JPH0241295Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0241295Y2 JPH0241295Y2 JP1984181788U JP18178884U JPH0241295Y2 JP H0241295 Y2 JPH0241295 Y2 JP H0241295Y2 JP 1984181788 U JP1984181788 U JP 1984181788U JP 18178884 U JP18178884 U JP 18178884U JP H0241295 Y2 JPH0241295 Y2 JP H0241295Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- muffler
- pipe
- rubber
- weight
- exhaust pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は車両用排気管の共振を抑えるために用
いる排気管の支持装置に関するものである。
いる排気管の支持装置に関するものである。
（従来の技術）
車両用排気管は、エンジンから受ける振動が車
体側に伝達しないようにするために、マフラハン
ガゴムを介して車体に支持されるのが普通であ
る。このマフラハンガゴムの一般的な構造を説明
すると、第３図および第４図で示すように、楕円
形ゴム製品の中央に空間部１を設け、その空間部
１の外側にボルト孔２を穿設してマフラハンガゴ
ム３を形成し、そのマフラハンガゴム３の一方
（上方）のボルト孔３にボルト（図示せず）を挿
通してボデイ側ブラケツト４を取り付け、他方
（下方）のボルト孔２にもボルト（図示せず）を
挿通してマフラパイプ５のブラケツト６を取り付
けることにより、マフラパイプ５を車体（図示せ
ず）の下部に吊り下げている。
体側に伝達しないようにするために、マフラハン
ガゴムを介して車体に支持されるのが普通であ
る。このマフラハンガゴムの一般的な構造を説明
すると、第３図および第４図で示すように、楕円
形ゴム製品の中央に空間部１を設け、その空間部
１の外側にボルト孔２を穿設してマフラハンガゴ
ム３を形成し、そのマフラハンガゴム３の一方
（上方）のボルト孔３にボルト（図示せず）を挿
通してボデイ側ブラケツト４を取り付け、他方
（下方）のボルト孔２にもボルト（図示せず）を
挿通してマフラパイプ５のブラケツト６を取り付
けることにより、マフラパイプ５を車体（図示せ
ず）の下部に吊り下げている。
（考案が解決しようとする問題点）
上記従来の排気管の取り付け方法では、細長い
マフラパイプ５の共振を効果的に抑制できず、し
かも各ハンガー位置において同一の共振数による
振動を発生させやすい等の問題点がある。
マフラパイプ５の共振を効果的に抑制できず、し
かも各ハンガー位置において同一の共振数による
振動を発生させやすい等の問題点がある。
本考案の目的は上記問題点を解消した排気管の
支持装置を提供するものである。
支持装置を提供するものである。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、上記問題点を解決するための手段と
して、排気管の支持装置を構成するにあたり、マ
フラパイプをマフラハンガゴムを介して車体に支
持した車両において、前記マフラハンガゴムの下
部で前記マフラパイプに近接した部位にダンパ用
ウエイトと調節用ウエイトとを、ボルトにより着
脱可能に取り付けたものである。
して、排気管の支持装置を構成するにあたり、マ
フラパイプをマフラハンガゴムを介して車体に支
持した車両において、前記マフラハンガゴムの下
部で前記マフラパイプに近接した部位にダンパ用
ウエイトと調節用ウエイトとを、ボルトにより着
脱可能に取り付けたものである。
（作用）
本考案は、上記構成により、マフラハンガゴム
をダイナミツクダンパとして用いることができ、
排気管の各ハンガー位置における入力に対してそ
れぞれ共振周波数を調整することが可能になり、
排気管の共振抑制に有効に作用する。
をダイナミツクダンパとして用いることができ、
排気管の各ハンガー位置における入力に対してそ
れぞれ共振周波数を調整することが可能になり、
排気管の共振抑制に有効に作用する。
（実施例）
以下、本考案の図示実施例を説明する。
第１図および第２図で示すように、マフラハン
ガゴム１１の形状は同一厚さの厚板ゴムの一端を
丸め、他端を角ばらせた外形状に形成し、中央部
に空間部１２を設け、その空間部１２の丸形端部
１１ａ側にボルト孔１３を穿設し、さらに空間部
１２の角形端部１１ｂ側にボルト孔１４を穿設す
る。角形端部１１ｂの先端面には角柱状のダンパ
用ウエイト１５を貼着し、ダンパ用ウエイト１５
にボルト１６を用いて調節用ウエイト１７を取り
付けられるようにする。調節用ウエイト１７はダ
ンパ用ウエイト１５と同様に角柱状に形成し、必
要に応じて１個以上の調節用ウエイト１７をダン
パ用ウエイト１５にボルト１６で取り付けられる
ように同一位置にボルト孔（図示せず）を穿設し
ておく。
ガゴム１１の形状は同一厚さの厚板ゴムの一端を
丸め、他端を角ばらせた外形状に形成し、中央部
に空間部１２を設け、その空間部１２の丸形端部
１１ａ側にボルト孔１３を穿設し、さらに空間部
１２の角形端部１１ｂ側にボルト孔１４を穿設す
る。角形端部１１ｂの先端面には角柱状のダンパ
用ウエイト１５を貼着し、ダンパ用ウエイト１５
にボルト１６を用いて調節用ウエイト１７を取り
付けられるようにする。調節用ウエイト１７はダ
ンパ用ウエイト１５と同様に角柱状に形成し、必
要に応じて１個以上の調節用ウエイト１７をダン
パ用ウエイト１５にボルト１６で取り付けられる
ように同一位置にボルト孔（図示せず）を穿設し
ておく。
このウエイト１５，１７を取り付けたマフラハ
ンガゴム１１の丸形端部１１ａ側に設けたボルト
孔１３とボデイ用ブラケツト４をボルト１８を挿
通して取り付け、角形端部１１ｂ側に設けたボル
ト孔１４とマフラパイプ５のブラケツト６にボル
ト１９を挿通して取り付けることにより車体下部
へマフラパイプ５を吊り下げる。
ンガゴム１１の丸形端部１１ａ側に設けたボルト
孔１３とボデイ用ブラケツト４をボルト１８を挿
通して取り付け、角形端部１１ｂ側に設けたボル
ト孔１４とマフラパイプ５のブラケツト６にボル
ト１９を挿通して取り付けることにより車体下部
へマフラパイプ５を吊り下げる。
このようにマフラハンガゴム１１の下部でマフ
ラパイプ５に近接した部位にダンパ用ウエイト１
５と調節用ウエイト１７とを、ボルト１６により
取り付けると、車体下部へ吊り下げたマフラパイ
プ５が振動した場合に、ボルト孔１４からダンパ
用ウエイト１５までの間のゴム量と、ダンパ用ウ
エイト１５および調節用ウエイト１７の重量によ
つて共振数が変化するため、マフラパイプ５の各
吊り下げ位置によりゴム量と重量を異ならせるこ
とにより各吊り下げ位置における入力に対してそ
れぞれ周波数を調節することができるようになり
効果的なダンパとして作用する。特にウエイト１
５，１７をマフラパイプ５に近接した部位に位置
させたため、マフラパイプの共振を抑制すること
に有効に働く。また、ウエイト１５，１７を取り
付けたマフラハンガゴム１１の取り付けがハンガ
ーとダンパを共に取り付けたことになり、特別に
他の共振抑止装置を取り付けなくても良く、取付
けおよび取外しが容易で費用が安くなる。
ラパイプ５に近接した部位にダンパ用ウエイト１
５と調節用ウエイト１７とを、ボルト１６により
取り付けると、車体下部へ吊り下げたマフラパイ
プ５が振動した場合に、ボルト孔１４からダンパ
用ウエイト１５までの間のゴム量と、ダンパ用ウ
エイト１５および調節用ウエイト１７の重量によ
つて共振数が変化するため、マフラパイプ５の各
吊り下げ位置によりゴム量と重量を異ならせるこ
とにより各吊り下げ位置における入力に対してそ
れぞれ周波数を調節することができるようになり
効果的なダンパとして作用する。特にウエイト１
５，１７をマフラパイプ５に近接した部位に位置
させたため、マフラパイプの共振を抑制すること
に有効に働く。また、ウエイト１５，１７を取り
付けたマフラハンガゴム１１の取り付けがハンガ
ーとダンパを共に取り付けたことになり、特別に
他の共振抑止装置を取り付けなくても良く、取付
けおよび取外しが容易で費用が安くなる。
（考案の効果）
以上のように本考案では、排気管の支持装置に
おいて、マフラハンガゴムの下部でマフラパイプ
に近接した部位にダンパ用ウエイトと調節用ウエ
イトとをボルトにより、着脱可能に、しかも取り
付けたときにはマフラハンガゴムに一体になるよ
うに取り付けたため、マフラパイプの共振を有効
に抑制することができることになる。またボルト
によつて取り付けるようにしてあるので、取り付
けおよび取り外しが容易で、ハンガー位置を特に
変更することなく効果的にマフラーパイプの共振
を抑制することができるようになる。
おいて、マフラハンガゴムの下部でマフラパイプ
に近接した部位にダンパ用ウエイトと調節用ウエ
イトとをボルトにより、着脱可能に、しかも取り
付けたときにはマフラハンガゴムに一体になるよ
うに取り付けたため、マフラパイプの共振を有効
に抑制することができることになる。またボルト
によつて取り付けるようにしてあるので、取り付
けおよび取り外しが容易で、ハンガー位置を特に
変更することなく効果的にマフラーパイプの共振
を抑制することができるようになる。
第１図は本考案による排気管の支持装置を示す
斜視図、第２図は本考案による排気管の支持装置
を用いて排気管を吊り下げた状態を示す後正面
図、第３図は従来のマフラハンガゴムを示す斜視
図、第４図は従来のマフラハンガゴムを用いて排
気管を吊り下げた状態を示す斜視図である。 １１……マフラハンガゴム、１２……空間部、
１３，１４……ボルト孔、１５……ダンパ用ウエ
イト、１６……ボルト、１７……調節用ウエイ
ト。
斜視図、第２図は本考案による排気管の支持装置
を用いて排気管を吊り下げた状態を示す後正面
図、第３図は従来のマフラハンガゴムを示す斜視
図、第４図は従来のマフラハンガゴムを用いて排
気管を吊り下げた状態を示す斜視図である。 １１……マフラハンガゴム、１２……空間部、
１３，１４……ボルト孔、１５……ダンパ用ウエ
イト、１６……ボルト、１７……調節用ウエイ
ト。
Claims (1)
- マフラパイプをマフラハンガゴムを介して車体
に支持した車両において、前記マフラハンガゴム
の下部で前記マフラパイプに近接した部位にダン
パ用ウエイトと調節用ウエイトとを、ボルトによ
り着脱可能に取り付けたことを特徴とする排気管
の支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984181788U JPH0241295Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984181788U JPH0241295Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6195922U JPS6195922U (ja) | 1986-06-20 |
| JPH0241295Y2 true JPH0241295Y2 (ja) | 1990-11-02 |
Family
ID=30739328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984181788U Expired JPH0241295Y2 (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0241295Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6026222B2 (ja) * | 1977-05-24 | 1985-06-22 | 株式会社リコー | 給紙装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6026222U (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-22 | いすゞ自動車株式会社 | 排気管の振動音防止装置 |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP1984181788U patent/JPH0241295Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6026222B2 (ja) * | 1977-05-24 | 1985-06-22 | 株式会社リコー | 給紙装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6195922U (ja) | 1986-06-20 |
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