JPS60134357A - 画像フアイル登録・検索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、案内画像を用いて検索を行う画像ファイル登
録検索方式に関する。

〔発明の背景〕

画像ファイルの大容量化の進展に伴って、操作性および
効率のよい画像ファイルの登録検索方式が要求されてい
る。従来このような要求に応えるものとして、縮小画像
を案内画像とする方式が多数提案されている。たとえば
、特開昭５８−８７６−６０、特公昭５７−８４９９等
の方式がある。これらはいずれも、画像を登録する際に
、原画像と共に原画像を縮小した案内画像をファイルに
格納するもので、検索する際に、この案内画像の一覧表
から目的の画像をまず選択し、次にこれに対応する原画
像を取出す方式である。この方式は、目的の画像を順次
取出す方式と比較して検索時のデータ転送量が少く、よ
って対話処理による応答性がよい長所をもつが、反面縮
小による画像劣劣化が問題となる場面が少くない。

たとえば、文字と図が混在する文書画像では、図の部分
が認識できる限界まで縮小率をあげると文字が細かすぎ
て判読不能になる。逆に文字が認識できる限界で縮小率
を留めると図の部分が大まかすぎてデータ圧縮の点で効
率が悪い。このように従来の画像ファイルの登録検索方
式では、データの特性と無関係に一様に縮小率を決めて
いたので、案内画像の画質が悪く案内画像だけでは目的
の画像を特定できないか、案内画像の画質は良くても・
データ圧縮率が悪くファイル容量を不必要に多く要する
欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、このような従来の画像ファイルの登録
検索方式の欠点を解消し、十分なデータ圧縮率で、しか
も目的の画像を選択するキーとして十分良好な画質をも
つ案内画像を作成し、かつ利用する機能を有する、画像
ファイル登録検索方式を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明では、以上の目的を達成するために、１つの画像
の相異なる部分領域単位にそれぞれ独立の倍率でたとえ
ば対話的に縮小または拡大して合成、作成した案内画像
を利用する画像ファイル登録検索方式を提供する。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図〜第３図を用いて説明す
る。

第１図は本発明を実施する装置のブロック図である。図
中、１はコンソール、２は中央処理装置、３はディスプ
レイ、４はディスプレイコントローラ、５は画像入力装
置、６は画像メモ１ハ　７はディスク、８はディスクコ
／トローラ、９は画像移動装置、１０は画像縮小装置で
ある。本構成では画像ファイルとしてディスク７を使用
する。

まず、画像の登録の手順を説明する。まず画像入力装置
５より登録すべき画１象を入力して、画像メモＶ６に一
旦格納し、同時に本画像ディスプレイ３にモニタ表示す
る。次にコンソール１から案内画像作成のコマンドを順
次入力すると、中央処理装置２が本コマンドを解釈し先
の入力画像に対して移動、縮小前の処理を施しながら案
内画像を作成する。この作成の様子は、ディスプレイ３
にモニタ表示され、対話的に処理が遂行されるが、本処
理内容欠後に詳述する。最後に登録のコマンドをコンソ
ール１から入力すると、中央処理装置２が本コマンドを
解釈し、案内面（象および原画像をそれぞれディスク７
上の所定エリアに格納する。

次に、画像の検索の手順を説明する。まずディスク７よ
り案内画像を順次読み出し、画像メモリ６に格納すると
同時にディスプレイ３にモニタ光示する。目的の案内画
像が表示された時点で、選択コマンドをコンソール１か
ら入力すると、中火処理装置２が本コマンドを解釈し、
対応する画像をディスク７より画像メモリ６に読出し、
同時にディスプレイ３にモニタ表示する。案内画像のモ
ニタ表示例を第２図に示す。図中、１１〜１８は案内画
像を示す。

最後に、案内画像作成の手順の例を第３図さ第４図によ
り詳細に説明する。第３図は案内画像作成のためのディ
スプレイ表示内容である。図中、１９は登録すべき原画
像、２０は案内画像の大きさを示す枠、２１．２２は原
画像の１つの部分領域（矩形）の位置と大きさを示す領
域の対角２頂点を衣わす。まず案内画像作成開始直後に
は％第３図の画面に代って原画像１９が更に縮小され枠
２１の範囲内に入った画面が表示されている。操作者は
まず表示内容中、たとえば文字が細かすぎて読み取れな
い寺の場合、拡大キーの押下をこより原画像１９を拡大
する。このとき当然原画像は案内画像の大きさを示す枠
２０を越えて大きくなるため、原画像中案内画像として
登録すべき部分で枠外に出るものが生じる。そこで、文
字が読取れる範囲に原画像を拡大した後、登録すべき部
分が枠２０内ｌこ位置する様、原画像を移動キーの押下
により移動する。こうして、まず目的の１つの部分を枠
２０内に位置させたのが、第３図の状態である。第３図
において、操作者は登録すべき領域の、たとえば左上と
右下の点をカーソルで指定することによって、この部分
をまず案内画像の一部として登録する。以下同様にして
、拡大縮小、移動、および複数ベージからなる第３図の
ような画像の場合にはページめくり用キーの押下と、領
域の選択を繰返すことによって１つの案内画像が作成さ
れる。第４図は、このような操作によって作成した案内
画像の一例である。本図では、文字部分は判読可能な倍
率で、また図の部分はこれにより大きい縮小率で縮小し
ているため、全体を一様に縮小した案内画像に比べて、
検索時に文書を選択しやすい。また複数ページからなる
文書の別のページから特徴的な部分を合成した案内画像
を作成できる。もちろん、従来のように原画像全体を単
に縮小しただけの案内画像の登録も本処理の１ケースと
して可能である。

以上述べた検索例に加えて、検索時に表示された案内画
像の一覧を、拡大または縮小する機能を付加することが
可能である。拡大は、案内画像の細かい部分を見易くす
るため、縮小はより多くの案内画像を同時に表示して比
較選択を容易にするために安水される機能である。この
ような案内画像の拡大縮小の機能については公知（たと
えば、Ｃ，Ｆ、ｌ−１ＥＲＯＴ氏著、５ｐａｔｉａｌ　
ｆＶｌａｎａｇｅｍｅｎｔｏｆ　Ｄａｔａ、出典ＡＣＭ
　Ｔｒａｎｓａｃｔｉｏｎｓ　ｏｎ　Ｄａｔａ−ｂａｓ
ｅ　Ｓｙｓｔｅｍｓ、　Ｖｏｌ、　５、Ｎｏ、　４、Ｄ
ｅｃｅｍｂｅｒ１９８０、ページ４９３−５１４　）で
あるが、本発明ではこの機能を前提とするときに有効な
案内画像の登録方法を設ける。すなわち、第３図の表示
画面で枠２１以外に大きさが検索時の拡大または縮小し
た案内画像の大きさに等しい枠を表示し、枠２１で案内
画像を作成している過程で常時し、これら枠内に枠の大
きさに応じた案内画像を表示する。本機能ｉこより、操
作者は、案内画像を登録する際に、検索時の通常のサイ
ズ状態と共に拡大状態または縮小状態を見ながら処理を
進められるので、より適切な案内画像を作成することが
できる。

以上対話的に案内画像を作成し検索する実施例について
説明したが、毎回人の介入した対話的方法によらず、予
め定めたルールにより自動的に行なうことも本発明思想
の範囲内で実施可能である。

また本発明は既存のシステムのソフト的利用法としても
ハードウェア手段としても実施可能である。

〔発明の効果〕

このように本発明によれば、検索時の表示状態を見なが
ら、拡大縮小・切出合成等の処理を対話的にまたは所定
のルールによって進め、案内画像を作成することができ
るので、限られた容量で多くの情報量をもつ適切な案内
画像を利用でき、よって簡単に、短時間で、目的の画像
を検索できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における画像ファイル登録検索装置のブ
ロック図、第２図は本発明における検索時の表示画面の
一例を示す外観略図、第３図は本発明における登録時の
表示画面を例示する説明図、第４図は本発明における案
内画像の１例を示す図である。 １・・・コンソール、２・・・中央処理装置、３・・・
ディスプレイ、６・・・画像メモ１ハフ・・ディスク、
１９・・・原画像、 ２０・・・案内画像の大きさを示す枠。 第　１　図 第３　旧 第　４　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　画像を登録するファイル装置と、画像を表示する表
   示装置と、コマンド等を入力する入力装置とから成る画
   像ファイルシステムにおいて、登録すべき画像の部分領
   域単位に独立の倍率で拡大または縮小し、これらを合成
   した案内画像を別途登録し、検索時に該案内画像を索引
   として参照するステップを有することを特徴とする画像
   ファイル登録検索方式。 ２　検索用案内画像作成時にその検索時の表示状態を表
   示するステップを有することを特徴とする第１項の画像
   ファイル登録検索方式。