JPH04276611A - フィルムコンデンサ - Google Patents
フィルムコンデンサInfo
- Publication number
- JPH04276611A JPH04276611A JP6260691A JP6260691A JPH04276611A JP H04276611 A JPH04276611 A JP H04276611A JP 6260691 A JP6260691 A JP 6260691A JP 6260691 A JP6260691 A JP 6260691A JP H04276611 A JPH04276611 A JP H04276611A
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- Japan
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- capacitor
- film
- dielectric films
- film capacitor
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- Pending
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高圧用で巻回型のフ
ィルムコンデンサに関する。
ィルムコンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のフィルムコンデンサの従来例を
図5に示す。
図5に示す。
【0003】このフィルムコンデンサは、例えば図6に
示すようなコンデンサ本体8に絶縁樹脂(例えばエポキ
シ樹脂)を含浸させて成る。
示すようなコンデンサ本体8に絶縁樹脂(例えばエポキ
シ樹脂)を含浸させて成る。
【0004】コンデンサ本体8は、図6に示すように、
細長い誘電体フィルム1の一方の主面に、その長手方向
に複数の電極4、4・・・を互いの間に隙間をあけて形
成したものと、同じく細長い誘電体フィルム2の一方の
主面に、その長手方向に複数の電極5、5・・・を互い
の間に隙間をあけて、しかも誘電体フィルム1と重ねた
ときに誘電体フィルム1を挟んで各電極4と互い違いに
対向するように形成したものと、更にこの例では耐電圧
を向上させるための層間用の誘電体フィルム3、3・・
・とを、互いに重ね合わせた状態で長手方向に巻回して
成る。
細長い誘電体フィルム1の一方の主面に、その長手方向
に複数の電極4、4・・・を互いの間に隙間をあけて形
成したものと、同じく細長い誘電体フィルム2の一方の
主面に、その長手方向に複数の電極5、5・・・を互い
の間に隙間をあけて、しかも誘電体フィルム1と重ねた
ときに誘電体フィルム1を挟んで各電極4と互い違いに
対向するように形成したものと、更にこの例では耐電圧
を向上させるための層間用の誘電体フィルム3、3・・
・とを、互いに重ね合わせた状態で長手方向に巻回して
成る。
【0005】また、両端部の電極4または5の部分から
リード線6および7をそれぞれ引き出している。通常は
、巻き芯側に位置するリード線7が高圧側に、外側に位
置するリード線6が低圧側になる。
リード線6および7をそれぞれ引き出している。通常は
、巻き芯側に位置するリード線7が高圧側に、外側に位
置するリード線6が低圧側になる。
【0006】このような構成によれば、各電極4と各電
極5との間に静電容量がそれぞれ形成されるので、等価
回路的には誘電体フィルム1〜3の長手方向に複数の静
電容量が直列接続された構成になり、それによって高圧
用のフィルムコンデンサが得られる。
極5との間に静電容量がそれぞれ形成されるので、等価
回路的には誘電体フィルム1〜3の長手方向に複数の静
電容量が直列接続された構成になり、それによって高圧
用のフィルムコンデンサが得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記フィル
ムコンデンサは、その端面において、巻き芯部に位置す
る高圧側の電極4または5と、低圧側のリード線6との
間で放電が発生しやすく、そのため高圧用コンデンサと
して耐電圧が十分ではなかった。
ムコンデンサは、その端面において、巻き芯部に位置す
る高圧側の電極4または5と、低圧側のリード線6との
間で放電が発生しやすく、そのため高圧用コンデンサと
して耐電圧が十分ではなかった。
【0008】ちなみに、この放電を抑えて耐電圧を向上
させるために、従来より、コンデンサの端面に絶縁樹脂
を厚くのせることや、誘電体フィルム1〜3の長手方向
の辺と電極4、5との間の距離を大とすること等により
、端面での絶縁を大とすることが行われているが、いず
れもコンデンサが大型化するという問題がある。
させるために、従来より、コンデンサの端面に絶縁樹脂
を厚くのせることや、誘電体フィルム1〜3の長手方向
の辺と電極4、5との間の距離を大とすること等により
、端面での絶縁を大とすることが行われているが、いず
れもコンデンサが大型化するという問題がある。
【0009】そこでこの発明は、小型で耐電圧の高いフ
ィルムコンデンサを実現することを主たる目的とする。
ィルムコンデンサを実現することを主たる目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、この発明のフィルムコンデンサは、前述したようなコ
ンデンサ本体を構成する誘電体フィルムの内の少なくと
も1枚の幅を他の誘電体フィルムの幅と異ならせたこと
を特徴とする。
、この発明のフィルムコンデンサは、前述したようなコ
ンデンサ本体を構成する誘電体フィルムの内の少なくと
も1枚の幅を他の誘電体フィルムの幅と異ならせたこと
を特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成によれば、コンデンサ本体の端面での
フィルム密度が疎になるので、そこに含浸樹脂が保持さ
れやすくなり、これにより端面の絶縁性が向上し、コン
デンサの耐電圧が向上する。
フィルム密度が疎になるので、そこに含浸樹脂が保持さ
れやすくなり、これにより端面の絶縁性が向上し、コン
デンサの耐電圧が向上する。
【0012】
【実施例】図1および図2は、それぞれ、この発明の一
実施例に係るフィルムコンデンサを構成するコンデンサ
本体の分解斜視図であり、図6のA−A方向に見たもの
に相当する(図3も同様)。図5および図6の例と同一
または相当する部分には同一符号を付し、以下において
は従来例との相違点を主に説明する。
実施例に係るフィルムコンデンサを構成するコンデンサ
本体の分解斜視図であり、図6のA−A方向に見たもの
に相当する(図3も同様)。図5および図6の例と同一
または相当する部分には同一符号を付し、以下において
は従来例との相違点を主に説明する。
【0013】図3は従来例を示しており、コンデンサ本
体を構成する誘電体フィルム1〜3は全て同じ幅である
が、図1の実施例では、コンデンサ本体を構成する6枚
の誘電体フィルム1〜3の内の4枚(即ち図1中の一番
上の誘電体フィルム3、誘電体フィルム1、その下に誘
電体フィルム3および誘電体フィルム2)の幅を、他の
誘電体フィルム3の幅と異ならせている(具体的には小
さくしている)。
体を構成する誘電体フィルム1〜3は全て同じ幅である
が、図1の実施例では、コンデンサ本体を構成する6枚
の誘電体フィルム1〜3の内の4枚(即ち図1中の一番
上の誘電体フィルム3、誘電体フィルム1、その下に誘
電体フィルム3および誘電体フィルム2)の幅を、他の
誘電体フィルム3の幅と異ならせている(具体的には小
さくしている)。
【0014】また、図2の実施例では、コンデンサ本体
を構成する6枚の誘電体フィルム1〜3の内の5枚(即
ち図2中の下から2枚目の誘電体フィルム3を除く全て
)の幅を、他の誘電体フィルム3の幅と異ならせている
(具体的には小さくしている)。
を構成する6枚の誘電体フィルム1〜3の内の5枚(即
ち図2中の下から2枚目の誘電体フィルム3を除く全て
)の幅を、他の誘電体フィルム3の幅と異ならせている
(具体的には小さくしている)。
【0015】これらの実施例のようにすると、コンデン
サ本体の端面で誘電体フィルム1〜3が段違いになって
その密度が疎になるので、通常の樹脂含浸を行うだけで
、十分な量の絶縁樹脂を端面に保持させることができ、
これにより端面の絶縁性が向上し、コンデンサの耐電圧
が向上する。
サ本体の端面で誘電体フィルム1〜3が段違いになって
その密度が疎になるので、通常の樹脂含浸を行うだけで
、十分な量の絶縁樹脂を端面に保持させることができ、
これにより端面の絶縁性が向上し、コンデンサの耐電圧
が向上する。
【0016】例えば、図1ないし図3の構成のコンデン
サ本体にエポキシ樹脂を含浸させたフィルムコンデンサ
の耐電圧試験結果を、図4に、それぞれ実施例1、実施
例2および従来例として示す。実施例1および2の破壊
電圧値は、いずれも従来例のものを大きく上回っており
、耐電圧の大幅な向上が図られていることが分かる。
サ本体にエポキシ樹脂を含浸させたフィルムコンデンサ
の耐電圧試験結果を、図4に、それぞれ実施例1、実施
例2および従来例として示す。実施例1および2の破壊
電圧値は、いずれも従来例のものを大きく上回っており
、耐電圧の大幅な向上が図られていることが分かる。
【0017】しかも、上記実施例のようにすると、端面
に樹脂を厚くのせたり、誘電体フィルム1〜3の長手方
向の辺と電極4、5との間の距離を大きくしたりする必
要がないので、当該フィルムコンデンサの小型化を図る
ことができる。また、端面に特別な処理を施す必要がな
いので、製造工程が簡易となり、コスト的にも安くでき
る。
に樹脂を厚くのせたり、誘電体フィルム1〜3の長手方
向の辺と電極4、5との間の距離を大きくしたりする必
要がないので、当該フィルムコンデンサの小型化を図る
ことができる。また、端面に特別な処理を施す必要がな
いので、製造工程が簡易となり、コスト的にも安くでき
る。
【0018】なお、上記のような層間用の誘電体フィル
ム3を設けるか否か、設ける場合の数および場所は任意
である。
ム3を設けるか否か、設ける場合の数および場所は任意
である。
【0019】また、コンデンサ本体を構成する誘電体フ
ィルムの内の何枚の幅を変えるかも、1枚以上で任意で
ある。
ィルムの内の何枚の幅を変えるかも、1枚以上で任意で
ある。
【0020】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、小型で
耐電圧の高いフィルムコンデンサを実現することができ
、しかも端面に特別な処理を施す必要がないのでコスト
的にも安くできる。
耐電圧の高いフィルムコンデンサを実現することができ
、しかも端面に特別な処理を施す必要がないのでコスト
的にも安くできる。
【図1】 この発明の一実施例に係るフィルムコンデ
ンサを構成するコンデンサ本体の分解斜視図である。
ンサを構成するコンデンサ本体の分解斜視図である。
【図2】 この発明の他の実施例に係るフィルムコン
デンサを構成するコンデンサ本体の分解斜視図である。
デンサを構成するコンデンサ本体の分解斜視図である。
【図3】 従来のフィルムコンデンサを構成するコン
デンサ本体の分解斜視図である。
デンサ本体の分解斜視図である。
【図4】 耐電圧試験の結果の一例を示す図である。
【図5】 従来のフィルムコンデンサの一例を示す斜
視図である。
視図である。
【図6】 フィルムコンデンサを構成するコンデンサ
本体の展開図である。
本体の展開図である。
1〜3 誘電体フィルム
4,5 電極
8 コンデンサ本体
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも2枚の細長い誘電体フィル
ムを有し、その内の少なくとも1枚を挟んで複数の電極
を同フィルムの長手方向に互い違いに対向させた状態で
それらを長手方向に巻回したコンデンサ本体に絶縁樹脂
を含浸させて成るフィルムコンデンサにおいて、前記コ
ンデンサ本体を構成する誘電体フィルムの内の少なくと
も1枚の幅を他の誘電体フィルムの幅と異ならせたこと
を特徴とするフィルムコンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6260691A JPH04276611A (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | フィルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6260691A JPH04276611A (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | フィルムコンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04276611A true JPH04276611A (ja) | 1992-10-01 |
Family
ID=13205150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6260691A Pending JPH04276611A (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | フィルムコンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04276611A (ja) |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP6260691A patent/JPH04276611A/ja active Pending
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