JP2604400Y2 - シールドコネクタ - Google Patents

シールドコネクタ

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JP2604400Y2
JP2604400Y2 JP2293093U JP2293093U JP2604400Y2 JP 2604400 Y2 JP2604400 Y2 JP 2604400Y2 JP 2293093 U JP2293093 U JP 2293093U JP 2293093 U JP2293093 U JP 2293093U JP 2604400 Y2 JP2604400 Y2 JP 2604400Y2
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JP
Japan
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connector
contact
shield
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insulator
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宣寧 尾入
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコネクタに関し、特にシ
ールド付きコネクタの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシールドコネクタとしては、図6
に示すようなコネクタプラグPとコネクタレセプタクル
Rから構成されるものがある。コネクタプラグPの信号
コンタクト51は同軸シールド線52の中心導体52a
に接続されており、また、シールド用シェル部品53は
同軸シールド線52に圧着された状態で外部導体52b
と接続されている。信号コンタクト51はシールド用シ
ェル部品53内に絶縁体54を介して保持された状態と
なってハウジング55内に収容されている。
【0003】他方、コネクタレセプタクルRのインシュ
レータ56には、ピンコンタクト57を絶縁体58を介
して中心に保持する円筒状のシールド用シェル部品59
が装填されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のシールドコネクタにおけるコネクタプラグは、信号
線コンタクト51が同軸シールド線52への圧着部を有
するシールド用シェル部品53内に絶縁体54を介して
保持された構造であるため、構造的に複雑となり、コネ
クタ製作の工程数が増え、コストアップの一因となって
いた。
【0005】本考案は、上記従来技術の欠点に鑑みて提
案されたもので、構造的に簡単でコネクタの製作の工程
数が削減できるシールドコネクタを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、同軸シ
ールド線に結線されるコネクタプラグと、コネクタプ
ラグと嵌合接続するコネクタレセプタクルとから成
り、上記コネクタプラグは、絶縁材料で構成されたハウ
ジングと、上記同軸シールド線の中心導体に接続される
信号線コンタクトと、上記同軸シールド線の外部導体に
接続されると共に上記同軸シールド線上で上記信号線コ
ンタクトと連なるように配置されたシールド線コンタク
トとを有し、上記コネクタレセプタクルは、上記コネク
タプラグを受け入れるインシュレータと、インシュレ
ータに保持されたコンタクトと、接触用バネ片が設けら
れ、上記インシュレータの外部を被覆すると共に上記コ
ネクタプラグと上記コネクタレセプタクルの接続時に上
記信号線コンタクトを全体的に覆うシールド用シェル部
品とを有し、上記コネクタプラグと上記コネクタレセプ
タクルの接続時に、上記信号線コンタクトと上記コンタ
クトが接続し、上記シールド線コンタクトと上記接触用
バネ片が接触するように構成されていることを特徴とす
るシールドコネクタが得られる。
【0007】
【作用】上記構成の本考案によれば、コネクタレセプタ
クルのインシュレータの外側にシールド用シェル部品が
設けられており、コネクタプラグのシールド用コンタク
トと接触用バネ片を導通接続するように構成しているの
で、コネクタプラグが、同軸シールド線の中心導体に信
号線コンタクトを、外部導体にシールド線コンタクトを
圧着し、これを絶縁ハウジングに収容保持するだけで組
立られる。
【0008】
【実施例】次に添付の図面を参照して本考案の一実施例
について説明する。
【0009】図1に示すように、本実施例のシールドコ
ネクタは、コネクタプラグPと、このコネクタプラグP
を内部に収容するようにしてコネクタプラグPと嵌合接
続するコネクタレセプタクルRとから構成される。
【0010】コネクタプラグPは、同軸シールド線2の
中心導体2aに圧着保持された信号線コンタクト1と、
同軸シールド線2の外部導体2bに圧着保持されたシー
ルド線コンタクト3を有する。図2(a)は信号線コン
タクト1およびシールド線コンタクト3を同軸シールド
線2にあてがった圧着前の状態を示しており、図2
(b)は信号線コンタクト1を同軸シールド線2の中心
導体2aに、シールド線コンタクト3を同軸シールド線
2の外部導体2bに夫々圧着した状態を示すものであ
る。即ち、本考案にあっては、信号線コンタクト1とシ
ールド線コンタクト3が同軸シールド線2の長手方向に
夫々別個に直列状に圧着されており、従来例のように、
信号線コンタクトと同軸シールド線との間には絶縁体が
介在していないのが良く分る。
【0011】図1に戻り、ハウジング5は絶縁材料から
構成されており、このハウジング5には、信号線コンタ
クト1とシールド線コンタクト3を収容保持する収容口
51が形成されている。また、ハウジング5の両側面部
には長手方向に延在する溝部53が形成されている。こ
の溝部53には、コネクタレセプタクルRとの接続時
に、内部に収容されたシールド線コンタクト3を後述す
るコネクタレセプタクルRのシールドシェル用部品9に
備えられている接触用バネ片9aに導通接続させるため
の窓部5aが開口形成されている。
【0012】コネクタレセプタクルRのインシュレータ
6には、コネクタプラグPを嵌合収容する受容口71が
形成されている。インシュレータ6の奥壁部にはピンコ
ンタクト7が固定取付けされている。インシュレータ6
の外側には、シールド用シェル部品9が被覆するように
取付けされている。
【0013】このシールド用シェル部品9には、図3に
示すように、両側面側に内側に向けて突出するように接
触バネ片9aが一体に形成されている。この接触バネ片
9aはインシュレータ6の受容口71内に向けて突出す
るようになっている。この接触バネ片9aは、コネクタ
プラグPとの嵌合接続時に、コネクタプラグPのハウジ
ング5に形成された窓部5a内に入り込み、シールド線
コンタクト3と導通接続する。
【0014】コネクタプラグPとコネクタレセプタクル
Rとの接続方向を規制するために、コネクタプラグPの
ハウジング5の上端面には、ガイド部55が形成されて
おり、また、コネクタレセプタクルRのインシュレータ
6に形成された受容口71の上端側には、ガイド部55
が挿嵌されるガイド溝73が受容口71と一体的に形成
されている。
【0015】次に,コネクタプラグPとコネクタレセプ
タクルRとの接続について説明する。図1において、コ
ネクタプラグPのハウジング5をコネクタレセプタクル
Rの受容口71内に挿入する。この場合、コネクタプラ
グPのハウジング5に形成されたガイド部55がコネク
タレセプタクルRのインシュレータ6に形成されたガイ
ド溝73に沿うようにして挿入される。
【0016】そして、最終的に、図4および図5に示す
ように、コネクタレセプタクルRのピンコンタクト7の
接続側先端がコネクタプラグPの信号線コンタクト1に
挿入され、互いに接続される。そして、コネクタプラグ
Pのシールド線コンタクト3はハウジング5の窓部5a
を通してコネクタレセプタクルRの接触用バネ片9aと
接触する。この接触用バネ片9aはシールド用シェル部
品9と一体に構成されているため、シールド効果を保持
した状態でコネクタプラグPとコネクタレセプタクルR
が接続されることになる。
【0017】
【考案の効果】上記した本考案のシールドコネクタによ
れば、コネクタプラグの信号線コンタクトとシールド線
コンタクトが同一線上に配置されるように夫々同軸シー
ルド線の中心導体および外部導体に圧着接続されてハウ
ジング内に収容されており、また、コネクタレセプタク
ルには外側にシールド用シェル部品が設けられており、
かつ、シールド線コンタクトとシールド用シェル部品と
は内部において接続するように構成されているので、シ
ールド効果を維持しながらも、構造が極めて簡略化して
おり、シールドコネクタの製作を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例によるシールドコネク
タの分解斜視図である。
【図2】図2(a)は図1に示すシールドコネクタの信
号コンタクトおよびシールドコンタクを同軸シールド線
に圧着接続する前の状態を示した側面図、図2(b)は
圧着接続後の状態を示した側面図である。
【図3】図3は図1に示すコネクタレセプタクルのシー
ルド用シェル部品を示した斜視図である。
【図4】図4は図1に示すシールドコネクタの接続状態
における図1の矢印A方向から見た断面図である。
【図5】図5は図1に示すシールドコネクタの接続状態
における図1の矢印B方向から見た断面図である。
【図6】従来のシールドコネクタの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 信号線コンタクト 2 同軸シールド線 2a 同軸シールド線の中心導体 2b 同軸シールド線の外部導体 3 シールド線コンタクト 5 ハウジング 6 インシュレータ 7 ピンコンタクト 9 シールド用シェル部品
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/648 H01R 24/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸シールド線に結線されるコネクタプ
    ラグと、コネクタプラグと嵌合接続するコネクタレ
    セプタクルとから成り、上記コネクタプラグは、絶縁材
    料で構成されたハウジングと、上記同軸シールド線の中
    心導体に接続される信号線コンタクトと、上記同軸シー
    ルド線の外部導体に接続されると共に上記同軸シールド
    線上で上記信号線コンタクトと連なるように配置された
    シールド線コンタクトとを有し、上記コネクタレセプタ
    クルは、上記コネクタプラグを受け入れるインシュレー
    タと、インシュレータに保持されたコンタクトと、
    触用バネ片が設けられ、上記インシュレータの外部を被
    覆すると共に上記コネクタプラグと上記コネクタレセプ
    タクルの接続時に上記信号線コンタクトを全体的に覆う
    シールド用シェル部品とを有し、上記コネクタプラグと
    上記コネクタレセプタクルの接続時に、上記信号線コン
    タクトと上記コンタクトが接続し、上記シールド線コン
    タクトと上記接触用バネ片が接触するように構成されて
    いることを特徴とするシールドコネクタ。
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JPH0682778U JPH0682778U (ja) 1994-11-25
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JP6847016B2 (ja) * 2017-10-20 2021-03-24 ヒロセ電機株式会社 同軸ケーブル用コネクタ

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