JP3097817B2 - シールドコネクタの絶縁構造 - Google Patents
シールドコネクタの絶縁構造Info
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- H01R24/38—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts
- H01R24/40—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/424—Securing in base or case composed of a plurality of insulating parts having at least one resilient insulating part
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- H01R13/50—Bases; Cases formed as an integral body
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- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6271—Latching means integral with the housing
- H01R13/6272—Latching means integral with the housing comprising a single latching arm
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Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ノイズ対策用シールド
コネクタの絶縁構造に関し、詳しくは、コネクタを覆う
金属シェルとターミナルとの絶縁性を高めるものであ
る。
コネクタの絶縁構造に関し、詳しくは、コネクタを覆う
金属シェルとターミナルとの絶縁性を高めるものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】シールドコネクタは、内部導体を導電性
カバー（以下、「金属シェル」という）で覆うことで、
内部導体に接続したターミナルを外部の電界から遮蔽
し、電磁波障害を防止している。この金属シェルは、シ
ールド線のシールド編組と電気的に接続される。シール
ド線は、外周が内部絶縁体で被覆された絶縁芯線を、シ
ールド編組で覆い、更にその外側を外部シースで覆うこ
とにより、同軸状に構成される。シールド編組は、外部
シースが切除され、露出状態で金属シェルと接続され
る。一方、ターミナルは、シールド編組の内周側から引
き出された絶縁芯線の導体に圧着接続される。従って、
シールド編組に接続された金属シェルとターミナルとは
少なからず接近することになり、その絶縁性が問題とな
る。
カバー（以下、「金属シェル」という）で覆うことで、
内部導体に接続したターミナルを外部の電界から遮蔽
し、電磁波障害を防止している。この金属シェルは、シ
ールド線のシールド編組と電気的に接続される。シール
ド線は、外周が内部絶縁体で被覆された絶縁芯線を、シ
ールド編組で覆い、更にその外側を外部シースで覆うこ
とにより、同軸状に構成される。シールド編組は、外部
シースが切除され、露出状態で金属シェルと接続され
る。一方、ターミナルは、シールド編組の内周側から引
き出された絶縁芯線の導体に圧着接続される。従って、
シールド編組に接続された金属シェルとターミナルとは
少なからず接近することになり、その絶縁性が問題とな
る。
【０００３】従来では、この金属シェルとターミナルと
の絶縁性を高めるため、例えば図２に示すように、露出
されたシールド編組１から絶縁芯線３の導体４までの距
離Ｌを長めに確保し、両者間の距離によってシールド編
組１及び金属シェル５とターミナル６との絶縁性を高め
ていた。また、距離によらず絶縁性を高めたものには、
例えば特開平３−１８２０７１号公報記載の充填材を使
用したものがある。この従来例では、図３に示すよう
に、ターミナル７が接続された絶縁芯線９の導体１１
と、シールド編組１３とをプレス成形又は射出成形によ
り耐熱ゴム１５で被覆し、両者をモールド体１７で封止
することにより、導体１１とシールド編組１３とを隔絶
し、絶縁性を高めていた。
の絶縁性を高めるため、例えば図２に示すように、露出
されたシールド編組１から絶縁芯線３の導体４までの距
離Ｌを長めに確保し、両者間の距離によってシールド編
組１及び金属シェル５とターミナル６との絶縁性を高め
ていた。また、距離によらず絶縁性を高めたものには、
例えば特開平３−１８２０７１号公報記載の充填材を使
用したものがある。この従来例では、図３に示すよう
に、ターミナル７が接続された絶縁芯線９の導体１１
と、シールド編組１３とをプレス成形又は射出成形によ
り耐熱ゴム１５で被覆し、両者をモールド体１７で封止
することにより、導体１１とシールド編組１３とを隔絶
し、絶縁性を高めていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、絶縁性
を高めるため、金属シェル５とターミナル３との距離Ｌ
を大きく確保すれば、コネクタハウジングの全長が長く
なり、コネクタが大型化する問題があった。また、充填
材を使用してモールド体１７を成形し、導体１１とシー
ルド編組１３との絶縁性を高めたものでは、シールド編
組１３とターミナル７とが充填材によって隔絶されて両
者の距離は小さくできるものの、プレス成形又は射出成
形の工程が必要になり、製造が煩雑となって生産性が低
下するとともに、製造コストが増大する欠点があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、絶縁距離を
大きくする必要がなく、しかも、充填材を使用せずに、
絶縁性を確保できるシールドコネクタの絶縁構造を提供
し、絶縁性、小型化、生産容易性を図ることを目的とす
る。
を高めるため、金属シェル５とターミナル３との距離Ｌ
を大きく確保すれば、コネクタハウジングの全長が長く
なり、コネクタが大型化する問題があった。また、充填
材を使用してモールド体１７を成形し、導体１１とシー
ルド編組１３との絶縁性を高めたものでは、シールド編
組１３とターミナル７とが充填材によって隔絶されて両
者の距離は小さくできるものの、プレス成形又は射出成
形の工程が必要になり、製造が煩雑となって生産性が低
下するとともに、製造コストが増大する欠点があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、絶縁距離を
大きくする必要がなく、しかも、充填材を使用せずに、
絶縁性を確保できるシールドコネクタの絶縁構造を提供
し、絶縁性、小型化、生産容易性を図ることを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るシールドコネクタの絶縁構造は、絶縁芯
線の導体に端子が接続され、該端子がハウジングの端子
収容室に装着されるとともに、前記絶縁芯線を覆うシー
ルド編組が該端子収容室を覆う金属シェルに接続された
シールドコネクタの絶縁構造であって、前記端子と前記
シールド編組側との間の前記絶縁芯線に、内周を密接さ
せるとともに外周を前記端子収容室の内周に密接させる
環状の絶縁体を装着したことを特徴とするものである。
の本発明に係るシールドコネクタの絶縁構造は、絶縁芯
線の導体に端子が接続され、該端子がハウジングの端子
収容室に装着されるとともに、前記絶縁芯線を覆うシー
ルド編組が該端子収容室を覆う金属シェルに接続された
シールドコネクタの絶縁構造であって、前記端子と前記
シールド編組側との間の前記絶縁芯線に、内周を密接さ
せるとともに外周を前記端子収容室の内周に密接させる
環状の絶縁体を装着したことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】端子とシールド編組との間に絶縁体が設けら
れ、距離ではなく、絶縁体によって両者の間が隔絶さ
れ、小さな距離で両者の間の絶縁性が確保可能となる。
また、絶縁芯線の外周に装着することで絶縁体を両者の
間に設けることができ、絶縁構造を構成するための製造
工程が複雑にならない。
れ、距離ではなく、絶縁体によって両者の間が隔絶さ
れ、小さな距離で両者の間の絶縁性が確保可能となる。
また、絶縁芯線の外周に装着することで絶縁体を両者の
間に設けることができ、絶縁構造を構成するための製造
工程が複雑にならない。
【０００７】
【実施例】以下、本発明に係るシールドコネクタの絶縁
構造の好適な実施例を図面を参照して説明する。図１は
本発明に係るシールドコネクタの絶縁構造の断面図であ
る。雌コネクタ２１の筒状のアウターハウジング２３の
中には端子収容室２５を備えた同じく筒状のインナーハ
ウジング２７が一体に成形され、アウターハウジング２
３とインナーハウジング２７との間にはシェル挿入溝２
９が形成される。シェル挿入溝２９には、筒状の金属シ
ェル３１が挿入される。
構造の好適な実施例を図面を参照して説明する。図１は
本発明に係るシールドコネクタの絶縁構造の断面図であ
る。雌コネクタ２１の筒状のアウターハウジング２３の
中には端子収容室２５を備えた同じく筒状のインナーハ
ウジング２７が一体に成形され、アウターハウジング２
３とインナーハウジング２７との間にはシェル挿入溝２
９が形成される。シェル挿入溝２９には、筒状の金属シ
ェル３１が挿入される。
【０００８】インナーハウジング２７の端子収容室２５
には弾性係止片３３が設けられ、弾性係止片３３は後述
する雄端子に係合可能となる。インナーハウジング２７
の後端には外径が小さくなった小径部３５が形成され、
これにより、金属シェル３１と小径部３５との間には後
述する接触子を挿入するための挿入間隙が形成される。
なお、金属シェル３１は、ハウジングの成形後にシェル
挿入溝２９に挿入されるもの、或いはハウジングの成形
時に一体成形によってハウジング内に埋入されるものの
どちらであってもよい。
には弾性係止片３３が設けられ、弾性係止片３３は後述
する雄端子に係合可能となる。インナーハウジング２７
の後端には外径が小さくなった小径部３５が形成され、
これにより、金属シェル３１と小径部３５との間には後
述する接触子を挿入するための挿入間隙が形成される。
なお、金属シェル３１は、ハウジングの成形後にシェル
挿入溝２９に挿入されるもの、或いはハウジングの成形
時に一体成形によってハウジング内に埋入されるものの
どちらであってもよい。
【０００９】一方、シールド線３７の絶縁芯線３９の導
体３９ａには棒状の端子（雄端子４１が圧着され、雄端
子４１は前述した端子収容室２５内の弾性係止片３３と
係合するフランジ部４３を有している。フランジ部４３
は、雄端子４１が端子収容室２５に挿入された際、端子
収容室２５の前壁２５ａに当接すると同時に後面が弾性
係止片３３によって係止される。つまり、フランジ部４
３は、前壁２５ａと弾性係止片３３とによって挟持状態
となり抜脱が規制される。
体３９ａには棒状の端子（雄端子４１が圧着され、雄端
子４１は前述した端子収容室２５内の弾性係止片３３と
係合するフランジ部４３を有している。フランジ部４３
は、雄端子４１が端子収容室２５に挿入された際、端子
収容室２５の前壁２５ａに当接すると同時に後面が弾性
係止片３３によって係止される。つまり、フランジ部４
３は、前壁２５ａと弾性係止片３３とによって挟持状態
となり抜脱が規制される。
【００１０】シールド線３７は、外部シース４５の端部
が切除され、露出した編組４７が外部シース４５側に折
り返される。折り返された編組４７には筒状の接触子４
９が被せられ、接触子４９は後部の圧着部が加締められ
ることで編組４７に圧着される。接触子４９の前部には
拡径された開口筒状の接触部５１が形成され、接触部５
１は前述の金属シェル３１と小径部３５との間に形成さ
れる挿入間隙に挿入され、外周が金属シェル３１の内周
に密接する。つまり、編組４７は、接触子４９を介して
金属シェル３１に電気的に接続されるのである。
が切除され、露出した編組４７が外部シース４５側に折
り返される。折り返された編組４７には筒状の接触子４
９が被せられ、接触子４９は後部の圧着部が加締められ
ることで編組４７に圧着される。接触子４９の前部には
拡径された開口筒状の接触部５１が形成され、接触部５
１は前述の金属シェル３１と小径部３５との間に形成さ
れる挿入間隙に挿入され、外周が金属シェル３１の内周
に密接する。つまり、編組４７は、接触子４９を介して
金属シェル３１に電気的に接続されるのである。
【００１１】この接触子４９と雄端子４１との間の絶縁
芯線３９の外周にはゴム材（例えば、シリコンゴム）な
どの弾性材からなる絶縁体５３が設けられている。絶縁
体５３は、Ｏリング状に形成され、雄端子４１を圧着す
る前の絶縁芯線３９の外周に先端側から挿着されるも
の、或いは、一箇所が切断された環状体からなり、雄端
子４１を圧着した後の絶縁芯線３９外周に挟み入れられ
るもの（切断タイプ）のどちらであってもよい。また、
絶縁体５３は、内周が絶縁芯線３９の外周に密接すると
ともに、外周がインナーハウジング２７の内周に密接す
るものであることが好ましい。
芯線３９の外周にはゴム材（例えば、シリコンゴム）な
どの弾性材からなる絶縁体５３が設けられている。絶縁
体５３は、Ｏリング状に形成され、雄端子４１を圧着す
る前の絶縁芯線３９の外周に先端側から挿着されるも
の、或いは、一箇所が切断された環状体からなり、雄端
子４１を圧着した後の絶縁芯線３９外周に挟み入れられ
るもの（切断タイプ）のどちらであってもよい。また、
絶縁体５３は、内周が絶縁芯線３９の外周に密接すると
ともに、外周がインナーハウジング２７の内周に密接す
るものであることが好ましい。
【００１２】アウターハウジング２３後部のシールド線
３７には防水・防塵用のゴム栓５５が装着され、ゴム栓
５５はリヤホルダ５７によってアウターハウジング２３
内に保持されている。
３７には防水・防塵用のゴム栓５５が装着され、ゴム栓
５５はリヤホルダ５７によってアウターハウジング２３
内に保持されている。
【００１３】このように構成されるシールドコネクタの
絶縁構造を組み立てるには、シールド線３７の端部の外
部シース４５を切除し、露出した編組４７を外部シース
４５側に折り返し、折り返された編組４７に接触子４９
の圧着部を加締める。次いで、シールド線３７の絶縁芯
線３９に絶縁体５３を挿着した後、絶縁芯線３９の導体
３９ａに雄端子４１を圧着接続する。なお、絶縁体５３
が切断タイプのものである場合には、雄端子４１の圧着
後の絶縁体５３の取付けが可能となる。次いで、金属シ
ェル３１が予めシェル挿入溝２９に挿入されているハウ
ジングへ、シールド線３７が圧着接続された雄端子４１
を挿入し、接触子４９の接触部５１を挿入間隙へ挿入
し、フランジ部４３と弾性係止片３３とを係合させる。
最後に、ゴム栓５５をアウターハウジング２３内の所定
位置に配置し、ゴム栓保持のためのリヤホルダ５７を装
着して組立てを完了する。
絶縁構造を組み立てるには、シールド線３７の端部の外
部シース４５を切除し、露出した編組４７を外部シース
４５側に折り返し、折り返された編組４７に接触子４９
の圧着部を加締める。次いで、シールド線３７の絶縁芯
線３９に絶縁体５３を挿着した後、絶縁芯線３９の導体
３９ａに雄端子４１を圧着接続する。なお、絶縁体５３
が切断タイプのものである場合には、雄端子４１の圧着
後の絶縁体５３の取付けが可能となる。次いで、金属シ
ェル３１が予めシェル挿入溝２９に挿入されているハウ
ジングへ、シールド線３７が圧着接続された雄端子４１
を挿入し、接触子４９の接触部５１を挿入間隙へ挿入
し、フランジ部４３と弾性係止片３３とを係合させる。
最後に、ゴム栓５５をアウターハウジング２３内の所定
位置に配置し、ゴム栓保持のためのリヤホルダ５７を装
着して組立てを完了する。
【００１４】このようにして組み立てられた絶縁構造の
作用は、雄端子４１と編組４７との間に絶縁体５３が設
けられ、距離ではなく、絶縁性の介在物、即ち、絶縁体
５３によって両者の間が隔絶され、小さな距離で両者の
間の絶縁性が確保されることになる。また、絶縁芯線３
９の外周に装着することのみで、絶縁体５３を雄端子４
１と編組４７との間に設けることができ、絶縁構造構成
のための製造工程が、モールド成形を行った場合のよう
に、複雑になることがない。
作用は、雄端子４１と編組４７との間に絶縁体５３が設
けられ、距離ではなく、絶縁性の介在物、即ち、絶縁体
５３によって両者の間が隔絶され、小さな距離で両者の
間の絶縁性が確保されることになる。また、絶縁芯線３
９の外周に装着することのみで、絶縁体５３を雄端子４
１と編組４７との間に設けることができ、絶縁構造構成
のための製造工程が、モールド成形を行った場合のよう
に、複雑になることがない。
【００１５】上述したシールドコネクタの絶縁構造によ
れば、絶縁体５３を設けることにより、距離ではなく、
編組４７及び金属シェル３１と雄端子４１との間が隔絶
されるので、両者間の距離を小さくすることができ、コ
ネクタが大型化することがない。また、絶縁体５３をシ
ールド線３７に挿着するのみで構成できるので、充填材
によるモールドなどの煩雑な工程がなく、製作も容易に
行うことができる。
れば、絶縁体５３を設けることにより、距離ではなく、
編組４７及び金属シェル３１と雄端子４１との間が隔絶
されるので、両者間の距離を小さくすることができ、コ
ネクタが大型化することがない。また、絶縁体５３をシ
ールド線３７に挿着するのみで構成できるので、充填材
によるモールドなどの煩雑な工程がなく、製作も容易に
行うことができる。
【００１６】なお、上述の実施例では、雌コネクタ２１
を例に説明したが、本発明に係る絶縁構造は、同様に構
成された絶縁体５３を用いることで、雄コネクタにおい
ても同様の効果が得られることは言うまでもない。
を例に説明したが、本発明に係る絶縁構造は、同様に構
成された絶縁体５３を用いることで、雄コネクタにおい
ても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【００１７】また、上述の実施例では、編組４７が接触
子４９を介して金属シェル３１に接続される場合を例に
説明したが、本発明に係る絶縁構造は、編組４７が金属
シェル３１に直接接続される構造のコネクタにおいても
勿論用いることができる。
子４９を介して金属シェル３１に接続される場合を例に
説明したが、本発明に係る絶縁構造は、編組４７が金属
シェル３１に直接接続される構造のコネクタにおいても
勿論用いることができる。
【００１８】更に、絶縁体５３は、インナーハウジング
２７の内周に挿入されるものの他、絶縁芯線３９外周に
挿着された状態で、インナーハウジング２７の後部開口
端面に当接し、インナーハウジング２７の後部開口を閉
鎖するもの（図示せず）であってもよい。この場合、絶
縁体５３の外周に小径部と大径部とからなる段部を形成
し、段部をインナーハウジング２７の後部開口端面に当
接するとともに、小径部をインナーハウジング２７の内
周に嵌合させる構造としてもよい。
２７の内周に挿入されるものの他、絶縁芯線３９外周に
挿着された状態で、インナーハウジング２７の後部開口
端面に当接し、インナーハウジング２７の後部開口を閉
鎖するもの（図示せず）であってもよい。この場合、絶
縁体５３の外周に小径部と大径部とからなる段部を形成
し、段部をインナーハウジング２７の後部開口端面に当
接するとともに、小径部をインナーハウジング２７の内
周に嵌合させる構造としてもよい。
【００１９】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るシールドコネクタの絶縁構造によれば、絶縁体を設け
ることにより、距離ではなく、編組及び金属シェルと端
子との間が隔絶されるので、両者間の距離を小さくする
ことができ、コネクタを必要以上に大きくすることな
く、絶縁性を確保することができる。また、絶縁体をシ
ールド線に挿着するのみで構成できるので、充填材によ
るモールドなどの煩雑な工程が不要となり、容易な製作
が可能となる。この結果、絶縁性、小型化、生産容易性
を同時に達成することができる。
るシールドコネクタの絶縁構造によれば、絶縁体を設け
ることにより、距離ではなく、編組及び金属シェルと端
子との間が隔絶されるので、両者間の距離を小さくする
ことができ、コネクタを必要以上に大きくすることな
く、絶縁性を確保することができる。また、絶縁体をシ
ールド線に挿着するのみで構成できるので、充填材によ
るモールドなどの煩雑な工程が不要となり、容易な製作
が可能となる。この結果、絶縁性、小型化、生産容易性
を同時に達成することができる。
【図１】本発明に係るシールドコネクタの絶縁構造の断
面図である。
面図である。
【図２】距離により絶縁性を確保した従来の絶縁構造の
断面図である。
断面図である。
【図３】充填材を使用して絶縁性を確保した従来の絶縁
構造の断面図である。
構造の断面図である。
２５ 端子収容室 ２７ インナーハウジング（ハウジング） ３１ 金属シェル ３９ 絶縁芯線 ３９ａ 導体 ４１ 雄端子（端子） ４７ 編組（シールド編組） ５３ 絶縁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−349532（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−220813（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−124629（ＪＰ，Ａ) 実開 平６−86284（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−31164（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 24/02 H01R 13/648 - 13/658
Claims (2)
- 【請求項１】 絶縁芯線の導体に端子が接続され、該端
子がハウジングの端子収容室に装着されるとともに、前
記絶縁芯線を覆うシールド編組が該端子収容室を覆う金
属シェルに接続されたシールドコネクタの絶縁構造であ
って、 前記端子と前記シールド編組側との間の前記絶縁芯線
に、内周を密接させるとともに外周を前記端子収容室の
内周に密接させる環状の絶縁体を装着したことを特徴と
するシールドコネクタの絶縁構造。 - 【請求項２】 前記絶縁体は弾性材からなり、内周を前
記絶縁芯線の外周に密接させるとともに、外周を前記端
子収容室の内周に密接させたことを特徴とする請求項１
記載のシールドコネクタの絶縁構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07064404A JP3097817B2 (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | シールドコネクタの絶縁構造 |
| US08/975,188 US5803767A (en) | 1995-03-23 | 1997-11-20 | Insulating structure for a coaxial connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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