JP2010058874A - 高所作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で部品点数が少なく、軽量、コンパクトで小回りの利く安価な高所作業車を提供する。
【解決手段】本発明の高所作業車1は、移動車両3と、昇降ブーム装置5とを具備し、昇降ブーム装置5を運転席7後部の車体フレーム9から立ち上げた支持ポスト25と、支持ポスト25の上端部に回動自在に接続される第1昇降ブーム29と、第1昇降ブーム29の自由端部に回動自在に接続される第2昇降ブーム33と、第2昇降ブーム33の自由端側に水平姿勢を保った状態で接続される昇降籠35と、第1昇降ブーム29に干渉しない状態で、第2昇降ブーム33の重心付近と支持ポスト25の下端部との間に設けられる昇降シリンダ37とを具備することによって構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば電線や電話線の架線工事等、高所で作業を行う場合に使用される昇降ブーム装置を備えた高所作業車に関する。
電線や電話線の架線工事等では高所で行う作業の安全性を図るために移動車両に昇降ブーム装置を搭載した高所作業車が使用されている。このような高所作業車には下記の特許文献1に示すように2トン、4トンといった比較的大型の移動車両が使用されており、平行リンク機構等を適用した複雑なリンク機構を備えた昇降ブーム装置が搭載されていた。
上記昇降ブーム装置は回動自在に接続された2本の昇降ブームと、これら2本の昇降ブームを個別に作動できる2つの昇降シリンダと、上記複雑なリンク機構とを備えている。
したがって、従来の昇降ブーム装置は構造が複雑で部品点数が多いこともあって、重量が重くなり、また、格納時のスペースを確保する必要から上述のような比較的大型の移動車両に搭載せざるを得なかった。
しかし、高所作業を行う現場は広汎に及んでおり、住宅等が密集した狭小地では移動車両として小回りの利く2トン未満の小型車両や軽自動車等が使用できれば、より作業性や作業の安全性の向上が期待できる。
実開昭58−176900号公報
上記従来の高所作業車によると更に次のような問題があった。
まず、昇降ブーム装置の構造が複雑であり、部品点数が多いことから昇降ブーム装置の重量が重くなり製造コストの増大を招いていた。
また、大型の移動車両は高額であるし、高所作業車全体のコストも高額になってしまう。また、重量の重い昇降ブーム装置はバランスを崩し易く、動作の安定性の点でも難点がある。
また、大型の移動車両は狭い路地への進入が困難であり、狭小地での長時間の停車は他の車両の走行や通行人の通行の邪魔になる。
また、格納時の形態がコンパクトでない昇降ブーム装置であれば、移動車両が大型になり、車庫等の格納スペースや設置スペースの確保が難しくなる。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、昇降ブーム装置の構造の単純化と、部品点数の削減とによって、昇降ブーム装置の小型、軽量化と、昇降ブーム装置の動作の安定性の向上とを図り、小型の移動車両に対する昇降ブーム装置の搭載を可能にした作業性と作業安全性とを兼ね備えた安価でコンパクトな高所作業車を提供することにある。
上記目的を達成するべく本発明の請求項1による高所作業車は、運転席と車体フレームとを備える自走式の移動車両と、該移動車両に搭載される昇降ブーム装置とを具備する高所作業車において、上記昇降ブーム装置は、運転席後部の車体フレームから上方に向けて立ち上げられている支持ポストと、上記支持ポストの上端部に対して基端部が回動自在に接続されている第1昇降ブームと、上記第1昇降ブームの自由端部に対して基端部が回動自在に接続されている第2昇降ブームと、上記第2昇降ブームの自由端側において水平姿勢を保った状態で接続されている昇降籠と、上記第1昇降ブームに干渉しない状態で、上記第2昇降ブームの重心付近と上記支持ポストの下端部との間に設けられる昇降シリンダと、を具備していることを特徴とするものである。
また、請求項2による高所作業車は、請求項1記載の高所作業車において、上記第1昇降ブームには、上記昇降シリンダを貫通状態で受け入れる長穴状の開口部が設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項3による高所作業車は、請求項1または2記載の高所作業車において、上記第1昇降ブームと第2昇降ブームは、格納時に折り畳まれ、互いに重なった状態で水平に支持されるように構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項4による高所作業車は、請求項1〜3のいずれかに記載の高所作業車において、上記第2昇降ブームの自由端側の部位には、当該部位を水平方向に180°回動させて折り畳むことができるヒンジ構造が設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項5による高所作業車は、請求項1〜4のいずれかに記載の高所作業車において、上記移動車両は、軽4輪自動車によって構成されていることを特徴とするものである。
そして、上記手段によって以下のような作用が得られる。まず、昇降ブーム装置の昇降動作時には、1本の昇降シリンダによって回動自在に接続されている第1昇降ブームと第2昇降ブームとを同時に昇降動作させることができる。
また、昇降シリンダは第2昇降ブームの重心付近に接続されているから、第1昇降ブームと第2昇降ブームをバランスを崩すことなく、安定した姿勢で昇降動作させることが可能になる。
また、昇降シリンダは第1昇降ブームに干渉されることなく、第1昇降ブームの自由端側に接続されている第2昇降ブームに対して直接、接続されているから、複数本の昇降シリンダや複雑なリンク機構を使用しなくても昇降籠を作業に十分な高さまで上昇させ、元の位置に下降させることができる。
一方、昇降ブーム装置の格納時には、1本の昇降シリンダによって同時に第1昇降ブームと第2昇降ブームを昇降動作させるようにしたから、昇降ブーム装置の小型、軽量化と部品点数の削減とを図ることができる。
また、第1昇降ブームと第2昇降ブームを格納時に折り畳み、互いに重なった状態で水平に支持されるようにした場合には、昇降ブーム装置をできるだけ低い位置に、コンパクトに折り畳んで格納することができる。
また、第2昇降ブームの自由端側の部位に当該部位を水平方向に180°回動させて折り畳むことができるヒンジ構造を設けた場合には、第2昇降ブームの自由端側に接続されている昇降籠を車体フレームからはみ出させることなく、コンパクトに格納することが可能になる。
また、このような昇降ブーム装置を使用することによって、小型の移動車両の車体フレームに対する昇降ブーム装置の搭載が可能になる。そして、当該移動車両を軽4輪自動車によって構成した場合には、高所作業車の狭い路地への進入が可能になり、設置スペースと格納スペースが格段に小さくて済むようになる。
本発明の高所作業車によると、昇降ブーム装置の構造の単純化と、部品点数の削減とを通じて昇降ブーム装置の小型、軽量化と、昇降ブーム装置の動作の安定性の向上とを図ることができる。
また、小型の移動車両に対する昇降ブーム装置の搭載が可能になり、移動車両として軽4輪自動車を適用した場合には、小回りが利くようになり、作業性と作業安全性とを兼ね備えた安価でコンパクトな高所作業車を提供できるようになる。
以下、図示の実施の形態を例にとって、本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1は本発明の高所作業車の高所作業時の状態を示す側面図、図2は同上、格納時の状態を示す側面図、図3は昇降ブーム装置の下降時の状態を示す側面図、図4は同上、平面図、図5は昇降ブーム装置の格納時の状態を示す平面図、図6は第1昇降ブームを示す側面図、図7は図6中のA−A断面図、図8は図6中のB−B断面図である。
本発明の高所作業車1は、移動車両3と、該移動車両3に搭載される昇降ブーム装置5とを具備している。そして本実施の形態では移動車両3は軽トラックの荷台を取り外した軽4輪自動車によって構成されている。
移動車両3は前方に設けられる運転席7と、運転席7の後方に設けられる車体フレーム9とを備えており、運転席7の下方に前輪11、車体フレーム9の下方に後輪13がそれぞれ2個ずつ設けられている。
また、車体フレーム9の4つのコーナ部にはアウトリガー15が1本ずつ設けられており、高所作業時には図1に示すように下方に引き出して地面GLに接地させることによって車体フレーム9を固定している。
車体フレーム9の前後方向の中心から幾分後方寄りの位置には旋回軸17が設けられている。該旋回軸17は昇降ブーム装置5を水平方向に旋回させる旋回機構19の構成部材になっており、図示の実施の形態では更に上記旋回軸17と一体に回転する駆動ギヤ21と、該駆動ギヤ21に噛み合う従動ギヤ23と、上記旋回軸17に回転力を伝達する図示しない油圧モータとを備える旋回機構19が開示されている。
昇降ブーム装置5は、上記従動ギヤ23の上方に向けて立ち上げられており、該従動ギヤ23と一体になって旋回する支持ポスト25と、該支持ポスト25の上端部に対して第1回動支点27を中心にして回動自在に基端部が接続されている第1昇降ブーム29と、上記第1昇降ブーム29の自由端部に対して第2回動支点31を中心にして回動自在に基端部が接続されている第2昇降ブーム33と、上記第2昇降ブーム33の自由端側において水平姿勢を保った状態で接続されている昇降籠35と、上記第1昇降ブーム29に干渉しない状態で、上記第2昇降ブーム33の重心付近と上記支持ポスト25の下端部との間に設けられる昇降シリンダ37とを具備することによって基本的に構成されている。
支持ポスト25は上方が幾分、窄まった角筒状の部材である。そして支持ポスト25の上端部の両側面には軸受39、39が取り付けられており、これらの軸受39、39に対して外方から挿嵌されるように上記第1回動支点27を構成する2本の短寸の軸部41、41が個別に取り付けられている。
また、支持ポスト25の下端部にはブラケット43が設けられており、該ブラケット43に対して回動自在に上記昇降シリンダ37のシリンダ本体45の基端部が接続されている。
支持ポスト25の中間付近の高さにも一方の側板の内面にブラケット47が取り付けられている。このブラケット47には補助シリンダ49におけるシリンダ本体50の基端部が回動自在に接続されている。
第1昇降ブーム29は図6〜8に示すように上面が開放された凹字形断面の長尺な部材によって構成されており、基端部の両側面には上述した軸部41、41の先端部を受け入れる軸受部51、51が設けられており、基端部の底面の中心から幾分偏った位置に上記補助シリンダ49におけるシリンダロッド53先端のロッドエンドに対してヒンジピン等によって回動自在に接続されるブラケット55が取り付けられている。
また、第1昇降ブーム29の基端部の底面にはブーム長手方向に沿って延びる長穴状の開口部57が設けられている。そして該開口部57には後述する第2昇降ブーム33における重心付近の位置に設けられるブラケット59や上記昇降シリンダ37を貫通状態で受け入れることができるようになっている。
なお、上記ブラケット59には昇降シリンダ37におけるシリンダロッド61先端のロッドエンドがヒンジピン等を介して回動自在に接続されるようになっている。
また、第1昇降ブーム29の形状が上面が開放された上述の形状になっていることに関連して昇降シリンダ37をいっぱいに収縮させた図3に示す状態では、次に述べる第2昇降ブーム33が第1昇降ブーム29の凹部63内に進入し、互いに重なった状態で水平に支持されるようになっている。
また、第1昇降ブーム29の自由端部の両側面には上記第2回動支点31を構成する回動軸65を受け入れる軸受部67、67が設けられている。
第2昇降ブーム33は上記第1昇降ブーム29より長尺の角パイプ状の部材であり、入れ子状に組み合わされる外筒69と内筒71の口径の違う2種類の部材によって構成されている。
そして、外筒69の基端部における両側面に軸受部73、73が設けられており、これらの軸受部73、73と上述した第1昇降ブーム29の自由端部に設けられる上記軸受部67、67に対して上述した回動軸65が挿嵌されるようになっている。
また、外筒69の重心付近の位置の底面に上述したブラケット59が取り付けられている。
また、外筒69の中心には延長シリンダ75が配置されており、該延長シリンダ75のシリンダ本体77の基端部が外筒69の基端寄りの部位に接続され、延長シリンダ75のシリンダロッド79先端のロッドエンドが内筒71における自由端寄りの内壁面に接続されている。
また、内筒71の自由端側の部位には折畳み部81が設けられており、ヒンジ構造83を介して上記折畳み部81を水平方向に180°回動させて折り畳むことができるようになっている。
ヒンジ構造83は、内筒71と折畳み部81を回動自在に接続するヒンジ部85と、内筒71と折畳み部81の伸張状態をロックするためのロック手段87とを備えることによって構成されており、次に述べる昇降籠35と折畳み部81との間にもヒンジ部89とロック手段91とを備えるヒンジ構造93が設けられている。なお、ヒンジ構造93は昇降籠35を90°回動させて折り畳むことができるようになっている。
昇降籠35は高所作業を行う作業者を乗せて作業を行う高所に至らせるための矩形枠状の部材である。昇降籠35の側周面には落下防止用の安全柵95が設けられている。また、該安全柵95の上部の側周部の適宜の位置には操作ボックス97が取り付けられており、作業者は当該昇降籠35に乗った状態で、操作ボックス97の適宜の操作レバー99を操作して昇降籠35の地面GLからの高さや作業位置の移動を行うことができるようになっている。
また、上記昇降籠35と、折畳み部81との間には第1昇降ブーム29と第2昇降ブーム33の傾斜角度の変化に関係なく昇降籠35を常に水平姿勢に保つ角度調整シリンダ101が設けられている。
そして、上記角度調整シリンダ101におけるシリンダロッド103のストロークは上述した昇降シリンダ37におけるシリンダロッド61のストロークと連動して自動的に変化するように構成されている。
次に、このようにして構成される本発明の高所作業車1の作用を(1)高所作業時と、(2)格納時に分けて説明する。
(1)高所作業時(図1参照)
高所作業に先立ってまず、図1に示すようにアウトリガー15を下方に下げて地面GLに接地させた状態にし、移動車両3の車体フレーム9が動かないように固定する。また2つのヒンジ構造83、93を作業位置にしてロックする。
続いて作業者は必要な工具や資材を持って昇降籠35に乗り込み、操作レバー99を操作して昇降シリンダ37を図1に示すように伸張状態にする。
また、この時、上述したように角度調整シリンダ101のシリンダロッド103のストロークが昇降シリンダ37のシリンダロッド61のストロークに連動して自動的に変化するため、昇降籠35及び昇降籠35に乗っている作業者の姿勢は水平姿勢のままである。
そして、昇降シリンダ37の伸張に伴って第2昇降ブーム33は上方に押し上げられ、第2昇降ブーム33に接続されている第1昇降ブーム29も第2昇降ブーム33の上方への移動に伴って上方へと移動する。
また、この時、昇降シリンダ37は第2昇降ブーム33の重心付近に接続されているから、第1昇降ブーム29と第2昇降ブーム33はバランスを崩すことなく、安定した姿勢で上方へと移動する。
そして、第1昇降ブーム29に設けられている開口部57によって、昇降シリンダ37は第1昇降ブーム29に干渉されることなく、第1昇降ブーム29の自由端側に接続されている第2昇降ブーム33に対して直接、力を伝達することができるから、複数本の昇降シリンダ37や複雑なリンク機構等を使用しなくても所望の作業位置まで昇降籠35を上昇させることができる。
また、昇降籠35が所望の作業位置に到達したところで補助シリンダ49を作動させて昇降籠35の作業中の揺れを防止する。
(2)格納時(図2、5参照)
一方、格納時には、作業者は操作レバー99を操作して昇降シリンダ37を図2に示すように収縮状態にする。また、この時、上述した昇降シリンダ37の動きに連動する角度調整シリンダ101の作用によって昇降籠35及び昇降籠35内の作業者の姿勢は水平姿勢のままである。
そして、昇降シリンダ37の収縮に伴って第1昇降ブーム29と第2昇降ブーム33は傾倒しながら下方に移動し、最終的に図2に示すように第2昇降ブーム33は第1昇降ブーム29の凹部63に収納され、これら2本の昇降ブーム29、33は図示のように互いに重なった状態で水平に支持されるようになる。
また、この状態で補助シリンダ49を作動させて昇降籠35、第1昇降ブーム29及び第2昇降ブーム33の運搬中の揺れを防止する。
続いて図5に示すように2つのヒンジ構造83、93のロック状態を一旦解除して、折畳み部81を180°回動させて折畳み状態にし、昇降籠35を90°回動させた格納状態にする。
また、この状態でそれぞれのロック手段87、91をロック状態にして運搬中、移動しないように固定する。
そして、図2に示すようにアウトリガー15を上方に上げた状態でロックし、次の作業場所に高所作業車1を移動させるか、格納場所に高所作業車1を移動させて格納する。なお、図2に示すように昇降ブーム装置5は極めてコンパクトに格納でき、高所作業車1の移動を容易にし、高所作業車1の格納スペースや設置スペースの狭小化にも対応できるようになっている。
以上、本実施の形態によると、次のような効果を奏することができる。
本実施の形態に係る高所作業車1によると、昇降ブーム装置5の構造の単純化と、部品点数の削減とを通じて昇降ブーム装置5の小型、軽量化と、昇降ブーム装置5の動作の安定性の向上とを図ることができる。
また、小型の移動車両3に対する昇降ブーム装置5の搭載が可能になり、移動車両3として軽4輪自動車を適用した場合には、小回りが利くようになり、作業性と作業安全性とを兼ね備えた安価でコンパクトな高所作業車1を提供できるようになる。
なお、本発明の高所作業車1は上記の実施の形態のものに限定されず、その発明の要旨内での設計変更が可能である。例えば、昇降ブーム装置5を搭載する移動車両3は軽4輪自動車に限らず、普通自動車や大型自動車であっても構わない。
また、旋回機構19の構成は上述した実施の形態に示す構成に限らず、油圧シリンダやピストン・クランク、あるいはラック・ピニオンを利用した機構等、種々の構成の旋回機構19が採用可能である。
また、支持ポスト25、第1昇降ブーム29及び第2昇降ブーム33の高さないし長さの大きさと比率は移動車両3の大きさや適用する高所作業の種類等に応じて適宜、変更可能である。
本発明は、例えば電線や電話線の架線工事等、高所で作業を行う場合に使用される昇降ブーム装置を備えた高所作業車の製造、使用分野等で利用でき、特に構造が簡単で部品点数が少なく、軽量、コンパクトで小回りの利く高所作業車の製造、使用分野等で利用可能性を有する。
本発明の実施の形態を示す図で、高所作業車の高所作業時の状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、高所作業車の格納時の状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、昇降ブーム装置の下降時の状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、昇降ブーム装置の下降時の状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、昇降ブーム装置の格納時の状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、第1昇降ブームを示す側面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、図6中のA−A断面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、図6中のB−B断面図である。
符号の説明
1 高所作業車
3 移動車両
5 昇降ブーム装置
7 運転席
9 車体フレーム
11 前輪
13 後輪
15 アウトリガー
17 旋回軸
19 旋回機構
21 駆動ギヤ
23 従動ギヤ
25 支持ポスト
27 第1回動支点
29 第1昇降ブーム
31 第2回動支点
33 第2昇降ブーム
35 昇降籠
37 昇降シリンダ
39 軸受
41 軸部
43 ブラケット
45 シリンダ本体
47 ブラケット
49 補助シリンダ
50 シリンダ本体
51 軸受部
53 シリンダロッド
55 ブラケット
57 開口部
59 ブラケット
61 シリンダロッド
63 凹部
65 回動軸
67 軸受部
69 外筒
71 内筒
73 軸受部
75 延長シリンダ
77 シリンダ本体
79 シリンダロッド
81 折畳み部
83 ヒンジ構造
85 ヒンジ部
87 ロック手段
89 ヒンジ部
91 ロック手段
93 ヒンジ構造
95 安全柵
97 操作ボックス
99 操作レバー
101 角度調整シリンダ
103 シリンダロッド
GL 地面

Claims (5)

  1. 運転席と車体フレームとを備える自走式の移動車両と、該移動車両に搭載される昇降ブーム装置とを具備する高所作業車において、
    上記昇降ブーム装置は、運転席後部の車体フレームから上方に向けて立ち上げられている支持ポストと、
    上記支持ポストの上端部に対して基端部が回動自在に接続されている第1昇降ブームと、
    上記第1昇降ブームの自由端部に対して基端部が回動自在に接続されている第2昇降ブームと、
    上記第2昇降ブームの自由端側において水平姿勢を保った状態で接続されている昇降籠と、
    上記第1昇降ブームに干渉しない状態で、上記第2昇降ブームの重心付近と上記支持ポストの下端部との間に設けられる昇降シリンダと、
    を具備していることを特徴とする高所作業車。
  2. 上記第1昇降ブームには、上記昇降シリンダを貫通状態で受け入れる長穴状の開口部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の高所作業車。
  3. 上記第1昇降ブームと第2昇降ブームは、格納時に折り畳まれ、互いに重なった状態で水平に支持されるように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の高所作業車。
  4. 上記第2昇降ブームの自由端側の部位には、当該部位を水平方向に180°回動させて折り畳むことができるヒンジ構造が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の高所作業車。
  5. 上記移動車両は、軽4輪自動車によって構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の高所作業車。
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