JPS5828061Y2 - シヨベル作業車のア−ム固定構造 - Google Patents
シヨベル作業車のア−ム固定構造Info
- Publication number
- JPS5828061Y2 JPS5828061Y2 JP919378U JP919378U JPS5828061Y2 JP S5828061 Y2 JPS5828061 Y2 JP S5828061Y2 JP 919378 U JP919378 U JP 919378U JP 919378 U JP919378 U JP 919378U JP S5828061 Y2 JPS5828061 Y2 JP S5828061Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- shovel
- fixing structure
- link
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Shovels (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、上下駆動揺動自在なアームにショベルを上下
方向に駆動回動自在に設けると共に、前記アームの揺動
に伴う前記ショベルの対地姿勢変化を阻止あるいは抑制
するためのコレクトリンクを設けたショベル作業車のア
ーム固定構造に関する。
方向に駆動回動自在に設けると共に、前記アームの揺動
に伴う前記ショベルの対地姿勢変化を阻止あるいは抑制
するためのコレクトリンクを設けたショベル作業車のア
ーム固定構造に関する。
上記作業車において、放出作業時に、作業者がショベル
やアームに乗り上ってショベルに残った被運搬物を掻き
落す作業や、あるいはアームを持上げてショベルまわり
を保守点検する作業の形態がとられ、他方、従来は単に
ショベルアームに対する流体圧シリンダの制御弁を中立
状態にすることによってショベルアームの下降防止を図
っていた。
やアームに乗り上ってショベルに残った被運搬物を掻き
落す作業や、あるいはアームを持上げてショベルまわり
を保守点検する作業の形態がとられ、他方、従来は単に
ショベルアームに対する流体圧シリンダの制御弁を中立
状態にすることによってショベルアームの下降防止を図
っていた。
したがって、シリンダおよび制御弁における圧力。
流体の漏洩によって、あるいは制御弁に対する誤操作に
よって不測なアームの下降がみられ、殊に作業者がアー
ムに乗り上っての作業や、アームを持上げてのショベル
まわりの保守点検の作業にとって極めて危険性大であっ
た。
よって不測なアームの下降がみられ、殊に作業者がアー
ムに乗り上っての作業や、アームを持上げてのショベル
まわりの保守点検の作業にとって極めて危険性大であっ
た。
本考案は、かかる実情に鑑みて、ショベルアームの不測
な下降を機械的に確実にロックすることができるように
、かつそのための構成を、既設部材を有効に利用して極
力簡素なものに、しかも故障のないものにしようとする
ことを目的とする。
な下降を機械的に確実にロックすることができるように
、かつそのための構成を、既設部材を有効に利用して極
力簡素なものに、しかも故障のないものにしようとする
ことを目的とする。
すなわち、本考案は、冒頭に記したショベル作業車のア
ーム固定構造において、アームの最上昇したあるいはそ
れに近い特定姿勢においてその下降を阻止すべく前記コ
レクトリンクに接当させるストッパを、固定部材の特定
位置に着脱自在に構成すると共に、前記アームの特定姿
勢以外での前記ストッパの固定部材特定位置への装着を
不能に構成しである事を特徴とする。
ーム固定構造において、アームの最上昇したあるいはそ
れに近い特定姿勢においてその下降を阻止すべく前記コ
レクトリンクに接当させるストッパを、固定部材の特定
位置に着脱自在に構成すると共に、前記アームの特定姿
勢以外での前記ストッパの固定部材特定位置への装着を
不能に構成しである事を特徴とする。
つまり、ショベルの対地姿勢変更を抑制することができ
るコレクトリンクを利用して、これの近傍に例えばピン
孔を設け、これにストッパピンを挿入するだけの簡単な
構成により、ショベルの下降を機械的に確実に防止する
ことができ、その下降防止構成の簡素化を達成し得るも
のでありながら、ストッパはアームの最上昇位置以外で
はその装着が不能であるから、ストッパピンによるショ
ベルアームの下降阻止状態において、保守点検を行った
のちストッパピンを抜取り、そしてこのピンを手に持っ
たまま他方の手でショベルアームの下降及び上昇操作を
行ってその作動の状態を確認した作業完了後に、手に持
っているピンを目前にありかつさきほど抜いたピン孔へ
誤って格納してしまうという誤まりをなくシ、ストッパ
ピンをアームの衝突により不測に曲げてしまうこともな
く故障をなくし得るに至った。
るコレクトリンクを利用して、これの近傍に例えばピン
孔を設け、これにストッパピンを挿入するだけの簡単な
構成により、ショベルの下降を機械的に確実に防止する
ことができ、その下降防止構成の簡素化を達成し得るも
のでありながら、ストッパはアームの最上昇位置以外で
はその装着が不能であるから、ストッパピンによるショ
ベルアームの下降阻止状態において、保守点検を行った
のちストッパピンを抜取り、そしてこのピンを手に持っ
たまま他方の手でショベルアームの下降及び上昇操作を
行ってその作動の状態を確認した作業完了後に、手に持
っているピンを目前にありかつさきほど抜いたピン孔へ
誤って格納してしまうという誤まりをなくシ、ストッパ
ピンをアームの衝突により不測に曲げてしまうこともな
く故障をなくし得るに至った。
次に、本考案実施の態様を例示図について詳述する。
走行装置1を備える機体2に、その前方側にショベル作
業装置3を、および後方側に縦軸芯まわりで揺動自在か
つ機幅方向に位置変更自在なバックホウ装置4を設ける
と共に、両作業装置3,4に対する操縦部5,6と前後
向き変更自在な操縦座席7とを設けてショベル作業車が
構成されている。
業装置3を、および後方側に縦軸芯まわりで揺動自在か
つ機幅方向に位置変更自在なバックホウ装置4を設ける
と共に、両作業装置3,4に対する操縦部5,6と前後
向き変更自在な操縦座席7とを設けてショベル作業車が
構成されている。
前記ショベル作業装置3は、左右一対のショベルアーム
8,8を操縦部5の両側に立設の基台9,9に横軸Pま
わりで揺動自在に取付け、このアーム8.8の先端にシ
ョベル10を設けると共に、アーム8,8と機体2との
間に流体圧シリンダ11.11を介装して、ショベルア
ーム8,8を上下に駆動揺動自在に構成する。
8,8を操縦部5の両側に立設の基台9,9に横軸Pま
わりで揺動自在に取付け、このアーム8.8の先端にシ
ョベル10を設けると共に、アーム8,8と機体2との
間に流体圧シリンダ11.11を介装して、ショベルア
ーム8,8を上下に駆動揺動自在に構成する。
そして前記アーム8とショベル10とにリンク12.1
3を枢支連結して四速リンク機構Aを構成すると共に、
前記アーム8にリンク14の中間部を枢支連結して、こ
のリンク14の一端と前記リンク13の中間部とを流体
圧シリンダ15によって連結し、このシリンダ15とリ
ンク13゜14およびアーム8によって四速リンク機構
Bを構成する。
3を枢支連結して四速リンク機構Aを構成すると共に、
前記アーム8にリンク14の中間部を枢支連結して、こ
のリンク14の一端と前記リンク13の中間部とを流体
圧シリンダ15によって連結し、このシリンダ15とリ
ンク13゜14およびアーム8によって四速リンク機構
Bを構成する。
そして前記リンク14の他端と基台9とをコレクトリン
ク16によって枢支連結し、もってシリンダ11..1
1によるアーム8,8の上下揺動により、前記ショベル
10を可及的に平行移動させる状態でショベル10を昇
降すべく構成し、ショベルアーム8,8の揺動に伴う前
記ショベル10の対地姿勢変化を抑制するべく構成しで
ある。
ク16によって枢支連結し、もってシリンダ11..1
1によるアーム8,8の上下揺動により、前記ショベル
10を可及的に平行移動させる状態でショベル10を昇
降すべく構成し、ショベルアーム8,8の揺動に伴う前
記ショベル10の対地姿勢変化を抑制するべく構成しで
ある。
前記アーム8が最大上昇したあるいはそれに近い特定姿
勢においてショベルアーム8の下降を阻止するためのピ
ン孔17を前記コレクトリンク16を枢支している機枠
(固定部材)18に設け、ショベルアーム8の前記特定
姿勢からの下降に伴うコレクトリンク16の揺動により
、前記ピン孔17を閉塞すべく構成して、もってショベ
ルアーム8の最大持上げ姿勢においてのみ、下降阻止用
ピン(ストッパ)19をピン孔17に挿入することがで
きるように構成しである。
勢においてショベルアーム8の下降を阻止するためのピ
ン孔17を前記コレクトリンク16を枢支している機枠
(固定部材)18に設け、ショベルアーム8の前記特定
姿勢からの下降に伴うコレクトリンク16の揺動により
、前記ピン孔17を閉塞すべく構成して、もってショベ
ルアーム8の最大持上げ姿勢においてのみ、下降阻止用
ピン(ストッパ)19をピン孔17に挿入することがで
きるように構成しである。
言い換えると、通常の作業姿勢においては、ピン孔17
ヘピン19を挿入することができないように構成してあ
り、誤って格納してしまうことができないように構成し
である。
ヘピン19を挿入することができないように構成してあ
り、誤って格納してしまうことができないように構成し
である。
尚、実施の態様では、コレクトリンク16でピン(L1
7を閉塞すべく構成したが、ピン孔17の閉塞具を別体
構成し、これを前記リンク14.16・・・・・・ある
いはアーム8等に連動させて開操作すべく構成するもよ
い。
7を閉塞すべく構成したが、ピン孔17の閉塞具を別体
構成し、これを前記リンク14.16・・・・・・ある
いはアーム8等に連動させて開操作すべく構成するもよ
い。
図面は本考案に係るショベル作業車のアーム固定構造の
実施の態様を例示し、第1図は作業車の側面図、第2図
イ9口、ハは作用を示す要部の側面図である。 8・・・・・・ショベルアーム、10・・・・・・ショ
ベル、16・・・・・・コレクトリンク、18・・・・
・・固定部材、19・・・・・・ストツパ
実施の態様を例示し、第1図は作業車の側面図、第2図
イ9口、ハは作用を示す要部の側面図である。 8・・・・・・ショベルアーム、10・・・・・・ショ
ベル、16・・・・・・コレクトリンク、18・・・・
・・固定部材、19・・・・・・ストツパ
Claims (1)
- 上下駆動揺動自在なアーム8にショベル10を上下方向
に駆動回動自在に設けると共に、前記アーム8の揺動に
伴う前記ショベル10の対地姿勢変化を阻止あるいは抑
制するためのコレクトリンク16を設けたショベル作業
車のアーム固定構造であって、前記アーム8の最上昇し
たあるいはそれに近い特定姿勢においてその下降を阻止
すべく前記コレクトリンク16に接当させるストッパ1
9を、固定部材18の特定位置に着脱自在に構成すると
共に、前記アーム8の特定姿勢以外での前記ストッパ1
9の固定部材特定位置への装着を不能に構成しである事
を特徴とするショベル作業車のアーム固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP919378U JPS5828061Y2 (ja) | 1978-01-26 | 1978-01-26 | シヨベル作業車のア−ム固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP919378U JPS5828061Y2 (ja) | 1978-01-26 | 1978-01-26 | シヨベル作業車のア−ム固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54111902U JPS54111902U (ja) | 1979-08-07 |
JPS5828061Y2 true JPS5828061Y2 (ja) | 1983-06-18 |
Family
ID=28819511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP919378U Expired JPS5828061Y2 (ja) | 1978-01-26 | 1978-01-26 | シヨベル作業車のア−ム固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828061Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-26 JP JP919378U patent/JPS5828061Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54111902U (ja) | 1979-08-07 |
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