JP2017116382A - ガス漏れ検出装置及びガス漏れ検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】より確実にガス漏れを検出することができるように、個々の遮断弁についてガス漏れを検出するガス漏れ検出装置及びガス漏れ検出方法を提供する。【解決手段】本発明のガス供給装置は、ガスが供給されるガス供給路と、ガス供給路に配置された第1遮断弁と、第1遮断弁の下流側のガス供給路に配置された第2遮断弁と、第1遮断弁と第2遮断弁との間のガス供給路内の圧力を検出する圧力検出部と、第1遮断弁及び第2遮断弁を制御する制御部と、を備える。制御部は、第1遮断弁を閉じた状態で、第2遮断弁を開いて所定の時間経過後に閉じ、圧力検出部で検出される第1圧力変化に基づいて第1遮断弁のガス漏れを検出する。また、制御部は、第2遮断弁を閉じた状態で、第1遮断弁を開いて所定の時間経過後に閉じ、圧力検出部で検出される第2圧力変化に基づいて第2遮断弁のガス漏れを検出する。【選択図】図2
Description
本発明は、ガスバーナを有するボイラ等のガス供給路に設けられるガス漏れ検出装置およびガス漏れ検出方法に関する。
ガス漏れ検出装置として、同時通電型の二重遮断弁を備えるガス漏れ検出装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載のガス漏れ検出装置は、第1遮断弁および第2遮断弁を閉じ、所定時間経過後に第1遮断弁と第2遮断弁との間の補助通路に設けられた検出弁を閉じている。特許文献1に記載のガス漏れ検出装置は、検出弁を閉じた後、第1遮断弁と第2遮断弁との間の圧力の変化に基づき、第1遮断弁のガス漏れを検出している。
しかしながら、特許文献1に記載のガス漏れ検出装置では、第1遮断弁のガス漏れしか検出することができない。一方で、近年、安全性の観点から、より確実にガス漏れを検出することができるように、個々の遮断弁についてのガス漏れを検出することが求められている。
本発明は、個々の遮断弁のガス漏れを検出し、より確実にガス漏れを検出することができるガス漏れ検出装置及びガス漏れ検出方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様であるガス漏れ検出装置は、ガスが供給されるガス供給路と、前記ガス供給路に配置された第1遮断弁と、前記第1遮断弁の下流側の前記ガス供給路に配置された第2遮断弁と、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁との間の前記ガス供給路内の圧力を検出する圧力検出部と、前記第1遮断弁及び前記第2遮断弁を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1遮断弁を閉じた状態で、前記第2遮断弁を開いて第1所定時間の経過後に閉じ、前記圧力検出部で検出される第1圧力変化に基づいて前記第1遮断弁のガス漏れを検出し、前記第2遮断弁を閉じた状態で、前記第1遮断弁を開いて第2所定時間の経過後に閉じ、前記圧力検出部で検出される第2圧力変化に基づいて前記第2遮断弁のガス漏れを検出することを特徴とする。
前記ガス漏れ検出装置において、前記制御部は、前記第1遮断弁のガス漏れの検出を行った後に、前記第2遮断弁のガス漏れの検出を行ってもよい。
前記ガス漏れ検出装置において、前記制御部は、前記ガス供給路に接続されたボイラ本体の運転開始時に前記第1遮断弁及び前記第2遮断弁のガス漏れの検出を行ってもよい。
前記ガス漏れ検出装置において、前記第1圧力変化は、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁との間の前記ガス供給路内の圧力上昇であり、前記第2圧力変化は、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁との間の前記ガス供給路内の圧力減少であってもよい。
前記ガス漏れ検出装置において、前記ガス供給路は、ボイラ本体に接続され、前記制御部は、前記ボイラ本体に接続された空気供給路に配置されたダンパの開度を絞った状態で、前記第1遮断弁及び前記第2遮断弁のガス漏れの検出を行ってもよい。
本発明の一態様であるガス漏れ検出方法は、ガス供給路に配置された第1遮断弁を閉じた状態で、前記第1遮断弁の下流側の前記ガス供給路に配置される第2遮断弁を開いて第1所定時間の経過後に閉じ、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁との間の前記ガス供給路内の第1圧力変化を検出するステップと、前記第1圧力変化に基づき、前記第1遮断弁のガス漏れを検出するステップと、前記第2遮断弁を閉じた状態で、前記第1遮断弁を開いて第2所定時間の経過後に閉じ、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁との間の前記ガス供給路内の第2圧力変化を検出するステップと、前記第2圧力変化に基づき、前記第2遮断弁のガス漏れを検出するステップと、を含むことを特徴とする。
前記ガス漏れ検出方法において、前記第1圧力変化を検出するステップと前記第1遮断弁のガス漏れを検出するステップとは、前記第2圧力変化を検出するステップと前記第2遮断弁のガス漏れを検出するステップとの前に行われてもよい。
前記ガス漏れ検出方法において、すべての前記ステップは、前記ガス供給路と接続されたボイラ本体の運転開始時に実行されてもよい。
前記ガス漏れ検出方法において、前記第1圧力変化は、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁との間の前記ガス供給路内の圧力上昇であり、前記第2圧力変化は、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁との間の前記ガス供給路内の圧力減少であってもよい。
前記ガス漏れ検出方法において、更に、前記ガス供給路と接続されたボイラ本体に接続された空気供給路に配置されたダンパの開度を絞るステップ、を含んでもよい。
本発明によれば、個々の遮断弁のガス漏れを検出し、より確実にガス漏れを検出することができるガス漏れ検出装置及びガス漏れ検出方法を提供することができる。
(実施の形態)
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係るガス漏れ検出装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るガス漏れ検出装置10を備えるボイラシステム1の全体構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係るガス漏れ検出装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るガス漏れ検出装置10を備えるボイラシステム1の全体構成図である。
図1に示すように、ボイラシステム1は、ガス漏れ検出装置10、送風機15、インバータ16、ダンパ17、及びボイラ本体18を備える。ボイラシステム1においては、ガス供給路L1を介してボイラ本体18にガスを供給し、空気供給路L2を介してボイラ本体18に空気を供給している。
ガス漏れ検出装置10は、ガス供給路L1、第1遮断弁11、第2遮断弁12、圧力検出部13、及び制御部14を備える。ガス漏れ検出装置10は、ガス供給路L1に配置された第1遮断弁11及び第2遮断弁12のそれぞれのガス漏れを検出する装置である。
ガス供給路L1は、ボイラ本体18へガスを供給する流路、径路、管路等である。
第1遮断弁11及び第2遮断弁12は、電子制御により開閉することができる遮断弁である。第1遮断弁11及び第2遮断弁12は、ガス供給路L1に配置されている。実施の形態において、第2遮断弁12は、第1遮断弁11より下流側のガス供給路L1に配置されている。第1遮断弁11及び第2遮断弁12は、制御部14によって開閉動作が制御されている。
圧力検出部13は、第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1内の圧力を検出している。実施の形態において、圧力検出部13は、圧力センサである。圧力検出部13は、制御部14によって制御されている。
制御部14は、第1遮断弁11、第2遮断弁12、圧力検出部13、インバータ16を制御している。具体的には、制御部14は、第1遮断弁11及び第2遮断弁12の開閉動作を制御している。また、制御部14は、圧力検出部13で検出されたガス供給路L1内の圧力変化に基づいて、第1遮断弁11及び第2遮断弁12それぞれのガス漏れを検出している。また、制御部14は、送風機15の回転数を制御するインバータ16を制御している。
送風機15は、空気供給路L2に配置され、ボイラ本体18に空気を供給している。送風機15の回転数は、インバータ16によって制御される。
インバータ16は、送風機15を駆動する駆動周波数を制御している。インバータ16は、制御部14によって制御されている。
ダンパ17は、送風機15の下流側の空気供給路L2に配置されている。ダンパ17は、ボイラ本体18に供給される空気の量を調整している。ダンパ17の開弁度は、制御部14によって制御されている。
ボイラ本体18は、ガス供給路L1から供給されるガスと、空気供給路L2から供給される空気とを混合して燃焼を行っている。
[動作(ガス漏れ検出方法)]
次に、ガス漏れ検出装置10の動作、即ちガス漏れ検出方法について説明する。
次に、ガス漏れ検出装置10の動作、即ちガス漏れ検出方法について説明する。
図2は、ガス漏れ検出のタイミングチャートの一例を示す図である。
図2に示すように、ボイラ本体18で燃焼を開始する前に、ボイラシステム1に異常がないかを確認する(確認ステップST1)。確認ステップST1は、例えば、ボイラシステム1内で漏電、接点溶着、及び擬似炎が生じていないかを確認する。実施の形態において、確認ステップST1においては、パージ動作による故障診断を所定時間Tの間行い、制御部14等で使用されている燃料系リレー、点火トランス出力の接点溶着、及びボイラ本体18内の炎の有無の診断を行う。所定時間Tは、3〜12秒であり、好ましくは9秒である。
次に、第1遮断弁11のガス漏れの検出を行う(第1ガス漏れ検出ステップST2)。第1ガス漏れ検出ステップST2においては、第1遮断弁11を閉じた状態で、第2遮断弁12を所定時間Tc1開く。第1遮断弁11を閉じた状態で第2遮断弁12を開くことで、第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1内に残っているガスをボイラ本体18へ流し、第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1内の圧力を下げることができる。即ち、図2に示すように、第2遮断弁12を開くことによって、遮断弁間のガスが抜けて、遮断弁間圧力が低下する。所定時間Tc1とは、第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1内の圧力を下げるために必要な時間である。実施の形態において、所定時間Tc1は、2〜10秒であり、好ましくは5秒である。
また、第1ガス漏れ検出ステップST2において、第2遮断弁12を開いてから所定時間Tc1経過後、第2遮断弁12を閉じる。第2遮断弁12を閉じた後、所定時間Ts1の間、圧力検出部13が第1遮断弁11と第2遮断弁との間のガス供給路L1内の圧力の検出を行う。所定時間Ts1とは、第1遮断弁11と第2遮断弁との間のガス供給路L1内の圧力変化の有無を診断できる程度の時間である。実施の形態において、所定時間Ts1は、10〜60秒であり、好ましくは20秒である。
第1ガス漏れ検出ステップST2において、制御部14は、所定時間Ts1の間に、圧力検出部13で検出された圧力変化に基づいて、第1遮断弁11のガス漏れを検出する。実施の形態において、制御部14は、第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1内の圧力が上昇していると判断した場合、第1遮断弁11でガス漏れが生じていると決定する。一方、制御部14は、第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1内の圧力がほぼ変化していない場合、第1遮断弁11でガス漏れが生じていないと決定する。ステップST2において、圧力がほぼ変化していない場合とは、例えば、圧力変化が+10%の範囲内にあることを意味する。即ち、ステップST2では、圧力検出を開始してから所定時間Ts1経過後の圧力が+10%以上増大している場合、第1遮断弁11でガス漏れが生じていると決定する。
次に、第2遮断弁12のガス漏れの検出を行う(第2ガス漏れ検出ステップST3)。第2ガス漏れ検出ステップST3においては、第2遮断弁12を閉じた状態で、第1遮断弁11を所定時間Tc2開く。第2遮断弁12を閉じた状態で第1遮断弁11を開くことで、第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1内にガスを溜めて、第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1内の圧力を上げることができる。即ち、図2に示すように、第1遮断弁11を開くことによって、遮断弁間にガスが供給されるため遮断弁間圧力が増大する。所定時間Tc2とは、第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1内の圧力を上げるために必要な時間である。実施の形態において、所定時間Tc2は、所定時間Tc1より短く、1〜5秒であり、好ましくは3秒である。第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1間のガスを抜くよりも、ガスを溜める方がより短い時間で行うことができるため、所定時間Tc2は、所定時間Tc1より短くすることができる。これにより、ガス漏れ検出の時間を短縮することができる。
また、第2ガス漏れ検出ステップST3において、所定時間Tc2経過後、第1遮断弁11を閉じる。第1遮断弁11を閉じた後、所定時間Ts2の間、圧力検出部13が第1遮断弁11と第2遮断弁との間のガス供給路L1内の圧力の検出を行う。所定時間Ts2とは、第1遮断弁11と第2遮断弁との間のガス供給路L1内の圧力の変化の有無を診断できる程度の時間である。実施の形態において、所定時間Ts2は、所定時間Ts1と同様に10〜60秒であり、好ましくは20秒である。
第2ガス漏れ検出ステップST3において、制御部14は、所定時間Ts2の間に、圧力検出部13で検出された圧力変化に基づいて、第2遮断弁12のガス漏れを検出する。実施の形態において、制御部14は、第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1内の圧力が減少していると判断した場合、第2遮断弁12でガス漏れが生じていると決定する。一方、制御部14は、第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1内の圧力がほぼ変化していない場合、第2遮断弁12でガス漏れが生じていないと決定する。ステップST3において、圧力がほぼ変化していない場合とは、例えば、圧力変化が−10%の範囲内にあることを意味する。即ち、ステップST3では、圧力検出を開始してから所定時間Ts2経過後の圧力が−10%以上減少している場合、第2遮断弁12でガス漏れが生じていると決定する。
第2ガス漏れ検出ステップST3の終了後、プレパージを行い、着火に移行する(プレパージステップST4及び着火ステップST5)。
実施の形態において、確認ステップST1、第1ガス漏れ検出ステップST2、第2ガス漏れ検出ステップST3では、ダンパ17の開度を絞った状態、即ち、開度0%の状態にして、ボイラ本体18へ供給される空気の量を少なくしている。ダンパ17の開度0%の状態とは、空気の流れを完全に遮断するのではなく、少量の空気が流れる状態を意味する。ダンパ17の開度0%の状態、即ち、空気の供給が低風量で行われている状態にすることで、ボイラ本体18の背圧の影響を小さくし、ガス供給路L1内のガスがボイラ本体18へ抜け易くすることができる。プレパージステップST4においては、ダンパ17を開いた状態(開度100%の状態)で、プレパージを行う。
[効果]
実施の形態に係るガス漏れ検出装置10によれば、以下の効果を奏することができる。
実施の形態に係るガス漏れ検出装置10によれば、以下の効果を奏することができる。
ガス漏れ検出装置10においては、第1遮断弁11を閉じた状態で、第2遮断弁12を開いて所定時間Tc1の経過後に閉じ、第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1の圧力が上昇した場合に第1遮断弁11のガス漏れを検出している。また、ガス漏れ検出装置10においては、第2遮断弁12を閉じた状態で、第1遮断弁11を開いて所定時間Tc2の経過後に閉じ、第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1の圧力が減少した場合に第2遮断弁12のガス漏れを検出している。
このような構成により、ガス漏れ検出装置10においては、第1遮断弁11の及び第2遮断弁12のそれぞれのガス漏れを圧力変化に基づいて検出することができるため、より確実にガス漏れを検出することができる。
ガス漏れ検出装置10においては、ボイラ本体18の運転開始時、即ち、燃焼開始前に、第1遮断弁11及び第2遮断弁12のガス漏れの検出を行うことにより、より安全にボイラシステム1を運転することができる。
ガス漏れ検出装置10においては、第1ガス漏れ検出ステップST2及び第2ガス漏れ検出ステップST3のとき、制御部14によってダンパ17の開度を絞った状態で、ガス漏れの検出を行っている。このような構成により、ボイラ本体18内に供給される空気を低風量にし、ボイラ本体18内の背圧の影響を小さくすることができる。その結果、第1ガス漏れ検出ステップST2において、第2遮断弁12を所定時間Tc1開いたとき、第1遮断弁11と第2遮断弁12との間のガス供給路L1に存在するガスをボイラ本体18へ短時間で流すことができる。また、第1ガス漏れ検出ステップST2及び第2ガス漏れ検出ステップST3で排出される微量のガス燃料をボイラ外に排出することもできる。
ガス漏れ検出装置10においては、第1遮断弁11又は第2遮断弁12でガス漏れを検知した場合、表示部に警告を表示したり、警告音を鳴らすことにより、ガス漏れを報知してもよい。また、ガス漏れ検出装置10においては、第1遮断弁11又は第2遮断弁12でガス漏れを検知した場合、ボイラ本体18の燃焼を開始しないように制御してもよい。また、第1遮断弁11又は第2遮断弁12でガス漏れを検知した場合、ダンパ17を全開として送風機15、インバータ16を制御し、ボイラ本体18に空気を供給して漏れているガスの排気を行ってもよい。
なお、実施の形態において、第1遮断弁11のガス漏れを検出した後、第2遮断弁12のガス漏れを検出する例について説明したが、これに限定されない。ガス漏れ検出を行う順番は、限定されず、例えば、第2遮断弁12のガス漏れを検出した後、第1遮断弁11のガス漏れの検出を行ってもよい。
実施の形態において、所定時間T、Tc1、Tc2、Ts1、Ts2は、例示の時間であり、ガス漏れ検出装置10の適用される環境に応じて変更してもよい。
実施の形態において、第1ガス漏れ検出ステップST2では、圧力検出を開始してから所定時間Ts1経過後の圧力が+10%以上増大している場合、第1遮断弁11でガス漏れが生じていると決定しているが、これに限定されない。同様に、第2ガス漏れ検出ステップST3では、圧力検出を開始してから所定時間Ts2経過後の圧力が−10%以上減少している場合、第2遮断弁12でガス漏れが生じていると決定しているが、これに限定されない。ガス漏れを検出する圧力変化の閾値は、ガス漏れ検出装置10が適用される状況又は設備に応じて適宜変更してもよい。
本発明をある程度の詳細さをもって実施の形態において説明したが、実施の形態の開示内容は構成の細部において変化してしかるべきものであり、実施の形態における要素の組合せや順序の変化は請求された本発明の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本発明は、ガスバーナを有するボイラ等のガス供給路に設けられた遮断弁のガス漏れを検出することができるため、ボイラシステムに有用である。
1 ボイラシステム
10 ガス漏れ検出装置
11 第1遮断弁
12 第2遮断弁
13 圧力検出部
14 制御部
15 送風機
16 インバータ
17 ダンパ
18 ボイラ本体
L1 ガス供給路
L2 空気供給路
10 ガス漏れ検出装置
11 第1遮断弁
12 第2遮断弁
13 圧力検出部
14 制御部
15 送風機
16 インバータ
17 ダンパ
18 ボイラ本体
L1 ガス供給路
L2 空気供給路
Claims (10)
- ガスが供給されるガス供給路と、
前記ガス供給路に配置された第1遮断弁と、
前記第1遮断弁の下流側の前記ガス供給路に配置された第2遮断弁と、
前記第1遮断弁と前記第2遮断弁との間の前記ガス供給路内の圧力を検出する圧力検出部と、
前記第1遮断弁及び前記第2遮断弁を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1遮断弁を閉じた状態で、前記第2遮断弁を開いて第1所定時間の経過後に閉じ、前記圧力検出部で検出される第1圧力変化に基づいて前記第1遮断弁のガス漏れを検出し、
前記第2遮断弁を閉じた状態で、前記第1遮断弁を開いて第2所定時間の経過後に閉じ、前記圧力検出部で検出される第2圧力変化に基づいて前記第2遮断弁のガス漏れを検出する、
ガス漏れ検出装置。 - 前記制御部は、前記第1遮断弁のガス漏れの検出を行った後に、前記第2遮断弁のガス漏れの検出を行う、
請求項1に記載のガス漏れ検出装置。 - 前記制御部は、前記ガス供給路に接続されたボイラ本体の運転開始時に前記第1遮断弁及び前記第2遮断弁のガス漏れの検出を行う、請求項1または2に記載のガス漏れ検出装置。
- 前記第1圧力変化は、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁との間の前記ガス供給路内の圧力上昇であり、
前記第2圧力変化は、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁との間の前記ガス供給路内の圧力減少である、
請求項1〜3のいずれか一項に記載のガス漏れ検出装置。 - 前記ガス供給路は、ボイラ本体に接続され、
前記制御部は、前記ボイラ本体に接続された空気供給路に配置されたダンパの開度を絞った状態で、前記第1遮断弁及び前記第2遮断弁のガス漏れの検出を行う、
請求項1〜4のいずれか一項に記載のガス漏れ検出装置。 - ガス供給路に配置された第1遮断弁を閉じた状態で、前記第1遮断弁の下流側の前記ガス供給路に配置される第2遮断弁を開いて第1所定時間の経過後に閉じ、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁との間の前記ガス供給路内の第1圧力変化を検出するステップと、
前記第1圧力変化に基づき、前記第1遮断弁のガス漏れを検出するステップと、
前記第2遮断弁を閉じた状態で、前記第1遮断弁を開いて第2所定時間の経過後に閉じ、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁との間の前記ガス供給路内の第2圧力変化を検出するステップと、
前記第2圧力変化に基づき、前記第2遮断弁のガス漏れを検出するステップと、
を含む、ガス漏れ検出方法。 - 前記第1圧力変化を検出するステップと前記第1遮断弁のガス漏れを検出するステップとは、前記第2圧力変化を検出するステップと前記第2遮断弁のガス漏れを検出するステップとの前に行われる、請求項6に記載のガス漏れ検出方法。
- すべての前記ステップは、前記ガス供給路と接続されたボイラ本体の運転開始時に実行される、請求項6または7に記載のガス漏れ検出方法。
- 前記第1圧力変化は、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁との間の前記ガス供給路内の圧力上昇であり、
前記第2圧力変化は、前記第1遮断弁と前記第2遮断弁との間の前記ガス供給路内の圧力減少である、
請求項6〜8のいずれか一項に記載のガス漏れ検出方法。 - 更に、
前記ガス供給路と接続されたボイラ本体に接続された空気供給路に配置されたダンパの開度を絞るステップ、
を含む、請求項6〜9のいずれか一項に記載のガス漏れ検出方法。
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