JPH0657947U - 作業機保持装置 - Google Patents

作業機保持装置

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Publication number
JPH0657947U
JPH0657947U JP115093U JP115093U JPH0657947U JP H0657947 U JPH0657947 U JP H0657947U JP 115093 U JP115093 U JP 115093U JP 115093 U JP115093 U JP 115093U JP H0657947 U JPH0657947 U JP H0657947U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lift arm
front frame
frame
locking
lock plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP115093U
Other languages
English (en)
Inventor
和田  弘
勝房 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP115093U priority Critical patent/JPH0657947U/ja
Publication of JPH0657947U publication Critical patent/JPH0657947U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アーティキュレイト型作業車両のリフトアー
ムを安価な部材で、走行時に昇降位置で保持できるよう
にする。 【構成】 フロントフレーム1とリアフレーム2の間を
連結固定するロックプレート25をフロントフレーム1
とリフトアーム11の間に介装可能に構成し、該ロック
プレート25をリフトアーム11に設けた作業機の下降
防止手段としたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はアーティキュレート型ホイルローダの走行時における作業機保持装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からホイルローダの機体を前後に分割して中央部で枢支して、左右に屈曲 可能としたアーティキュレート型ホイルローダは公知となっており、このアーテ ィキュレート型ホイルローダは台車に載せて移送する場合等では、振動等で機体 が屈曲して荷崩れを起こさないように、フロントフレームとリアフレームの間に ロック部材を介装して固定するように構成していたのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようにフロントフレームとリアフレームの間のロック装置は具備されてい たのであるが、作業機の上昇位置での保持装置はなかった。つまり、リフトアー ム先端に設けたバケット等の作業機は、走行中においては上昇位置に持ち上げて 油圧ロックして下降しないようにしている。しかし、走行時に誤って昇降レバー を操作したり、油圧ロックの絞りが不足していたり、シリンダーやホース等から 油が漏れていたりすると作業機が下降してしまうので大変危険な状態となる。ま た、作業中や走行時にはフロントフレームとリアフレームの間に介装するロック 部材は必要としないのである。そこで、本考案はこのロック部材を有効に利用し ようとするのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する手 段を説明する。即ち、アーティキュレート型走行車両のフロントフレームとリア フレームの間を連結固定するロック部材を、フロントフレームとリフトアームの 間に介装可能に構成し、該ロック部材をリフトアームに設けた作業機の下降防止 手段としたものである。
【0005】
【作用】
このように構成することによって、移送時等ではロック部材であるロックプレ ートをフロントフレームとリアフレームの間で連結固定すると、両フレームの屈 曲を防止することができ、作業時では解除し、走行時等においては、リフトアー ムを少し上昇させた状態で、ロックプレートをフロントフレームとリフトアーム の間で連結固定し、この状態ではリフトアームは下降することができなくなり、 作業機を上昇させた位置で保持できるのである。
【0006】
【実施例】
次に実施例を説明する。図1はアーティキュレート型ホイルローダの全体側面 図、図2はリフトアームの昇降部側面図、図3はフロントフレームとリアフレー ムの連結部側面図、図4はフロントフレーム下部側面図、図5はロック部材側面 図、図6は同じく平面図である。
【0007】 図1、図2においてアーティキュレート型ホイルローダの機体はフロントフレ ーム1とリアフレーム2に前後分割され、該フロントフレーム1の後部中央とリ アフレーム2の前部中央にはそれぞれ連結枢支部が設けられてピン3にて枢支さ れ、該ピン3を中心に機体が左右回動可能とされ、操向時には油圧シリンダー等 でフロントフレーム1が左右に回動される。そして、リアフレーム2前部上には 操作コラム4を立設して、ハンドル5や作業機操作レバー6、メーター等を配し 、リアフレーム2後部上にはエンジン室7を設け、該エンジン室7上に座席9を 載置している。
【0008】 前記フロントフレーム1後部両側には支持フレーム10を立設し、該支持フレ ーム10上端にリフトアーム11の後端が枢支され、該リフトアーム11の中途 部と支持フレーム10の間には油圧シリンダー12を介装して、該油圧シリンダ ー12の伸縮によりリフトアーム11を昇降回動可能としている。そして、リフ トアーム11前端にはバケット13の後部が枢支され、前記リフトアーム11の 中途部には「く」の字形のアーム14の中央部が枢支され、該アーム14の上端 とリフトアーム11の後部との間には油圧シリンダー15が介装され、該アーム 14の下端には連結リンク16が枢結され、該連結リンク16の他端はバケット 13後部上に枢結され、前記油圧シリンダー15を伸縮させることによりバケッ ト13の掬いこみ回動を可能としている。17は前輪、18は後輪である。
【0009】 そして、前記フロントフレーム1とリアフレーム2の連結枢支部の前後両側に おいて、フロントローダをキャリア等に載せて移動するときに屈曲しないように ロック装置が設けられており、図3、図4に示すように、フロントフレーム1後 端下部に係止プレート20が固設され、その前方下部に係止プレート21が固設 され、リアフレーム2前端下部に係止プレート22が固設され、係止プレート2 0・21・22のそれぞれの中央部には係止孔が開口され、係止プレート20と 係止プレート21の間及び係止プレート20と係止プレート22の間の距離を等 しくし、その間隔の長さと等しいロックプレート25を介装可能としている。
【0010】 そして、フロントフレーム1前端及び図2に示すリフトアーム11中途部下部 にもそれぞれ前記同構造の係止プレート23・24を固設し、リフトアーム11 が所定高さ上昇した位置で該係止プレート23・24間にロック部材であるロッ クプレート25を介装可能としている。該ロックプレート25は図5、図6に示 すように、剛性の高い材質で構成され両端にピン25a・25aを貫通して一側 へ突出して固設し、該ピン25a先端にピン孔25bを開口し、係止プレートの 係止孔にピン25aを挿入して、図示しないスナップピンにて抜けないように係 止固定できるようにしている。
【0011】 このような構成において、フロントローダを移送する場合に屈曲しないように するときには、機体を直進状態にしてロックプレート25のピン25a・25a を係止プレート20と係止プレート22の係止孔に挿入してスナップピンにて係 止して、フロントフレーム1とリアフレーム2が屈曲できないようにする。作業 時においてはロックプレート25のピン25a・25aを係止プレート20と係 止プレート21の係止孔に挿入してスナップピンにて係止して、ロックプレート 25が邪魔にならないように収納する。走行時にはリフトアーム11を所定高さ まで上昇させてバケット13を地面より上昇させて、ロックプレート25のピン 25a・25aを係止プレート23と係止プレート24の係止孔に挿入してスナ ップピンにて係止すれば、リフトアーム11とフロントフレーム1の間でロック プレート25が突っ張って、バケット13が下降せずその高さで維持されるので ある。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。即ち、 フロントフレームとリフトアームにそれぞれ係止プレートを固設して、ロックプ レートを介装するだけの簡単な構成で、リフトアームを上昇させた位置で機械的 に保持できるようになり、オペレーターの不注意や作動油の漏れ等で作業機が下 降することがなくなり、安全に走行できるようになったのである。また、このロ ック装置は屈曲固定用のロックプレートを利用するので、新たな部品はフロント フレームとリフトアームに設ける係止プレートだけでよく、簡単な構成で、かつ 、従来部品を有効に利用して安価に保持機構が得られたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】アーティキュレート型ホイルローダの全体側面
図である。
【図2】リフトアームの昇降部側面図である。
【図3】フロントフレームとリアフレームの連結部側面
図である。
【図4】フロントフレーム下部側面図である。
【図5】ロック部材側面図である。
【図6】同じく平面図である。
【符号の説明】
1 フロントフレーム 2 リアフレーム 11 リフトアーム 23・24 係止プレート 25 ロックプレート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーティキュレート型走行車両のフロン
    トフレームとリアフレームの間を連結固定するロック部
    材を、フロントフレームとリフトアームの間に介装可能
    に構成し、該ロック部材をリフトアームに設けた作業機
    の下降防止手段としたことを特徴とする作業機保持装
    置。
JP115093U 1993-01-20 1993-01-20 作業機保持装置 Pending JPH0657947U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP115093U JPH0657947U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 作業機保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP115093U JPH0657947U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 作業機保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0657947U true JPH0657947U (ja) 1994-08-12

Family

ID=11493416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP115093U Pending JPH0657947U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 作業機保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0657947U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020133287A (ja) * 2019-02-21 2020-08-31 コベルコ建機株式会社 建設機械

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020133287A (ja) * 2019-02-21 2020-08-31 コベルコ建機株式会社 建設機械

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