JPS6019655B2 - コンデンサ - Google Patents
コンデンサInfo
- Publication number
- JPS6019655B2 JPS6019655B2 JP53004605A JP460578A JPS6019655B2 JP S6019655 B2 JPS6019655 B2 JP S6019655B2 JP 53004605 A JP53004605 A JP 53004605A JP 460578 A JP460578 A JP 460578A JP S6019655 B2 JPS6019655 B2 JP S6019655B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- capacitor elements
- winding
- potential
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は複数個の反物状のコンデンサ素子を直列接続
してなるコンデンサにおいて、前記コンデンサ素子相互
間の接続時間を短縮するとともに、残留ィンダクタンス
を減少したものである。
してなるコンデンサにおいて、前記コンデンサ素子相互
間の接続時間を短縮するとともに、残留ィンダクタンス
を減少したものである。
従来たとえば電力線搬送、コンデンサ形計器用変圧器な
どに利用される結合コンデンサにあっては、複数個の反
物状のコンデンサ素子を絶縁油、絶縁ガスなどの絶縁媒
体が充填された碍管などの絶縁物からなる容器内に順次
積み重ねて収納するとともに、前記各コンデンサ素子相
互間の接続に際しては、各コンデンサ素子の巻回途中で
挿入したりード線をもって直列接続して構成している。
ところが、この構成によればコンデンサ素子巻回時の途
中において機械を一且停止せしめてリード線を挿入しな
ければならないとともに、各コンデンサ素子相互間の接
続は、前記リード線をもって個々に行なわなければなら
ないことから、その作業性がきわめて悪い外、この種コ
ンデンサを低インダクタンスとすることが困難であった
。この発明は上述の事柄に鑑み、反物状のコンデンサ素
子を順次積み重ねれば、コンデンサ素子相互間の接続が
行なえるようにするとともに、各コンデンサ素子内部の
断面において同一電位にある近接電極箔に流れる電流の
向きを互に反対となるようにして、この種コンデンサの
インダクタンスを小さくしたものである。以下この発明
の一実施例を示す第１図〜第６図に基づいて説明すると
、１は反物状のコンデンサ素子で、このコンデンサ素子
１は異なる電位に謀電される電極箔２−３，２′−３′
を複数対備え、これら電極箔２−３，２′−３′を薄葉
誘電体層４，５，４′，５′を介して交互に重ね、その
巻始め端部において（第１図、第４図参照）、同一電位
となる前記電極箔２と２′および３と３′同志をそれぞ
れ短絡片６および７をもって電気的に接続して巻回し、
その巻終り端部において（第３図、第４図参照）、その
外周の一方の面に一方の電位となる電極箔２′を、また
他方の面に他方の電位となる電極箔３′をそれぞれ露出
するように形成されている。
どに利用される結合コンデンサにあっては、複数個の反
物状のコンデンサ素子を絶縁油、絶縁ガスなどの絶縁媒
体が充填された碍管などの絶縁物からなる容器内に順次
積み重ねて収納するとともに、前記各コンデンサ素子相
互間の接続に際しては、各コンデンサ素子の巻回途中で
挿入したりード線をもって直列接続して構成している。
ところが、この構成によればコンデンサ素子巻回時の途
中において機械を一且停止せしめてリード線を挿入しな
ければならないとともに、各コンデンサ素子相互間の接
続は、前記リード線をもって個々に行なわなければなら
ないことから、その作業性がきわめて悪い外、この種コ
ンデンサを低インダクタンスとすることが困難であった
。この発明は上述の事柄に鑑み、反物状のコンデンサ素
子を順次積み重ねれば、コンデンサ素子相互間の接続が
行なえるようにするとともに、各コンデンサ素子内部の
断面において同一電位にある近接電極箔に流れる電流の
向きを互に反対となるようにして、この種コンデンサの
インダクタンスを小さくしたものである。以下この発明
の一実施例を示す第１図〜第６図に基づいて説明すると
、１は反物状のコンデンサ素子で、このコンデンサ素子
１は異なる電位に謀電される電極箔２−３，２′−３′
を複数対備え、これら電極箔２−３，２′−３′を薄葉
誘電体層４，５，４′，５′を介して交互に重ね、その
巻始め端部において（第１図、第４図参照）、同一電位
となる前記電極箔２と２′および３と３′同志をそれぞ
れ短絡片６および７をもって電気的に接続して巻回し、
その巻終り端部において（第３図、第４図参照）、その
外周の一方の面に一方の電位となる電極箔２′を、また
他方の面に他方の電位となる電極箔３′をそれぞれ露出
するように形成されている。
このように形成されたコンデンサ素子１はたとえば第５
図に示す如く、絶縁油や絶縁ガスなどの絶縁媒体が充填
された碍管や樹脂製容器などの絶縁物からなる容器８内
に順次積み重ねて相互に直列接続して構成されている。
このコンデンサ素子１の積み重ねに際し、コンデンサ素
子１−１相互間の接触抵抗が集合時の圧力などから懸念
されるときは、コンデンサ素子１−１相互間に金属箔や
金網９などの導電性物質を介在させると接触抵抗が４・
さくなり好都合である。
図に示す如く、絶縁油や絶縁ガスなどの絶縁媒体が充填
された碍管や樹脂製容器などの絶縁物からなる容器８内
に順次積み重ねて相互に直列接続して構成されている。
このコンデンサ素子１の積み重ねに際し、コンデンサ素
子１−１相互間の接触抵抗が集合時の圧力などから懸念
されるときは、コンデンサ素子１−１相互間に金属箔や
金網９などの導電性物質を介在させると接触抵抗が４・
さくなり好都合である。
以上の構成によるときは、反物状のコンデンサ素子１の
外周の一方の面に一方の電位となる電極箔２′が、また
他方の面に他方の電位となる電極箔３′がそれぞれ絶縁
されて露出しているので、各コンデンサ素子１を順次積
み重ねて上下方向に加圧するだけで、各コンデンサ素子
１−１相互間を直列接続することができる外、コンデン
サ素子１内部の断面において、同一電位にある近接電極
箔２と２′，３と３′に流れる電流の向きが第４図に矢
印で示す如く互に反対となるので、自己電極によってフ
ラツクスを打消し合い、自己インダクタンスをきわめて
小さくすることができる。
外周の一方の面に一方の電位となる電極箔２′が、また
他方の面に他方の電位となる電極箔３′がそれぞれ絶縁
されて露出しているので、各コンデンサ素子１を順次積
み重ねて上下方向に加圧するだけで、各コンデンサ素子
１−１相互間を直列接続することができる外、コンデン
サ素子１内部の断面において、同一電位にある近接電極
箔２と２′，３と３′に流れる電流の向きが第４図に矢
印で示す如く互に反対となるので、自己電極によってフ
ラツクスを打消し合い、自己インダクタンスをきわめて
小さくすることができる。
以上詳述の通り、この発明によれば各コンデンサ素子相
互間の結線作業が不要となるとともに、謀鎌吉線をなく
すことができる外、この種コンデンサの低インダクタン
ス化が図れる。しかも巻回作業時間は異なる電位に譲軍
される電極箔を複数対一括して巻回しているので、きわ
めて短縮することができ、たとえば図示の如く４枚の電
極箔（２対）とした場合には従来の約１／２の時間に短
縮できる。
互間の結線作業が不要となるとともに、謀鎌吉線をなく
すことができる外、この種コンデンサの低インダクタン
ス化が図れる。しかも巻回作業時間は異なる電位に譲軍
される電極箔を複数対一括して巻回しているので、きわ
めて短縮することができ、たとえば図示の如く４枚の電
極箔（２対）とした場合には従来の約１／２の時間に短
縮できる。
第１図〜第６図はこの発明の−実施例を示す図で、第１
図は反物状のコンデンサ素子の電極箔の巻始め端部を示
す略図、第２図は反物状のコンデンサ素子を示す斜視図
、第３図イは反物状のコンデンサ素子を示す正面図、口
はイの底面図、第４図は反物状のコンデンサ素子の電極
箔の巻回状態を示す略図、第５図はコンデンサを一部切
断して示す一部断面正面図、第６図は導電怪物質である
金網を示す斜視図である。 １……反物状のコンデンサ素子、２，２′，３，３′・
・・・・・電極箔、４，４′，５，５′・・・・・・薄
葉誘電体層、６，７・・・・・・短絡片、８・・・・・
・容器、９・・・・・・導電怪物質（金網）。 汁１図 オ２図 匁３図 バ４図 次よ図 匁５函
図は反物状のコンデンサ素子の電極箔の巻始め端部を示
す略図、第２図は反物状のコンデンサ素子を示す斜視図
、第３図イは反物状のコンデンサ素子を示す正面図、口
はイの底面図、第４図は反物状のコンデンサ素子の電極
箔の巻回状態を示す略図、第５図はコンデンサを一部切
断して示す一部断面正面図、第６図は導電怪物質である
金網を示す斜視図である。 １……反物状のコンデンサ素子、２，２′，３，３′・
・・・・・電極箔、４，４′，５，５′・・・・・・薄
葉誘電体層、６，７・・・・・・短絡片、８・・・・・
・容器、９・・・・・・導電怪物質（金網）。 汁１図 オ２図 匁３図 バ４図 次よ図 匁５函
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 異なる電位に課電される電極箔を複数対備え、これ
ら電極箔を薄葉誘電層を介して交互に重ね、その巻始め
端部において同一電位となる前記電極箔同志をそれぞれ
電気的に接続して巻回し、その巻終り端部の外周の一方
の面に一方の電位となる電極箔を、また他方の面に他方
の電位となる電極箔をそれぞれ露出せしめてなる反物状
のコンデンサ素子を、複数枚積み重ねたことを特徴とす
るコンデンサ。 ２ 反物状のコンデンサ素子を絶縁媒体が充填された絶
縁物からなる容器内に順次積み重ねて収納した特許請求
の範囲第１項記載のコンデンサ。 ３ 反物状のコンデンサ素子相互間に導電性物質を介在
してなる特許請求の範囲第１項または第２項記載のコン
デンサ。 ４ 導電性物質が金網である特許請求の範囲第３項記載
のコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53004605A JPS6019655B2 (ja) | 1978-01-18 | 1978-01-18 | コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53004605A JPS6019655B2 (ja) | 1978-01-18 | 1978-01-18 | コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5497769A JPS5497769A (en) | 1979-08-02 |
| JPS6019655B2 true JPS6019655B2 (ja) | 1985-05-17 |
Family
ID=11588663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53004605A Expired JPS6019655B2 (ja) | 1978-01-18 | 1978-01-18 | コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019655B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0581470U (ja) * | 1992-04-07 | 1993-11-05 | 富士通テン株式会社 | ドアの解錠装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58164223U (ja) * | 1982-04-27 | 1983-11-01 | 松下電器産業株式会社 | コンデンサ |
-
1978
- 1978-01-18 JP JP53004605A patent/JPS6019655B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0581470U (ja) * | 1992-04-07 | 1993-11-05 | 富士通テン株式会社 | ドアの解錠装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5497769A (en) | 1979-08-02 |
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