JPS60166966A

JPS60166966A - カラ−複写装置

Info

Publication number: JPS60166966A
Application number: JP59023332A
Authority: JP
Inventors: Noboru Miyaji; 宮地　昇; Masaki Nakagawa; 昌己中川; Isato Kamata; 勇人鎌田; Hidenori Kunishige; 秀則国重
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-02-10
Filing date: 1984-02-10
Publication date: 1985-08-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、原稿画像を色分解露光して感光体上に色分解
した静電潜像を形成し、色分解露光に応じた現像剤で顕
像してカラー画像を得る電子写真方式によるカラー複写
装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点従来、電子写真方式によるカラー複写装置は、原稿画像
を色分解露光する走査光学系１色分解露光された静電潜
像を形成する感光体、色分解露光に対応して静電潜像を
顕像化する現像手段、顕像化されたトナー像を転写材に
転写する転写ドラム等の転写手段、等により構成されて
いる。特ＶＣ３回露光・転写方式のカラー複写装置では
、感光体の回転に同期して転写ドラムを回転させるとと
もに走査光学系を往復駆動させ、走査光学系の３往復の
各々で色分解フィルター（ブルー、グリーン。

レッド）及び色分解静電潜像に対応１−だ現像手段（イ
エロー、マゼンタ、シアン）を順次切換して露光・現像
を各別に行ない、転写ドラムに配置している転写材に順
次転写して３色重合像を形成している。この様にカラー
再現を成すカラー複写装置に於て、原稿画像を照射する
光源は一般的に・・ロゲンランプ或は螢光灯が用いられ
ている。各々の色分解フィルターを透過する光のエネル
ギーは、可視光域においてその約１７３の波長域となり
、又色分解フィルターの光透過特性は実際には理想的な
特性と比較して透過率が低く、特にブルー、グリーンフ
ィルターはその傾向が大きいので、さらに透過する光の
エネルギーは低下する。また、印刷インキ等のカラー原
稿画像の分光反射率は、レッドは高いがブルー、グリー
ンは非常に低いため、ブルーフイルター、グリーンフィ
ルターにヨル色分解の際に白地と同じ潜像電位を得るに
は、大きな照度を必要とすることになる。従って、色分
解フィルターなしで露光する通常の白黒コピーの場合と
同一の露光量を得るには、高照度の光源が必要となる。

また、ブルー及びグリーンの光は、レッドに較べ相対的
にかなり低くなり、カラー再現を実施する上で問題であ
った。このような問題を解決するために、（１）ブルー
光、グリーン光の不足を補うために光源の照度を一様に
大きくする。

（２）　ブルー光、グリーン光の不足を補うために原稿
画像を露光する光源を２個設け、分解色に応じ１個又は
２個の光源を点灯させて露光する。（３）各色ごとに露
光時間を変える。等の方法がとられていた。しかし、前
記（１）　、　（２）の方法では、光源の電気容量が大
きくなり光源の発熱による原稿画像の変色、電力消費の
増大、装置が大型化等の問題が生じる・また、前記（３
）の方法では、露光時間が異なるため、装置のシーケン
スが複雑化することになったり、或は時間を一致させる
ためには最良露光時間に設定する必要があるのでコピー
スピードを低下させることになる。

発明の目的本発明は、従来の問題点を解決するもので、簡単なカラ
ー再現露光法でコピースピードの高速化を図り、不要な
混色が生じない高品位の３色重合像のカラー画像を得る
ことを目的とする。

発明の構成本発明は、原稿画像の露光量を少し露光不足の状態に設
定し各々の色分解露光を行ない、露光不足状態の色分解
静電潜像に原稿画像の露光…より少ない光量で色分解露
光に応じて均一露光する補助露光手段を備えたカラー複
写装置である。

実施例の説明第１図に本発明の一実施例におけるカラー複写装置の概
略構成を示す。第１図に示すように、原稿台ガラス１上
に載置された原稿Ｑは、光源２と反射笠３で照射され、
光源２及び反射笠３とともに移動する第１ミラー４と、
第１ミラー４移動速度の１７２で移動する第２ミラー５
、第３ミラー６等を有する走査光学系７により原稿Ｑの
画像を走査する。走査された原稿画像は、レンズ８．所
定の色分解フィルター（レッド、グリーン、ブルーフイ
ルター等）を有する色分解手段９及び第４゜第６＋第６
ミラー１０，１１．１２を介して感光体１３上に露光さ
れる。感光体１３は、導電性基板表面１３ａ［５ｅ−Ｔ
ｅ＋ａ−８ｔ等の光導電体を蒸着した光導電性層を有し
ている。感光体１３は、軸１４に回転自在に支持され、
コピーボタン操作に応じて走査光学系７の往復駆動と同
期して矢印入方向に回転される。感光体１３の移送路沿
には、感光体１３を所定極性（例えば正極）に帯電させ
る帯電器１５、色分解静電潜像に均一露光する補助露光
手段１６、静電潜像を顕像化する現像手段１７（イエロ
ー１７ａ、マゼンタ１７ｂ。

シアン１７ｃ等）、転写材Ｐを保持せしめる転写ドラム
１８．転写後の感光体１３表面に残留するトナーを除去
するクリーニング手段１９．転写後の感光体１３表面の
電荷を消去する除電手段２０゜等が各々配置される。転
写材Ｐは、本体に着脱自在のカセット２１に格納され、
コピーボタン操作に応じて給紙ローラ２２．タイミング
ローラ２３゜により転写ドラム１８へ搬送され、転写ド
ラム１８の所定位置に機械的、電気的等により保持され
る。

感光体１３と転写ドラム１８を同期して回転させ、感光
体１３に対し転写ドラム１８にＤＣ電圧（例えばＯ電圧
）を加えることにより感光体１３Ｊ：のトナー像を転写
材Ｐに転写される。所定色数転写された転写材Ｐは、搬
送ベルト２４により定着器２５に搬送され加熱定着後ト
レー２６にυ１出される。

第２図に補助露光手段の一実施例を説明する要部断面図
を示す。補助光源２７は、補助露光用と除電露光用に兼
用し、感光体１３をクリーニング後感光体１３表面に残
留する電荷を除去できる露光量を有し、色分解露光に応
じて露光量を可変可能なものである。光案内部材２８は
、感光体１３表面の残留電荷を除去するための除電用光
路２９と、色分解静電潜像を照射するだめの補助露光用
光路３ｏを形成している。除電用光路２９内には、青色
のスモークアクリル板、補助露光用光路３゜内には乳白
色のスモークアクリル板等の光拡散部材３１．３２が各
々に設けられている。以上のように構成した時の静電潜
像の電荷の変化及び得られるカラー画像の状態を第３図
に基づき説明する。

第３図とは、原稿の濃度分布を示す。従来の方法でコピ
ー画像を得る場合は、第３図すに示す電位分布の静電潜
像が形成され、第３図Ｃに示すようなコピー画像が得ら
れた。本発明に基づく方法では、従来と同じ構成の装置
でプロセス速度を速くし、第３図ｄで示されるように白
地部分にカブリが生じるようにプロセス速度を設定した
。第３図ｄに示す電位分布の静電潜像に補助光源２７を
点灯し原稿画像の露光量より少ない光量で露光すると第
３図ｅに示す静電潜像形成され、第３図ｆに示すような
コピー画像が得られた。

発明の効果以上のように構成することにＪ：す、地汚れのない高品
位のカラー再現が可能なコピースピードの高速化を図る
ことができる。更に簡易な構成で消費電力の少ない装置
を可能とし、原稿画像の露光光源の発熱による原稿画像
の変色を防止できる。

また、各分解色ごとのプロセススピードモ均一トし、装
置動作も容易に構成することを可能とするものである。

また、ベタ色のエツジ部の画（ｇ！濃度が濃くなるエツ
ジ効果現象が低減された。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるカラー複写装置の断
側面図、第２図は同装置の要部断側面図、第３図は同装
置に基づくカラー画像形成を説明するだめの図である。２・・・・・・光源、８・・・・・レンズ、１３・・・
・感光体、１５・・・・・・帯電器、２７・・・・・・
補助光源、２８・・・・・・光案内部材、２９・・・・
・・除電用光路、３０・・・−・・補助露光用光路、３
１．３２・・・・・・光拡散部材。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図１７第２図第　３　図

Claims

【特許請求の範囲】

光導電性の感光体と、原稿画像を色分解露光し前記感光
体に色分解した静電潜像を形成せしめる光学系と、前記
感光体表面上に一様帯電させる帯電器と、色分解静電潜
像を形成した前記感光体を均一に全面露光する補助露光
手段と、前記補助露光手段の露光量を色分解静電潜像に
応じて制御する除電露光制御手段とを備え、前記光学系
によって露光不足状態の色分解静電潜像を形成せしめた
後、色分解静電潜像に応じて均一に全面露光せしめるカ
ラー複写装置。