JPS6075335A - 自己浄化被覆体 - Google Patents

自己浄化被覆体

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JPS6075335A
JPS6075335A JP58182292A JP18229283A JPS6075335A JP S6075335 A JPS6075335 A JP S6075335A JP 58182292 A JP58182292 A JP 58182292A JP 18229283 A JP18229283 A JP 18229283A JP S6075335 A JPS6075335 A JP S6075335A
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coating layer
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oxide
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transition metal
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Toshio Sato
佐藤 寿夫
Yoshinori Kataoka
好則 片岡
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えば、被調理物を加熱調理する加熱調理装
置におけるオーシン枠体の腐蝕防止に使用される自己浄
化被覆体に関する。
〔発明の技術的背景〕
既に提案されているこの種の加熱調理装置は、第7図及
び第一図に示されるように、箱形を々すケース本体l内
にオーブンコ及び機械室3を区分して形成するオーブン
枠体ダを設け、このオーブン枠体ダの天板4(aに励振
口Sを穿設し、この励振口3の直上に導波管6を添設し
、この導波管乙の一端部にマグネトロン7を付設し、上
記オーシン枠体に被調理物gを載置する棚板9を挿脱自
在に設けると共に、この棚板9の上・下に位置する上記
オーブン枠体ダに一対のヒータ10a、10bを水平に
設けたものである。
特に、上記オープン枠体グは、第一図に拡大して示され
るように、自己浄化被覆体を構成しており、この自己浄
化被覆体は、基板としてのアルミメッキ鋼板l/の一側
面(内壁面)にアルカリけい酸塩を、バインダーとして
使用した塗料を塗布して被覆層lλを形成したものであ
る。
従って、上述した自己浄化被覆体は、アルミメッキ鋼板
//にアルカリけい酸塩による被覆層7.2を形成した
ものであり、これにょシ、オーブンの加熱調理時、被調
理物gから発生する油滴や水蒸気による油脂等は、上記
被覆層lユに耐着しても、この被覆層/2を形成するア
ルカリけい酸塩とオーブンaの輻射熱との相互作用で分
解されて自動的に自己浄化するようになっている。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、上述した自己浄化被覆体は、アルミメッ
キ鋼板l/に被覆層12を形成するアルカリけい酸塩を
塗布したものである関係上、上記オーブン枠体に飛遊す
る油滴や水蒸気による油脂等が、アルカリけい酸塩によ
って分解するけれども、上い酸塩に触れると露結してこ
れを吸湿し、水分がアルカリけい酸塩によってアルカリ
を生成し、このアルカリが上記基板としてのアルミメッ
キ鋼板嫡 l/に浸透してこれを腐蝕し、適時的に自己浄化機能を
失いオーブン枠体全体を腐蝕するおそれがある。
又一方、周期表第ダ周期の少くとも一種の遷移金属の酸
化物を高純度の活性アルミナ担体に担持させた酸化触媒
にバインダーとしてガラスフリブトやアルカリけい酸塩
等を添加し、これを上記アルミメッキ鋼板//に塗布し
て被覆層/2を形成したものもある。
しかし、これは、被覆層/2を加熱焼成するとき、ガラ
スフリットをバインダーとして使用している関係上、酸
化触媒の比表面積が小さくなり、露結したミスト中に含
まれる油脂材の分解機能を低下し、他方、アルカリけい
酸塩をバインダーとして使用すると、アルミメッキ鋼板
に接着した被覆層/コの密着性が低下して長期に亘って
自己浄化被覆体としての機能を維持することが困難であ
ると共に、上述した自己浄化被覆体は、塗料を混合して
撹拌する際、気泡が発生し、この気泡が乾燥焼成の工程
で破裂して塗膜表面にクレータを生じ、外観上、見苦し
くなるばかりでなく、品質及び商品価値の低下を生じる
等の欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した小情に鑑みてなされたものであって
、アルミメッキ鋼板による基板に、水溶性けい酸塩を基
体とした第1被覆層と活性アルミナに第q周期内の遷移
金属を担持した酸化触媒とシリカにポリアルキレン誘導
体及び上記遷移金属な担持して触媒とした第コ被覆層と
を混合して塗布し、これらを加熱焼成して、上記被覆層
のクラックや密着低下を防止し、併せてミストの露結浸
透による腐蝕を防止し、長期に覗りで耐蝕性を保持し、
塗膜表面のクレータの発生を防止するようにしたことを
目的とする自己浄化被覆体を提供するものである。
〔発明の枢要〕
本発明は、水溶性けい酸塩を基体とし、酸化亜鉛、りん
酸アルミニウム及びりん酸亜鉛のいずれか7つを硬化剤
とするバインダーを生成し、このバインダーにα−アル
ミナ若しくは酸化チタンを混合して混合物とした塗料を
、予め、加熱ツ4ル、成したアルミメッキ鋼板に塗布乾
燥して第1被覆層な形成し、他方、高純度の活性アルミ
ナに周期表第7周期内の少なくとも一種の遷移金属の酸
化物を相持した酸化触媒及びシリカにポリアルキレン誘
導体及び上記遷移金属の酸化物を担持した触媒を混合し
て加え、これらの触媒を上記第1被覆層に塗布して第ユ
被覆層を形成し、これらを加熱焼成して構成したもので
ある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明な加熱調理装置のオーブン枠体に適用した
図示の一実施例について説明する。
なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材には同
じ符号を付して説明する。
第3図において、符号/は、加熱Ml’j理装f1uに
おけるオーブン枠体であって、このオーブン枠体は、基
板としてのアルミメッキ銅板7ノに第1被覆層/3及び
第コ被覆層llIを順に4布乾燥した後、これらを加熱
焼成して構成したものである。
上記基板を形成するアルミメッキ鋼板//は、予め、約
35θ〜tiso℃の温度で約、70分程度の時間に亘
って加熱焼成(空焼きともいう)されている。
このように前処理として加熱焼成したアルミメッキ鋼板
l/は、基板としての耐蝕性の向上を図るものである。
即ち、上記アルミメッキ鋼板//の加熱焼成にょる柴焼
作業は、このアルミメッキ鋼板//の表面に4”l’ 
+tf している有機物による不純物を焼成して除去し
、上記第1被覆層/3の塗装密着性及び耐蝕性の向上を
図り、しかも、上記第1被覆層/3の均一な膜厚を生成
し、露結した水分の浸透を防止するものである。
次に、上記第1被覆層13は、水溶性けい酸塩を基体と
し、酸化亜鉛、りん酸アルミニウム及びりん酸亜鉛のい
ずれか1つを硬化剤とするバインダーを生成し、このバ
インダーにアルミナ若しくは酸化チタンを混合して混合
物としての塗料で構成されている。
なお、上記バインダー組成の一例を羊げると、/、水溶
性けい酸塩・・・約bo −go%(7り係のときが良
好である) コ、酸化亜鉛・・・約、20〜り0係(ムチのときが良
好)りん酸アルミニウム・・・約、zo −41o %
 (,2b %のときが良好) りん酸亜鉛・・・約20〜lO%(,2乙係のときが良
好)となる。
次に、予め、加熱焼成された上記アルミメッキ鋼板//
には、上記ノ々イングーにα−アルミナ若しくは酸化チ
タンを混合した混合物としての塗料が約llO〜10μ
m程度の厚さに例えば、スプレーガンによって塗布され
、これを約100〜15θ℃程度の温度で約S−6程度
度の時間に亘って乾燥して第1被覆層/3を生成する。
次に、上記第ユ被覆層l11.は、約99.6係以上の
高純度の活性アルミナに、周期表第q周期内の少なくと
も一種の遷移金J/J4(例えばOr * Mn + 
Fe yOo1i+Gu+Zn)による酸化物を担持し
た酸化触媒に上記バインダーと同一のものを添加した混
合物と例えば、α−シリカのようなシリカに約o、ot
−svt%程度のポリアルキレン誘導体及び上記遷移金
属の酸化物を担持した触媒とを混合して加え、これらの
触媒を上記第1被覆層13に塗布したものである。特に
、ポリアルキレングリコール類の2リアルキレン誘導体
を添加することによって、気泡の表面張力を下げ、気泡
の発生を妨げる。
なお、被覆層を形成する塗料を造るには、ホモジナイヂ
ーでバインダーを撹拌して、これをよく分散させ、脱脂
したアル2メツキ鋼板//にエアスプレー等を用いて塗
布され、これを加熱炉内の約3SO〜poo℃程度の温
度で約/θ〜30程度度焼成して自己浄化型被覆層を生
成するようKなっている。
なお、上記両触媒による組成の一例を挙げると、次の通
りである。
活性アルミナ担持触媒の組成例 ′・ MnO2・・・、25%wt活性アルミナ担体・
・・1%Wtコ、CuO・・・x%vrt活性アルミナ
担体・・・75%wtシリカ担持触媒の組成例 MnO2・・・tO%wt α−シリカ担体・・・so
%wt又、上記活性アルミナ担持触媒とシリカ担持触媒
の組成例とに添加されるバインダーとしては、例えば、
水溶性けい酸塩に硬化剤として焼成して得られた酸化亜
鉛、りん酸亜鉛、りん酸アルミニウムの少なくとも一種
を添加したものである。
即ち、上述した第1被覆層13と第コ被覆層/lIとに
よる自己浄化被覆層の組成例は、下記の表/に示される
表7 (但し、上記表/の試験番号は、ポリアルキレン誘導体
を同量にして添加したものである。)しかして、上記ア
ルミメッキ鋼板//に第1被覆層13及び第コ被覆層/
&を順に積層して形成した後、これらは、約3!fO5
−QOθ℃程度の温度に約/θ〜30程度度の時間に亘
って加熱焼成される。
従って、本発明は、アルミメッキ鋼板l/に第7被覆層
13を形成しているから、第コ被覆層/+の両触媒が、
直接に上記アルミメッキ鋼板//に接触しないので、酸
化するおそれはなくなり、しかも、上記第1被覆層/3
の細かいα−アルミナによって水分の浸透を抑制して耐
蝕性の向上を図っている。
特に、本発明による第一被覆層/4’を組成するシリカ
担持触媒は、内部応力による亀裂(クラック)を解消し
、しかも、硬化速度を低下させて、内部応力の低減を図
ると共に、ポリアルキレン誘導体を混合することによっ
て塗膜表面のクレータの発生を防止するようになってい
る。
なお、上記表7からも明らかなように、シリカ担持触媒
の組成は、α−シリカ・・・50%wt、 Mn02s
o%wtの場合、γ−アルミナ相持触媒と上記シリカ担
持触媒とは、l:/程度の比が望ましい。
又、この割合は、上記シリカ担持触媒の組成により異な
る。但し、γ−アルミナ担持触媒は上記シリカ担持触媒
よシも多くなると、機能的に低下する傾向になる。又、
シリカ担持触媒の割合が著しく多くなると被覆層の結合
力が低下する傾向にある。
因に、本発明において、塗膜表面のクレータの発生状況
試験の結果は、表コに示されるようになる。
表コ 又ブ方、本発明に添加したポリアルキレン誘導体による
塗膜性能試験の結果は、表3で示す通りである。
表3 〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、水溶性けい酸塩を基
体とし、酸化亜鉛、シん酸アルミニウム及びりん酸亜鉛
のいずれか1つを硬化剤とするノ々イングーを生成し、
このノ々インダーにα−アルミナ若しくは酸化チタンを
混合して混合物とした塗料を、予め、加熱焼成したアル
ミメッキ鋼板に塗布乾燥して第1被覆層を形成し、他方
、高純度の活性アルミナに周期表第ダ周期内の少なくと
も一種の遷移金属の酸化物を担持した酸化触媒とシリカ
にポリアルキレン誘導体及び上記遷移金属の酸化物を担
持した触媒とを混合して加え、これらの触媒を上記第1
被覆層に塗布して第コ彼覆層を形成し、これらを加熱焼
成しであるので、被覆層のクラック及びクレータや密着
低下を防止できると共に、ミストの露結浸透による腐蝕
を防止し、優れた自己浄化機能を長期に亘って発揮でき
るし、さらに、長期間に亘って耐蝕性を有するから、腐
蝕に対する信頼性を向上し、食品衛生上の見地からも清
潔を保持することができる。又、本発明は、上記ポリア
ルキレン誘導体によってクレータの発生を防止している
ため、表面仕上げが向上し、品質の優れたものを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第7図は、既に提案されている自己浄化被覆体を使用し
た加熱調理装置の断面図、第2図は、第1図中の鎖円A
部の拡大断面図、第3図は1本発明による自己浄化被覆
体の拡大断面図である。 //・・・アルミメッキ鋼板、13・・・第1被覆層、
/lI・・・第ユ破覆層。 出願人代理人 猪 股 清 茅J−図 等2同 や3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l、水溶性けい酸塩を基体とし、酸化亜鉛、りん酸アル
    ミニウム及びシん酸亜鉛のいずれか1つを硬化剤とする
    /々イングーを生成し、このバインダーにα−アルミナ
    若しくは酸化チタンを混合して混合物とした塗料を、予
    め、加熱焼成したアルミメッキ鋼板に塗布乾燥して第1
    被覆層を形成し、他方、高純度の活性アルミナに周期表
    第ダ周期内の少なくとも一種の遷移金属の酸化物を担持
    した酸化触媒とシリカにポリアルキレン訪導体及び上記
    遷移金属の酸化物を担持した触媒とを混合して加え、こ
    れらの触媒を上記第1被覆層に塗布して第コ被覆層を形
    成し、これらを加熱焼成したことを特徴とする自己浄化
    被覆体。 コ、ポリアルキレン誘導体を約o、oi〜コwt%程度
    に添加したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の自己浄化被覆体。
JP58182292A 1983-09-30 1983-09-30 自己浄化被覆体 Granted JPS6075335A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2326881A2 (en) * 2008-09-23 2011-06-01 LG Electronics Inc. Cooker

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2326881A2 (en) * 2008-09-23 2011-06-01 LG Electronics Inc. Cooker
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