JP3977818B2 - フォークリフト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トラクタの前部に装着されるフォークリフト装置に関する。
この種の従来技術においては、フォークリフトのフォークが略水平に保持されているとともに略立直して折りたたまれて保持できるように構成したフォークリフト装置を、トラクタ前部のバランスウエイト取付部へ着脱自在に装着している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−341989号公報。
前記従来技術においては、フォークリフトはトラクタ前部に着脱自在であるが、前後姿勢が固定でチルト動作させる構造にはなっていなく、フォークから荷物の脱落を防止することが困難になっている。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにしたフォークリフト装置を提供することを目的とする。
本発明は、トラクタ前部の装着台に対してリフト枠を横軸廻りにチルト動作可能にすることにより、フォークの上下姿勢を変更できるようにしたフォークリフト装置を提供することを目的とする。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
第1に、トラクタ2の前部に装着される装着台3と、この装着台3に下部が横軸4廻り揺動可能に枢支されたリフト枠5と、このリフト枠5に昇降自在に支持されていてフォーク6を有するフォーク台7と、リフト枠5に設けられていて前記フォーク台7を昇降させる昇降手段8と、前記リフト枠5と装着台3との間に設けられていてリフト枠5を横軸廻りにチルト動作させるチルト手段9とを有することである。
これによって、トラクタ前部の装着台3に対してリフト枠5を横軸4廻りにチルト動作させると、フォーク6の上下姿勢が変更され、荷物に対するフォーク6の掬い動作を容易にしたり、掬った荷物の脱落を防止したりすることができる。
第2に、前記装着台3の下部とリフト枠5の下部とは横軸4を介して前後方向に着脱自在であり、前記チルト手段9は手動操作式でかつ装着台3に着脱自在に支持していることである。
これによって、装着台3に対するリフト枠5の着脱が可能になると共に、リフト枠5をチルト動作させるチルト手段9を安価に構成できる。
第3に、前記チルト手段9は、リフト枠5に設けたナット部材11と、装着台3に支持されていて前記ナット部材11と螺合したネジ部材12と、トラクタ2に支持されていて前記ネジ部材12を回転させる操作部材13とを有し、この操作部材13をトラクタ2の操縦装置14近傍まで延設してあることである。
これによって、チルト手段9をトラクタ2上から操作することができ、かつ安価に構成できる。
第4に、前記装着台3の上部とリフト枠5との間にリフト枠5の前倒れ牽制手段15を設けていることである。
これによって、リフト枠5の前倒れを防止可能になる。
第5に、前記フォーク6はフォーク台7に装着された支持部材16とこの支持部材16から前方に突出するフォーク部材17とを有し、このフォーク部材17は前後方向後部と中途部とに支持部材16の下部に着脱自在に装着される被取付け部44bを有することである。
これによって、フォーク6はフォーク部材17の後部を支持部材16に装着することにより、通常のフォーク作業ができ、フォーク部材17の中途部を支持部材16に装着することにより、フォーク部材17を接地した状態でリフト枠5が前後に倒れない状態にでき、装着台3からリフト枠5を離脱して、リフト枠5を立ち姿勢に載置しておくことが可能になる。
第6に、前記フォーク6はフォーク台7に左右一対装着されていて、その少なくとも一方は左右方向においてトラクタ2のボンネット18より外方へ突出していることである。
これによって、トラクタ2上からボンネット18に妨害されることなくフォーク6を目視することが可能になり、フォーク作業性を向上できる。
第7に、前記昇降手段8は、一端がリフト枠5に他端がフォーク台7にそれぞれ連結されたチェーン19と、リフト枠5に設けられていてチェーン19の中途部と咬合する定スプロケット20と、この定スプロケット20の両側でチェーン11と咬合する一対の動スプロケット21及びこれを支持する昇降体22と、リフト枠5に設けられていて前記昇降体22を昇降する昇降駆動装置23とを有していることである。
これによって、昇降駆動装置23の昇降動作の4倍のストローク、4倍の速度で、フォーク6を昇降することができ、フォーク6の作業性能を向上できる。
また、本発明は、次の特徴を有する。
第1に、トラクタ2に着脱自在に装着される装着台3と、この装着台3に装着されたリフト枠5と、このリフト枠5に昇降自在に支持されていてフォーク6を有するフォーク台7と、リフト枠5に設けられていて前記フォーク台7を昇降させる昇降手段8とを備え、前記フォーク6はフォーク台7に装着された支持部材16と、この支持部材16から前方に突出するフォーク部材17とを有し、このフォーク部材17は前後方向後部と中途部とに支持部材16の下部に着脱自在に装着される被取付け部44を有する。
第2に、前記支持部材16は下部がフォーク部材17に嵌合していてピン孔43aとそれより前方の係合部43bとを形成しており、前記フォーク部材17は各被取付け部44に支持部材16の下部のピン孔43aに対向するピン孔44aと係合部43bに上方から係合する係合凹部44bとを有する。
第3に、前記支持部材16は下部がフォーク部材17に嵌合していて前後2つのピン孔を形成しており、前記フォーク部材17は各被取付け部44に支持部材16の下部の各ピン孔に対向するピン孔と有する。
第4に、前記リフト枠5を装着台3に横軸4を介して前後方向に揺動可能に枢支し、かつリフト枠5と装着台3との間にリフト枠5を前後にチルト動作させるチルト手段9を設けており、このチルト手段9は装着台3に対して着脱自在である。
第5に、前記フォーク部材17は支持部材16の下部から前方突出したフォーク作業姿勢から前部を上昇させてフォーク台7の前面に沿わせる退避姿勢に変更自在であり、この退避姿勢のときにフォーク台7に対してフォーク部材17を保持する保持具61を有する。
以上詳述した本発明によれば、トラクタ前部の装着台に対してリフト枠を横軸廻りにチルト動作させることにより、フォークの上下姿勢を変更することができ、荷物に対するフォークの掬い動作が容易にでき、掬った荷物の脱落をより確実に防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜5に示す第1実施形態において、1はトラクタ2に装着されたフォークリスト装置で、大別して、トラクタ2の前部に装着の装着台3と、この装着台3に枢支されたリフト枠5と、フォーク6を有するフォーク台7と、フォーク台7の昇降手段8と、リフト枠5用のチルト手段9とを有している。
前記装着台3は、左右一対の側面視くの字状の板材を横連結材で連結して形成されており、符号28で示すトラクタ2の前車軸フレーム又は前車軸フレームの前部に装着された前部ウエイト取付け台にボルト固定されている。
この装着台3の下部には横軸4が貫通装着されており、上部には横軸4を曲率中心とする円弧状の長溝30が形成されており、上部右側にはチルト手段9用の受け具50及び軸受部材53が設けられている。
リフト枠5は、左右一対の縦レール32を上部材33U、下部材33D、中下部材33M及び中上部材33Nで連結してラダー形状に形成し、下部材33Dから後方へ左右一対の下装着腕34を突出し、中下部材33Mから後方へ左右一対の上装着腕35を突出している。
前記左右各下装着腕34は角筒部材の後端に後方開放状の凹部34aを形成しており、この凹部34aを装着台3に貫通装着され横軸4の左右突出端に前方から嵌合し、止めピン36で抜け止めをするようになっており、リフト枠5の下部を装着台3に対して横軸4廻り揺動自在に枢支している。
前記止めピン36を抜くことにより、リフト枠5の下部を装着台3に対して前後方向に着脱することができる。しかし、下装着腕34の凹部34aの開放方向を上下向きにすることにより、上下に着脱するようにもできる。
前記左右各上装着腕35は、側面視略三角形の板材で形成され、中下部材33Mに固着されており、その後部は長溝30に貫通された連結ピン37の両端に嵌合している。これら上装着腕35、長溝30を有する装着台3及び連結ピン37等は、リフト枠5を支持する機能、リフト枠5の前後揺動を案内する機能、リフト枠5の前後揺動角を制限する機能も有するが、リフト枠5が前方へ倒れるのを牽制する前倒れ牽制手段15を構成している。
この上装着腕35、長溝30及び連結ピン37の代わりに、装着台3と上装着腕35とをチェーン等で連結して前倒れ牽制手段15としてもよい。
前記リフト枠5の左右各縦レール32は、断面略C字形状のチャネル材を、溝32aが外向きになるように配置したものであり、この溝32a内がレール面であって、フォーク台7のコロ7aが転動可能に配置されている。
フォーク台7は、上下横部材39U、39Dの左右両端を側端部材40で連結して長方形に形成し、上下横部材39U、39Dの背面で左右側端部材40より内側に上下横部材39U、39Dを連結する脚部材41を後方突出状に設け、左右脚部材41の対向内面に前記コロ7aを上下一対設けている。
前記フォーク6は、フォーク台7に装着された支持部材16と、この支持部材16から前方に突出するフォーク部材17とを有する。前記左右各支持部材16はフォーク台7の側端部材40と脚部材41との間に配置されており、これら3者を貫通する上下一対のピン42によって、支持部材16をフォーク台7に連結している。
前記各支持部材16は角柱状又は角パイプ状の本体16Aの下部に左右一対のL字状部材16Bを溶着したものであり、この左右L字状部材16Bの下部にフォーク部材17の取付け部43が形成されている。この取付け部43は本体16Aの直下に位置するピン孔43aと、本体16Aより前方位置にピンを貫通して形成した係合部43bとで形成されている。
フォーク部材17は角柱材又は角パイプ材で形成されており、先端は先細り状に形成されている。このフォーク部材17は前後方向後部と中途部とに被取付け部44が形成されており、各被取付け部44はピン孔44aと係合凹部44bとを有する。
前記フォーク部材17は、後部を支持部材16の左右L字状部材16Bの下部間に挿入し、取付け部43と後部被取付け部44とを対向させ、両ピン孔43a、44aに連結ピン45を貫通させ、係合凹部44bを係合部43bに係合させることにより連結する。これにより、フォーク部材17はフォーク作業姿勢に設定され、フォーク部材17は連結ピン45を中心に前部が上昇可能になっており、下方へは係合部43bによって受けられている。
また、フォーク部材17の中途部を支持部材16の左右L字状部材16Bの下部間に挿入し、取付け部43と中途被取付け部44とを対向させ、両ピン孔43a、44aに連結ピン45を貫通させ、係合凹部44bを係合部43bに係合させることにより連結すると、フォーク部材17は立ち姿勢に設定され、フォークリスト装置1をトラクタ2から分離して単独で地上に載置しておけるようになる。フォークリスト装置1を単独で地上に載置すると、支持部材16の下端が接地して前倒れを防止し、フォーク部材17の後半分が接地して後倒れを防止することができる。
さらに、前記フォーク6を上昇させて、フォーク作業姿勢の状態から連結ピン45を抜くと、フォーク部材17は係合部43bを中心に回動でき、フォーク部材17をフォーク台7の前面に沿わせるようにできる。
前記フォーク6はフォーク台7の左右側部に左右一対装着されていて、トラクタ2のボンネット18より左右外方へ突出している。前記左右フォーク部材17は少なくとも一方がボンネット18より左右外方へ突出しておれば、フォーク作業時にボンネット18に妨害されることなくフォーク6を目視することが可能になる。
前記昇降手段8は、チェーン19、このチェーン19と咬合する定スプロケット20及び一対の動スプロケット21、動スプロケット21を支持する昇降体22、昇降体22を昇降する昇降駆動装置23等を有している。
チェーン19は一端がリフト枠5に他端がフォーク台7にそれぞれに連結されていて、中途部がリフト枠5の中下部材33Mに設けられた定スプロケット20に巻き掛けられて咬合している。この定スプロケット20の前後両側には上下動する一対の動スプロケット21が配置されており、動スプロケット21は定スプロケット20の咬合の両側でチェーン11と咬合している。即ち、動スプロケット21はリフト枠5と定スプロケット20との間に1個、フォーク台7と定スプロケット20との間に1個配置されている。
一対の動スプロケット21は昇降体22に回転自在に支持されており、この昇降体22は昇降駆動装置23の伸縮機構47の上端に連結されている。
昇降駆動装置23はリフト枠5の中下部材33M及び中上部材33Nに装着されており、ネジジャッキ式の伸縮機構47と、この伸縮機構47を伸縮動作させる駆動装置48とを有する。前記駆動装置48はトラクタ2の電源からハーネスを介して電気が供給されかつトラクタ2上から制御可能なモータであり、ギヤを介して伸縮機構47のネジ軸を駆動するように構成されている。
前記昇降駆動装置23の駆動装置48を作動して伸縮機構47を伸縮すると、昇降体22を介して2個の動スプロケット21が同時に昇降することになり、動スプロケット21の昇降ストロークの4倍の距離だけ4倍の速度でフォーク台7を昇降する。
前記チルト手段9は手動操作式であり、かつ装着台3に対して着脱自在になっている。このチルト手段9は、リフト枠5に設けたナット部材11と、このナット部材11と螺合したネジ部材12と、このネジ部材12を回転させる操作部材13とを有している。
ナット部材11はリフト枠5の右縦レールの内面側に固定されており、ネジ部材12はこのナット部材11に前後方向に貫通して螺合している。
ネジ部材12は後部が枢支部材49に回転自在に支持されており、この枢支部材49は装着台3の右板に装着された受け具50によって、横軸廻り回動自在にかつ着脱自在に支持されている。枢支部材49は受け具50に取付けられるカバー54によって抜け止めされている。
前記ネジ部材12の後端には自在継手を介して自在軸51が連結され、この自在軸51の後端は伝動軸52に嵌入され、ピン58を介して断接自在に連結されている。
前記伝動軸52は装着台3の右前部に設けた軸受部材53によって回転自在に支持されており、この伝動軸52の後端は自在継手を介して操作部材13と連結している。
前記操作部材13は後端にハンドル部13aを有する回転ハンドルであり、トラクタ2の操縦装置14の近傍まで延設してあり、操縦装置14の左右側部に設けた手摺り部材55から支持体56を突出し、この支持体56に操作部材13を回転自在に支持している。
この支持体56には、前記ハンドル部13aに近い位置に昇降駆動装置23を操作するスイッチ57が設けられている。
操作部材13はボンネット18の右側面に沿って配置され、伝動軸52及び自在軸51が右側面からトラクタ2中央側へ傾斜配置され、ネジ部材12が前後方向に配置されている。
操作部材13はトラクタ2上から操作することができ、この操作部材13を操作することによってネジ部材12が回転し、ナット部材11を介してリフト枠5を前後に押し引きし、リフト枠5を横軸4廻りにチルト動作させる。
前記受け具50は上方開放の立て爪形状になっていて、枢支部材49の左右両部の円形部を上方から挿入して支持することができ、自在軸51と伝動軸52とを連結しているピン58を外して、受け具50から枢支部材49を離脱することにより、ネジ部材12とトラクタ2との関係を断ち切ることができ、リフト枠5を装着台3から分離したとき、チルト手段9の主たる部材をフォークリスト装置1側に預けることができる。
前記第1実施形態のフォークリスト装置1の作業は、フォーク6を接地する状態まで下降して荷物を載せたパレットに差し込み、昇降手段8を介してフォーク6を上昇し、荷物を所要高さまで持ち上げてから、トラクタ2を移動して、荷物を目的地まで搬送する。
フォーク6をパレットに差し込む際に、必要とあれば、チルト手段9のハンドル13aを回転して、リフト枠5を前傾チルト動作させ、フォーク6を前下向き傾斜させ、また、持ち上げた荷物がフォーク6から前方へ滑り落ちそうなときは、ハンドル13aを回転してリフト枠5を後傾チルト動作させ、フォーク6を後下向き傾斜させる。
図7、8は第2の実施形態を示しており、昇降手段8及びチルト手段9の構造は前記第1実施形態と略同一である。
トラクタ2の前部にボルト固定された装着台3は、上部に横軸4が、下部に連結ピン37がそれぞれ貫通されており、リフト枠5の上装着腕35は中下部材33Mに設けられていて、横軸4に嵌合しており、下装着腕34は下部材33Dに設けられていて、連結ピン37が貫通する長溝30が形成されている。
これによって、下装着腕34の長溝30と連結ピン37とによって前倒れ牽制手段15が形成され、リフト枠5は装着台3の上部の横軸4を中心に前後にチルト動作可能になる。
なお、前記横軸4は筒軸を装着台3の左右板材に同心状に固着するか、又はその固着した左右筒軸内に軸を貫通して形成しているが、第1実施形態と同様に1本の軸で形成してもよい。。
また、装着台3の上部には左右側板を連結する横連結板60が設けられ、この横連結板60にチェーン19の一端が連結され、リフト枠5に固定の端部となっている。横連結板60は横軸4の近傍に位置するので、リフト枠5のチルト動作によるチェーン19の移動は殆ど無視できるものとなっている。
フォーク6の支持部材16はフォーク台7の前面側に配置されており、支持部材16の上部がフォーク台7の上横部材39Uにピン連結され、中途部が下横部材39Dの前面に当接している。
この支持部材16のL字状下部には2つのピン孔を有する取付け部43が形成され、フォーク部材17にも2つのピン孔を有する被取付け部44が後部と中途部とに形成されており、支持部材16のL字状下部をフォーク部材17に嵌合して、2本の連結ピン45を貫通することによってフォーク部材17を連結している。
フォーク部材17は後側の連結ピン45を抜くことにより、図7に2点鎖線で示すようにフォーク台7の前面に沿わせることができ、支持部材16には、フォーク部材17の中途部の被取付け部44のピン孔を利用して、フォーク台7に沿わせる姿勢を保持する保持具61が設けられている。
前記保持具61は一端が支持部材16に枢支され、他端にピン孔が形成されており、この他端をフォーク部材17に重合して、支持部材16の下部から抜いていた連結ピン45を利用して、この連結ピン45を保持具61の前記他端とフォーク部材17とに貫通することにより、フォーク部材17をフォーク台7に沿わせた退避姿勢で保持できる。
この第2の実施形態では、中途部の被取付け部44を割愛して、退避姿勢のフォーク部材17と保持具61とに貫通する連結ピン45のためのピン孔のみを形成しておいてもよく、下装着腕34はリフト枠5の下端から後方へ水平に突出しているので、リフト枠5の下端とフォーク6とを同時に接地させれば、フォークリスト装置1を立ち姿勢で地上に載置することが可能になる。
なお、本発明は前記実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜8に示すように構成することが最良である。しかし、前記第1、2実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
例えば、昇降手段8及び/又はチルト手段9に油圧シリンダを使用したり、フォーク台7に対してフォーク6を左右装着位置自在にしたりすることができる。
本発明の第1の実施の形態を示す全体側面図である。 要部の側面図である。 正面図である。 平面図である。 図4のX方向から見た一部断面正面図である。 チルト手段の伝動部分を示す斜視図である。 第2の実施の形態を示す側面図である。 図7のY方向から見た一部断面正面図である。
符号の説明
1 フォークリスト装置
2 トラクタ
3 装着台
4 横軸
5 リフト枠
6 フォーク
7 フォーク台
8 昇降手段
9 チルト手段
11 ナット部材
12 ネジ部材
13 操作部材
14 操縦装置
15 前倒れ牽制手段
16 支持部材
17 フォーク部材
18 ボンネット
19 チェーン
20 定スプロケット
21 動スプロケット
22 昇降体
23 昇降駆動装置

Claims (5)

  1. トラクタ(2)に着脱自在に装着される装着台(3)と、この装着台(3)に装着されたリフト枠(5)と、このリフト枠(5)に昇降自在に支持されていてフォーク(6)を有するフォーク台(7)と、リフト枠(5)に設けられていて前記フォーク台(7)を昇降させる昇降手段(8)とを備え、前記フォーク(6)はリフト枠(5)の前側でフォーク台(7)に装着された支持部材(16)と、この支持部材(16)から前方に突出するフォーク部材(17)とを有し、このフォーク部材(17)は前後方向後部を支持部材(16)の下部に着脱自在に装着する被取付け部(44)とは別に、前後方向中途部を支持部材(16)の下部に着脱自在に装着する被取付け部(44)を有し、
    前記支持部材(16)は下部がフォーク部材(17)に嵌合していてピン孔(43a)とそれより前方の係合部(43b)とを形成しており、前記フォーク部材(17)は各被取付け部(44)に支持部材(16)の下部のピン孔(43a)に対向するピン孔(44a)と係合部(43b)に上方から係合する係合凹部(44b)とを有し、
    前記フォーク(6)は、支持部材(16)の下部に前記中途部の被取付け部(44)を介してフォーク部材(17)を装着しかつ前記リフト枠(5)をトラクタ(2)から離脱したとき、支持部材(16)の下端は前倒れ防止状態に接地し、かつフォーク部材(17)の後部は後倒れ防止状態に接地する構成であることを特徴とするフォークリフト装置。
  2. 前記支持部材(16)は下部が前方へ突出したL字形状であることを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト装置。
  3. トラクタ(2)に着脱自在に装着される装着台(3)と、この装着台(3)に装着されたリフト枠(5)と、このリフト枠(5)に昇降自在に支持されていてフォーク(6)を有するフォーク台(7)と、リフト枠(5)に設けられていて前記フォーク台(7)を昇降させる昇降手段(8)とを備え、前記フォーク(6)はリフト枠(5)の前側でフォーク台(7)に装着された支持部材(16)と、この支持部材(16)から前方に突出するフォーク部材(17)とを有し、このフォーク部材(17)は前後方向後部を支持部材(16)の下部に着脱自在に装着する被取付け部(44)とは別に、前後方向中途部を支持部材(16)の下部に着脱自在に装着する被取付け部(44)を有し、
    前記支持部材(16)は下部が前方へ突出したL字形状であってフォーク部材(17)に嵌合していて前後2つのピン孔を形成しており、前記フォーク部材(17)は各被取付け部(44)に支持部材(16)の下部の各ピン孔に対向するピン孔を有し、
    前記フォーク(6)は、前記リフト枠(5)をトラクタ(2)から離脱するときに支持部材(16)の下部に前記中途部の被取付け部(44)を介してフォーク部材(17)を装着することを特徴とするフォークリフト装置。
  4. 前記リフト枠(5)を装着台(3)に横軸(4)を介して前後方向に揺動可能に枢支し、かつリフト枠(5)と装着台(3)との間にリフト枠(5)を前後にチルト動作させるチルト手段(9)を設けており、このチルト手段(9)は装着台(3)に対して着脱自在であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフォークリフト装置。
  5. 前記フォーク部材(17)は支持部材(16)の下部から前方突出したフォーク作業姿勢から前部を上昇させてフォーク台(7)の前面に沿わせる退避姿勢に変更自在であり、この退避姿勢のときにフォーク台(7)に対してフォーク部材(17)を保持する保持具(61)を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のフォークリフト装置。
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CN104355273A (zh) * 2014-11-25 2015-02-18 中联重机股份有限公司 一种叉车货叉架结构及前移式叉车

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