JPH0684153U - 油遮断弁の燃料漏れ検出装置 - Google Patents

油遮断弁の燃料漏れ検出装置

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JPH0684153U
JPH0684153U JP030550U JP3055093U JPH0684153U JP H0684153 U JPH0684153 U JP H0684153U JP 030550 U JP030550 U JP 030550U JP 3055093 U JP3055093 U JP 3055093U JP H0684153 U JPH0684153 U JP H0684153U
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JP
Japan
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fuel
ignition
flame
oil
combustion
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Application number
JP030550U
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Inventor
英明 山口
Original Assignee
株式会社サムソン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オイルポンプと送風機を同一のモーターで稼
働する小型ボイラにおいて、従来から有る部品のみを用
い、油遮断弁からの燃料漏れを検知することで、燃料漏
れによる炉内爆発を防止する。 【構成】 燃焼終了後のポストパージ実施中に、イグニ
ッションを行い、ポストパージ中のイグニッションによ
って火炎が検出された場合には異常を出力する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はオイルポンプと送風機を単一のモーターで稼働させる小型の油焚きボ イラでの油遮断弁からの燃料漏れを検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
小型の多管式貫流ボイラは部品数を減らすためにオイルポンプのモーターと送 風ファンのモーターを兼用しているため、換気のために送風機を稼働させるとオ イルポンプも同時に稼働し燃料に圧力がかかる。そのため万一遮断弁の弁体に異 物が付着していると、遮断弁から燃料が漏れ続け、燃料が炉内に噴霧し続けるた め、十分な換気を行うことができない。この状態のまま点火が行われると炉内で 爆発が起き、大変危険である。
【0003】 遮断弁の弁体に異物が付着するのを防ぐためには遮断弁の直前にもストレーナ をつけるということも考えられるが、部品数が増え、装置の大型化や製作コスト の増大を招くこととなり、かつ絶対安全とは言い切れなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来から有る部品のみを用い、油遮断弁からの燃料漏れを未然に検 知することであり、異常を出力することで、炉内に可燃物が有る状態のまま点火 されるのを防止する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
燃焼終了後のポストパージ中にイグニッションを行い、その時に火炎検出装置 によって火炎が検出された場合、燃料漏れを起こしていることを出力し、ボイラ の運転を異常停止する。
【0006】
【作用】 燃焼が終了し、油遮断弁が閉じられるとポストパージが行われる。ポストパー ジ中は油遮断弁は閉じているが、遮断しきれていなかった場合、送風機と共にオ イルポンプも稼働状態にあるために燃料が炉内に噴霧される。炉内に燃料が漏れ ていても通常は検出する事ができないが、燃料が漏れていればポストパージ中に イグニッション動作を行うことで火炎が検出されるために燃料漏れを判断できる 。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例を説明する。ボイラの運転が開始されると燃焼制御装置(1 )はモーター(2)を稼働させ送風機(7)の稼働を開始する。この時オイルポ ンプ(3)も同じモーターに接続されているため稼働を始め、燃料が加圧される 。この時燃料電磁弁(4)が閉じていれば燃料は炉内へは送られず炉内の換気だ けが行われる。換気が終わると点火装置(5)が稼働し、電磁弁が開き点火が行 われる。点火によって火炎が発生すると火炎検出器(6)は火炎有りの検出を開 始する。油漏れ検出制御部(10)は燃焼制御装置の一部であり、燃焼制御装置 によって油漏れ検知のために各装置を稼働する。燃焼を停止する際、炉内には未 燃ガスが残留しているために換気をする必要がある。燃焼停止時の制御は、燃料 電磁弁を閉じ、燃料の供給を遮断し、送風することで残留に未燃ガスを炉外に排 出する。モーターは送風のために稼働しているため、オイルポンプも稼働してお り、燃料は加圧されている。
【0008】 燃焼制御装置によって燃料電磁弁が閉じられ、燃焼終了後油漏れ検出制御部か らの信号によって点火装置が稼働し、イグニッションが行われる。図2に示した ように点火を行っても火炎検出装置が火炎無しを検出し続けた時は正常であり、 一定時間のポストパージ終了後モーターを停止し、ボイラの運転を停止する。万 一、図1に示すようにするように、点火時に火炎が検出された場合は燃料漏れが 発生しており、油漏れ検出制御部は燃料漏れが発生したことを出力し、燃焼制御 装置はボイラを異常停止する。そして、燃焼制御装置に接続されている表示装置 (8)に燃料漏れを表示し、警報機(9)によって警報を発する。
【0009】
【考案の効果】
特別な検出装置を必要とせず、従来から有る部品と制御回路のみで燃料漏れを 確実に検出することができ、燃焼終了時点で燃料漏れを調べることで、次回燃焼 開始時に燃料漏れが分からないために炉内爆発を起こすことが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 燃料漏れが発生した場合の一実施例のタイム
チャート
【図2】 正常な場合の一実施例のタイムチャート
【図3】 一実施例の概要図
【符号の説明】
1 燃焼制御装置 2 モーター 3 オイルポンプ 4 燃料電磁弁 5 点火装置 6 火炎検出装置 7 送風機 10 燃料漏れ検出制御部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料をバーナへ送るオイルポンプ、燃料
    の流れを遮断する油遮断弁、燃焼に必要な空気を送る送
    風機、点火を行う点火装置、火炎の有無を検出する火炎
    検出装置、異常発生時には異常表示または警報を発する
    装置をそれぞれ備え、一つのモーターで送風機とオイル
    ポンプを稼働させる小型の多管式貫流ボイラにおいて、
    燃焼終了後のポストパージ中に点火装置にてイグニッシ
    ョンを行い、ポストパージ中のイグニッションによって
    火炎検出装置が火炎有りをした場合には燃料漏れとして
    出力する回路を設けたことを特徴とする油遮断弁の燃料
    漏れ検出装置。
JP030550U 1993-05-14 1993-05-14 油遮断弁の燃料漏れ検出装置 Pending JPH0684153U (ja)

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