JPS61219056A - カラ−電子写真プロセスにおける色修正方法 - Google Patents

カラ−電子写真プロセスにおける色修正方法

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JPS61219056A
JPS61219056A JP60059573A JP5957385A JPS61219056A JP S61219056 A JPS61219056 A JP S61219056A JP 60059573 A JP60059573 A JP 60059573A JP 5957385 A JP5957385 A JP 5957385A JP S61219056 A JPS61219056 A JP S61219056A
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image
photoreceptor
color
photosensitive body
light
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JP60059573A
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Toshio Sakai
捷夫 酒井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はカラー電子写真プロセスにおける色修正方法に
関する。
特に、少なくとも3つの感光体を用いたカラー電子写真
プロセスに適用され得る新規な色修正方法に関する。
従来技術 一般にカラー電子写真プロセスにおいては、複らをシア
ン色、マゼンタ色、そしてイエロー色の現像剤で現像し
た後に1枚の転写材上に重ねて転写し、更に定着するこ
とにより所望のカラー複写像を作成している。
この場合、現像に用いられる各色現像剤の分光反射特性
が理想的特性を充足するのであれば、カラー原稿の画像
を問題なく忠実なカラー像として再現できるはずである
。ところが、現実には第6a図〜第6C図に示すように
、各色現像剤の特性(実線)は理想特性(破線)と相違
している。例えば、第6C図に示すイエロー剤はほぼ理
想的であるものの、第6b図に示すマゼンタ剤は多くの
イエロー成分及び若干のシアン成分を含み、又第6a図
に示すシアン剤はマゼンタ成分及びイエロー成分を含ん
でいる。
従って、これらの現像剤を用いてカラー複写を行ない、
更に何等の修正も加えなければ、出来上がった複写物は
色の濁った仕上がシになる。
これを解消するため、特に印刷の分野で実用されている
マスキングの手法を採り入れた修正方法があることは知
られている。ここで、印刷上のマスキング法とは、一般
に、カラー原稿画像から修正の目的に合った複製画像(
マスク)を作り、このマスクとカラー原稿画像とを合成
して印刷を行なうことによシ、目的に合った品質・特性
の画像を得ようとするものである。
マスキングの手法を採り入れた修正方法として特開昭5
8−8282号公報に示されたものがある。この方法は
、N型及びP型の2種類の感光体を用意し、いずれか一
方にカラー原稿画像の静電潜像を形成し、他方に目的に
合った修正内容の静電潜像をマスク像として形成し、両
者を重ね合わせることによってカラー原稿画像の静電潜
像に対して目的に合った修正を加えた後に、その潜像を
現像し、転写材に転写し、そしてその転写材に必要な定
着作業を施してカラー複写製品を得るものである。
又、上記の方法以外に特開昭56−118156号公報
に他の修正方法が示されている。この方法は、カラー原
稿画像に対応する静電潜像を形成すべき感光体に対向し
て、コロナイオンを透過可能なスクリーン感光体を配置
し、このスクリーン感光体上に目的とする修正内容に合
った静電潜像をマスク像として形成し、このマスク像に
よって透過制御されたコロナイオンで上記の感光体上の
静電潜像を合目的的に修正し、その後現像、転写、定着
の各作業を行なうものである。
これらの方法によれば、濁シのないそして再現性の良い
カラー複写画像が得られるのであるが、カラー原稿画像
に対応する静電潜像を作るための感光体以外に、マスク
像を作るための感光体が必要となり、その分だけコスト
が高くつき、又、装置全体が大きくなってしまうといっ
た不都合がある。
さて、カラー電子写真プロセスにおいて、互いに間隔を
置いて配置した少なくとも3つの感光体を回転し、原稿
画像を色分解して得られた複数種の色分解光像をそれら
の感光体に別々に露光し更に個々に現像することにより
それらの感光体上にシアン成分像、マゼンタ成分像、そ
してイエロー成分像の各色顕像を形成し、それらの顕像
を1枚の転写材上に重ねて転写することにょシヵラー複
写像を得るものがある(詳しくは実施例に説明する)・
このようなプロセスに基づく複写装置は、少なくとも3
つの感光体を有していなければならないので、この複写
装置に上述した従来の色修正方法のいずれかを適用する
とすれば、より一層コストが高くつき、又、複写装置全
体もよシ一層大型とならざるを得ない。
目   的 本発明は上記の点に鑑み、複数個の感光体を用いるカラ
ー電子写真プロセスに関する色修正方法であって、該プ
ロセスを用いる装置を安価に、しかも小型に造ることの
できる方法を提供することを目的とする。
構成 上記の目的は次の構成を採ることによって達成される。
互いに間隔を置いて配置された少なくとも8つの感光体
を回転し、原稿画像を色分解して得られた複数種の色分
解光像をそれらの感光体に別々に露光して静電潜像を形
成し更にそれらの潜像を個々に現像することにより上記
の感光体上にシアン成分像、マゼンタ成分像、そしてイ
エロー成分像の各色顕像を形成し、それらの顕像を1枚
の転写材上に重ねて転写することによりカラー複写像を
得ると共に、シアン成分顕像なマスクとしてマゼンタ成
分顕像が形成された感光体を色修正のために露光し、マ
ゼンタ成分顕像をマスクとしてイエロー成分顕像が形・
成された感光体を色修正のために露光するものである。
以下、実施例によって本発明を説明する。
第1図は本発明に係る色修正方法を用いたカラー写真複
写装置の一例である。まず、この図に従って本発明に係
る色修正方法を適用可能なカラー電子写真プロセスにつ
いて説明する。
カラー原稿1は透明な原稿台2の上KIiIim面を下
に向けて載置されている。複写作業を行なわない通常の
待機状態において原稿台2は実線で示す待機位置Wに待
機しておシ、複写作業の開始とともに矢印Aの如く図の
左方向へ移動して鎖線Sで示すスタート位置へ移行する
。スタート位置Sへ移行した原稿台2は、次いで矢印B
の如く図の右方向へ移動し、鎖線Rで示すリターン位置
に達した後、移動方向をA方向へ転じ、最終的に上記の
待機位置Wへ戻る。尚1図ではわかシ易くするためにス
タート位置S及びリターン位置Rを実際の原稿台2の移
動路の上方に示しである。
原稿台2の移動路の下方には、互いに間隔をおいて左か
ら順にシアン色用感光体fllc(以下、C感光体とい
う)、マゼンタ色用感光体8M(以下、M感光体という
)、そしてイエロー色量感光体8Y(以下、Y感光体と
いう)が配置されており、更にそれらの各感光体と原稿
台2の移動路との間には赤色露光装置4R(以下、R露
光装置という)、緑色露光装置4G(以下、G露光装置
という)、そして青色露光装置4B(以下、B露光装置
という)が配置されている。
各感光体3C,3M、3Yはいずれもドラム状に形成さ
れており、又各ドラム軸間距離はドラム局長の半分罠な
っている。各露光装置4 R、4G。
4Bはそれぞれ赤ランプ5R1緑ランプ5G、そして青
ランプ5B及び各ランプから発して原稿lで反射した光
を各感光体8C,8M、8Yへ導く集束性光伝送体アレ
イ6を備えている。
赤ランプ5Rは赤色光を、緑ランプ5Gは緑色光を、そ
して青ランプ5Bは青色光を発する。但し、これらの各
ランプ5R,5G、5Bの代わシに通常の白色光を用い
、そしてランプから感光体へ至る光路中に赤、緑、青の
各色フィルターを介在させることによって同様の機能が
得られる。
原稿台2がスタート位置SからB方向へ移動する間、そ
の原稿台上の原稿lは順次に赤ランプ58〜青ランプ5
Bで照明され、その時の反射光が各集束性伝送体アレイ
6を通して個々の感光体に照射され、この照射光によっ
て各感光体が露光される。この場合、赤ランプ5R,緑
ランプ5G、そして青ランプ5Bは対応するそれぞれの
色に発光するから、原稿1からの反射光はそれぞれの色
成分に分解されている。従って、各感光体は各色成分に
分解された光像、いわゆる色分解光像によって露光され
ることになる。
集束性伝送体アレイ6によって感光体30〜8Yに結像
される像は、原稿台2の上の原稿lの画像に対して鏡像
の関係、すなわち原稿の移動方向(B方向)に関しては
像が反転しない関係にあるので、各感光体3C〜3Y上
に正常に連続する像を結像するためには、それらの感光
体のうち露光位置(露光装置によって光照射を受ける位
置)VCある部分が原稿と同方向に移動しなければなら
ない。
そのため、各感光体80〜3Yは第1図においていずれ
も正時計方向に回転駆動されるととKなる。
回転速度は互いに等しくなっている。回転駆動のための
手段は特に限定されないが、後述の如く各感光体に形成
される顕像な1枚の転写材に重ねて転写しなければなら
ないので、各感光体の回転速度は互いに同期しているこ
とが必要である。
正時計方向に回転する感光体3C〜3Yは、第1図にお
いて、露光装置4R〜4BKよる色分解光像の露光を受
けるに先立って、各露光位置の上流側(感光体の回転方
向に見て)に配置された帯電チャージャ11によってそ
の表面が一様に帯電される。こうして帯電した感光体8
0〜8Yが露光装置4R〜4Bによる画像露光を受ける
と核部に静電潜像が形成され、その潜像は各感光体の回
転に従って移動して現像装置12C,12M。
12Yに対向する位置まで運ばれる。
これらの現像装置のうち、赤色光で露光されるC感光体
3Cに対応する現像装置12Cには赤色光と補色関係に
あるシアン色の現像剤18Cとが収容され、緑色光で露
光されるM感光体3Mに対応する現像装置12Mには緑
色光と補色関係にあるマゼンタ色の現像剤IBMが収容
され、そして青色光で露光されるY感光体3Yに対応す
る現像装置12Yには青色光と補色関係にあるイエロー
色の現像剤13Yが収容されている。従って、各現像装
置12C〜12Yを通過する静電潜像はシアン、マゼン
タ、イエローの各色で個別に現像され、その結果、C感
光体3C上には原稿画像のうちのシアン色成分の顕像が
形成され、M感光体3M上にはマゼンタ色成分の顕像が
形成され、そしてY感光体3Y上にはイエロー色成分の
顕像が形成される。
但し、上記の各現像剤が、理想的な分光反射特性を有し
ておらず(第6a図〜第6C図)、よって後述の如く上
記の各顕像を重ね合わせてカラー複写像を作った時に、
原稿画像に比べて濁った色に再現されることは前述した
通りである。濁りのない再現性の良い複写像を得るため
には色修正のための工程が必要となるが、それについて
は後述する。
以上の説明では個々の感光体3C〜3Yについての帯電
・露光・現像の各作業の流れを述べたが、各感光体にお
けるこれらの作業は同一のタイミングで行なわれるもの
ではない。以下、第2図及び第3図に示す図式図を参考
にして、各感光体間における露光作業等のタイミングの
関係を説明する。
尚、これらの図において符号1は原稿であシ、便宜上そ
の原稿上に「イ」、「口」、「ノ・」の文字が描かれて
いるものとする。符号3C,3M。
3Yは各感光体である。各感光体内に描かれている矢印
は各感光体の回転回数を表わしている。図中に用いられ
ている記号等は次の約束に従っている。
細字:潜像 太字:顕像 ○:マスキング後 0:マスキング処理中 ○ニー回転写後 ◎:二回転写後 ■二三回転写後 Φ:画像電光 ◇:マスキング電光 又、時間の経過に従って第2図の■〜■、そして第3図
の■〜■のように状態が変化する。
露光装置4R,4G、4Bによる各感光体3c。
3M、3Yへの画像露光は、原稿1が各露光装置の照明
位置La 、Lb、Lcに達した時点で行なわれる。従
って、各感光体への画像露光は原稿1の移動方向(B方
向)に関して上流側に配置されている感光体、すなわち
C感光体8Cから順々に行なわれる(■、■、■)。又
、その場合の露光タイミングの遅れ時間は、原稿が位置
Laから位置Lbへ移動するのに要する時間に等しい。
このような各感光体間での露光タイミングの遅れに応じ
て帯電、現像等の他の作業のタイミングも各感光体間で
違ってくる。
本実施例では、予め各照明位置La、Lb、Lc間の距
離を感光体8C〜3Yの軸間距離と同様に。
感光体局長の半分にしである。従って、原稿lが第1照
明位置Laに達してC感光体3Cに対して露光が行なわ
れた後、原稿1が更に第2照明位置Lbへ移動してM感
光体8Mに対する露光が始まった時(■)、C感光体3
C上の潜像の先端は既に半回転し、その際、現像装置1
2Cによる現像が行なわれて潜像は顕像となっている。
同様にして、原稿lが第2照明位置しbから第3照明位
置Lcまで移動してY感光体8Yに対して露光が始まる
時には(■)、C感光体3C上の顕像の先端は既に1回
転を終わり、M感光体3M上の顕像の先端は既に半回転
している。その結果、C感光体3C,M感光体3M、そ
してY感光体3Yにはこの順番で且つ感光体半周要分だ
け遅れたタイミングで静電潜像が形成され、同様に遅れ
たタイミングで顕像が形成されることになる。
第1図において、各感光体3C〜3Yの下方には、ポリ
エステルフィルム 写ベルト14が配置されている。この転写ベルト14は
、右側の駆動ローラ15及び左側の従動ローラ16の間
に張設され、駆動ローラ15の回転に従って矢印C方向
に移動する。
転写ベルト14の右側に配置された給紙カ七ツ)18内
に収容された転写材、例えば転写紙19は、給紙ローラ
20及びレジストローラ21によって転写ベルト14上
に送夛出された後、転写ぺμト14のC方向移動に従っ
て同方向へ移動する。
この移動の間,転写紙はY感光体9Y,M感光体8M、
そしてC感光体8Cの順にそれぞれの感光体と重ね合わ
され、その都度転写チャージャ22Y,22M,22C
の作用の下に各感光体上に形成された顕像が転写紙上に
重ねて転写される。
Y感光体3Yは顕像形成後、直ちに転写が行なわれる(
第2図及び第8図■〜の)。ところが。
C感光体3C及びM感光体3Mは顕像形成後、直ちに転
写が行なわれるのではなくて、M感光体3Mでは1回転
後そしてC感光体3Cでは2回転後に転写が行なわれ、
それぞれその回転中に顕像を保持していなければならな
い。その際中に,感光体3C及び8Mが転写ベルト14
と接触しては顕像が乱れるので好ましくない。よって、
第1図の破線の如く両者を接離可能としておき,転写時
にのみ両者を接触させるようにすることが望ましい。
以上の説明で本発明に係る色修正方法を適用可能なカラ
ー電子写真プロセスの概要が明らかになった。但し、上
記の例は適用可能なプロセスの一例であって、本方法が
種々に改変されたプロセスに適用できることは勿論であ
る。要は、少なくとも3つの感光体が一列に並べられて
いて、個々の感光体上にシアン成分、マゼンタ成分、そ
してイエロー成分の各顕像を形成し、それらの顕像な1
枚の転写紙上に重ねて転写するものであれば良い。
以下,に本発明に係る色修正方法を第1図に示したプロ
セス例に適用して説明する。
本実施例に係る色修正方法は、印刷に用いられる、いわ
ゆるマスキングの手法を採り入れたものであって、基本
的には少なくとも3つの感光体3C〜3Yのうちのいず
れか1つの上に作られている顕像をマスクとして利用し
、このマスクの光像を他のいずれか1つの感光体に照射
することによって色修正、すなわちマスキング(以下、
単にマスキングという)を行なうのである。
マスキングが特に問題となるのは、緑及びマゼンタであ
る。すなわち、本来原稿上の「緑」は主として、シアン
とイエローとによって再現されるのであるが、特にシア
ン現像剤中には多くの不要なマゼンタ成分が含まれてい
るので、マスキングを施さない状態で複写を行なうと複
写像上に暗い緑となって現れてしまう。よって、鮮明な
「緑」を再現するためには、マスキング忙よってマゼン
タ成分を減じるための処理が必要である。
又、原稿上の「マゼンタ」は本来マゼンタのみによって
再現されるものであるが、マゼンタ現像剤は多くの不要
なイエロー成分が含まれているので、これをそのまま再
現すると「赤」になってしまい、本来の原稿上の「赤」
と区別ができない。
よって、鮮明な「マゼンタ」を再現するためには、マス
キングによってイエロー成分を減じるための処理が必要
である。
上記の点に鑑み、本実施例ではC感光体aC上の顕像を
マスクXダとしてM感光体3Mをマスキング露光し、又
、M感光体8M上の顕像をマスクとしてY感光体3Yを
マスキング露光することとしている。
マスキング露光のため、第1図においてC感光体8Cと
M感光体3Mとの間にはマスキング露光装置30aが、
そしてM感光体3MとY感光体3Yとの間には別のマス
キング装置30bが設けられている。マスキング露光装
置30aは、青緑色に発光する青緑う.ンプ32a、集
束性光伝送体アレイ33、そして反射鏡34を有してい
る。マスキング露光装置30bは、青緑ランプ82aに
代えて赤色に発光する赤ランプ82bが用いられている
こと以外はマスキング露光装置30aと同じである。青
緑ランプ32a,赤ランプ32bを用いているのは、そ
れぞれ感光体3C上のシアン顕像、M感光体8M上のマ
ゼンタ顕像から効率良く反射光を得るためであるが、他
のランプ例えば通常の白色ランプであっても機能上は問
題ない。
以下、第4図の図式図を用いてマスキング作用の詳細を
説明する。尚、以下の説明では理解し易くするために電
圧等に具体的数値大使っているが、それらはあくまでも
−例である。又、便宜上原稿1には白、マゼンタ(M)
、緑、黒の4色の画像があるものとする。
まず、帯電チャージャ11(第1図)Kよる+5.6k
V(7)=raす放電でC感光体8C>t+750Vに
帯電する。感光体線速は39 w / s程度である。
次いで、赤ランプ5Rを20Wの電力で発光させて画像
露光を行なう。尚、第8図では赤フイA/pR,Fを使
うものとして図式的に示している。
M感光体3Mに対する画像露光及びY感光体8YK対す
る画像露光も同様に緑フィルタG−F及び青フィルタB
、Fを使うものとして示しである。
赤ランプ5RKよる上記の露光により、原稿lの白及び
マゼンタMに対応する部分は+100V以下になる。こ
の原稿lをシアン現像剤13Cで現像すると、緑及び黒
に対応する部分のみ飽和規律される。
感光体半回転公達れてM感光体8Mも同様に緑うy 7
’ 5 G (第1図)で露光され、マゼンタ現像剤1
8Mで現像される。これにょシ、白部分の電荷が消失す
る。緑に対応する部分は、原稿中の「緑」内に含まれる
マゼンタ成分の影響にょシ露光後も+850v程度の電
位が残り、この部分に飽和濃11EK対して44X程度
のマゼンタ現像剤18Mが付着する。
M感光体8M上のマゼンタ顕像の先端が、第1図におけ
る各感光体の軸心な結ぶ直線り上に到来すると、右側の
マスキング露光装置RobVcよるマスキング露光が始
まる(第4図のMDI)。すなわち、赤色ランプ82b
から出た光がマスクとしてのマゼンタ顕像で反射し、集
束性光伝送体プレイ88及び反射鏡84を介してY感光
体8Yの軸心@L上に集光し、これにょシY感光体8Y
がマスク像としてのマゼンp儂の光像で露光される。
マスキング露光MDIKよりY感光体3Yの表面電位は
、原稿の白、マゼンタM、緑、黒に対応する部分が、そ
れぞれ700 V、asov、560マ、890vにな
る。その後、Y感光体8Yti半回転した後に、青ラン
プ5B(第1図)で画像露光される。これによシ、その
表面電位はそれぞれ70V、sov、550V、880
V程度に減じられる。この表面電位によって形成される
静電潜像をイエロー現像剤18Yで現像し、そして転写
紙19上に転写する。以上のマスキング工程により、マ
ゼンタ像中の不要なイエロー成分が除去される。
Y感光体3YK対する上記の工程の間1M感光体8M上
のマゼンタ顕像は、画像露光後8/4回転した時点でC
感光体3C上のシアン顕像なマスクとしたマスキング露
光MD2  を受ける。この露光は袷!図の左側のマス
キング露光装置89aによって行なわれ、その作用は前
述のマスキング露光装置aobと同じである。
シアン、顕像で反射した光はM感光体8M上のマゼンタ
現像剤を透過して、その下の潜像を放電させる。その結
果1M感光体8M上の電位はそれぞれ70V、57ov
、110V、480Vとなる。
この状態で再度、マゼンタ現像剤18MICよる現像が
行なわれると、原稿の緑に対応する部分のマゼ/り現像
剤の全部と、黒に対応する部分のマゼンタ現像剤の一部
が、M感光体8Mから逆に現像装置12M(第1図)に
回収される。このマスキング工程によシ、緑色像中の不
要なマゼンタ成分が除去される。
再現像後のM感光体8M上のマゼンタ顕像は。
イエロー像を転写された後の転写紙19上に転写される
(矢印E)。更忙その転写紙はC感光体8C上のシアン
像を転写される(矢印F)。
実験たよれば、マスキングを施こさないでカラー複写し
た場合、原稿と複写製品との間の色差が20〜30であ
ったものが、マスキングを施こすことにより5以下に改
善できた。
尚、マスキング露光に際しては、マスク像(例えばC感
光体8C上のシアン像、M感光体3M上のマゼンタ像等
)の光儂のみが色修正されるべき感光体上に照射される
ことが望ましく、それ以外の地肌部分が露光されてはま
ずい。よって、C感光体8Cは青緑ランプ82aの光を
反射し難い材質で、そしてM感光体3Mは赤ランプ82
bの光を反射し難い材質で作るのが望ましい。
第5図は感光材料としてA0S□を用いた感光体の分光
反射特性を示すものである。
このグラフから読み取れるようK、感光体基板にカーボ
ンブラックを用いると全波長域に関して光を良好に吸収
する。よって、第1図の各感光体80〜8YKついてカ
ーボンブラックの基板を使用すれば、効率の良いマスキ
ング露光ができる。
これに対して、AJ基板は600〜7005mの範囲(
赤領域)で光の吸収率が若干落ちる。よって、この種の
基板をM感光体8Mの基板として使用するのは、できる
だけ避けるのが望ましい。
地肌部分において赤ランプ82bがらの光を反射してし
まうからである。
効果 本発明によれば、マスク像を作るための特別の感光体が
不要であるので、コストが安くなり、装置全体を小型に
作ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を適用したカラー複写装置の全体側
面図、第2図及び第8図は複写プロセスを示す図式図、
第4図は感光体における電荷の授受を示す図式図、11
1!5図は感光体の分光反射特性を示すグラフ、第6a
図〜第6C図は現儂剤の分光反射特性を示すグラフであ
る。 f3C,3M、3Y・・・感光体、 l・・・原稿、 19・・・転写材 第3 ■    3M72N;グ’psa ■  3Y転導藺姶 ■  3M転写M檜 g     リ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに間隔を置いて配置された少なくとも3つの
    感光体を回転し、原稿画像を色分解して得られた複数種
    の色分解光像をそれらの感光体に別々に露光して静電潜
    像を形成し更にそれらの潜像を個々に現像することによ
    り上記の感光体上にシアン成分像、マゼンタ成分像、そ
    してイエロー成分像の各色顕像を形成し、それらの顕像
    を1枚の転写材上に重ねて転写することによりカラー複
    写像を得ると共に、シアン成分顕像をマスクとしてマゼ
    ンタ成分顕像が形成された感光体を色修正のために露光
    し、マゼンタ成分顕像をマスクとしてイエロー成分顕像
    が形成された感光体を色修正のために露光することを特
    徴とするカラー電子写真プロセスにおける色修正方法。
  2. (2)シアン成分顕像が形成される感光体及びマゼンタ
    成分顕像が形成される感光体が、色修正のための露光の
    光を反射し難い材質であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項の色修正方法。
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