JPS60102940A - 自己浄化被覆体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔発明の技術分野〕 本発明は例えば、被調理物を加熱調理する加熱調理装置
におけるオーブン枠体表面に形成される自己浄化被覆体
に関する。 〔発明の技術的背景〕 一般に、加熱調理装置のオープンを形成するオープン枠
体の内壁は、加熱調理時１Ｍ１調理物から発生する油脂
性のミストや発生ガスなどによる飛沫微粒子によって汚
染され易く、シかも上記内壁は加熱や高温雰囲気との接
触に工って酸化して凝固・し１食品衛生上５具合がある
。 又一方、上記内壁の付着物は、洗剤や薬品を使用しても
、手数ケ要しこれらの付着物を有効適切に清掃すること
が困難である関係上、被調理物から発生する油Ｈ旨性の
物質を酸化分解する自己浄化被覆体が提案されている。 特に、これらの自己浄化被覆体は、加熱調理装置のオー
ブンに使用するため、（１）通常の触媒作用の他に油脂
物質の分解能が良好であり、しかも（２）各種の油脂物
質やガスなどに対して、被毒作用がなく、（３）長期に
亘って安定した自己浄化作用を有し、さらに１人体に対
し

【無害であることが望まれている。 他方、既に提案されているこの種の加熱調理装置は、第
１図及び第２図に示されるように、′＠形をなｆケース
本体１内にオーブン２及び機械室３を区分して形成する
オーブン枠体４％−設け、このオープン枠体４の天板４
＆に励振口５を穿設し。 この励振口５の直上に導波管６を添設し、この導波管６
の一端部にマグネトロン７ｖ付設し、上記オーブン２内
に被調理物８を載置する棚板９を挿脱自在に設けると共
に、この棚板９の上、下に位置する上記オープン枠体４
に一対のヒータ１０　ａ　。 ｔｏ　ｂ　ｖ水平にして設けｔものである。 特に、上記オープン枠体４は、第２図に拡大して示され
るように、自己浄化被覆体を構成しており、この自己浄
化被覆体は、基板としてのアルミメッキ鋼板１１の一側
面（内側面）に高純度の活性アルミナ担体に周期律表第
４周期の遷移金属の酸化−（酸化触媒）を担持させ、こ
れにりん酸アルミニウムケ基体としたバインダーを添加
した塗料ケ塗布したものである。 従って、上述した自己浄化被覆体は、オーブンの加熱調
理時、被調理物８から発生する油滴や水蒸気等による油
脂性のミストが付着しても、オーブン２の輻射熱との相
互作用で分解されて自己浄化するようになっている。 〔背景技術の問題点〕 しかしながら、上述した自己浄化被覆体は、オーブン内
の湿った雰囲気が触れて露結すると、アルミメッキ鋼板
が腐蝕するおそれがある。即ち、湿度の多い雰囲気中の
油脂性物質に含まれるアルカリはアルミメッキ鋼板１１
に浸透してこれを腐蝕し、経時的に自己浄化機能を失い
オープン枠体４全体Ｙ腐蝕し１食品衛生上工具合を生じ
る。 〔発明の目的〕 本発明は、上述した事情に鋪みてなされたものであって
、アルミメッキ鋼板に塗料ｌ気孔を生じるように乾燥し
て第１被棲層を形成し、この第１被覆層の上に遷移金属
の酸化物を担持した酸化触媒ン有する塗料を塗布して第
２ｄ〜１ｍＶ形成してこれらを加熱焼成して長期に亘っ
て耐蝕性を保持すると共に、併せて自己浄化機能ン低減
しないようにしたここを目的とする自己浄化被覆体を提
供するものである。 〔発明の概要〕 本発明は、酸性りん酸アルミニウムをバインダーとし、
これに硬化剤としてのＭｆｌＯ：ｔ　ｉ、Ｆｅ　！Ｏｓ
　ｔｓ　ｉ　Ｏｔ＋Ａｅ　ｔ　Ｏｓのいずれか１つン混
合した塗料欠、アルミメッキ鋼板に気孔Ｙ生じるｘ５に
乾燥して第１破横層！形成し、１ｔ１！方、Ｉ％線純度
活性アルミナに周期表算４周萌内の少くなくとも一種の
遷移金属の酸化物を担持した酸化触媒に上記／＜インダ
ーと同一の酸性りん威アルミニウ・ムを添加して産科を
生成し、この塗料を上記第１被覆層に塗布して第２被覆
１ｊｌ＃”ｋ形成し、これらを加熱焼成して、油脂性物
質による浸透腐蝕を防止し、長期に亘って自己浄化機能
！保持するようＫＩＩ成したものである。 〔発明の実施例〕 以下１本発明ケ図示の一実施例について説明する。 なお１本発明は上述した具体例と同一構成部材には同じ
符号ケ付して説明する。 第３図において、符号４は、η口熱調理装肯のオープン
枠体であって、このオープン枠体４は、基板としてのア
ルミメッキ鋼板１】に絨１被覆層１３及び第２被＄ｉ層
１４ケ；聰に塗布乾燥した後、これらｔ加熱焼成して構
成１、たものである口 笛１畿覆層１３は、バインダーとして酸性りん酸アルミ
ニウムケ使用し、これ暖化剤として、　ＭｎＯ２＋Ｆｅ
ρｓ　ｔ　８　）　Ｑ　＆　ＡＡβ３のいずれか１つを
用いる。しかしてこれら？調合攪拌して塗料ケ生成し、
この塗料は約ｔＯ〜６０μｍ程度の厚さにスプレーにて
塗布し、これケ約１００〜１５０℃程度の温度で約数分
間程度の時間に亘つて乾燥して、約２０　ＶｏｌＴｏ以
下の気孔率を有する第１被覆層１３を生成する。 次に、上記第２被覆ＩＩ＃１４は、約９’１６チ以上の
高純度の活性アルミナに、周期表第４周期内の少くなく
とも一種の遷移金属例えば、　Ｍｎｏ＊　、　Ｎ　ｌ　
Ｏによる酸化物を担持した酸化触媒に上記バインダーと
同一の酸性りん酸アルミニウムケ添加して塗料を生成し
５これン上記第１被覆層１３に塗布したものである。 なお、上記酸化触媒の一例を挙げろと１次の通りである
。 ＭｎＯ＊・・・５０チ、Ｎ１０・・・５チ、・１５チ・
・・活性アルミナ担体。 又、上記酸化触媒による塗料は、上記第１被覆層１３の
上面に約ＩＪ〜２００μｍ程度の厚さにスプレーで塗布
される。 しかして上記アルミメッキ鋼板１１に第１被覆層１３及
び第２＋１！覆層１４を順！Ｌ積層して形成した後。 これらは約圓〜４■℃程度の温度で約３０〜４０分根度
の時間に亘って加熱焼成される。 なお、上記アルミメッキ鋼板１１に塗布される第１被覆
層１３と第２被覆層１４は、下記の表１で示される。 表１ 又一方、上記表１の試料査号３　（３ａ、３ｂ、３ｃ。 ３ｄ、３ｅ）における気孔率（チ）（多孔率）は、実験
結果では表２のようになる。 表２ 従って１本発明は、アルミメッキ鋼板１１に＊Ｘ＠ａｕ
ｇ＋３と第２被覆層１４とｔ塗布して二層構造とし、第
１被＊Ｉ＃１３に酸化触媒Ｙ含Ｍしていない被覆層を形
成しているため、上記第２被積層１４の酸化触媒が、直
接に上′記アルミメッキ鋼板１１に融れす。 これによってアルミメッキ鋼板１１の腐蝕の進行が抑制
されるようになっている。 さらに１本発明は上記第１被覆層１３の塗膜中に細かい
α−アルミナを添付して、しかも塗膜の気孔率を約２０
　Ｖｏ／％以下にすることにより、水分の透過が上記塗
膜によって抑制されるため、耐蝕性の同上な図るようＫ
なっている。さらに父上記第１被覆１−１３の酸性りん
酸アルミニウム？基体としたバインダは、上記アルミメ
ッキ鋼板１１による基板との密着性（ねれ性）がよく、
塗料の塗着性もよくなる。 因に５本発明において、塩水噴霧試験の結果は下記の表
３のように示されろ。 塩水噴霧試験の条件として、塩水５係、温度３５℃、時
間３００Ｈとし耐湿試液９６〜１１１０％ＲＨ５０℃の
場合。 表３ 〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、酸性りん酸アルミニ
ウムケバインダーとし、これに硬化剤としてハＭｎ０２
Ｔ　ＦｅＯａ　＋　Ｓ　ｉ　Ｏ２＋　ＡＩ！ｏｎ　１７
″Ｉいずれか１つを混合した塗料を、アルミメッキ鋼板
に気孔ケ生じろように乾燥して第１伝覆層を形成し、他
方、高純度の活性アルミナに周ｕＪ４表第４周期内の少
くなくとも一種の遷移金属の酸化物乞担持した酸化融媒
に上記バインダーと同一の敵性りん酸アルミニウムケ添
加して嘆科を生成し、この塗料を上記第１被覆層に塗布
して駆２被檀層を形成し、これらを加熱焼成しであるの
で、オープン枠体として使用するとき、長期に亘って自
己浄化機能な発揮できるばかりでなく、油脂性物質等の
ミストによる浸透腐Ｍを防止で穴ると共に１食品衛生上
、清潔を保って加熱調理ケすることがでとる。

【図面の簡単な説明】

第１図は既に提案されている自己浄化被検体ケ使用した
加熱調理装置の断面南、算２図は第１図中の鎖円Ａ部の
拡大断面図％第３図は本発明による自己浄化被覆体の拡
大断面図である。 １１・・・アルミメツキー板、１３・・・第１被橿層、
１４・・・第２被覆層、 出願人代理人　堵　憧　清 卑１図 嵜２困　卑３困

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、酸化りん酸アルミニウムヶ基本とし、これに硬化剤
   としてマンガン酸化物、鉄酸化物、フェライト、シリカ
   、活性アルミナのいずれか１つン混合したバインダｔ、
   °アル゛ミ　メッキ鋼板に気孔を生じるように乾燥して
   ＄１重積層を形成し、他方、高純度の活性アルミナに周
   期表第４周期内の少くなくとも一種の遷移金属の酸化物
   を担持した酸化触媒に上記バインダーと同一ハ酸性りん
   酸アルミニウムヶ添加して塗料を生成し。 この塗料を上記第１被積層に塗布して筆２被覆層を形成
   し、これらを加熱焼成したことン特徴とする自己浄化被
   覆体。 ２、第１被覆層の気孔率を約２０Ｖｏ／チ以下にほこと
   ケ特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自己浄化被覆
   体。 ３、酸化触媒Ｖ　ＭｎＯ＊、　Ｎ　１０としたことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項記載の自己浄
   化被覆体。