JPH034376Y2 - - Google Patents

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JPH034376Y2
JPH034376Y2 JP10317083U JP10317083U JPH034376Y2 JP H034376 Y2 JPH034376 Y2 JP H034376Y2 JP 10317083 U JP10317083 U JP 10317083U JP 10317083 U JP10317083 U JP 10317083U JP H034376 Y2 JPH034376 Y2 JP H034376Y2
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rail
arm
pipe
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supply means
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JP10317083U
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、高圧流体を用いた洗浄、掘削等に係
り、特に縦形に設置された熱交換器の洗浄や、縦
穴を掘削する際に有効に使用し得るノズル移動装
置に関する。
(従来技術とその問題点) 本考案に関する分野において、例えば縦形熱交
換器の洗浄などでは、チユーブの内面に付着した
スケールを除去洗浄するために高圧水噴射洗浄が
多用されている。ところが、危険を伴なう作業で
あることと、水の飛散等によつて作業環境が極め
て悪いこと、作業が重労働であることなどから、
自動または半自動による機械化が採り入れられて
いる。そのような技術は、例えば、実公昭56−
54462号公報などから知見し得る。しかし、従来
の装置では構造が複雑である場合が多く、従つて
高価なものとなり、手軽に導入し難いものであつ
た。
(考案の目的) 本考案は、簡単な構造で効果的に使用できて安
価に製作し得る装置を提供するものである。
(考案の構成) 本考案の目的を達成するために、支柱と、該支
柱にヒンジ等によつて支持されたアーム部材と、
ノズルを縦方向に移動可能に支承するレール部材
と、該レール部材を支持する別のアーム部材とで
構成され、前記支柱に支持されたアーム部材と前
記レールを支持する別のアーム部材とはヒンジ結
合されるかあるいは必要に応じて介装され得る更
に別のアーム部材を介してヒンジ結合され、前記
レール部材にはノズルを支持する昇降部材を介装
すると共に該昇降部材を昇降駆動する駆動手段を
配設して構成されるものである。
(考案の実施例) 以下において、好適な実施例に基づいて本考案
を更に詳細に説明する。
図において、1は支柱で床面50に着脱可能で
ある。2はアームで支柱1に突設した突起41,
41に支承され旋回ピン42によつて支柱1に対
して旋回可能に係止されている。3は同じくアー
ムであつて前記アーム2に旋回ピン43によつて
係止されていて、前記アーム2に対して旋回可能
である。4はレールで、所定位置に突設した傾到
ブラケツト31と、前記アーム3に突設した傾到
ブラケツト32とを傾到ピン33によつて係止し
て該レール4を前記アーム3に対して傾到可能に
成している。5は、前記レール4に昇降可能に装
着した昇降枠で、回転可能に係止されたガイドロ
ーラ23及び24によつて前記レール4を挾持し
て成る。6は給液手段であつて前記昇降枠5に突
設した支持アーム25,25′によつて挾持固定
されている。7は昇降ハンドルで、前記レール4
に板部材44を介して配設した軸受35,35′
に回転可能に支承した昇降軸36に固定されてい
る。8は駆動チエーンで、前記昇降軸36に固定
した駆動スプロケツト20に巻き掛けられてい
て、その一端は、前記レール4の上端部に延設し
た上部ブラケツト26に上部支持ピン28で回転
可能に支承された上部スプロケツト17に巻き掛
けられて前記昇降枠5の上端部位に係止され、他
端は、前記レール4の下端部に延設した下部ブラ
ケツト27に下部支持ピン29で回転可能に支承
された下部スプロケツト18に巻き掛けられて前
記昇降枠5の下端部位に係止される。9は導水用
の管であつて上端は前記給液手段6に配設され、
下端にはノズル16を設けて成る。10は給水バ
ルブで、高圧ポンプ(図示せず)などに連結され
た第一の給水配管12と前記給液手段6に連結さ
れた第二の給水配管14との間に配設されていて
前記アーム3に適宜固定されている。11は空気
バルブで、コンプレツサ(図示せず)などの連結
された第一の空気配管13と前記給液手段6のエ
アモータ30に連結された第二の空気配管15と
の間に配設されていて前記アーム3に適宜固定さ
れている。19はガイドスプロケツトで前記板部
材44を介して配設した軸受37,37に回転可
能に支承されて前記駆動チエーン8に係合してい
る。21は爪車で前記昇降軸36に固定されてい
て、前記板部材44に固定した支柱39に回転可
能に支持されたストツパ22と係合している。3
0は給液手段6に配設されたエアモータであつて
前記管9を回転駆動するものである。34はジヤ
ツキボルトであつて前記レール4に固定されてい
て前記アーム3に対して前記レール4を前記傾到
ピン33を中心にして傾到させるものである。4
5は前記レール4の下端部に配設した管ガイドで
ある。46は熱交換器である。
このような構成における作用は次の通りであ
る。支柱1は適宜床面50に固定され得る。予め
固定位置に係止手段で例えばアンカーボルト(図
示せず)などを配設すれば効果的に使用し得る。
第一の給水配管12及び第一の空気配管13はポ
ンプ及びコンブレツサ(図示せず)に連結されな
ければならない。床面50の傾斜や装置の誤差を
修正するためにジヤツキボルト34によつてレー
ル4すなわち管9が熱交換器46の管穴47の軸
線と平行を成すように調節され得る。かくして作
業前の準備が成されて作業が開始される。まず洗
浄すべき管穴47に管9の軸線を合わせるために
アーム2及び3を旋回させる。アーム2は支柱1
に対して旋回ピン42で支持されており、アーム
3はアーム2に対して旋回ピン43で支持されて
いるためアーム2は支柱1に対して、第2図に示
す矢A方向に、アーム3はアーム2に対して矢B
方向に旋回可能であり、該旋回を適宜組み合わせ
て管9を所望の管穴47に対して位置付けること
ができる。昇降枠5の上端に係止された駆動チエ
ーン8はレール4上端の上部スプロケツト17に
巻き掛けられて更にレール4下端の下部スプロケ
ツト18に巻き掛けられて昇降枠5の下端に係止
されている。上部スプロケツト17と下部スプロ
ケツト18との間に張り渡した駆動チエーン8に
係合すべく配設した駆動スプロケツト20と一体
的に回動すべく配設した爪車21にストツパ22
が係合していて、該ストツパ22は爪車21及び
駆動スプロケツト20が駆動チエーン8の上昇、
すなわち昇降枠5が下降する方向に回転するのを
阻止すべく噛み合わされているので、昇降枠5は
レール4の上端部付近に係止され得る。ストツパ
22を爪車21から外すと駆動スプロケツト20
は自由に回動可能となり、昇降枠5は自重で下降
するためアーム3側の駆動チエーン8は上昇す
る。この時、昇降ハンドル7が駆動スプロケツト
20と一体的に回動すべく構成されているため駆
動チエーン8の上昇に伴つて該昇降ハンドル7が
回動されるもので、昇降枠5の下降速度を該昇降
ハンドル7によつて調節しつつ回動するのが効果
的である。また、ストツパ22を爪車21に係合
させることによつて適宜位置において昇降枠5を
係止し得ることに言うまでもない。昇降枠5が下
降してノズル16が熱交換器46の管穴47に挿
入される直前又は直後に給水バルブ10を開放し
て加圧水を第二の給水配管14へ供給する。加圧
水は給液手段6に送られ管9を通してノズル16
から噴出する。給水バルブ10の開放と同時に、
空気バルブ11を開放して圧縮空気を第二の空気
配管15からエアモータ30へ供給することによ
つて、エアモータ30と共に管9を回転させ得
る。エアモータ30は給液手段6と共に昇降枠5
に係止されているため、昇降枠5の下降に伴つて
管9は先端のノズル16から加圧水を噴射しなが
ら回転しつつ下降するものである。昇降ハンドル
7の回転速度が即昇降枠5の下降速度となり、管
9並びにノズル16が管穴47内を下降する速度
となるため、該昇降ハンドル7の回転を調節する
ことによつて管穴47の洗浄速度ないしは洗浄程
度を調節し得るものである。かくしてノズル16
ないしは昇降枠5が所望位置まで下降すると、昇
降ハンドル7を逆転して昇降枠5、管9、ノズル
16を上昇させる。この時、下降時と同様に管9
を回転させかつノズル16から加圧水を噴射させ
ながら上昇するのが効果的であるが、給水バルブ
10、空気バルブ11を閉じて管9の回転とノズ
ル16からの加圧水の噴射を停止して上昇するこ
とも可能であり、選択的に使用可能である。一般
に爪車21とストツパ22は一方向の回転に対し
て回転を阻止し逆方向の回転に対しては回転を許
容すべく構成されるものであり、本実施例におい
てもこのような構成の爪車21が有効に使用され
る。すなわち、前記した通り昇降枠5が下降する
方向の爪車21の回転に対してはストツパ22が
その回転を阻止すべく作用し、逆に昇降枠5が上
昇する方向に対しては、ストツパ22は爪車21
に対して何ら阻止作用を成さないものである。従
つて昇降ハンドル7を昇降枠5が上昇する方向に
回動する際ストツパ22を爪車21に係合させた
まま回動すれば、該方向に回動している間はスト
ツパ22に対して爪車21は空転状態になり、昇
降ハンドル7の回動を停止して自由状態にすれば
昇降枠5は重量によつて下降しようとするが、こ
の時ストツパ22が爪車21に係合して爪車21
の下降方向への回転を阻止するため昇降枠5は下
降せずに任意位置に係止されることになる。昇降
ハンドル7を再び回動すれば昇降枠5は上昇す
る。かくして管9並びにノズル16が管穴47か
ら抜去されるまで昇降枠5を上昇させて所定位置
にて停止される。こうして1本の管穴47の洗浄
が終了する。次の管穴47へ移動するには、前記
した通り、支柱1とアーム2とアーム3の各々の
ヒンジ機構によつてレール4を所定の位置へ移動
することができ、以下前記と同様の手順で洗浄
し、全ての管穴47に対して洗浄を成し得る。洗
浄作業が終了すると昇降枠5はレール4の最上部
位置付近に係止され、給水バルブ10及び空気バ
ルブ11が閉止されてノズル16からの加圧水の
噴射及び管9の回転が停止され、必要に応じて支
柱1が床面50から撤去されて別の熱交換器に対
して設置され得る。
前記説明は洗浄作業の手順を主体として詳述し
たが、同様の操作で地盤の掘削や充填剤注入等に
も容易に応用し得る。支柱1を車輌等に搭載して
効果的に使用可能である。
本実施例においては、給液手段6にエアモータ
30を付随させたが、エアモータ30は電動モー
タでも可能であり、また、管9を回転させる必要
がない場合にはモータ等の回転手段を要しないこ
とはもちろんである。昇降ハンドル7については
手動のものを対象として記載したが、電動モータ
や流体圧モータを使用することも可能であること
は言うまでもない。その際ブレーキ機構を有する
市販の電動モータや流体圧モータが効果的に使用
され得る。更には、給水バルブ10及び空気バル
ブ11を電気的に切り換え得る構造の例えば電磁
式バルブや、シリンダーバルブ等を使用し、前記
各部の電動モータあるいは流体圧モータと同時に
遠隔制御するように構成することも容易に可能で
ある。
(考案の効果) 以上において詳細に述べた通り、本考案によれ
ば、従来作業者が管を手に持つて行つていた洗浄
作業が簡単な操作で容易に行うことができるため
重労働から解放され、疲労から生じる災害を防止
し得ると共に、作業環境が改善されるため、安全
にしかも手軽に作業を成し得るものである。また
極力簡単な構造を志向するものであるので稼動中
の故障もなく、更には安価に提供し得る一方、極
めて効率的な洗浄が行える等、産業上すこぶる有
用な装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の外観側面図、第2図
は第1図の実施例の平面図、第3図は要部を拡大
して示した図、第4図は第3図におけるC矢視
図、第5図は要部拡大平面図である。 1……支柱、2……アーム、3……アーム、4
……レール、5……昇降枠、6……給液手段、7
……昇降ハンドル、8……駆動チエーン、9……
管、10……給水バルブ、11……空気バルブ、
12……第一の給水配管、13……第一の空気配
管、14……第二の給水配管、15……第二の空
気配管、16……ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱部材と、レール部材と、該支柱部材とレー
    ル部材との間に介装した少なくとも2つの支持ア
    ーム部材と、前記レール部材に沿つて移動可能に
    構成した移動部材と、該移動部材を前記レール部
    材に沿つて移動させるための駆動手段と、前記移
    動部材に係止した給液手段と、一端に液体噴射ノ
    ズルを具え他端を前記給液手段に連結し前記レー
    ル部材とほぼ平行に配設した管状部材と、前記給
    液手段に連結した配管手段とから成り、前記支持
    アーム部材の1つは前記支柱部材に旋回可能に支
    持され、前記支持アームの別の1つは前記レール
    部材に旋回可能に支持され、各々の支持アームは
    夫々互いに旋回可能に支持されたことを特徴とす
    る洗浄、掘削等に使用する装置。
JP10317083U 1983-07-01 1983-07-01 洗浄、掘削等に使用する装置 Granted JPS6013272U (ja)

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JP10317083U JPS6013272U (ja) 1983-07-01 1983-07-01 洗浄、掘削等に使用する装置

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JP10317083U JPS6013272U (ja) 1983-07-01 1983-07-01 洗浄、掘削等に使用する装置

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Publication Number Publication Date
JPS6013272U JPS6013272U (ja) 1985-01-29
JPH034376Y2 true JPH034376Y2 (ja) 1991-02-05

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