JPS634643Y2 - - Google Patents

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JPS634643Y2
JPS634643Y2 JP4583483U JP4583483U JPS634643Y2 JP S634643 Y2 JPS634643 Y2 JP S634643Y2 JP 4583483 U JP4583483 U JP 4583483U JP 4583483 U JP4583483 U JP 4583483U JP S634643 Y2 JPS634643 Y2 JP S634643Y2
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JP
Japan
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air conditioning
conditioning duct
duct
air
bent part
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JP4583483U
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English (en)
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JPS59151717U (ja
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Priority to JP4583483U priority Critical patent/JPS59151717U/ja
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Publication of JPS634643Y2 publication Critical patent/JPS634643Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば自動車等の空調用ダクトに
関するものである。
従来のこの種の屈曲部を有する空調用ダクトと
しては、第1図及び第3図に示すように空調用ダ
クト101内を空気が流れた場合、屈曲部103
で空気が大きな抵抗を受けて風量ロスが生じてい
た。
この問題を解消するめに、第2図及び第4図に
示すように空調用ダクト101の屈曲部103の
流路断面積を全体的に大きくすることが考えられ
る。ところが、この空調用ダクトが使用される自
動車のインストルメントパネルの内部等にはハー
ネスその他多数の部品が複雑に入り込んでいるた
め、空調用ダクト101の屈曲部103の流路断
面積を単に大きくすると、屈曲部103が太くな
つてインストルメントパネル内の空間を狭め、他
部品の配置の自由度を阻害する原因となる。
この考案は上記の問題点に鑑み考案されたもの
で、風量ロスを軽減可能で、しかも空間の有効利
用を図り得る空調用ダクトを提供するものであ
る。
この目的を達成するためにこの考案は、インス
トルメントパネル内に配設され、かつ、屈曲部を
有する空調用ダクトにおいて、前記屈曲部を部分
的に短絡して連通させるバイパスダクトを前記屈
曲部の内角部に設けたものである。
以下、第5図〜第9図に基づいてこの考案の一
実施例を詳細に説明する。
第5図は自動車のインストルメントパネル1内
部の空調システムを示すもので、ヒータユニツト
3にはデフロスタ5が上部に設けられたデフロス
タダクト7が接続され、デフロスタダクト7には
空調用ダクト9が接続されている。そして、空調
用ダクト9にはサイドデフロスタ11が連結され
ている。第6図及び第8図は前記空調用ダクト9
の拡大図であり、空調用ダクト9の屈曲部13に
おける内角部15側の一部分にR部を形成したバ
イパスダクト17が空調用ダクト9に短絡して連
通して設けられている。
上記したヒータユニツト3,空調用ダクト9等
の空調システム部は、車体あるいはインストルメ
ントパネル11に取付けられている。
以上のような構成において、外気あるいは車内
の空気がヒータユニツト3を介してデフロスタダ
クト7に送られ、一部はデフロスタ5から車内に
排出され、他の一部は空調用ダクト9に達する。
空調用ダクト9に達した空気は屈曲部13及びバ
イパスダクト17を通過し、サイドデフロスタ1
1に送られ、この左右のサイドデフロスタ11か
ら自動車等の室内に排出される。
尚、第7図及び第9図は他の実施例における空
調用ダクトの形状を示すもので、空調用ダクト9
の屈曲部13における内角部15の一部分に短絡
して連通させたバイパスダクト17を設けたもの
である。
次に、第1図、第6図及び第7図における空調
用ダクトの各形状による空調用ダクト内を空気が
流れたときの通気抵抗等の実験結果を第10図〜
第13図に示す。但し各空調用ダクトとも円管
で、流路断面積は40cm2,風量は5m3/min,流出
方向は矢印方向とし、空調用ダクトの長さは200
mm〜600mmの範囲で実験した。
第10図〜第12図は空調用ダクトの各形状に
おける空調用ダクトの長さ変化及び空気の流出方
向の違いによる通気抵抗及び風速の変化を表わし
たものである。この結果バイパスダクトを設けた
ことにより通気抵抗が減少することが明らかとな
つている。
第13図は第10図〜第12図の実験結果によ
る通気抵抗の最大値と最小値及びこれらの平均値
を示し、減少率は従来例NOに対するこの考案
の実施例NO及びNOの通気抵抗の減少率を
示すものである。この図によると、空調用ダクト
NO及びNOは、従来の空調用ダクトNOよ
り通気抵抗がそれぞれ16%及び4%減少してい
る。
以上のようにこの考案によれば、インストルメ
ントパネル内に配設され、かつ、屈曲部を有する
空調用ダクトにおいて、前記屈曲部の内角部に前
記屈曲部を部分的に短絡して連通させるバイパス
ダクトを設けるようにしたので、屈曲部での風量
ロスを軽減することができるものでありながら、
屈曲部は部分的にしか大きくならず、自動車のイ
ンストルメントパネル内部の狭い空間を有効に利
用することが可能となり、他部品の配置の自由度
等を増大させることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の空調用ダクトの斜視
図、第3図は第1図の−線断面図、第4図は
第2図の−線断面図、第5図は空調用ダクト
を有する空調システムの全体斜視図、第6図及び
第7図はこの考案の空調用ダクトの斜視図、第8
図は第6図の−線断面図、第9図は第7図の
−線断面図、第10図、第11図及び第12
図はそれぞれ第1図、第6図及び第7図の空調用
ダクトの通気抵抗及び風速の変化を示す説明図、
第13図は第10図、第11図及び第12図に基
づき各形状の空調用ダクトの通気抵抗の比較を表
わす説明図。 図示の主要な部分を表わす符号の説明、9……
空調用ダクト、13……屈曲部、15……内角
部、17……バイパスダクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インストルメントパネル内に配設され、かつ、
    屈曲部を有する空調用ダクトにおいて、前記屈曲
    部の内角部に前記屈曲部を部分的に短絡して連通
    させるバイパスダクトを設けたことを特徴とする
    空調用ダクト。
JP4583483U 1983-03-31 1983-03-31 空調用ダクト Granted JPS59151717U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4583483U JPS59151717U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 空調用ダクト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4583483U JPS59151717U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 空調用ダクト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59151717U JPS59151717U (ja) 1984-10-11
JPS634643Y2 true JPS634643Y2 (ja) 1988-02-06

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ID=30176377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4583483U Granted JPS59151717U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 空調用ダクト

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4677219B2 (ja) * 2004-10-29 2011-04-27 株式会社イノアックコーポレーション 屈曲ダクト

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Publication number Publication date
JPS59151717U (ja) 1984-10-11

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