JPS60162692A - カチオン染料乾式転写発色用コ−ティング剤及びそれを用いた物品の製造方法 - Google Patents

カチオン染料乾式転写発色用コ−ティング剤及びそれを用いた物品の製造方法

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JPS60162692A
JPS60162692A JP59017206A JP1720684A JPS60162692A JP S60162692 A JPS60162692 A JP S60162692A JP 59017206 A JP59017206 A JP 59017206A JP 1720684 A JP1720684 A JP 1720684A JP S60162692 A JPS60162692 A JP S60162692A
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笹木 勲
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、カチオン染料乾式転写発色用コーティング剤
及びそれを用いた物品の製造方法に関し、昇華性カチオ
ン染料で容易に染色され、かつ発色性及び鮮明性が優れ
たカチオン染料乾式発色用コーティング剤及びそれを用
いた物品の製造方法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 最近のオフィスオートメーションの急速な普及に伴ない
、その中核となるパソコン、ワードプロセッサー、オフ
コン等に於いてカラーディスプレーが急増し、カラー信
号からの記録方式の実用化の要請が急速に高まっており
、また乾式複写機の分野でもそのカラー化への要望は強
いものがある。
従来のカラー記録方式としては熱転写方式、インクジェ
ット方式、ワイヤドツト方式等がある。
これらカラー記録方式の中でも音の発生がなく、複写機
の取扱・保守・管理が容易な熱転写方式が特に有望視さ
れている。
しかしながら、現行の熱転写方式は昇華性゛分散染料を
用いた合成繊維ペーパー又は合成樹脂フィルムへの乾式
転写発色技術であるため1分散染料に起因する乾式転写
発色性の不足と色調の鮮明性に欠点があり、その改善が
強く要望されていた。
[発明の目的J 本発明の目的は、昇華性カチオン染料!容易に染色され
、かつ、発色性及び鮮明性が優れたカチオン染料乾式転
写発色用コーティング剤及びそれを用いた物品の製造方
法を提供することにある。
[発明のa要J 本発明者らは、上記した目的を達成すべく鋭意研究を重
ねた結果、紙、フィルム等に特定のカチオン染料可染ダ
イサイトを有する化合物と、リン酸エステル系モノマー
と、アミン系化合物と特定のm脂から成るコーティング
剤を塗布・硬化せしめると、故紙・フィルムが昇華性の
カチオン染料で容易に染色され、かつ、染料の発色性及
び鮮明性が優れることを見い出し、本発明を完成した。
即ち、本発明のカチオン染料乾式転写発色用コーティン
グ剤は活性エネルギー線・硬化性樹脂と:カチオン染料
可染ダイサイトを有する化合物とニ 一般式; %式%() 1式中、Xは少なくとも1個が一般式;R。
■ CH2=C−C(OR2\〇− ■1 (式中、R,は水素原子又はメチル基を表わし。
R2は炭素原子数1〜lOのフルキレン基を表わし、n
はθ〜lOの整数である。)で示される基であり、残り
が水酸基を表わす、]で示されるリン酸エステル系モノ
マーとニ 一般式; Y−N−Y (II) [式中、Yは少なくとも1個が一般式;H(OR3% 
(式中、R3は炭素原子数1〜10(7)アルキレン基
を表わし、mは1〜1oの整数である。)で示される基
を表わし、残余が水素原子又は炭素原子数1〜2oのア
ルキル基を表わす。]で示されるアミン系化合物とから
成ることを特徴とする。
本発明に使用される活性エネルギー線硬化性樹脂は、活
性エネルギー線(例えば、紫外線)で硬化可能なもので
あればいかなるものであってもよく、例えば、ポリビニ
ルケイ皮酸系等の光二量化型の樹脂;不飽和ポリエステ
ル系、ポリエーテルアクリレートもしくはポリエーテル
メタクリレート糸(以下、[アクリレートもしくはメタ
クリレート」を単に「(メタ)アクリレート」と略記す
る。)、ポリエステル(メタ)アクリレート系、ポリオ
ール(メタ)アクリレート系、エポキシ(メタ)アクリ
レート系、アミドウレタン(メタ)アクリレート系、ウ
レタン(メタ)アクリレート系、スピロアセタール(メ
タ)アクリレート系及びポリブタジェン(メタ)アクリ
レート系等の光開始ラジカル重合型の樹脂:エポキシ樹
脂等の光カチオン重合型の樹脂等が挙げられる。
活性エネルギー線硬化性樹脂は、好ましくは、モノマー
及び/もしくはオリゴマーから成るか、又はポリマーと
モノマー及び/もしくはオリゴマーの混合物から成る。
このような活性エネルギー線硬化性樹脂のモノマーもし
くはオリゴマーの具体例としては、1.2−プロピレン
グリコール/無水フタル酸/無水マレイン酸、エチレン
グリコール/テレフタル酸/無水マレイン酸、1.4−
ブタンジオール/テトラヒドロ無水フタル酸/フマル酸
等から合成された不飽和ポリエステル、 1,2.8−
ヘキサントリオール/プロピレンオキシド/アクリル酸
、トリメチロールプロパン/エチレンオキシド/メタク
リル酸、トリメチロールプロパン/プロピレンオキシド
/アグリル酸、ペンタエリスリトール/エチレンオキシ
ド/アクリル酸から合成されたポリエーテル(メタ)ア
クリレート;アジピン酸/l、8−ヘキサンジオール/
アクリル酸、コハク酸/1,4−ブタンジオール/アク
リル酸、コハク酸/トリメチロールエタン/アクリル酸
、セパチン酸/1,6−ヘキサンジオール/メタクリル
酸等から合成されたポリエステル(メタ)アクリレート
;エチレングリコールジアクリレート、トリエチレング
リコールジアクリレート、エチレングリコールジメタク
リレート、ヘキサプロピレングリコールジアクリレート
、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジメタクリレート、1、f!−ヘキサンジ
オールジアクリレート、1.4−ブタンジオールジメタ
クリレート、ブチルアクリレート、2−エチルへキシル
アクリレート、ラウリルメタクリレート、シクロヘキシ
ルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアークリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレ−)、1.4−ブ
タンジオールモノアクリレート、ベンジルメタクリレー
ト、エチルカルピトールアクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、トリメチロールエタントリ
メタクリレート、ペンタエリスリトールペンタアクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、ジペ
ンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリ
スリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトー
ルへキサメタクリレート、2,2−ビス(4−アクリロ
キシエトキシフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−
アクリロキシジェトキシフェニル)プロパン、2.2−
ビス(4−メタクリロキシジェトキシフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−アクリロキシプロポキシフェニ
ル)プロパン等の(メタ)アクリレート又はポリオール
(メタ)アクリレート;ジグリシジルエーテル化ビスフ
ェノールA/アクリル酸、ジグリシジルエーテル化ポリ
ビスフェノールA/アクリル酸、トリグリシジルエーテ
ル化グリセリン/アクリル酸、トリグリシジルエーテル
化トリメチロールエタン/メタクリル酸、ジグリシジル
エーテル化アニリン/アクリル酸等のエポキシ(メタ)
アクリレート;γ−ブチロラクトン/N−メチルエタノ
ールアミン/ビス(4−インシアナトシクロヘキシル)
メタン/2−ヒドロキシエチルアクリレート、γ−ブチ
ロラクトン/トメチルエタノールアミン/2.8−)リ
レンジイソシアネート/テトラエチレングリコール/2
−ヒドロキシエチルアクリレート等のアミドウレタン(
メタ)アクリレート;2.’8−トリレンジイソシアネ
ートジアクリレート、インホロンジイソシアネートジア
クリレート、インホロンジイソシアネートジメタクリレ
ート、ヘキサンジオール/イソホロンジイソシアネート
/2−ヒドロキシエチルアクリレートから合成されたウ
レタンアクリレート、ヘキサメチレンジイソシアネート
ジアクリレート等のウレタンアクリレート:ジアリリデ
ンペンタエリスリット/2−ヒドロキシエチルアクリレ
ートから合成されたスピロアセタールアクリレート;エ
ポキシ化ブタジェン/2−ヒドロキシエチルアクリレー
トから合成されたアクリル化ポリブタジェン;ポリエチ
レングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレン
グリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコ
ールグリシジルエーテル、グリセロールトリグリシジル
エーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエー
テル、ペンタエリスリトールテトラグリシジルエーテル
、ソルビトールテトラグリシジルエーテル、ジグリシジ
ルエーテル化ビスフェノールA、ジグリシジルエーテル
化ポリビスフェノールA、ジグリシジルエーテル化アニ
リン等のエポキシ樹脂;トリスアクリロイルオキシエチ
ルイソシアヌレート等が挙げられ、これらの七ツマ−及
びオリゴマーは単独又は2種以上の混合系で使用される
前記モノマー、オリゴマー及びポリマーの重合性基又は
エポキシ基の数が分子当り平均して1個を超えているも
のが好ましく、更に好ましくは重合性基又はエポキシ基
の数が分子当り平均して1.5個を超えているものが好
ましい、この基数が1個以下の場合はコーティング剤の
キユアリング性が不良になったり、コーティングされた
物品間のブロッキング性が不良になったりする。
特に、ポリマーを活性エネルギー線硬化性樹脂の0〜3
0重量%含有し、かつ、千ツマ−及び/又はオリゴマー
の重合性不飽和基又はエポキシ基の数が分子当り平均し
て1.5個以上あるものが好ましい。この場合はコーテ
ィングされた物品の耐擦傷性が良好で、取扱い時に傷か
つ8にくく、かつカラーコピーされた物品がいつまでも
美麗さを維持できるのでより望ましい。
更にまた、オリゴマーとしては一般式:%式% [式中、Nは1〜4の整数であり、Xは少なくとも3個
以上が一般式: cl(、=C−Coo−R5−(式中、R4は水素原子
又はメチル基を表わし、R5は単結合、炭素原子数1〜
8のアルキレン基、又は炭素原子数1〜8のフルキレン
基を有するポリオキシアルキレン基である。)で示され
る基を表わし、残余が炭素原子数1〜8のアルキル基、
水酸基、アミノ基、式: (OR6矢H(式中、Reは
炭素原子数1〜8のフルキレン基を表わし、Mは正の整
数である。)で示される基又は式: (ORB h O
H(式中、R6及びMは前記と同様である。)で示され
る基を表わす、]で示される化合物を10重量%以上含
有するものも好ましい。なぜならば、このような化合物
が10重量%以上含有すると空気中での活性エネルギー
線キユアリング性が良好となり、コーティングの作業性
が改善されるからである。この化合物の具体例としては
、ジペンタエリスリトールテトラ7クリレート、ジペン
タエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタエリス
リトールへキサアクリレート、トリペンタエリスリトー
ルペンタアクリレート、トリペンタエリスリトールヘキ
サアクリレート、トリペンタエリスリトールヘプタアク
リレート等が挙げられる。この化合物と併用されるポリ
マーは、フィルム形成能を有するものであればいかなる
ものであってもよく、例えば、ポリアミド、ポリエステ
ル、ポリ酢酸ビニル、アクリル樹脂、セルロース系樹脂
等が挙げられる。これらのポリマーを用いた場合は、コ
ーティングされた物品間のブロッキングを防止するため
に活性エネルギー線硬化性樹脂の少なくとも10重量%
以上はモノマー及び/又はオリゴマーから成る樹脂を使
用するのが望ましい。
本発明で用いるカチオン染料可染ダイサイト(染着座席
)を有する化合物は、カチオン染料により染着されるも
のであれば格別限定されない。
このグイサイトを有する化合物の具体例としてはドデシ
ルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン塩、オクタ
デシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン塩、2
−(スチレン)グリシン、アクリルアミド、アクリル酸
、メタクリル酸、アクリロニトリル、メチレンゲルタロ
ニトリル、2−ジメチルアミノエチルメタクリレート、
5−スルホン酸ナトリウムイソフタレート、2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホン耐、2−メ々7
 /y 1111/エタンスルホン酸ナトリウム、3−
メタクリルプロパンスルホン酸ナトリウム、2−プロペ
ンスルホン酸ナトリウム、2−メチル−2−プロペンス
ルホン酸ナトリウム、スルホエチルアクリレート、スル
ホエチルメタクリレート、スルホブチルアクリレート、
スルホエチルビニルアセテート、スルホプロピルビニル
プロピオネート、2−メタクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸及び3−アクリルアミド−3−メチル
ブタンスルホン酸等が挙げられ。
これらから成る群から選ばれた1種もしくは2種以上の
ものが使用される。カチオン染料で強固に染着するため
には、このグイサイトとしては、スルホン酸基又はスル
ホン酸塩基を有する化合物が好ましく、活性エネルギー
線による重合性及び可染ダイサイトを有する化合物の固
定化による染着の強固さを考慮すると1重合性基として
アクリロイル基又はメタクリロイル基を有する化合物が
更に好ましい、また、このような重合性基を有する場合
には他のモノマーとの共重合体であってもよし)− 前記スルホン酸塩基としては、スルホン酸塩基がスルホ
ン酸アンモニウム塩型のものが乾式転写発色性が良好で
あるので最も好ましい。スルホン酸アンモニウム塩型の
ものとしては、例えば、2−アクリルアミド−2−メチ
ルプロパンスルホン酸アンモニウム塩、2−メタクリル
エタンスルホン酸アンモニウム塩、3−メタクリルプロ
パンスルホン酸アンモニウム塩、2−メタクリルアミド
−2−メチルプロパンスルホン酸アンモニウム塩等が返
る。
これらのアンモニウム塩型の七ツマ−はそれ自体をその
ままで用いたものであってもよく、またスルホン酸基又
はスルホン酸ナトリウム基等を有するモノマーを含有す
るコーティング剤を硬化せしめた後、無機酸のアンモニ
ウム塩を含有する水溶液に浸漬し、加熱処理して得られ
るアンモニウム塩型モノマーとして用いてもよい。この
無機酸のアンモニウム塩と−してはグイサイトのスルホ
ン酸基をアンモニウム塩型基に変換可能なもの′であれ
ば格別限定されない、このアンモニウム塩の具体例とし
ては、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム及びスルフ
ァミン酸アンモニウム等が挙げられる。このアンモニウ
ム塩の使用濃度は七ツマ−の有するスルホン酸基又はス
ルホン酸ナトリウム基等に対し、等モル又はそれ以上、
処理温度は80〜140℃、処理時間は数分〜数10分
が望ま−しい。
本発明で用いるリン酸エステル系モノマーは、前記した
一般式(1)で示される化合物である。
この化合物の具体例としては、アクリロキシエチルフォ
スフェート、メタクリロキシエチルフォスフェート、ア
クリロキビプロピルフォスフェート、メタクリロキシブ
チルフォスフェート、アクリロキシジェトキシフォスフ
ェート、メタクリロキシトリエトキシフォスフェート、
ジアクリロキシエチルフォスフェート、ジメタクリロキ
ジエチルフォスフェート及びジアクリロキシジエトキシ
フォスフェート等が挙げられる。なお、この化合物とし
ては、他に、ハロゲン化ビニルフォスフェート又はアル
キル置換ビニルフォスフェート等も挙げられるが、活性
エネルギー線による硬化特性が充分でないため好ましく
ない。
本発明で用いるアミン系化合物は前記した一般式(TI
 )で示される化合物である。この化合物の具体例とし
ては、エタノールアミン、ジェタノールアミン、ジメチ
ルエタノールアミン、ジエチルエタノールアミン、エチ
ルジェタノールアミン、ジ−n−ヘキシルエタノールア
ミン、n−へキシルジェタノールアミン、β−エチルヘ
キシルエタノールアミン、n−ブチルジェタノールアミ
ン、n−ラウリルジェタノールアミン、n−セチルジェ
タノールアミン、トリエタノールアミン、n−ラウリル
ジェタノールエトキシアミン及びn−ラウリルジェタノ
ールプロポキシアミン等が挙げられる。
本発明のコーティング剤に使用されるカチオン染料Of
染グイサイトを有する化合物とリン酸エステル系モノマ
ーとアミン系化合物の合計の配合割合は、活性エネルギ
ー線硬化性樹脂に対し、0.1〜30重量%の範囲であ
り、好ましくは1〜25重量%の範囲である。この配合
割合が0.1重量%未満の場合にはカチオン染料による
染色濃度が充分でなく、30重量%を超える場合には活
性エネルギー線硬化性樹脂との相溶性もしくは分散性が
不良となる。
また、カチオン染料可染ダイサイトを有する化合物と、
リン酸エステル系モノマー及びアミン系化合物の配合割
合は、重量比で、通常、174〜4/1の範囲である。
さらにまた、リン酸エステル系モノマーとアミン系化合
物の配合割合は、モル比で、通常、1/4〜4/1の範
囲である。これらの範囲を逸脱するとカチオン染料の染
色性が低下する。
これらリン酸エステル系モノマー及びアミン系化合物は
活性エネルギー線硬化性樹脂に、それぞれ独立に配合せ
しめてもよく、また、予め、リン酸エステル系モノマー
とアミン系化合物の両成分を反応せしめて得られた付加
化合物を活性エネルギー線硬化性樹脂に配合せしめても
よい、この付加化合物はカチオン染料のグイサイトとし
て作用する。なお、リン酸エステル系、モノマーとアミ
ン系化合物のいずれか一方のみではカチオン染料乾式転
写発色用の昇華性染料の染着性を向上せしめることがで
きない。
本発明のコーティング剤には、必要に応じて。
他の成分として光開始剤、光増感剤及びこれらと助触媒
との混合物等が配合されてもよい、これらの光開始剤、
光増感剤及びこれらと助触媒との混合物の具体例として
は、光開始ラジカル重合型の樹脂には、ベンゾイン、ベ
ンゾインイソブチルエーテル、ベンジルジメチルケター
ル、エチルフェニルグリオキシレート、ジェトキシアセ
トフェノン、 1.1−ジクロロアセトフェノン、4°
−イソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオ
フェノン、!〜ヒドロキシシクロへキシルフェニルケト
ン、ベンゾフェノン、ベンゾフェノン/ジェタノールア
ミン、4,4°−ビスジメチルアミノベンゾフェノン、
2−メチルチオキサントン、tert−ブチルアントラ
キノン、ベンジル等のカルボニル化合物;テトテメチル
チウラムモノスルフィド、テトラメチ゛ルチウラムジス
ルフィド等の硫黄化合物;アゾビス′イソブチロニトリ
ル、アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル等のア
ゾ化合物;エポキシ樹脂には、ベンゾイルパーオキサイ
ド、ジーtert−ブチルパーオキサイド等のパーオキ
サイド化合物;フェニルジアゾニウムテトラフルオロポ
レート、4−メチルフェニルヘキサフルオロフォスフェ
ート等のアリールジアゾニウム化合物; 4.4’−ジ
メチルジフェニルヨードニウムへキサフルオロフォスフ
ェート、ジフェニルヨードニウムへキサフルオロアルセ
ネート等のジアリールヨードニウム化合物;トリフェニ
ルスルホニウムヘキサフルオロフォスフェート、トリフ
ェニルスルフオニウムへキサフルオロフルセネート等の
トリアリールスルホニウム化合物等が挙げられ、これら
の化合物は1種もしくは2種以上の混合系で使用される
これらの化合物の配合割合は、カチオン染料乾式転写発
色用コーティング剤に対し、通常、 0.01〜10重
量%の範囲であり、好ましくは0.01重量%未満の範
囲である。この配合割合が上記した範囲を外れる場合に
は、被膜を着色させたり、耐光性の低下を招き好ましく
ない。
また、本発明は新規なカチオン染料乾式転写発色用物品
の製造方法を提供する。
即ち、本発明のカチオン染料乾式転写発色用物品の製造
方法は前記の活性エネルギー線硬化性樹脂と:カチオン
染料可染ダイサイトを有する化合物とニ一般式; %式%) 1式中、Xは少な゛くとも1個が一般式;1 薯 CH2=C−C(OR2%O− 田 (式中、R1は水素原子又はメチル基を表わし、R2は
炭素原子数1〜1oのフルキレン基を表ゎし、nは0−
10の整数である。)で示される基であり、残りが水酸
基を表わす、Jで示されるリン酸エステル系モノマーと
ニ 一般式; Y−N−Y (II) ・ 1式中、Yは少な・くとも1mが一般式;H(OR3蒐
(式中、R3は炭素原子数1〜10のフルキレン基を表
わし、mは1〜10の整数である。)で示される基を表
わし、残余が水素原子又は炭素原子数1〜20のアルキ
ル基を表わす、]で示されるアミン系化合物とから成る
コーティング剤をフィルム又は紙の表面に塗布し、次い
で活性エネルギー線で硬化せしめることを特徴とする。
本発明の製造方法に使用されるフィルム又は紙は、通常
、乾式転写用の基材として使用されているものであれば
いかなるものであってもよい。
フィルム6紙の具体例としては、ポリエステルフィルム
、プロピレンフィルム、ナイロンフィルム、塩化ビニル
フィルム等のフィルム状のもの;木材Ia1mを主体と
するアート紙、アクリル繊維を主体とするアクリル紙、
ポリエステル紙等の紙状のものが挙げられ、特に、耐熱
性を考慮すればポリエステルフィルム又はアクリル紙も
しくはアート紙が好ましく、更に、物品の透明性を考慮
すればポリエステルフィルムが最も好ましい。
これらの紙又はフィルムはそれ自体をそのまま使用して
もよく、必要に応じて、洗鰺、エツチング、コロナ放電
、活性エネルギー線照射、染色、印刷等の前処理が施さ
れたものを使用してもよい。
本発明の方法においては、まず1本発明のコーティング
剤を、通常予め、均一に混合し、紙・フィルムの表面に
塗布する。 混合もしくは塗布の際に、紙Φフィルムに
応じて、溶剤を併用してもよく、この溶剤の併用は塗布
の作業性を考慮すれば望ましい場合もある。
塗布方法としては、例えば、スプレー法、ロールコータ
−法、グラビア塗布法、ディクジ法、フローコート法等
が挙げられる。
次に1紙・フィルム上の塗膜を活性エネルギー線によっ
て硬化する。
活性エネルギー線としては、キセノンランプ、低圧水銀
灯、高圧水銀灯又は超高圧水銀灯などの線源から発せら
れる紫外線、通常20〜2000にマの電子線加速器か
ら取り出される電子線、α線eβ線・γ線などの放射線
等を挙げることができ、取扱性・作業性を考慮すると、
波長100〜89Onmの範囲の紫外線が好ましい。
活性エネルギー線として紫外線を用いる場合は、コーテ
ィング剤中に紫外線照射によって重合反応を開始しうる
光開始剤、光増感剤及びこれらと助触媒との混合物を加
えておいた方がキユアリング性の面で好ましい。
[発明の効果] 本発明のカチオン染料乾式転写発色用コーティング剤は
、昇華性のカチオン染料で容易に染色され、かつ発色性
及び鮮明性が従来のものに比べ格段に優れたものである
。また、このコーティング剤を用いて本発明の製造方法
により得られた物品は上記した優れた性質を具備すると
共に、高い耐熱性を有し、かつカチオン染料の乾式転写
を低温・短時間で実施できる。したがって、本発明のコ
ーティング剤及び本発明に係る物品は1例えば、カラー
コピー用、電子写真用又は情報記録用の乾式転写発色用
材料として極めて有用であり。
その工業的価値は大である。
[発IJJの実施例] 以下において、本発明の実施例を掲げ、更に詳細に説明
する。なお、実施例及び比較例中、1部」はすべて重量
部を表わす。
支l五ユm 表1に示す組成からなる本発明のカチオン染料乾式転写
発色用コーティング剤を表1に示す混合溶剤で希釈、攪
拌し、コーティング剤塗液を調製した。
次に、このコーティング剤塗液にポリエステルフィルム
(厚み; 100 IL■)を連続的に浸漬し、2cm
/secの速度で引き上げ、一定時間放置後、空気雰囲
気下葉外線を照射して本発明の製造方法に係る物品を得
た。なお、実施例2においては、物品に、更に硫酸アン
モニウムleg/Jを含有する98℃の水溶液中で30
分間温熱処理を施した。
この物品に関し、その評価試験は次のような方法で行な
った。
(1)力tオン染料乾式転写発色性の測定ヒユージング
プレスX V OB 8.5/14型(カーネギサー社
製)を用い、物品の表面にカチオン染料転写紙(大日本
印刷社製、青色)を置き、接触圧力2kg/c(、温度
1110℃1時間5秒の条件で乾式転写捺染を行なった
0次いで、カラーアナライザー307型(日立製作剛製
)を用いて、Y値を測定し、下記のクベルカムンクの式
にY値を代入してに/S値を算出し、発色性の評価とし
て表に一括して示す。
K/S= (1−R) 2/2R (式中、R=Y値/100を表わす、)(2)耐擦傷性 物品面を# 0000のスチールウールで軽く擦傷し、
傷の付着程度を観察した。結果を表に示す0表中、傷の
付着の少ないものを「良」と表わし、傷の付着の顕著な
ものをE不良」と表わした。
(3)耐ブロッキング性 物品を重ね合わせ、適当な圧力を加えた後、物品を引き
はがして判定した。結果を表に示す、表中、物品同士を
容易に引きはがすことができたものを「良」と表わし、
粘着性があり若干力を入れる必要があったものをr不良
」と表わした。
を艷亘工11」 表に示す組成からなる本発明のカチオン染料乾式転写発
色用コーティング剤を表に示す混合溶剤で希釈、攪拌し
、コーティング剤塗液を調製した。
次に、実施例1と同様にして比較例の物品を得た。得ら
れた物品に関し、実施例1と同様の評価。
試験を行なった。結果を表に示す。
嵐1■」 ポリエチレンテレフタレートに5−スルホン酸ナトリウ
ムイソフタレートを 3腸O1%共重合して成ポリエス
テルペツレトを、溶融押出しフィルム成型機を用いて厚
み100#Lのカチオン染料可染型ポリエステルフィル
ムを得た。得られたフィルムについて、実施例1と同様
の評価試験を行った。
結果を表に示す。
尖】自I3 メチルメタクリレート/エチルアクリレート(70/ 
30)からなるアクリル共重合体80部、ジペンタエリ
スリトールへキサアクリレート 8部、ジペンタエリス
リトールペンタアクリレート 5部、ジペンタエリスリ
トールテトラアクリレート 5部及びジグリシジルエー
テル化ポリビスフェノールA/アクリル酸からなるエポ
キシアクリレート9部、2−メタクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルホン酸3部、ビスアクリロキシエチル
フォスフェート 3部、n−ラウリルジェタノールアミ
ン2部、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン
5部からなる本発明のカチオン染料乾式転写発色用コー
ティング剤をトルエン400部、ジメチルホルムアミド
100部、インプロパツール200部及びインブタノー
ル200部の混合溶剤で希釈、撹拌し、コーティング剤
塗液を調製した。
次に、このコーティング剤塗液にコロナ放電処理したポ
リエステルフィルム(厚み; 100 JL層)を連続
的に浸漬しl cm/secの速度で引き上げ、一定時
間放置後、高圧水銀灯を用いて空気雰囲気下、紫外線を
照射し、塗膜を硬化せしめて本発明の製造方法に係る物
品を得た。得られた物品について、実施例1と同様の評
価試験を行なった結果、カチオン染料乾式転写発色性は
良好で、k/s=6.8であった。耐擦傷性は中程度で
あった。
支崖皇」 ポリカプロラクトンジオール/イソホロンジイソシアネ
ート/2−ヒドロキシエチルアクリレートからなるウレ
タンアクリレート30部、ジペンタエリスリトールペン
タアクリレート 8部、ジペンタエリスリトールへキサ
アクリレート 7部、テトラヒドロフリフリルアクリレ
ート20部、エチルへキシルアクリレート10部及びア
ジピン酸/l、8−ヘキサンジオール/アクリル酸から
なるポリエステルアクリレート 8部、 2−アクリル
エタンスルホンfi3m、メタクリロキシエチルフォス
フェート 4部、n−ブチルジェタノールアミン2部、
2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン 7部か
らなる本発明のカチオン染料乾式転写発色用コーティン
グ剤ヲ−8−シL/ン200部、イソプロノくノール1
20部及びジメチルホルムアミド80部から成る混合溶
媒で6釈、攪拌し、コーティング剤塗液を調製した。
次に、このコーティング剤塗液にポリエステルフィルム
(厚み: 100 JA、 )を、1.5c園/sec
の速度で連続的に浸漬し、引き上げ、放置後室気中で紫
外線を照射して本発明の製造方法に係る物品を得た。得
られた物品について、実施例1と同様の評価試験を行っ
た。結果、カチオン染料乾式転写捺染による染色性は良
好で、K/S=7.3であった。また、耐ブロッキング
性及び耐擦傷性とも良好であった・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 活性エネルギー線硬化性樹脂と:カチオン染料可
    染ダイサイトを有する化合物とニ一般式; %式%() [式中、Xは少なくとも1個が一般式;〒“ CH2= C−C(OR2逼O− 襲 (式中、R8は水素原子又はメチル基を表わし、R2は
    炭素原子数1−10のアルキレン基を表わし、nはθ〜
    lOの整数である。)で示される基であり、残りが水酸
    基を表わす、]で示されるリン酸エステル系モノマーと
    ニ 一般式; Y−N−Y (II) [式中、Yは少なくとも1個が一般式;H(OR3蒐(
    式中、R3は炭素原子数1〜10のフルキレン基を表わ
    し、mは1−10の整数である。)で示される基を表わ
    し、残余が水素原子又は炭素原子数1〜20のアルキル
    基を表わす、]で示されるアミン系化合物とから成るこ
    とを特徴とするカチオン染料乾式転写発色用コーティン
    グ剤。 2、 カチオン染料可染ダイサイトを有する化合物がス
    ルホン酸基又はスルホン酸塩基を有する化合物である特
    許請求の範囲第1項記載のコーティング剤。 3、 スルホン酸基又はスルホン酸塩基を有する化合物
    が、アクリロイル基もしくはメタクリロイル基を有する
    単量体又は該単量体を含む共重合体である特許請求の範
    囲第2項記載のコーティング剤。 4、 スルホン酸塩基がスルホン酸アンモニラム小型基
    である特許請求の範囲第2項又は第3項記載のコーティ
    ング剤。 5、 リン酸エステル系モノマーが7クリロキシエチル
    フオスフエート、メタクリロキシエチルフォスフェート
    、ビスアクリロキシエチルフォスフェート及びビスメタ
    クリロキシエチルフォスフェートから成る群から選ばれ
    る七ツマ−である特許請求の範囲第1項記載のコーティ
    ング剤。 6、 アミン系化合物が炭素原子数1〜20のアルキル
    基を有するアルキルジェタノールアミンである特許請求
    の範囲第2項記載のコーティング剤。 7、 活性エネルギー線硬化性樹脂が七ツマ−及び/又
    はオリゴマーから成り、かつ該重合性基又はエポキシ基
    の数が分子当り平均して1個を超えているものである特
    許請求の範囲第1項記載のコーティング剤。 8、 活性エネルギー線硬化性樹脂が、ポリマーとモノ
    マー及び/又はオリゴマーの混合物から成り、かつ該重
    合性基又はエポキシ基の数が分子当り平均して1個を超
    えているものである特許請求の範囲第1項記載のコーテ
    ィング剤。 9、 活性エネルギー線硬化性樹脂が0〜30重量%の
    ポリマーと残部の七ツマ−及び/又はオリゴマーの混合
    物から成り、該オリゴマーのうち10重量%以上が一般
    式: %式% 1式中、Nは1〜4の整数であり、Xは少なくとも3 
    (ig以上が一般式: CH2=C−C00−R,、−(式中、R4は水素原子
    又はメチル基を表わし、R5は単結合、炭素原子数1〜
    8のフルキレン基又は原子数1〜8のアルキレン基を有
    するポリオキシアルキレン基である。)で示される基を
    表わし、残余が炭素原子数1〜8のアルキル基、水酸基
    、アミノ基、式:(ORe ThH(式中R6は炭素原
    子数1〜8のアルキレン基を表わし、Mは正の整数であ
    る。)で示される基又は式: (Ole 気OH(式中
    R6及びMは前記と同様である。)で示される基を表わ
    す。]で示される化合物であって、しかもこれらの混合
    物の重合性基の数が分子当り平均して1.5個以上であ
    る特許請求の範囲第1項記載のコーティング剤。 10、活性エネルギー線硬化性樹脂と:カチオン染料可
    染ダイサイトを有する化合物とニ一般式; %式%() 1式中、又は少なくとも1個が一般式:R。 CH2= C−C40R2\〇− 〇 (式中、R,は水素原子又はメチル基を表わし、R2は
    炭素原子数1〜lOのフルキレン基を表わし、nはθ〜
    lOの整数である。)で示される基であり、残りが水酸
    基を表わす、]で示されるIJン酸エステル系モノマー
    とニ 一般式、 Y−N−Y (II) [式中、Yは少なくとも1個が一般式:H(OR3);
    (式中、R3は炭素原子数1〜10のアルキレン基を表
    わし、mは1〜10の整数である。)で示される基を表
    わし、残余が水素原子又は炭素原子数1〜20のアルキ
    ル基を表わす。]で示されるアミン系化合物とから成る
    コーティング剤をフィルム又は紙の表面に塗布し、次1
    .%で活性エネルギー線で硬化せしめることを特徴とす
    るカチオン染料乾式転写発色用物品の製造方法。 11、カチオン染料可染ダイサイトを有する化合物がス
    ルホン酸基又はスルホン酸塩基を有する化合物である特
    許請求の範囲第1θ項記載の製造方法。 12、スルホン酸基又はスルホン酸塩基を有する化合物
    が、アクリロイル基もしくはメタクリロイル基を有する
    単量体又は該単量体を含む共重合体である特許請求の範
    囲第11項記載の製造方法。 13 、スルホンm塩&がスルボン酸アンモニウムJ1
    !型基である特許請求の範囲第11項又は第12項記載
    の製造方法。 14、リン酸エステル系モノマーが7クリロキシエチル
    フオスフエート、メタクリロキシエチルフォスフェート
    、ビスアクリロキシエチルフォスフェート及びビスメタ
    クリロキシエチルフォスフェートから成る群から選ばれ
    るモノマーである特許請求の範囲第1o項記載の製造方
    法。 15、アミン系化合物が炭素原子数1〜2゜のアルキル
    基を有するアルキルジェタノールアミンである特許請求
    の範囲第10項記載の製造方法。 16、 活性エネルギー線硬化性樹脂が七ツマ−及び/
    又はオリゴマーがら成り、かつ該重合性基又はエポキシ
    基の数が分子当り平均して1個を超えているものである
    特許請求の範囲第1o項記載の製造方法。 17、活性エネルギー線硬化性樹脂が、ポリマーとモノ
    マー及び/又はオリゴマーの混合物から成り、かつ該重
    合性基又はエポキシ基の数が分子・当り平均して1個を
    超えているものである特許請求の範囲第10項記載の製
    造方法。 18、 活性エネルギー線硬化性樹脂が0〜30重量%
    のポリマーと残部のモノマー及び/又はオリゴマーの混
    合物から成り、かつオリゴマーのうち10重量%以上が
    一般式: %式% [式中、Nは1〜4の整数であり、Xは少なくとも3個
    以上が一般式: Cl2=C−COO−R5−(式中、R4は*素原子又
    はメチル基を表わし、R5は単結合、炭素原子数1〜8
    のフルキレン基、又は炭素原子数1〜8のアルキレン基
    を有するポリオキシアルキレン基である。)で示される
    基を表ねし、残余が炭素原子数1〜8のアルキル基、水
    酸基、アミノ基式: (ORB矢H1(式中、R6は炭
    素原子数1〜8のフルキレン基を表わし、Mは正の整数
    である。)で示される基又は式: −(ORB )=O
    H1(式中、R6及びMは前記と同様である。)で示さ
    れる基を表わす。]で示される化合物であって、しかも
    これらの混合物の重合性基の数が分子当り平均して1.
    5個以上である特許請求の範囲第10項記載の製造方法
    。 19、フィルムがポリエステルのフィルムである特許請
    求の範囲第1θ項記載の製造方法。 20、 紙がアクリル繊維を主体とするアクリル紙又は
    木材amを主体とするアート紙である特許請求の範囲第
    10項記載の製造方法。 21、活性エネルギー線が波長100〜800nmの紫
    外線である特許請求の範囲第1θ項記載の製造方法。
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