JP2004046231A - 画像形成装置 - Google Patents

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平田 哲郎
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Abstract

【課題】 高速画像形成装置では、ジャムが発生すると、複数箇所にシートが残留して機会が停止し、複数箇所のシート給送不良が表示されるが、順序良く除去できない場合があって、円滑なジャム処理ができないという問題があった。
【解決手段】 給送不良の発生位置を示す第1の状態とシートの除去方法を示す第2の状態とを表示し、第1の状態では優先度に応じて表示を変え、第2状態では、除去完了に応じて表示か変わる。
【選択図】    図7

Description

 本発明は、画像形成装置において、原稿又は記録用のシートを給送及び搬送中に前記原稿又はシートが複数位置において同時に給送不良を起こした時に除去方法を表示する表示手段に関する。
 画像形成装置で、特に近年多数枚の原稿シートを原稿給送装置で自動給送しながら、高速で多数枚のシートに複写する複写装置が多く使用されるようになった。このような高速複写装置は画像形成装置本体に、多数枚の原稿シートを載置し自動給送する原稿給送装置と、多数枚の各種サイズのシートを内蔵した複数のトレイを画像形成装置に設け、更に複写シートにより多くの数部を作成可能とするため、排出部に複数連のソータを接続することも行なわれている。
 又前記の多数枚の複写作業を効率よく高速で行うために、70枚/分以上で複写作業を行っている。このような高速複写装置は高速複写を可能にするために、複数枚の原稿シートを給送する場合の原稿給送装置に於いて、原稿シートを画像形成装置の露光部に給送した時、次の原稿シートは既に原稿給送装置内に給送されており、前の原稿シートが排出されると共に、次の原稿シートが前記露光部に給送される。又複数部の複写操作を行う際も、画像形成装置に前記給送トレイより記録用のシートが給送され、前記画像形成が行われる時、既に次の記録用のシートが前記給送トレイより給送されている。即ち複写用のシートは画像形成装置内に複数枚給送され複写操作の高速化を計っている。又排出部より多数部の複写物を作成するため、複数のソータが設けられている。前記同様に複数枚のシートが前記ソータ内を給送され、順次シートがソータの排出トレイに積層される。前記のような高速複写装置において、前記原稿給送装置、画像形成装置、多数枚のシートを内蔵した複数のトレイ、複数のソータ等内でシートが不良給送され、給送不可能となった場合、シートが停止している位置を知らせる手段として、多数のランプ等による表示方法が用いられている。
 図1はこのような従来の表示方法の一例を示す。図1の高速複写装置は、複写装置本体100と、給紙ユニット200と、自動原稿給送装置300と、ソータ400と、給紙カセット170とを有し、ジャム検知センサでジャムが検知された時に記録紙Pのジャム位置を表示する表示ランプ、即ち、前記自動原稿給送装置300用には表示ランプL1,L2を、前記複写装置本体100用には表示ランプL3,L4,L5,L6,L7を、前記ソータ400用(2連ソータ)には表示ランプL8,L9,L10,L11を、ADU180用には表示ランプL12を、前記複数の給紙カセット170用には表示ランプL13,L14,L15を、前記複数の給紙ユニット200用には表示ランプL16,L17,L18を、それぞれ設ける。前記各表示ランプの表示は、図1に示した本体制御部1102において制御され、記録紙Pのジャム位置を表示する。
 前記の様な高速複写装置は、前記原稿給送装置、画像形成装置、多数枚のシートを内蔵した複数の給紙トレイと、複数の給紙トレイ、複数のソータは前記複写速度である70枚/分以上の複写を得るため、前記のように複数枚の原稿やシートが内部で給送されており、複写速度を保持している。このような高速複写は多数枚の原稿及び記録用のシートを処理するにも極めて短時間の複写処理が可能であり、利用価値も高い。しかし前記のように70枚/分以上の高速複写においては、原稿及びシートの給送と搬送速度も速く、不良給送(以下ジャムと云う)も発生し易い。しかるに前記のようなシャムが、給送部において一個所発生した場合でも、ジャム発生と共に装置全体の作動が同時に停止する。しかるに前記のように原稿及びシートが機内において常に複数枚給送し搬送されているため、同時に複数個所でジャムが発生したことを、前記多数のランプ等で同時に表示される。このような場合前記ランプの表示に従って順次原稿又はシートを機内より除去する操作を行う。このような操作を行うに際し、近年シートを機内に装着し易いように前面装着方法が主流となっており、従って前記給紙トレイ、及び給紙カセットはシートの給送方向に対し直角方向に引き出すことになる。このような操作で、給送途中でジャム状態にあるシートの端面より強制的に引き出すことになり、前記給紙トレイの引き出し時に該引き出し操作でシートを破損し、シートの除去を困難にする事がある。このような場合、例えば別に設けたシート除去手段よりシートを円滑に除去する方法も有るが、従来は単に複数個所で発生したジャム個所をジャム表示ランプで表示されているに過ぎないため、複数で発生したジャム位置のシートを破損せずに順序よく除去する手段を判別する事は極めて困難であった。
 本発明は前記の欠点を一掃すべく特に考えられたもので、前記の如く、装置内で複数のジャムが発生した場合、ランプ又は他のメッセージ手段によりジャム状態にある記録紙の処理方法で優先順位を表示し、円滑なジャムシートの除去を行える様にしたことを目的としている。
 前記目的は下記の発明により達成される。
 1.
シートを給送する給送手段と、シートを搬送する搬送手段と、シートに画像を形成する画像形成手段と、画像が形成されたシートを排出する排出手段と、シートが前記各手段で給送不良を発生した時、給送不良位置の表示を行う表示手段と、を有する画像形成装置において、
 前記表示手段には、給送不良を発生したシートの位置を表示する第1の表示状態と、給送不良を発生したシートの除去方法を表示する第2の表示状態とが表示され、
 前記第1の表示状態においては、シートを画像形成装置より除去する優先度の高い前記給送不良位置の表示と前記優先度の低い前記給送不良位置の表示を変えて行うとともに、
 前記第2の表示状態においては、前記優先度の高い前記給送不良位置でのシートの前記除去方法を表示し、
 シートの除去が完了したときに、完了した前記給送不良位置の表示を除いた前記第1の表示状態及び次に最も優先度の高い前記給送不良位置でのシートの前記除去方法を表示する前記第2の表示状態が表示される、
 ことを特徴とする画像形成装置。
 2.
前記給送不良位置の表示は、前記優先度により、点灯又は点滅で行われることを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
 3.
前記第1の表示状態と前記第2の表示状態とが自動的に切り換えられることを特徴とする前記1又は前記2に記載の画像形成装置。
 4.
前記第1の表示状態と前記第2の表示状態とが手動で切り換えられることを特徴とする前記1又は前記2に記載の画像形成装置。
 5.
前記第1の表示状態と前記第2の表示状態とが同時に表示されることを特徴とする前記1又は前記2に記載の画像形成装置。
 請求項1〜5のいずれかの発明により、複数箇所でシートのジャムが発生した場合にも、順序良く給送不良を発生したシートの除去することが可能となり、ジャム処理時間が短縮され、複写効率を向上させることができる。
 次に本発明を実施した複写装置の実施例を図面に従って説明する。
 図2は自動原稿給送装置と、記録紙を内蔵した給紙ユニットと、ソータを各々備えた複写装置の全体構成図である。100は複写装置本体、200は給紙ユニット、300は循環式の自動原稿給送装置、400はソータである。
 複写装置本体100は、走査露光部110、画像形成部120、給紙部130、搬送部140、定着部150、排紙切換部160、複数の給紙カセット170、及び両面複写紙再給紙装置180から構成されている。
 図中一点鎖線は記録紙Pの搬送経路を示す。複写装置本体100の下部に設けた給紙カセット170、又は給紙ユニット200に収容された記録紙Pが、画像形成部120により画像形成された後、搬送部140と、定着部150、排紙切換部160から分岐された記録紙Pが前記両面複写紙再給紙装置180に一旦ストックされた後、再給紙されて複写装置本体100の給紙部130に至る循環ルートがある。360は自動原稿給送装置300の排紙トレー、402はソータ400の上部に設けたカバー、401はソータ400の排紙用トレーである。
 又図2に示すように、複写装置本体100内には記録紙Pの給送ラインには前記記録紙Pを検知するため多数の検知センサが設けられている。即ち複数の給紙ユニットを内蔵した給紙ユニット200内に設けた記録紙Pを給送する給送ラインR1にはジャム検知センサS1,S2を、同じく記録紙Pを給送する給送ラインR2にはジャム検知センサS3を、同じく記録紙Pを給送する給送ラインR3にはジャム検知センサS4を各々設ける。前記給紙部130の給送ラインR4にはジャム検知センサS5,S6を設け、レジストローラ部で静止した記録紙Pを検知する検知センサS7を設ける。又下部に設けた前記給紙カセット170より記録紙Pを給送する給送ラインR5にジャム検知センサS11,S8を設けると共に、給送ラインR6にもジャム検知センサS9、S10を各々設ける。更に給紙カセット170内の給送ラインR8と、前記両面複写紙再給紙装置180にも各々ジャム検知センサS12,S13,S14が設けられている。次に前記画像形成部120にて記録紙Pに画像が形成され、記録紙を搬送する搬送部140の搬送ラインR10にジャム検知センサS16と、定着部150より排紙した位置に定着巻付ジャム検知センサS17と、排紙切換部160にジャム検知センサS18とを各々設ける。又前記排紙切換部160より前記両面複写紙再給紙装置180に記録紙Pを給送する給送ラインR9にジャム検知センサS20を設ける。排紙切換部160より記録紙Pが排紙された後、ソータ400に給送される。記録紙Pが排紙される排紙ラインR11に排紙ジャム検知センサS19が設けられている。そしてソータ400に給送された記録紙Pは給送ラインR12を介して前記排紙用トレー401に排紙される。前記ソータ400内の前記給送ラインR12にジャム検知センサS21が設けられている。又自動原稿給送装置300の原稿載置ラインR13には原稿シート検知センサS22と、原稿給送ラインR14には原稿停止ジャム検知センサS23が各々設けられている。
 図3は前記複写装置本体100内に設けた制御系を示す。本体制御部1102(以下CPUと云う)を中心に、走査露光部110を制御する光学ユニット内制御1101と、像担持体である画像形成用のドラムを回転駆動するドラム駆動1103と、図1の給紙部130と、複数の給紙カセット170の制御を行う本体内給紙駆動1104と、DCドライバー制御を行うDCドライバー基板1105と、両面複写紙再給紙装置180(以下ADUと云う)の制御を行うADU架台駆動1106と、プロセス負荷とHV/CVR制御を行う1108と、ACドライバー制御を行うACドライバー基板及び定着部150の制御を行う定着のヒータ関連1107と、前記複写装置本体100の表示制御部と入力キーからなる表示手段1109とを有し、一方前記本体制御部1102より前記給紙ユニット200と、自動原稿給送装置300と、ソータ400を制御している。
 図4は前記複写装置本体100に於ける各機構の全体配置図で、前記ジャム検知により記録紙Pのジャム位置が判明し、扉(図示せず)を開放して機内より記録紙Pを除去するための搬送経路を開放する解除レバーと、記録紙Pの給送手段を手動で駆動する駆動手段を各々示したものである。先ず前記のように複写装置本体100の上部には走査露光部110、及び自動原稿給送装置300と、下部の給紙カセット170は、3個の給紙カセット1701,1702,1703より構成され、そして両側方には3個の給紙ユニット2001,2002,2003を有する給紙ユニット200と、ソータ400より構成されている。このように構成された複写装置本体100には、前記図1に示す前記給送ラインR1,R5に解除レバー1001,1002を、前記図1に示す給送ラインR4,R7,R9,R10に解除レバー1003,1004,1005,1006,1007,10010を各々設け、更に定着部160と記録紙Pの排紙部である給送ラインR11と、ソータ400内に解除レバー1009,10011が設けられている。
 次に図5について説明する。前記図4に示すように、記録紙Pを3個の給紙カセット1701,1702,1703と、3個の給紙ユニット2001,2002,2003より記録紙Pを図1に示す給送ラインR1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8,R9,R8,R9,R10,R11を介して画像形成後、ソータ400に排紙する複写操作を行っている。そして図5は記録紙Pが前記給送ライン中でジャムが発生した場合のジャム位置と、ジャム状態にある記録紙Pを除去する方法を指示する表示面Dを示す。表示面Dは表示手段1109に表示され、該表示面Dは前記図4に示す複写装置本体100の全体構成を表示したもので、111,112,113,114,115,116は前記複写装置本体100内で記録紙Pがジャム状態となった時、ジャム位置を点灯又は点滅で指示する表示部で、117はジャム状態の記録紙Pを除去する方法を点灯又は点滅で指示する開放表示部である。1711,1713,1722は前記給紙カセット170内で記録紙Pがジャム状態となった時、ジャム位置を点灯又は点滅で指示する表示部で、1712,1714,1722はジャム状態の記録紙Pを除去する方法を点灯又は点滅で指示する開放表示部である。2111,2222,2333は給紙ユニット200内で記録紙Pがジャム状態となった時、ジャム位置を点灯又は点滅で指示する表示部で、2011,2022,2033はジャム状態の記録紙Pを除去する方法を点灯又は点滅で指示する開放表示部である。201は前記給紙ユニット200と複写装置本体100間で記録紙Pがジャム状態となった時、記録紙Pを除去する方法を点灯又は点滅で指示する表示部である。302,305は自動原稿給送装置300内で原稿がジャム状態となった時ジャム位置を点灯又は点滅で指示する表示部で、301,303はジャム状態の原稿を除去する方法を点灯又は点滅で指示する開放表示部である。403,410,412,414はソータ400内で記録紙Pがジャム状態となった時、ジャム位置を点灯又は点滅で指示する表示部で、402,404,413,415,416はジャム状態の記録紙Pを除去する方法を点灯又は点滅で指示する開放表示部である。前記のような表示により、複写装置本体100、ソータ400、自動原稿給送装置300の扉の開放、カバー等の開放を行うものである。
 図6は前記図5の点灯又は点滅表示により、「GUIDE」の表示を行うものであり、例えば給紙ユニット200で最も優先度の高いジャム処理として、表示部2111が点滅し、次に記録紙Pの除去方法が表示部2011で示され、図4の給紙ユニット2001の引出し表示2011Aを表示する。表示手段1109には図6の指示表示面DPが示される。
 前記のジャム処理が完了し、「EXIT」を操作し、次に最も優先度の高いジャム処理位置の表示部が点滅する。
 以上の説明は一箇所の表示部面に図5と図6の表示を自動又は手動で切換えて行うものであるが、前記図5の表示部面と、図6の表示をDPとし、複写装置本体100の一部に各々別個に表示するように構成してもよい。このように構成することにより、自動切換え又は手動による切換えが不要となるばかりか、ジャム処理を行う全体の表示と、具体的で処理手段を同時に確認することが出来る。
 次に、表示制御をフローチャートにより説明する。
 図7は記録紙Pのジャムが発生した場合を示す。記録操作の開始で「START1」にて記録紙Pが給送を開始し、該給送開始と同時にCPU1102にてA0のA=0(AはCPU1102のメモリーを示す)の処理操作により前記記録紙Pにジャムが発生した時、前記ジャム検知センサにて記録紙Pの検知を開始する。この場合前記ジャム検知センサにて(1)A1,(2)A4,(3)A9,(4)A14,(5)A19の5箇所の、何れかの位置でジャムが発生したフローチャートを示している。前記図5に示された内、例えば、(3)A9,(5)A19の2箇所でジャムが発生した時、先ず前記(1)A1でジャムの発生がNoかYesかの判断を行う。この位置の前記(1)A1ではジャムが発生していないためNoとなり、次の(2)A4に移動してジャム発生がNoかYesムかの判断を行う。この位置においてもジャムが発生していないためNoとなり、次の(3)A9に移動してジャムの発生がNoかYesかの判断を行う。この位置ではジャムが発生しているためYesとなり、先ずA10でカウント処理が行われ、ジャム処理の優先順位を決定する。即ち前記(5)A19においてもジャムが発生しているが、(3)A9のジャム処理優先度が高い場合は、前記A10がYesとなり、ジャム位置をA11で点滅する。処理優先度が低い時はNoとなりA13で点灯のみを行う。ここで前記ジャム処理優先度が高いA11のジャム処理を完了しすると、A12によりカウント処理される。次に(4)A14においてジャムの発生がNoかYesかを判断し、この位置でジャムは発生していないため、Noとなる。そして次のA19でジャム発生がNoかYesかを判断し、この位置で前記のようにジャムが発生しているためYesとなり、先ずA20で処理が行われ、ジャム処理の優先度を決定する。このジャム処理も2番目に優先度が高いためYesとなりジャム位置をA21で点滅させる。ジャム処理の優先度が低い場合はNoとなりA23でジャム位置の点灯のみを行う。前記ジャム処理が完了すると、A22で処理され、次に優先度の高いジャムを判断する。この場合は2箇所のジャム処理で完了したので「NEXT1」で通常の記録操作に復帰する。
 以上は2箇所の位置で発生したジャム処理を説明したが、3箇所又は5箇所で発生した時でも、前記の手段によりジャム処理の優先度が決定され、順次処理が可能である。
 以上のような複数のジャム処理操作を行う時、優先度の高いジャムより記録紙Pの除去操作を行うための表示として表示部を点滅させたが、多数の表示部で優先度の高い表示部の点滅速度を速く、他の点滅速度を遅くするようにしてもよい。又表示部を白又は黒又は他の異なったカラーを用いて表示してもよい。表示方法としては、前記図3に示した多数のLEDを点滅して用いてもよい。更にLCDやCRTにグラフィックで表示してもよい。
 図8は、前記表示面Dに表示された切替え釦20により、具体的な記録紙Pの除去方法を示す指示表示面DPに表示を切換え、5箇所で発生したジャムの具体的な処理方法を(1)2B,(2)2D,(3)2F,(4)2H,(5)2Jを用いて表示するようにしたフローチャートを示す。
 「START2」にて記録操作を開始し、記録紙Pが給送を開始する。ここで該記録紙Pにジャムが発生し、前記表示面Dに複数のジャム位置が点滅または点灯により表示されているとする。ここで点滅されたジャム位置表示が2C,2E,2Gの3箇所表示されているとする。ここで切替え釦20を押し、ONすることにより、ジャム記録紙Pを除去するため前記2Cに切替えた時、2AはNoと判断される。そして次の2CはYes判断されて(2)2Dにより、前記指示表示面DPに具体的なジャムの除去方法が表示される。前記ジャム処理が完了し、再び切替え釦20のONにより2Eに切替えた時、2EがYesと判断されて前記(3)2Fにより前記指示表示面DPに具体的なジャム処理方法が表示される。前記ジャム処理を完了し、更に次のジャム処理方法を確認するため、切替え釦20を押し、ONすることにより、2GはYesと判断され(4)2Hにより、前記指示表示面DPに具体的なジャム処理方法が表示される。ジャム処理が完了し次の2Iに切替えた時、2IがNoと判断され、ジャム処理が完了した事になり、後は「NEXT」21を発信し、記録操作に復帰する。
 図9はジャムの発生部分を前記表示面Dに番号等で表示し、前記表示面Dのジャム発生部分を押すことにより、図示のように、例えば5箇所のボタンAを30、ボタンBを3C、ボタンCを3F、ボタンD1を3I、ボタンEを3Lとして、複数箇所にジャムが発生した場合の具体的な表示手段を示す。
 「START3」にて記録操作を開始し、記録紙Pが給送を開始する。そして記録紙Pにジャムが発生し、前記表示面Dに表示された例えばジャム表示部に直接タッチすことで、前記指示表示面DPに具体的なジャム処理表示を行うものである。
 前記のように、点滅等で処理を行うように表示された3FのボタンCの押動作を行うことによりYesとなり、(3)3Gに於いてジャムの発生状況を判断し、ジャムが発生していればYesとなり、前記指示表示面DPに(3)3Hで具体的なジャム処理表示を行う。ジャムが発生していなければNoでその儘「NEXT」31に移行する。又3LのボタンEの押動作を行うことによりYesとなり、(5)3Mに於いて、ジャムの発生状況を判断し、ジャムが発生していればYesとなり、(5)3Nにより前記指示表示面DPに具体的なジャム処理表示が行われる。以上のように各必要に応じて前記ボタンを押動作する事によりジャムが発生していれば、ジャム処理表示を行う。
 その他ボタンA30に対応した(1)3A、ボタンB3Cに対応した(2)3D、ボタンD31に対応した(4)ボタンB3Jに於いても、必要に応じて前記同様の操作でジャム処理表示を行うことが出来る。ジャム処理が完了した後は「NEXT」31に送られ記録操作を開始出来る。
 図10はジャムが発生し、複写装置本体100の扉又は自動原稿給送装置300(以下ADFと云う)の開放信号によりジャム処理の表示を行うフローチャートである。
 複写装置の始動開始により「START4」で記録紙Pが給送を開始する。給送され前記給送ライン中で記録紙Pを図1に示す多数のジャム検知センサにて検知し、記録紙Pが停止状態か否かを40で判断し、記録紙Pにジャムが発生して停止し、Yesの場合は4Aに信号が出力され、前記ADF300又は複写装置本体100の扉(図示せず)を開放したか否かを4Aで判断し、Yesであれば、4Bに信号が出力され、前記指示表示面DPに記録紙Pを処理する具体的な処理方法が表示される。
 図11は前記複写装置本体100内の複数箇所にジャムが発生した場合、扉の開放迄を、前記表示面Dと指示表示面DPに、点灯と点滅により開放の優先順位を指示するフローチャートである。
 記録操作の開始で「START5」にて記録紙Pの給送を開始し、該給送開始と同時にCPU1102にて5AのA=0を介して前記ジャム検知センサにて検知を開始する。先ず、(1)5Bでジャムが発生しているか否かを判断し、ジャムが発生していてければNoとなり、次の(2)5Fに送られる。(2)5Fではジャムが発生しておりYesと判断され、5Gに於いて優先順位を判断して、最優先のジャム処理を行うと判断された場合はYesとなり、(2)51で前記表示面Dでジャム位置の点滅を行い、同時に5Jで最優先で開放する扉b位置の点滅を行う。指定の扉を開放して図4に示した駆動手段や解除レバーにより、ジャム状態にある記録紙Pを除去する。ジャム処理を完了し扉を閉じると、5Kよりジャム処理が完了した信号が発せられ、次の(3)5Lに送られる。又前記5Gで優先度が後であると判断されるとNoとなり5Hにより点灯の表示が行われ、次の5Lに送られる。前記5Lでジャムか否かが判断され、5Lでジャムの発生がNo場合は、次の(4)5Sに送られる。(4)5Sでジャムが発生していると判断されると、前記同様Yesとなり、5Tにより優先順位を判断して、5Tが最優先であると判断された場合はYesとなり、(4)5Vでジャム位置の点滅を行い、同時に5Wで最優先で開放する扉d位置の点滅を行う。指定の扉を開放して前記図4に示した駆動手段や、解除レバーにより、ジャム状態にある記録紙Pを除去する。除去を完了し、扉を閉じると5Xにより扉を閉じた信号が発せられ、ジャム処理が完了したことになり、次の(5)5Yに送られる。尚前記5Tに於いて優先順位がNoと判断された場合は、直ちに次の(5)5Yに送られる。この場合は、ジャム位置は2箇所であるためジャム処理を完了すると、「NEXT」51にて記録操作が再開される。
 図12は前記図11の他の実施例で、「START6」で記録紙Pの給送を開始する。前記給送ライン中で複数の記録紙Pにジャムが発生し、前記表示面Dの指示表示面DPにジャム記録紙Pの具体的な処理方法が6Aにより指示され、指示された複数の扉を開放して、前記ジャム記録紙Pを処理する。前記6Aによりジャム処理が未完了中は、前記6AよりYesの信号が扉の開閉を検知する検知手段6Bに発せられ、ジャム処理が完了し、ジャム処理を行った総ての扉を閉じた時、前記検知手段6BよりYesの信号を6Cに発し、更にジャム記録紙Pが有る場合には前記指示表示面Dにジャム位置表示のみを行い、61の「NEXT」にて次の処理信号に移る。
 図13(a),(b)は、前記フローチャートにより前記表示面Dと、指示表示面DPにおける一表示例で、複写装置全体の表示面DP1と、具体的な記録紙Pを除去する除去方法を表示する指示表示面DP2を示している。今表示面DP1に記録紙Pにジャムが発生し表示部111,114,115,116,117が点灯し最優
先のジャムを行う表示部が点滅している。そして従来より行われているメッセイジにより、先ず最優先の表示である矢印の方向に、最優先で扉を開放するように指示されている。次に扉の開放を指示表示面DP2が点滅で表示され、扉を開放して図4で示された駆動手段T3を回動する指示が示され、駆動手段を矢印方向に回動することで、最初の記録紙Pが除去される。そして扉を閉じることで「EXIT」となり、通常の記録操作に戻る。
 図14(a),(b),(c),(d)は前記フローチャートによる前記表示面Dと、指示表示面DPにおける一表示例で、複写装置全体の表示面DP3と、具体的な記録紙Pの除去方法を表示する指示表示面DP4,DP5,DP6を示している。今図14(a)の表示面DP1にはソータ400の表示部414,413,416にジャムが発生したことが点灯で表示され最優先の表示部が点滅している。前記のようにメッセイジにと共に矢印に点滅で扉の開放を指示する。扉を開放すると図14(c)の表示DP5に切換えられ、回転駆動部413Cが点滅し、矢印413B方向に回動し、記録紙Pを除去する。前記の除去操作を完了すると、図14(c)の表示DP6に切換えられ、ソータ上部のカバーを開放する矢印416A,416Bが表示され、カバーを開放して記録紙Pを除去する。以上の操作で総ての記録紙Pが除去され、総てのカバーを閉じることにより、「EXIT」となり通常の記録操作に戻る。
 図15(a),(b),(c)は前記フローチャートによる前記表示面Dと、指示表示面DPにおける一表示例で、複写装置全体の表示面DP7と、具体的な記録紙Pの除去方法を表示する指示表示面DP8,DP9を示している。
 今図15(a)の表示面DP7には給紙カセット1701と1702と、複写装置本体の一部にジャムが発生し201の開放表示が点滅しており、最優先の処理位置である扉の点滅により先ず扉を開放し、201Aの表示に従って扉を開くことにより、DP9が表示され、1713Aのレバーを押し下げ、201Bで指示された矢印方向でジャム状態にある記録紙Pを除去する。以上の操作を完了し、扉を閉じると「EXIT」で通常の記録操作に戻る。
従来のジャム表示方法の一例を示す図である。 本発明を実施した複写装置全体の構成図。 本発明の複写装置を制御するブロック回路。 本発明の記録紙のジャム処理を行う機構配置図。 本発明のジャム処理を行なう全体の表示面を示す図。 本発明のジャム処理を行う具体的な処理方法の指示表示面を示す図。 本発明のジャム処理を順次行うフローチャート図。 本発明のジャム処理を順次行う他のフローチャート図。 本発明のジャム処理を順次行う他のフローチャート図。 本発明のジャム処理を順次行う他のフローチャート図。 本発明のジャム処理を順次行う他のフローチャート図。 本発明のジャム処理を順次行う他のフローチャート図。 本発明のジャム処理を行う具体的な処理方法の他の表示面を示す図。 本発明のジャム処理を行う具体的な処理方法の他の表示面を示す図。 本発明のジャム処理を行う具体的で処理方法の他の表示面を示す図。
符号の説明
 100 複写装置本体
 200 給紙ユニット
 300 自動原稿給送装置
 110 走査露光部
 120 画像形成部
 130 給紙部
 140 搬送部
 150 定着部
 160 排紙切換部
 170 給紙カセット
 180 ADU
 R1,R2,R3,R4,R5,R6 給送ライン
 R7,R8,R9,R10,R11,R12 給送ライン
 S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7 ジャム検知センサ
 S8,S9,S10,S11,S12,S13,S14 ジャム検知センサ
 S15,S16,S18,S19,S20,S21 ジャム検知センサ
 111,112,113,114,115,116 表示部
 1711,1713,1722,2111,2222,2333 表示部
 403,410,412,414 表示部

Claims (5)

  1. シートを給送する給送手段と、シートを搬送する搬送手段と、シートに画像を形成する画像形成手段と、画像が形成されたシートを排出する排出手段と、シートが前記各手段で給送不良を発生した時、給送不良位置の表示を行う表示手段と、を有する画像形成装置において、
     前記表示手段には、給送不良を発生したシートの位置を表示する第1の表示状態と、給送不良を発生したシートの除去方法を表示する第2の表示状態とが表示され、
     前記第1の表示状態においては、シートを画像形成装置より除去する優先度の高い前記給送不良位置の表示と前記優先度の低い前記給送不良位置の表示を変えて行うとともに、
     前記第2の表示状態においては、前記優先度の高い前記給送不良位置でのシートの前記除去方法を表示し、
     シートの除去が完了したときに、完了した前記給送不良位置の表示を除いた前記第1の表示状態及び次に最も優先度の高い前記給送不良位置でのシートの前記除去方法を表示する前記第2の表示状態が表示される、
     ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記給送不良位置の表示は、前記優先度により、点灯又は点滅で行われることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の表示状態と前記第2の表示状態とが自動的に切り換えられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の表示状態と前記第2の表示状態とが手動で切り換えられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の表示状態と前記第2の表示状態とが同時に表示されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
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JP2015118182A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 キヤノン株式会社 画像形成システム、ジャム解除方法、及びコンピュータプログラム
JP2020069682A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成システム及び画像形成装置

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