JPS6013176B2 - 手差給紙機構を備えた給紙装置 - Google Patents

手差給紙機構を備えた給紙装置

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JPS6013176B2
JPS6013176B2 JP52058352A JP5835277A JPS6013176B2 JP S6013176 B2 JPS6013176 B2 JP S6013176B2 JP 52058352 A JP52058352 A JP 52058352A JP 5835277 A JP5835277 A JP 5835277A JP S6013176 B2 JPS6013176 B2 JP S6013176B2
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lever
cassette
paper feeding
paper feed
roller
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信之 柳川
努 渡辺
一雄 後藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、複写機における手差給紙機構を備えた給紙
装置に関する。
複写機の給紙方式としては、複写シートをカセットに積
層収納しておいて給紙を行なうカセット給紙方式と、複
写シ−トを一枚ずつ人為的に給紙する手差給紙方式とが
ある。
そして、前者は、連続した給紙、換言すると連続複写を
行なえるので広く用いられている給紙方式である。また
、上記カセットは、シ−トサィズに合わせて複数筒用意
されていて、原稿サイズに対応して複写機本体へ装着さ
れる。ところで、カセット給紙機構を備えた複写機にお
いて、例えばB4サイズのコピーを一枚だけ得たい場合
には、セットされたカセットが、B4サイズであれば申
し分ないが、他のサイズのカセットであるとこれを差し
換える必要がある。
また、能かが自分の所望するコピーサイズと異なるサイ
ズのカセットを用いて連続して複写を行なっている場合
、この複写作業が終ってから自分のコピーをとることに
なり、たった1枚のコピーを得るのに無駄な待ち時間を
資してしまう。上記不具合を解消する手段としては、サ
イズの異なるシートカセットを複写機に複数筒同時にセ
ットしておいて、選択的に給紙する、所謂多83給紙袋
層があり、また実用に供されている。
しかしながら、この多段給紙袋檀は、複写機全体が大高
になる欠点があり、多段とはいえA系列とB系列のシー
トサイズによる二段給紙が一般的である。従って、所望
のコピーサイズと装着されているカセットとのサイズが
異なっている場合には、一枚のコピーといえどもカセッ
トの交換を行なわねばならない。そこで、カセット給紙
装置と手差給紙袋魔を併存させ、一枚または少数のコピ
ーが欲しい場合には、カセットの交換をわざわざ行なう
ことなく、手差給紙を行なってコピーを得る給紙装置が
案出され実用に供されている。しかし、従来の上記給紙
装置においては、カセット給紙と手差給紙を行なう機構
が別々に設けられていて、構成が複雑で大嵩になる欠点
があった。
本発明は、カセット給紙機構の機構を共用することによ
って、構成が簡単で且つ、手差給紙モードに切換えたと
きにはカセット給紙機構を不作動態位に保持して手差給
紙優先にした手差給紙機構を備えた給紙装置の提供を目
的とする。
以下、図示の実施例によって本発明を説明する。
はじめに「第1図において、本発明の総紙袋贋を有する
複写機の一例を説明すると、符号1は複写機本体を示し
ている。
本体1の上部には、開被自在の原稿圧板2を有する、原
稿を戦遣して往復敷するスライダー3が楢動自在に設け
られている。本体1の右方には、シートカセット4が着
脱自在に装着されている。また、本体1の右方のカバー
5は、開閉自在に枢着されていて、手差給紙時に第2図
に示すように、開くと手差給紙口6が露呈するようにな
っている。このカバー5は、手差給紙時のシートガイド
としての役割をも果たすものである。カバー5の下位に
は、同カバー5を開いた位置に保持するストッパ−7が
設けられている。本体の左方には排紙台8が、前面上部
にはプリント釦9を含む操作部10がそれぞれ配設され
ている。なお、符号11はカセット給紙モードと手差給
紙モードを選択的に切換える給紙モード切検しバーのツ
マミを示している。次に、第3図において、上記複写機
内部の構成を簡単に説明すると、符号12は示矢方向に
回転する感光体ドラムを示している。
感光体ドラム12の周りには、メインチャージヤー13
、築東性伝送体を用いた露光光学系14、磁気ブラシ現
像装置15、転写チャージャー16、シート分離装置1
7および除電装暦18がそれぞれ配設されている。上記
光学系14の近傍には、スラィダ−3のコンタクトガラ
ス19に敦層された原稿(図示されず)を照明する照明
用光源ランプ20が配置されている。図において右下に
は、給紙装置21が配設されている。この給紙装置21
は、手差給紙通路22、カセット給紙通路23こ共通の
通路24、上記通路22,23の合流部に配置されたレ
ジストローラ対25、シートカセット4の上位に定置さ
れたカセット給紙コロ26、上記通路22内に十部を臨
ませた手差給紙コロ27および上記コロ27に髪離する
アイドルコロ28とからなる、シート給送に直接関与す
る構成要素群(第4図参照)と、後述するこれの駆動機
構とからなっている。いま、プリント鋤9が押されると
、感光体ドラム12が示矢万向へ回転し、その表面をメ
インチャージヤー13により帯電される。
このドラム12の画像領域の先端縁が光学系14の直下
に回動して来るとき、スライダー3も移動を開始してい
て、コンタクトガラス19に戦遣された原稿の先端縁が
光学系14の直上に位置している。そして「光源ランプ
2川こ照明された原稿画像は、光学系14により感光体
ドラム表面へ照射されて静亀潜像となる。この静函潜像
は、現像装置15によって現像されトナー像となる。こ
のトナー像が転写位置に回動して来るとき、感光体ドラ
ム12には、給紙袋直21から送り出されたシートが密
着させられていて、転写チャージヤーj6の作用によっ
て、トナー像が感光体ドラム表面からシートへ転写され
る。転写を終えた感光体ドラム12は、除電装贋18に
よって残留する電位を除去されたのちクリーニング工程
へ進む。一方、シートは、分離装置17でドラム表面か
ら剥されたのち搬送装置29に吸引されて示矢方向へ搬
送される。搬送装置29により搬送されるシートは、圧
力定着装置3川こ送り込まれて、トナー像を定着された
のち排出ローラ対31によって排紙台8へ排出される。
ところで、トナー像転写のために、感光体ドラム12に
向けて送り出されるシートは、カセット給紙・手差給紙
にかかわらず同ドラムの画像形成領域と完全に合致させ
る必要があり、そのためのレジストローラ対25が設け
られている。
このレジストローラ対25は、カセット給紙コロ26ま
たは手差給紙コロ27により送り出されたシートを、一
旦停止させておいて、感光体ドラム12との同期をとっ
てこれに向けて送り込むものである。そして、このレジ
ストローラ対25の回転制御は、給紙コロの回転を制御
する手段からの信号によって制御されるようになってい
る。先ず、カセット給紙機構について説明すると、カセ
ット装着部には、第4図ないし第6図に符号32で示す
一対のカセットホルダー(一方のみ示す)が固設されて
いる。
カセットホルダー32の、互に対向する面には、カセッ
ト4の先端両側部に形成された突出部4aと凹部4b(
第7図参照)にそれぞれ様合するガイド溝32aとスト
ッパー32bが形成されている。カセット4の先端両角
隅部には、第7図に一方のみ示すように、これに積層教
導されたシートを一枚ずつに分離するためのコーナーセ
パレーター33が、また、カセット4の底部には、シー
トSを直接戦贋するカセット本体に対して揺動自在の底
板34(第8図参照)がそれぞれ設けられている。また
、カセット本体の底部には、上記底板34を押上げるた
めの底板押上レバー35が鉄入する窓孔4cが穿されて
いる。第6図、第8図および第9図において、底板押上
機構を説明する。
底板押上レバー35は、その基部36aを、一対の支持
板36,37(第9図参照)に回転自在に支架された押
上レバー支持軸38の略中央部に固着されている。
上託しバー支持藤38の一端部38aには、レバー39
が固着されていて、同レバーの自由端には、ピン40が
固槌されている。上記ピン40は、側板41(第9図に
のみ示す)に添って垂直方向に配設された底板押上リン
ク42の下端に形成された最孔42aに緩く鉄入してい
る。上託りンク42の上端に設けられた切起し部42b
と上記ピン40との間には、底板押上加圧用の緊縮性の
ばね43が掛け渡されている。底板押上リンク42は、
その略中央を支持レバー44の自由端44aに短軸45
によって枢着されて支持されている。支持レバー44は
、その基部を上記側板41に支持軸46によって揺動自
在に枢着されている。支持レバー44の側板41がわの
面には、短かい引上用ピン47と長い保持用ピン48が
それぞれ固槌されている。また、支持レバー44の基部
側縁44b(第8図参照)の下位には、レバー下降検知
スイッチSWIが配置されている。上記支持レバー44
の保持用ピン48には、保持レバー49の自由端が対応
している。
保持レバー49は、前記側板41(第9図参照)に支持
軸50‘こよって揺動自在に枢着されていて、その自由
端を上記ピン48へ当鞍させる向きの揺動習性をばね5
1によって与えられている。保持レバー49の自由端に
は、上記ピン48に係脱する保持用段部49aと、この
段部と上記ピン48との係合を外すときの解除用折曲部
49bがそれぞれ形成されている。一方、感光体ドラム
12の支持軸52には、これと実質一体的に、タイミン
グカム53と底板押上機構を作動させる作動カム54が
それぞれ固着されている。
作動カム54の回敷軌跡上には、カムフオロワ55が位
置している。カムフオロワ55は、側板41に軸56で
騒動自在に枢着された揺動レバー57の一端に設けられ
ている。
この揺動レバー57には、ばね58が掛けられていて、
上記カムフオロワ55を作動カム54に当援させる向き
の揺動習性を与えられている。また、揺動レバー67の
他端には、自由端を上記支持レバー44の引上用ピン4
7に対応させた引上レバー59が支軸6川こよって枢着
されている。引上しバ一59の自由端には、上記ピン4
7に係脱する引上段部59aと、この段部とピン47と
の係合を外すとき及び一旦引上げた支持レバー57に対
して該レバー59をフリーに上下動(詳細は後述する)
させるための折曲部59bがそれぞれ形成されている。
また、引上レバー59の基機と上記揺動レバー57に岡
槽されたピン67aとの間には、緊縮性のぱね61が掛
けられていて、レバー59に対して、その自由端を上記
ピン47に当接させる向きの揺動習性を与えている。側
板41の、上記保持レバー49の下位には、制御レバー
62が支持軸63によって揺動自在に枢着されている(
第11図参照)。制御レバー62は、第10図に示すよ
うに、第1腕62aと第2腕62bおよび第2腕62b
に固槌されたピン64とからなっている。そして、制御
レバー62は、第8図に示すように、第1腕62aを支
持レバー44のピン47と引上しバ一59の自由端との
間に位置させ、第2腕62bを保持レバー49の折曲部
49bに係合可能に位置させている。また、上記制御レ
バー62のピンS4には、議しバーを反時計方向(第8
図において)へ押動する向きに解除レバー65の一端が
対応している。この解除レバー65は、前記支持板36
,37(第9図参照)に回動自在に支架されたカセット
検出軸66の一端66aに固着されている(第11図参
照)。この解除レバー65の他端には、ばね67の一端
が掛けられていて、同レバーに対して、上記解除レバー
62を反時計方向へ押動する向きへの揺動習性を与えて
いる。上記カセット検出軸66には、一対のカセット検
知レバー68が実質一体的に固着されている。上記制御
レバー62のピン64には、蓮杵69のフオーク状の押
動端69aが緩く係合している。
蓮杵69の池端69bは、側板41に支髄70で揺動自
在に松着された給紙モード功換レバー71の一端に回動
自在に枢着されている。蓮杵69と上記切換レバー71
を互いに回動自在に枢着する軸72の頭部は延びていて
、後述する該切換レバーの揺動時に、該藤72の回動軌
跡上に位置させられている、手差検出スイッチSW2の
アクチュェーターSW2aを押動するようになっている
。また、上記切検しバー71には、側板に固楯したピン
73に一端を掛けたばね74の池端が掛けられていて、
同レバーを第8図に実線で示すカセット給紙モードと鎖
線で示す手差給紙モードの両位置に保持されるようにな
っている。上記給紙モード切検しバー71の他端は、複
写機本体の側部から外部へ突出していてッマミ11(第
1図、第2図参照)が固着されている。なお、第8図に
示す底板押上機構は、カセット4が装着されていて、底
板34が押し上げられた状態を示しているが、カセット
が装着されていない状態は第20図に示している。
該機構の作用については後述する。
次にカセット給紙コロ、手差給紙コロおよびレジストロ
ーラの回転制御機構を、第9図および第12図〜第15
図に基づいて説明する。
なお、第13図、第14図および第15図は、説明の都
合上、該機構を背面から見た図である。先ず、レジスト
ローラ対25は、駆動側のレジストローラ75とこれに
従動するアィドルロ−ラ76とからなっている。
レジストローラ75は、その軸77で側板41,142
に回転自在に支架されている(第9図参照)。この軸7
7が側板42から突出している鞠端には、一方向クラッ
チ78と、これと実質的に一体の一組のスプロケツト7
9,80が装着されている。そして、スプロケット79
には、図示されない駆動源との間にチヱン81(第15
図参照)が巻き掛けられていて、レジストローラ75を
示矢方向へ回転させる。。詳細は後述するが、上記一方
向クラッチ78を係止すると上託しジストローラ75は
停止させられる。一方、アイドルローラ76は、レジス
トローフ75の上位に回転且つ上下動自在に側板41,
142間に支架されていて、図示されないぱあし、によ
ってレジストローラ75に圧接させられている。
第15図において、感光体ドラム12の軸52の一端に
は、該ドラム駆動用ギャ82、スライダー3(第1図参
照)駆動用ワイヤードラム83、スライダー復動用ギャ
84およびスライダータイミングドラム、85がそれぞ
れ装着されている。
上記スライダータイミングドラム85には、給紙開始信
号源としてのピン86が固槽されている。なお、上記感
光体ドラム12は、一複写動作時にギヤ82によって示
矢方向へ2回転して停止し、ワイヤードラム83とギヤ
84とは、上記ドラム12の1回転則まこれと同方向へ
回転するが、ドラム12の2回転目には、破線で示す向
きに逆転して始発位置で停止し、上記タイミングドラム
85は、感光体ドラム12の1回転目はこれと一体的に
回転するがこれの2回転目には始発位置で停止している
。次に、カセット給紙コロ26と手差給紙コロ27は、
それぞれの軸87,88を支持板36,37に回転自在
に支架されて配設されている。
上記軸87の軸端には、ギヤ89が固着されている。軸
88の側板42から突出した聡端にはギャ90が岡装さ
れている。なお、上記各給紙コ。26,27は、共にそ
れぞれ一方向クラッチ(図示せず)を介して軸に装着さ
れている。
一方、側板41,142には、ストッパー支持軸91が
回転自在に支架されていて、その軸端には、カセット給
紙コロ駆動用ギャ92、手差給紙コロ駆動用ギャ93が
園装されると共に、駆動用スプロケツト94と該支持軸
91を蓮断する一回転クラッチ95が装着されている。
また一回転クラッチ96の端部には、レジストローラの
回転と手差給紙コロの紙送り動作を制御するカム96が
固着されている。上記カセット給紙コロ26の軸87の
ギャ89と、上記駆動用ギャ92とは、側板142に枢
着されたアイドルギャ97を介して、回転的に一体とな
っている。
また、上記手差給紙コロ27の軸88のギャ90と駆動
用ギャ93とは噛み合っている。また、上記スプロケツ
ト94には、アイドルスプロケツト98,99,100
およびテンシヨンスブロケット101に巻き掛けられて
いて、駆動源に連結されているスプロケツト80の回転
を伝達するチェン102が巻き掛けられている。
なお、第12図においては、テンションスブロケツト1
01は図示されていない。上記一回転クラッチ95には
、これに係脱する検知レバー103の一端の係止部10
3aが係止勝手に対応している。
この検知レバー103は、側板142(第9図参照)に
、支軸104で揺動自在かっぱね105(第12図、第
13図参照)による上記係止勝手の揺動習性を与えられ
て枢着されている。検知レバー103の他端103bは
、前記タイミングドラム85のピン86の回動軌跡上に
位置している。手差給紙コロ27の上位には、該コロ2
7に接離自在のアイドルコロ28が配置されている。
このアイドルコロ28は、支持軸106に固装されてい
て、この軸106は、その両端を一対のアーム107の
最孔107aに上下動且つ回転自在に支承されている(
第16図参照)。上記一対のアーム107は、その基部
を、側板41,142に回転自在に支架された支持軸1
08に固着されている。この支持軸108の中央部には
、第16図に示すように、板ばね109が固設されてい
て上記アイドルコロ28を下方へ、換言すると長孔10
7aの範囲において手差給紙コロ27へ氏接させる向き
に、その軸106を押圧している。上記支持軸108の
軸端108aには、自由端にカムフオロワ110を固着
したレバー111が固設されている。このレバー111
には、ぱね112により上記カムフオロワ110を前記
カム96に当接させる向き、換言すると上記アイドルコ
ロ28を給紙コロ27へ押しつける向きの揺動習性が与
えられている(第13図、第16図参照)。一方、側板
142(第9図参照)には、レジストロ−ラ75の回転
を制御する一方向クラッチ78に係脱する係止しバー1
13がスタツド114によって揺動自在に機着されてい
る。
係止しバー113の係止機113aは、上記クラッチ7
8に下方から対向している(第12図、第13図参照)
。そして、上記係止しバ一113と上記しバー111と
は、リンク115によって連結されている。
上記しバー111,113とりンク1 15とはリンク
機構を構成している。係止しバー113とりンク115
とは、長孔115aと有藤ピン113bによって連結さ
れていて、該ピン113bとりンクに固槽されたピン1
15bとの間にはばね116が掛け渡されている。前記
一回転クラッチ95が装着されているストツパ支持鞠9
1には、第16図に示すように、一対のストツパ支持体
117が、スラスト方向の移動を規制されて且つ回転自
在に鉄挿されている。
この支持体117の各一端117aには、その先端を折
り曲げられたシートストッパ118が固着されている。
そして、支持体117は、シ−トストツパ118の重さ
により、支持軸91を中心に反時計方向(第17図にお
いて)、換言すると該ストッパ118を手差給紙通路2
2へこれを遮ぎる向きの揺動習性を有している。自重で
揺動するストツパ支持体117は、その各他端117b
を上記アイドルコロ28の軸106に、その下方から係
合させている。上記シートストツバ118の先端縁は断
続縁に形成されていて、手差給紙通路22(第17図参
照)を構成している上部ガイド部材119の断続縁11
9a(第19図参照)と互いに入り込んでいる。上記ガ
イド部材119には、上記アイドルコロ28が出入する
窓119bが穿謝されている。また、手差給紙コロ27
は、その周面の一部をシート給紙通路22内に臨ませて
いる。
そして、手差給紙時にシートガイドとなるカバー5(第
2図参照)は、第17図に示すように、その基部を手差
給紙口6の近傍に設けた支持部村120に回転自在に枢
着されていて、手差給紙時には、ストッパー7でその態
位に保持される。本発明の給紙袋直は以上のように構成
されている。
以下、該装置の作用について、先ずカセット給紙モード
から説明する。
第20図は、カセットが装着されていない状態を示して
いるがこの状態を簡単に説明すると、制御レバー62は
、そのピン64を解除レバー65の一端65aで押圧(
第21図参照)されることにより、軸63を中心に反時
計方向へ押動されている。
制御レバー62の揺動によって、第1腕62aが引上し
バー59の折曲部59bに、第2腕62bが保持レバー
49の折曲部49bにそれぞれ係合して、両レバー59
,49をそれぞれの揺動習性に抗して揺動させてその位
置に保持している。また、底板押上リンク42はこれ自
体の重量により下降しており「 レバー39を揺動させ
ている。レバー39の揺動は、支持軸38を介して底板
押上レバー35を下降位置へ揺動させている。また、支
持レバー44も上託りンク42によって揺動させられて
いて、その下側縁でレバー下降検知スイッチSWを作動
させて、プリント釦を不作動状態においている。この検
知スイッチSW亀は、支持レバー44の下降、言い換え
ると「底板押上レバー35の下降を検知することにより
、カセットが装着されていないことを検知して、当該複
写機の複写動作を不能例えばプリント釘を不作動状態に
おくようになっている。ただし、手差給紙モードにおい
ては、手差検知スイッチSW2が作動し、このスイッチ
SW2は上記スイッチSW“こ優先して作動するように
なっている。そして、第20図に示す状態において、カ
セット4をカセットホルダー32(第5図、第6図参照
)に装着すると、第22図に示すように、カセットの前
板4cがカセット検知レバー68に当接してこれを時計
方向に揺動させる。
検知レバー68の揺動によって、支持軸66を介して解
除レバー65も同方向に移動して制御レバー62に対す
る押動作用を解除する。制御レバー62への拘束が解か
れると、引上しバー59を保持レバー&8がそれぞれの
有する習性によって、支持レバー44のピン47,48
に係合可能な位置まで揺動する。この両レバーの位置は
、制御レバー62のピン64がカセット給紙モ−Nこ位
置させられた蓮村69のフオーク状の押動端69aの底
部に当援することにより規制される。そして、プリント
釦が押されて感光体ドラム12が回転し始めるとこれと
実質的に一体の作動カム54も回転し、第8図に実線で
示す始発位置から鎖線で示す作動位置まで回動するとき
、そのカム面でカムフオロワ55を鎖線位置から実線位
置へ押敷する。
これにより、揺動レバー57が鎖線位置から実線位置へ
揺動し、その一端に松着された引上げレバー59を引き
上げる。引上レバ一59が引き上げられるとき、引上段
部59aがピン47に係合していて、第8図に示すよう
に支持レバー44を支持軸46を中心に反時計万向へ揺
動させその自由端44aを上昇させる。
このレバー44の上昇位置は、第8図に示すように、保
持用のピン48が保持レバー49の保持用段部49aに
係合することにより保持される。そして、上記支持レバ
ー44の上昇に従って、底板押上リンク42が上昇せし
められる。底板押上リンク42の上昇によって、ばね4
3を介してレバー39を反時計方向へ磯発的に揺動させ
、このレバーと支持鼠38を介して一体の底板押上レバ
ー35を反時計方向へ揺動させて、底板34を上昇させ
る。底板34の上昇によって、これに戦瞳されたシート
も共に上昇して最上位のシートをカセット給紙コロ26
におしつけられる(第8図参照)。
底板押上レバー35は、給紙に伴ってシートが減少して
もばね43の弾力により継続して底板34を押上げる。
以上がカセット給紙モード‘こおける底板押上機構の底
板押上動作である。
次に、カセット給紙コロの給紙制御手段としジストロ−
ラの回転制御手段の作用を第12図ないし第15図にお
いて説明する。
先ず、上記各制御手段の始発位置を第12図、第13図
および第15図に基づいて説明すると、レジストローラ
75は、図示されない駆動源に接続されたスプロケット
79により示矢方向に回転し、カセット給紙コロ26は
、一回転クラッチ95が検知レバー103で係止されて
いることにより停止している。
また、上記一回転クラッチ95の停止によってカム96
も停止していて、その大蓬部にレバー111のカムフオ
ロワ110が乗り上げている。よって、レバー111は
その習性に抗して揺動させられていて、該レバーとりン
ク機構を構成しているリンク115を介して係止しバー
113も揺動させられており、その係止端113aは一
方向クラッチ78から離間している。いま、プリント釦
が押されて感光体ドラム12(第15図参照)が回転し
始めると、これと一体となってタイミングドラム85が
回転し、これに固植されたピン86が検知レバー103
の一端103bに係合する。検知レバー103の揺動に
よって、これの係止端103aが一回転クラッチ95の
係合凹部95aから離脱(第14図参照)するので、駆
動源に連結されていて回転しているスプロケット94の
回転が支持軸91に伝達される。この支持軸91の回転
は、これと一体のギャ92、アイドルギヤ97を介して
カセット給紙コロ軸87のギャ891に伝えられ、給紙
コロ26を示矢方向へ回転させる。上記検知レバー10
3の係止機103aは、一回転クラッチ95の凹部から
脱した後、議しバーの習性によって同クラッチの周面に
氏接していて、このクラッチが1回転すると再び凹部9
5aに落ち込んでこれを係止する。
従って、上記一回転クラッチ95が1回転すると、カセ
ット給紙コロ26への回転も断たれることになる。この
給紙コロ26が停止させられるときには、カセット4内
の最上位のシートSは、一枚に分離されてカセット給紙
通路23に送り出されていて、その先端Saを、停止(
後述する)しているレジストロ−ラ対25に衝き当てら
れている(第14図参照)。送り出されたシートは、若
干の榛みを持って衛き当てられている。一方、上記一回
転クラッチ95が解放されたとき、カム96が回転する
カム96が回転するともいままでこれの大蓬部に乗り上
げていたカムフオロワ110が4・蓬部へ落ち込み(第
14図参照)、リンク機構を構成するレバー111、リ
ンク115および係止しバー113を揺動させる。係止
しバ一の揺動によって、その係止端113aが一方向ク
ラッチ78に係合して、いままで回転していたレジスト
ローラ78を停止させる。レジストローラ78の停止は
、前記カセット給紙コo26によって送り出されたシー
トが該ローラに到達する前である。このレジストローラ
78の停止時間は、カムフオロワ1 10がカム96の
小径部に当接している時間によって定まり、同カムフオ
ロワ110がカムの大蚤部に乗り上げて上記りンク機構
が揺動すると係止端113aが一方同クラッチ78から
離脱してレジストローラが再び回転する。レジストロー
ラ78が再び回転する時機は、これにより送り出された
シートの先端と、感光体ドラム12の画像形成領域の先
端とが、転写位置において合致すべく、上記カム96の
設定位置で定められる。
なお、レジストローラ対25へのシートのくわえ込みは
、シートが若干の榛みをもって送り込まれているので、
後部を給紙コロに押えられているシートは、それ自体の
剛性いわゆる腰の強さで回転するレジストローラ対へく
わえ込まれる。以上のように、カセット給紙は行なわれ
る。
そして、底板押上機構は、第8図に示すように、底板3
4を押し上げた状態に保持される。この底板押上機構は
、一旦カセット給紙モードに置かれると、このモードに
保たれていて、感光体ドラム12が回転するとき、作動
カム54はカムフオロワ55を介して、揺動レバー57
を第8図に示す実線位置と鎖線位置の間に揺動させるが
、揺動レバー57の一端に枢着された引上しバー59は
単に上下動させられるのみである。すなわち、揺動レバ
ー57は、カム54の回動に従って、引上しバー59で
支持レバー44を上昇させた後は、ばね58の作用に従
って第8図および第23図に鎖線で示すように揺動して
いる。そして、作動カム54が回敷しても、引上しバー
59は、第23図に示すように、実線位置と鎖線位置の
間を単に上下動するのみであって、支持レバー44を何
ら揺動させるものではない。次に、装着されていて底板
を押し上げられていたカセット4を取り出したときの上
記底板押上機構の作用を説明する。
第8図に示すように底板34を押し上げられた状態にお
いて、カセット4を右方に引き出すと、いままで前板4
d(第22図参照)で押動されていたカセット検知レバ
ー68がばね67の弾力によって反時計方向へ揺動する
(第21図参照)、このレバー68の揺動と共に解除レ
バー65が同方向へ揺動して、その一端がビン64に係
合して制御レバー62を反時計方向へ押し動かす。
この制御レバー62の揺動はその第2腕S2bが保持レ
バー49の折曲部49bに係合して保持用段部49aと
ピン48との係合を外すべく同レバー49を時計方向へ
、また第1腕62aが引上レバ一59の折曲部59bに
係合して、引上段部59aとピン47とが係合しないよ
うに同レバー59を時計方向へそれぞれ橋動させる。第
21図には、カセット4を抜いた直後の各レバーの動き
を示していて、こののち、底板押上機構は、保持レバー
49の保持作用を解除されて第20図に示すように下降
する。すなわち、保持レバー49による上昇位置への保
持作用を解除された支持レバー44は、底板押上リンク
42の自重によって揺動下降させられる。
これによって、同リンク42が下降して、レバー39お
よび支持軸38を介して底板押上レバー35を時計方向
へ揺動させて底板34(第8図参照)を下降させる。上
記の底板押上レバー35の下降は、カセット4をホルダ
ー32(第6図参照)から引き抜くときの初期動作とい
える、カセットの前板4dがカセット検知レバー68か
ら離間するときと略同時であって、カセットを抜くとき
には第20図に示すように下降していて、カセットの抜
き出しの障害とならない。また、底板押上機構の下降態
様を検知するスイッチSWIが支持レバー44によって
作動させられる。
次に、手差給紙モ−ド‘こついて説明する。
手差給紙を行なう場合、複写機の状態には二通りある。
それは、カセットが装着されている状態とそうでない状
態である。カセットが装着されていない状態にあっては
、上述したように、底板押上レバー35は上昇しないが
、カセットが装着されているとき手差給紙を行なうと、
カセットからの給紙も行なわれてしまう不具合があり、
手差給紙はこれを優先させる必要がある。また、カセッ
トが装着されていないとき、換言すると底板押上機構が
下降していて、レバー下降検知スイッチSWIが作動し
ていると、複写動作が行なえないので、手差給紙モード
においては、このスイッチSWIを不作動にする必要が
ある。いま、手差絵紙を行ないたい場合には、先ず第2
図に示すように、シートガイドとしてのカバー5を揺動
させて手差給紙口6を開く(第17図参照)と共に、給
紙モード切換レバー71を第8図において実線で示すカ
セット給紙モードから二点鎖線71Aで示す手差給紙モ
ードへ切り換える。
モード切換時のレバー71の動作を第24図におし、て
説明すると、同レバー71が軸70を中心に揺動すると
き、その一端に設けられた軸72が手差検知スイッチS
W2(第6図および第8図参照)のアクチュェータSW
2aを押動して同スイッチを作動させる。このスイッチ
SW2の作動は、給紙袋層が手差給紙モードーこ切り換
っていることを複写機の適所に表示すると共に、前記し
バ−下降検知スイッチSWIの作動を不能にする。更に
、カセット給紙モードにおいて、リピートコピーを行な
っているときに、リピートカウンタを不作動にする。ま
た、上記切換レバー71が実線位置から二点鎖線71A
で示す手差給紙モード‘こ切り換わるとき、このレバー
に枢着されている蓮村69のフオーク状の押動端69a
は、図において左右に往復動する。この蓮村69の往動
時に、押動端69aの底部が、制御レバー62のピン6
4を実線位置から鎖線64Aで示す解除位置まで押し動
かす。そして、蓬杵69は、実線位置69から一旦一点
鎖線698まで往敷したのち、二点銀線69Aで示す手
差給紙モードの位置まで、上記レバ一71の揺動に従っ
て復動する。給紙モード切換レバー71の各モードにお
ける位置は、ばね74(第6図および第8図参照)がデ
ッドポイントを越えることで保持される。上記連村69
の移動によって制御レバー62が、第21図に示すよう
に揺動させられて、第1腕62aで引上レバー59を、
また第2腕62bで保持レバー49をそれぞれの習性に
抗して押し動かす。そして、カセットが装着されていて
底板押上機構が上昇している場合、制御レバー62は、
上記レバー59,49とピン47,48との係合を外し
て同機機を下降させ両レバー59,49とピン47,4
8が係合不能な第20図に示す位置に、各腕62a,6
2bで各レバー59,49を押動する。カセットが装着
されていない場合には、上記引上レバ−59と保持レバ
ー49は、既に制御レバー62によって第20図に示す
ようにピン47,48と係合不能な位贋に押動されてい
る。上記両レバ−59,49の揺動位置は、蓮村69の
フオーク状押動機69aの底部が、制御レバー62のピ
ン64に当接することにより保持される。カセットが装
着されていないときには、上記両レバー59,49の揺
動位置はばね67による解除レバー65の押動作用にて
も保持される。なお、上記底板押上機構の作用を不能に
するための蓮杵69の移動長さは、僅かなものであるが
、第24図および第25図には、ピン64との位置関係
を誇張して示してある。以上のように、給紙モード切換
レバーの切換えによって、給紙装置は手差給紙モードに
おかれる。
次に、手差給紙コロ27の作用について説明する。
手差給紙コロ27は、前記カセット給紙コロ26の給紙
制御手段によって回転制御させられる。
すなわち、第13図において、プリント鋤が押されて、
タイミングドラム85が回転し、ピン86が検知レバー
103を揺動させると、一回転クラッチ95が解放され
る。この一回転クラッチ95の回転は、ギャ92、アイ
ドルギャ97およびギャ89を介してカセット給紙コロ
26を回転させると共に、ギヤ93,90を介して手差
給紙コロ27を回転させる(第12図、第15図および
第16図参照)。また、上記一回転クラッチ95が回転
するとき、これと実質的に一体のカム96も回転して、
レバー111を揺動させる。
このカム96としバー111は前記したようにレジスト
ローラ対25の回転を制御するのであるが、アイドルコ
ロ28の手差給紙コロ27への接雛をも制御する。すな
わち、第17図に示すように、カム96の大蓬部に乗り
上げていたカムフオロワ110が第18図に示すように
小径部に落ちると、レバー111がばね112(第13
図参照)の弾力によって反時計方向へ揺動する。レバー
111の揺動によって、これの支持軸ID8と一体の、
一対のアーム107が同方向へ揺動して、これに枢支し
ているアイドルコロ28を板ばね109(第16図参照
)の弾力により押圧する。アイドルコロ28は、回転し
ている手差給紙コロ27に当綾することによりこれに従
動回転する。上記アーム107が揺動するとき、鞠10
6がストツパ支持体117の一端117bに係合して、
この支持体117をその自重による揺動習性に抗して支
持軸91を中心に時計方向へ押動し、他端117aに設
けられたシートストツパ118を手差給紙通路22から
退避させる(第18図参照)。
そして、上記一回転クラッチ95が一回転すると、カム
フオロワ110がカム96に乗り上げることにより、レ
バー111が揺動して、支持軸108、アーム107が
回敷し、上記シートストッパ支持体117への押動作用
を解除することによって、第17図に示すようにアイド
ルコロ28がコロ27から離間すると共にシートストッ
パ118が通路22内へ入り込む。
以上のように、手差給紙機構は、カセット給紙機構の作
動と同時に作動させられるようになっている。
いま、手差給紙を行なうとすると、先ず、給紙モード切
摸しバー71を手差給紙モード(繁8図に符号71Aで
示す)へ切換えたのち、第2図に示すようにカバー5を
開いて、手差給紙口6から所望のサイズのシート(転写
紙)を通路22内へ挿入する。
このとき該シート(図示せず)は、その先端を、第17
図に示すように、通路22を遮ぎるように位置している
シートストツバ118に当接させておく。しかるのち、
プリント釦を押すと感光体ドラム12、タイミングドラ
ム85(第16図参照)が回転して、ドラム85のピン
86が検知レバー103を揺動させる。
このレバー103の揺動が−回転クラッチ95を解放し
、カム96としバー111を介してアイドルコロ28を
揺動させると共にシートストッパ118を通路22から
退避させるのは上述の通りである。アイドルコロ28が
下降して、回転している手差給紙コロ27にシートを押
しつけると、シートは両コロによって通路22を左方(
第18図において)へ送られ、このとき停止しているレ
ジストローラ対25に衝き当てられて停止する。レジス
トローラ対25に先端を衝き当てられたシートは、若干
の鏡みが持たせられており、上記一回転クラッチ95が
1回転して、上記手差給紙コロ27が停止していて、レ
ジストローラ対が回転を開始するときには、紙の剛性い
わゆる腰の強さでもつて同ローラ対25にくわえ込まれ
る。上記シートの榛みは、手差給紙コロ27のシート送
り量が、シートストツパ118としジストローラ対25
の間の長さより僅かに大きく設定されることにより与え
られる。また、レジストローラ対25からシートストツ
パ118までの距離は、レジストローラ対25からカセ
ット給紙時におけるシート先端までの距離と等しくなる
ように定められている。上記の停止していたレジストロ
ーラ対25の再回転は、上記しバー111がカム96に
よって揺動させられ、リンク機構を介して係止しバー1
13が一方向クラッチ78を解放することにより開始さ
れるのであるが、アイドルコロ28が給紙コロ27から
離れるのは、アイドルコロ28がア−ム107の長孔1
07a(第16図参照)に支持されていることによって
、レジストロ−ラ対の回転開始より僅かに遅れるように
なっている。
以上説明した手差給紙機構においては、手差給紙を行な
うに際し「給紙モード切換レバーの功換動作と、シート
ガイドとしてのカバーの開閉動作を行なうが、両者の動
作を一動作で行なうこともできる。すなわち、手差給紙
通路を開〈シ−ドガィドとしてのカバーを開くと、給紙
モードが手差給紙モー門こ自動的に切換わるようにする
。この実施例を第26図ないし第27図に基づいて説明
するが、併せて底板押上機構の変形例も説明する。なお
、既に説明した部材と同一構成のものについては同一符
号を付して個々の説明は省略する。揺動レバー57、保
持レバー490、支持レバー44および制御レバー62
川ま、支持板121にそれぞれ揺動自在に枢着されてい
る。
支持レバー44の自由端には軸45によって底板押上リ
ンク420が枢着されている。同リンク420は、側板
41(第9図参照)に固楯された有頭ピン122にその
ガイド溝420aを緩く鞍合させて上下動自在である。
また、譲りンク420の上端420bと、レバー39の
一端のピン400との間には、底板加工用のばね430
が掛け渡されている。上記ピン4001こは、コロ12
3が麹装されていて、同コロは上託りンク420の下端
420cに対応している。制御レバ−620のピン64
01こは、蓮村690のフオーク状押動部690aが緩
く鼓合している。一方、側板には、給紙モ−ド切換レバ
ー710が支軸700で揺動自在に枢着されていて、そ
の一端には上記連杵の一端690bが軸720で枢着さ
れている。
上記しバー710の他端の当援端710aは、折り曲げ
られたのち、手差給紙口6(第4図参照)の近傍から突
出している。また、同レバー710の一端は折り曲げら
れていて、手差検知スイッチSW2の押動部710bと
なっている。上記しバー710には、ばね740が掛け
られていて、支軸700を中心として、当援端710a
をカバー5に当接させる向きの播動習性を与えている。
従って、上記連杵690は、上記制御レバー620を反
時計方向、換言すると底板押上機構を不作動にする向き
の移動習性を与えられていることになる。そして、上記
しバー710および蓮杵690の習性は、レバーの当俵
端710aがカバー5に当援(第26図参照)すること
により規制されていて、第28図に示すように、カバー
5を開くと上記規制が解除されて、底板押上機構が不作
動態位となる手差給紙モードに功換わる。
なお、第26図はカセット(図示せず)が装着された状
態の底板押上機構(解除レバー及びカセット検知レバ−
は図示せず)を示していて、カセットを抜き出すと同機
横が不作動態位におかれるのは前出の例と同じである。
いま、第26図に示す状態において手差給紙を行なうに
は、カバー5をその軸5aの周りに時計方向へストッパ
ー7(第17図参照)に当援するまで回動させる(第2
8図参照)。カバー5の回動によって、切換レバー71
0がばね740の弾力により右旋して、押動部710b
が手差検知スイッチSW2のアクチュェ−ターSW2a
を押動すると共に、運村690を介してそのフオーク状
押動部690aでピン640を押して制御レバー620
を孫動させて底板押上機構を不作動態位におく。制御レ
バー620の務動によって引上しバー590と保持レバ
ー490は支持レバー44への孫合不能位置へ押動保持
される。
また、保持レバー490との係合を外された支持レバー
44は下降してレバー下降検知スイッチSW1(第8図
参照)を作動させるが、このスイッチの作動には上記ス
イッチSW2が優先する。支持レバー44の下降によっ
て底板押上リンク420が下降して、その下端部420
cをコロ123に当俵させ、押上レバー35を揺動させ
る。こののち、手差給紙通路22にシートを挿入するの
は前述したとおりである。
以上説明したように、本発明によれば、カセツト給紙コ
ロと手差給紙コロとの回転を一つの給紙制御手段によっ
て制御するので、手差給紙機構を備えた給紙装置を簡単
な構成で提供できる。
また、この給紙制御を行なう手段によって、レジストロ
ーラの回転制御および手差給紙のアイドルコロの加圧制
御と手差給紙通路からのシートストツパの退避とを行な
うので、タイミングを必要とする各機構間のタイミング
調整が極めて行ない易い。更に、給紙モード切換手段に
カバーを兼用すると、給紙モードの切換えがワンタッチ
で行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の手差給紙機構を備えた総紙装置を内蔵
する複写機の外観斜視図、第2図は手差給紙時における
上記複写機の態様を示す要部斜視図、第3図は上記複写
機の概要を示す正断面図、第4図は給紙通路を示す正断
面図、第5図はカセットホルダーを示す正面図、第6図
は底板押上機構を示す分解斜視図、第7図はカセットを
要部のみ示す斜視図、第8図は底板押上機構を示す正面
図、第9図は本発明の給紙装置の要部平面図、第10図
は制御レバーのみを示す斜視図、第11図は制御レバー
と他のレバーとの対応関係を示す側面図、第12図は駆
動機構を示す正面図、第13図は駆動機構の背面図、第
14図は第13図の作用を示す要部背面図、第15図は
駆動機構の分解斜視図、第16図は手差給紙機構の要部
を示す斜視図、第17図は手差給紙機構の動作前を示す
正面図、第18図は第17図の作用図、第19図は手差
給紙コロとガイド部材との位置関係を示す斜視図、第2
0図は不作動態位におかれた底板押上機構を示す正面図
、第21図はカセットを抜いた直後の底板押上機構を示
す要部正面図、第22図はカセットとカセット検知レバ
ーとの対応関係を示す部分断面正面図、第23図は底板
押上機構の上昇位置の保持態様を示す要部正面図、第2
4図は給紙モード切換レバーの動きを示す正面図、第2
5図は同上の拡大要部正面図、第26図は本発明の他の
実施例を示す要部正面図、第27図は給紙モード切換手
段のみを示す斜視図、第28図は第26図の作用図であ
る。 4・・・・・・カセット、22……手差給紙通路、25
・・・・・・レジストロ−ラ対、26・・…・カセット
給紙コロ、27・・・・・・手差給紙コロ、28・・・
・・・アイドルコロ、118・・・・・・シートストツ
パ、71・・・・・・給紙モード切摸しバ一、34・・
・・・・底板、35・…・・底板押上レ/・ミー、65
・・・…解除レバー、SW2・・・・・・手差検知スイ
ッチ、68・・・・・・カセット検知レバー。 稀イ図稀Z図 策3図 治々図 策5図 ′袷0図 稀7図 捲り図 兼々図 箔の図 精〃図 策に図 袷’3 図 矯め図 俗化図 策が図 精’7図 僚ナク図 稀松図 稀ZO 図 箱乳図 嫌れ図 稀幻図 箔.裕図 柊汐図 矯め図 精力図 椿後図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カセツト給紙コロの回転を制御する給紙制御手段と
    、給紙制御手段に従ってレジストローラの回転を制御す
    るレジストローラ回転制御手段と、上記給紙制御手段に
    よって回転を制御される手差給紙コロと、この手差給紙
    コロに接離自在のアイドルコロと、このアイドルコロを
    上記給紙制御手段に従って手差給紙コロに接離させるア
    イドルコロ加圧手段と、手差給紙通路に配置されていて
    、上記アイドルコロ加圧手段のアイドルコロ加圧動作に
    よって同通路から退避するシートストツパと、カセツト
    給紙モード・手差給紙モードを切換える給紙モード切換
    手段と、この給紙モード切換手段を手差給紙モードに切
    換えたとき、カセツトの底板押上機構の作用を解除する
    解除手段とからなる手差給紙機構を備えた給紙装置。
JP52058352A 1977-05-20 1977-05-20 手差給紙機構を備えた給紙装置 Expired JPS6013176B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6081583U (ja) * 1983-11-11 1985-06-06 中島 健吉 パチンコ機用打球入賞装置

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