JPS60150616A - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ

Info

Publication number
JPS60150616A
JPS60150616A JP772984A JP772984A JPS60150616A JP S60150616 A JPS60150616 A JP S60150616A JP 772984 A JP772984 A JP 772984A JP 772984 A JP772984 A JP 772984A JP S60150616 A JPS60150616 A JP S60150616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
dielectric film
metal foil
winding
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP772984A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH045253B2 (ja
Inventor
純一郎 平塚
久米 信行
吉野 晴美
美行 長岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP772984A priority Critical patent/JPS60150616A/ja
Publication of JPS60150616A publication Critical patent/JPS60150616A/ja
Publication of JPH045253B2 publication Critical patent/JPH045253B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高圧コンデンサに関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、この種のコンデンサの構成は第1図1w52図及
び第3図に示すようなものである゛、第1図に示した誘
電体フィルムlの両面に金属箔、又は蒸着等により形成
された金属PJ2を長さ方向に。
所要の間隔3を保持している。これら金属Mj2は個々
に絶縁された電極として配置し、個々の金属層2は誘電
体フィルムlのもう一方の面に互いに隣り合う2つの金
属M4による電極と一部対向部を形成するように配置し
ている。前記両面に金属層2と電極4とを有する誘電体
フィルムlと誘電体フィルム5とを重ねてロール状にa
回しコンデンサを構成している。
この際、電極の引き出しは、第2図に示すように巻始め
、及び巻終り部分で、前記一部対向部を威す電極の少な
くとも一方に金属箔6を用い、金属箔6表面に、リード
線7及び8を溶接していた。
上記のように構成されたこの種のコ〉′デンサは、誘電
体フィルムlをはさんで配置された各面の金属層2及び
4が、それぞれもう一方の血の隣り合う2つの金属層4
.4ヌは2.2の一部と対向し、第3図に示されたコン
デンサC1、C2、C3・・・・・・Cnが直列に接続
されたものと等価となっている。各コンデンサCI、C
2、C3・・・・・・Cnには、リード線7.8の間に
印加される電圧Vsが分割されたVl、V2、v3・・
・・・・Vnがかかることになるので、その耐圧が高め
られ、理論的には、コンデンサの高耐圧化がはかれる。
しかしながら、−1−記に説明したコンデンサは、電極
引き出しのため、金属箔表面に溶接したリード線7.8
を巻き込んで用いる為、巻取作業性が悪く生産t1が低
いという問題があ っ ブこ 。
又、リード線7.8の巻き込みによって生ずる特性的な
問題として1巻始め及び巻終りのリート線の溶接部分に
近い誘電体フィルムlの耐圧レベルが低ドし、コンデン
サの実際の耐圧は理論的な耐圧より劣ったものとなって
いる。これはすなわち、リード線と誘’r(J、体フィ
ルムを重ねて巻き込む際、、に’ilj体フィルムが受
ける機械的なストレス及び、誘電体フィルムがリード線
と重なった場合、特に巻込み回数が少ないうちはリード
線の線径分だけ誘電体フィルムは弯曲して歪み、この部
分に゛電界か集中することにより耐圧レベルが低下する
為である。この1耐圧レベルの低下を防ぐ方法として、
リード線接続位置に耐圧補償用の誘電体フィルムを挿入
する方法も有るが、生産性が悪い」−に、複数個直列接
続されている他の静電容量とのバランスがくずれるため
一般的でない等の難点がある。
更に、金属箔とリード線の溶接部分はいくらかの抵抗値
を有する為に、高電圧を繰り返し印加した場合には、前
記抵抗により溶接部分が発熱し、:A重体フィルムの熱
劣化が起り耐電圧が低下する危険もあった。その結果、
コンデンサとしての信頼性が低ドするという問題もあっ
た。
発明の目的 本発明は上記のような欠点を解消し高耐圧構造のコンデ
ンサの耐圧の低ドを防ぐとともに、生産性を高め、かつ
、高信頼性のあるコンデンサを提供することを目的とす
る。
発明の構成 上記の【]的を達成する為、本発明のコンデンサは誘電
体フィルムの両面に、長さ方向に個々に絶縁された複数
の金1m居から成る電極を配置し、各電極はそれぞれ対
面側のWいに隣り合う金属層から成る2つの゛電極と眞
ね合うように配置され、この誘電体フィルムと別の誘電
体フィルムとを重ねて巻回し、かつ、巻始めと8終りの
電極には金属箔を用い、巻始めの金属箔の端部が前記誘
電体フ、fルムの端部より外側に配置され、かつ、巻終
りの金属箔を最外周に巻回してコンデンサを構成し、こ
れら2つの金属箔を′電極引き出しとした。
上記のように電極引き出しか金属箔であるので、従来の
ように゛電極引き出し用リート線を巻き込む心安がなく
、コンデンサ素−rの巻取作業か極めて容易である。又
、誘電体フィルムの受ける機械的ストレスも小さく、誘
電体フィルムはコンデンサの巻始めから巻終りに至る全
長に亘って、部分的なら曲による歪みもなく ’itt
界の集中も生じない。又、金属箔からリート線への接続
も確実に行なわれるため、高電圧を繰り返し印加しても
発熱が少なく、フィルムの熱劣化も発生しない等の特徴
がある。
実施例の説明 本発明の実施例を第4図、i5図及び第6図を用いて説
明する。
第4図において、1は/At’tt体フィルムで蒸着し
た金属層2及び、蒸着した金属層4は所要の間隔3を保
って、両面に電極として形成されている。
5は別の誘電体フィルムである。これらの構成は第1図
の従来例と同じである。本発明の特徴とするのは6及び
6′の金属箔を用いた点であり、誘電体フィルムl及び
誘電体フィルム5を巻回してコンデンサを構成する場合
に、Ii5始め及び巻終り部分で対向部9及び対向部1
0を形成する電極の一方として使用される。
金属箔6は、また第5図に示すように、巻始め部分にお
いては、金属箔6の幅方向の端部の一方が誘電体フィル
ムl及び5から、その幅方向の端部より外側にはみ出す
ようにA!置され、同様に金属箔6′は$6図に示すよ
うに、巻終り部分において、コンデンサ素子の最外周部
に何層か巻回されている。そして、巻回されコンデンサ
素子の端部にはみ出した金属箔6と前記最外周に巻回さ
れた金属箔6′の2つの金属箔をコンデンサの電極引き
出しとして利用する。
L記のように、金属箔6と金属箔6′をコンデンサの電
極引き出しとして用いるため、従来例のようにリート線
を金属箔表面に溶接し、これを巻き込む構造に比べ、生
産性が格段に向−1−シた。さらに、従来例に比へ、巻
込み時に誘電体フィルムl及び誘電体フィルム2に生し
る機械的ストレスを低減し、かつ1巻始めと巻終りの一
部で:A屯体フィルトがら曲することもないので、電界
の集中による耐月、劣化の心配もない。又、リード線溶
接部分での発熱による誘電体フィルムの熱劣化も起らな
い。
第7図は本発明の構造のコンデンサAと従来のリード線
を巻き込んで電極の引き出しとしたコンデンサBのy1
圧破壊試験の結果を示すものである。
第8図は本発明のコンデンサAと従来構造のコンデンサ
Bに85℃雰囲気で0−Pが定格の 1.4倍の電圧を
繰り返し印加する試験における残存率(破壊数/試験数
)の時間的な4aS移を示している。
第7図及びff18図においては、それぞれ本発明の電
極引き出し構造によって得られる耐電圧の効果が良いこ
とが実証されている。
尚、」−記実施例は各コンデンサ素子の電極層として蒸
着した金属を用いた場合を示しているが、誘電体フィル
ム−[;に導電層を被着あるいは金属箔で構成すること
もできる。
発明の効果 り記のように本発明コンデンサでは誘電体フィルムの両
面に、長さ方向に([1々に絶縁された複数の電極を配
置し、各電極はそれぞれ対面する互いに隣り合う2つの
電極と重ね合うように配置され、別の誘電体フィルムと
共に重ねて巻回する高耐圧構造とし、さらに巻始めと巻
終りの電極に金属箔を用い、巻始めの金属箔の端部を前
記誘電体フィルムの端部より外側に配置し、かつ巻終り
の金属箔を最外周に巻回して、これら2つの金属箔を電
極引き出しとした。従って、従来の高耐圧構造のコンデ
ンサの欠点であった耐電圧レベルの低下の防止が行える
とともに生産性の向」ニがuf能であり、安価で高信頼
性を右する高耐圧フィルムコンデンサの提供が実現でき
た。
尚、上記の説明では、誘電体フィルム1を1枚だけ配し
た場合を示したが、複数枚重ね合わせて配置することも
でき、この場合は誘電体フィルムの厚み方向の耐圧の向
上と信頼性をさらに向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンデンサの構成を2+(す説明図、第
2図は従来コンデンサの一部を開いた拡大斜視図、第3
図はその等価回路、第4図は本発明のコンデンサの構成
を示す説IJJ図、第5図は本発明のコンデンサの巻回
途中を示す拡大斜視図、第6図はその巻回の終了時を示
す斜視図、第7図は昇圧破壊試験における本発明のコン
デンサと従来のコンデンサの破壊レベルを示すグラフ、
第8図は本発明コンデンサと、従来例における高圧の繰
り返し印加試験による残存率の時間的な推移を示すグラ
フである。 1.5・・・誘電体フィルム 2.4・・・金属層カラ
なるi極 6,6′・・・金属箔 代理人 弁理士 大 島 −公 第5図 第6図 第7図 鮪 藺 (Hr)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. U重体フィルムの両面に、長さ方向に個々に絶縁された
    複数の金属層から成る電極を配置し、各電極はそれぞれ
    対面側の互いに隣り合う金属層から成る2つの電極と重
    ね合うように配置され、この誘電体フィルムと別の、1
    ili体フィルムとを重ねて巻回し、かつ、巻始めと巻
    終りの電極には金属箔を用い、a始めの金属箔の端部が
    前記誘電体フィルムの端部より外側に配置され、かつ、
    巻終りの金属W)を最外周に巻回してコンデンサを構成
    し、これら2つの金属箔を電極引き出しとしたことを特
    徴とするコンデンサ。
JP772984A 1984-01-18 1984-01-18 コンデンサ Granted JPS60150616A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP772984A JPS60150616A (ja) 1984-01-18 1984-01-18 コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP772984A JPS60150616A (ja) 1984-01-18 1984-01-18 コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60150616A true JPS60150616A (ja) 1985-08-08
JPH045253B2 JPH045253B2 (ja) 1992-01-30

Family

ID=11673796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP772984A Granted JPS60150616A (ja) 1984-01-18 1984-01-18 コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60150616A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05190337A (ja) * 1992-01-17 1993-07-30 Murata Mfg Co Ltd フライバックトランス
JP2011243877A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 絶縁部材およびコッククロフト・ウォルトン回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05190337A (ja) * 1992-01-17 1993-07-30 Murata Mfg Co Ltd フライバックトランス
JP2011243877A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 絶縁部材およびコッククロフト・ウォルトン回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH045253B2 (ja) 1992-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0235810A (ja) ノイズフィルタ
JPS60150616A (ja) コンデンサ
JPS60262414A (ja) フイルムコンデンサ
JPS62188306A (ja) 複合フイルムコンデンサ
JP3043140B2 (ja) フィルムコンデンサ
JPH11307385A (ja) 複合フィルムコンデンサ
JPS58191413A (ja) 複合コンデンサ
JPS63268218A (ja) フイルムコンデンサ
JPS60262412A (ja) フイルムコンデンサ
JPH0429541Y2 (ja)
JPS60261124A (ja) フイルムコンデンサ
JPS60258913A (ja) フイルムコンデンサ
JPS5934114Y2 (ja) 積層コンデンサ
JPS6019655B2 (ja) コンデンサ
JPS6011401B2 (ja) 銅箔糸線
JPS593563Y2 (ja) 有極性コンデンサ
JPS6124217A (ja) 金属化フイルムコンデンサ
JPH0526731Y2 (ja)
JPS58182814A (ja) コンデンサ
JPS629616A (ja) 複合コンデンサ
JPS61156720A (ja) 電解コンデンサ素子の製造方法
JPS60260122A (ja) フイルムコンデンサ
JPS5933819A (ja) コンデンサ
JPH0793241B2 (ja) 高圧用コンデンサ
JPS62136012A (ja) フイルムコンデンサ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term