JP2562871B2 - 燃焼装置における風圧スイッチの異常検出方法 - Google Patents
燃焼装置における風圧スイッチの異常検出方法Info
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- Combustion & Propulsion (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、燃焼装置に使用される風圧スイッチの異常
検出方法に関するものである。
検出方法に関するものである。
［従来の技術］ ボイラーの燃焼装置の稼動にあたって適正空気を供給
することは、良好な燃焼の維持を図り、又、燃焼開始前
あるいは停止後に炉内の未燃分を排気し爆発等の危険を
未然に防止するために重要である。
することは、良好な燃焼の維持を図り、又、燃焼開始前
あるいは停止後に炉内の未燃分を排気し爆発等の危険を
未然に防止するために重要である。
従って、小型貫流ボイラーにおいては、燃焼制御にあ
たって空気供給を確実に把握する手段として燃焼用空気
路に風圧スイッチを設けて、空気路の圧力変動を検出す
ることにより空気供給の有無を判別する方法がとられて
いる。
たって空気供給を確実に把握する手段として燃焼用空気
路に風圧スイッチを設けて、空気路の圧力変動を検出す
ることにより空気供給の有無を判別する方法がとられて
いる。
ところで、小型貫流ボイラーでは、一般にボイラーの
負荷変動を蒸気の圧力変動としてとらえ、該圧力変動に
呼応して燃焼装置をON−OFF稼動する方式がとられてい
る。また、小型貫流ボイラーは蒸発量の割に蒸気室容積
が小さい。このためわずかな負荷変動も大きな圧力変動
として検出され、燃焼装置が頻繁にON−OFF稼動し、こ
れに呼応して圧力スイッチも頻繁に作動する。従って、
風圧スイッチは、接点におけるスパークと過負荷に対し
て堅牢であることが望まれる。
負荷変動を蒸気の圧力変動としてとらえ、該圧力変動に
呼応して燃焼装置をON−OFF稼動する方式がとられてい
る。また、小型貫流ボイラーは蒸発量の割に蒸気室容積
が小さい。このためわずかな負荷変動も大きな圧力変動
として検出され、燃焼装置が頻繁にON−OFF稼動し、こ
れに呼応して圧力スイッチも頻繁に作動する。従って、
風圧スイッチは、接点におけるスパークと過負荷に対し
て堅牢であることが望まれる。
燃焼装置の稼動にあたって、風圧スイッチは第３図に
示すように、燃焼用送風機稼動後の燃焼用空気圧を検出
し、正常圧であれば風圧スイッチの接点が閉じてシーケ
ンス制御が進行し（燃料バルブが開き、点火トランスが
作動し）、正常圧を検出できなければシーケンス制御は
進行を停止し、警報が発せられる。このとき、不測の事
態により風圧スイッチの接点が溶着していると、接点は
常時閉の状態にあるので燃焼用空気圧の有無にかかわら
ずシーケンス制御は進行し、燃料バルブON、点火トラン
スONの動作が行われることとなる。このような状態にあ
るとき、送風機の能力が不足していると、良好な着火燃
焼が行われないばかりか未燃分の残留による炉内爆発の
危険を含むこととなる。
示すように、燃焼用送風機稼動後の燃焼用空気圧を検出
し、正常圧であれば風圧スイッチの接点が閉じてシーケ
ンス制御が進行し（燃料バルブが開き、点火トランスが
作動し）、正常圧を検出できなければシーケンス制御は
進行を停止し、警報が発せられる。このとき、不測の事
態により風圧スイッチの接点が溶着していると、接点は
常時閉の状態にあるので燃焼用空気圧の有無にかかわら
ずシーケンス制御は進行し、燃料バルブON、点火トラン
スONの動作が行われることとなる。このような状態にあ
るとき、送風機の能力が不足していると、良好な着火燃
焼が行われないばかりか未燃分の残留による炉内爆発の
危険を含むこととなる。
これに対して、近年では風圧スイッチの故障による前
記のような危険を防止するため、第４図に示すように蒸
気負荷要求があれば（即ち蒸気圧力スイッチが閉となれ
ば）送風機を稼動する前に風圧スイッチの作動を確認す
る、風圧スイッチチェック回路が設けられるようになっ
た。即ち、蒸気圧力スイッチ閉信号を受信すれば送風機
稼動前に直ちに風圧スイッチの作動状態を確認し、風圧
スイッチの接点が閉の状態、即ち正常風圧有りの状態で
あれば、接点が溶着しているものとして警報を出力する
ように構成されている。
記のような危険を防止するため、第４図に示すように蒸
気負荷要求があれば（即ち蒸気圧力スイッチが閉となれ
ば）送風機を稼動する前に風圧スイッチの作動を確認す
る、風圧スイッチチェック回路が設けられるようになっ
た。即ち、蒸気圧力スイッチ閉信号を受信すれば送風機
稼動前に直ちに風圧スイッチの作動状態を確認し、風圧
スイッチの接点が閉の状態、即ち正常風圧有りの状態で
あれば、接点が溶着しているものとして警報を出力する
ように構成されている。
しかしながら、このような構成においては、前述の小
型貫流ボイラーのように燃焼装置のON−OFF稼動が頻繁
に行われると、負荷変動状態に応じては、ポストパージ
が終了し送風機が電気的に停止した状態（送風機に対す
る通電が停止された状態）にありながら、送風機自体は
その慣性により回転し、風圧スイッチは風圧を検知す
る。この間に蒸気負荷要求が発生すると、風圧スイッチ
は正常であるにもかかわらず、風圧スイッチが作動して
いるものと判別し（即ちスイッチの接点が溶着している
ものと判別し）、誤った警報を出力することとなる。こ
のような誤信号を防止するため、蒸気負荷要求があれば
作動するタイマを設けて送風機の慣性による回転が停止
するまで燃焼装置の再稼動（即ち送風機の起動）を遅ら
せる方法をとると、起蒸時間が長くなって蒸気圧力が低
下し、負荷応答性が悪くなるといった問題がある。
型貫流ボイラーのように燃焼装置のON−OFF稼動が頻繁
に行われると、負荷変動状態に応じては、ポストパージ
が終了し送風機が電気的に停止した状態（送風機に対す
る通電が停止された状態）にありながら、送風機自体は
その慣性により回転し、風圧スイッチは風圧を検知す
る。この間に蒸気負荷要求が発生すると、風圧スイッチ
は正常であるにもかかわらず、風圧スイッチが作動して
いるものと判別し（即ちスイッチの接点が溶着している
ものと判別し）、誤った警報を出力することとなる。こ
のような誤信号を防止するため、蒸気負荷要求があれば
作動するタイマを設けて送風機の慣性による回転が停止
するまで燃焼装置の再稼動（即ち送風機の起動）を遅ら
せる方法をとると、起蒸時間が長くなって蒸気圧力が低
下し、負荷応答性が悪くなるといった問題がある。
［発明が解決しようとする課題］ 本発明は上記の事情に鑑みて成されたものであって、
その目的は、燃焼装置における風圧スイッチの作動確認
を確実に行い、信頼性の向上を図った風圧スイッチの異
常検出方法を提供することにある。
その目的は、燃焼装置における風圧スイッチの作動確認
を確実に行い、信頼性の向上を図った風圧スイッチの異
常検出方法を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明では、ポストパー
ジ制御動作と燃焼用空気の風圧スイッチからの信号によ
るインターロック動作とを含むシーケンス制御を行う燃
焼装置において、燃焼用送風機停止時から設定時間Ｔを
計数する計数ステップS13と、この計数ステップでの設
定時間Ｔの計数が完了しているか否かを判定する設定時
間経過判定ステップS3と、前記設定時間Ｔ経過後に負荷
要求信号を受けたとき風圧スイッチの作動状態を判別す
る風圧スイッチ作動確認ステップS4と、前記設定時間Ｔ
経過前に負荷要求信号を受けたとき燃焼用送風機の稼動
を指示する燃焼用送風機稼動ステップS5とを有すること
を特徴とする。
ジ制御動作と燃焼用空気の風圧スイッチからの信号によ
るインターロック動作とを含むシーケンス制御を行う燃
焼装置において、燃焼用送風機停止時から設定時間Ｔを
計数する計数ステップS13と、この計数ステップでの設
定時間Ｔの計数が完了しているか否かを判定する設定時
間経過判定ステップS3と、前記設定時間Ｔ経過後に負荷
要求信号を受けたとき風圧スイッチの作動状態を判別す
る風圧スイッチ作動確認ステップS4と、前記設定時間Ｔ
経過前に負荷要求信号を受けたとき燃焼用送風機の稼動
を指示する燃焼用送風機稼動ステップS5とを有すること
を特徴とする。
［実施例］ 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。第１図は本発明における燃焼装置の制御部がなすシ
ーケンスフローチャート図である。同図に示すように、
燃焼スイッチON（ステップS1）の状態、即ち燃焼装置稼
動指示信号受信の状態で燃焼用送風機停止（ステップS1
2）信号があれば風圧スイッチタイミングタイマーによ
り設定時間Ｔを計数し（計数ステップS13）、蒸気負荷
要求即ち、蒸気圧力スイッチの接点が閉かどうかを判定
するステップS2で閉が判定された時に計数ステップS13
から設定時間Ｔ経過信号Ｓがあるか否かの判定を行う
（設定時間経過判定ステップS3）。信号Ｓがない状態で
あれば風圧スイッチの作動確認を行わず、すぐ燃焼用送
風機に稼動信号を出力し（燃焼用送風機稼動ステップS
5）、信号Ｓがある状態であれば、更に風圧スイッチの
接点の状態を検出し（風圧スイッチ作動確認ステップS
4）、接点が閉の状態であれば接点不良と判断して警報
信号を出力し（ステップS20）、開状態にあれば接点正
常と判断して、燃焼用送風機にON信号を出力する（燃焼
用送風機稼動ステップS5）。ここで、設定時間Ｔは、送
風機が稼動停止信号受信後、送風機の慣性による風圧が
低下し風圧スイッチが風圧を検知しなくなるまでの時間
である。
る。第１図は本発明における燃焼装置の制御部がなすシ
ーケンスフローチャート図である。同図に示すように、
燃焼スイッチON（ステップS1）の状態、即ち燃焼装置稼
動指示信号受信の状態で燃焼用送風機停止（ステップS1
2）信号があれば風圧スイッチタイミングタイマーによ
り設定時間Ｔを計数し（計数ステップS13）、蒸気負荷
要求即ち、蒸気圧力スイッチの接点が閉かどうかを判定
するステップS2で閉が判定された時に計数ステップS13
から設定時間Ｔ経過信号Ｓがあるか否かの判定を行う
（設定時間経過判定ステップS3）。信号Ｓがない状態で
あれば風圧スイッチの作動確認を行わず、すぐ燃焼用送
風機に稼動信号を出力し（燃焼用送風機稼動ステップS
5）、信号Ｓがある状態であれば、更に風圧スイッチの
接点の状態を検出し（風圧スイッチ作動確認ステップS
4）、接点が閉の状態であれば接点不良と判断して警報
信号を出力し（ステップS20）、開状態にあれば接点正
常と判断して、燃焼用送風機にON信号を出力する（燃焼
用送風機稼動ステップS5）。ここで、設定時間Ｔは、送
風機が稼動停止信号受信後、送風機の慣性による風圧が
低下し風圧スイッチが風圧を検知しなくなるまでの時間
である。
次に、本発明におけるシーケンス制御の作動状況の詳
細を第１図に従って説明すると、燃焼装置稼動のため
に、ステップS1において燃焼スイッチがONに設定される
と、ステップS2で蒸気圧力スイッチはボイラーの圧力を
検出し、圧力が設定圧力以上であれば接点開となりこの
状態で待機し、圧力が設定圧力以下であれば接点は閉と
なり負荷要求信号を出力する。燃焼スイッチON当初はい
まだ送風機は稼動していないので、風圧スイッチタイミ
ングタイマーによる計数ステップS13において設定時間
Ｔの経過を示すＳの信号が出力されている状態にあり、
信号Ｓが受信されているかどうかを判定する設定時間経
過判定ステップS3では、ステップS2からの蒸気圧力スイ
ッチ閉の信号を受けて風圧スイッチ作動確認ステップS4
へ移行する。この風圧スイッチ作動確認ステップS4で風
圧スイッチの接点状況を検出し、接点が閉であれば、こ
の時点では送風機の慣性による風圧も零の状態であるの
で、接点が溶着しているものと判断してステップS20で
シーケンス制御の進行を停止して警報の信号を出力し、
接点が開の状態であれば接点正常と判断してシーケンス
進行信号を出力する。
細を第１図に従って説明すると、燃焼装置稼動のため
に、ステップS1において燃焼スイッチがONに設定される
と、ステップS2で蒸気圧力スイッチはボイラーの圧力を
検出し、圧力が設定圧力以上であれば接点開となりこの
状態で待機し、圧力が設定圧力以下であれば接点は閉と
なり負荷要求信号を出力する。燃焼スイッチON当初はい
まだ送風機は稼動していないので、風圧スイッチタイミ
ングタイマーによる計数ステップS13において設定時間
Ｔの経過を示すＳの信号が出力されている状態にあり、
信号Ｓが受信されているかどうかを判定する設定時間経
過判定ステップS3では、ステップS2からの蒸気圧力スイ
ッチ閉の信号を受けて風圧スイッチ作動確認ステップS4
へ移行する。この風圧スイッチ作動確認ステップS4で風
圧スイッチの接点状況を検出し、接点が閉であれば、こ
の時点では送風機の慣性による風圧も零の状態であるの
で、接点が溶着しているものと判断してステップS20で
シーケンス制御の進行を停止して警報の信号を出力し、
接点が開の状態であれば接点正常と判断してシーケンス
進行信号を出力する。
すると、燃焼用送風機稼動ステップS5で送風機とプリ
パージタイマーがONとなり送風機が稼動を開始する。風
圧スイッチは風圧を検知して接点を閉とし、ステップS6
で風圧スイッチの閉が判定されると、プリパージタイマ
ー設定時間経過後にステップS7で燃料バルブと点火トラ
ンスがONとなり燃焼が開始される。ステップS6で風圧ス
イッチの接点が開の状態にあれば、風量不足（送風機故
障）と判断してステップS21でシーケンス制御進行を停
止し、警報信号を出力する。燃焼が開始されるとステッ
プS8で炎検出器により炎を検出し、以後、定常燃焼が継
続する（ステップS9）。ステップS8でもし炎を検出しな
ければあるいはしなくなれば、燃焼装置異常と判断して
ステップS22で送風機燃料バルブをOFFとして燃焼動作を
停止し、警報信号を出力する。
パージタイマーがONとなり送風機が稼動を開始する。風
圧スイッチは風圧を検知して接点を閉とし、ステップS6
で風圧スイッチの閉が判定されると、プリパージタイマ
ー設定時間経過後にステップS7で燃料バルブと点火トラ
ンスがONとなり燃焼が開始される。ステップS6で風圧ス
イッチの接点が開の状態にあれば、風量不足（送風機故
障）と判断してステップS21でシーケンス制御進行を停
止し、警報信号を出力する。燃焼が開始されるとステッ
プS8で炎検出器により炎を検出し、以後、定常燃焼が継
続する（ステップS9）。ステップS8でもし炎を検出しな
ければあるいはしなくなれば、燃焼装置異常と判断して
ステップS22で送風機燃料バルブをOFFとして燃焼動作を
停止し、警報信号を出力する。
定常燃焼中にステップS10で負荷要求がなくなったこ
と（即ち蒸気圧力スイッチ接点が開）が判定されると、
ステップS11で燃料バルブはOFF、ポストパージタイマー
はONとなり燃焼が停止する。ポストタイマーの設定時間
が経過するとステップS12で送風機はOFFとなり、風圧ス
イッチタイミングタイマーがON（計数を開始）となる。
その後、蒸気の使用により負荷要求があったとき、それ
が計数ステップS13における設定時間Ｔの計数後のこと
であれば（即ち風圧スイッチタイミングタイマーからＳ
信号が出力されている場合には）、前述のように、風圧
スイッチ作動確認ステップS4にて風圧スイッチの作動確
認を行った後、燃焼用送風機稼動ステップS5にて送風機
の稼動プリパージが開始される。もし設定時間経過判定
ステップS3において負荷要求が設定時間Ｔ経過前にあれ
ば、即ちＳ信号を受信していない場合には、風圧スイッ
チの作動確認を行わず直接、燃焼用送風機稼動ステップ
S5にて送風機を稼動、プリパージを開始する。
と（即ち蒸気圧力スイッチ接点が開）が判定されると、
ステップS11で燃料バルブはOFF、ポストパージタイマー
はONとなり燃焼が停止する。ポストタイマーの設定時間
が経過するとステップS12で送風機はOFFとなり、風圧ス
イッチタイミングタイマーがON（計数を開始）となる。
その後、蒸気の使用により負荷要求があったとき、それ
が計数ステップS13における設定時間Ｔの計数後のこと
であれば（即ち風圧スイッチタイミングタイマーからＳ
信号が出力されている場合には）、前述のように、風圧
スイッチ作動確認ステップS4にて風圧スイッチの作動確
認を行った後、燃焼用送風機稼動ステップS5にて送風機
の稼動プリパージが開始される。もし設定時間経過判定
ステップS3において負荷要求が設定時間Ｔ経過前にあれ
ば、即ちＳ信号を受信していない場合には、風圧スイッ
チの作動確認を行わず直接、燃焼用送風機稼動ステップ
S5にて送風機を稼動、プリパージを開始する。
定常燃焼中に燃焼スイッチをOFF（ステップS14）とす
ると、燃料バルブがOFF（ステップS15）、ポストパージ
タイマーがON（ステップS16）となり、設定時間経過後
に送風機が停止（ステップS17）し、燃焼装置は待機状
態（ステップS18）となる。
ると、燃料バルブがOFF（ステップS15）、ポストパージ
タイマーがON（ステップS16）となり、設定時間経過後
に送風機が停止（ステップS17）し、燃焼装置は待機状
態（ステップS18）となる。
第２図は前記第１図のシーケンスフローチャート図に
おけるタイムチャート図であって、（イ）は設定時間Ｔ
が経過して計数ステップS13から信号Ｓが出力されてお
り、風圧スイッチ作動確認ステップS4にて風圧スイッチ
の作動確認が行われる場合であり、（ロ）は設定時間Ｔ
内に負荷要求があり、風圧スイッチの作動確認が行われ
ない場合を示している。図面中の符号Ｑは蒸気負荷要
求、PRはプリパージ、IGはイグニッション、COは燃焼、
POはポストパージ、SCは風圧スイッチの作動時間を示
す。
おけるタイムチャート図であって、（イ）は設定時間Ｔ
が経過して計数ステップS13から信号Ｓが出力されてお
り、風圧スイッチ作動確認ステップS4にて風圧スイッチ
の作動確認が行われる場合であり、（ロ）は設定時間Ｔ
内に負荷要求があり、風圧スイッチの作動確認が行われ
ない場合を示している。図面中の符号Ｑは蒸気負荷要
求、PRはプリパージ、IGはイグニッション、COは燃焼、
POはポストパージ、SCは風圧スイッチの作動時間を示
す。
なお上記説明では、負荷要求があれば接点が閉とな
り、負荷要求がなければ接点が開となる蒸気圧力スイッ
チについて説明しているが、これとは逆の接点で負荷要
求があれば接点が開となり、負荷要求がなければ接点が
閉となる蒸気圧力スイッチを用いることもできる。
り、負荷要求がなければ接点が開となる蒸気圧力スイッ
チについて説明しているが、これとは逆の接点で負荷要
求があれば接点が開となり、負荷要求がなければ接点が
閉となる蒸気圧力スイッチを用いることもできる。
［発明の効果］ 本発明は、以上のように構成され、設定時間Ｔ経過後
に負荷要求があれば風圧チェックの作動確認が行われ、
設定時間Ｔ以内に負荷要求があれば風圧チェックの作動
確認を行わずに燃焼装置の稼動が開始される。よって、
風圧スイッチは少なくとも燃焼装置ON動作時１回は作動
確認が行われ、また、負荷変動が激しく頻繁にON−OFF
稼動するときには風圧スイッチの作動確認を行わず直ぐ
再稼動が行われるので、負荷要求に対して追従性が低下
することはない。なお、負荷変動が激しく頻繁にON−OF
F稼動するのは特定の状況下にある場合であり、日に数
回あるのみであって通常はほとんどの再起動時に風圧ス
イッチの作動確認を行われることとなる。
に負荷要求があれば風圧チェックの作動確認が行われ、
設定時間Ｔ以内に負荷要求があれば風圧チェックの作動
確認を行わずに燃焼装置の稼動が開始される。よって、
風圧スイッチは少なくとも燃焼装置ON動作時１回は作動
確認が行われ、また、負荷変動が激しく頻繁にON−OFF
稼動するときには風圧スイッチの作動確認を行わず直ぐ
再稼動が行われるので、負荷要求に対して追従性が低下
することはない。なお、負荷変動が激しく頻繁にON−OF
F稼動するのは特定の状況下にある場合であり、日に数
回あるのみであって通常はほとんどの再起動時に風圧ス
イッチの作動確認を行われることとなる。
従って、本発明により、負荷変動に対する追従性を損
うことなく燃焼装置における風圧スイッチの作動確認を
確実に行い、信頼性が格段に向上した風圧スイッチの異
常検出方法を提供することができる。
うことなく燃焼装置における風圧スイッチの作動確認を
確実に行い、信頼性が格段に向上した風圧スイッチの異
常検出方法を提供することができる。
第１図は本発明における一実施例の燃焼制御方法を示す
シーケンスフローチャート図、第２図は第１図における
タイムチャート図、第３図、第４図は従来における燃焼
制御方法を示すシーケンスフローチャート図である。 S3……設定時間経過判定ステップ S4……風圧スイッチ作動確認ステップ S5……燃焼用送風機稼動ステップ S13……計数ステップ
シーケンスフローチャート図、第２図は第１図における
タイムチャート図、第３図、第４図は従来における燃焼
制御方法を示すシーケンスフローチャート図である。 S3……設定時間経過判定ステップ S4……風圧スイッチ作動確認ステップ S5……燃焼用送風機稼動ステップ S13……計数ステップ
Claims (1)
- 【請求項１】ポストパージ制御動作と燃焼用空気の風圧
スイッチからの信号によるインターロック動作とを含む
シーケンス制御を行う燃焼装置において、燃焼用送風機
停止時から設定時間Ｔを計数する計数ステップS13と、
この計数ステップでの設定時間Ｔの計数が完了している
か否かを判定する設定時間経過判定ステップS3と、前記
設定時間Ｔ経過後に負荷要求信号を受けたとき風圧スイ
ッチの作動状態を判別する風圧スイッチ作動確認ステッ
プS4と、前記設定時間Ｔ経過前に負荷要求信号を受けた
とき燃焼用送風機の稼動を指示する燃焼用送風機稼動ス
テップS5とを有することを特徴とする燃焼装置における
風圧スイッチの異常検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60250473A JP2562871B2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 燃焼装置における風圧スイッチの異常検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60250473A JP2562871B2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 燃焼装置における風圧スイッチの異常検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62108924A JPS62108924A (ja) | 1987-05-20 |
| JP2562871B2 true JP2562871B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=17208380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60250473A Expired - Fee Related JP2562871B2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | 燃焼装置における風圧スイッチの異常検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2562871B2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-07 JP JP60250473A patent/JP2562871B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62108924A (ja) | 1987-05-20 |
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