JP2000226838A - 型枠据付機 - Google Patents

型枠据付機

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JP2000226838A
JP2000226838A JP11028160A JP2816099A JP2000226838A JP 2000226838 A JP2000226838 A JP 2000226838A JP 11028160 A JP11028160 A JP 11028160A JP 2816099 A JP2816099 A JP 2816099A JP 2000226838 A JP2000226838 A JP 2000226838A
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bolt
drive shaft
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carrier
boom
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JP11028160A
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English (en)
Inventor
Giichi Kitamura
義一 北村
Kenji Yahagi
健治 矢作
Toshio Tatara
敏夫 多々良
Akira Chinda
彰 珍田
Harunobu Meikari
春信 銘苅
Motohisa Takiguchi
幹久 滝口
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Komatsu Ltd
Tobishima Corp
Original Assignee
Komatsu Ltd
Tobishima Corp
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G19/00Auxiliary treatment of forms, e.g. dismantling; Cleaning devices
    • E04G19/003Arrangements for stabilising the forms or for moving the forms from one place to another

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  • Architecture (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 打設したコンクリートの型枠取付面に取付け
た型枠をコンクリート取付面、隣り合う型枠に沿ってス
ムーズに上方に移動して取り外しできる型枠据付機とす
る。 【解決手段】 上部旋回体2に設けたブーム13に昇降
機構30を取付け、この昇降機構30の昇降体34にキ
ャリヤ42を取付ける。このキャリア42に型枠支持ピ
ン63を設け、型枠200の上部にピン孔203を形成
する。型枠支持ピン63をピン孔203に嵌挿して型枠
200をキャリア42に対して前後・左右に変位可能に
吊り下げ支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダム工事などでコ
ンクリート打設用の型枠を設置、剥離及び移動する型枠
据付機に関する。
【0002】
【従来の技術】ダム工事などでコンクリートを打設する
には、例えば設置した型枠内にコンクリートを打設し、
凝固させた後に型枠を剥離し、その剥離した型枠を上方
に移動して再び設置してコンクリートを打設する作業を
繰り返している。
【0003】このように型枠の設置、剥離、移動は作業
者がクレーンを用いて手作業で行なっているので、大変
危険であるばかりか、作業効率が悪いものとなり、この
型枠の設置、剥離、移動を機械的に実施できる型枠据付
機が種々提案されている。
【0004】例えば、特開平7−156029号公報に
示す型枠据付機が提案されている。具体的には、移動台
車に昇降機構を取付け、この昇降機構で昇降する昇降体
に型枠把持機構を取付け、前記昇降体に移動機構を介し
て移動体を上下移動自在に取付け、この移動体にボルト
締付機を取付けた型枠据付機である。
【0005】前述の型枠据付機によれば、型枠把持機構
で型枠の上部を把持し、ボルト締付機でボルトを弛め、
この状態で昇降体を上昇して型枠を上方に移動し、再び
ボルト締付機でボルトを締付けて型枠の下部を打設した
コンクリートに据付ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにして複数
の型枠を連続して据付ける場合には、型枠を打設したコ
ンクリートの型枠取付面及び隣り合う他の型枠に沿って
上方に移動すれば型枠が打設したコンクリートの型枠取
付面と一直線状となると共に、隣接した型枠が正しく接
合するので好ましい。
【0007】しかしながら、従来の型枠据付機は型枠把
持機構で型枠を把持し、昇降体とともに型枠把持機構を
上昇して型枠を上方に移動するので、前述のように型枠
を打設したコンクリートの型枠取付面及び隣り合う他の
型枠に沿って上方に移動するには、昇降体を打設したコ
ンクリートの型枠取付面及び隣り合う他の型枠と平行に
正確に上昇する必要がある。
【0008】前述のように昇降体を上昇するには、昇降
機構の昇降体を打設したコンクリートの型枠取付面及び
型枠と平行軌跡を描くように正確に移動することにな
り、このように昇降体を移動することは極めて面倒であ
る。
【0009】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした型枠据付機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】第1の発
明は、下部走行体1に上部旋回体2を旋回自在に取付け
た移動台車3と、前記上部旋回体2に上下揺動自在に取
付けたブーム17と、前記ブーム17に取付けた昇降機
構30と、この昇降機構30の昇降体34に取付けたキ
ャリア42と、このキャリア42に取付けられ、型枠2
00を前後・左右方向に変位可能に吊り下げ支持する型
枠吊り下げ機構60と、前記キャリア42に取付けたガ
イドフレーム74と、このガイドフレーム74に沿って
昇降し型枠取付用ボルト204を締付け、弛めするボル
ト締付機130を備えていることを特徴とする型枠据付
機である。
【0011】第1の発明によれば、昇降体34とともに
キャリア42を昇降することで型枠吊り下げ機構60が
上下動するので、この型枠吊り下げ機構60で型枠20
0を吊り下げ支持できる。型枠200は型枠吊り下げ機
構60でキャリア42に対して前後・左右に変位可能に
吊り下げ支持される。ボルト締付機130はガイドフレ
ーム74に沿って上下に移動するので、型枠200を打
設したコンクリートに取付ける型枠取付用ボルト204
を締付け、弛めできる。
【0012】このようであるから、打設したコンクリー
トの型枠取付面に取付けてある型枠200を吊り上げて
上方に移動し、その型枠200の下部を打設したコンク
リートの型枠取付面に再び取付けできる。
【0013】しかも、型枠200を吊り上げて上方に移
動する時に型枠200はキャリア42に対して前後・左
右に変位可能であるから、キャリア42(つまり、昇降
機構30の昇降体42)の移動軌跡が打設したコンクリ
ートの型枠取付面や隣り合う型枠と正確に一致しなくと
も型枠200を打設したコンクリートの型枠取付面や隣
り合う型枠に沿ってスムーズに移動することができる。
【0014】第2の発明は、第1の発明において、型枠
吊り下げ機構60は、左右方向に向けて往復動して型枠
200の上部に形成したピン孔203に挿入、離脱する
型枠支持ピン63を備えている型枠据付機である。
【0015】第2の発明によれば、昇降体34とともに
キャリア42を上下に移動して型枠支持ピン63を型枠
200のピン孔203に位置決めし、その後に型枠支持
ピン63を移動してピン孔203に挿入することで型枠
200をキャリア42に対して前後・左右に変位可能に
吊り下げ支持できる。また、型枠支持ピン63をピン孔
203から抜き出すことで型枠200をキャリア42か
ら分離できる。
【0016】第3の発明は、第2の発明において、ブー
ム17は、前後方向に伸縮する伸縮ブーム4と、この伸
縮ブーム4に横軸回りに左右回転自在に取付けた先端ブ
ーム12を備え、この先端ブーム12に昇降機構30を
前後方向に傾動自在に取付け、昇降機構30の昇降体3
4にキャリア42を、左右方向に移動自在で、かつ縦軸
を中心として左右に揺動自在に取付けた型枠据付機であ
る。
【0017】第3の発明によれば、先端ブーム12を左
右に回動することで昇降体34を垂直にできる。昇降体
34を前後に傾動することで打設したコンクリートの型
枠取付面の前後傾斜角度と同一にできる。
【0018】このようであるから、打設したコンクリー
トの上面が水平に対して斜めであったり、凹凸があった
場合に昇降体34を簡単に垂直にできるし、打設したコ
ンクリートの型枠取付面の前後傾斜角度と同一にでき
る。したがって、昇降体34を打設したコンクリートの
型枠取付面に沿った方向で、かつ垂直方向に移動でき
る。
【0019】また、伸縮ブーム4を伸縮することで昇降
機構30の昇降体34が前後に移動する。昇降機構30
の昇降体34に対してキャリア42が左右に移動すると
共に、左右に揺動する。
【0020】このようであるから、キャリア42ととも
に型枠吊り下げ機構60を前後移動、左右移動、左右揺
動して型枠支持ピン63を型枠200のピン孔203と
位置合せできる。したがって、型枠支持ピン63を型枠
200のピン孔203に確実に挿入できる。
【0021】第4の発明は、第1又は第2又は第3の発
明において、キャリア42にガイドフレーム74を左右
移動自在に取付けた型枠据付機である。
【0022】第4の発明によれば、キャリア42に対し
てガイドフレーム74とともにボルト締付機130を左
右に移動できるので、ガイドフレーム74に沿ってボル
ト締付機130が上下に移動することと相俟って型枠取
付用ボルト204とボルト締付機130を上下・左右方
向に位置合せできる。
【0023】第5の発明は、第1の発明において、機台
131と、この機台131に移動自在に設けたベース1
33と、このベース133にフロート機構142で任意
方向に変位可能に取付けたドライブシャフト支持体14
1と、このドライブシャフト支持体141に回転自在に
支承した中空形状のドライブシャフト153と、前記ベ
ース133に取付けたドライブシャフト駆動源165
と、このドライブシャフト駆動源165の出力側と前記
ドライブシャフト153を変位可能に連結するフレキシ
ブルジョイント154と、前記ドライブシャフト153
内に相対回転しないで軸方向に移動可能に設けられ型枠
取付用ボルト204の角柱部207に嵌合するボルトソ
ケット177と、前記ドライブシャフト153に設けら
れ型枠取付用ボルト204を型枠200に固定するナッ
ト209が嵌合するナットソケット179でボルト締付
機130とした型枠据付機である。
【0024】第5の発明によれば、ナットソケット17
9とナット209を嵌合してドライブシャフト153を
回転することでナット209を締付け、弛めて型枠取付
用ボルト204を型枠200に固定したり、回転自在と
したりできる。ボルトソケット177と角柱部179を
嵌合してドライブシャフト153を回転することで型枠
取付用ボルト204を回転して埋め込みアンカーに螺
合、分離できる。
【0025】また、型枠取付用ボルト204とドライブ
シャフト153が若干位置ずれしている場合には、ドラ
イブシャフト支持体141とともにドライブシャフト1
53がベース133に対して変位することで位置ずれを
補償してナット209とナットソケット179、角柱部
207とボルトソケット177を嵌合できる。
【0026】ドライブシャフト支持体141とともにド
ライブシャフト153がベース133に対して変位した
時に、その変位はフレキシブルジョイント154で吸収
される。これによって、ドライブシャフト153とドラ
イブシャフト駆動源161の出力側を連結する部分に無
理な力が作用しない。
【0027】第6の発明は、第5の発明において、ボル
トソケット177に型枠取付用ボルト204の角柱部2
07を吸着支持するマグネット178を設け、型枠20
0に型枠取付用ボルト204を軸方向に移動可能に設
け、その型枠取付用ボルト204を埋め込みアンカー2
11に螺合するようにした型枠据付機である。
【0028】第6の発明によれば、型枠取付用ボルト2
04の角柱部207がマグネット178でボルトソケッ
ト177に吸着支持されるので、そのボルトソケット1
77を移動することで型枠取付用ボルト204を軸方向
に移動できる。
【0029】これにより、埋め込みアンカーから分離し
た型枠取付用ボルト204を埋め込みアンカーと離れる
方向に移動して打設したコンクリートの型枠取付面から
離隔できる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1に示すように、下部走行体1
に上部旋回体2を旋回自在に取付けて移動台車3として
ある。前記上部旋回体2に伸縮ブーム4が上下揺動自在
に前方に向けて取付けてある。この伸縮ブーム4は図
2、図3に示すようにアウターブーム5とインナーブー
ム6と伸縮用シリンダ7を備えている。アウターブーム
5がピン8で上部旋回体2に上下揺動自在に取付けら
れ、伸縮用シリンダ7を伸縮作動するとアウターブーム
5に対してインナーブーム6が伸縮作動する。アウター
ブーム5に固着したブラケット9と上部旋回体2に亘っ
て上下揺動用シリンダ10が連結してあり、この上下揺
動用シリンダ10を伸縮すると伸縮ブーム4が略水平な
姿勢と上向き姿勢とに亘って上下に揺動する。
【0031】前記インナーブーム6の先端部にはリング
体11が取付けてあり、このリング体11に先端ブーム
12が軸受13で横軸を中心として左右に回転自在に取
付けてある。リング体11に設けたブラケット14と先
端ブーム12に設けたブラケット15に亘って左右回転
用シリンダ16が取付けてある。この先端ブーム12と
前記伸縮ブーム4で伸縮及び左右回転するブーム17を
形成している。
【0032】前記先端ブーム12の先端寄り下面に固着
したブラケット20にアウトリガシリンダ21がピン2
2で左右揺動自在に取付けてあり、このアウトリガシリ
ンダ21でパッド23を上下動することでアウトリガ2
4としてある。前記先端ブーム12の先端寄り下面に固
着したブラケット25にシリンダ26が左右方向に向け
て上下揺動自在に取付けてあり、このシリンダ26が前
記ピン22に固着したレバー27に連結してある。
【0033】これにより、シリンダ26を伸び作動する
とアウトリガ24が上方に揺動して図3に仮想線で示す
横向き姿勢となる。シリンダ26を縮み作動するとアウ
トリガ24が図3に実線で示す縦向き姿勢となる。
【0034】図1に示すように、前記先端ブーム12に
は昇降機構30が取付けてある。この昇降機構30はア
ウタマスト31とインナーマスト32とマストシリンダ
33と昇降体34を備え、マストシリンダ33を伸縮す
ることでインナーマスト32がアウタマスト31に沿っ
て昇降し、昇降体34がインナーマスト32に沿って昇
降する。具体的には、アウタマスト31に取付けたマス
トシリンダ33のピストンロッド33aがインナーマス
ト32の上部に連結し、インナーマスト32の上部に設
けた図示しないプーリに巻掛けた図示しない索条がアウ
タマスト31と昇降体34に連結されている。つまり、
フォークリフトトラックのマスト装置と同様である。
【0035】前記アウタマスト31が先端ブーム12の
先端部にピン35で前後方向に傾動自在に連結してあ
り、先端ブーム12とアウタマスト31に亘って前後傾
動用シリンダ36が連結してある。この前後傾動用シリ
ンダ36を伸縮することでアウタマスト31が先端ブー
ム12に対して前後に傾動する。
【0036】図1に示すように、前記昇降体34にキャ
リアベース40が前方に向けて取付けてある。このキャ
リアベース40に横行フレーム41が左右移動自在に取
付けてある。この横行フレーム41にキャリア42が縦
軸回りに左右揺動自在に取付けてある。これによって、
キャリア42は昇降体34に対して左右に移動すると共
に、縦軸回りに左右揺動する。
【0037】前述のキャリア42の取付けの具体構造を
図4ないし図10に基づいて説明する。キャリアベース
40は図4に示すように、上下横材43を複数の縦材4
4で連結した方形枠形状で、その後面が昇降体34の前
面に図5に示すようにボルト45で固着してある。キャ
リアベース40の前面左右上下に図4に示すようにブラ
ケット46がそれぞれ固着してあり、上の左右のブラケ
ット46と下の左右のブラケット46に亘って上下一対
の断面円形長尺の横行ガイド47が相互に平行に取付け
てある。上の横材43に沿って横行用シリンダ48が取
付けてある。
【0038】横行フレーム41は図8に示すように左右
一対の縦材49を複数の横材50で連結した方形枠形状
で、その左右一対の縦材49の上下寄りに設けた筒状体
51に前記上下一対の横行ガイド47が摺動自在に嵌挿
している。前記横材50間に上下一対の縦軸52が取付
けてある。この縦支軸52は横行フレーム41の左右方
向中央部に位置している。図7に示すように上部の横材
50の後面に固着したブラケット53に横行用シリンダ
48が連結してある。
【0039】前記キャリア42は図9に示すように上下
の横材54を複数の縦材55で連結した方形枠形状で、
その後面の左右中央部に上下一対のブラケット56を備
え、そのブラケット56が前記縦軸52によって左右揺
動自在に支承されている。前記横行フレーム41の下部
に固着したブラケット57とキャリア42の下の横材5
4に固着したブラケット58とに亘って図10に示すよ
うにキャリア揺動用シリンダ59が連結してある。
【0040】前記キャリア42の下部左右両側寄りには
型枠吊り下げ機構60がそれぞれ取付けてある。この型
枠吊り下げ機構60は一対の縦片61と、この一対の縦
片61のピン孔62間に亘って移動する型枠支持ピン6
3と、この型枠支持ピン63を移動する型枠吊り下げ支
持用シリンダ64を備えている。そのシリンダ64を伸
び作動すると型枠支持ピン63が一対の縦片61のピン
孔62に嵌合し、縮み作動すると抜け出す。
【0041】図1に示すように、キャリア42にはガイ
ドフレームベース70が左右移動自在に取付けてある。
このガイドフレームベース70にガイドフレーム取付体
71が横向きピン72で上下揺動自在に取付けてあり、
このガイドフレーム取付体71とガイドフレームベース
70とに亘ってガイドフレーム上下揺動用シリンダ73
が連結してある。ガイドフレーム取付体71にガイドフ
レーム74が第1連結手段75と第2連結手段76で着
脱自在に取付けてある。
【0042】次に前述の各部の詳細を図11と図12を
参照して説明する。ガイドフレームベース70は上下の
横材80を複数の縦材81で連結した方形枠形状で、上
の横材80にアングル材82を介して上ローラ83が取
付けてあり、下の横材80にはブラケット84を介して
一対の第1下ローラ85と第2下ローラ86が取付けて
ある。前記キャリア42の上の横材54に上ガイドレー
ル87が取付けてあり、この上ガイドレール87に上ロ
ーラ83が接する。前記キャリア42の下の横材54に
下ガイドレール88が取付けてあり、この下ガイドレー
ル88の縦部88aの前後面に一対の第1ローラ85が
接し、上面88bに第2ローラ86が接する。
【0043】前記キャリア42にブラケット89を介し
てモータ90が取付けてあり、このモータ90で駆動さ
れるスプロケット91がガイドフレームベース70の上
の横材80に取付けたチェーン92に噛合している。
【0044】このようであるから、モータ90でスプロ
ケット91を正転、逆転するとガイドフレームベース7
0がキャリア42に対して左右に移動する。
【0045】前記ガイドフレーム取付体71は縦部93
と横部94と斜め部95を有し、縦部93の上部が前記
アングル材82に固着したブラケット96に横向きピン
72で連結してある。横部94と斜め部95を連結する
ステー部97とガイドフレームベース70の縦材81の
ブラケット98に亘って左右一対のガイドフレーム上下
揺動用シリンダ73が連結してある。
【0046】このようであるから、ガイドフレーム上下
揺動用シリンダ73を伸び作動するとガイドフレーム取
付体71が横向きピン72の回りに上方に揺動し、縮み
作動すると下方に揺動して図11に示す姿勢となる。
【0047】前記ガイドフレーム74は図1に示すよう
に上横部材100と下横部材101とに亘って前側の左
右一対の支柱102と後側の左右一対のガイド支柱10
3を連結し、その支柱102、ガイド支柱103に亘っ
て補強材104が複数連結してある。この上横部材10
0が図11、図12に示すように前記第1・第2連結手
段75,76でガイドフレーム取付体71の横部94に
着脱自在に連結してある。
【0048】前記第1連結手段75は図13に示すよう
に、横部94に固着した一対の縦片105と、この一対
の縦片105のピン孔106に挿入したピン107と、
一方の縦片105にボルト止めしたピン107の抜け止
め用のプレート108と、上横部材100に固着したフ
ック109を備え、そのフック109をピン107に係
着することで連結、分離する。
【0049】前記第2連結手段76は図14と図15に
示すように、横部94に固着した一対の縦片110と、
上横部材100に固着した縦片111と、この一対の縦
片110のピン孔112と縦片111のピン孔113に
挿入したピン114と、一方の縦片110に揺動自在に
支承されてピン114に係止するロックプレート115
を備えている。このロックプレート115はガイドフレ
ーム74が作業姿勢(図1に示す下向き姿勢と横向き姿
勢)の時には自重でピン114に係止する位置に保持さ
れ、手動でピン114から外れる位置に揺動できる。
【0050】図1に示すように、左右一対のガイド支柱
103に沿ってボルト締付機取付台120が昇降ローラ
121を介して昇降自在にそれぞれ取付けてある。上横
部材100に昇降用モータ122が取付けてあり、その
モータ122で回転駆動される駆動スプケロット123
と下横部材101に取付けた従動スプケロット124に
チェーン125が巻掛けてある。このチェーン125は
前記ボルト締付機取付台120を連結する連結材120
aに連結してある。これによって、昇降用モータ122
を駆動することで駆動スプロケット123を正転、逆転
するとボルト締付機取付台120が昇降する。
【0051】図16に示すように、ボルト締付機取付台
120はガイドフレーム74よりも左右側方に突出し、
その突出した部分に左右一対のボルト締付機130が取
付けてある。前記ボルト締付機130を図17ないし図
21を参照して説明する。機台131には左右一対のガ
イドシャフト132が平行に設けてあり、この左右一対
のガイドシャフト132に沿ってベース133が摺動自
在に設けてある。機台131に第1シリンダ134が取
付けてあり、そのピストンロッド135にブラケット1
36を介して支持ガイド137が取り付けてある。
【0052】前記ベース133の下面にガイドブロック
138が固定してあり、このガイドブロック138の孔
139内に図18に示すように前記支持ガイド137が
摺動自在に嵌挿している。前記ブラケット136とガイ
ドブロック138との間にスプリング140が設けてあ
る。
【0053】このようであるから、第1シリンダ134
のピストンロッド135を伸び作動するとスプリング1
40とガイドブロック138を介してベース133が前
方に移動する。第1シリンダ134のピストンロッド1
35を縮み作動するとスプリング140の力でベース1
33を動かないように保持した状態で支持ガイド137
が摺動し、そのフランジ137aが孔139が段部13
9aに当接した後にベース133が後方に移動する。
(図18参照)
【0054】前記ベース133にはドライブシャフト支
持体141がフロート機構142で任意方向に変位可能
に取付けてある。具体的には、ドライブシャフト支持体
141の前後下面に一対の横プレート143と縦プレー
ト144がそれぞれ固着してある。前記各横プレート1
43には図19に示すように左右一対の縦杆145が貫
通し、その縦杆145がベース133に摺動及び傾動自
在に支承してある。縦杆145の上部と横プレート14
3の上面との間に上縦フロートスプリング146が設け
られ、ベース133の上面と横プレート143の下面と
の間に下縦フロートスプリング147が設けてある。
【0055】前記各縦プレート144には横杆149が
貫通し、その横杆149が縦片148に摺動及び傾動自
在に支承してある。この横杆149に左横フロートスプ
リング150と右横フロートスプリング151が設けて
あり、左横フロートスプリング150は横杆149の左
端部と縦プレート144に接し、右横フロートスプリン
グ151は縦プレート144と縦片148に接してい
る。横杆149の右端は縦片148から抜けないように
してある。
【0056】このようであるから、ドライブシャフト支
持体141は各フロートスプリングによって左右方向に
真直ぐで、ベース133と平行な正常姿勢に保持され
る。また、外力が作用することで各フロートスプリング
を圧縮することで上下・左右方向、ベース133に対し
て前傾、後傾変位すると共に、それらを組み合せ方向、
つまり任意方向に変位する。これによって、フロート機
構142を形成している。なお、ドライブシャフト支持
体141の過度の変位はストッパ152で規制される。
【0057】前記ドライブシャフト支持体141内にド
ライブシャフト153が軸受で回転自在に設けてある。
このドライブシャフト153の後端部にフレキシブルジ
ョイント154が取付けてある。前記フレキシブルジョ
イント154はドライブシャフト153の外周面にキー
止めして取付けた従動側プレート155と、ベース13
3に取付けた縦材156に軸受で回転自在に支承した駆
動側筒状体157を備えている。従動側プレート155
には図20に示すように略半円形状の凹部158が放射
状に複数形成してある。駆動側筒状体157のフランジ
部157aには図21に示すようにドライブローラ15
9が凹部158の数だけ取付けてあり、その各ドライブ
ローラ159が凹部158内に突出して駆動側筒状体1
57の回転を従動側プレート156に伝達する。
【0058】前記ドライブローラ159は図20に示す
ように凹部158よりも小さく、両者は相対的に上下、
左右方向に変位可能である。これによってフレキシブル
ジョイント154を形成し、前述のようにドライブシャ
フト支持体141とともにドライブシャフト153のベ
ース133に対する変位を吸収する。
【0059】前記縦材156にはブラケット160を介
して駆動モータ161が取付けてある。この駆動モータ
161で回転される駆動スプロケット162と前記駆動
側筒状体157に取付けた従動スプロケット163にチ
ェーン164が巻掛けてあり、これによってドライブシ
ャフト駆動源165を形成してある。
【0060】前記ドライブシャフト153は中空形状
で、その後端寄り内部にスプライン筒軸166が取付け
てあり、このスプライン筒軸166にスプライン軸16
7がスプライン嵌合している。このスプライン軸167
はフローティングジョイント168を介して第2シリン
ダ169のピストンロッド170に連結している。第2
シリンダ169はブラケット171でベース133に取
付けてある。
【0061】前記フローティングジョイント168はス
プライン軸167にロッド172を介して取付けた第1
プレート173と、ピストンロッド170に取付けた第
2プレート174と、この第2プレート174にスペー
サ175を介して取付けたリング状プレート176を備
えている。ロッド172がピストンロッド170に当接
し、第1プレート173が第2プレート174とリング
状プレート176との間に位置している。
【0062】このようであるから、ピストンロッド17
0を伸び作動するとロッド172を介してスプライン軸
167が前方に移動し、ピストンロッド170を縮み作
動するとリング状プレート176、第1プレート17
3、ロッド172を介してスプライン軸167が後方に
移動する。また、ドライブシャフト153とともにスプ
ライン軸167が変位した時には第1プレート173が
第2プレート174、リング状プレート176に対して
変位する。
【0063】前記スプライン軸167の先端部にボルト
ソケット177が着脱自在に取付けてある。このボルト
ソケット177にはマグネット178が設けてある。前
記ドライブシャフト153の先端部にはナットソケット
179が着脱自在に取付けてある。なお、図17で仮想
線でカバー体180が図示してある。
【0064】図1に示すように、ガイドフレーム74の
上下中間部における前側に歩行架台181が着脱自在に
取付けてあり、この歩行架台181の左右両端部に点検
架台182が取付けてある。図16と図22と図23に
示すように、歩行架台181はガイドフレーム74に取
付けられて歩行部183と手摺部184を備え、歩行架
台181はガイドフレーム74よりも左右側方に突出し
ている。
【0065】点検架台182は床部185と手摺部18
6を備え、歩行架台181にピン187で上下揺動自在
に取付けてある。歩行架台181の手摺部184に支持
ステー188の一端部が上下揺動自在に連結してあり、
点検架台182の手摺部186に係止部、例えばボルト
穴189が上下方向に間隔を置いて複数設けてある。前
記支持ステー188の他端部を係止具、例えばボルト穴
189に螺合するボルト190で手摺部186に連結し
ている。
【0066】このようであるから、ボルト190を螺合
するボルト穴189を変えることで点検架台182の取
付角度を変えることができる。これによって、後述する
ようにガイドフレーム47の角度を変更した時に点検架
台182を常に床部185が水平となるようにできる。
【0067】前記係止部を穴とし、係止具をピンとして
も良いし、係止部を1つのピンとし、係止具をピンに係
合する複数のスリットとしても良い。
【0068】型枠200は図1と図24に示すように、
プレート201に一対の縦フレーム202を間隔を置い
て取付けた形状で、縦フレーム202の上部に吊り下げ
用のピン孔203が形成してある。前記型枠200の左
右一対の縦フレーム202部分には複数の型枠取付用ボ
ルト204が上下方向に間隔を置いてそれぞれ取付けて
あり、下部寄りにジャッキボルト205が取付けてあ
る。この左右のボルト間隔は前述の左右のボルト締付機
130の間隔、つまりドライブシャフト153の間隔と
同一である。
【0069】前記型枠取付用ボルト204は図25に示
すように、先細テーパ形状の先端部に雌ねじ206、基
端部に角柱部207を有し、基端寄り部分に雄ねじ20
8が形成してあり、その雄ねじ208にナット209が
螺合してある。型枠取付用ボルト204はナット209
よりも先端部分が型枠200の孔210に挿通されて雌
ねじ206が埋込みアンカー211に螺合する。つま
り、ボルト締付機130のボルトソケット177と角柱
部207が嵌合し、ナットソケット179とナット20
9が嵌合する。
【0070】前記ジャッキボルト205は図26に示す
ように、型枠200の縦フレーム202に固着したナッ
ト212に螺合し、先端部に当接部213が設けられ、
基端部に角柱部214が形成してある。このジャッキボ
ルト205は縦フレーム202の孔210を貫通して当
接部213が打設したコンクリートaの型枠取付面bに
当接し、打設コンクリートによって型枠200が押され
ることを予測して型枠200を所定の角度よりも若干小
さい角度に保持する。
【0071】次に作業動作を説明する。 (走行時)図27に示すように、上下揺動用シリンダ1
0を伸び作動してブーム17を上方に揺動すると共に、
前後傾動用シリンダ36を縮み作動してアウタマスト3
1を後傾して略水平姿勢としてキャリアベース40を支
持台18の上に載置する。ボルト締付機130を上部横
材100寄りに移動する。アウタマスト31に走行サポ
ート19を取付け、この走行サポート19でガイドフレ
ーム47を略水平姿勢に支持して走行時姿勢とし、下部
走行体1で走行する。なお、アウトリガ24はシリンダ
26を伸び作動して横向き姿勢とする。
【0072】前述のようにすることで全長が短かくなる
と共に、全体の重心が下部走行体1の前後中央寄りとな
るので、優れた走行安全性と走行安定性が得られる。
【0073】(型枠取り外し作業)前述の走行姿勢とし
て所定の位置に走行して停止する。上部旋回体2を略9
0度旋回して上部旋回体2を走行方向に対して略直角方
向に向ける。上下揺動用シリンダ10を縮み作動してア
ーム17を下方に揺動し、前後傾動用シリンダ36を伸
び作動してアウタマスト31を揺動して図1に示すよう
にアウタマスト31を縦向き姿勢とすると共に、ガイド
フレーム74を打設したコンクリートaの型枠取付面b
と対向した縦向き姿勢とする。
【0074】この時、アウタマスト31の垂直に対する
角度をセンサで検出し、その検出した角度に基づいて前
後傾動用シリンダ36を自動的に伸縮してアウタマスト
31が自動的に垂直姿勢となるようにしても良い。
【0075】図1に示す姿勢とした後に位置決めを行
う。 前後傾動用シリンダ36を伸縮してアウタマスト31
をブーム17に対して前後に傾動することで、アウタマ
スト31の前後方向角度を打設したコンクリートaの型
枠取付面bの角度(型枠取付角度)に合せる。この動作
はアウタマスト31の前後方向角度をセンサで検出し、
あらかじめ設定した型枠取付面bの角度となるように自
動的に制御しても良い。またセンサで検出した角度を表
示し、作業者が表示した角度を見ながら手動制御しても
良い。
【0076】これによって、アウタマスト31を打設し
たコンクリートaの型枠取付面bと同一角度とすること
ができる。すなわち、打設したコンクリートbの上面c
は水平でかつ凹凸のない平坦面とは限らないので、下部
走行体1が接地している上面cの前後方向の傾きや凹凸
によって上部旋回体2とともにアウタマスト31が前後
方向に傾斜することがある。
【0077】このために、前述のようにしてアウタマス
ト31を前後に傾動して打設したコンクリートaの上面
cがどのような状態であってもアウタマスト31が型枠
取付面bと同一角度となるように位置決めする。
【0078】回転用シリンダ16を伸縮して先端ブー
ム12を伸縮ブーム4に対して横軸回りに回転すること
で、アウタマスト31を左右方向に傾動し、左右方向に
垂直とする。この動作はアウタマスト31の左右方向角
度をセンサで検出し、自動的に制御しても良い。またセ
ンサで検出した角度を表示し、作業者が表示した角度を
見ながら手動制御しても良い。
【0079】これによって、アウタマスト31を左右方
向に垂直とすることができる。すなわち、打設したコン
クリートbの上面cは水平でかつ凹凸のない平坦面とは
限らないので、下部走行体1が接地している上面cの左
右方向の傾きや凹凸によって上部旋回体2とともにアウ
タマスト31が左右方向に傾斜することがある。
【0080】このために、前述のようにしてアウタマス
ト31を左右に傾動して打設したコンクリートaの上面
cがどのような状態であってもアウタマスト31を左右
方向に垂直に位置決めする。
【0081】伸縮用シリンダ7を伸縮してインナーブ
ーム6をアウターブーム5に対して前後に移動し、アウ
タマスト31とともに全体を前後方向に移動すること
で、型枠吊り下げ機構60の型枠支持ピン63を型枠2
00のピン孔203と前後方向に同一位置に位置決めす
る。
【0082】つまり、下部走行体1で走行して型枠支持
ピン63を型枠200のピン孔203と前後方向に同一
位置とすることは困難であるから、下部走行体1を停止
した状態で前述のようにして型枠支持ピン63を型枠2
00のピン孔203と前後方向に同一位置に位置決めす
る。
【0083】横行用シリンダ48を伸縮して横行フレ
ーム41をキャリアベース40に対して左右方向に移動
する。これによってキャリア42とともに型枠吊り下げ
機構60が左右方向に移動し、その型枠吊り下げ機構6
0を型枠200のピン孔203と左右方向に同一位置に
位置決めする。
【0084】つまり、下部走行体1で走行して型枠吊り
下げ機構60を型枠200のピン孔203と左右方向に
同一位置とすることは困難であるから、下部走行体1を
停止した状態で前述のようにして型枠吊り下げ機構60
を型枠200のピン孔203と左右方向に同一位置に位
置決めする。
【0085】キャリア揺動用シリンダ59を伸縮して
キャリア42を横行フレーム41に対して縦軸回りに左
右に揺動し、型枠吊り下げ機構60の型枠支持ピン63
の左右方向に向う角度を変えて型枠200のピン孔20
3の左右方向中心線と型枠支持ピン200の軸心を一直
線状に位置決めする。
【0086】つまり、下部走行体1を走行したり、上部
旋回体2を旋回して型枠支持ピン63の軸心を型枠20
0のピン孔203の左右方向に向う中心線と一直線状に
位置決めすることは困難であり、前述のようにして型枠
支持ピン63の軸心を型枠200のピン孔203の左右
方向に向う中心線と一直線に位置決めする。
【0087】以上の各位置決め動作の時にアウトリガ2
4が邪魔であればシリンダ26を伸び作動してアウトリ
ガ24を横向き姿勢とする。
【0088】前述のように各位置決め動作が終了した
ら、シリンダ26を縮み作動してアウトリガ24を縦向
き姿勢とし、アウトリガシリンダ21でパッド23を下
方に移動して打設したコンクリートaの上面cに接す
る。これによって、アウタマスト31をしっかりと打設
したコンクリートaの上面cに支持することができる。
【0089】型枠吊り下げ機構60の型枠吊り下げ支持
用シリンダ64を縮み作動して型枠支持ピン63を縦片
61のピン孔62から抜き出しする。
【0090】マストシリンダ33のピストンロッド33
aを縮み作動してインナマスト32をアウタマスト31
に沿って下降し、かつ昇降体34をインナマスト32に
沿って下降する。これにより、キャリア42とともに型
枠吊り下げ機構60が下方に移動し、図6に仮想線で示
すように一対の縦片61が型枠200の縦フレーム20
2の上部左右両側まで下降すると共に、型枠支持ピン6
3とピン孔203を同一高さとする。
【0091】型枠吊り下げ支持用シリンダ64を伸び作
動して型枠支持ピン63を縦片61のピン孔63と縦フ
レーム202のピン孔203に嵌挿してキャリア42と
型枠200を連結する。これによって、型枠200はキ
ャリア42の下部に左右方向及び前後方向に変位可能に
吊り下げ支持される。
【0092】昇降用モータ122を駆動してボルト締付
機取付台120とともにボルト締付機130を上下方向
に移動すると共に、モータ90を駆動してガイドフレー
ムベース70をキャリヤ42に対して左右に移動し、ガ
イドフレーム取付体71、ガイドフレーム74を左右に
移動してボルト締付機取付台120とともにボルト締付
機130を左右に移動することで、ボルト締付機130
のナットソケット179を型枠取付用ボルト204に位
置合せする。
【0093】この位置合せは図16に仮想線で示すよう
に、ナット締付機取付台120に上下方向に向う第1カ
メラ220と左右方向に向う第2カメラ221をボルト
締付機130のナットソケット179の中心に向けてそ
れぞれ取付け、その映像で位置合せする。例えば第1カ
メラ220でナットソケット179と型枠取付用ボルト
204を上下方向から撮影し、その映像で作業者が左右
方向の位置ずれを判断し、前述のようにボルト締付機1
30を左右方向に移動する操作を行う。
【0094】第2カメラ221でナットソケット179
と型枠取付用ボルト204を左右方向から撮影し、その
映像で作業者が上下方向の位置ずれを判断し、前述のよ
うにボルト締付機130を上下方向に移動する操作を行
う。
【0095】図17に示す第1シリンダ134のピスト
ンロッド135を伸び作動してベース133を前方(型
枠200に向う方向)に移動し、図28に示すようにナ
ットソケット179をナット209に嵌合する。この
時、ボルトソケット177と角柱部207は離隔してい
る。この状態で駆動モータ161を駆動してドライブシ
ャフト153を回転することでナットソケット179に
よりナット209を弛める。ナット209が弛むことで
ナットソケット179に後方(型枠200と離れる方
向)に向う力が作用し、その力でベース133がスプリ
ング140に抗して後方に移動し、ナット209が図2
9に示すように型枠200から離れる。これによって型
枠取付用ボルト204が型枠200に対して回転可能と
なる。
【0096】図17に示す第2シリンダ169のピスト
ンロッド170を伸び作動してスプライン軸167とと
もにボルトソケット177を前方に移動して図29に示
すように型枠取付用ボルト204の角柱部207とボル
トソケット177を嵌合する。型枠取付用ボルト204
の角柱部207はマグネット178でボルトソケット1
77に吸着保持される。
【0097】第1シリンダ134のピストンロッド13
5を縮み作動してベース133を後方に若干移動し、図
30に示すようにナットソケット179をナット209
から離隔する。
【0098】この状態で駆動モータ161でドライブシ
ャフト153を回転すると、スプライン軸167を介し
てボルトソケット177が回転し、型枠取付用ボルト2
04を弛めて埋込みアンカー211から分離する。型枠
取付用ボルト204を弛めることでボルトソケット17
7には後方に向う力が作用するので、前述と同様にベー
ス133がスプリング140に抗して図31に示すよう
に若干後方に移動する。
【0099】図31に示すように、型枠取付用ボルト2
04が埋込みアンカー211から分離した状態では型枠
取付用ボルト204の先端部が打設したコンクリートa
における型枠取付用ボルト埋設により生じた穴d内に突
出している。このために型枠200を真上に移動できな
い。
【0100】埋込みアンカー211から分離された型枠
取付用ボルト204はマグネット178でボルトソケッ
ト177に吸着保持される。そこで、第2シリンダ16
9のピストンロッド170を縮み作動してスプライン軸
167とともにボルトソケット177を後方に移動し、
型枠取付用ボルト204を後方に移動して図32に示す
ように前述の穴dから抜き出す。
【0101】この後に図33に示すように第1シリンダ
134のピストンロッド135を縮み作動してベース1
33を後方に移動すると共に、第2シリンダ169のピ
ストンロッド170を縮み作動してボルトソケット17
7を後方に移動し、型枠取付用ボルト204とナットソ
ケット179を分離する。
【0102】前述のようにして型枠取付用ボルト204
を外したら、前述と同様の動作を繰り返して残りの型枠
取付用ボルト204を外す。
【0103】全ての型枠取付用ボルト204を外した
ら、マストシリンダ33のピストンロッド33aを伸び
作動してインナマスト32、昇降体34を上昇し、型枠
吊り下げ機構60を上方に移動して型枠200を吊り上
げ、打設したコンクリートaの型枠取付面b及び隣り合
う型枠に沿って上方に移動する。
【0104】この時、型枠吊り下げ機構60に対して型
枠200が前後、左右に変位可能であるから、昇降体3
4の移動軌跡が打設したコンクリートaの型枠取付面
b、隣り合う型枠に対してある程度誤差があっても型枠
200を打設したコンクリートaの型枠取付面b、隣り
合う型枠に沿ってスムーズに上方に移動できる。
【0105】型枠200を上方移動して最下部の型枠取
付用ボルト204を、打設したコンクリートaに形成さ
れた穴dにおける最上部の穴dと位置合せし、その型枠
取付用ボルト204をボルト締付機130で埋込みアン
カー211に螺合して型枠200の下部を型枠取付面b
に取付ける。これによって型枠200の上部寄りが打設
したコンクリートaの上面cよりも上方に突出した状態
で据付けられる。
【0106】ボルト締付機130で型枠取付用ボルト2
04を埋め込みアンカー211に螺合するには、前述と
は反対にボルトソケット177で回転して雌ねじ206
を埋め込みアンカー211に螺合する。この後にナット
ソケット179でナット209を回転して型枠200の
前面に押しつけて型枠取付用ボルト204を型枠200
に固定する。
【0107】前述の各作業が終了したら図27に示す走
行姿勢として待機場所まで走行する。
【0108】(コンクリートの打設作業)作業者が手作
業で型枠取付用ボルト204に埋め込みアンカー211
を螺合する。この後にコンクリートを打設する。
【0109】型枠据付機をクレーンで吊り上げ移動する
場合には、図34に示すように昇降体34を下方に移動
し、ガイドフレーム上下揺動用シリンダ73を伸び作動
してガイドフレーム74を斜め横向き姿勢とする。この
状態でガイドフレーム74の上横部材100の孔230
と下横部材101の孔231にクレーンのワイヤ232
を連結し、ガイドフレーム74を吊り下げ支持する。
【0110】前述の状態で第2連結手段76のピン11
4を抜き、クレーンのワイヤ232でガイドフレーム7
4を吊り上げ、第1連結手段75のフック109をピン
107から離脱する。これにより、ガイドフレーム74
を分離してクレーンで吊り上げ移動する。
【0111】ガイドフレーム74を連結する場合には第
1連結手段75のフック109をピン107に係合して
位置決めし、その後に第2連結手段76のピン114を
挿入して連結する。
【0112】このようであるから、車体側部分とガイド
フレーム74に簡単に分割できるし、簡単に連結でき
る。したがって、型枠据付機を小型のクレーンで吊り上
げ移動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】型枠据付機の全体側面図である。
【図2】ブーム部分の詳細側面図である。
【図3】ブーム部分の一部破断正面図である。
【図4】キャリアベースの正面図である。
【図5】キャリア取付部の詳細側面図である。
【図6】キャリア取付部の詳細正面図である。
【図7】キャリア取付部の詳細平面図である。
【図8】横行フレームの正面図である。
【図9】キャリアの正面図である。
【図10】図6のA−A断面図である。
【図11】キャリアにガイドフレームを取付けた部分の
詳細側面図である。
【図12】図11の正面図である。
【図13】第1連結手段の分解斜視図である。
【図14】第2連結手段の詳細側面図である。
【図15】第2連結手段の断面図である。
【図16】ガイドフレームの下方部分の詳細正面図であ
る。
【図17】ボルト締付機の縦断面図である。
【図18】図17のB−B断面図である。
【図19】図17のC−C断面図である。
【図20】フレキシブルジョイントの従動側プレートの
正面図である。
【図21】フレキシブルジョイントの駆動側筒状体の正
面図である。
【図22】ガイドフレームの点検架台部分の側面図であ
る。
【図23】図22の平面図である。
【図24】型枠の正面図である。
【図25】型枠取付用ボルトの説明図である。
【図26】ジャッキボルトの説明図である。
【図27】走行姿勢の型枠据付機の側面図である。
【図28】ボルト締付機の動作説明図である。
【図29】ボルト締付機の動作説明図である。
【図30】ボルト締付機の動作説明図である。
【図31】ボルト締付機の動作説明図である。
【図32】ボルト締付機の動作説明図である。
【図33】ボルト締付機の動作説明図である。
【図34】ガイドフレームの分解説明図である。
【符号の説明】
1…下部走行体 2…上部旋回体 3…移動台車 4…伸縮ブーム 10…上下揺動用シリンダ 12…先端ブーム 16…回転用シリンダ 17…ブーム 24…アウトリガ 30…昇降機構 34…昇降体 36…前後傾動用シリンダ 40…キャリアベース 41…横行フレーム 42…キャリア 48…横行用シリンダ 59…キャリア揺動用シリンダ 60…型枠吊下げ機構 61…縦片 62…ピン孔 63…型枠支持ピン 64…型枠支持用シリンダ 70…ガイドフレームベース 71…ガイドフレーム取付体 73…ガイドフレーム上下揺動用シリンダ 74…ガイドフレーム 75…第1連結手段 76…第2連結手段 90…モータ 91…スプロケット 92…チェーン 120…ボルト締付機取付台 122…モータ 130…ボルト締付機 131…機台 133…ベース 134…第1シリンダ 141…ドライブシャフト支持体 142…フロート機構 153…ドライブシャフト 154…フレキシブルジョイント 155…従動側プレート 157…駆動側筒状体 165…ドライブシャフト駆動源 167…スプライン軸 169…第2シリンダ 168…フローティングジョイント 177…ボルトソケット 179…ナットソケット 181…歩行架台 182…点検架台 187…ピン 188…支持ステー 200…型枠 201…プレート 202…縦フレーム 203…ピン孔 204…型枠取付用ボルト 205…ジャッキボルト 206…雌ねじ 207…角柱部 208…雄ねじ 209…ナット 210…孔 211…埋め込みアンカー 212…ナット 213…当接部 214…角柱部 220…第1カメラ 221…第2カメラ 230…孔 231…孔 232…クレーンのワイヤ
フロントページの続き (72)発明者 矢作 健治 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設株 式会社内 (72)発明者 多々良 敏夫 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設株 式会社内 (72)発明者 珍田 彰 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会社 小松製作所本社内 (72)発明者 銘苅 春信 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 コ マツエンジニアリング株式会社川崎事業所 内 (72)発明者 滝口 幹久 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 コ マツエンジニアリング株式会社川崎事業所 内 Fターム(参考) 2E177 FA05 FA09 FA10 FB02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体(1)に上部旋回体(2)を
    旋回自在に取付けた移動台車(3)と、 前記上部旋回体(2)に上下揺動自在に取付けたブーム
    (17)と、 前記ブーム(17)に取付けた昇降機構(30)と、 この昇降機構(30)の昇降体(34)に取付けたキャ
    リア(42)と、 このキャリア(42)に取付けられ、型枠(200)を
    前後・左右方向に変位可能に吊り下げ支持する型枠吊り
    下げ機構(60)と、 前記キャリア(42)に取付けたガイドフレーム(7
    4)と、 このガイドフレーム(74)に沿って昇降し型枠取付用
    ボルト(204)を締付け、弛めするボルト締付機(1
    30)を備えていることを特徴とする型枠据付機。
  2. 【請求項2】 前記型枠吊り下げ機構(60)は、左右
    方向に向けて往復動して型枠(200)の上部に形成し
    たピン孔(203)に挿入、離脱する型枠支持ピン(6
    3)を備えている請求項1記載の型枠据付機。
  3. 【請求項3】 ブーム(17)は、前後方向に伸縮する
    伸縮ブーム(4)と、この伸縮ブーム(4)に横軸回り
    に左右回転自在に取付けた先端ブーム(12)を備え、 この先端ブーム(12)に昇降機構(30)を前後方向
    に傾動自在に取付け、 昇降機構(30)の昇降体(34)にキャリア(42)
    を、左右方向に移動自在で、かつ縦軸を中心として左右
    に揺動自在に取付けた請求項2記載の型枠据付機。
  4. 【請求項4】 キャリア(42)にガイドフレーム(7
    4)を左右移動自在に取付けた請求項1又は2又は3記
    載の型枠据付機。
  5. 【請求項5】 機台(131)と、この機台(131)
    に移動自在に設けたベース(133)と、このベース
    (133)にフロート機構(142)で任意方向に変位
    可能に取付けたドライブシャフト支持体(141)と、
    このドライブシャフト支持体(141)に回転自在に支
    承した中空形状のドライブシャフト(153)と、前記
    ベース(133)に取付けたドライブシャフト駆動源
    (165)と、このドライブシャフト駆動源(165)
    の出力側と前記ドライブシャフト(153)を変位可能
    に連結するフレキシブルジョイント(154)と、前記
    ドライブシャフト(153)内に相対回転しないで軸方
    向に移動可能に設けられ型枠取付用ボルト(204)の
    角柱部(207)に嵌合するボルトソケット(177)
    と、前記ドライブシャフト(153)に設けられ型枠取
    付用ボルト(204)を型枠(200)に固定するナッ
    ト(209)が嵌合するナットソケット(179)でボ
    ルト締付機(130)とした請求項1記載の型枠据付
    機。
  6. 【請求項6】 ボルトソケット(177)に型枠取付用
    ボルト(204)の角柱部(207)を吸着支持するマ
    グネット(178)を設け、 型枠(200)に型枠取付用ボルト(204)を軸方向
    に移動可能に設け、その型枠取付用ボルト(204)を
    埋め込みアンカー(211)に螺合するようにした請求
    項5記載の型枠据付機。
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