JPS60147242A - 炭化水素の水蒸気改質用触媒 - Google Patents
炭化水素の水蒸気改質用触媒Info
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- JPS60147242A JPS60147242A JP59002086A JP208684A JPS60147242A JP S60147242 A JPS60147242 A JP S60147242A JP 59002086 A JP59002086 A JP 59002086A JP 208684 A JP208684 A JP 208684A JP S60147242 A JPS60147242 A JP S60147242A
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- steam reforming
- reaction
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- alumina
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、炭化水素の水蒸気改質触媒々νに関し、詳し
くは白金族金わtの活性主成分および銀と希土類元素と
よりなる助触媒を触媒担体に担持してなる炭化水素の水
蒸気改質用触媒に関する。
くは白金族金わtの活性主成分および銀と希土類元素と
よりなる助触媒を触媒担体に担持してなる炭化水素の水
蒸気改質用触媒に関する。
従来、炭化水素の水蒸気改質用触媒として各種、の触媒
が知られているが、例えば特公昭53−12917号公
報には、水蒸気一炭化水素比、すなわち炭化水素中の炭
素1原子当りの水蒸気のモル数(以下スチーム・カーボ
ン比またはH20/Cと略記することがある)を低く保
持しつつ、炭素析出抑制効果を有する炭化水素の水蒸気
改質M R“を提供することを目的として、耐熱性酸化
物担体に、活性主成分のニッケルと助触媒としての銀お
よびイツトリウム、ランタンなどとを担持してなる炭化
水素の水蒸気改質触媒が開示されている。この秤の触媒
を用いた場合、以下の比較例からも明らかなように反応
温度が約500℃以下の低温領域では炭素析出抑制効果
が認められるが、約500℃以上、特に約700℃以上
の高温領域では炭素析出量が急増し、同時に炭化水tの
反応率が急速に低下する傾向があり、スチーム・カーボ
ン比を高くする必要を生じ、熱効率が低下することなど
の欠点がある。
が知られているが、例えば特公昭53−12917号公
報には、水蒸気一炭化水素比、すなわち炭化水素中の炭
素1原子当りの水蒸気のモル数(以下スチーム・カーボ
ン比またはH20/Cと略記することがある)を低く保
持しつつ、炭素析出抑制効果を有する炭化水素の水蒸気
改質M R“を提供することを目的として、耐熱性酸化
物担体に、活性主成分のニッケルと助触媒としての銀お
よびイツトリウム、ランタンなどとを担持してなる炭化
水素の水蒸気改質触媒が開示されている。この秤の触媒
を用いた場合、以下の比較例からも明らかなように反応
温度が約500℃以下の低温領域では炭素析出抑制効果
が認められるが、約500℃以上、特に約700℃以上
の高温領域では炭素析出量が急増し、同時に炭化水tの
反応率が急速に低下する傾向があり、スチーム・カーボ
ン比を高くする必要を生じ、熱効率が低下することなど
の欠点がある。
また、特開昭57−4232号公報には、炭化水素類の
水蒸気改質用触媒組成物として、従来公知の白金族金属
触媒組成物に認められる触媒活性、触媒寿命、カーボン
析出、強度等に関する問題点を解消すべく、一定量のシ
リカを含有し、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の
含有量が一定量以下でアシ、特定の結晶構造を有する活
性アルミナに一定侍のルテニウムを担持してなる水蒸気
改質用触媒組成物が開示されている。この触媒組成物で
は、その実施例からも明らかなように、ルテニウムの担
持量を高く、かつ、反応温度が高温領域にアル場合には
、スチーム・カーテン比を高くする必要があること、ま
た担体として用いられる活性アルミナとしては、α−ア
ルミナ及びβ−アルミナを使用することができないこと
などの問題がある。
水蒸気改質用触媒組成物として、従来公知の白金族金属
触媒組成物に認められる触媒活性、触媒寿命、カーボン
析出、強度等に関する問題点を解消すべく、一定量のシ
リカを含有し、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の
含有量が一定量以下でアシ、特定の結晶構造を有する活
性アルミナに一定侍のルテニウムを担持してなる水蒸気
改質用触媒組成物が開示されている。この触媒組成物で
は、その実施例からも明らかなように、ルテニウムの担
持量を高く、かつ、反応温度が高温領域にアル場合には
、スチーム・カーテン比を高くする必要があること、ま
た担体として用いられる活性アルミナとしては、α−ア
ルミナ及びβ−アルミナを使用することができないこと
などの問題がある。
本発明者らは、上記諸問題を解決すべく鋭意研究の結果
、白金族金属を活性成分とし、銀および希土類元素を助
触篠として、触媒担体に担持してなる触媒を用いること
により、活性成分の極めて低い担持量で、反応温度が約
300℃の低温領域は勿論、約800℃の高温領域にお
いても、低スチーム・カーボン比の条件下、はとんど炭
素を析出することなく水蒸気改質反応を行なうことがで
きることを見出し、本発明を完成するに至った。
、白金族金属を活性成分とし、銀および希土類元素を助
触篠として、触媒担体に担持してなる触媒を用いること
により、活性成分の極めて低い担持量で、反応温度が約
300℃の低温領域は勿論、約800℃の高温領域にお
いても、低スチーム・カーボン比の条件下、はとんど炭
素を析出することなく水蒸気改質反応を行なうことがで
きることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は白金族金属の少くとも1種よシなる
活性主成分;および銀と希土類元素の少くとも1種とよ
りなり、かつ該銀および該希土類元素を活性主成分に対
しそれぞれ原子比で0.1以上含有してなる助触媒を触
媒担体に担持してなる炭化水素の水蒸気改質用触媒を提
供するものである。
活性主成分;および銀と希土類元素の少くとも1種とよ
りなり、かつ該銀および該希土類元素を活性主成分に対
しそれぞれ原子比で0.1以上含有してなる助触媒を触
媒担体に担持してなる炭化水素の水蒸気改質用触媒を提
供するものである。
本発明の水蒸気改質用触媒を用いて炭化水素の水蒸気改
質反応を行なった場合、スチーム・カーテン比を低く保
持しつつ、約300°Cの低温領域は勿論、約800℃
以上の高温領域に及ぶ広範囲の反応温度について、特に
高温領域において、炭素析出抑制効果が顕著であって触
媒活性の低下およびガス通路の閉塞の問題を解消するこ
とが可能であり、しかも極めて高活性であるため、活性
成分の担持量を低減することができる。すなわち、広範
囲の反応温度についてスチーム・カーテン比を低く保持
できるので熱効率が向上するのみならず、高価な活性成
分の相持量を低減することができる実用上の利点を有す
ること、触媒担体としてα−アルミナおよびβ−アルミ
ナを含め広範囲の担体を使用することができること等の
効果がある。
質反応を行なった場合、スチーム・カーテン比を低く保
持しつつ、約300°Cの低温領域は勿論、約800℃
以上の高温領域に及ぶ広範囲の反応温度について、特に
高温領域において、炭素析出抑制効果が顕著であって触
媒活性の低下およびガス通路の閉塞の問題を解消するこ
とが可能であり、しかも極めて高活性であるため、活性
成分の担持量を低減することができる。すなわち、広範
囲の反応温度についてスチーム・カーテン比を低く保持
できるので熱効率が向上するのみならず、高価な活性成
分の相持量を低減することができる実用上の利点を有す
ること、触媒担体としてα−アルミナおよびβ−アルミ
ナを含め広範囲の担体を使用することができること等の
効果がある。
本発明における触媒の活性主成分として用いられる白金
族金属の例として、ルテニウム、白金、ロジウムおよび
i9ラジウムをあげることができるが、これらのうちル
テニウムが好ましい。これらの金属は、単独オたは2F
1以上を混合して用いることができる。
族金属の例として、ルテニウム、白金、ロジウムおよび
i9ラジウムをあげることができるが、これらのうちル
テニウムが好ましい。これらの金属は、単独オたは2F
1以上を混合して用いることができる。
本発明における助触媒は、銀と希土類元素の少くとも1
掠とよシ構成されており、該希土類元素の例トシてラン
タン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、およびサマ
リウムをあげることができる。これらのうちランタンお
よびセリウムが好1しく、これらの元素は単独あるいは
2種以上を混合して用いることができる。
掠とよシ構成されており、該希土類元素の例トシてラン
タン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、およびサマ
リウムをあげることができる。これらのうちランタンお
よびセリウムが好1しく、これらの元素は単独あるいは
2種以上を混合して用いることができる。
本発明の触媒担体としては、水蒸気改質用触媒の相体と
して従来公知のものから適宜選定することが可能である
が、例えばα−アルミナ、β−アルミナ、γ−アルミナ
などの各種アルミナ、シリカ、マグネシア、チタニアな
どを用いることが可能であり、これらのうち、α−アル
ミナ、β−アルミナおよびチタニアが好ましい。
して従来公知のものから適宜選定することが可能である
が、例えばα−アルミナ、β−アルミナ、γ−アルミナ
などの各種アルミナ、シリカ、マグネシア、チタニアな
どを用いることが可能であり、これらのうち、α−アル
ミナ、β−アルミナおよびチタニアが好ましい。
本発明の触媒を用いて水蒸気改質される炭化水素の例と
してナフサ、LPG 、天然ガスなどをあげることがで
き、これらの炭化水素を水蒸気改質して水素およびメタ
ンを主成分とする生成ガスが得られる。
してナフサ、LPG 、天然ガスなどをあげることがで
き、これらの炭化水素を水蒸気改質して水素およびメタ
ンを主成分とする生成ガスが得られる。
また、水蒸気と共に空気を添加して部分燃焼反応を行な
ってもよい。
ってもよい。
本発明の触媒の活性主成分たる白金族金属の担持量は、
通常0.02〜10重聞゛チ、好才しくば01〜2重%
″チの範囲にある。該相持量が0.02重量係以下では
十分な活性を示さず、一方10重9%以上では担持量の
増加に見合う活性増大がなく、かつ相持状態が悪化して
好ましくない。
通常0.02〜10重聞゛チ、好才しくば01〜2重%
″チの範囲にある。該相持量が0.02重量係以下では
十分な活性を示さず、一方10重9%以上では担持量の
増加に見合う活性増大がなく、かつ相持状態が悪化して
好ましくない。
本発明の触媒の前記助触媒を構成する銀および希土類元
素の使用量は、前記活性主成分に対し、それぞれ原子比
で0.1以上、好ましくは02〜20の範囲にある。該
原子比が0.1以下でに、炭素析出防止効果が不充分と
なって好ましくない。
素の使用量は、前記活性主成分に対し、それぞれ原子比
で0.1以上、好ましくは02〜20の範囲にある。該
原子比が0.1以下でに、炭素析出防止効果が不充分と
なって好ましくない。
本発明の触媒は、従来公知の方法で訓製することができ
、例えば触媒担体に、銀および希土類元素の可溶性塩の
混合物の水溶液を含浸後焼成し、前記白金族金属の可溶
性塩の水溶液を含浸させ、乾燥した後溶液還元を行なう
ことにより調製することができる。また、銀、希土類元
素および前記白金族金属の混合物の水溶液を触媒担体に
同時に含浸させてもよい。
、例えば触媒担体に、銀および希土類元素の可溶性塩の
混合物の水溶液を含浸後焼成し、前記白金族金属の可溶
性塩の水溶液を含浸させ、乾燥した後溶液還元を行なう
ことにより調製することができる。また、銀、希土類元
素および前記白金族金属の混合物の水溶液を触媒担体に
同時に含浸させてもよい。
本発明の触媒を用いる炭化水素の水蒸気改質反応は、通
常反応圧力大気圧〜数10 kg/crn2、および反
応温度300〜800℃の条件下に行なわれる。
常反応圧力大気圧〜数10 kg/crn2、および反
応温度300〜800℃の条件下に行なわれる。
スチーム・カーボン比については、例えば、反応温度8
00℃の為温領域において、スチーム・カーyt’ン比
を1.0程度に下げても炭素析出はほとんど認められな
い。
00℃の為温領域において、スチーム・カーyt’ン比
を1.0程度に下げても炭素析出はほとんど認められな
い。
以下実施例により本発明を□さらに詳しく説明する。
実施例1
市販のα−アルミナを粉砕して10〜16メツシユとし
だもの497Iに、硝酸銀7.28.9および硝酸ラン
タン13.2.9を含有する混合水溶液110CCを含
浸させた後、450℃で2時間焼成した。次いで、塩化
ルテニウム(RuCts) 5.11を溶解した少量の
水溶液を含浸させ、乾燥後溶液還元を行なって第1表に
示す組成のルテニウム、酸化銀および酸化ランタン系相
持触媒Aを得た。
だもの497Iに、硝酸銀7.28.9および硝酸ラン
タン13.2.9を含有する混合水溶液110CCを含
浸させた後、450℃で2時間焼成した。次いで、塩化
ルテニウム(RuCts) 5.11を溶解した少量の
水溶液を含浸させ、乾燥後溶液還元を行なって第1表に
示す組成のルテニウム、酸化銀および酸化ランタン系相
持触媒Aを得た。
かくして得られた触媒50CCを内径40簡の反応管に
充填し、反応温度300〜800℃について、反応圧力
フ kit/crri’ ・G、空間速度IJSV値3
[hr−’] 、およびスチーム・カーボン比2.0の
条件下、ブタンの水蒸気改質反応を行なった。得られた
結果を第1表、第2表および第1図に示す。
充填し、反応温度300〜800℃について、反応圧力
フ kit/crri’ ・G、空間速度IJSV値3
[hr−’] 、およびスチーム・カーボン比2.0の
条件下、ブタンの水蒸気改質反応を行なった。得られた
結果を第1表、第2表および第1図に示す。
実施例2および3
実施例1と同様にして、第1表に示すごとき組成の担持
触媒BおよびCを得た。これらの触媒を用い、実施例1
と同様にブタンの水蒸気改質反応を行なった。得られた
結果を第1表および第1図に示す。
触媒BおよびCを得た。これらの触媒を用い、実施例1
と同様にブタンの水蒸気改質反応を行なった。得られた
結果を第1表および第1図に示す。
実施例4
実施例1と同様にして、第1表に示すごとき組成の担持
触媒りを得た。この触媒を用い、実施例1と同様にブタ
ンの水蒸気改質反応を行なった。
触媒りを得た。この触媒を用い、実施例1と同様にブタ
ンの水蒸気改質反応を行なった。
得られた結果を第1表に示す。
比較例1
実施例1と同様にして、第1表に示すごとき、ルテニウ
ム担持触媒Eを調製した。実施例1と同様の条件下にブ
タンの水蒸気改質反応を行ない、得られた結果を第1表
に示す。
ム担持触媒Eを調製した。実施例1と同様の条件下にブ
タンの水蒸気改質反応を行ない、得られた結果を第1表
に示す。
比較例2および3
実施例1と同様にして、第1表に示すごときルテニウム
担持触媒FおよびGを調製し、得られた触媒を用いて、
実施例1と同様の条件下にブタンの水蒸気改質反応を行
なった。得られた結果を第1表および第1図に示す。
担持触媒FおよびGを調製し、得られた触媒を用いて、
実施例1と同様の条件下にブタンの水蒸気改質反応を行
なった。得られた結果を第1表および第1図に示す。
比較例4
実施例1と同様にして第1表に示すごときルテニウム−
酸化銀二元担持触媒Hを調製した。さらに実施例1と同
様の条件下にブタンの水蒸気改質反応を行ない、得られ
た結果を第1表および第1図に示す。
酸化銀二元担持触媒Hを調製した。さらに実施例1と同
様の条件下にブタンの水蒸気改質反応を行ない、得られ
た結果を第1表および第1図に示す。
比較例5
実施例1と同様にして、第1表に示すごときルテニウム
−酸化ランタン二元担持触媒Iを調穿1すした。さらに
実施例1と同様の条件下にブタンの水蒸気改質反応を行
ない、得られた結果を第1表および第1図に示す。
−酸化ランタン二元担持触媒Iを調穿1すした。さらに
実施例1と同様の条件下にブタンの水蒸気改質反応を行
ない、得られた結果を第1表および第1図に示す。
比較例6
硝酸ニッケル、硝酸銀および?iI′1reランタンを
同時に触媒担体に含浸させた以外、¥流側1と同様にし
て、81T1表に示すごとき酸化ニッケルー酸化銀−酸
化ランタン三元担持触聾Jを調製した。さらに実施例1
と同様な条件下に、ブタンの水蒸気改質度°市を行ない
、得られた結果を第1表および第1図に示す。
同時に触媒担体に含浸させた以外、¥流側1と同様にし
て、81T1表に示すごとき酸化ニッケルー酸化銀−酸
化ランタン三元担持触聾Jを調製した。さらに実施例1
と同様な条件下に、ブタンの水蒸気改質度°市を行ない
、得られた結果を第1表および第1図に示す。
比較例7
実施例1と同様にして、第1表に示すごときルテニウム
−酸化銀−酸化ランタン三元担持触媒Kを得、得られた
触媒を用いて実施例1と同様な条件下にブタンの水蒸気
改質反応を行なった。得られた結果を第1表および第1
図に示す。
−酸化銀−酸化ランタン三元担持触媒Kを得、得られた
触媒を用いて実施例1と同様な条件下にブタンの水蒸気
改質反応を行なった。得られた結果を第1表および第1
図に示す。
第 2 表
実施例5〜8
触媒担体としてチタニアを用いた以外、実施例1と同様
にして、それぞれ第3表に示すごとき組成のルテニウム
−酸化銀−酸化ランタン三元担持触媒り、MおよびNを
調製した。得られた触媒を用い、スチーム・カーデン比
1.5、反応温度600℃および常圧の条件下、実施例
1と同様にして、n−へキサンの水蒸気改質反応を行な
った。得られた結果を第3表に示す。
にして、それぞれ第3表に示すごとき組成のルテニウム
−酸化銀−酸化ランタン三元担持触媒り、MおよびNを
調製した。得られた触媒を用い、スチーム・カーデン比
1.5、反応温度600℃および常圧の条件下、実施例
1と同様にして、n−へキサンの水蒸気改質反応を行な
った。得られた結果を第3表に示す。
実施例9〜11
ルテニウムの代りに、それぞれ白金、・母ラジウムおよ
びロジウムを用い、実施例1と同様にして第4表に示す
ごとき組成の担持触媒O1PおよびQを調製した。得ら
れた触媒法用い、反応圧力10 リ偽” ・G 、反応
温度800℃、空気・カービン比(炭素原子1個当りの
空気のモル数)0.2、およびスチーム・カービン比1
.0の条件下、実施例1と同様にしてメタンの水蒸気改
質反応を行なった。得られた結果を第4表に示す。
びロジウムを用い、実施例1と同様にして第4表に示す
ごとき組成の担持触媒O1PおよびQを調製した。得ら
れた触媒法用い、反応圧力10 リ偽” ・G 、反応
温度800℃、空気・カービン比(炭素原子1個当りの
空気のモル数)0.2、およびスチーム・カービン比1
.0の条件下、実施例1と同様にしてメタンの水蒸気改
質反応を行なった。得られた結果を第4表に示す。
比較例7〜9
実施例1と同様にして、それぞれ白金、パラジウムおよ
びロジウムのみ第4表に示される割合で担持し、担持触
媒R,SおよびTを調製した。得られた触媒を用い、実
施例9と同様な条件下にメタンの水蒸気改質反応を行な
った。得られた結果を第4表に示す。
びロジウムのみ第4表に示される割合で担持し、担持触
媒R,SおよびTを調製した。得られた触媒を用い、実
施例9と同様な条件下にメタンの水蒸気改質反応を行な
った。得られた結果を第4表に示す。
実施例12〜14
実施例1と同様にして、それぞれ第5表に示すごとき組
成の触媒U、VおよびWを調製した。得られた触媒を用
い、常圧下、スチーム・カービン比1.0および反応温
度6.00℃の条件下、実施例1と同様にしてプロ・ぐ
ンの水蒸気改質反応を行なった。得られた結果を第5表
に示す。
成の触媒U、VおよびWを調製した。得られた触媒を用
い、常圧下、スチーム・カービン比1.0および反応温
度6.00℃の条件下、実施例1と同様にしてプロ・ぐ
ンの水蒸気改質反応を行なった。得られた結果を第5表
に示す。
実施例15
実施例1と同じ触媒Aを用い、反応圧力フ kmi・G
1反応温度600℃および700℃、触媒量50cc、
および反応時間3時間の栄件下、スチーム・カービン比
を変え、実施例1と同様にしてブタンの水蒸気改質反応
を行ない、触媒上のカービン析出量を測定した。得られ
た結果を第2図(反応温度600℃)および第3図(反
応温度700”C) K示す。
1反応温度600℃および700℃、触媒量50cc、
および反応時間3時間の栄件下、スチーム・カービン比
を変え、実施例1と同様にしてブタンの水蒸気改質反応
を行ない、触媒上のカービン析出量を測定した。得られ
た結果を第2図(反応温度600℃)および第3図(反
応温度700”C) K示す。
実施例16
実施例2と同じ触媒Bを用いる以外、実施例15と同様
にしてブタンの水蒸気改質反応を行なった。得られた結
果を第2図(反応温度600℃)および第3図(反応温
度700℃)に示す。
にしてブタンの水蒸気改質反応を行なった。得られた結
果を第2図(反応温度600℃)および第3図(反応温
度700℃)に示す。
比較例10
比較例2と同じ触媒Fを用い、実施例15と同様の実験
を行ない、得られた結果を第2図および第3図に示す。
を行ない、得られた結果を第2図および第3図に示す。
比較例11
比較例6と同じ触媒Jを用い、実施例15と同様の実験
を行ない、得られた結果を第2図および第3図に示す。
を行ない、得られた結果を第2図および第3図に示す。
前記の実施例および比較例から明らかなように、メタン
、プロパン、ブタン、ヘキサンなどの炭化水床の水蒸気
改質反応に本発明の前記触媒を用いた場合、反応温度が
低く、かつスチーム・カービン比が高い場合は勿論、反
応温度が高く、例えば800℃であり、かつスチーム・
カーボン比が低い場合にも、炭素析出防止効果が顕著で
あり、触媒活性の低下が抑制されることがわかる。
、プロパン、ブタン、ヘキサンなどの炭化水床の水蒸気
改質反応に本発明の前記触媒を用いた場合、反応温度が
低く、かつスチーム・カービン比が高い場合は勿論、反
応温度が高く、例えば800℃であり、かつスチーム・
カーボン比が低い場合にも、炭素析出防止効果が顕著で
あり、触媒活性の低下が抑制されることがわかる。
第1図は、本発明の実施例における触媒、ならびに本発
明の触媒に対する比較例の触媒を用いて、ブタンの水蒸
気改質反応を行なった場合の反応温度とブタン分解率の
関係を示すグラフであり、第2図および第3図はそれぞ
れ反応温度600℃および700℃において、本発明の
実施例における 7触媒、ならびに本発明の触媒に対す
る比較例の触媒を用いて、ブタンの水蒸気改質反応を行
なった場合のH20/Cと炭素析出量′との1シ1係を
示すグラフである。 符号の説明: 1.8.12・・・触媒A:2,9.13・・・触媒B
:3・・・触媒C:4,10.14・・・触媒F;5・
・・触媒G:6.11.15・・・触媒Jニア・・・触
媒に0特許出願人 東京瓦斯株式会社 第1図 反、先 111°C〕 第2図 HzO/(,7
明の触媒に対する比較例の触媒を用いて、ブタンの水蒸
気改質反応を行なった場合の反応温度とブタン分解率の
関係を示すグラフであり、第2図および第3図はそれぞ
れ反応温度600℃および700℃において、本発明の
実施例における 7触媒、ならびに本発明の触媒に対す
る比較例の触媒を用いて、ブタンの水蒸気改質反応を行
なった場合のH20/Cと炭素析出量′との1シ1係を
示すグラフである。 符号の説明: 1.8.12・・・触媒A:2,9.13・・・触媒B
:3・・・触媒C:4,10.14・・・触媒F;5・
・・触媒G:6.11.15・・・触媒Jニア・・・触
媒に0特許出願人 東京瓦斯株式会社 第1図 反、先 111°C〕 第2図 HzO/(,7
Claims (1)
- 1、 白金族金属の少くとも1鍾よりなる活性主成分:
および銀と希土類元素の少くとも1種とよりなり、かつ
該優および該希土類元素を、該活性主成分に対しそれぞ
れ原子比で0.1以上含有してなる助触媒を触媒相体に
担持してなる炭化水素の水蒸気改質用触媒。
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JP59002086A JPH069657B2 (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 炭化水素の水蒸気改質用触媒 |
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-
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