JPS6342466Y2 - - Google Patents

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JPS6342466Y2
JPS6342466Y2 JP1982131270U JP13127082U JPS6342466Y2 JP S6342466 Y2 JPS6342466 Y2 JP S6342466Y2 JP 1982131270 U JP1982131270 U JP 1982131270U JP 13127082 U JP13127082 U JP 13127082U JP S6342466 Y2 JPS6342466 Y2 JP S6342466Y2
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JP
Japan
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contact
coaxial cable
locking
external contact
external
Prior art date
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JP1982131270U
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English (en)
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JPS5936587U (ja
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Publication of JPS5936587U publication Critical patent/JPS5936587U/ja
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Publication of JPS6342466Y2 publication Critical patent/JPS6342466Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気信号の漏洩を防止した同軸ケーブ
ルコネクタに関するものである。
従来の同軸ケーブルコネクタは、第1図に示す
様に、中心軸上に配置された針状の内部コンタク
ト1、この内部コンタクト1の外周に同心配置さ
れた外部コンタクト2、この外部コンタクト2と
前記内部コンタクト1の間に嵌挿され、この両者
の位置関係を規定する絶縁座3およびこれらを収
容して同軸ケーブルコネクタを形成するケーシン
グ4とによつて構成されている。同図に於て5は
同軸ケーブルであつて、その中心導体51は前記
内部コンタクト1の接続部11内に挿入されてこ
れと電気的に接続されている。また、この同軸ケ
ーブル5は、その外部導体52が絶縁シース53
上に折返されて、前記外部コンタクト2から延設
された接続片21で保持されて両者の電気的接続
がはかられるとともに、前記接続片21からさら
に延設された保持片22で絶縁シース53のみを
保持することで機械的にも確実に保持される。こ
れらの接続保持が終ると外部コンタクト2の外周
にはケーシング4が嵌め込まれる。一旦嵌め込ま
れると、一方への移動は係止突起41によつて、
他方への移動は係止爪23の係止溝42への係合
によつて夫々阻止されるため、抜け出ることはな
くなる。この様な同軸ケーブルコネクタは、相手
側の同軸ケーブルコネクタとの接続をより確実に
するため、外部コンタクト2に軸線方向のスリツ
ト24を設けてその径を若干小さくしぼり、その
弾性を利用して相手側同軸ケーブルコネクタの外
部コンタクトに圧接する形式を採つている。
この様な従来の同軸ケーブルコネクタに於て
は、外部コンタクト2がスリツト24を備え、そ
の後端部が開口となつているため、完全なシール
ドを行なうことができず、高周波信号が漏洩して
しまうという欠点を有するものであつた。
本考案はこの点に着目してなされたもので、接
続の信頼性等、他のフアクターを損うことなく高
周波信号の漏洩を完全に防止する同軸ケーブルコ
ネクタの提供を目的となるものであり、その要旨
は、同軸ケーブルの中心導体が接続される内部コ
ンタクトと、この内部コンタクトの外周をとり囲
み、一方の端部が内面に圧接バネを備え、他方の
端部が加締加工等を施すことによつて同軸ケーブ
ルの絶縁シース先端部および露呈した外部導体を
包み込む様に保持する接続保持部に形成されてい
る円筒形状の外部コンタクトと、この外部コンタ
クトの中心軸上に前記内部コンタクトを保持する
絶縁座と、これらを収容してコネクタを構成する
ケーシングとを備えたことを特徴とする同軸ケー
ブルコネクタに存する。以下、図面に示す実施例
に従つて詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す断面図であつ
て、1は内部コンタクト、3は絶縁座、4はケー
シング、5は同軸ケーブルであつて、第1図に示
される従来のものと同等のものである。第2図に
於て、6は外部コンタクト、7は圧接バネであ
り、この外部コンタクト6はスリツト、係止爪等
を一切有しない金属パイプであつて、後端部が加
締加工等を施すことによつて同軸ケーブル5の絶
縁シース53の先端部分およびそこに折返された
外部導体52を包み込む様に保持する接続保持部
61に形成されており、また、その先端部には円
周方向の係止ウエーブ62および63が設けられ
ている。この係止ウエーブ62は圧接バネ7を係
止するためのもので外側に突出しており、また、
係止ウエーブ63は絶縁座3を係止すめためのも
ので内側に突出している。
圧接バネ7は板バネ材を円筒状に巻いて外部コ
ンタクト6の先端部内周に配置されたものであつ
て、夫々複数個の圧接部71と保持部72とがス
リツト73を介して交互には配設されている。圧
接部71は接続される相手側コネクタの外部コン
タクトに加圧接触してその電気的接続を確実にす
るためのものであつて、この部分の板バネ材が内
側に膨出する様な折曲加工によつて形成されてい
る。また、保持部72は円周方向に外側に突出す
るウエーブを備えており、これを外部コンタクト
6の係止ウエーブ62に嵌合させることによつて
この圧接バネ7を外部コンタクト6の先端部内周
に係止している。
同軸ケーブル5の中心導体51は内部コンタク
ト1の接続部11内に導入されて電気的接続がは
かられる。この内部コンタクト1は絶縁座3に挿
入されて外部コンタクト6内に挿入される。絶縁
座3が係止ウエーフー63に当接した状態で外部
コンタクト6の後端部を加締め、接続保持部61
を形成する。この時、同軸ケーブル5の端部では
外部導体52が絶縁シース53上に折返されてお
り、前記接続保持部61の形成によつて外部コン
タクト6と外部導体52との電気的接続が図られ
るとともに、機械的な保持も確実なものとなる。
これによつて、絶縁座3は一方への移動は係止ウ
エーブ63で、また他方への移動は外部コンタク
ト6の加締による傾斜部で完全に阻止される。
これらの接続保持が終つた外部コンタクト6は
ケーシング4に嵌め込まれ、外部コンタクト6の
係止ウエーブ62がケーシング4に設けられた係
止溝43に嵌合して保持される。圧接ゴネ7の装
着はこれらの処理にさきだつて行なつておいても
良く、またこれの処理が完了した後におこなつて
も良い。
以上、図面に示す実施例に従つて説明したが、
本考案はこれにのみ限定されるものではなく、例
えば圧接バネの形状およびその係止構造、外部コ
ンタクトのケーシングへの係止構造等に種々のバ
リエーシヨンを含むものである。
以上詳細に説明した様に、本考案の同軸ケーブ
ルコネクタによれば、外部コンタクトが円筒形状
に形成されていて、スリツト、係止爪等の切起を
一切排除したものであり、その後端部も加締加工
等で開口の無い接続保持部に形成されているた
め、この同軸ケーブルコネクタ部分からの高周波
信号の漏洩が完全に防止できる一方、圧接バネの
作用によつて接続の信頼性が低下する様なことも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の同軸ケーブルコネクタの一例を
示す断面図、第2図は本考案の一実施例を示す断
面図であ。 1……内部コンタクト、2,6……外部コンタ
クト、3……絶縁座、4……ケーシング、5……
同軸ケーブル、7……圧接バネ、11……接続
部、43……係止溝、51……中心導体、52…
…外部導体、53……絶縁シース、61……接続
保持部、62,63……係止ウエーブ、71……
圧接部、72……保持部、73……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同軸ケーブルの中心導体が接続される内部コン
    タクトと、この内部コンタクトの外周をとり囲
    み、一方の端部が内面に圧接バネを備え、他方の
    端部が加締加工等を施すことによつて同軸ケーブ
    ルの絶縁シース先端部および露呈した外部導体を
    包み込む様に保持する接続保持部に形成されてい
    る円筒形状の外部コンタクトと、この外部コンタ
    クトの中心軸上に前記内部コンタクトを保持する
    絶縁座と、これらを収容してコネクタを構成する
    ケーシングとから成る同軸ケーブルコネクタ。
JP1982131270U 1982-09-01 1982-09-01 同軸ケ−ブルコネクタ Granted JPS5936587U (ja)

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JP1982131270U JPS5936587U (ja) 1982-09-01 1982-09-01 同軸ケ−ブルコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982131270U JPS5936587U (ja) 1982-09-01 1982-09-01 同軸ケ−ブルコネクタ

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Publication Number Publication Date
JPS5936587U JPS5936587U (ja) 1984-03-07
JPS6342466Y2 true JPS6342466Y2 (ja) 1988-11-07

Family

ID=30296830

Family Applications (1)

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JP1982131270U Granted JPS5936587U (ja) 1982-09-01 1982-09-01 同軸ケ−ブルコネクタ

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Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6255539A (ja) * 1985-09-05 1987-03-11 Toshiba Corp 漏水検出装置
JPH035099Y2 (ja) * 1985-12-18 1991-02-08
JPH0323675Y2 (ja) * 1986-01-28 1991-05-23
JPH0542629Y2 (ja) * 1987-03-16 1993-10-27
JP2543141Y2 (ja) * 1990-12-28 1997-08-06 宇呂電子工業株式会社 同軸コネクタ・接栓
JP2543526Y2 (ja) * 1991-03-14 1997-08-06 宇呂電子工業株式会社 同軸コネクタ・接栓
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JP5121053B2 (ja) * 2008-01-23 2013-01-16 矢崎総業株式会社 シールド電線付きコネクタ端子

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5936587U (ja) 1984-03-07

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