JPH055522A - 燃焼装置の燃料異常供給監視方法 - Google Patents

燃焼装置の燃料異常供給監視方法

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JPH055522A
JPH055522A JP18289791A JP18289791A JPH055522A JP H055522 A JPH055522 A JP H055522A JP 18289791 A JP18289791 A JP 18289791A JP 18289791 A JP18289791 A JP 18289791A JP H055522 A JPH055522 A JP H055522A
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JP
Japan
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combustion
flame
fuel
bath
hot water
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JP18289791A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Ueda
裕和 植田
Kyoichi Yasuda
京一 安田
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼装置の燃料異常供給監視方法であって、
燃料供給弁の開故障等により、予定されない燃焼管に燃
料が供給されてしまうような不都合を防止することがで
きる方法の提供を目的とする。 【構成】 各々に燃料供給開閉弁11、21を備えた2本の
燃焼管10、20と、燃料の元開閉弁30と、前記両燃焼管に
対して同時にスパークする共用の点火器40と、前記各燃
焼管の炎を検出する炎検出器51、52、61、62と、装置各
部のセンサーから情報を入力し、また装置各部に対して
制御指令を出力するコントローラ70とを有する燃焼装置
の燃料異常供給監視方法であって、前記2本の燃焼管の
うち何れか一方の燃焼管についてのみ燃焼指令中であっ
ても、残る他方の燃焼管の炎検出の有無も判定すると共
に該他方の燃焼管に炎を検出した場合には燃焼運転を停
止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば給湯機能付きの
風呂釜等、燃焼管を2本備えた燃焼装置の燃料の異常供
給を監視する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】燃焼管を2本備えた燃焼装置の簡略図を
図3に示す。2本の燃焼管1、2の各々に燃料供給開閉
弁3、4が設けられ、また共通の元開閉弁5が設けられ
ている。何れかの燃焼管の燃焼指令があると、その燃焼
指令のあった燃焼管の燃料供給開閉弁3又は4が開かれ
ると共に元開閉弁5も開かれる。前記弁3、4、5はリ
レー等を介して電磁的に開閉される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
燃焼装置の場合には、例えば燃焼管1側の燃料供給開閉
弁3が開故障している場合には、燃焼管2だけを燃焼す
る場合でも、残る燃焼管1にも開故障の弁3を介して燃
料が供給されてしまうという不都合があった。
【0004】そこで、本発明は上記従来技術の欠点を解
消し、燃料供給弁の開故障等により、予定されない燃焼
管に燃料が供給されてしまうような不都合を防止するこ
とができる燃焼装置の燃料異常供給監視方法の提供を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の燃焼装置の燃料異常供給監視方法は、各々
に燃料供給開閉弁を備えた2本の燃焼管と、燃料の元開
閉弁と、前記両燃焼管に対して同時にスパークする共用
の点火器と、前記各燃焼管の炎を検出する炎検出器と、
装置各部のセンサーから情報を入力し、また装置各部に
対して制御指令を出力するコントローラとを有する燃焼
装置の燃料異常供給監視方法であって、前記2本の燃焼
管のうち何れか一方の燃焼管についてのみ燃焼指令中で
あっても、残る他方の燃焼管の炎検出の有無も判定する
と共に該他方の燃焼管に炎を検出した場合には燃焼運転
を停止するようにしたことを特徴としている。
【0006】
【作用】何れか一方の燃焼管の燃焼指令があると、当該
燃焼管の燃料供給弁が開かれ、元開閉弁が開かれる。そ
して点火器がスパークする。この点火器は2本の燃焼管
に共通であるので燃焼指令のない燃焼管にも同時にスパ
ークする。よって燃焼指令のない燃焼管側の燃料供給弁
が開故障している場合にはその燃焼管も燃焼することに
なる。炎検出器による炎検出は燃焼指令のない燃焼管に
ついても行うようにしているので、燃焼指令のない燃焼
管への燃料の異常供給の有無は炎検出で判定できる。そ
して燃焼指令のない燃焼管に炎を検出した場合には運転
を停止するので、安全が確保される。
【0007】
【実施例】図1は本発明方法を実施した燃焼装置の概略
構成図で、図2は本発明方法の実施例を説明するフロー
チャートである。
【0008】燃焼装置は、風呂加熱用燃焼管10と給湯
用燃焼管20とを有し、風呂加熱用燃焼管10には風呂
加熱用の燃料供給開閉弁11が、また給湯用燃焼管20
には給湯用の燃料供給開閉弁21が各々設けられてい
る。また燃料供給の元開閉弁30が設けられている。ガ
ス等の燃料が元開閉弁30、燃料供給開閉弁11、21
を通って各燃焼管10、20に送られる。各燃焼管1
0、20に対しては共用の点火器40が設けられ、それ
ぞれスパーク端子41、42が各燃焼管10、20に近
接して設けられている。このスパーク端子41、42は
一方の燃焼管だけを点火する場合でも両端子41、42
同時にスパークする。
【0009】前記風呂加熱用燃焼管10には風呂側炎検
出端子51が、また給湯用燃焼管20には給湯側炎検出
端子61がそれぞれ近接して設けられ、炎の有無を検出
できるようにしている。前記各炎検出端子51、61か
らの信号はそれぞれ風呂側炎検出回路52、給湯側炎検
出回路62を介してコントローラ70に入力される。前
記炎検出端子51(61)と炎検出回路52(62)で
炎検出器を構成する。
【0010】前記コントローラ70はマイクロコンピー
タを内蔵し、前記各炎検出端子51、61からの信号
や、他の装置各部のセンサーからの信号を入力し、また
図示しないリモコン等からの信号を入力し、所定のソフ
トウエアにもとずいて動作制御信号を負荷駆動回路80
に出力し、前記各弁11、12、30や点火器40を駆
動する。コントローラ70内には機能的に風呂燃焼制御
回路71と給湯燃焼制御回路72が構成されている。風
呂燃焼制御回路71は風呂燃焼指令が入ると、負荷駆動
回路80を介して元開閉弁30と風呂加熱用の燃料供給
開閉弁11を開閉し、点火器40を作動させて、風呂加
熱用燃焼管10に点火する。そして風呂燃焼指令中にお
いて風呂側炎検出端子51からの炎検出の有無を監視
し、炎が検出されない場合には前記弁11、30を閉止
して燃料供給を停止し、運転を停止する。給湯燃焼指令
が入った場合の前記給湯燃焼制御回路72の動作も同様
に、元開閉弁30と燃料供給弁21を開閉し、給湯用燃
焼管20に点火し、また給湯燃焼指令中において給湯側
炎検出端子61からの炎検出の有無を監視し、炎が検出
されない場合には前記弁21、30を閉止して燃料供給
を停止し、運転を停止する。
【0011】上記において、風呂燃焼指令中とは、具体
的には図示しない風呂側リモコン等の風呂加熱スイッチ
がオンされており、且つ水流スイッチ等がオン信号を出
して、浴槽水が前記風呂加熱用燃焼管10と対の図示し
ない熱交換器に循環していることを示している間であ
る。即ち風呂加熱スイッチのオン信号と水流有りのオン
信号とがコントローラ70に入力されている間である。
また給湯燃焼指令中とは、具体的には図示しない給湯側
リモコン等の給湯スイッチがオンされており、且つ水流
スイッチ等がオン信号をだして、給湯用熱交換器に水が
流れていることを示している間である。即ち給湯スイッ
チのオン信号と水流有りのオン信号とがコントローラ7
0に入力されている間である。
【0012】前記コントローラ70内では、風呂燃焼制
御回路71は、風呂燃焼が行われているとき(風呂燃焼
指令中)に、給湯制御回路72に対して給湯燃焼が行わ
れている(給湯燃焼指令中)かを確認にゆき、給湯燃焼
指令中でない場合にはさらに給湯用燃焼管20の炎検出
の有無を給湯制御回路72を介して入力し、給湯側に炎
検出があれば、給湯用燃焼管20に燃料の異常供給があ
るとして、弁11、30を閉じ、運転を停止する。同様
に、給湯燃焼制御回路72は、給湯燃焼中(給湯燃焼指
令中)において、風呂燃焼制御回路71に対して風呂燃
焼中(風呂燃焼制指令中)かを確認にゆき、風呂燃焼指
令中でない場合にはさらに風呂用燃焼管10の炎検出の
有無を風呂燃焼制御回路71を介して入力し、風呂側に
炎検出があれば、風呂用燃焼管10に対する燃料の異常
供給があるとして、弁21、30を閉じ、運転を停止す
る。前記燃焼管10あるいは20への燃料の異常供給は
弁11或いは21が開いたまま閉じることができない状
態となった、所謂開故障による場合が多い。
【0013】図2に沿って、コントローラ70による燃
料異常供給監視の仕方の一例をさらに説明する。先ずコ
ントローラ70は給湯燃焼指令中か否かを判定し(ステ
ップ101)、給湯燃焼指令中であれば、さらに給湯用
燃焼管20に炎が検出されるが否かを判定し(ステップ
102)、炎がなければ給湯燃焼指令中にも係わらず給
湯用燃焼管20が燃焼していないので、弁21、30を
閉めて、運転を停止する(ステップ103)。ステップ
102で炎が検出される場合は、正常に給湯用燃焼管2
0が燃焼しているので、さらにステップ104に進ん
で、風呂燃焼指令中であるかを判定し、風呂燃焼指令中
でない場合(ノーの場合)にはさらに風呂側の炎検出端
子51からの風呂側炎検出の有無を給湯燃焼制御回路7
2に取り入れて、判定し(ステップ105)、風呂用燃
焼管10に炎を検出する場合(イエスの場合)は異常供
給による燃焼であるので、弁21、30を閉めて、運転
を停止する(ステップ103)。一方、炎を検出しない
場合(ステップ105のノーの場合)は正常であるの
で、運転継続する(ステップ106)。前記ステップ1
04で給湯燃焼指令中で且つ風呂燃焼指令中でもある場
合(イエスの場合)は、さらに風呂側炎検出端子51か
らの炎検出情報を風呂燃焼制御回路71に取り入れ、炎
検出の有無を判定し(ステップ107)、炎検出が無い
場合には風呂燃焼指令中にも係わらず風呂加熱用燃焼管
10が燃焼していないので、弁11、30を閉止し、運
転を停止する(ステップ103)。炎検出がある場合
(ステップ107のイエス)には正常であるので、運転
継続する(ステップ106)。
【0014】上記ステップ101で給湯運転がなされて
いない場合(ノーの場合)、さらに風呂燃焼指令中か否
かを判定し(ステップ108)、ノーの場合は給湯燃焼
も風呂燃焼も行われていないのでスタートに戻る。ステ
ップ108で風呂燃焼指令中であると(イエスである
と)、先ず風呂側炎検出端子51からの風呂側炎検出の
有無を判定し(ステップ109)、ノーの場合は風呂燃
焼指令中であるにも係わらず燃焼がなさていないので、
弁11、30を閉止して、運転を停止する(ステップ1
11)。ステップ109でイエスであると、さらに給湯
側炎検出端子61からの炎検出情報を給湯燃焼制御回路
72を介して風呂燃焼制御回路71に取り入れ、炎検出
の有無を判定する(ステップ110)。ステップ110
でイエスであれば、給湯燃焼指令がないのに給湯用燃焼
管20が燃焼しているので、燃料の異常供給と判断し、
弁11、30を閉止して運転を停止する(ステップ11
1)。ステップ110でノーであれば、正常であるの
で、運転を継続する(ステップ106)。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用よりなり、請
求項1に記載の燃焼装置の燃料異常供給監視方法によれ
ば、2本の燃焼管のうち何れか一方の燃焼管についての
み燃焼指令中であっても、残る他方の燃焼管の炎検出の
有無も判定すると共に該他方の燃焼管に炎を検出した場
合には燃焼運転を停止するようにしたので、燃焼指令の
ない燃焼管への燃料の異常供給の有無を簡単に炎検出で
判定することができ、燃料供給弁の開故障等による燃料
異常供給を防止して、装置を安全性の高いものにするこ
とができる。しかも特別な部品等を別に必要とせず、ソ
フトウエアで達成することができるので、余分なコスト
を少なくて済ますことができ、従来品にも簡単に適用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施した燃焼装置の概略構成図で
ある。
【図2】本発明方法の実施例を説明するフローチャート
である。
【図3】従来の燃焼装置の構成図である。
【符号の説明】
10 風呂加熱用燃焼管 11 風呂加熱用の燃料供給開閉弁 20 給湯用燃焼管 21 給湯用の燃料供給開閉弁 30 元開閉弁 40 点火器 51、61 炎検出端子 70 コントローラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 各々に燃料供給開閉弁を備えた2本の燃
    焼管と、燃料の元開閉弁と、前記両燃焼管に対して同時
    にスパークする共用の点火器と、前記各燃焼管の炎を検
    出する炎検出器と、装置各部のセンサーから情報を入力
    し、また装置各部に対して制御指令を出力するコントロ
    ーラとを有する燃焼装置の燃料異常供給監視方法であっ
    て、前記2本の燃焼管のうち何れか一方の燃焼管につい
    てのみ燃焼指令中であっても、残る他方の燃焼管の炎検
    出の有無も判定すると共に該他方の燃焼管に炎を検出し
    た場合には燃焼運転を停止するようにしたことを特徴と
    する燃焼装置の燃料異常供給監視方法。
JP18289791A 1991-06-26 1991-06-26 燃焼装置の燃料異常供給監視方法 Pending JPH055522A (ja)

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JP (1) JPH055522A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316610A (ja) * 1989-06-14 1991-01-24 Ishigaki Kiko Kk 真空ろ過装置
JP2010014335A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Rinnai Corp ガスコンロ
JP2010107104A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Noritz Corp 燃焼装置および給湯装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316610A (ja) * 1989-06-14 1991-01-24 Ishigaki Kiko Kk 真空ろ過装置
JP2010014335A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Rinnai Corp ガスコンロ
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