JPS60147478A - 自己浄化被覆体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は１例えば、被調理物を加熱調理する加熱調理装
置におけるオーブン枠体の表面に形成される自己浄化被
核体に関する。

〔発明の技術的背景〕

一般に、加熱ｐｌ理装置におけるオープンを形成するオ
ーブン枠体の内壁は、加熱調理時、被調理物から発生す
る油脂性物質のミストやガスなどによる飛沫や微粒子に
よって汚染され易く、シかも。

上記内壁は、加熱や高温雰囲気との直接接触によって凝
固し、食品衛生上、不具合がある。

又一方、上記内壁に付着した汚巻物は、洗剤や薬品を使
用しても、手数を要し、こｎらの汚染物を有効適切に清
掃することが困難であるため、上記被調理物から発生す
る油脂性物質を酸化分解する自己浄化被核体瀘轡案され
ている。

−に、これらの自己浄化被覆体は、加熱調理装置のオー
ブンに使用するため、通常の触媒作用の他に油脂物質の
分解能力が良好でアシ、シかも、各棟の油脂性物質やガ
スに対して、被毒作用がなく、さらに、長期に亘って安
定した自己浄化作用を有し、人体に対して無害であるこ
とが望まれている。

他方、既に提案されているこの称の加熱ｉＭｌ理装置は
、第７図及び第２図に示されるように、箱形をなすケー
ス本体ｌ内にオーブンコ及び機械室３を区分して形成す
るオーブン枠体ｌ／−を設け、このオーブン枠体弘の天
板≠ａに励振口ｊを穿設し、この励振口！の直上に導波
管６を添設し、との導波管基の一端部にマグネトロン７
を付設し、上記オーブンλ内に被調理物ｌを載置する棚
板りを挿脱自在に設けると共に、この棚板２の上・下に
位置する上記オーブン枠体≠に一対のヒータ／（ｌｅａ
。

／（７ｂを水平にして鰻けたものでおる。

敵上記オーブン枠体グは、第一図に拡大して示されるよ
うに、自己浄化被覆体を構成しており、この自己浄化−
触媒は、基板としてのアルミメッキ鋼板／／の一側面（
内壁面）に高純度の活性アルミナ担体に周期律表、第Ｖ
周期の遷移金属の酸化布したものである。

従って、上述した自己浄化−触媒をオーブン枠体μとし
て使用したとき、オープンの加熱調理時。

被Ｉｌ！理物ｊから発生する油脂性物質や水蒸気等によ
る一油脂性ミストが付着しても、上記オーブンコの輻射
熱と酸化分解されて自己浄化されるようになっている。

〔背景技術の問題点〕

しかしながら、上述した自己浄化被機体は、オーシン内
の湿った雰囲気のミストが触ｎて露結すると、基板とし
てのアルミメッキ鋼板が腐蝕するおそれがめる。即ち、
湿度の多い雰囲気中の油脂性物質に含まれる塩分やアル
カリは、自己浄化被覆体の亀裂からアルミメッキ鋼板に
浸透し、て、これを腐蝕し、経時的に自己浄化機能を失
い、オーブン枠体μ全体を腐蝕して白さび金生じ、食品
衛生上不具合管生じる。

〔発明の目的〕

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもの　７であ
って、アルミメッキ鋼板による基板に、３号水ガラス金
塗布乾燥して第１被榎層を形成し、この第１被覆層に遷
移金属の酸化物を担持した酸化触媒とバインダとを添加
して生成した塗料を塗布焼成して第２′：Ｆｔｌ覆層を
形成して、油脂性物質が上記３号水ガラスによる第１被
覆層を浸透して、基板としてのアルミメッキ鋼板を腐蝕
するのを防止し、長期に亘って耐蝕性を保持すると共に
、併せて、自己浄化機能を長期間低減しないようにした
ことを目的とする自己浄化被覆体を提供するものである
。

〔発明の概要〕

本発明は、アルミメッキ鋼板に３号水ガラスを塗布乾燥
して第１被覆層を形成し、マンガン、コバルト、ニッケ
ル、クロム、銅又は鉄の少くなくとも一種の金属酸化物
を高純度の活性アルミナ担体に担持させた自己浄化−触
媒と酸性りん酸アルミニウムを基体とし、これにマンガ
ン酸化物、鉄酸化物、フェライト、シリカ、活性アルミ
ナ等より選ばれた少くなくともノつの硬化剤とするノ々
インダとを添加して生成した栖料會、上記第１被榎層に
塗布焼成して第コ被覆層を形成したものでめる０ 〔発明の実施例〕 以下、本発明を図示の一実施例について説明する。

なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材には、
同じ符号を付して説明する。

第３図において、゛符号ダは、加熱評理装置のオーブン
、２を形成するオーブン枠体でおって、このオーブン枠
体ダは、基板としてのアルミメッキ鋼板ｌｌに３号水ガ
ラスを塗布乾燥して形成した第１被椀層１３及び自己浄
化型触媒にバイーンダ添加して生成した塗料を塗布焼成
して第λ被憶層／４’を形成したものである。

即ち、上記第１被後層１３は、上記アルミメッキ鋼板ｔ
ｉに３号水ガラス（けい酸ナトリウム）を約３０−１０
０μｍ程度の厚さにスプレーで塗布し、これを約５０〜
６０℃程度の温度で約数十分に亘って加熱乾燥して形成
し、たものである。

又、上記第２被覆層／４’は、−ｆ／ガン、コバルト。

ニッケル、クロム、銅、又は鉄等よシ選はれた少くなく
とも一種の金属酸化物を高純度の活性アＡミナ担体に担
持させた自己浄化型触媒に酸性ＤＡ酸アルミニウムを基
体とし、これにマンガン酸イ１物、鉄酸化物、フェライ
ト、シリカ、活性アルミナ等よシ選はれた少くとも／）
を硬化剤とするノ・インタを添加した塗料を上記第１被
ｅ層１３の上…に、約／ｊＯ〜、２００μｍ程度の厚さ
にスプレーで塗布し、しかる後、約７３３０−ダ００”
（：、程度の湿層。

約３０−ｕ分程度の時間に亘って加熱焼成して形がした
ものである。

特に、本発明は、アルミメッキ鋼物／ｌに３号水力ラス
による塗膜Ｎ１に形成するため、自己浄化機能媒が直接
にアルミメッキ鋼板／ｌに触れるおそれ―なくなシ、こ
れに起因して酸化されるおそれは力くなシ、耐蝕性が向
上し、長期に亘って自己浄化機能を保持し得るようにな
っている。

なお、上記アルミメッキ鋼板ｌ／に塗布される卯ｌ被昏
層１３と第λ被覆層／４’は、下記の表／で示される。

表１ □ ？　次に、本発明において、塩水Ｉ！Ｊｉ霧試験の結果
は。

下記の表２のように示される。

なお、塩水噴霧試験の条件として、塩水・・・ｊ％温度
・・・３５℃、時間・・・、３００　Ｂとし、耐湿試験
９６チＲＨ。

ｊ　３０℃の場合である。

表− 〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、アルミメッキ鋼板／
／に３号水ガラスを塗布乾燥して第１被榎Ｍ／３ｔＹ４
し、マンガン、コバルト、ニッケル、クロム、銅又は鉄
の少くなくとも一種の金属酸化物を高純度の活性アルミ
ナ担体に担持させた自己浄化型触媒と酸性シん酸アルミ
ニウム金基体とし、これにマンガン酸化物、鉄酸化物、
フェライト、シリカ、活性アルミナ等よシ選はれた少く
なくとも／りの硬化剤とするノ９インダとを添加して生
成した塗料を上記第７被ａＲ７４７，３に塗布焼成して
第２被覆層／４１”ｉ形成しであるので、オーブン枠体
として使用したとき、長期に亘って自己浄化機能を発揮
できるばかりでなく、油脂性物質の浸透腐蝕を防止する
と共に、白さびを生じにく＼なり、食品衛生上、常に清
瀬を保って加熱調理することができる咎の優れた効果を
有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図状、既に提案されている自己浄化被神体を使用し
た加熱調理装置の断面図、第一図は、第１図中の鎖円Ａ
部の拡大断面図、第３図は、本発明による自己浄化機能
体の断面図でおる。 ダ・・・オーブン枠体、／ｌ・・・アルミメッキ鋼板、
ｉ３・・・第１被覆層、ｌ弘・・・第コ被扱層。 出願人代理人　猪　股　清

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アルミメッキ銅板に３号水ガラスを塗布乾燥して、第１
   被覆層を形成し、マンガン、コバルト、ニッケル、クロ
   ム、銅又は鉄の少くなくとも一柚の、、金属酸化物を高
   純度の活性アルミナ担体に相持させた自、己浄化型触媒
   と酸性シん酸アルミニウム全基体とし、これにマンガン
   酸化物、鉄酸化物、フェライト、シリカ、活性アルミナ
   等よ９選はれた少くとも７つの硬化側とするバインダと
   ｋｍ加して生成した塗料を上記第１被株層に塗布焼成し
   て第λ被稗層を形成したことを特徴とする自己浄化被覆
   体。