JP2014119241A - バルブの漏れ検知方法および燃焼設備 - Google Patents

バルブの漏れ検知方法および燃焼設備 Download PDF

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Abstract

【課題】プレパージのロスを抑制し、容易にバルブの漏れ検知を可能とする。
【解決手段】バルブ10,11を個々に開閉して管内圧力を閾値以上または閾値未満とする圧力設定ステップと、管内圧力を閾値以上とした後、バルブ10,11を閉じて所定期間経過後に管内圧力が閾値以上かを判断する第1閾値判断ステップと、管内圧力が閾値以上である場合にバルブ11は正常と判断し、閾値未満である場合にバルブ11は異常と判断する第2バルブ正常判断ステップと、管内圧力を閾値未満とした後、バルブ10,11を閉じて所定期間経過後に管内圧力が閾値未満かを判断する第2閾値判断ステップと、管内圧力が閾値未満である場合にバルブ10は正常と判断し、閾値以上である場合にバルブ10は異常と判断する第1バルブ正常判断ステップとを有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、燃焼設備の燃料供給系に用いられているバルブの漏れを検知するバルブの漏れ検知方法および当該方法を適用した燃焼設備に関するものである。
従来から、ボイラ等に用いられる燃焼設備において、ガス等の燃料をバーナに供給する燃料供給系には、燃料設備の停止中に燃料が漏れることがないよう、2つのバルブが直列に設けられている。そして、これらのバルブに漏れがないかを確認するため、燃焼設備のプレパージのタイミングで両バルブの漏れ検知を行っている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−130347号公報
しかしながら、特許文献1に開示される従来のバルブの漏れ検知では、燃焼設備のプレパージのタイミングで両バルブの漏れ検知を行っているため、プレパージに時間がかかるという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、プレパージのロスを抑制し、容易にバルブの漏れ検知を可能とするバルブの漏れ検知方法および燃焼設備を提供することを目的としている。
この発明に係るバルブの漏れ検知方法は、燃料供給系の配管に接続され、当該配管内の流体流量を制御する第1のバルブと、配管の第1のバルブより下流側に直列に接続され、当該配管内の流体流量を制御する第2のバルブと、第1,2のバルブ間の管内圧力を検出する圧力検出部と、第1,2のバルブを個々に制御し、圧力検出部により検出された管内圧力に基づいて、第1,2のバルブの漏れ検知を行う漏れ検知部とを備えた燃焼設備によるバルブの漏れ検知方法であって、漏れ検知部は、燃焼設備が燃焼停止する際または燃焼停止後に第1,2のバルブを個々に開閉することで、第1,2のバルブ間の管内圧力を所定の閾値以上または所定の閾値未満とする圧力設定ステップと、圧力設定ステップにおいて管内圧力を所定の閾値以上とした後、第1,2のバルブを閉じた状態で、第1の期間経過後に圧力検出部により検出された管内圧力が当該所定の閾値以上であるかを判断する第1閾値判断ステップと、第1閾値判断ステップにおいて、管内圧力が所定の閾値以上であると判断した場合には第2のバルブは正常であると判断し、当該所定の閾値未満であると判断した場合には当該第2のバルブは異常であると判断する第2バルブ正常判断ステップと、圧力設定ステップにおいて管内圧力を所定の閾値未満とした後、第1,2のバルブを閉じた状態で、第2の期間経過後に圧力検出部により検出された管内圧力が当該所定の閾値未満であるかを判断する第2閾値判断ステップと、第2閾値判断ステップにおいて、管内圧力が所定の閾値未満であると判断した場合には第1のバルブは正常であると判断し、当該所定の閾値以上であると判断した場合には当該第1のバルブは異常であると判断する第1バルブ正常判断ステップとを有するものである。
この発明に係る燃焼設備は、燃料供給系の配管に接続され、当該配管内の流体流量を制御する第1のバルブと、配管の第1のバルブより下流側に直列に接続され、当該配管内の流体流量を制御する第2のバルブと、第1,2のバルブ間の管内圧力を検出する圧力検出部と、第1,2のバルブを個々に制御し、圧力検出部により検出された管内圧力に基づいて、第1,2のバルブの漏れ検知を行う漏れ検知部とを備え、漏れ検知部は、燃焼設備が燃焼停止する際または燃焼停止後、第1,2のバルブを個々に開閉することで、第1,2のバルブ間の管内圧力を所定の閾値以上または所定の閾値未満とする圧力設定部と、圧力設定部により管内圧力が所定の閾値以上とされた後、第1,2のバルブを閉じた状態で、第1の期間経過後に圧力検出部により検出された管内圧力が当該所定の閾値以上であるかを判断する第1閾値判断部と、第1閾値判断部により、管内圧力が所定の閾値以上であると判断された場合には第2のバルブは正常であると判断し、当該所定の閾値未満であると判断された場合には当該第2のバルブは異常であると判断する第2バルブ正常判断部と、圧力設定部により管内圧力が所定の閾値未満とされた後、第1,2のバルブを閉じた状態で、第2の期間経過後に圧力検出部により検出された管内圧力が当該所定の閾値未満であるかを判断する第2閾値判断部と、第2閾値判断部により、管内圧力が所定の閾値未満であると判断された場合には第1のバルブは正常であると判断し、当該所定の閾値以上であると判断された場合には当該第1のバルブは異常であると判断する第1バルブ正常判断部とを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、プレパージのロスを抑制でき、容易にバルブの漏れ検知を可能とすることができる。
この発明の実施の形態1に係るバルブの漏れ検知方法が適用される燃焼設備の全体構成を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるVPSコントローラの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る燃焼設備の起動・燃焼停止とバルブの漏れ検知との関係を示すタイムチャートである。 この発明の実施の形態1に係る燃焼設備の全体動作(起動・燃焼停止時に漏れ検知を行う場合)を示すタイムチャートである。 この発明の実施の形態1に係る燃焼設備によるバルブの漏れ検知動作(起動・燃焼停止時)を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る燃焼設備のバーナコントローラとVPSコントローラとの連携を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る燃焼設備のバーナコントローラとVPSコントローラとの連携動作を示すタイムチャートである。 この発明の実施の形態1に係るバルブの漏れ検知方法において、複数の閾値を用いる場合を示すタイムチャートである。 この発明の実施の形態2に係る燃焼設備の起動停止とバルブの漏れ検知との関係を示すタイムチャートである。 この発明の実施の形態2に係る燃焼設備の全体動作(起動時に漏れ検知を行う場合)を示すタイムチャートである。 この発明の実施の形態2に係る燃焼設備によるバルブの漏れ検知動作(起動時)を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る燃焼設備の起動停止とバルブの漏れ検知との関係を示すタイムチャートである。 この発明の実施の形態3に係る燃焼設備の全体動作(燃焼停止時に漏れ検知を行う場合)を示すタイムチャートである。 この発明の実施の形態3に係る燃焼設備によるバルブの漏れ検知動作(燃焼停止時)を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る燃焼設備によるバルブの漏れ検知動作(燃焼停止時)を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るバルブの漏れ検知方法が適用される燃焼設備の全体構成を示す図である。
燃焼設備は、図1に示すように、燃焼室1に組み込まれたメインバーナ2およびパイロットバーナ3と、送風機4によりメインバーナ2に空気を供給する空気供給系5と、メインバーナ2およびパイロットバーナ3にガス等の燃料を供給する第1,2の燃料供給系6,7と、第1,2の燃料供給系6,7に設けられた後述するバルブ10,11,13,14を制御するバーナコントローラ(バルブ制御部ともいう)8と、バルブ10,11の漏れ検知を行うVPS(Valve Proving System)コントローラ(漏れ検知部)9とを備えている。
また、メインバーナ2に燃料を供給する第1の燃料供給系6には、単一の配管内の流体流量を制御するとともに、燃料設備の燃焼停止中に配管内の流体がメインバーナ2側に漏れることを防止するバルブ10,11が直列に接続されている。なお、バルブ(第1のバルブ)10は配管の上流側に配置され、バルブ(第2のバルブ)11は下流側に配置されている。さらに、バルブ10,11間には、バルブ10,11間の管内圧力を検出する圧力検出部12が設けられている。
同様に、パイロットバーナ3に燃料を供給する第2の燃料供給系7には、単一の配管内の流体流量を制御するとともに、燃料設備の燃焼停止中に配管内の流体がパイロットバーナ3側に漏れることを防止するバルブ13,14が直列に接続されている。なお、バルブ13は配管の上流側に配置され、バルブ14は下流側に配置されている。
当然のことながら、燃料供給系6,7は上流側をより高圧にすることで下流側へ燃料を流す。
次に、VPSコントローラ9の構成について、図2を参照しながら説明する。
VPSコントローラ9は、図2に示すように、圧力設定部91、第1閾値判断部92、第2バルブ正常判断部93、第2閾値判断部94および第1バルブ正常判断部95から構成されている。
圧力設定部91は、燃焼設備が燃焼停止する際または燃焼停止後にバルブ10,11を個々に開閉することで、バルブ10,11間の管内圧力を所定の閾値以上または所定の閾値未満とするものである。
第1閾値判断部92は、圧力設定部91により管内圧力が所定の閾値以上とされた後、バルブ10,11を閉じた状態で、所定の期間経過後に圧力検出部12により検出された管内圧力が当該所定の閾値以上であるかを判断するものである。
第2バルブ正常判断部93は、第1閾値判断部92により、管内圧力が所定の閾値以上であると判断された場合にはバルブ11は正常であると判断し、当該所定の閾値未満であると判断された場合には当該バルブ11は異常であると判断するものである。
第2閾値判断部94は、圧力設定部91により管内圧力が所定の閾値未満とされた後、バルブ10,11を閉じた状態で、所定の期間経過後に圧力検出部12により検出された管内圧力が当該所定の閾値未満であるかを判断するものである。
第1バルブ正常判断部95は、第2閾値判断部94により、管内圧力が所定の閾値未満であると判断された場合にはバルブ10は正常であると判断し、当該所定の閾値以上であると判断された場合には当該バルブ10は異常であると判断するものである。
次に、上記のように構成された燃焼設備のVPSコントローラ9によるバルブ10,11の漏れ検知方法について説明する。
図3はこの発明の実施の形態1に係る燃焼設備の起動・燃焼停止とバルブの漏れ検知との関係を示すタイムチャートであり、図中の斜線部分はバルブ10,11の漏れを検知する時期を表す。なお、「起動」とは燃焼状態(燃焼を行うための準備を含む)をいい、「燃焼停止」とは消火状態(消火を行うのための準備を含む)をいう。図4は燃焼設備の全体動作を示すタイミングチャートであり、図5は燃焼設備のバルブの漏れ検知動作を示すフローチャートである。
実施の形態1におけるバルブ10,11の漏れ検知では、燃焼設備が燃焼停止する際および燃焼停止後にバルブ10,11を個々に開閉してバルブ10,11間の管内圧力(以下、中間圧と称す)を所定値に設定する。そして、図3(a)に示すように、燃焼設備が起動・燃焼停止した際に圧力検出部12により中間圧の変化を監視することで、バルブ10,11の異常を交互に確認する(V1チェック、V2チェック)。
なお、バルブ10より上流側(不図示の燃料供給源側)の管内圧力を上流圧と称す。また、燃焼設備では、起動信号が1である期間、および起動信号が0でありバルブ10,11を開いている期間(Trug2)では、送風機4を運転させて、空気供給系5を介してメインバーナ2に空気を供給させている(パージ状態)。
このVPSコントローラ9によるバルブ10,11の漏れ検知では、燃焼設備が起動した際(図4(a)に示す起動信号が0から1となった際)に、バルブ11の漏れ検知を行う(図4(a)のV2チェック)。なお、図4(a)では、燃焼設備が起動した際に、中間圧が上流圧の1/2以上(最大値(=1))である場合を示している。
このバルブ11の漏れ検知では、図5に示すように、燃焼設備が起動した後、第1閾値判断部92は、所定期間t1を経過したかを判断する(ステップST501,502)。ここで、t1は、バルブ11に漏れが発生している場合に、中間圧が最大値から上流圧の1/2未満となるまでに要する期間である。このステップST502において、t1を経過していないと判断した場合には、シーケンスは再びステップST502に戻り待機状態となる。
一方、ステップST502において、第1閾値判断部92は、t1を経過したと判断した場合、圧力検出部12を用いて中間圧が上流圧の1/2以上であるかを判断する(ステップST503)。なお、ステップST502,503は本発明の第1閾値判断ステップに相当する。
このステップST503において、第1閾値判断部92が中間圧が上流圧の1/2未満(図4(a)のNG level)であると判断した場合には、第2バルブ正常判断部93は、バルブ11に漏れが発生し異常であると判断し、ロックアウト処理を行いアラームを出す(ステップST504)。
一方、ステップST503において、第1閾値判断部92が中間圧が上流圧の1/2以上(図4(a)のOK level)であると判断した場合には、第2バルブ正常判断部93は、バルブ11に漏れはなく正常であると判断する(ステップST505)。なお、ステップST504,505は本発明の第2バルブ正常判断ステップに相当する。
その後、燃焼設備は、各処理(送風機4のみを所定時間運転させ、燃焼室1内の残留ガスを排気するプレパージ(PP)、バルブ13,14を開きパイロットバーナ3の点火を行うイグニッショントライアル(IG/T)、バルブ10,11を開く前に、パイロットバーナ3が確実に着火したかを確認するパイロットオンリー(P/O)、バルブ10,11を開きメインバーナ2の点火を行うメイントライアル(M/T))を実施し、燃焼動作へ移行する。なお、バルブ11が正常である場合には、バルブ11に対する漏れ検知の処理時間Trug1をプレパージの時間に含めてもよい。
その後、燃焼設備が燃焼停止した際(図4(a)に示す起動信号が1から0となった際)に、バルブ10の漏れ検知を行う(図4(a)のV1チェック)。
このバルブ10の漏れ検知では、燃焼設備が燃焼停止した後、圧力設定部91は、バルブ10を閉じ、所定期間Tadj1を経過したかを判断する(ステップST506〜508)。ここで、Tadj1は、中間圧が最大値から最小値(=0)となるまでに要する期間である。このステップST508において、Tadj1を経過していないと判断した場合には、シーケンスは再びステップST508に戻り待機状態となる。
一方、ステップST508において、圧力設定部91は、Tadj1を経過したと判断した場合、バルブ11を閉じる(ステップST509)。なお、ステップST507〜509は本発明の圧力設定ステップに相当する。このように、中間圧を最小値(=0)とすることで、バルブ10の漏れ検知を実施可能とする。
次いで、第2閾値判断部94は、バルブ11を閉じてから所定期間t2を経過したかを判断する(ステップST510)。ここで、t2は、バルブ10に漏れが発生している場合に、中間圧が最小値から上流圧の1/2以上となるまでに要する期間である。このステップST510において、t2を経過していないと判断した場合には、シーケンスは再びステップST510に戻り待機状態となる。
一方、ステップST510において、第2閾値判断部94は、t2を経過したと判断した場合、圧力検出部12を用いて中間圧が上流圧の1/2未満であるかを判断する(ステップST511)。なお、ステップST510,511は本発明の第2閾値判断ステップに相当する。
このステップST511において、第2閾値判断部94が中間圧が上流圧の1/2以上(図4(a)のNG level)であると判断した場合には、第1バルブ正常判断部95は、バルブ10に漏れが発生し異常であると判断し、ロックアウト処理を行いアラームを出す(ステップST512)。
一方、ステップST511において、第2閾値判断部94が中間圧が上流圧の1/2未満(図4(a)のOK level)であると判断した場合には、第1バルブ正常判断部95は、バルブ10に漏れはなく正常であると判断する(ステップST513)。なお、ステップST512,513は本発明の第1バルブ正常判断ステップに相当する。
その後、圧力設定部91は、バルブ10を開き、所定期間Tadj2を経過したかを判断する(ステップST514,515)。ここで、Tadj2は、中間圧が最小値から最大値となるまでに要する期間である。このステップST515において、Tadj2を経過していないと判断した場合には、シーケンスは再びステップST515に戻り待機状態となる。
一方、ステップST515において、Tadj2を経過したと判断した場合、バルブ10を閉じる(ステップST516)。なお、ステップST514〜516は本発明の圧力設定ステップに相当する。このように、中間圧を最大値とすることで、次段の燃焼設備の起動時にバルブ11の漏れ検知を実施可能とする。
以上のように、この実施の形態1によれば、バルブ10,11間に圧力検出部12を設け、燃焼設備が燃焼停止する際および燃焼停止後にバルブ10,11を個々に開閉するように構成したので、容易にバルブ10,11の漏れ検知を行うことができ、また、プレパージのロスを抑制することができる。
なお図4(a)では、圧力設定部91にて、中間圧を最大値または最小値とする場合について示した。それに対して、中間圧を閾値(上流圧の1/2)付近にしてもよく、待機期間t1,t2を短縮させることが可能となる。
また図3(a),4(a)では、燃焼設備が起動した際にバルブ11の漏れ検知を行い、燃焼停止した際にバルブ10の漏れ検知を行う場合について示した。それに対し、図3(b),4(b)に示すように、燃焼設備が起動した際にバルブ10の漏れ検知を行い、停止した際にバルブ11の漏れ検知を行うようにしてもよい。
また上記では、バーナコントローラ8とVPSコントローラ9との関係については説明を行わなかったが、バーナコントローラ8およびVPSコントローラ9は同一のバルブ10,11を制御するため、上手くリンクを取らないと予期せぬときにバルブ10,11が開く恐れがあり、危険である。そこで、例えば図6に示すように、バーナコントローラ8にVPSコントローラ9側からの接点出力を設け、同様にVPSコントローラ9にバーナコントローラ8側からの接点出力を設ける。そして、図7に示すように、VPSコントローラ9が動作中であり接点出力からの入力がOFFである場合にはバーナコントローラ8を停止状態とし(異常は発報しない)、バーナコントローラ8が動作中であり接点出力からの入力がOFFである場合にはVPSコントローラ9を停止状態とする。
また上記では、バルブ10,11の漏れ検知を行うため、中間圧に対して1つの閾値(上流圧の1/2)を用いた場合について示した。しかしながら、バルブ10,11に漏れが発生している場合での中間圧の変化は緩やかであるため、図8(a)に示すように、待機期間t1,t2が長くなる。そこで、各バルブ10,11の漏れ検知に対して、異なる閾値(第1の閾値>第2の閾値)を用いるようにしてもよい。この際、圧力検出部12として、アナログ検出を行うか、2個の圧力スイッチを用いる。これにより、図8(b)に示すように、バルブ10の漏れ検知に対しては中間圧が第2の閾値(Lvl2)以上である場合に異常であると判断でき、バルブ11の漏れ検知に対しては中間圧が第1の閾値(Lvl1)未満である場合に異常であると判断できる。その結果、待機期間を短くでき(t1’<t1,t2’<t2)、漏れ検知の処理時間の短縮化を図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、燃焼設備が起動した際にバルブ11の漏れ検知を行い、燃焼停止した際にバルブ10の漏れ検知を行う場合について示した。それに対して、実施の形態2では、燃焼設備が起動した際にバルブ10,11の漏れ検知を交互に行う場合について示す。
なお、実施の形態2に係る燃焼設備の構成は図1,2に示す構成と同様であり、その説明を省略する。
次に、実施の形態2に係る燃焼設備のVPSコントローラ9によるバルブ10,11の漏れ検知方法について説明する。
図9はこの発明の実施の形態2に係る燃焼設備の起動・燃焼停止とバルブの漏れ検知との関係を示すタイムチャートであり、図10は燃焼設備の全体動作を示すタイミングチャートであり、図11は燃焼設備のバルブの漏れ検知動作を示すフローチャートである。
実施の形態2におけるバルブ10,11の漏れ検知では、燃焼設備が燃焼停止する際にバルブ10,11を個々に閉じてバルブ10,11間の中間圧を所定値に設定する。そして、図9に示すように、燃焼設備が起動した際に圧力検出部12により中間圧の変化を監視することで、バルブ10,11の異常を交互に確認する(V1チェック、V2チェック)。
このVPSコントローラ9によるバルブ10,11の漏れ検知では、図11に示すように、燃焼設備が起動した際(図10(a)に示す起動信号が0から1となった際)に、バルブ10,11のうちどちらの漏れ検知を直近に行っていたかを判断する(ステップST1101,1102)。なお、図10(a)では、燃焼設備が起動した際に、中間圧が上流圧の1/2以上(最大値)である場合を示している。
このステップST1102において、直近にバルブ10の漏れ検知を行っていた場合には、バルブ11の漏れ検知を行う(図10(a)のV2チェック)。
このバルブ11の漏れ検知では、第1閾値判断部92は、燃焼設備の起動から所定期間t1を経過したかを判断する(ステップST1103)。このステップST1103において、t1を経過していないと判断した場合には、シーケンスは再びステップST1103に戻り待機状態となる。
一方、ステップST1103において、第1閾値判断部92は、t1を経過したと判断した場合、圧力検出部12を用いて中間圧が上流圧の1/2以上であるかを判断する(ステップST1104)。なお、ステップST1103,1104は本発明の第1閾値判断ステップに相当する。
このステップST1104において、第1閾値判断部92が中間圧が上流圧の1/2未満(図10(a)のNG level)であると判断した場合には、第2バルブ正常判断部93は、バルブ11に漏れが発生し異常であると判断し、ロックアウト処理を行いアラームを出す(ステップST1105)。
一方、ステップST1104おいて、第1閾値判断部92が中間圧が上流圧の1/2以上(図10(a)のOK level)であると判断した場合には、第2バルブ正常判断部93は、バルブ11に漏れはなく正常であると判断する(ステップST1106)。なお、ステップST1105,1106は本発明の第2バルブ正常判断ステップに相当する。
その後、燃焼設備は、各処理(プレパージ(PP)、イグニッショントライアル(IG/T)、パイロットオンリー(P/O)、メイントライアル(M/T))を実施し、燃焼動作へ移行する。なお、バルブ11が正常である場合には、バルブ11に対する漏れ検知の処理時間Trug1をプレパージの時間に含めてもよい。
その後、燃焼設備が燃焼停止する際(図10(a)に示す起動信号が1から0となった際)に、圧力設定部91は、バルブ10を閉じて、所定時間Tadj1経過した後に、バルブ11を閉じる(圧力設定ステップ)。このように、中間圧を最小値とすることで、次段の燃焼設備の起動時にバルブ10の漏れ検知を実施可能とする。
そして、図10(b)に示すように燃焼設備が再び起動した際に、直近に漏れ検知を行ったバルブの確認を行う(ステップST1101,1102)。ここでは、直近にバルブ11が正常であるか否かを判断した後であるため、バルブ10の漏れ検知処理へ移行する(図10(b)のV1チェック)。
このバルブ10の漏れ検知では、第2閾値判断部94は、燃焼設備の起動から所定期間t2を経過したかを判断する(ステップST1107)。このステップST1107において、t2を経過していないと判断した場合には、シーケンスは再びステップST1107に戻り待機状態となる。
一方、ステップST1107において、第2閾値判断部94は、t2を経過したと判断した場合、圧力検出部12を用いて中間圧が上流圧の1/2未満であるかを判断する(ステップST1108)。なお、ステップST1107,1108は本発明の第2閾値判断ステップに相当する。
このステップST1108において、第2閾値判断部94が中間圧が上流圧の1/2以上(図10(b)のNG level)であると判断した場合には、第1バルブ正常判断部95は、バルブ10に漏れが発生し異常であると判断し、ロックアウト処理を行いアラームを出す(ステップST1109)。
一方、ステップST1107において、第2閾値判断部94が中間圧が上流圧の1/2未満(図10(b)のOK level)であると判断した場合には、第1バルブ正常判断部95は、バルブ10に漏れはなく正常であると判断する(ステップST1110)。なお、ステップST1109,1110は本発明の第1バルブ正常判断ステップに相当する。
その後、燃焼設備は、各処理(プレパージ(PP)、イグニッショントライアル(IG/T)、パイロットオンリー(P/O)、メイントライアル(M/T))を実施し、燃焼動作へ移行する。なお、バルブ10が正常である場合には、バルブ10に対する漏れ検知の処理時間Trug1をプレパージの時間に含めてもよい。
その後、燃焼設備が燃焼停止する際(図10(b)に示す起動信号が1から0となった際)に、圧力設定部91は、バルブ11を閉じて、所定時間Tadj2を経過した後に、バルブ10を閉じる(圧力設定ステップ)。このように、中間圧を最大値とすることで、次段の燃焼設備の起動時にバルブ11の漏れ検知を実施可能とする。
以上のように、この実施の形態2によれば、燃焼設備が起動した際にバルブ10,11の漏れ検知を交互に行うように構成しても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。なお、バルブ10,11のうちどちらの漏れ検知を直近に行っていたかを判断する処理(ステップST1102)に関し、初回起動時や、燃焼設備を長期に亘り運転していなかった場合などでは、どちらのバルブ10,11に対しても漏れ検知を行っていないものとみなしてステップST1102の処理を省略し、直接にステップST1103またはステップST1107のいずれか一方を実行するよう設定すればよい。
実施の形態3.
実施の形態2では、燃焼設備が起動した際にバルブ9,10の漏れ検知を交互に行う場合について示した。それに対して、実施の形態3では、燃焼設備が燃焼停止した際にバルブ9,10の漏れ検知を交互に行う場合について示す。
なお、実施の形態3に係る燃焼設備の構成は図1に示す構成と同様であり、その説明を省略する。
次に、実施の形態3に係る燃焼設備のVPSコントローラ9によるバルブ10,11の漏れ検知方法について説明する。
図12はこの発明の実施の形態1に係る燃焼設備の起動停止とバルブの漏れ検知との関係を示すタイムチャートであり、図13は燃焼設備の全体動作を示すタイミングチャートであり、図14,15は燃焼設備のバルブの漏れ検知動作を示すフローチャートである。
実施の形態3におけるバルブ10,11の漏れ検知では、燃焼設備が燃焼停止する際および燃焼停止後にバルブ10,11を個々に開閉してバルブ10,11間の中間圧を所定値に設定する。そして、図12に示すように、燃焼設備が燃焼停止した際に圧力検出部12により中間圧の変化を監視することで、バルブ10,11の異常を交互に確認する(V1チェック、V2チェック)。
まず、バルブ10の漏れ検知を行う場合について示す(図13(a)のV1チェック)。なお、図13(a)では、燃焼設備が燃焼停止した際に、中間圧が上流圧の1/2以上(最大値)である場合を示している。
このVPSコントローラ9によるバルブ10の漏れ検知では、図14に示すように、燃焼設備が燃焼停止する際(図13(a)に示す起動信号が1から0となった際)に、圧力設定部91は、バルブ10を閉じ、所定期間Tadj1を経過したかを判断する(ステップST1401〜1403)。このステップST1403において、Tadj1を経過していないと判断した場合には、シーケンスは再びステップST1403に戻り待機状態となる。
一方、ステップST1403において、Tadj1を経過したと判断した場合、バルブ11を閉じ、第2閾値判断部94は、所定期間t2を経過したかを判断する(ステップST1404,1405)。なお、ステップST1402〜1404は本発明の圧力設定ステップに相当する。このステップST1405において、t2を経過していないと判断した場合には、シーケンスは再びステップST1405に戻り待機状態となる。
一方、ステップST1405において、第2閾値判断部94は、t2を経過したと判断した場合、圧力検出部12を用いて中間圧が上流圧の1/2未満であるかを判断する(ステップST1406)。なお、ステップST1405,1406は本発明の第2閾値判断ステップに相当する。
このステップST1406において、第2閾値判断部94が中間圧が上流圧の1/2以上(図13(a)のNG level)であると判断した場合には、第1バルブ正常判断部95は、バルブ10に漏れが発生し異常であると判断し、ロックアウト処理を行いアラームを出す(ステップST1407)。
一方、ステップST1406において、第2閾値判断部94が中間圧が上流圧の1/2未満(図13(a)のOK level)であると判断した場合には、第1バルブ正常判断部95は、バルブ10に漏れはなく正常であると判断する(ステップST1408)。なお、ステップST1407,1408は本発明の第1バルブ正常判断ステップに相当する。
次に、バルブ11の漏れ検知を行う場合について示す(図13(b)のV1チェック)。なお、図13(b)では、燃焼設備が燃焼停止した際に、中間圧が上流圧の1/2以上(最大値)である場合を示している。
このVPSコントローラ9によるバルブ11の漏れ検知では、図15に示すように、燃焼設備が燃焼停止する際(図13(b)に示す起動信号が1から0となった際)に、圧力設定部91は、バルブ10を閉じ、所定期間Tadj3を経過したかを判断する(ステップST1501〜1503)。ここで、Tadj3は、中間圧が最大値から閾値付近(上流圧の1/2以上)となるまでに要する期間である。このステップST1503において、Tadj3を経過していないと判断した場合には、シーケンスは再びステップST1503に戻り待機状態となる。
一方、ステップST1503において、Tadj3を経過したと判断した場合、バルブ11を閉じ、第1閾値判断部92は、所定期間t1を経過したかを判断する(ステップST1504,1505)。なお、ステップST1502〜1504は本発明の圧力設定ステップに相当する。このステップST1505において、t1を経過していないと判断した場合には、シーケンスは再びステップST1505に戻り待機状態となる。
一方、ステップST1505において、第1閾値判断部92は、t1を経過したと判断した場合、圧力検出部12を用いて中間圧が上流圧の1/2以上であるかを判断する(ステップST1506)。なお、ステップST1505,1506は本発明の第2閾値判断ステップに相当する。
このステップST1506において、第1閾値判断部92が中間圧が上流圧の1/2未満(図13(b)のNG level)であると判断した場合には、第2バルブ正常判断部93は、バルブ11に漏れが発生し異常であると判断し、ロックアウト処理を行いアラームを出す(ステップST1507)。
一方、ステップST1506において、第1閾値判断部92が中間圧が上流圧の1/2以上(図13(b)のOK level)であると判断した場合には、第2バルブ正常判断部93は、バルブ11に漏れはなく正常であると判断する(ステップST1508)。なお、ステップST1507,1508は本発明の第1バルブ正常判断ステップに相当する。
その後、圧力設定部91は、バルブ11を開き、所定期間Tadj1を経過したかを判断する(ステップST1509,1510)。このステップST1510において、Tadj1を経過していないと判断した場合には、シーケンスは再びステップST1510に戻り待機状態となる。一方、ステップST1510において、Tadj1を経過したと判断した場合、バルブ11を閉じる(ステップST1511)。
以上のように、この実施の形態3によれば、燃焼設備が燃焼停止した際にバルブ10,11の漏れ検知を交互に行うように構成しても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。例えば、上記の各実施の形態では、バーナコントローラ8とVPSコントローラ9とを別体の装置として構成するよう説明したが、これに限らず、バーナコントローラ8とVPSコントローラ9との機能を一台の装置に備えたコントローラ装置を用いるように構成することも可能である。
1 燃焼室
2 メインバーナ
3 パイロットバーナ
4 送風機
5 空気供給系
6,7 第1,2の燃料供給系
8 バーナコントローラ
9 VPSコントローラ
10,11 バルブ
12 圧力検出部
13,14 バルブ
91 圧力設定部
92 第1閾値判断部
93 第2バルブ正常判断部
94 第2閾値判断部
95 第1バルブ正常判断部

Claims (9)

  1. 燃料供給系の配管に接続され、当該配管内の流体流量を制御する第1のバルブと、
    前記配管の前記第1のバルブより下流側に直列に接続され、当該配管内の流体流量を制御する第2のバルブと、
    前記第1,2のバルブ間の管内圧力を検出する圧力検出部と、
    前記第1,2のバルブを個々に制御し、前記圧力検出部により検出された管内圧力に基づいて、前記第1,2のバルブの漏れ検知を行う漏れ検知部とを備えた燃焼設備によるバルブの漏れ検知方法であって、
    前記漏れ検知部は、
    前記燃焼設備が燃焼停止する際または燃焼停止後に前記第1,2のバルブを個々に開閉することで、前記第1,2のバルブ間の管内圧力を所定の閾値以上または所定の閾値未満とする圧力設定ステップと、
    前記圧力設定ステップにおいて前記管内圧力を前記所定の閾値以上とした後、前記第1,2のバルブを閉じた状態で、第1の期間経過後に前記圧力検出部により検出された管内圧力が当該所定の閾値以上であるかを判断する第1閾値判断ステップと、
    前記第1閾値判断ステップにおいて、前記管内圧力が前記所定の閾値以上であると判断した場合には前記第2のバルブは正常であると判断し、当該所定の閾値未満であると判断した場合には当該第2のバルブは異常であると判断する第2バルブ正常判断ステップと、
    前記圧力設定ステップにおいて前記管内圧力を前記所定の閾値未満とした後、前記第1,2のバルブを閉じた状態で、第2の期間経過後に前記圧力検出部により検出された管内圧力が当該所定の閾値未満であるかを判断する第2閾値判断ステップと、
    前記第2閾値判断ステップにおいて、前記管内圧力が前記所定の閾値未満であると判断した場合には前記第1のバルブは正常であると判断し、当該所定の閾値以上であると判断した場合には当該第1のバルブは異常であると判断する第1バルブ正常判断ステップとを有する
    ことを特徴とするバルブの漏れ検知方法。
  2. 前記第1,2閾値判断ステップは、前記燃焼設備が起動した際および燃焼停止した際に交互に実施する
    ことを特徴とする請求項1記載のバルブの漏れ検知方法。
  3. 前記第1,2閾値判断ステップは、前記燃焼設備が起動した際に交互に実施する
    ことを特徴とする請求項1記載のバルブの漏れ検知方法。
  4. 前記第1,2閾値判断ステップは、前記燃焼設備が燃焼停止した際に交互に実施する
    ことを特徴とする請求項1記載のバルブの漏れ検知方法。
  5. 前記圧力設定ステップにおいて、前記管内圧力を前記所定の閾値付近にする
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のバルブの漏れ検知方法。
  6. 前記圧力設定ステップにおいて、前記第1,2間の管内圧力を第1の閾値以上、または当該第1の閾値より低い第2の閾値未満とする
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のバルブの漏れ検知方法。
  7. 燃料供給系の配管に接続され、当該配管内の流体流量を制御する第1のバルブと、
    前記配管の前記第1のバルブより下流側に直列に接続され、当該配管内の流体流量を制御する第2のバルブと、
    前記第1,2のバルブ間の管内圧力を検出する圧力検出部と、
    前記第1,2のバルブを個々に制御し、前記圧力検出部により検出された管内圧力に基づいて、前記第1,2のバルブの漏れ検知を行う漏れ検知部とを備えた燃焼設備であって、
    前記漏れ検知部は、
    前記燃焼設備が燃焼停止する際または燃焼停止後、前記第1,2のバルブを個々に開閉することで、前記第1,2のバルブ間の管内圧力を所定の閾値以上または所定の閾値未満とする圧力設定部と、
    前記圧力設定部により前記管内圧力が前記所定の閾値以上とされた後、前記第1,2のバルブを閉じた状態で、第1の期間経過後に前記圧力検出部により検出された管内圧力が当該所定の閾値以上であるかを判断する第1閾値判断部と、
    前記第1閾値判断部により、前記管内圧力が前記所定の閾値以上であると判断された場合には前記第2のバルブは正常であると判断し、当該所定の閾値未満であると判断された場合には当該第2のバルブは異常であると判断する第2バルブ正常判断部と、
    前記圧力設定部により前記管内圧力が前記所定の閾値未満とされた後、前記第1,2のバルブを閉じた状態で、第2の期間経過後に前記圧力検出部により検出された管内圧力が当該所定の閾値未満であるかを判断する第2閾値判断部と、
    前記第2閾値判断部により、前記管内圧力が前記所定の閾値未満であると判断された場合には前記第1のバルブは正常であると判断し、当該所定の閾値以上であると判断された場合には当該第1のバルブは異常であると判断する第1バルブ正常判断部とを備えた
    ことを特徴とする燃焼設備。
  8. 前記燃焼設備は、前記燃焼設備が起動した際に前記バルブの漏れ検知を行う場合であって、前記第1,2バルブ正常判断部により前記バルブが正常であると判断された場合には、当該バルブの漏れ検知の処理時間をプレパージの期間に含める
    ことを特徴とする請求項7記載の燃焼設備。
  9. 前記燃焼設備は、前記1,2のバルブを制御するバルブ制御部を備え、
    前記バルブ制御部は、前記漏れ検知部が動作中は動作不可であり、
    前記漏れ検知部は、前記バルブ制御部が動作中は動作不可である
    ことを特徴とする請求項7または請求項8記載の燃焼設備。
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