JPS60151113A - 自動車用空調機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、自動車用空調機に係り、特にクーリングユニ
ット、アンダーカバーと２方向吹出グリルを備えた吹出
部を側体とした空調機に関する。

〔発明の背景〕

実公昭５７−２７６２１号に示される従来の天井に近い
ところに、クーリングユニツ１〜を取付ける空調機にお
いては、クーリングユニットを下側から支えるアングル
を用いて取付けたため作業が困難で取付性に欠点があ゛
つた。更にユニットと吹出部が一体となり、吹出部は前
方吹出′グリルのみ設けられていたため冷風が天井に沿
って一方向に流れ、後部席へは冷風が流れない、このた
めフィーリングが悪い。

〔発明の目的〕

本発明の目的はクーリングユニツ！〜と、アンダーカバ
ー、吹出部を別体にすることにより、取付性を容易にし
たこと、および該吹出部に下向方吹出グリルを設けるこ
とにより、良好なフィーリングが得られる空調機を提供
するにある。

〔発明の概要〕

本発明は、天井上部にクーリンクユニットを取付ける車
両において、クーリングユニットと、アンダーカバー、
吹出部を別体にすることにより、積み上げ組込みができ
るため、取付性を容易にしたものである。更にクーリン
グユニットから吹出される冷風が天井上方向の一方だけ
流れ、車室内の温度分布が悪くなることを解消する手段
として吹出部の一部に下方向吹出グリルを取付けるよう
にしたものである。

〔発明の実施例〕

第１図は、従来のクーリングユニット取付説明図である
。車両１の後部天井近くに取付けられるクーリングユニ
ッ１〜２は、車両窓枠３−ａ、３−ｂに取付けたアング
ル４にブラケッｈ５−ａ、５−ｂを介して取（−Ｊける
。このためアングル４の取イ］が困ｊ１な欠点があった
。またアングル４と乗員の頭上空間が少ないため、乗降
時の障害となった。

吹出部６はユニツ］・２と一体となり、前方吹出グリル
７のみであるため冷風８は後席乗員に流りずフィーリン
グが悪い欠点があった。更に乗員頭」二にブロワ−モー
タ９があるため騒音と美観に欠点があった。

本発明はこ、ｈらの間顕点に鑑み、取付性、安全性、美
観、゛フィーリング性を効果的に発揮できる構造どした
。

第２図は、本発明の一実施例を示すものであり市内１の
後部天井上部に、グーリングユニット２をブラケット１
０−ａ、１０−ｂ、１０−ｃ。

１０−ｄを介し′Ｃ取付け、次にアンダーカバー１１を
車両１に取付けた複数個のクランプ１２と、同複数個の
クリップ１３で取付ける。クリップ１３はワンタッチ押
込み形状で、該アンダーカバー１１は吸音材を貼付けた
ものでありブロワ−モータ９の騒音防止を、美観および
クーリングユニット２の脱落を防止する構造となってい
る。更に乗員の頭部保護を備えた構造である。次に、吹
出部１４をクリップ１３でアンダーカバー１１に取付け
る。該吹出部１４の構造は前方吹出グリル１５と、下方
吹出グリル１６から成り、前方吹出グリル１５は、上下
左右調整可能な１５−ａ、１５−すの構造であり、下方
吹出グリル１６は、前後左右調整可能な１６−ａ、１５
−ｂの構造である。

更に下方後部により強制的に冷風を吹出す手段としてカ
ーブ状の偏向板を複数枚設ける構造とした。

前記クーリングユニット２に設けたダク１〜１７の構造
は、第３図の示す如く、吹出部１４への冷風通気抵抗を
少なくするため前方吹出グリル１５との接合通路は置部
形状とし、下方吹出グリル■６との接合通路は曲部形状
としている。更にドレーン水１８が冷風８といっしょに
車室内ｌ＼の飛散を防止するために凸形状のセキ１９と
発泡断熱材のシール２０を設けている。ダク］−１７の
先端には吹出部１４との接合を容易に届合せでき、かつ
冷風８の漏れを防ぐため、発泡断熱材のシール２Ｉを開
口部全周に貼付けている。

本発明の一実施例によオしば、クーリングユニツ１〜２
、アンダーカバー１１．吹出部１４を別体にすることに
より、取イ１性が容易にでさる効果がある。

更に、吹出部１４にカーブ状偏向板を備えた下方向吹出
グリル１６を設けることにより、後席への冷風が流ＪＬ
フィーリング性がよくなる効果がある。またアンダーカ
バー１１を設けることにより、騒音防止、美観、安全性
に効果がある。

〔発明の変形例、応用例とその効果〕

本発明の変形例、応用例として吹出部、前方吹出グリル
、下方吹出グリルの調整をリモートコントロールにする
ことにより、前席を重点的に冷房するとか、後席を重点
的に冷房することが容易に可能となり、効率のよい空調
ができる。リモートコン１−ロールの手段としては、バ
キューム又はリンクとワイヤー、電動式等を応用する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ユニッ１−を被うアンダーカバーに前
方吹出口と下方吹出口とを設け、ユニットの吹出口とア
ンダーカバーの各吹出Ｌ」との間に各吹出口へ通風する
整流部を形成したので、数句性をそこなうことなく冷１
虱の分配性能を改善でさた。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のクーリングユニットの取付説明図、第２
図は本発明の一実施例を示す図、第３図は本発明のクー
リングユニソ１〜構造図である。 ２・・・クーリングユニット、１１・・・アンダ−カバ
ー、端（口 寮２　口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 】、天井に近いところに、クーリングユニツｌ〜を取付
   ける自動車用空調機において、クーリングユニツ（−と
   、アンダーカバー、および吹出風整流部を互に別体とし
   、前記アンダーカバーに前方吹出グリルと下方吹出グリ
   ルを設けると共に前記吹出風整流部に前記前方吹出グリ
   ルに通風する整流部と前記下方吹出グリルに通風する整
   流部を設けたことを特徴とする自動車用空調機。