JPS5931685B2 - 複写機における自動原稿送り装置 - Google Patents
複写機における自動原稿送り装置Info
- Publication number
- JPS5931685B2 JPS5931685B2 JP15715876A JP15715876A JPS5931685B2 JP S5931685 B2 JPS5931685 B2 JP S5931685B2 JP 15715876 A JP15715876 A JP 15715876A JP 15715876 A JP15715876 A JP 15715876A JP S5931685 B2 JPS5931685 B2 JP S5931685B2
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- Japan
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- document
- stopper
- belt
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- belts
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- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Manual Feeding Of Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、複写機における自動原稿送り装置に関する
。
。
従来、複写機には、原稿載置台に載置した原稿を押える
原稿圧板が装着されていて、原稿毎に同圧板を開被して
複写動作を行なつていた。
原稿圧板が装着されていて、原稿毎に同圧板を開被して
複写動作を行なつていた。
そのために、多量の原稿のコピーを必要とする場合、上
記圧板の開被動作は極めて煩わしい操作であつた。そこ
で、多量複写処理と操作性向上のために、上記原稿圧板
を不要にした自動原稿送り装置が開発され、また実用に
供されている。しかしながら、従来この種の装置は、シ
ート状原稿の自動送りを主な目的としているので、立体
物原稿の複写時には、該装置を相当の態様に移動させる
必要があり、機構が複雑且つ犬歯であるとその操作が煩
わしい。
記圧板の開被動作は極めて煩わしい操作であつた。そこ
で、多量複写処理と操作性向上のために、上記原稿圧板
を不要にした自動原稿送り装置が開発され、また実用に
供されている。しかしながら、従来この種の装置は、シ
ート状原稿の自動送りを主な目的としているので、立体
物原稿の複写時には、該装置を相当の態様に移動させる
必要があり、機構が複雑且つ犬歯であるとその操作が煩
わしい。
また、自動原稿送り装置で送り込んだ原稿は、複写機の
原稿載置台の基準位置に停止させる必要がある。
原稿載置台の基準位置に停止させる必要がある。
従来は、原稿を基準位置に停止させるストッパーが複写
機本体に設けられていて、複写終了後はこのストッパー
を基準位置から待避させて複写済みの原稿を送り出すよ
うになつていた。上記ストッパーを複写機本体に設ける
ことは、露光光学系が往復動する形式の複写機において
は、そのスペース或いは光学系の形状等設計上の制約を
特に受けることになる。本発明は、送り込まれた原稿を
基準位置に停止させる原稿ストッパーを、複写機本体で
はなく、自動原稿送り装置に設けることによつて、複写
機本体に対する上記制約を受けないようにした、複写機
における自動原稿送り装置を提供することを目的とする
。
機本体に設けられていて、複写終了後はこのストッパー
を基準位置から待避させて複写済みの原稿を送り出すよ
うになつていた。上記ストッパーを複写機本体に設ける
ことは、露光光学系が往復動する形式の複写機において
は、そのスペース或いは光学系の形状等設計上の制約を
特に受けることになる。本発明は、送り込まれた原稿を
基準位置に停止させる原稿ストッパーを、複写機本体で
はなく、自動原稿送り装置に設けることによつて、複写
機本体に対する上記制約を受けないようにした、複写機
における自動原稿送り装置を提供することを目的とする
。
以下、図示の実施例によつて本発明を説明する。
第1図において、符号1は自動原稿送り装置を示してい
る。自動原稿送り装置1は、複写機2の原稿載置台3上
に、枢軸1aを中心に符号1Aで示すように揺動自在に
設置される。複写機2の内部には、原稿走査用光学系の
一部を構成する第1ミラー4、第2ミラー5および照明
ランプ6からなる光学系7が配設されている。
る。自動原稿送り装置1は、複写機2の原稿載置台3上
に、枢軸1aを中心に符号1Aで示すように揺動自在に
設置される。複写機2の内部には、原稿走査用光学系の
一部を構成する第1ミラー4、第2ミラー5および照明
ランプ6からなる光学系7が配設されている。
光学系7は、実線で示す位置がホームポジションであつ
て、複写動作時には、破線位置7Aまで移動したのち実
線位置へ復動するようになつている。また、複写機の右
上面には原稿排紙トレイ8が設けられている。同トレイ
8の一側には、排紙補助コロ9(詳細は後述する)が回
転自在に設けられている。自動原稿送り装置1は、制御
部10と搬送部11とからなつている。
て、複写動作時には、破線位置7Aまで移動したのち実
線位置へ復動するようになつている。また、複写機の右
上面には原稿排紙トレイ8が設けられている。同トレイ
8の一側には、排紙補助コロ9(詳細は後述する)が回
転自在に設けられている。自動原稿送り装置1は、制御
部10と搬送部11とからなつている。
制御部10は、以下に説明する搬送部11の作動を制御
するものであつて、複写機本体における光学系の移動等
の複写動作と密接な関連を有している。上記搬送部11
は、装置1本体の両側板1b(一方のみ示す)に回転自
在に支架された複数のベルト駆動ローラー12、このロ
ーラー12と対を成す従動ローラー13、上記両ローラ
ーに掛け廻わされた細長い原稿搬送ベルト14、このベ
ルト14に張力を与えるテンシヨンローラ一15、上記
駆動ローラー12を囲繞する態様で設けられた原稿案内
板16、搬送部11の上板であつて且つ原稿案内を兼ね
たガイド板17、このガイド板17の一側縁17aと上
記案内板16の一側縁16aとで形成される原稿挿入口
18、上記両側板1bに回転自在に支架されたストツパ
一支持軸19、同支持軸19に装着された原稿ストツパ
一20とベルト押圧コロ21およびストツパ一20に対
して時計方向への揺動習性を与えるばね22とからなつ
ている。
するものであつて、複写機本体における光学系の移動等
の複写動作と密接な関連を有している。上記搬送部11
は、装置1本体の両側板1b(一方のみ示す)に回転自
在に支架された複数のベルト駆動ローラー12、このロ
ーラー12と対を成す従動ローラー13、上記両ローラ
ーに掛け廻わされた細長い原稿搬送ベルト14、このベ
ルト14に張力を与えるテンシヨンローラ一15、上記
駆動ローラー12を囲繞する態様で設けられた原稿案内
板16、搬送部11の上板であつて且つ原稿案内を兼ね
たガイド板17、このガイド板17の一側縁17aと上
記案内板16の一側縁16aとで形成される原稿挿入口
18、上記両側板1bに回転自在に支架されたストツパ
一支持軸19、同支持軸19に装着された原稿ストツパ
一20とベルト押圧コロ21およびストツパ一20に対
して時計方向への揺動習性を与えるばね22とからなつ
ている。
なお、第1図において符号23は、該装置1を揺動させ
る際の把手を示している。上記原稿ストツパ一20は、
支持軸19に軸方向の移動を規制して揺動自在に装着さ
れていて、同軸19に対する揺動角は、第2図に示すよ
うに、同軸19に固植したピン19aによつて規制され
る。
る際の把手を示している。上記原稿ストツパ一20は、
支持軸19に軸方向の移動を規制して揺動自在に装着さ
れていて、同軸19に対する揺動角は、第2図に示すよ
うに、同軸19に固植したピン19aによつて規制され
る。
そして、上記ストツパ一20は、第6図に示すようにベ
ルト14相互の間にそれぞれ設けられている。各ストツ
パ一にはばね22の弾力によつて時計方向への揺動習性
が与えられていて、その一端に形成された原稿係止端2
0aを、互いに相隣る原稿搬送ベルト14の間隙から突
出させて、原稿載置台3に当接させている。上記ストツ
パ一20とピン19aとの関係は、相当ゆるいハメアイ
関係となつていて、ばね22によつて個々のストツパ一
20が原稿係止のために揺動するときには、上記ピン1
9aはストツパ一20に何ら干渉しないが、後述する複
写動作終了時には、同ストツパ一20をピン19aで揺
動させ得るようになつている。上記原稿係止端20aが
原稿載置台3に当接している位置が、載置される原稿の
基準位置である。また、ストツパ一20は、ゴム系或い
は樹脂系の材料で形成されるが、係止端20aの摩耗、
変形に強く更には透明な原稿載置台3を傷つけるもので
あつてはならない。上記ベルト押圧コロ21は、ストツ
パ一20の他端に固植された支軸24に回転自在に支持
されていて、上記ベルト14の裏面に対応している。
ルト14相互の間にそれぞれ設けられている。各ストツ
パ一にはばね22の弾力によつて時計方向への揺動習性
が与えられていて、その一端に形成された原稿係止端2
0aを、互いに相隣る原稿搬送ベルト14の間隙から突
出させて、原稿載置台3に当接させている。上記ストツ
パ一20とピン19aとの関係は、相当ゆるいハメアイ
関係となつていて、ばね22によつて個々のストツパ一
20が原稿係止のために揺動するときには、上記ピン1
9aはストツパ一20に何ら干渉しないが、後述する複
写動作終了時には、同ストツパ一20をピン19aで揺
動させ得るようになつている。上記原稿係止端20aが
原稿載置台3に当接している位置が、載置される原稿の
基準位置である。また、ストツパ一20は、ゴム系或い
は樹脂系の材料で形成されるが、係止端20aの摩耗、
変形に強く更には透明な原稿載置台3を傷つけるもので
あつてはならない。上記ベルト押圧コロ21は、ストツ
パ一20の他端に固植された支軸24に回転自在に支持
されていて、上記ベルト14の裏面に対応している。
通常上記コロ21は、上記ストツパ一20の揺動習性に
よつて、ベルト14の裏面からは離間させられている。
また、ストツパ一支持軸19の一端には、第6図に示す
ように、レバー25が固着されていて、同レバーには、
ソレノイド26がばね27を介して連結されている。
よつて、ベルト14の裏面からは離間させられている。
また、ストツパ一支持軸19の一端には、第6図に示す
ように、レバー25が固着されていて、同レバーには、
ソレノイド26がばね27を介して連結されている。
このソレノイド26は、後述する複写動作終了時に、原
稿を送り出す際作動させられるストツパ一の解除手段の
一つである。以上のように構成された本発明の自動原稿
送り装置1は、第1図に示すように、原稿搬送ベルト1
4を原稿載置台3に近接させると共に、従動ローラー1
3に巻き掛けられたベルトを排紙補助コロ9に当接させ
、且つ原稿ストツパ一20の原稿係止端20aを載置台
3に当接させた状態がシート状原稿を使用する場合の態
様である。 .いま、シート状原稿Sを第1図に示
すように、矢印aの向きに原稿挿入口18に挿入すると
、図示しない原稿検知手段がこれを検知して、制御部1
0を作動させて、ベルト搬送ローラー12を回転駆動す
る。これにより原稿搬送ベルト14が矢印bの向きに回
転し、挿入された原稿をフリクシヨンによつて同方向に
送る。ベルト14との摩擦によつて搬送される原稿Sは
、原稿載置台3上を滑りながら進行して基準位置までく
ると、第2図に示すように、その先端Saがストツバ一
20の原稿係止端20aに衝合して停止させられる。こ
のとき、ベルト駆動ローラー12を回転駆動する制御部
10内の駆動モータ(図示されず)が通電を断たれるが
、即停止せずに慣性により若干回転するのが効果的であ
る。すなわち、原稿ストツパ一20に対して、原稿Sが
斜めに当接したとしても、ベルトとの摩擦によつてそれ
を矯正される効果があるからである。なお、原稿搬送ベ
ルト14と原稿載置台3との間隔は、原稿が同ベルト1
4のフリクシヨンによる搬送力を充分に授受できるよう
に定められているが、第2図においては図示の都合上同
間隔を大きく表わした。
稿を送り出す際作動させられるストツパ一の解除手段の
一つである。以上のように構成された本発明の自動原稿
送り装置1は、第1図に示すように、原稿搬送ベルト1
4を原稿載置台3に近接させると共に、従動ローラー1
3に巻き掛けられたベルトを排紙補助コロ9に当接させ
、且つ原稿ストツパ一20の原稿係止端20aを載置台
3に当接させた状態がシート状原稿を使用する場合の態
様である。 .いま、シート状原稿Sを第1図に示
すように、矢印aの向きに原稿挿入口18に挿入すると
、図示しない原稿検知手段がこれを検知して、制御部1
0を作動させて、ベルト搬送ローラー12を回転駆動す
る。これにより原稿搬送ベルト14が矢印bの向きに回
転し、挿入された原稿をフリクシヨンによつて同方向に
送る。ベルト14との摩擦によつて搬送される原稿Sは
、原稿載置台3上を滑りながら進行して基準位置までく
ると、第2図に示すように、その先端Saがストツバ一
20の原稿係止端20aに衝合して停止させられる。こ
のとき、ベルト駆動ローラー12を回転駆動する制御部
10内の駆動モータ(図示されず)が通電を断たれるが
、即停止せずに慣性により若干回転するのが効果的であ
る。すなわち、原稿ストツパ一20に対して、原稿Sが
斜めに当接したとしても、ベルトとの摩擦によつてそれ
を矯正される効果があるからである。なお、原稿搬送ベ
ルト14と原稿載置台3との間隔は、原稿が同ベルト1
4のフリクシヨンによる搬送力を充分に授受できるよう
に定められているが、第2図においては図示の都合上同
間隔を大きく表わした。
そして、第2図に示すように基準位置に原稿が停止した
時点で、ホームポジシヨンにあつた光学系7が左方に移
動しつつ図示されない感光体へ原稿画像を伝達し、破線
7Aで示す露光終端部まで往動したのち元位置へ復動す
る。
時点で、ホームポジシヨンにあつた光学系7が左方に移
動しつつ図示されない感光体へ原稿画像を伝達し、破線
7Aで示す露光終端部まで往動したのち元位置へ復動す
る。
光学系7が終端位置(破線位置)へ到達したとき或いは
元位置へ復帰した、いわゆる複写動作終了時に、制御部
10が前記ソレノイド26(第6図参照)を作動させて
、レバー25を揺動させる。
元位置へ復帰した、いわゆる複写動作終了時に、制御部
10が前記ソレノイド26(第6図参照)を作動させて
、レバー25を揺動させる。
レバー25の揺動によつて、ストツパ一支持軸19が反
時計方向(第3図において)に回動させられる。支持軸
19が回動すると、これに固植されたピン19aがスト
ツパ一20をその習性に抗して、第3図に示すように揺
動させる。このストツパ一20の揺動角は、原稿係止端
20aが原稿載置台3から離れるのは勿論、同端20a
がベルト相互間から図示のように引つ込むように定めら
れる。また、上記ストツパ一20が揺動させられたとき
ベルト押圧コロ21も同方向へ揺動して、第3図に示す
ように搬送ベルト14の裏面14aに当接してこれを原
稿載置台3へ向けて押圧する。
時計方向(第3図において)に回動させられる。支持軸
19が回動すると、これに固植されたピン19aがスト
ツパ一20をその習性に抗して、第3図に示すように揺
動させる。このストツパ一20の揺動角は、原稿係止端
20aが原稿載置台3から離れるのは勿論、同端20a
がベルト相互間から図示のように引つ込むように定めら
れる。また、上記ストツパ一20が揺動させられたとき
ベルト押圧コロ21も同方向へ揺動して、第3図に示す
ように搬送ベルト14の裏面14aに当接してこれを原
稿載置台3へ向けて押圧する。
よつて、原稿Sはベルト14によつて原稿載置台3に押
し付けられることになる。上記ストツパ一20の原稿係
止の作動解除手段の動作開始と同時または直後には、制
御部10(第1図参照)がベルト1駆動ローラー12を
回転駆動して搬送ベルト14を回動させて、係止を解フ
かれた原稿Sを第3図に示すように右方に送り、ベルト
に従動回転する排紙補助コロ9を経て原稿排紙トレイ8
上へ排出する。
し付けられることになる。上記ストツパ一20の原稿係
止の作動解除手段の動作開始と同時または直後には、制
御部10(第1図参照)がベルト1駆動ローラー12を
回転駆動して搬送ベルト14を回動させて、係止を解フ
かれた原稿Sを第3図に示すように右方に送り、ベルト
に従動回転する排紙補助コロ9を経て原稿排紙トレイ8
上へ排出する。
なお、一枚の原稿で複数枚のコピーを必要とする場合に
は、複写機本体のコピー枚数設定回路と上記制御部10
とを接続して、設定枚数のコピー終了時に上記原稿排出
動作を行なわせる。
は、複写機本体のコピー枚数設定回路と上記制御部10
とを接続して、設定枚数のコピー終了時に上記原稿排出
動作を行なわせる。
上記排紙補助コロ9は、第4図に示すように、原稿排紙
トレイ8の立上り側板8aに形成された長孔8bに、そ
の軸9aを回転自在に嵌挿していて、スプリング9bに
よつてベルト14に圧接する向きの習性を与えられてい
る。
トレイ8の立上り側板8aに形成された長孔8bに、そ
の軸9aを回転自在に嵌挿していて、スプリング9bに
よつてベルト14に圧接する向きの習性を与えられてい
る。
次に、立体物原稿の複写動作について説明すると、装置
1を第1図に鎖線1Aで示すように立体物原稿態位に揺
動させておいて、第5図に示すように立体物原稿Bを原
稿載置台3に載置する。
1を第1図に鎖線1Aで示すように立体物原稿態位に揺
動させておいて、第5図に示すように立体物原稿Bを原
稿載置台3に載置する。
このとき、原稿Bは基準位置に合致させる必要がある。
上記排紙補助コロ9の軸9aには、原稿位置決め用のス
トツパ一28が回動自在に枢着されていて、前記シート
状原稿Sの複写時には第5図に鎖線28Aで示すように
原稿排紙トレイ8上へ回動させられている。
上記排紙補助コロ9の軸9aには、原稿位置決め用のス
トツパ一28が回動自在に枢着されていて、前記シート
状原稿Sの複写時には第5図に鎖線28Aで示すように
原稿排紙トレイ8上へ回動させられている。
そして、上記ストツパ一28は、立体物原稿Bの複写時
には第5図に示すように、その基準側縁28aを原稿載
置台3へ当接させられる。このストツパ一28の基準側
縁28aの載置台3への当接位置は、前記ストツパ一2
0による原稿基準位置と同一位置である。よつて、立体
物原稿Bの複写動作時にも、同原稿はストツパ一28を
基準として正しく位置決めすることができる。
には第5図に示すように、その基準側縁28aを原稿載
置台3へ当接させられる。このストツパ一28の基準側
縁28aの載置台3への当接位置は、前記ストツパ一2
0による原稿基準位置と同一位置である。よつて、立体
物原稿Bの複写動作時にも、同原稿はストツパ一28を
基準として正しく位置決めすることができる。
そして、複写動作終了後には、上記ストツパ一28を示
矢方向へ鎖線位置28Aまで回動させる。なお、立体物
原稿Bの複写後に上記ストツパ一28を元位置へ戻さず
に自動原稿送り装置1をシート状原稿の複写のためにセ
ツトしようとしても、ストツパ一28でこれを阻害し、
且つ安全装置(図示せず)を設けて装置を操作不能にし
、オペレーターにミス操作を警告するようにしてもよい
。
矢方向へ鎖線位置28Aまで回動させる。なお、立体物
原稿Bの複写後に上記ストツパ一28を元位置へ戻さず
に自動原稿送り装置1をシート状原稿の複写のためにセ
ツトしようとしても、ストツパ一28でこれを阻害し、
且つ安全装置(図示せず)を設けて装置を操作不能にし
、オペレーターにミス操作を警告するようにしてもよい
。
また、上記ストッパ一28は、第5図に示すようにその
基準側縁28aが透明な原稿載置台3上へ被さることに
なるので、光学系に照射される面は白色であることが複
写プロセス上好ましい。以上説明したように、複写機で
はなく本体へ原稿ストツパ一を設けた本発明の自動原稿
送り装置によれば、複写機にストツパ一を設けることに
較べて、光学系との位置関係等の複写機本体の設計を何
ら考慮する必要がない。このことは、例えば露光光学系
が移動する形式の複写機において、複写機の心臓部とも
云うべき光学系に何ら手を加えることなく、原稿載置部
を変更すると共に電気的接続を行なえば、自動原稿送り
装置を具備させるか否かを自由に選択でき、複写機のシ
リーズ化において極めて有効である。更に、原稿ストツ
パ一の作動解除時に、ベルト押圧部材が原稿搬送ベルト
を原稿載置台の方へ張り出して、原稿を押え付ける本発
明の装置によれば、原稿の排出が極めて確実に行なわれ
る。
基準側縁28aが透明な原稿載置台3上へ被さることに
なるので、光学系に照射される面は白色であることが複
写プロセス上好ましい。以上説明したように、複写機で
はなく本体へ原稿ストツパ一を設けた本発明の自動原稿
送り装置によれば、複写機にストツパ一を設けることに
較べて、光学系との位置関係等の複写機本体の設計を何
ら考慮する必要がない。このことは、例えば露光光学系
が移動する形式の複写機において、複写機の心臓部とも
云うべき光学系に何ら手を加えることなく、原稿載置部
を変更すると共に電気的接続を行なえば、自動原稿送り
装置を具備させるか否かを自由に選択でき、複写機のシ
リーズ化において極めて有効である。更に、原稿ストツ
パ一の作動解除時に、ベルト押圧部材が原稿搬送ベルト
を原稿載置台の方へ張り出して、原稿を押え付ける本発
明の装置によれば、原稿の排出が極めて確実に行なわれ
る。
なお、ベルト押圧部材として図示の例ではベルト押圧コ
ロ21をあげたが、ベルトとの摩擦を解決できる形状・
材質であれば、必らずしも回転体でなくてもその目的は
達せられる。また、原稿基準位置を決めるストツパ一を
複写機本体に取付けず、自動原稿送り装置に設けたこと
による光学系に対する設計上の制約が解消されたことは
既に述べたが、更に光学系としては、移動する形式でも
或いはフラツシユによる全面露光方式でもよく、何れも
ストツパ一による光のケラレが全くなく、機械的スペー
スの面で非常に有利となる。
ロ21をあげたが、ベルトとの摩擦を解決できる形状・
材質であれば、必らずしも回転体でなくてもその目的は
達せられる。また、原稿基準位置を決めるストツパ一を
複写機本体に取付けず、自動原稿送り装置に設けたこと
による光学系に対する設計上の制約が解消されたことは
既に述べたが、更に光学系としては、移動する形式でも
或いはフラツシユによる全面露光方式でもよく、何れも
ストツパ一による光のケラレが全くなく、機械的スペー
スの面で非常に有利となる。
また、基準位置を任意に変え得るメリツトもある。
第1図は本発明の一実施例を示す自動原稿送り装置の正
断面図、第2図は同上の要部拡大図、第3図は第2図の
作用図、第4図は原稿排紙補助コロの取付態様を示す正
面図、第5図は立体物原稿複写時に用いるストツパ一を
示す正断面図、第6図は本発明の要部平面図である。 S・・・・・・シート状原稿、B・・・・・・立体物原
稿、1・・・・・伯動原稿送り装置、2・・・・・・複
写機、3・・・・・・原稿載置台、14・・−・・・原
稿搬送ベルト、18・・・・・・原稿挿入口、19・・
・・・・ストツパ一支持軸、20・・・・・・原稿スト
ツパ一 21・・・・・・ベルト押圧コロ。
断面図、第2図は同上の要部拡大図、第3図は第2図の
作用図、第4図は原稿排紙補助コロの取付態様を示す正
面図、第5図は立体物原稿複写時に用いるストツパ一を
示す正断面図、第6図は本発明の要部平面図である。 S・・・・・・シート状原稿、B・・・・・・立体物原
稿、1・・・・・伯動原稿送り装置、2・・・・・・複
写機、3・・・・・・原稿載置台、14・・−・・・原
稿搬送ベルト、18・・・・・・原稿挿入口、19・・
・・・・ストツパ一支持軸、20・・・・・・原稿スト
ツパ一 21・・・・・・ベルト押圧コロ。
Claims (1)
- 1 原稿挿入口に挿入された原稿を原稿載置台まで搬送
する複数本の原稿搬送ベルトを備えた、原稿載置台上に
設置される複写機の自動原稿送り装置において、上記ベ
ルトの搬送方向と直交する向きに設けられたストッパー
支持部材と、一端に形成された原稿係止端がベルト相互
の間隙から突出して原稿載置台に当接する向きの揺動習
性を有する、上記支持部材に複数箇装着された原稿スト
ッパーと、この原稿ストッパーの原稿係止端がベルト相
互の間隙から引込むまで該ストッパーをその習性に抗し
て揺動させるストッパーの作動解除手段と、上記原稿ス
トッパーの他端に設けられていて、該原稿ストッパーが
上記作動解除手段によつて揺動させられたとき、上記原
稿搬送ベルトの裏面に当接して該ベルトを原稿載置台に
向けて張り出させるベルト押圧部材とを具備することを
特徴とする自動原稿送り装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15715876A JPS5931685B2 (ja) | 1976-12-25 | 1976-12-25 | 複写機における自動原稿送り装置 |
CA293,843A CA1101049A (en) | 1976-12-25 | 1977-12-23 | Electrostatic copying machine |
FR7739165A FR2375634A1 (fr) | 1976-12-25 | 1977-12-26 | Machine a copier electrostatique |
US05/864,548 US4214832A (en) | 1976-12-25 | 1977-12-27 | Electrostatic copying machine comprising improved document scanning means |
DE19772759819 DE2759819C2 (de) | 1976-12-25 | 1977-12-27 | Vorlagenfördereinrichtung für ein elektrofotografisches Kopiergerät |
DE2758213A DE2758213C3 (de) | 1976-12-25 | 1977-12-27 | Elektrophotographisches Kopiergerät |
GB53929/77A GB1596290A (en) | 1976-12-25 | 1977-12-28 | Electrophotographic copying machines |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15715876A JPS5931685B2 (ja) | 1976-12-25 | 1976-12-25 | 複写機における自動原稿送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5381117A JPS5381117A (en) | 1978-07-18 |
JPS5931685B2 true JPS5931685B2 (ja) | 1984-08-03 |
Family
ID=15643441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15715876A Expired JPS5931685B2 (ja) | 1976-12-25 | 1976-12-25 | 複写機における自動原稿送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931685B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62200780U (ja) * | 1986-06-07 | 1987-12-21 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5555351A (en) * | 1978-10-18 | 1980-04-23 | Ricoh Co Ltd | Opening and closing device of gate |
JPS55122579U (ja) * | 1979-02-21 | 1980-08-30 | ||
JPS5823045A (ja) * | 1981-08-04 | 1983-02-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子複写機の原稿送り装置 |
JPS5852547U (ja) * | 1981-10-06 | 1983-04-09 | 株式会社リコー | 自動原稿送り装置 |
JPS5913255A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動原稿送り装置 |
-
1976
- 1976-12-25 JP JP15715876A patent/JPS5931685B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62200780U (ja) * | 1986-06-07 | 1987-12-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5381117A (en) | 1978-07-18 |
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