は筒状の
合成樹脂等からなる樹脂製のプラグスリーブであ
り、このプラグスリーブ1の先端部にはジヤツク
挿入用の内方凹部1aが設けられると共に、軸方
向に少なくとも1箇以上のスリツト1bが設けら
れる。そしてこのプラグスリーブ1の先端部から
突出するように該プラグスリーブの略中心軸に導
電性のプラグピン2が埋設される。プラグピン2
は細い円柱状をなし、その後端部には停止用の環
状突起2aが設けられプラグスリーブ1内に固定
される。さらにプラグスリーブ1の後端部にはコ
ード3の端末部が埋設され、このコード3のアー
ス側の導体3aが凹部1aの内周面上に露出する
ようにして固定され、一方コード3の他の導体3
bがプラグピン3の後端部に圧着、スポツト溶
接、半田付け等により接続される。ここで、アー
ス側導体3aを凹部1aの内周面上に固定するに
は、例えば、導体3aが編組線で構成されている
場合にはこの導体3aをより合わせ、必要に応じ
て半田付け等で固着して凹部1aの内周面上に固
定する。この際、導体3aの先端を略直角方向に
折り曲げて凹部内周面中に埋設すれば、導体3a
の固定強度が大きくなる。
以上のように構成されたピンプラグをジヤツク
(図示せず)に挿入すれば、凹部1aの内周面と
プラグピン2の外周面とがジヤツク側の導電部と
接触する。この際、プラグスリーブ1の先端部に
はスリツト1bが設けられているため、プラグス
リーブ1の先端部は半径方向に弾性力を有し、ジ
ヤツク側の導電部と緊密に接触する。このため凹
部1aの内周面上に固定された導体3aがジヤツ
ク側導電部に圧接され、両者が電気的に接続され
る。そしてこのピンプラグにあつては、従来のよ
うな金属製のスリーブを設けず、アース側導体3
aを直接にジヤツク側導電部と接触させて接続箇
所を少なくしたため、音声信号等の伝送信号のひ
ずみを小さくできるばかりか、構成部品が少なく
なり、これによつて製造の簡略化と製造費の低減
化が計れる。さらに樹脂製プラグスリーブが絶縁
性を有するため、プラグピン2と導体3aとの絶
縁が容易に行なえ、またコード端末部がプラグス
リーブ1内に包設されているため、コード接続箇
所における引張り強度等の機械的強度が大きいと
いう利点がある。そしてこのようなピンプラグを
製造するには、例えば、コード導体3bを接続し
たプラグピン2とコード導体3aとを所定位置に
配置した後、プラグスリーブ1を一体成形により
成形加工してプラグピン2の基部とコード3の端
末部とを埋設する。このようにプラグスリーブが
樹脂製であるため、その成形加工が容易となり、
簡易的確にピンプラグが製造できる。
なお、第4図1,2に示すように、予め導体3
aの先端部に導電性の円筒状接触片4あるいは導
電性の板状接触片5等を接続しておいて、凹部1
aの内周面上に固定するようにすれば、導体3a
の先端部における固定強度が大きくなり、しかも
ジヤツク側の導電体との接触状態が良好になる。
また、第5図に示すように、プラグスリーブ1
の先端部に環状凹部等の係止部1cを設け、この
係止部1cに二点鎖線で示すような弾性のリング
部材4を嵌合すれば、プラグスリーブ1の半径方
向の弾性力を補強することができる。
以上説明したように、本考案によれば、樹脂製
プラグスリーブの内方凹部にコード導体が露出す
るように固定したので、ジヤツクへの挿入時にこ
のコード導体が直接にジヤツク側導電部に接触す
る。このため従来のような金属製のスリーブを設
ける必要がなく、構成部品の減少にともない製造
の簡略化と製造費の低減化を計ることができる。
しかも、従来のような金属製スリーブを省略して
信号の接続箇所を少なくしたため、音声信号等の
伝送信号のひずみを小さくできる。さらにプラグ
スリーブは樹脂材で形成されるため、ピンプラグ
の成形加工が容易に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るピンプラグの外
観図、第2図は第1図の左側面図、第3図は第1
図の縦断面図、第4図1,2及び第5図は本考案
の他の実施例を示すもので、第4図1,2はコー
ド導体先端部の部分拡大図、第5図はピンプラグ
の外観図である。 1…プラグスリーブ、1a…内方凹部、1b…
スリーブ、1c…係止部、2…プラグピン、3…
コード、3a,3b…コードの導体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端部にジヤツク挿入用の内方凹部を有しか
    つ軸方向のスリツトを有する柱状の樹脂製プラ
    グスリーブと、このプラグスリーブの先端部か
    ら突出するように該プラグスリーブの略中心軸
    に包埋される導電性プラグピンとを具え、コー
    ド端末部から露出するコード導体が前記ジヤツ
    ク挿入用内方凹部の内周面上に固定され、かつ
    前記プラグピンに接続されて該コード端末部が
    前記スリーブ内に包埋されるように構成したピ
    ンプラグ。 (2) 前記コード導体の先端部が折り曲げられて前
    記ジヤツク挿入用内方凹部の内周面内に埋設さ
    れ該内周面上に前記コード導体が固定された実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のピンプラ
    グ。
JP1983121224U 1983-08-03 1983-08-03 ピンプラグ Granted JPS6029379U (ja)

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JP1983121224U JPS6029379U (ja) 1983-08-03 1983-08-03 ピンプラグ

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JP1983121224U JPS6029379U (ja) 1983-08-03 1983-08-03 ピンプラグ

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JPS6029379U JPS6029379U (ja) 1985-02-27
JPH019348Y2 true JPH019348Y2 (ja) 1989-03-14

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