JPS6345969Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6345969Y2 JPS6345969Y2 JP1983028850U JP2885083U JPS6345969Y2 JP S6345969 Y2 JPS6345969 Y2 JP S6345969Y2 JP 1983028850 U JP1983028850 U JP 1983028850U JP 2885083 U JP2885083 U JP 2885083U JP S6345969 Y2 JPS6345969 Y2 JP S6345969Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- duct
- seat
- vehicle
- seat back
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 11
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両の空調シートに関し、特に空調効
果を向上させる車両の空調シートに関する。
果を向上させる車両の空調シートに関する。
一般に車両にあつては、冷却器、加熱器等を有
する空気調和装置が設けられており、空気調和装
置からの冷風或いは暖風の空気はダクトを通つて
ダツシユボード側の空気吹出口から吹出される。
またリアシート側に空気を吹出す吹出口がフロン
トシートのシートバツク部後部に設けられた空調
シートが提案され、リアシート側の空調を効果的
に行うようにしていた。しかしながら従来、冷風
や暖風の空気は空気調和装置側の送風機のみで送
られるので、空気調和装置と空調シートの空気吹
出口との間の距離が長い場合には空調空気を上記
吹出口から強く吹出すことができなかつた。
する空気調和装置が設けられており、空気調和装
置からの冷風或いは暖風の空気はダクトを通つて
ダツシユボード側の空気吹出口から吹出される。
またリアシート側に空気を吹出す吹出口がフロン
トシートのシートバツク部後部に設けられた空調
シートが提案され、リアシート側の空調を効果的
に行うようにしていた。しかしながら従来、冷風
や暖風の空気は空気調和装置側の送風機のみで送
られるので、空気調和装置と空調シートの空気吹
出口との間の距離が長い場合には空調空気を上記
吹出口から強く吹出すことができなかつた。
従つて本考案の目的は空調シート側にも送風機
を取付けることにより上記欠点を解消したもので
あり、以下実施例を用いて本考案を詳細に説明す
る。
を取付けることにより上記欠点を解消したもので
あり、以下実施例を用いて本考案を詳細に説明す
る。
第１図及び第２図において空調シート１におけ
るフロントシートのシートクツシヨン部２のフレ
ーム３の下側には図示しない空気調和装置側から
延長するダクト４が設置されている。
るフロントシートのシートクツシヨン部２のフレ
ーム３の下側には図示しない空気調和装置側から
延長するダクト４が設置されている。
ダクト４の出口は連結管１４に形成された入口
１５に接続されている。連結管１４は中央部１６
が凹状になつており、両端１７，１８が外側に折
曲されている。送風機１９はほぼＬ字状のパイプ
２０に取付けられており、パイプ２０の一方は連
結管１４の一方の端部１８に接続される。ダクト
２１は２本のダクト２２，２３から成り、一端が
シートバツク部の裏面側に開口する吹出口１２に
接続される。一方のダクト２２の折曲された端部
２４には連結管１４の端部１７に接続され、他方
のダクト２３の端部２５には送風機１９から延び
るパイプ２０が接続される。上記送風機１９はリ
ヤシート側の着座者のコントロールにより送風機
１９のスイツチON，OFF及び強弱設定が可能と
なつている。
１５に接続されている。連結管１４は中央部１６
が凹状になつており、両端１７，１８が外側に折
曲されている。送風機１９はほぼＬ字状のパイプ
２０に取付けられており、パイプ２０の一方は連
結管１４の一方の端部１８に接続される。ダクト
２１は２本のダクト２２，２３から成り、一端が
シートバツク部の裏面側に開口する吹出口１２に
接続される。一方のダクト２２の折曲された端部
２４には連結管１４の端部１７に接続され、他方
のダクト２３の端部２５には送風機１９から延び
るパイプ２０が接続される。上記送風機１９はリ
ヤシート側の着座者のコントロールにより送風機
１９のスイツチON，OFF及び強弱設定が可能と
なつている。
以上の構成によれば、常時は空調空気がダクト
４、連結管１６、ダクト２２を介して空気が吹出
される。リアシート側が空調不足のとき送風機１
９を駆動することにより空調空気をダクト２３側
に強制的に送ることができるので、吹出空気量を
多くすることができ、空調性を高めることができ
る。従つて例えば、リアシート側の乗員が多人数
のとき送風機を駆動することにより、空調不足を
補うことができる。
４、連結管１６、ダクト２２を介して空気が吹出
される。リアシート側が空調不足のとき送風機１
９を駆動することにより空調空気をダクト２３側
に強制的に送ることができるので、吹出空気量を
多くすることができ、空調性を高めることができ
る。従つて例えば、リアシート側の乗員が多人数
のとき送風機を駆動することにより、空調不足を
補うことができる。
以上説明したように本考案では、車両の前部に
設けられる車両用空気調和装置側から車両用シー
トの床側を介して後方に延長するダクトと、それ
ぞれ一端がこのダクトの後方に接続され他端がシ
ートバツク部の上方に延長する如くシートバツク
部に組込まれて上記ダクトからの空気流を分岐す
る２本のダクトと、このシートバツク部の組込ま
れた各ダクトの他端に連結され、かつシートバツ
ク部の後部方向に開口する空気吹出口とを備え、
上記シートバツク部に組込まれたどちらか一方側
のダクトにおける空気の流路に送風機を設けたの
でリアシート側の空調不足を補うことができ、か
つ空気の流れを整えることができる。これにより
車両の後部側の冷暖房効果を高めることができ
る。しかも、送風機を駆動していないときはこの
送風機を有するダクト内において、該送風機が抵
抗となり車室内と車室外との空気の流れが悪くな
つて換気性が悪くなるが、もう一方の送風機を有
していないダクトを介して空気の流れはスムーズ
になるので、車室内と車室外との換気性が悪くな
ることはない。
設けられる車両用空気調和装置側から車両用シー
トの床側を介して後方に延長するダクトと、それ
ぞれ一端がこのダクトの後方に接続され他端がシ
ートバツク部の上方に延長する如くシートバツク
部に組込まれて上記ダクトからの空気流を分岐す
る２本のダクトと、このシートバツク部の組込ま
れた各ダクトの他端に連結され、かつシートバツ
ク部の後部方向に開口する空気吹出口とを備え、
上記シートバツク部に組込まれたどちらか一方側
のダクトにおける空気の流路に送風機を設けたの
でリアシート側の空調不足を補うことができ、か
つ空気の流れを整えることができる。これにより
車両の後部側の冷暖房効果を高めることができ
る。しかも、送風機を駆動していないときはこの
送風機を有するダクト内において、該送風機が抵
抗となり車室内と車室外との空気の流れが悪くな
つて換気性が悪くなるが、もう一方の送風機を有
していないダクトを介して空気の流れはスムーズ
になるので、車室内と車室外との換気性が悪くな
ることはない。
第１図は本考案の車両の空調シートの断面図で
あり、第２図は本考案の車両の空調シートの斜視
図である。 １……空調シート、４，２１，２２，２３……
ダクト、１９……送風機、１２……吹出口。
あり、第２図は本考案の車両の空調シートの斜視
図である。 １……空調シート、４，２１，２２，２３……
ダクト、１９……送風機、１２……吹出口。
Claims (1)
- 車両の前部に設けられる車両用空気調和装置側
から車両用シートの床側を介して後方に延長する
ダクトと、それぞれ一端がこのダクトの後方に接
続され他端がシートバツク部の上方に延長する如
くシートバツク部に組込まれて上記ダクトからの
空気流を分岐する２本のダクトと、このシートバ
ツク部に組込まれた各ダクトの他端に連結され、
かつシートバツク部の後部方向に開口する空気吹
出口とを備え、上記シートバツク部に組込まれた
どちらか一方側のダクトにおける空気の流路に送
風機を設けたことを特徴とする車両の空調シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2885083U JPS59134449U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 車両の空調シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2885083U JPS59134449U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 車両の空調シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59134449U JPS59134449U (ja) | 1984-09-08 |
| JPS6345969Y2 true JPS6345969Y2 (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=30159727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2885083U Granted JPS59134449U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 車両の空調シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59134449U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5635406B2 (ja) * | 1974-02-25 | 1981-08-17 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5253151U (ja) * | 1975-10-15 | 1977-04-16 | ||
| JPS5810649Y2 (ja) * | 1979-08-28 | 1983-02-26 | 日産車体株式会社 | 補助暖房装置を有する車両用シ−トの暖房装置 |
| JPS5923610Y2 (ja) * | 1980-01-12 | 1984-07-13 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車の車室内空調機構 |
-
1983
- 1983-02-28 JP JP2885083U patent/JPS59134449U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5635406B2 (ja) * | 1974-02-25 | 1981-08-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59134449U (ja) | 1984-09-08 |
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