JPS6012757Y2 - 給油自動車 - Google Patents

給油自動車

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Publication number
JPS6012757Y2
JPS6012757Y2 JP8759480U JP8759480U JPS6012757Y2 JP S6012757 Y2 JPS6012757 Y2 JP S6012757Y2 JP 8759480 U JP8759480 U JP 8759480U JP 8759480 U JP8759480 U JP 8759480U JP S6012757 Y2 JPS6012757 Y2 JP S6012757Y2
Authority
JP
Japan
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hose
vehicle body
refueling
rotating arm
link
Prior art date
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Expired
Application number
JP8759480U
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English (en)
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JPS5710939U (ja
Inventor
光夫 福田
月雄 湖山
輝夫 小川
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、通常、バイトラントサービサーと呼ばれる給
油自動車に関する。
空港でのバイトラントサービサーによる給油作業で多く
の労力を要する作業は、重いインテークホースおよびデ
リバリ−ホースの操作である。
公知のバイトラントサービサーでは、第1図および第2
図に示すように、地下パイプライン1に接続されたバイ
トラントバルブ2に着脱自在に先端が接続されるインテ
ークホース3の基端3aが車体4に接続されており、車
体4内のポンプでインテークホース3を経て吸入された
油は、車体4のデツキにある接続部5に接続されたデリ
バリ−ホース6を通って航空機主翼7の給油孔8に送り
込まれるようになっている。
なお、車体4の後部には上下動自在のりフタ−デツキ9
が設けられており、作業員は第1図および第3図に示す
ようにデツキ9上でホース6の先端の給油孔8に対する
着脱を行なう。
上述の公知のバイトラントサービサーでは、給油作業完
了後、インテークホース3をバイトラントバルブ2から
はずし、車体周辺部に設けたフッり10にインテークホ
ース3を第2図に示すように掛けることによって支持し
、他の場所へ移動する。
しかし、この場合、重いインテークホース3をフック1
0に掛ける作業は人手によって行なわなければならず、
作業員に腰痛者が多発している。
以上の点に鑑み、本考案は、作業員がインテークホース
を高く持上げなくても車体周辺部でインテークホースを
車両の走行に支障のない高さまで持上げることができ、
持上げた後は、振動、衝撃等でインテークホースが落下
することのない給油自動車を提供するものである。
以下、図面について本考案の実施例を説明するに、第4
図に示すように、インテークホース3はその基端3aで
車体4に連結されており、給油作業時は、公知例の場合
と同様、インテークホース3の先端が第1図に示すよう
なバイトラントバルブ2に、第5図に示すようにインテ
ークカプラー12を介して連結される。
なお、13はバイトラントピットを示す。
インテークホース3には所要の間隔をおいてホースキャ
リヤ14が取り付けられている。
ホースキャリヤ14は、第6図に示すように、ホースへ
の取付リング15と、車輪16と、把手17とを有し、
車輪16によって、インテークホース3の移動をそれを
引摺ることなく行なうことができる。
第5図のようにして給油を行なった後、公知例の場合の
ように、インテークホース3は車体4の周辺部に沿って
支持されるが、本考案では、第4図に示すホース支持部
材19によってホース3の支持がなされる。
各ホース支持部材19は、第7図に示すように、昇降部
材20の先端(外端)に支持されている。
・図示の例では、1対の昇降部材20が1つのホース昇
降機構21に設けられ、ホース昇降機構21は車体4の
左右の側辺部にそれぞれ1つ、車体4の後辺部に1つ設
けられている。
3つの昇降機構21は同じ原理に基づいて作動するので
、第7図の■−■線断面を示す第8図について左側辺部
の昇降機構21のみについて説明する。
前述のホース支持部材19はベース23上に支持されて
いる。
ベース23は垂直部材24の下端に固着されており、こ
の垂直部材24は垂直方向の案内部材25の内部に上下
方向に摺動自在に挿入されている。
ホース支持部材19は、ベース23上に固定した下部部
材19aと、この下部部材19aにピン27で枢着され
た上部部材19bとから構成されており、下部部材19
aには上向きの溝28が形成されている。
上部部材19bは、実線で示す閉鎖位置と仮想線で示す
開放位置の間で枢軸ピン27のまわりで回動自在となっ
ており、その閉鎖位置では、上部部材19bに設けた溝
29が下側の溝28に対向してインテークホース3の挿
入空間を形成する。
ベース23からはピン30が突出し、このピンが昇降部
材20の先端の金具31に設けた長孔32に係合してい
る。
昇降部材20は図示の例では揺動アームからなり、この
揺動アームの基端はピン33によって取付部材34の下
端部に枢着されている。
取付部材34は車体のシャシ−フレーム35の外側に固
定されている。
昇降部材20の途中のブラケット36にはピン37によ
ってリンク38の下端が枢着されている。
そして、リンク38の上端はピン39によって回動アー
ム40の先端に枢着されている。
この回動アーム40の基端は、サブシャシ−41に固定
した金具42に回動自在に支持した枢軸43に固定され
ており、リンク38および回動アーム40によってクラ
ンク機構が構成されている。
第7図から明らかなように、回動アーム40の基端を固
持する枢軸43は車体4の長手方向に延びており、この
枢軸43の中程に回動アーム40Aが固定され、さらに
その両端に前述の回動アーム40が固定されている。
枢軸43の中程の回動アーム40Aの先端には油圧シリ
ンダ装置Cのピストンロッド45の先端が枢着されてお
り、そのシリンダの基端は車体にピン46によって枢着
されている。
前述の案内部材25の外面には下端に係合突起47aを
有する保持部材47が固定されており、前述のホース支
持部材19の上部部材19bは上面の一部が開放され、
その開放部に横方向の係合ピン48が設けられている。
このピン48は後述のように係合突起47aに係合する
なお、第4図に示す本考案の実施例では、リフト機構4
9上にリフターデツキ9が設けられ、このデツキ9上の
固定接続部50にデリバリーホース6が接続されている
そして、この接続部50と車体4内の図示しないポンプ
の吐出側が連結ホース51によって連結されている。
次に、本考案の給油自動車の作用について説明する。
第5図に示すように、インテークホース3をバイトラン
トバルブに連結し、リフト機構49を上方へ伸長させて
デツキ9を上昇させ、デリバリ−ホース6の先端を航空
機の給油孔に接続した後、油は給油口に供給される。
この際、デリバリ−ホース6を短くしてその基端を接続
部50に支持しているので、第3図に示す公知例の場合
のようにデリバリ−ホース6が非常に長くなることがな
く、その重量が軽くしかもホース6自体の重量をデツキ
9の上面で受は持つことになるため、作業者はホース6
の先端のみを持上げればよく軽作業となる。
また、緊急時に直ちに飛び立てるように故意に弱い構造
としである航空機の給油口にホースによって曲げ、ねじ
れなどの力が作用しにくくなる。
第5図の状態で給油が完了した後、インテークホース3
をバイトラントバルブからはずすとともに、デリバリ−
ホース6を航空機の給油口からはずし、必要によっては
リフターデツキ9を下降させる。
そして、他の位置への車両の移動のために、インテーク
ホース3を第4図のように車両周辺部に支承する。
このためには、第8図の実線位置にあるホース支持部材
19の上部部材19bを開放し、下部部材19 aの上
向き溝28内にインテークホース3を挿入する。
この作業は、下部部材19aが地面に近い位置にあるた
め容易に行なうことができる。
このためには、第6図に示す把手17を用いてホース3
を僅かに持ち上げる。
溝28内にインテークホース3を挿入した後、上部部材
19bを閉じ、次いで油圧シリンダ装置Cを第8図の実
線状態から収縮させる。
これによって、回動アーム40は枢軸43の軸線を中心
として矢印Tで示すように車体内側へ向って回動する。
回動によってリンク38が引き上げられ、これにより昇
降部材20も枢軸ピン33を中心として上方へ回動する
このため、ベース23はその垂直部材24が案内部材2
5によって案内されることにより上昇し、ベース23上
の支持部材19内部のインテークホース3も持ち上げら
れる。
リンク38と回動アーム40が重なり合う死点位置にま
で上述の変位が進むと、各部材は第8図に仮想線で示す
位置をとる。
そして、この死点位置を越えて回動アーム40が回動す
るまで油圧シリンダ装置Cが収縮すると、遂には回動ア
ーム40が車体側部材に接してそれ以上の内方への回動
が阻止され、これを限度としてホース支持部材19の上
昇が停止する。
この状態では、回動アーム40は外側へ回動するために
は死点を越えなければならないので、油圧シリンダの油
圧系に故障が起きた場合でもみだりにホース支持部材1
9が下降することはあり得ない。
また、ホース支持部材19は、その上昇位置で係合ピン
48が係合突起47aの内側に係合することによってそ
の開放が確実に阻止される。
ホース支持部材19を下降させるには、油圧シリンダ装
置Cを伸長する。
これによって、すべての部材はさきに述べたと逆に移動
して実線状態に戻る。
よって、ホース3を再びとり出して給油作業を行なうこ
とができる。
以上述べたように、本考案では入力を用いないでインテ
ークホースを車体周辺部に支承しつつ持ち上げることが
でき、この持ち上げた状態を確実に保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の給油自動車の側面略図、第2図は同斜視
図、第3図は同作業状態を示す斜視図、第4図は本考案
の給油自動車の斜視図、第5図は同じく給油状態の説明
図、第6図は第5図の一部の拡大斜視図、第7図は本考
案の要部を実線で示す平面図、第8図は第7図の■−■
線断面図である。 2・・・・・・バイトラントバルブ、3・・・・・・イ
ンテークホース、4・・・・・・車体、6・・・・・・
デリバリ−ホース、9・・・・・・リフターデツキ、1
4・・・・・・ホースキャリヤ、19・・・・・・ホー
ス支持部材、20・・・・・・昇降部材、23・・・・
・・ベース、24・・・・・・垂直部材、25・・・・
・・案内部材、33・・・・・ゼン、35・・・・・・
シャシ−フレーム、37・・・・・・ピン、38・・・
・・・リンク、39・・・・・・ピン、40,40A・
・・・・・回動アーム、41・・・・・・サブシャシ−
142・・・・・・金具、43・・・・・・枢軸、C・
・・・・・油圧シリンダ装置、46・・・・・ゼン、4
7a・・・・・・係合突起、48・・・・・・係合ピン
、50・・・・・・接続部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 車体周辺の下部に上下動自在に支持され、外端部に
    インテークホースを着脱自在に支持するホース支持部を
    有する一連の昇降部材と、各昇降部材に下端が連結され
    て上方へ延びるリンクと、車体に基端が枢着され、先端
    がリンクの上端に枢着されてリンクと共にクランク機構
    を構成する回動アームと、回動アームをその枢軸まわり
    で回動させるように先端がクランク機構に連結され、基
    端が車体側に枢着された伸縮自在の駆動装置とを備え、
    この駆動装置は、リンクと回動アームが互いに重なり合
    うクランク機構の死点位置を越えてクランク機構の回動
    アームを車体内側へ向って回動させ得るように構成され
    ている給油自動車。 2 昇降部材を、基端を車体側に枢着された揺動アーム
    によって構威し、揺動アームの先端を、ホース支持部を
    支承しかつ上下に摺動自在に車体に支持されたベースに
    ピン結合した実用新案登録請求の範囲第1項記載の給油
    自動車。 3 昇降部材のホース支持部を、昇降部材の先端に固定
    され、上向き溝を有する下部部材と、下部部材の一側に
    枢着され、下部部材の上に接する閉鎖位置と下部部材の
    上向き溝を開放する開放位置との間で回動自在の上部部
    材とにより構威し、上部部材には、その閉鎖位置で下部
    部材の上向き溝に対向する下向き溝を形成してなる実用
    新案登録請求の範囲第1項または第2項記載の給油自動
    車。 4 駆動装置を油圧シリンダ装置により構成上た実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項記載の給油自動車
JP8759480U 1980-06-24 1980-06-24 給油自動車 Expired JPS6012757Y2 (ja)

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JP8759480U JPS6012757Y2 (ja) 1980-06-24 1980-06-24 給油自動車

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JPS5710939U JPS5710939U (ja) 1982-01-20
JPS6012757Y2 true JPS6012757Y2 (ja) 1985-04-24

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JPS59139497U (ja) * 1983-03-10 1984-09-18 昭和飛行機工業株式会社 航空機給油車

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JPS5710939U (ja) 1982-01-20

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