JPS6026222B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPS6026222B2
JPS6026222B2 JP52060304A JP6030477A JPS6026222B2 JP S6026222 B2 JPS6026222 B2 JP S6026222B2 JP 52060304 A JP52060304 A JP 52060304A JP 6030477 A JP6030477 A JP 6030477A JP S6026222 B2 JPS6026222 B2 JP S6026222B2
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JP
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lever
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paper feed
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JP52060304A
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信之 柳川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE2821533A priority patent/DE2821533C2/de
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Publication of JPS6026222B2 publication Critical patent/JPS6026222B2/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、複写機における手差給紙機構を備えた給紙
装置に関する。
背景技術 複写機の給紙方式としては、複写シートをカセットに積
層収納しておいて給紙を行なうカセット給紙方式と、複
写シートを一枚ずつ人為的に給紙する手差給紙方式とが
ある。
そして、前者は、連続した給紙、換言すると連続複写を
行なえるので広く用いられている給紙方式である。また
、上記カセットは、シートサイズに合わせて複数箇用意
されていて、原稿サイズに対応して複写機本体へ装着さ
れる。ところで、カセット給紙機構を備えた複写機にお
いて、例えばB4サイズのコピーを一枚だけ得たい場合
には、セットされたカセットが、B4サイズであれば申
し分ないが、他のサイズのカセットであるとこれを差し
換える必要がある。
また誰かが自分の所望するコピーサイズと異なるサイズ
のカセットを用いて連続して複写を行なっている場合、
この複写作業が終ってから自分のコピーをとることにな
り、たった1枚のコピーを得るのに無駄な待ち時間を費
やしてしまう。上記不具合を解消する手段としては、サ
イズの異なるシートカセットを複写機に複数筒同時にセ
ットしておいて、選択的に給紙する、所謂多段給紙装置
があり、また実用に供されている。
しかしながら、この多段総合紙装置は、複写機全体が大
橋になる欠点があり、多段とはいえA系列とB系列のシ
ートサイズによる二段給紙が一般的である。従って、所
望のコピーサイズと装着されているカセットとのサイズ
が異なっている場合には、一枚のコピーといえどもカセ
ットの交換を行なわねばならない。そこで、カセット給
紙袋贋と手差給紙装置を併存させ、一枚または少数のコ
ピーが欲しい場合には、カセットの交換をわざわざ行な
うことなく、手差給紙を行なってコピーを得る給紙袋層
が案出され実用に供されている。しかし、従来の上記給
紙装置においては、カセット給紙と手差給紙を行なう機
構が別々に設けられていて、構成が複雑で大意になる欠
点があつた。
そこで、カセット給紙機構の機構を共用することによっ
て、構成が簡単で且つ、手差給紙モードに切換えたとき
にはカセット給紙機構を不作動態位に保持して、手差給
紙優先にした手差給紙機構を備えた、新規の給紙袋瞳が
提案された。
はじめに、第1図において、上記給紙装置を備えた複写
機の一例を説明すると、符号1は複写機本体を示してい
る。
本体1の上部には、関被自在の原稿圧板2を有する。原
稿を載遣して往復勤するスラィダ−3が摺動自在に設け
られている。本体1の右方には、シートカセット4が着
脱自在に装着されている。また、本体1の右方のカバー
5は、開閉自在に枢着されていて、手差給紙時に第2図
に示すように、開くと差給紙口6が露呈するようになっ
ている。このカバー5は、手差給紙時のシートガイドと
しての役割をも果たすものである。カバー5の下位には
、同カバー5を開いた位置に保持するストッパー7が設
けられている。本体の左方には排紙台8が、前面上部に
はプリント剣9を含む操作部10がそれぞれ配設されて
いる。なお、符号11はカセット給紙モードと手差給紙
モードを選択的に切換える給紙モード切換レバーのツマ
ミを示している。次に、第3図において、上記複写機内
部の構成を簡単に説明すると、符号12は示矢万向に回
転する感光体ドラムを示している。
感光体ドラム12の周りには、メインチャージャ−13
、集東性光伝送体を用いた露光光学系14、磁気ブラシ
現像装置15、転写チャージャー16、シート分離装置
17および除電装瞳18がそれぞれ配設されている。上
記光学系14の近傍には、スライダー3のコンタクトガ
ラス19に戦遣された原稿(図示されず)を照明する照
明用光源ランプ20が配置されている。図において右下
には、給紙装置21が配設されている。この総紙装置2
1は、手差給紙通路22、カセット給紙通路23、共通
の通路24、上記通路22,23の合流部に配置された
レジストローラ対25、シートカセット4の上位に定置
されたカセット給紙コロ26、上記通路22内に一部を
臨ませた手差給紙コロ27および上記コロ27に綾擁す
るアイドルコロ28がシート給送に直接関与する構成要
素(第4図参照)と、後述するこれの駆動機構とからな
っている。いま、プリント釦9が押されると、感光体ド
ラム12が示矢方向へ回転し、その表面をメインチャー
ジヤー13により帯電される。このドラム12の画像領
域の先端縁が光学系14の直下に回動して釆るとき、ス
ライダー3も移動を開始していて、コンタクトガラス1
9に戦遣された原稿の先端緑が光学系14の直上に位置
している。そして、光源ランプ201こ照明された原稿
画像は、光学系14により感光体ドラム表面へ照射され
て静電港像となる。この静電潜像は、現像装置15によ
って現像されトナー像となる。このトナー像が転写位置
に回動して来るとき、感光体ドラム12には、給紙装置
21から送り出されたシートが密着させられていて、転
写チャージヤー16の作用によって、トナー像が感光体
ドラム表面からシートへ転写される。転写を終えた感光
体ドラム12は、除電装直18によって残留する電位を
除去されたのちクリーニング工程へ進む。一方、シート
は、分離装置17でドラメム表面から剥されたのち搬送
装置29に吸引されて示失方向へ搬送される。搬送装置
29により搬送されるシートは、圧力定着装置30に送
り込まれて、トナー像を定着されたのち排出ローラ対3
1によって排紙台8へ排出される。ところで、トナー像
転写のために、感光体ドラム12に向けて送り出される
シートは、カセット給紙・手差給紙にかかわらず同ドラ
ムの画像形成領域と完全に合致させる必要があり、その
ためのレジストローラ対25が設けられている。
このレジストローラ対25は、カセット給紙コロ26ま
たは手差給紙コ。27により送り出されたシートを、一
旦停止させておいて、感光体ドラム12との同期をとっ
てこれに向けて送り込むものである。
そして、このレジストローラ対25の回転制御は、落合
紙コロの回転を制御する手段からの信号によって制御さ
れるようになっている。先ず、カセット給紙機構につい
て説明すると、カセット装着部には、第4図ないし第6
図に符号32で示す一対のカセットホルダー(一方のみ
示す)が固設されている。
カセットホルダ−32の、互いに対向する面には、カセ
ット4の先端両側部に形成された突出部4aと凹部4b
(第7図参照)にそれぞれ俄合るガイド溝32aとスト
ッパー32bが形成されている。カセット4の先端両角
隅部には、第7図に一方のみ示すように、これに積層戦
直されたシートを一枚ずつに分離するためのコーナーセ
パレーター33が、また、カセット4の底部には、シー
トSを直接教壇する、カセット本体に対して揺動自在の
底板34(第8図参照)がそれぞれ設けられている。ま
た、カセット本体の底部には、上言己底板34を押上げ
るための底板押上レバー35が鉄入する窓孔40が穿れ
ている。第6図、第8図および第9図において、底板押
上機構を説明する。
底板押上レバー35は、その基部35aを、一対の支持
板36,37(第9図参照)に回転自在に支架された押
上レバー支持軸38の略中央部に固着されている。
上記しバ一支持軸38の一端部38aには、レバー39
が固着されていて、同レバーの自由端には、ピン40が
園楯されている。上記ピン40は、側板41(第9図に
のみ示す)に添って垂直方向に配設された底板押上リン
ク42の下端に形成された長孔42aに緩く鉄入してい
る。上記りンク42の上端に設けられた切起し部42b
と上記ピン40との間には、底板押上加圧用の緊縮性の
ばね43が掛け渡されている。腰板押上リンク42は、
その略中央部を支持レバー44の自由端44aに短藤4
5によって枢着されて支持されている。支持レバ−44
は、その基部を上記側板41に支持軸4によって揺動自
在に枢着されている。支持レバー44の側板41がわの
面には、短かい引上用ピン47と長い保持用ピン48が
それぞれ団楯されている。上記しバー39、リンク42
、ばね43および支持レバー44で底板押上リンク機構
を構成している。上記支持レバー44の保持用ピン48
には、保持レバー49の自由端が対応している。
保持レバー49は、前記側板41(第9図参照)に支持
軸50によって揺動自在に枢着されていて、その自由端
を上記ピン48へ当援させる向きの揺動習性をばね51
によって与えられている。保持レバー49の自由端には
、上記ピン48を係脱する保持用段部49aと、この段
部と上記ピン48との係合を外すときの解除用折曲部4
9bがそれぞれ形成されている。一方、感光体ドラム1
2の支持軸52には、これと実質一体的に、タイミング
カム53と、底板押上機構を作動させる作動カム54が
それぞれ固着されている。
作動カム54の回動軌跡上には、カムフオロワ55が位
置している。カムフオロワ55は、側板41に軸56で
揺動自在に松着された揺動レバー57の一端に設けられ
ている。
この揺動レバー57には、ばね58が掛けられていて、
上記カムフオロヮ55を作動カム64に当接させる向き
の揺動習性を与えられている。また、揺動レバー57の
他端には、自由端を上記支持レバー44の引上用ピン4
7に対応させた引上しバー59が支軸60‘こよって枢
着されている。引上しバー59の自由端には、上記ピン
47に係脱する引上段部59aと、この段部とピン47
との係合を外すとき及び一筆引上げた支持レバー57に
対して該レバー59をフリーに上下動(詳細には後述す
る)させるための折曲部59bがそれぞれ形成されてい
る。
また、引上しバ一59の基端と上記揺動レバー57に固
桶されたピン57aとの間には、緊縮性のばね61が掛
けられていて、レバー59に対して、その自由機を上記
ピン47に当接させる向きの揺動習性を与えている。側
板41の、上記保持レバー49の下位には、制御レバー
62が支持軸63によって揺動自在に松着されている(
第11図参照)。制御レバー62は、第10図に示すよ
うに、第1腕62aと第2腕62bおよび第2腕62b
に固楯されたピン64からなっている。そして、制御レ
バー62は、第8図に示すように、第1腕62aを支持
レバー44のピン47と引上しバー59の自由端との間
に位置させ、第2腕62bを保持レバー49の折曲部4
9bに係合可能に位置させている。また、上記制御レバ
ー62のピン64には、該レバーを反時計方向(第8図
において)へ押動する向きに解除レバー65の一端が対
応している。この解除レバー65は、前記支持板36,
37(第9図参照)に回動自在に支架されたカセット検
出軸66の一端66aに固着されている(第11図参照
)。この解除レバー65の他端には、ばね67の一端が
掛けられていて、同レバーに対して、上詳解除しバー6
2を反時計方向へ押敷する向きへの揺動習性を与えてい
る。上記カセット検出軸66には、一対のカセット検知
レバー68が実質一体的に固着されている。上記制御レ
バー62のピン64には、蓮杵69のフオーク状の押動
端69aが緩く係合している。
蓮村69の池端69bは、側板41に支軸70で揺動自
在に枢着された給紙モ−ド切摸しバ一71の一端に回動
自在に枢着されている。蓮村69と上記切換レバー71
を互いに回動自在に枢着する軸72の頭部は延びていて
、後述する該切換レバーの揺動時に、該軸72の回動軌
跡上に位置させられている、手差検知スイッチSW2の
アクチュヱーターSW2aを押動するようになっている
。また、上記切襖レバー71には、側板に固楯したピン
73に一端を掛けた‘まね74の池端が掛けられていて
、同レバーを第8図に実線で示すカセット給紙モードと
鎖線で示す手差給紙モードの両位置に保持されるように
なっている。上誌給紙モード切換レバー71の他端は、
複写機本体の側部から外部へ突出していてツマミ11(
第1図、第2図参照)が固着されている。なお、第8図
に示す底板押上機構は、カセット4が装着されていて、
底板34が押し上げられた状態を示しているが、カセッ
トが装着されていない状態は第20図に示している。
該機構の作用については後述する。
次に、カセット給紙コロ、手差給紙コロおよびレジスト
ローラの回転制御機構を、第9図および第12図〜第1
5図に基づいて説明する。
なお、第13図、第14図および第15図は、説明の都
合上、該機構を背面から見た図である。先ず、レジスト
ローラ対25は、駆動側のレジストローラ75とこれに
従動するアイドルローフ76とからなっている。
レジストローラ75は、その軸77で側板41,42に
回転自在に支架されている(第9図参照)。この軸77
が側板42から突出している軸端には、一方向クラッチ
78と、これと実質的に一体の一組のスプロケット79
,80が装着されている。そして、スプロケツト79に
は、図示されない駆動源との間にチェン81(第15図
参照)が巻き掛けられていて、レジストローラ75を示
矢方向へ回転させる。詳細は後述するが、上記一方向ク
ラッチ78を係止すると上記しジストローラ75は停止
させられる。一方、アイドルローラ76は、レジストロ
ーフ75の上位に回転且つ上下動自在に側板41,42
間に支架されていて、図示されないばねによってレジス
トローラ75に圧接させられている。第15図において
、感光体ドラム12の軸52の一端には、該ドラム駆動
用ギャ82、スライダー3(第1図参照)駆動用ワイヤ
ードラム83、スライダー復敷用ギャ84およびスライ
ダータイミングドラム85がそれぞれ装着されている。
上記スライダータイミングドラム85には、給紙開始信
号源としてのピン86が園植されている。なお、上記感
光体ドラム12は、一複写動作時にギャ82によって示
失方向へ2回転して停止し、ワイヤードラム83とギャ
84とは、上記ドラム12の1回転則まこれと同方向へ
回転するが、ドラム12の2回転目には、破線で示す向
きに逆転して始発位置で停止し、上誌タイミングドラム
85は、感光体ドラム12の1回転目はこれと一体的に
回転するがこれの2回転目には始発位置で停止している
。次に、カセット給紙コロ26と手差給紙コロ27は、
それぞれの軸87,88を支持板36,37に回転自在
に支架されて配設されている。
上記鞠87の鞠端には、ギャ89が固装されている。軸
88の側板42から突出した軸端にはギヤ90が固菱さ
れている。なお、上記各給紙コロ26,27は、共にそ
れぞれ一方向クラッチ(図示せず)を介して軸に装着さ
れている。一方、側板41,42には、ストッパー支持
軸91が回転自在に支架されていて、その鞠端には、カ
セット給紙コロ駆動用ギャ92、手差給紙コロ駆動用ギ
ャ93が園袋されると共に、駆動用スプロケツト94と
該支持軸91を蓮断する一回転クラッチ95が装着され
ている。
また一回転クラッチS5の端部には、レジストローラの
回転と手差給紙コロの紙送り動作を制御するカム96が
固着されている。上記カセ‐ツト給紙コロ26の軸87
のギヤ89と、上記駆動用ギャ92とは、側板42に枢
着されたアイドルギャ97を介して、回転的に一体とな
っている。
また、上記手差給紙コロ27の軸88のギャ90と駆動
用ギャ93とは噛み合っている。また、上記スプロケツ
ト94には、アイドルスプロケツト98,99,100
およびテンシヨンスプロケット101に巻き掛けられて
いて、駆動源に連結されているスプロケット80の回転
を伝達するチェン102が巻き掛けられている。
なお、第12図においては、テンションスプロケツト1
01は図示されていない。上記一回転クラッチ95には
、これに係脱する検知レバー103の一端の係止部10
3aが係止勝手に対応している。
この検知レバー103は、側板42(第9図参照)に、
支軸104で謎勤自在かっぱね105(第12図、第1
3図参照)による上記係止勝手の揺動習性を与えられて
枢着されている。検知レバー103の他端103bは、
前記タイミングドラム85のピン86の回動軌跡上に位
置している。手差給紙コロ27の上位には、該コロ27
に後離自在のアイドルコロ28が配置されている。
このアイドルコロ28は、支持軸106に園装されてい
て、この軸106は、その両端を一対のアーム107の
長孔107aに上下動且つ回転自在に支承されている(
第16図参照)。上記一対のアーム107は、その基部
を、側板41,42に回転自在に支架された支持軸10
8に固着されている。この支持軸108の中央部には、
第16図に示すように、板ばね109が固設されていて
、上記アイドルコロ28を下方へ、換言すると長孔10
7aの範囲において手差給紙コロ27へ圧接させる向き
に、その軸106を押圧している。上記支持軸108の
鞄端108aには、自由端にカムフオロワ110を固着
したレバー111が固設されている。このレバー111
には、ばね112により上記カムフオロワ110を前記
カム96に当接させる向き、換言すると上記アィドルコ
ロ28を給紙コロ27へ押しつける向きの揺動習性が与
えられている(第13図、第16図参照)。一方、側板
42(第9図参照)には、レジストローラ75の回転を
制御する一方同クラッチ78に係脱する係止しバー11
3がスタッド114によって揺動自在に枢着されている
係止しバー113の係止端113aは、上記クラッチ7
8に下方かなら対向している(第12図、第13図参照
)。そして、上記係止しバー113と上記しバー111
とは、リンク115によって連結されている。
上記レバー111,113とりンク115とはリンク機
構を構成している。係止しバ一113とりンク116と
は、長孔115aと有頭ピン113bによって連結され
ていて、該ピン113bとりンクに固櫨されたピン11
5bとの間にはばね116が掛け渡されている。前記一
回転クラッチ95が装着されているストッパ支持軸91
には、第16図に示すように、一対のストツパ支持体1
17が、スラスト方向の移動を規制されて且つ回動自在
に競挿されている。
この支持体117の各一端117aには、その先端を折
り曲げられたシートストッパ118が固着されている。
そして、支持体117は、シートストッパ118の重さ
により、支持軸91を中心に反時計万向(第17図にお
いて)、換言すると該ストツパ118を手差給紙通22
へこれを遮ぎる向きの揺動習性を有している。自重で揺
動するストツパ支持体117は、その各他端117bを
L記アイドルコロ28の軸106に、その下方から係合
させている。上記シートストツパ118の先端緑は断続
緑に形成されていて、手差給紙通路22(第17図参照
)を構成している上部ガイド部材119の断続緑119
a(第19図参照)と互いに入り込んでいる。上記ガイ
ド部村119には、上記アイドルコロ28が出入する窓
1 19bが穿設されている。また、手差給紙コロ27
は、その周面の一部をシート給紙通路22内に臨ませて
いる。
そして、手差給紙時にシートガイドとなるカバー5(第
2図参照)は、第17図に示すように、その基部を手差
給紙口6の近傍に設けた支持部材12川こ回鰯自在に枢
着されていて、手差給紙時には、ストッパー7でその態
位に保持される。また、カセット給紙コロ26の近傍に
は、第20図に示すように、紙有無検知スイッチSW3
が配穀されていて、そのアクチュェータSW3aの一部
を給紙コロ26よりも下位に位置させている。以下、該
装置の作用について、先ずカセット給紙モードから説明
する。
第20図は、カセット装着されていない状態を示してい
るがこの状態を簡単に説明すると、制御レバー62は、
そのピン64を解除レバー65の一端65aで押圧(第
21図参照)されることにより、軸63を中心に反時計
方向へ押動されている。
制御レバー62の揺動によって、第1腕62aが引上し
バー59の折曲部59bに、第2腕62bが保持レバー
49の折曲部49bにそれぞれ係合して、両レバー59
,49をそれぞれの揺動習性に抗して揺動させてその位
置に保持している。また、底板押上リンク42は、これ
自体の重量により下降しており、レバー39を揺動させ
ている。レバー39の揺動は、支持軸38を介して底板
押上レバー35を下降位置へ揺動させている。そして、
第20図に示す状態において、カセット4をカセットホ
ルダー32(第5図、第6図参照)に装着すると、第2
2図に示すように、カセットの前板4dがカセット検知
レバー68に当接してこれを時計方向に揺動させる。
検知レバー68の揺動によって、支持軸66を介して解
除レバー65も同方向に揺動して制御レバー62に対す
る押動作用を解除する。制御レバー62への拘束が解か
れると、引上しバー59と保持レバー49がそれぞれの
有する習性によって、支持レバー44のピン47,48
に係合可能な位置まで揺動する。この両レバーの位置は
、制御レバー62のピン64がカセット給紙モードに位
置させられた蓮村69のフオーク状の押動端69aの底
部に当綾することにより規制される。そして、プリント
釘が押されて感光体ドラム12が回転し始めると、これ
と実質的に一体の作動カム54も回転し、第8図に実線
で示す始発位置から鎖線で示す作動位置まで回動すると
き、そのカム面でカムフオロワ55を鎖線位置から実線
位置へ押動する。
これにより、揺動レバー57が鎖線位置から実線位置へ
揺動し、その一端に枢着された引上げレバー59を引上
げる。引上しバー59が引き上げられるとき、引上段部
59aがピン47に係合していて、第8図に示すように
支持レバー44を支持軸46を中心に反騰計方向へ揺動
させてその自由端44aを上昇させる。
このレバー44の上昇位置は、第8に示すように、保持
用のピン48が保持レバー49の保持用段部49aに係
合することにより保持される。そして、上記支持レバー
44の上昇に従って、底板押上リンク42が上昇せしめ
られる。底板押上リンク42の上昇によって、ばね43
を介してレバー39を反時計方向へ弾発的に揺動させ、
このレバーを支持軸38を介して一体の底板押上レバー
35を反時計方向へ揺動させて、底板34を上昇させる
。底板34の上昇によって、これに載直されたシートも
共に上昇して最上位のシートをカセット給紙コロ26に
おしつけられる(第8図参照)。
底、板押上レバー35は、給紙に伴ってシートが減少し
てもばね43の弾力により継続して底板34を押上げる
。以上がカセット給紙モードにおける底板押上機構の底
板押上動作である。
次に、カセット給紙コロの給紙制御手段としジストロー
ラの回転制御手段の作用を第12図ないし第15図にお
いて説明する。
先ず、上記各制御手段の始発位置を第12図、第13図
および第15図に基づいて説明すると、レジストローラ
75は、図示されてない駆動源に接続されたスプロケッ
ト79により示矢万向に回転し、カセット給紙コロ26
は、一回転クラッチ95が検知レバー103で係止され
ていることにより停止している。
また、上記一回転クラッチ95の停止によってカム96
も停止していて、その大蓬部にレバー111のカムフオ
ロワ110が乗り上げている。よって、レバー111は
その習性に抗して揺動させられていて、該レバーとりン
ク機構を構成しているリンク1 15を介して係止しバ
ー113も揺動させられており、その係止端113aは
一方向クラッチ78から離間している。いま、プリント
釦が押されて感光体ドラム12(第15図参照)が回転
し始めると、これと一体となってタイミングドラム85
が回転し、これに固楯されたピン86が検知レバー10
3の一端l03bに係合する。検知レバー103の揺動
によって、これの係止端103aが一回転クラッチ95
の係合凹部95aから離脱(第14図参照)するので、
駆動源に連結されていて回転しているスプロケット94
の回転が支持軸91に伝達される。この支持鞠91の回
転は、これと一体のギヤ92、アイドルギャ97を介し
てカセット給紙コロ軸87のギャ89に伝えられ、給紙
コロ26を示矢方向へ回転させる。上記検知レバー10
3の係止端103aは、一回転クラッチ95の凹部から
脱した後、該レバーの習性によって同クラッチの周面に
圧接していて、このクラッチが1回転すると再び凹部9
5aに落ち込んでこれを係止する。
従って、上記一回転クラッチ95が1回転すると、カセ
ット給紙コロ26への回転も断たれることになる。この
給紙コロ26が停止させられるときには、カセット4内
の最上位のシートSは、一枚に分離されてカセット給紙
通路23に送り出されていて、その先端Saを、停止(
後述する)しているレジストローラ対25に衛き当てら
れている(第14図参照)、送り出されたシートは、若
干の操みを持って衝き当てられている。一方、上記一回
転クラッチ95が解放されたときカム96が回転する。
カム96が回転すると、いままでこれの大蚤部に乗り上
げていたカムフオロワ110が小軽部へ落ち込み(第1
4図参照)、リンク機構を構成するレバー111、リン
ク115および係止しバー113を揺動させる。係止し
バ一の揺動によって、その係止端113aが一方向クラ
ッチ78に係合して、いままで回転していたレジストロ
ーラ78を停止させる。レジストローラ78の停止は、
前記カセット給紙コロ26によって送り出されたシート
が該ローラに到達する前である。このレジストローラ7
8の停止時間は、カムフオロワ110がカム96の小径
部に当接している時間によって定まり、同カムフオロワ
110がカムの大径部に乗り上げて上記りンク機構が揺
動すると係止端113aが一方向クラッチ78から離脱
してレジストローラが再び回転する。レジストローラ7
8が再び回転する時機は、これにより送り出されたシー
トの先端と、感光体ドラム12の画像形成領域の先端と
が、転写位置において合致すべ〈、上記カム96の設定
位置で定められる。
なお、レジストローラ対25へのシートのくわえ込みは
、シートが若干の榛みをもって送り込まれているので、
後部を給紙コロに押えられているシートは、それ自体の
剛性いわゆる腰の強さで回転するレジストローラ対へく
わえ込まれる。以上のように、カセット給紙は行なわれ
る。
そして、底板押上機構は、第8図に示すように底板34
を押し上げた状態に保持される。なお、上記機構は、一
旦カセット給紙モードに置かれるとこのモードに保たれ
ていて、感光体ドラム12が回転するとき、作動カム5
4はカムフオロワ55を介して、揺動レバー57を第8
図に示す実線位置と鎖線位置の間に揺動させるが、揺動
レバー57の一端に枢着された引上しバー59は単に上
下動させられるのみである。すなわち、揺動レバー57
は、カム54の回動に従って、引上しバー59で支持レ
バー44を上昇させた後は、ばね58の作用に従って第
8図および第23図に鎖線で示すように揺動している。
そして、作動カム54が回動しても、引上しバ一59は
、第23図に示すように、実線位置と鎖線位置の間を単
に上下動するのみであって、支持レバー44を何ら揺動
させるものではない。次に、装着されていて底板を押し
上げられてい・たカセット4を取り出したときの上記機
構の作用を説明する。
第8図に示すように底板34を押し上げられた状態にお
いて、カセット4を右方に引き出すと、いままで前板4
d(第22図参照)で押動されていたカセット検知レバ
ー68がばね67の弾力によって反時計方向へ揺動する
(第21図参照)。このレバー68の揺動と共に解除レ
バー65が同方向へ揺動して、その一端がピン64に係
合して制御レバー62を反時計方向へ押し動かす。この
制御レバー62の揺動は、その第2腕62bが保持レバ
ー49の折曲部49bに係合して保持用段部49aとピ
ン48との係合を外すべく同レバー49を時計方向へ、
また第1腕62aが引上しバー59の折曲部59bに係
合して、引上段部59aとピン47とが係合しないよう
に同レバー59を時計方向へそれぞれ揺動させる。第2
1図には、カセット4を抜いた直後の各レバ一の敷きを
示していて、こののち、底板押上機構は、保持レバー4
9の保持作用を解除されて第20図に示すよに下降する
すなわち、保持レバー49による上昇位置への保持作用
を解除された支持レバー44は、底板押上リンク42の
自重によって揺動下降させられる。
これによって、同リンク42が下降して、レバー39お
よび支持軸38を介して底板押上レバー35を時計方向
へ揺動させて底板34(第8図参照)を下降させる。上
記の底板押上レバー35の下降は、カセット4をホルダ
ー32(第6図参照)から引き抜くときの初期動作とい
える。カセットの前板4dがカセット検知レバー68か
ら離間するときと略同時であって、カセットを抜くとき
には第20図に示すように下降していて、カセットの抜
き出しの障害とならない。カセット4を装着しないプリ
ント釦を押すと、感光体ドラムが回転して底板押上機構
の作動を開始しようとするが、カセット検知レバー68
が押動されないので、制御レバー62は第20図に示す
状態に保持される。従って、引上しバ一59は唯単に上
下動するのみであって、支持レバー44に係合し得ない
ので底板押上レバー35が上昇しない。こののち、紙有
無検知スイッチSW3が紙類し信号を発して複写動作を
中断させる。次に、手差給紙モードについて説明する。
手差給紙を行なう場合、複写機の状態には二通りある。
それは、カセットが装着されている状態とそうでない状
態である。カセットが装着されていない状態にあっては
、上述したように、底板押上レバー35は上昇しないが
、カセットが装着されているとき手差給紙を行なうと、
カセットからの給紙も行なわれてしまう不具合があり、
手差絵紙はこれを優先させる必要がある。いま、手差給
紙を行ないたい場合には、先ず第2図に示すように、シ
ートガイドとしてのカバー5を揺動させて手差給紙口6
を開く(第17図参照)と共に、給紙モード切換レバー
71を第8図において実線で示すカセット給紙モードか
ら二点鎖線71Aで示す手差給紙モードへ切り換える。
モード切換時のレバー71の動作を第24図において説
明すると、同レバー71が軸70を中心に揺動するとき
、その一端に設けられた軸72が手差検出スイッチSW
2(第6図および第8図参験)のアクチュェータSW2
aを押動して同スイッチを作動させる。このスイッチS
W2の作動は、絵紙装置が手差給紙モード‘こ切り換っ
ていることを複写機の適所に表示すると共に、手差給紙
を割り込んだときのカセット給紙モードにおいて、リピ
ートコピーを行なっているときには、リピートカリン夕
を不作動にする。また、上記切換レバー71が実線位置
から二点鎖線71Aで示す手差給紙モードに切り換わる
とき、このレバーに枢着されている蓮村69のフオーク
状の押動端96aは、図において左右に往復敷する。
この蓮村69の往復時に、押敷端69aの底部が、制御
レバー62のピン64を実線位置から鎖線64Aで示す
解除位置まで押し動かす。そして、蓮村69は、実線位
置69から一旦−′点鎖線69Bまで往動したのち、二
点鎖線69Aで示す手差給紙モードの位置まで、上記し
バ一71の揺動に従って復敷する。給紙モード功摸しバ
ー71の各モード‘こおける位置は、ばね74(第6図
および第8図参照)がデットポィントを越えることで保
持される。上記蓮村69の移動によって制御レバー62
が、第21図に示すように揺動させられて、第1腕62
aで引上しバー59を、また第2腕620で保持レバー
49をそれぞれの習性に抗して押し動かす。
そして、カセットが装着されていて底板押上機構が上昇
している場合、制御レバー62は、上記レバ一62は、
上記しバ一59,49とピン47,48との係合を外し
て同機横を下降させ、両レバー59,49とピン47,
48が係合不能な第20図に示す位置に、各腕62a,
62bで各レバー59,49を押動する。カセットが装
着されていない場合には、上記引上レバー59と保持レ
バー49は、既に制御レバー62によって第20図に示
すようにピン47,48と係合不能な位贋に押動されて
いる。上記両レバー59,49の播動位置は、蓮村69
のフオーク状押動端69aの底部が、制御レバー62の
ピン64に当接することにより保持される。カセットが
装着されていないときには、上記両レバー59,49の
揺動位置はばね67による解除レバー65の押動作用に
ても保持される。なお、上記底板押上機構の作用を不能
にするための連杵69の移動長さは、僅かなものである
が、第24図および第25図には、ピン64との位置関
係を誇張して示してある。以上のように、給紙モード切
換レバーの切換えによって、給紙装置は手差給紙モード
におかれる。
次に、手差給紙コロ27の作用について説明する。
手差給紙コロ27は、前記カセット給紙コロ26の回転
制御手段によって回転制御させられる。
すなわち、第1図において、プリント鋤が押されて、タ
イミングドラム85が回転し、ピン86が検知レバー1
03を揺動させると、一回転クラッチ95が解放される
。この一回転クラッチ95の回転は、ギャ92、アイド
ルギャ97および89を介してカセット給紙コロ26を
回転させると共に、ギャ93,90を介して手差給紙コ
ロ27を回転させる(第12図、第15図および第16
図参照)。また、上記一回転クラッチ95が回転すると
き、これと実質的に一体のカム96も回転して、レバー
111を揺動させる。
このカム96としバ一111は前記したようにレジスト
ローラ対25の回転を制御するのであるが、アイドルコ
ロ28の手差給紙コロ27への薮雛をも制御する。すな
わち、第17図に示すように、カム96の大蓬部に乗り
上げていたカムフオロワ110が第18図に示すように
小後部に落ちると、レバー111がばね112(第13
図参照)の弾力によって反時計方向へ揺動する。レバー
111の揺動によって、これの支持軸108と一体の、
一対のアーム107が同方向へ揺動して、これに枢支し
ているアイドルコロ28を板ばね109(第16図参照
)の弾力により押圧する。アイドルコロ28は、回転し
ている手差給紙コロ27に当接することによりこれを従
動回転する。上記アーム107が揺動するとき、軸10
6がストッパ支持体117の一端117bに係合して、
この支持体117をその自重による揺動習性に抗して支
持軸91を中心に時計方向へ押動し、他端117aに設
けられたシートストツパ118を手差給紙通路22から
退避させる(第18図参照)。
そして、上記一回転クラッチ95が一回転すると、カム
フオロワ110がカム96に乗り上げることにより、レ
バー111が揺動して、支持藤108、アーム107が
回敷し、上記シートストッパ支持体117への押動作用
を解除することによって、第17図に示すようにアイド
ルコロ28がコロ27から離間すると共にシートストッ
パ118が通路22内へ入り込む。
以上のように、手差給紙機構は、カセット給紙機構の作
動と同時に作動させられるようになっている。
にま、手差給紙を行なうとすると、先ず、給紙モード切
換レバー71を手菱給紙モード(第8図に符号71Aで
示す)へ切換えたのち、第2図に示すようにカバー5を
開いて、手差給紙口6から所望のサイズのシート(転写
紙)を通路22内へ挿入する。
このとき該シート(図示せず)は、その先端を、第17
図に示すように、通路22を遮ぎるように位置している
シートストツパ118に当接させておく。しかるのち、
プリント釦を押すと感光体ドラム12、タイミングドラ
ム85(第16図参照)が回転して、ドラム85のピン
86が検知レバー103を揺動させる。
このレバー103の揺動が一回転クラッチ95を解放し
、カム96としバー111を介してアイドルコロ28を
揺動させると共にシートストッパ118を通路22から
退避させるのは上述の通りである。アイドルコロ28が
下降して、回転している手差給紙コロ27にシートを押
しつけると、シートは両コロによって通路22を左方(
第18図において)へ送られ、このとき停止しているレ
ジストローラ対25に衝き当てられて停止する。レジス
トローラ対25に先端を衝き当てられたシートは、若干
の操みが持たせられており、上記一回転クラッチ95が
1回転して、上記手差給紙コロ27が停止していて、レ
ジストローラ対が回転を開始するときには、紙の剛性い
わゆる膿の強さでもつて同ローラー対25にくわえ込ま
れる。上記シートの孫みは、手差給紙コロ27のシート
送り量が、シートストッパ118としジストローラ対2
5の間の長さより僅かに大きく設定されることにより与
えられる。また、レジストローラ対25からシートスト
ッパ118までの距離は、レジストローラ対25からカ
セット給紙時におはるシート先端までの距離と等しくな
るように定められている。上記停止していたレジストロ
ーラ対25の再回転は、上記しバー111がカム96に
よって揺動させられ、リンク機構を介して係止しバー1
13が一方向クラッチ78を解放することにより開始さ
れるものであるが、アイドルコロ28が給紙コロ27か
ら離れるのは、アイドルコロ28がアーム107の長孔
107a(第16図参照)に支持されていることによっ
て、レジストローラ対の回転開始より僅かに遅れるよう
になっている。
以上説明した手差給紙機構においては、手差給紙を行な
うに際し、給紙モード切換レバーの切換動作と、シート
ガイドとしてのカバーの開閉動作を行なうが、両者の動
作を一動作で行なうこともできる。すなわち、手差給紙
通路を開くシートガイドとしてのカバーを開くと、給紙
モードが手差給紙モー門こ自動的に切換わるようにする
。この例を第26図ないし第27図に基づいて説明する
が、併せて底板押上機構の変形例も説明する。なお、既
に説明した部材と同一構成のものについては同一符号を
付して個々の説明は省略する。揺動レバー57、保持レ
バー490、支持レバー44および制御レバー620は
、支持板121にそれぞれ揺動自在に枢着されている。
支持レバー44の自由端には髄45によって底板押上リ
ンク420が枢着されている。同リンク420は、側板
41(第9図参照)に固権された有頭ピン122にその
ガイド溝420aを緩く鼓合させて上下動自在である。
また、譲りンク420の上端420bと、レバー39の
一端のピン400との間には、成板加圧用のぱね430
が掛け渡されている。上記ピン400には、コロ123
が鯛菱されていて、同コロは上記IJンク420の下端
420cに対応している。制御レバー620のピン64
川こは、蓮杵690のフオーク状押動部690aが緩く
鮫合している。一方、側板には、給紙モード切襖レバー
710が支軸700で揺動自在に松着されていて、その
一端には上記運杵の一端690bが鞠720で松着され
ている。
上記しバー710の他端の当綾端710aは、折り曲げ
られたのち、手差給紙口6(第4図参照)の近傍から突
出している。また、同レバー710の一端は折り曲げら
れていて、手差検知スイッチSW2の押動部710bと
なっている。上託しバー71川こは、ばね740が掛け
られていて、支軸700を中心として、当援端710a
をカバー5に当接させる向きの揺動習性を与えている。
従って、上記達杵690は、上記制御レバー620を反
時計方向、換言すると底板押上機構を不作動にする向き
の移動習性を与えられていることになる。そして、上記
しバー710および蓮村690の習性は、レバーの当綾
端710aがカバー5に当接(第26図参照)すること
により規制されていて、第28図に示すように、カバー
5を開くと上記規制が解除されて、底板押上機構が不作
動態位となる手差給紙モードに切換わる。
なお、第26図はカセット(図示せず)が装着された状
態の底板押上機構(解除レバー及びカセット検知レバー
は図示せず)を示していて、カセットを抜き出すと同機
機が不作動態位におかれるのは前世の例と同じである。
いま、第26図に示す状態において手差給紙を行なうに
は、カバー5をその軸5aの周りに時計方向へストッパ
ー7(第17図参照)に当綾するまで回動させる(第2
8図参照)。カバー5の回動によって、切検しバ一71
0がばね740の弾力により右旋して、押動部710b
が手差検知スイッチSW2のァクチュェーターSW2a
を押動すると共に、蓮村690を介してそのフオーク状
押動部690aをピン640を押して制御レバー620
を揺動させて底板押上機構を不作動態位におく。制御レ
バー620の揺動によって引上しバ一590と保持レバ
ー49川ま支持レバー44への係合不能位置へ押動保持
される。
支持レバー44の下降によって底板押上リンク420が
下降して、その下端部420cをコロ123に当鞍させ
、押上レバー35を揺動させる。こののち、手差給紙通
路22にシートを挿入するのは前述したとおりである。
問題点 以上のように、手差給紙モードとカセット給紙モードを
とれる給紙袋層においては、シートカセット内のシート
の有無を検知する必要がある。
そして、カセット給紙モードだけしかとれない給紙袋層
にあっては、カセット内の紙無有検知の信号だけで複写
動作を制御することができる。例えば第20図に示すよ
うに、紙有無検知スイッチSW3のアクチュェータSW
3aがカセット内のシートによって押動させられるか否
かによって紙有無信号を出し、若し紙無し信号が発せら
れたときには複写動作を行なわせないようにする。しか
しながら、上記したカセットの底板を自動的に上昇させ
るように構成された給紙装置においては、シートカセッ
トが装着されていないときは勿論、シートを戦遣して装
着されていても底板が上昇していないときおよび底板を
下降させている手差給紙モード‘こおいても、紙有無検
知スイッチSW3(第20図参照)は紙無し信号を発す
ることになる。
換言すると、上記の如き給紙装置において、カセット内
のシートの有無を検知しただけで複写動作の制御を行な
うことはできない。目的本発明は、シートカセットの底
板を感光体ドラムの回転に同期して上昇させる機構を備
えていて且つ手差給紙モードをとれる給紙装置において
、底板下降検知スイッチSWIが底板下降を検知してに
ろときには、紙有無検知スイッチSW3に紙無し信号を
発しないようにした給紙袋暦を提供することを目的とす
る。
実施例 以下、本発明を上述した給紙装置に基づいて詳細に説明
する。
第8図及び第20図に示すように、底板押上機構の一部
を成す支持レバー44の下位には、該レバーの下側縁で
作動させられる底板下降検知スイッチSWIが配置され
ている。
このスイッチSWIは、第20図に示すように、底板押
上機構が下降位置にあるときにはオンになって底板打降
信号を発していて、第8図に示すように同機横が上昇位
置にあるときにはオフになっている。底板下降検知スイ
ッチSW1、手差検知スイッチSW2、紙有無検知スイ
ッチSW3、プリント釦及び駆動モータMの関係を第2
9図に概念的に示している。第29図において、感光体
ドラム底板押上機構の駆動源としての駆動モータMの結
電回路には、プリント鋤9が直列に、底板下降検知スイ
ッチSWIと紙有無検知スイッチSW3とが互いに並列
に接続されている。手差検知スイッチSW2は、選択さ
れた緒紙モードに応じて、実線で示すカセット給紙モー
ドと、破線で示す手差給紙モ−ドとの間で切換えられる
ものである。底板下降検知スイッチSWIは、底板押上
機構が不作動であって、底板34が下降していて、支持
レバー44の下側緑で押動(第20図参照)されている
とき第29図に実線で示すようにオンになっている。そ
して、第8図に示すように、底板押上機構が作動させら
れていて、底板34が押し上げられたときには、支持レ
バー44の下側緑44bが逃げることによって、底板下
降検知スイッチSWIは、第29図に破線で示すように
オフになっている。一方、紙有無検知スイッチSW3は
、紙によってそのアクチュェータSW3a(第20図参
照)を押動されていないとき、すなわち紙が無いとき(
カセット内に紙が無いときと紙が有っても底板が押上げ
られる途中であって、この紙が未だアクチュェータを押
敷してし、ない状態を含む)には、第29図に実線で示
すようにオフになって紙無し信号を発していて、紙によ
ってアクチュェータが押動されたときには第29図に破
線で示すようにオンになって紙有信号を発するようにな
っている。第20図において、底板押上機構は非作動位
置にあって底板押上レバー35を下降位置に位置させて
いる。
底板下降検知スイッチSWIは、支持レバー44の下側
緑で押動されてオンになってにろ。一方、紙有無検知ス
イッチSW3は、そのアクチュェー夕SW3aを紙無し
信号を出す態位においていてオフになっているが、底板
下降検知スイッチSWIのオンによって駆動モータMへ
の給電回路は確保されている。すなわち、紙有無検知ス
イッチSW3の作動はこれを無効にされている。カセッ
トを装着したのち、第29図においてプリント釦9を押
動すると、駆動モータMへの給電回路が閉じられて該モ
ータMが回転駆動される。
駆動モータMの回転により感光体ドラムが回転して、底
板押上機構が作動する。この機構の作動により底板34
は第8図に示すように上昇させられる。底板押上機構が
第8図に示すように押上位置に保持されると、底板下降
検知スイッチSWIは第2〒図に破線で示すようにオフ
になる。そして、底板34を押し上げられたカセットに
シートが収納されていると、紙有無検知スイッチSW3
は第22図に示すように、最上位のシートによってアク
チュヱータSW3aを揺動せられてオン(第29図の破
線位置)になるので紙醸し信号を発することはない。
従って、プリント釦の押動により開始された複写動作は
継続される。しかし、カセットにシートが収納されてい
ないと、たとえ底板34が上昇しても、アクチュヱータ
SW3aが押動されず、上記スイッチSW3は、第20
図に示す紙無し機位(第29図の実線位置)のままであ
るから、ここに紙無し信号が発せられることになる。紙
有無検知スイッチSW3がオフのままであって、紙無し
信号が発せられると、駆動モータMへの給電回路が開放
されることになり、複写動作を中断する。なお、底板3
4には、アクチュェータSW3aが懐入する凹部又は孔
(何れも図示せず)が形成されている。また、手差給紙
モードにおいては、既に述べたように、底板押上機構が
下降位置に保持されるので、底板下降検知スイッチSW
Iがオンになって紙有無検知スイッチSW3の紙無し信
号の発生を阻止しており、複写動作への影響はない。
効果 以上のように、手差給紙時・カセット装着直後のように
底板が下降しているときには底板下降検知スイッチによ
って紙有無検知スイッチを不作動にして紙無し信号を出
させないようにして、底板が上昇しているときのみ紙有
無検知スイッチが級有無検知信号を発するようにした本
発明の給紙装置によれば、手差し時とカセット装着時(
底板未上昇)に紙無し信号を出すことがなくなる。
なお、上記紙無し信号が出されるとき、感光体ドラムは
、部分的ではあるが少なくとも帯電工程を経ている。帯
電工程を経た感光体ドラムの表面は、帯電させられてい
るので、この部分が現像装置15によってトナーを供給
されると該部分全面に百つてトナーが付着する。従って
、紙無し信号が発せられた場合には、帯電チャージャー
13、光源ランプ20および現像装置15の作用を一時
的に停止させ、該感光体ドラムをクリーニングするクリ
ーニング工程のみを作動させれば、部分的に付着したト
ナーを除去することができる。かかるクリーニング工程
は、第29図に概念として示した回路とは別の回路によ
って制御される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の給紙装置を内蔵する複写機の外観斜視
図、第2図は手差給紙時における上記複写機の態様を示
す要部斜視図、第3図は上記複写機の概要を示す正断面
図、第4図は給紙通路を示す正断面図、第5図はカセッ
トホルダーを示す正面図、第6図は底板押上機構を示す
分解斜視図、第7図はカセットを要部のみ示す斜視図、
第8図は底板押上機構を示す正面図、第9図は給紙袋直
の要部平面図、第10図は制御レバーのみを示す斜視図
、第11図は制御レバーと他のレバーとの対応関係を示
す側面図、第12図は駆動機構を示す正面図、第13図
は駆動機構の背面図、第14図は第13図の作用を示す
要部背面図、第15図は駆動機構の分解斜視図、第16
図は手差給紙機構の要部を示す斜視図、第17図は手差
給紙機構の動作前を示す正面図、第18図は第17図の
作用図、第19図は手差給紙コロとガイド部材との位置
関係を示す斜視図、第20図は不作動態位におかれた底
板押上機構を示す正面図、第21図はカセットを抜いた
直後の底板押上機構を示す姿部正面図、第22図はカセ
ットとカセット検知レバーとの対応関係を示す部分断面
正面図、第23図は底板押上機構の上昇位置の保持態様
を示す要部正面図、第24図は給紙モード切換レバーの
動きを示す正面図、第25図は同上の拡大菱部正面図、
第26図は給紙モード切換機構の他の例を示す要部正面
図、第27図は給紙モード切換手段のみを示す斜視図、
第28図は第26図の作用図、第29図は本発明を実施
する各スイッチの関連を概念的に示す回路図である。 4…・・・カセット、22・・・・・・手差給紙通路、
25・・・・・・レジストローラ対、26・・・・・・
カセット給紙コロ、27・・・・・・手差給紙コロ、2
8・・・・・・アイドルコロ、118・・・・・・シー
トストッパ、71・…・・給紙モ−ド切換レバー、34
…・・・底板、35・・・・・・底板押上レバー、65
・・・・・・解除レバー、68・・・・.・カセット検
知レバー、SW1・・・・・・底板下降検知スイッチ、
SW2・…・・紙有無検知スイッチ。 図 蛤 稀Z図 稀々図 嫌ク図 図 〜 絵 ・三XJ ○ 史 捲り図 策7図 精?図 策の図 策〃図 擦り図 完〉イ2図 袴’3図 発協図 図 ミ 船 図 S 蛸 箱プ7図 矯め図 稀ノク図 兼ね図 殺り図 茶を図 矯め図 免れ図 常幻図 稀Z7図 術か図 図 S 法

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 感光体の移動に同期してカセツトの底板を上昇させ
    て、該底板に積載されたシートを定置したカセツト給紙
    コロに圧接させる底板押上機構と、手差しにて給紙を行
    うための手差し給紙機構と、上記底板押上機構の作動を
    許し上記カセツト給紙コロの回転によりシートを給紙す
    るカセツト給紙モードと、上記底板押上機構の作動を阻
    止しておいて手差しにて給紙を行なう手差し給紙モード
    とを選択する給紙モード切換手段を具備した給紙装置に
    於いて、 上記カセツト内の紙の有無を検知してカセツト内に紙が
    無いことを検知したとき複写動作を中断させるための信
    号を発する紙有無検知スイツチと、上記カセツトの底板
    が下降しているか上昇しているかを検知する底板下降検
    知スイツチとを具備していて、上記給紙モード切換手段
    がカセツト給紙モードを選択したときであつて、上記底
    板下降検知スイツチが上記底板の下降を検知していると
    きには、上記底板下降検知スイツチが上記紙有無検知ス
    イツチの作動を無効にして、上記紙有無検知スイツチに
    紙有無検知信号を出させないようにし、上記底板下降検
    知スイツチが上記底板の上昇を検知しているときにのみ
    、上記紙有無検知スイツチが紙有無検知信号を出すこと
    を特徴とする給紙装置。
JP52060304A 1977-05-17 1977-05-24 給紙装置 Expired JPS6026222B2 (ja)

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JP52060304A JPS6026222B2 (ja) 1977-05-24 1977-05-24 給紙装置
US05/905,044 US4204668A (en) 1977-05-17 1978-05-11 Paper feeding apparatus
GB18856/78A GB1597910A (en) 1977-05-17 1978-05-11 Sheet feed apparatus
DE2821533A DE2821533C2 (de) 1977-05-17 1978-05-17 Vorrichtung zur Zuführung einzelner Blätter von einem Blattstapel

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JPS6312620U (ja) * 1986-07-11 1988-01-27
JPH0241295Y2 (ja) * 1984-11-30 1990-11-02

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