JPS60262412A - フイルムコンデンサ - Google Patents

フイルムコンデンサ

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JPS60262412A
JPS60262412A JP11746984A JP11746984A JPS60262412A JP S60262412 A JPS60262412 A JP S60262412A JP 11746984 A JP11746984 A JP 11746984A JP 11746984 A JP11746984 A JP 11746984A JP S60262412 A JPS60262412 A JP S60262412A
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JP
Japan
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film
dielectric film
capacitor
dielectric
width
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JP11746984A
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JPH0470769B2 (ja
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純一郎 平塚
久米 信行
正博 田中
長岡 実行
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高耐圧用フィルムコンデンサに関するものであ
る。
(従来例の構成とその問題点) フィルムコンデンサはその耐電圧向上のだめ、従来から
コンデンサ素子内部でコンデンサ要素が複数個直列に接
続された回路構成となるような構造とすることが多い。
第1図は、従来の耐圧用フィルムコンデンサの構造を説
明するための断面図を示している。帯状の誘電体フィル
ム1を挾んで、その両面に、長ご方向に沿って互いに電
気的に分離したそれぞれ電極となる複数の金属層2,3
を配列し、さらに誘電体フィルム1を合わせてロール状
に巻き込む。
そして、その巻込中心端と外周端の各金属層よりそれぞ
れリード端子を導出する。
誘電体フィルムlの各面の金属層2,3は互いに隣9合
う金属層2,2または金属層3.3と各一部で重なり合
うように対向させ互いの対向部間に第2図に示すように
それぞれコンデンサ要素自。
C2+C3・・・を構成し、全体としてこれらのコンデ
ンサ要素C1+ C2+ C3・・・が直列に接続され
たと等価のコンデンサを構成する。このような構成ニよ
るフィルムコンデンサは各要素CI+C2+C3・・・
にはリード端子間の電圧が分割された低い電圧VI 、
V2 + V3 ・・・がかかることになるので、その
耐圧は高められ、理論的には高耐圧化がはかれる。
しかし、高耐圧用フィルムコンデンサの誘電体フィルム
のフィルム幅方向に起きる放電の問題がある。
第3図は、従来の高耐圧用フィルムコンデンサの誘電体
フィルムの幅方向の構成を示す断面図である。
同図に示すように、誘電体フィルム10両面に形成され
る金属層2,30両端が、誘電体フィルム1の幅よりせ
まくなるように、誘電体フィルム1の幅方向に両端部に
は適切な絶縁溝部4(以下マージン部という)を設ける
。マージン部4は誘電体フィルム10表面上に沿って、
金属層2,3の両端への方向の表面放電や、金属層2,
3の両端から、コンデンサのリード線やコンデンサ外部
の導電体方向での放電の開始を押える構造となっている
さらに、このような構成による高耐圧用フィルムコンデ
ンサは、絶縁耐力の高い樹脂々とを用いて含浸を行々い
、コンデンサ素子の端部を覆うことが多い。
第4図は、含浸後のコンデンサの断面図である。
コンデンサ素子の端部は含浸により形成された樹脂層5
に完全に覆われ、マージン部にも樹脂が入り込んでいる
。これによって、誘電体フィルム1の層間の空気層6は
樹脂と一部置換されて、せまくなるため、上記の表面放
電や、その他の放電が押えられる。さらにコンデンサ素
子端部に形成された樹脂層は、リード端子を包み込むよ
うになるので、端子強度の向上が期待できる。また、樹
脂層によって電極対向部へ水分が浸入しにくくなるため
、防湿の効果もある。
拳 しかし、実際には、上記の従来の高耐圧用フィルムコン
デンサの構成では、2枚の誘電体フィルムのフィルム幅
が等しく、樹脂のコンデンサ素子端部への流入量が制限
されるため、1回の含浸によって形成される樹脂層の厚
さは薄く、またマージン部への樹脂の流入が不十分なた
め、空気層もできる。その結果、上記の表面放電やその
他の放電を低くすることができない。まだリード線強度
や防湿効果も不十分である。
なお、含浸回数を増せば、コンデンサ素子端部の樹脂層
の厚さが増加するため、リード線強度は高くできるが、
マージン部には樹脂層が形成されない部分が依然残り、
上記のとおりの放電特性や、防湿効果が向上されない欠
点があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、従来例の欠点を解消し、低原価で、信
頼性の高い高耐圧用フィルムコンデンサを提供すること
である。
(発明の構成) 本発明のフィルムコンデンサは、連続した1枚または複
数を重ねてなる誘電体フィルムの両面に、長さ方向に互
いに絶縁された複数の金属層を形成し、一方の誘電体フ
ィルムの金属層が、他方の誘(5) 重体フィルムに形成された互いに隣り合う2つの金属層
と対向するように配置し、誘電体フィルムと重ね合わせ
て巻回し、コンデンサ要素が複数個直列に接続された回
路構成としたコンデンサの少なくとも1枚の誘電体フィ
ルムの幅を、他の誘電体フィルムの幅よシせまくかつ前
記各誘電体フィルムをはさんで対向する金属層の幅より
広くする構造である。
(実施例の説明) 本発明の一実施例を第5図ないし第10図に基づいて説
明する〇 第5図は本発明のフィルムコンデンサの構造を説明する
だめの断面図である。幅の違う2枚の誘電体フィルム7
.8、たとえばポリエステルフィルム2枚にアルミニウ
ムなどの金属を長さ方向にそれぞれ所定の間隔Xを保持
して蒸着等によって形成し電極とする。この電極は一方
の誘電体フィ □ルム7の電極が他方の誘電体フィルム
8に形成されだ互いに隣り合う2つの金属層9と重なり
あって対向するように重ね合わせて長さ方向にロール(
6) 状に巻き込む。そして巻き込み中心端と外周端の各蒸着
金属よりそれぞれリード端子を導出してコンデンサを構
成する。この際2枚の誘電体フィルム7.8のフィルム
幅方向の構成を示したのが第6図であり、幅の広い誘電
体フィルム7idその片面に、フィルムの幅方向の両端
部にマージン部Yを設けて蒸着されており、もう一方の
誘電体フィルム8のフィルム幅は誘電体フィルム7より
2mせまく、かつ電極対向部より広く々るように構成す
る。また誘電体フィルム8のフィルム幅は電極対向部Z
より広く設定されている。
本構造によれば、第7図に示すように誘電体フィルム1
0のフィルム幅が他の誘電体フィルム1の幅と比較して
せまいため、含浸の際、マージン部への樹脂の流入量を
多くすることができ、コンデンサ素子端部には厚い樹脂
層11が1回の含浸によって得られ、また従来例のよう
にマージン部に空気層が残ることもなくなる。
第8図に本発明のフィルムコンデンサのDC昇圧破壊試
験の結果を、誘電体フィルムのフィルム幅が全て等しい
コンデンサに5回の含浸を行なった従来例Aと、同様な
フィルム構成のコンデンサに1回の含浸を行なった従来
例Bと、それぞれ比較して示している。同図から明らか
なように、本発明によるフィルムコンデンサの破壊電圧
が従来品より大幅に向上していることがわかる。
第9図および第10図は、それぞれ耐湿性試験(40℃
、95%、1000時間放置)および、リード線引張強
度試験結果を本発明品と従来品と比較して示している。
同図から明らかなように、本発明によるフィルムコンデ
ンサは従来例AおよびBに比較していずれもすぐれた耐
湿性とリード・線強度を得ている。
なお、本実施例では、誘電体フィルム2枚による構成で
あるが、フづルムとして複数枚重ね合わせて用い、この
重ね合わせられたフィルムの両外面に各電極を配置する
こともでき、これらの誘電 )体フィルムの少なくとも
1枚以上を他の誘電体フィルムよりせまくして用いれば
、以上述べたと同様の効果が得られる。また本実施例で
は、一方の誘電体フィルムのフィルム幅よF)2ran
せまくしているが、前記誘電体フィルムの幅が電極対向
部よシ広ければ、この値に限定するものではない。
また、本実施例では、電極金属層としてアルミニウムな
どの蒸着金属を用いたが、アルミニウム箔などの金属箔
を用いてもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、含浸回数を多くすることなしに信頼性
の高いフィルムコンデンサをうろことができ、作業性が
よく、原価が低くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフづルムコンデンサの要部の分解断面図
、第2図は同等価回路、第3図および第4図は従来のフ
ィルムコンデンサの要部分解断面図、第5図は本発明に
よるフィルムコンデンサの要部の長さ方向の分解断面図
、第6図および第7図は同幅方向の分解断面図、第8図
は本発明およヒ従来ノフィルムコンデンサのDC昇圧破
壊試験結果を示すチャート図、第9図は同耐湿性試験結
果を示すチャート図、第1O図は同リード引張強(9) 度試験結果を示すチャート図である。 1.10・・・誘電体フィルム、2,3.9・・・金属
層、4・・・絶縁溝部、5,11・・・樹脂層、6・・
・空気層、7.8−・・誘電体フィルム。 (10) 第1図 第2図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 (01゜) 件 1 第10図 、+発明品守末品八宜束品B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続した1枚または、複数の誘電体フィルムを重ね合わ
    せ、該誘電体フィルムの両面に、長さ方向に絶縁された
    複数の金属層を形成し、一方の誘電体フィルムの金属層
    が、他方の誘電体フィルムに形成された互いに隣り合う
    2つの金属層と対向するように配置し、前記誘電体フィ
    ルムと重ね合わせて巻回し、コンデンサ要素が複数個直
    列に接続された回路構成としたコンデンサにおいて、少
    なくとも1枚の誘電体フィルムのフィルム幅を、他の誘
    電体フィルムの幅よりせまくかつ前記誘電体フィルムを
    はさんで対向する金属層の幅より広くしたことを特徴と
    するフィルムコンデンサ。
JP11746984A 1984-06-09 1984-06-09 フイルムコンデンサ Granted JPS60262412A (ja)

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JP11746984A JPS60262412A (ja) 1984-06-09 1984-06-09 フイルムコンデンサ

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JP11746984A JPS60262412A (ja) 1984-06-09 1984-06-09 フイルムコンデンサ

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JPS60262412A true JPS60262412A (ja) 1985-12-25
JPH0470769B2 JPH0470769B2 (ja) 1992-11-11

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JPS63142818U (ja) * 1987-03-12 1988-09-20

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