JPS6013134B2 - 燃料遮断弁漏洩検査方法 - Google Patents

燃料遮断弁漏洩検査方法

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JPS6013134B2
JPS6013134B2 JP14111976A JP14111976A JPS6013134B2 JP S6013134 B2 JPS6013134 B2 JP S6013134B2 JP 14111976 A JP14111976 A JP 14111976A JP 14111976 A JP14111976 A JP 14111976A JP S6013134 B2 JPS6013134 B2 JP S6013134B2
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JP
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fuel
pressure
cutoff valve
leakage
test chamber
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和彦 小泉
正道 亀井
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KORONA KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は燃焼装置におけ燃料遮断弁の漏洩を発見するた
めの新規な方法に関する。
燃料遮断弁は燃擬装層における燃料の供給回路に設置し
て燃焼機への燃料の供給ならびに停止を行うもので、安
全上の面から漏洩についての高い信頼性が要求される。
燃料遮断弁が停止中完全に閉塞していないため、燃料が
漏洩する場合、この漏洩燃料が燃焼機を経て燃焼炉の内
部或いは外部に流出し、爆発・火災などの事故を引起す
危険がある。このため、燃料遮断弁を2個以上直列に設
置して燃料漏洩を防止すると共に定期的に燃料遮断弁の
漏洩試験が義務づけられている。しかし、このように厳
しい規制にもかかわらず、漏洩による事故の発生が絶え
ないのが現状である。本発明は燃料遮断弁の漏洩試験を
燃焼機の運転停止或いは運転開始ごとに行い、もし燃料
の漏洩を発見した場合は直ちに燃焼機の運転回路を閉じ
、警報を発する燃料遮断弁の漏洩検査方法を提供しよう
とするものである。
以下添付図面を参照して本発明を実施する為の装置の−
実施例について説明する。
1は燃焼機である。
燃焼機1は燃料供給管2によって燃料を送られるが、燃
焼機1に入る前に上流側燃料遮断弁3と下流側燃料遮断
弁4が直列に設置されている。2つの燃料遮断弁3,4
は燃料試験室5で結ばれている。
燃料試験室5は燃料遮断弁(3,4)が完全に閉塞して
いないたに燃料が漏洩し、その結果生ずる試験室5内の
圧力の上昇又は下降を敏感に伝達するのに適正な形状と
容積を有している。燃料試験室5は分岐管6を介して圧
力検出装置7に通じている。
圧力検出装置7は燃料試験室5内の圧力を検出すること
によって燃料漏洩の有無を判定するもので、その結果は
制御装置8に送られる。制御装置8は燃料遮断弁漏洩検
査装置の動作シーケンスを作るカム付き同期モータ及び
電子制御部より構成されており(第2図参照)、圧力検
出装置7の検出圧力を判定して燃焼機1を正常運転又は
閉鎖するよう作動する。9は温度調節器、10‘ま燃焼
安全監視器(バーナ・コントロールリレー)である。
温度調節器9は燃焼安全監視器10と制御部8との間に
設置されている。11は電源である。
第2図は以上の構成を有する燃料遮断弁漏洩発見装置の
ブロック回路図である。
図中12,亀4は警報出力端子「 13,14は信号出
力端子、亀5は燃焼機燃焼安全監視装置のメインバルブ
への接続端子、i6,17は各遮断弁の端子である。ま
た18,19は燃焼機運転保持回路である。さらに「R
,は同期モータ作動コイル「R2は同期モータ停止コイ
ル「R3は警報コイル、R4は警報解除コイル、r,は
R,,R2コイルにより動作する薮点、r2はR3,R
4のコイルにより動作する接点「Mは同期モ−夕トL〜
L3は表示ランプである。さて、燃料遮断弁漏洩検査方
法は、温度調節器9からの信号により「燃焼機1が停止
した後又は燃焼機の運転前に作動し、上流側燃料遮断弁
3と下流側燃料遮断弁4の漏洩試験を下記のごと〈実施
することによって行われる。ィ まず下流側燃料遮断弁
4を開き「試験室5内の圧力を大気圧に調整したのち閉
じる。
ロ 検出装置7で試験室5内の圧力上昇の有無を検出す
る。
ハ 圧力上昇を検出したならば、上流側燃料遮断弁3が
完全に閉じていないため「燃料が漏洩しているものと制
御装置8は判断し、燃焼機角の運転回路を閉じて警報信
号を発するようになっている。
一方、上流側燃料遮断弁3が完全に閉塞しており、燃料
の漏洩がなく、試験5内の圧力上昇のないときは、制御
装置8‘ま「正常」と判断し次の下流側燃料遮断弁4の
試験に移行する。
ホ 上流側燃料遮断弁3を開放し、燃料試験室5内の圧
力が供給燃料圧に達するまで調整したのちこれを閉止す
る。へ 検出装置7によって燃料試験室5内の圧力が供
給燃料圧より下らないことを検出したときは下流側燃料
遮断弁4は完全に閉塞しており、「正常」と制御装置8
は判定し、燃焼機1を正常運転回路へセットする。
ト 若し燃料試験室5内の圧力が下降するときは下流側
燃料遮断弁4の閉塞状態は不完全で、「漏洩アリ」と判
定して燃焼機1の運転回路を閉じ、警報信号を発する。
第3図は以上の操作のシーケンスダィャグラムである。
すなわち、2つの遮断弁3,4が正常であれば最上段の
ごとく作動するが、上流側が漏洩していると、燃料試験
室内の圧力は上昇するので警報が発せられる状態がよく
わかる。又下流側が漏洩していると、最下段のダイヤグ
ラムのごとく下流側遮断弁を閉じても燃料圧が下るので
、これ又警報が発せられる。第4図はもう一つの実施例
である。
これは先の第1図に示した実施例と比較し、次の点で異
っている。即ち「燃料試験室5から分岐管21を介して
ペントバルプ20を設け「このペントバルブ20を通過
した燃料は本装置が設置されている建物外に放出される
ように配管される。この状態において、下流側遮断弁4
を開き、試験室5内の圧力を大気圧に調整したのち、閉
じる代り‘こペントバルブを開き、試験室5内の圧力を
建物外に燃料を放出して、試験室5内の内圧を大気圧と
したのち閉じるようになっている。あとは第一実施例と
同一方法で上流側の遮断弁3と下流側遮断弁4の漏洩を
検査することができる。
なお「本実施例によって漏洩を検査する方法は、第1図
の実施例のものと上記の点を除いては両じであるが、第
3図のシーケーンスダィャグラムにおいて「下流側遮断
弁をペントバルブと換えればそのまま本実施例のシーケ
ーンスダィャグラムとなる。
第5図〜第8図は本発明の第3の実施例である。
第5図において燃焼機1‘ま燃料供給管2によって燃料
を送られるが、燃焼機1に入る前に上流側燃料遮断弁3
と下流側燃料遮断弁4が直列に設置されている。二つの
燃料遮断弁3,4は燃料試験室5で結ばれている。燃料
試験室5は燃料遮断弁年が完全に閉塞していないために
燃料が漏洩し、その結果生ずる試験室5内の圧力の上昇
、又は下降を敏感に伝達するのに適正な形状と容積を有
してし、のる。燃料試験室5は分岐管6を介して圧力検
出装置7に通じている。
圧力検出装置7は燃料試験室5内の圧力を検出すること
によって燃料漏洩の有無を判定するもので、その結果は
制御装置8に送られる。制御装涜8は燃料遮断弁漏洩検
査装置の動作シーケンスを作るカム付同期モーター及び
リレー、リミットスイッチより構成されており(第6図
参照)、圧力検出装置7の検出圧力を判定して燃焼機1
を正常運転、又は停止させるように作動する。又、燃焼
機1が正常運転中、燃料供給圧の低下を検出し、燃焼機
1の運転を停止させるよ′うに作動する。9は温度調節
器、10は燃焼安全監視器(バーナコントロールリレー
)、11は鰭源である。
第6図は以上の構成を有する燃料遮断弁漏洩発見装置の
回路図である。
図中22,23は鰭源端子、22,24は警報出力端子
、27,29は上流側遮断弁3の接続端子、28は燃焼
安全監視装置10の上流側遮断弁3及び下流側遮断弁4
の作動端子との接続端子、25,29は圧力検出装置7
の接続端子、22,26は燃焼器運転保持用端子である
。さらに駒ま同期モー夕、L‘ま圧力検出時間設定リレ
ーコイル「ALは警報リレーコイルである。AL−a,
AL−bは警報リレーコイルALによって動作するN○
,NC接点、L−a,L一bは圧力検出時間設定リレー
コイルLによって動作するN○,NC接点である。又S
,一bは同期モーター停止用、S,一aは燃焼機運転保
持用、S2−aは圧力検出時間設定リレー作動用、S2
−bは圧力検出時間設定用、S3−a,S3一bは上流
側遮断弁開閉用の、それぞれ同期モーター凶のヵムによ
って動作するりミットスイッチS,〜S3のN0,NC
接点である。さて、燃料遮断弁漏洩検査方法は、温度調
節器9からの信号により燃焼機1の運転前に作動し、下
流側遮断弁4の漏洩試験と燃焼機1の燃焼中の燃料圧力
低下試験を下記のごとく実施することによって行なわれ
る(第8図〜第11図参照)。
ィ 温度調節機9が燃焼開始信号を出すと同期モーター
Mが回転をはじめる。このとき燃焼機の運転回路は開か
れ、燃焼機1の運転を停止させる。ロ 上流側電磁弁3
を開き、試験室5内の圧力を燃料供給圧にまで上昇させ
た後閉じる。
ハ 検出装置7で試験室5内の圧力低下の有無を検出す
る。
ニ 圧力の低下を検出したならば、下流側電磁弁4が漏
洩しているものと制御装置8は判断し、燃焼機1の運転
回路を開いたままの状態で、同期モーターMを止め起動
は行なわれない。
又このとき圧力低下検出と同時に警報回路を閉じ、警報
信号が取り出せるようになる。ホ ー方下流側電磁弁の
漏洩がないと判断したならぱ、同期モーターMを燃凝機
運転回路を閉じた状態で停止させ、燃焼機1の運転を開
始させる。
へ 燃競機1の運転が開始された後は圧力検出器7は燃
料供給圧の低下を検出する。
ト 燃料供恩台圧力の低下を検出したならば、ただちに
燃焼機運転回路を開き燃焼機1を停止させる。
チ 燃料供v給圧力の低下が検出されなかったときは、
温度調節器の信号があるまで燃焼機1‘ま燃競の状態を
継続する。
IJ 試験室内圧力、又は燃料供孫舎圧力の低下によっ
て警報を発し、燃焼機の運転を停止させたとき、これを
復帰させるときにはリセツトボタンを押す。
ヌ 同期モーターは回転を始めスタート位置に戻った後
、イ〜チの順序で下流側遮断弁の漏洩及び燃料供V給圧
の低下のテストを行う。
以上本発明の方法によれば、上流側燃料遮断弁と下流側
燃料遮断弁の間に燃料試験室を設け、これから分岐して
圧力検出装置を設けることにより、両遮断弁の漏洩チェ
ックを一つの検出装置で行うことができる。
そして何れかの漏洩が確認されれば、付設された制御装
置により必ず警報を発するので、極めて安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法を実施した装置の一実施例を
示す、第2図は本発明に係る方法を実施する装置のブロ
ック回路図、第3図は制御装置のシーケンス・ダイヤグ
ラムである、第4図は本発明を実施する装置の第2実施
例を示す、第5図は同じく第3実施例を示す、第6図は
同じく第3実施例の燃料遮断弁漏洩検査機の回路図、第
7図は同じく漏洩検査機カムフローシート、第8図〜第
11図は同じく燃料遮断弁漏洩発見装置の動作フローシ
ートである。 図において;1…・・・燃焼機、2・・・・・・燃料供
給管、3・…・・上流側燃料遮断弁、4・・…・下流側
燃料遮断弁、5…・・・燃料試験室、6…・・・分岐管
、7・・・・・・圧力検出装置、8・・・・・・制御部
、9・・・・・・温度調節器、10・・・・・・燃焼安
全監視器(バーナ・コントロールリレー)、11・・・
・・・電源、12・・・…警報出力端子「 13……信
号出力端子、14・・…・警報出力端子、15…・・・
燃焼機コントロール・リレ−、16……下流側遮断弁端
子、17……上流側遮断弁端子、18,19……燃焼機
運転保持回路、R.・・・・・・同期モータ作動コイル
、R2・・…・同期モータ停止コイル、R3・・・…警
報コイル、R4……警報解除コイル、r,,R,,R2
・・…・コイルにより動作する後点、ら,R3,R4…
…コイルにより動作する袋点、M……同期モータ、L,
〜L……表示ランプ、20・・…・ベントバルプ、21
・・・・・・分岐管、22・…・・電源端子、23……
電源端子、24警報出力端子、25・…・・圧力検出装
置接続端子、26・・・・・・燃焼機運転保持用端子、
27・・・…上流側遮断弁接続端子、28…・・・燃焼
安全監視端子、29・・・・・・圧力検出装置接続端子
。 第1図 第2図 第7図 第3図 第4図 第5図 第6図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 燃焼機の燃料供給側に上流側燃料遮断弁と下流側燃
    料遮断弁とを直列に設け、2つの燃料遮断弁間に燃料試
    験室を設け、該燃料試験室から分岐する圧力検出装置を
    付設し、燃料試験室内の燃料圧力の増減を検出すること
    によって漏洩の有無を検査することを特徴とする燃料遮
    断弁漏洩検査方法。
JP14111976A 1976-11-26 1976-11-26 燃料遮断弁漏洩検査方法 Expired JPS6013134B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008196851A (ja) * 2007-01-17 2008-08-28 Shimadzu Corp 原子吸光分光光度計

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