JPS60151640A - 感光材料の自動搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば新聞情報をシート状の感光材料上に記録
する書込み装置と、前記書込み装置によって記録された
シート状の感光材料の自動現像を行なう自動現像機との
間を接続し、シート状の感光材料の搬送を行なう感光材
料の自動搬送装置の改良に関するものである。

〔従来技術〕

新聞情報を電送記録する場合、書込み装置（プレスフア
クシミ１１）を使用する。電送されてきた情報信号は例
えば書込み装置に設けられた発光ダイオードの点滅とな
り書込み装置にセットしたフィルム又は印画紙等のシー
ト状の感光材料上に発光ダイオード像の点の集って形成
された潜像として記録される。この潜像をもった感光材
料は自動現像機によって現像することにより可視像とな
る。

第１図に書込み装置と自動現像機の配置図を示す。書込
装置１と自動現像機３の間には搬送用コンベア２が結合
しである。書込み装置ｌで書込みが終った感光材料シー
トは搬送用コンベア部２に内蔵されたコンベア４により
自動現像機３に送り込まれ、現像されたのち排出する。

電送記録処理の高速化の要請から書込装置及び自動現像
機の処理時間短縮の研究がなされているが、書込装置の
記録時間は１シ一ト約５分必要とするのに対し、自動現
像機による現像時間は約（３）秒であることから、自動
現像機１台に対し書込み装置を数台配置することにより
有効に２等装置をシステムとして稼動させることが出来
る。

今、自動現像機１台に対し書込み装置を３台として配置
したシステムについて、従来行われていた動作を説明す
る。まず自動現像機、コンベア及び書込み装置の電源を
投入する。自動現像機の温度調節が完了すると、書込み
装置の書込みが可能となり、感光材料シート上への書込
みが開始される。３台の書込装置の中で書込みが早く終
了した感光材料シートはコンベアに送り出され、自動現
像機に搬入される。この１番目の感光材料シートが完全
に自動現像機に送り込まれた後、２番目に動作を繰り返
し電送記録処理の作業を進める。

この従来行われてきたシステムでは、始動時に電源を投
入してから自動現像機の温度調節が完了するまでは書込
み装置で書込みが開始出来ないため、待ち時間を生じる
という問題がある。又２台ないし３台の書込み装置の書
込みがほぼ同じ時間に終了した場合、２番目に書込みが
終了した感光材料シートは、１番目に書込みが終了した
感光材料シートが書込み装置から排出されコンベアを通
って自動現像機に完全に送り込まれて自動現像機内に搬
入され終るまでＶ１書込み装置から排出できず、書込み
装置内で待機することになり次の書込みにうつることが
できない。更に３番目に書込みを完了した感光材料シー
トは１番目、２番目の感光材料シートが自動現像機に完
全に送り込まれるまで待機させられるので、次の書込み
に入るまでの待ち時間はさらに長くなる。又書込み装置
から自動現像機へと搬送されるまでに１個所でもトラブ
ルが生じれば、システム全体の動きが止ってしまうこと
になり著しく作業に支障をきたすといった問題もあり、
作動効率からみて多くの問題があった。

〔発明の目的〕

本発明はこのシステムの始動時に始動直後直ちに書込み
装置での書込みが開始できるようにすると共に、書込み
完了から次の書込みまでの待ち時間をゼロもしくは短縮
し、感光材料シートの流れを円滑にすると共に効率のよ
い処理がなされる感光材料シートの自動搬送装置を提供
することを目的としたものである。

〔発明の構成〕

本発明は上記の目的を達成しようとするもので、それは
複数の書込み装置で記録を行なったのち、排出される感
光材料を受けて一時待機する複数の待機コンベアと、更
に前記待機コンベアと連結されて優先順位を付与して搬
送方向を変換し、自動現像機に搬送する１台の方向制御
コンベアとより構成されたことを特徴とする感光材料の
自動搬送装置によっ【達成される。

〔実施例〕

本発明の実施例について説明する。

第２図は本発明における１実施例を示すもので、３台の
書込み装置と、書込み装置に接続する３台の待機コンベ
アと、待機コンベアに接続する１台の方向制御コンベア
及び１台の自動現像装置を１組とした本システムの配置
を示す平面図である。

第３図は第２図の中の１系列についてその基本作動を説
明する断面図を示したものである。

中央装置かれた方向制御コンベア５の右側に自動現像機
３を設置し、方向制御コンベア５の左方、下方、上方に
それぞれ本発明により新たに設けた待機コンヘア６ａ　
、６ｂ　、６ｃを備えた書込み装置１ａ　、ｌｂ　、ｌ
ｃが結合している。

書込み装置１で書込みを完了した感光材料シートは待機
コンベア６に投入され、ここで中央にある方向制御コン
ベア５から先に送入された感光材料シートが排出される
寸で一時待機している。方向制御コンベア５が空になっ
た信号により感光材料シートは待機コンベア６から方向
制御コンベア５に送入される。待機コンベア６ａより送
られた感光材料シートはそのまま方向制御コンベア５に
送られ方向を変えずに自動現像機３に搬入されるが、待
機コンベア６ｂ　、　６ｃより送られた感光材料シート
は方向制御コンベア５によってその送り方向を自動現像
機３に挿入されるよう変えられて自動現像機３に、搬入
される。

次に本システムの基本的な動作と感元材料シートが待機
コンベア６より方向制御コンベア５に送入される時の優
先順位について説明する。本システムでは始動時に於て
自動現像機３の温度調節が完了しなくても書込み装置ｌ
による書き込みを開始する。すなわち感光材料シートが
自動現像機３での書込みをおえて待機コンベア６に入る
までに可なりの時間を必要とするのでその間に自動現像
機の温度調節が完了する。もし温度調節が不充分な場合
は、書込み装置１より排出された感光材料シートは温度
調節が完了するまで方向制御コンベア５内で待機するい
ずれの場合でも書込み装置１では次の書込みが可能にな
る。

書込みを終った感光材料シートは書込み装置１より排出
され待機コンベア６内にある送りベルト７により送られ
、待機コンベア６出口に設けた検出器８により感光材料
シートを検出してベルト７を停止し、この位置で次の送
出し信号が来るまで待機する。３台の待機コンベア６ａ
　、　６ｂ　、　６ｃ　に排出された感光材料シートは
その３台の中で最も早く排出されたものから次の方向制
御コンベア５に送り込まれる様に優先順位が決定される
。方向制御コンベア５の出口にある検出器９によって方
向制御コンベア５より感光材料シートが排出され自動現
像機３に完全に挿入されたことを感知すると、待機コン
ベア６のベルト７と、方向制御コンベア５のベルト４が
駆動して待機コンベア６内にあった感光材料シートは方
向制御コンベア５に送られ更に自動現像装置３に投入さ
れる。

第４図に本システムの配置の斜視図を示す。

第５図にこのシステムの基本シーケンスを示し、第６図
に＃″ｉ３台の書込み装置を使った場合の優先順位決定
のためのシーケンスを示すもので、図中のａ、ｂ、ｃは
それぞれの待機コンベアを示す。

待機コンベアにフィルムの搬入が早くなされた順にその
フィルムＫｌ、２．３の番号をつけ、方向制御コンベア
へのフィルム排出は必らずｔｌｌのものよりなされる。

このフィルムの排出番号は待機コンベア内のフィルムの
排出が行なわれ、待機コンベアの状態が変るごとに待機
コンベア内にあるフィルムの排出番号は１つ宛減算され
、吐た新ｔ、ニー　ｖｃ　待機コンベアに搬入されたフ
ィルムにハ既ニ付けられているその時点での一番数の大
きな排出番号より１つ多い番号がつけられる。このよう
にして順序よく最も合理的な形で感光材料シートの搬送
がなされる。

以上、本発明の基本的な構造とシーケンスについて説明
を行なった。

第７図には前記の基本的な構造に付加して、待機コンベ
ア（イ）と方向制御コンベア関との間に自動開閉シャッ
タ１１、また方向制御コンベア関と自動現像機（資）と
の間には自動開閉シャッタ１２を設け、自動現像機間で
発生した有害のガスが未処理の感光材料シートしないよ
うにした実施例の１断面図を示したものである。感光材
料シートの搬送ならびに自動開閉シャッタ１１　、１２
の開閉を自動的に行なうため一書込み装置１０の排出部
に感光材料シートの排出を検知する検出器Ｄ１、また待
機コンベア６０Ｋ）−ｔその中に感光材料シートの有無
を検知する検出器Ｄ２．更に方向制御コンベア関かも自
動現像機Ｉへの搬送路にはその位置での感光材料シート
の有無を検知する検出器Ｄ３が設けである。また自動現
像機間のシート搬入口及びシート排出口にはそれぞれ検
出器Ｄ４　、　Ｄ５を設けである。

検出器Ｄ１〜Ｄ５によって基本的には第５、第６図で示
した感光材料シートの搬送ならびに自動開閉シャッタ１
１　、１２開閉のシーケンス制御がなされるが、更にこ
のシーケンスに時間的なシーケンス瞭プログラムを付加
することにより搬送不良等の事故防止と事故発生時の警
告を発するよ５にするようにすることができる。

〔発明の効果〕

本発明によって、始動と同時に書込み装置での感光材料
シートへの書込みが出来て、尚複数の書込み装置を待機
させることなく次々と書込みを行わせ、全体の処理時間
を大巾に短縮させると共に、書込み装置から待機コンベ
ア間にトラブルが発生しても、他の書込み装置及び待機
コンベアに支障を与えることが無いようなシート状の感
光材料の自動搬送装置が提供されることになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来技術の書込み装置と現像機の配置図を示す
。第２図は本発明による１実施例として３台の書込み装
置と自動現像機の配置図を示す。 第３図及び第７図は第２図の中の一系列の断面図である
。第４図は本システムの斜視図である。第５図は本シス
テムの基本シーケンスを示し、第６図は３台の書込み装
置を使った場合の優先順位決定のためのシーケンスを示
す。 １．１０・・・書込み装置　２，２０・・・搬送用コン
ベア３．３０・・・自動現像機　４・・・コンベア５．
５０・・・方向制御コンベア ６．６０・・・待機コンベア　７・・・送りベルト８．
９・・・検出器　ＤＩ−Ｄ５・・・検出器代理人　弁理
士　野　１）義　親 第２図 ＩＣ 第４図 第５ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の書込み装置で記録を行なったのち、排出される感
   光材料を受けて一時待機する複数の待機コンベアと、更
   に前記待機コンベアと連結されて優先順位を付与して搬
   送方向を変換し、自動現像機に搬送する１台の方向制御
   コンベアとより構成されたことを特徴とする感光材料の
   自動搬送装置。