JPS5852699B2 - セルフクリ−ニングキノウオモツブザイノセイゾウホウ - Google Patents

セルフクリ−ニングキノウオモツブザイノセイゾウホウ

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JPS5852699B2
JPS5852699B2 JP8817375A JP8817375A JPS5852699B2 JP S5852699 B2 JPS5852699 B2 JP S5852699B2 JP 8817375 A JP8817375 A JP 8817375A JP 8817375 A JP8817375 A JP 8817375A JP S5852699 B2 JPS5852699 B2 JP S5852699B2
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etching
catalyst
film
metal
aluminum
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JP8817375A
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敦 西野
和則 曾根高
正樹 池田
邦夫 木村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は調理器の庫内壁面等を権威する構成材として好
適なセルフクリーニング機能をもつ部材の製造法に関し
、さらに詳細に述べるならば、下地である皮膜形成金属
の表面を電気化学的にエツチングして多孔質化させ、つ
いでその表面を電気化学的に陽極酸化皮膜を形成させた
後その陽極酸化皮膜表面上に酸化物触媒を形成させて得
られる部材を調理器具の庫内壁面に使用し、長時間にわ
たり調理器具の庫内壁面を常にきれいに保存することを
目的とするものである。
現在市販の調理器具、例えばオーブン、グリルなどは油
性の食品を調理した場合、調理物から発散する油、油煙
等が庫内壁面に飛散付着し、油類は次第に酸化し、ター
ル状あるいは炭化物に変化し、汚れとなる。
これらの汚れは調理が重なるにつれ次第に除去困難とな
る欠点を有している。
この解決策として、自己浄化作用(セルフクリーニング
)を主体としたクリーニング方法が種々検討されてきた
これら従来検討されてきた方法を分類すると、(1)、
燃焼式、(2)、触媒式、(3)、連続式に大別される
これら従来方法を要約すると、(1)の燃焼式は調理器
の庫内湿度を調理終了後に一定時間450〜550℃の
温度に加熱して調理時に生成した油性の汚れを熱分解し
て完全に除去する方法である。
この方法は調理後に450〜550℃の高温で時間加熱
しなければならない欠点を有し、また加熱にあたり多量
にエネルギーを要するだけでなく、調理器具内に優れた
耐熱材を多量に必要とし、また庫内の湿度制御、器具の
安全等に特別の留意をはられねばならない欠点を有する
捷た(2)の触媒式は庫壁の表面を多孔質エナメル材で
仕上げ、その表面に触媒体を分散付着させる方法で、こ
の方法はセルフクリーニング温度が250℃〜300℃
に低下できる長所を有するが、反面、完全に汚れが除去
できないとか、庫内壁面の金属が触媒体のため腐蝕した
り、触媒表面積が少ないため洗浄により触媒体が脱落し
て触媒能が低下したりする等の欠点を有する。
筐た(3)の連続式は上記(1) 、 (2)の方法の
改良として考案されたもので、庫壁の素地金属の表面に
先ず、ホーロー質の下塗如仕上げを施こし、その後ホー
ローのフリット質中に触媒組成を添加混合した触媒フリ
ットをホーローの下塗りの上に吹付けし、下地ホーロー
の焼付は温度より低い温度で多孔質上に仕上げる方法で
ある。
この方法は触媒フリットを一度塗りするものと、次第に
触媒組成を増加させ二度塗如するものとが考案されてい
る。
この第3の方法は確かに上記の(1) 、 (2)の方
法より改良されているが、450℃以上の温度で2〜3
回焼成ないしは熱処理をしなければならないので極めて
コスト高になったり、熱変形による不良率の増加や工程
の安定化に問題を有する他、触媒の実表面積がなお少な
く、油性の調理を連続的に行なうと触媒能が急激に低下
し、実用性の面でなお問題が残されていた。
本発明は上記(1) 、 (2) 、 (3)の従来法
を改良するために特に(a)低温での庫内浄化、(b)
庫内壁面の表面積の増加、(c)庫内壁面の下地金属の
腐蝕防止等に特に留意し、上記(2)の触媒式を改良し
た方法である。
前述した従来の触媒式は第1図の如く、下地金属1の上
に直接触媒体2を付着させる方法であった。
この方法は簡単に製造できるが、触媒体が使用中に脱落
したり、触媒体と下地金属とが高温時に熱電池を形成し
て腐蝕した幻して問題であった。
筐た第2図は、下地金属1の表面に通常の表面処理を施
した後に多孔質のフリット材を焼付けて多孔質セラミッ
ク3を形成させ、この多孔質セラミック3の上に触媒体
2を直接付着させるか、触媒体に無機系高温バインダー
を添加して触媒体を付着させていた。
この方法はセラミックの多孔質体を焼付けるコストが高
く、また多孔質体を焼付けるため、どうしても触媒表面
が少なくなることはのがれられず、一方多孔度を増加さ
せるとセラミック質の付着強度が得られなくなって問題
点が少なくない。
そこで本発明では下地の金属材料として、アルミニウム
、チタン、タンタル、ハフニウム等のバルブメタルの単
体あるいはこれら金属の合金を選択した。
そしてこれら金属を電気化学的に常温以上の高温で、短
時間エツチング処理を行なう。
例えば下地金属に厚さ1間のアルミニウムを用い、95
℃の温度でNaCe 15 wt%、Na25o420
wt%残部水からなるエツチング溶液を用い、30A/
ddの電流密度で8〜lO分間電解エツチングを行なう
と、第3図のように極めて多孔度が高く、連続気孔の多
孔質アルミニウム下地が得られる。
このアルミニウムの下地の多孔質の程度を表現するため
に、エツチングを行なう前の金属の表面積を1として、
その表面積が2倍になれば、エツチング率2倍と呼ぶこ
とにする。
このエツチング率の測定には、もとの金属の表面積を皮
膜形成可能な電解液中で30Vの皮膜を形成させ、その
皮膜の有する容量なC3として、アルミニウム下地金属
を電気化学的にエツチングした後に、同様に30Vの化
成皮膜を形成させ、この皮膜の有2 する容量C2を測定し、容量差−をもってエラ1 チング比率と表現する。
このように電気化学的にエツチングを高温で短時間に行
なうとアルミニウム下地金属の表面はそれ程おかされな
いで、金属の中心部に向って深い溝を形成し、虫喰い状
に第3図の如く多孔質体となる。
ところが、単に化学薬品でエツチングを行なうと第4図
の如く、下地金属の表面−はエツチング液で浸喰され、
また前記のエツチング率を改善することも困難で、エツ
チング率を上げようとすると下地金属はかなり浸喰され
ることになる。
尚もとの金属表面を破線で示した。
したがって電気化学的にエツチングすることは下地金属
の表面をできるだけ残しながら多孔度を上げることがで
きるので、極めて優れている。
次に本発明はこの電気化学的にエツチングを行なった表
面に電気化学的に陽極酸化皮膜を形成させる。
陽極酸化皮膜は下地金属の純度と陽極酸化を行なう電解
液の電解質組成と濃度の選択により酸化皮膜の緻密度と
厚みを任意に選定できる。
例えばアルばニウムの場合にはIV当り10〜16A/
Vで酸化皮膜の形成が可能であり、タンタルの場合には
13〜19A/Vで皮膜の形成が可能である。
この陽極酸化皮膜を形成させる理由を述べると、第1図
の如く、下地金属と酸化物触媒とが直接接触すると、高
温で調理器具を使用するときに下地金属と酸化物触媒と
が反応して、下地金属が次第に腐蝕する。
また下地金属を化学的に酸化して酸化膜を形成すること
は、酸化膜の形成速度の調整ができず。
緻密な皮膜を造ることが困難であるだけでなく。
皮膜の厚みを増加させることも極めて困難である。
上記の如く下地金属の多孔質表面に電気化学的に極めて
緻密な皮膜を厚く形成させると、例えばアルミニウムの
場合融点が低いので単独で600℃以上に上昇させるこ
とが困難であるが、酸化皮膜を形成させることによp、
700℃でも融けなくすることが可能である。
すなわち、下地金属の融点を上げることが可能になった
り、下地金属と酸化物触媒とアルミニウムとが反応しな
くなる。
すなわちこのような陽極酸化皮膜は極めて薄い膜厚であ
たかも第2図のセラミック層3の役割をも果しているこ
とになる。
またこのような陽極酸化皮膜を形成させることにより、
その後に形成させる酸化物触媒の形成が極めて容易とな
り、また形成された酸化物触媒の脱落防止にも極めて効
果的である。
次にこの陽極酸化皮膜上に触媒体を形成させるのである
が第5図に拡大図を示すが下地金属1の上に形成された
陽極酸化皮膜4の表面上に酸化触媒2を形成させる。
この触媒体は通常のルテニウム、白金、パラジウム、ロ
ジウム等の貴金属またはそれら貴金属の化合物むよびマ
ンガン、鉄、コバルトニッケル。
銅、クロム、コバルト、錫等の金属の酸化物またはこれ
ら酸化物の混合物を用いることが可能である。
次に第6図にこのセルフクリーニング機能をもつ部材の
製造工程を示した。
すなわち、先ずAで下地金属板1を用意し、これをBで
目的とする形状に成型し、その後脱脂し、水洗、乾燥C
を行なった後、電気化学的に陽極エツチングを行ないD
、目的に応じて3〜50倍のエツチング率トスる。
その後充分水洗乾燥Eし、引き続き陽極酸化Fを行なう
陽極酸化の電位は下地金属の種類と目的により異なるが
10■〜200■によって得られる膜が好ましい。
陽極酸化を行なった後、水洗、乾燥Gし、その多孔質層
に触媒体を緻密に付着、形成Hさせ、製品に組立てる■
次にこれら工程の種々の条件を説明する。
先ず下地金属は前述の如く1表面に陽極酸化皮膜を形成
する上からアルミニウム、チタン、タンタル、ハフニウ
ム等のバルブメタルの単体あるいはこれら金属からなる
合金が好筐しい。
次にエツチングを行なう溶液であるが、これらは用いる
金属によりエツチング液の濃度、組成、エツチング温度
は異なる。
いずれにせよこのエツチング工程でできるだけ下地金属
の表面を残してその内部深く1でエツチングし、エツチ
ング率が高められるエツチング液が良い。
例えばアルミニウムの場合にはNaCe−Na5O,系
がよく、フッ酸4H用いられないことはないが、これら
酸を用いる場合にはできるだけ酸濃度の薄いものを用い
るとよい。
いずれにせよエツチング液の濃度は5〜40wt%位が
よい。
エツチング液が薄い場合には電流密度を上げることがで
きず、一方エッチング液が余9にも濃厚になると、表面
の溶解が進行し、多孔質体の厚みが薄くなる。
エツチングの温度は30℃〜95℃が好ましい。
30℃以下ではエツチングに時間を要し、又95℃より
も高湿では常圧で沸騰し、作業が困難となる。
好筐しくは80〜95℃が良質の多孔体が得られる。
またエツチング倍率であるが、後の実施例で詳細するが
、3〜50倍が良く、特に調理器具に用いる部材では7
〜40倍が好ましい。
エツチング率が3倍未満では調理物が飛散してきた油滴
あるいは油煙を庫内触媒表面で迅速に分散、拡散させ、
触媒表面で酸化させることが困難である。
しかしエツチング率が7〜40倍であれば飛散してきた
油滴油煙を迅速に触媒表面上で広範囲に分散させ、短時
間に酸化浄化させることが可能である。
さらに3倍未満では多孔質層に充填できる触媒量が限定
され筐た触媒体と下地金属との十分な付着強度が得られ
ない、さらに浄化能不足する。
一方50倍よりも高い場合では、下地金属の表面のエツ
チングが始b、下地金属が薄くなった幻。
機械的強度が低下したりする。
したがって調理器具への適用を目的とし、調理器具の平
均寿命を5年として5年間の外観を維持し、性能も維持
するにはエツチング率は3〜50倍が好tL<、特に7
〜40倍が最適である。
次にエツチングの時間であるが、これは目的とする金属
の材質、エツチング液および温度により異なるが、3〜
30分間が好筐しい。
3分未満では工程管理上品質維持が困難となり、筐た3
0分よりも長いと金属表面のエツチングが始する。
したがって5〜15分間とすることが最適である。
又エツチングの陽極電流密度は5〜80A/di程度が
好筐しく素地材料の種類によ力選択することがよい。
次に陽極酸化の方法について述べる。
電気化学的に陽極酸化を行なうと緻密な皮膜の形成と目
的に応じた皮膜厚さが得られる。
このような品質の優れた皮膜が得られるため、この表面
に触媒体を形成させても下地金属の腐蝕は生じなく、ま
た下地金属の耐熱性が向上し、また触媒体との保持力(
付着力)が改善される。
このような陽極酸化皮膜を化学的に得ようとして強力な
酸化剤を用いても皮膜の厚みを増すことは困難で、仮り
に皮膜の厚みが増加させ得たとしても、皮膜の緻密性は
期待できなくなり、欠陥の多い皮膜が厚く生成するよう
になり、電気化学的に得た陽極酸化皮膜程には質の良好
なもの、厚いものは期待できない。
陽極酸化皮膜は厚い程好ましいが下地金属の品質と電解
液の種類により異なる。
皮膜の厚みは5〜200V膜が好ましい。
陽極酸化に用いる液はできるだけ稀薄な溶液が好ましい
例えばアルミニウム素地を用いる場合にはホウ酸、ホウ
酸アンモニウム、酢酸、クエン酸修酸等の弱酸が好1し
く、タンタル素地の場合には、リン酸、酢酸、クエン酸
等の薄い電解質を用いると高耐圧の厚い陽極酸化皮膜を
形成させることができる。
次に具体的な実施例を示す。
3X15crnの大きさで厚み1mmのアルミニウム平
板を試験片として用意し、実際に電解研磨、陽極酸化を
行なう大きさは3X10cIn、とする。
先ず上記試験片を濃度5俤のNaOH溶液中で脱脂を行
ない、第6図に示したように水洗、乾燥を行ない、次い
で15wt%NaCe 、 Na2SO420wt%残
部水からなるエツチング電解液を用い、30A/ddの
電流密度、浴温度95℃で、エツチング時間を種々変化
させ、エツチング倍率を0,2.5,5,10,15,
20,30,40゜50.60とかえて、エツチング倍
率の異なる試験片を準備し、引き続きi5y、”gのホ
ウ酸中で、30℃で60Vのアルミナ皮膜を形成させる
60Vの皮膜を形成後、水洗、乾燥を行ない、所定の電
導度を有する溶液中で試験片の容量を測定し、エツチン
グを全くおこなわなかったものを1としてエツチング倍
率を確認する。
その後充分水洗、乾燥を行なった後、アルミナ皮膜上に
触媒体の形成を行なう。
触媒体の形成方法としては1.5moe/e (DMn
(NO3)2 、0.5 moe/eのNi(NO3
)2からなる混合溶液中に上記各エツチング倍率の異な
る試験片を含浸させ、300℃の湿度でエツチング率に
応じて1〜3回熱分解を行なうと、アルミニウム板の表
面には熱分解性酸化物触媒の形成は比較的少ないが、エ
ツチングされた多孔体の内部に薄く、均一に触媒体が形
成される。
このようにもとのアルミニウム下地板の上には触媒体が
殆んど形成されないで、エツチングされた内部表面に触
媒体が形成されることになる。
したがって触媒式調理器具の欠点の一つとなっている触
媒体の脱落によるt!E能劣化の心配はなく、また、も
との表面に対し、3〜50倍にエツチングしているので
、触媒活性表面積は犬で、また表面層の多孔度も極めて
犬となっている。
第7図は厚み1m/m、大きさ3X10/’777、の
アルミニウム下地に前記の種々のエツチングを行ない、
エツチングの倍率と厚みの相関性を示したものである。
エツチング倍率を50倍よりも大にすると急激に厚みが
減少して、アルミニウム素地の強度が小さくなるので、
エツチング倍率は50倍以内が好ましい。
しかしアルミニウム素地の厚みを用途に無関係に極めて
犬にするならば、50倍以上にすることも可能である。
一方エッチング倍率が3倍未満であるならば厚みは殆ん
ど変化しないが、触媒体の充填量が少なく、触媒体の保
持力が弱くなる。
次に触媒体の性能を示す。
第8図はエツチング倍率とラードの浄化能との関係を示
したものである。
この第8図は、前記3X10cr11の大きさの触媒体
試験片に、それぞれラードを30mが片の割合で付着さ
せ、220℃イと270℃口の湿度な有する調理器内V
C10分間放置し、それぞれの湿度で10分間に触媒浄
化される割合を求めたものである。
天秤の測定は、常温での吸湿を充分考慮して、補正を行
なってプロットした。
この結果、220℃で10分間加熱の場合にはエツチン
グ倍率が15倍以上であればラードの重量は1イ以下に
減少し、図では示されていないが、220℃で15分間
放置するとエツチング倍率15倍以上でほぼOとなって
いた。
また270℃で10分間の加熱では、エツチング倍率2
0倍以上でほぼOとなり、図では示されてないが、15
分間、放置すると、エツチング倍率7倍以上でOとなっ
ていることが認められ、また実用性を考えればエツチン
グ倍率3倍でも、300℃で使用すれば充分実用できる
ことが判明した。
なお、以上は主としてエツチング倍率について述べたが
、多孔性の陽極酸化皮膜はアルミニウムの外、チタン、
タンタル、ハフニウム等ノバルフメタルであれば、いず
れも形成でき、その形態もこれらの単独捷たは合金の外
、鉄とアルミニウムとを貼り合わせたクラツド板や、鉄
面上にアルミニウムをメタリコン処理したものなど、処
理するものがバルブメタルであればよい。
又、陽極酸化皮膜上に形成させる触媒体の付着強度を改
善させるために、高温で結着剤となる通常の各種フリッ
トおよびアルミナホーロー等を触媒体に添加してもよい
このようなセルフクリーニング機能をもつ部材で、調理
器の庫内壁面等を構成すれば、調理物から飛散する油や
油煙をそれ自身で浄化除去でき、長時間、清浄に保つこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこれ壕での調理器庫内壁面の一部拡大
断面図、第3図に本発明によりエツチング処理した下地
の拡大断面図、第4図はこれ1でのエツチング処理した
下地の拡大断面図、第5図は本発明の酸化触媒をつけた
部材の要部拡大図、第6図は同部材の製造過程を示すブ
ロック図、第7図はアルミニウム下地の厚みとエツチン
グ倍率との関係を示す図、第8図はラードの付着重量と
エツチング倍率を変化させた場合のラードの浄化との関
係を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルミニウム、チタン、ハフニウム、タンタル等の
    バルブメタルの単体もしくはこれらの合金からなる金属
    の表面を、電気化学的にもとの金属表面の3〜50倍の
    表面積にエツチング処理し、ついでその表面に陽極酸化
    皮膜を形成させた後、陽極酸化皮膜上に酸化触媒を形成
    することを特徴とするセルフクリーニング機能をもつ部
    材の製造法。
JP8817375A 1975-07-17 1975-07-17 セルフクリ−ニングキノウオモツブザイノセイゾウホウ Expired JPS5852699B2 (ja)

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